JP2002251693A - 車両長さ計測装置及び計測方法 - Google Patents

車両長さ計測装置及び計測方法

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JP2002251693A
JP2002251693A JP2001049769A JP2001049769A JP2002251693A JP 2002251693 A JP2002251693 A JP 2002251693A JP 2001049769 A JP2001049769 A JP 2001049769A JP 2001049769 A JP2001049769 A JP 2001049769A JP 2002251693 A JP2002251693 A JP 2002251693A
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Japan
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magnetic sensor
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vehicle length
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Hisaya Iwata
尚也 岩田
博 ▲高▼橋
Hiroshi Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】降雨、積雪、ゴミ等の影響を受けにくく、視界
に影響されないで、迅速、且つ正確に車両長さを計測す
る。 【解決手段】車両の進行方向に対して略水平方向に感度
方向が設定された第1磁気センサ3、3’と、それと略
垂直方向に感度方向が設定された第2磁気センサ4、
4’と、第1磁気センサ3、3’から出力されるアナロ
グ信号をディジタル信号に変換するためのアナログ/デ
ィジタル変換器6と、車両プロファイルデータpを保存
するメモリ8と、車両の車速を計測する車速計測手段7
と、第2磁気センサによる検出窓W内の車両プロファイ
ルデータpと車速とに基づいて車両長さを算出するCP
U9とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両長
さを計測するための車両長さ計測装置及び計測方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、道路を走行する自動車等の車
両の長さを計測するための車両長さ計測装置として様々
な方式のものがある。その一例として、車両のナンバー
プレートに記載された事項から車両長を判別する装置が
ある。この装置では、ビデオカメラでナンバープレート
を撮像してナンバープレートのイメージデータを取得
し、該イメージデータから自動車の種類及び用途による
分類番号を読み出し、その情報をもとに、車両長を決定
している。具体的には、貨物自動車、乗用自動車、大型
特殊自動車等の分類により、車両長を選択的に算出して
いる。
【0003】然るに、前記車両長さ計測装置は、ナンバ
ープレートの分類番号を元に車両長を選択しているので
あって車両自体を計測しておらず、該分類番号は車両長
をもっぱら表すものではないと同時に区分が大まかであ
ることから、正確な車両長測定は到底困難であるととも
に、走行中の車両のナンバープレートのみを夜間や雨中
に視界に影響されることなく正確に撮像することは難し
く、正確に分類番号を読み出して車両の長さを選択する
のは困難である。
【0004】かかる事情により、本出願人は、鋼材が通
過する際に変動する地磁気を磁気センサにてアナログ信
号波として検知すれば、おおよそ正弦波状の波形として
観測されるので、その鋼材の通過時間は出力された正弦
波の1/2で求められ、更に鋼材の速度をも求めること
によって当該鋼材の長さが算出できることに着目し、磁
気センサを路面下に埋め込んで、その上を通過する車両
の長さを求めることを検討するに至った。磁気センサで
計測すれば、降雨、積雪、ゴミ等の影響を受けにくく、
視界に影響されないからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記磁
気センサにより車両長さを検出するには、当該磁気セン
サの感度方向を路面に対して水平方向に設定し、車両の
通過に伴う地磁気の変位を検出するため、以下の問題が
あった。即ち、路面に対して水平方向の地磁気の変位
は、車両接近のかなり手前から始まり、車両通過後かな
り距離が離れるまで続くことが実験的に分かっており、
どの範囲の波形が車両の長さに比例する周期を持った正
弦波にあたるのかが不明瞭となってしまい、常に迅速且
つ正確な車両長さの計測を行うのが困難であるという問
題があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、降雨、積雪、ゴミ等の影響を受けにくく、視
界に影響されないで、迅速、且つ正確に車両長さを計測
することができる車両長さ計測装置及び計測方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車両が通行する場所及びその近傍に設置され、車両の進
行方向に対して略水平方向に感度方向が設定された第1
磁気センサと、該第1磁気センサに近接して設置され、
当該第1磁気センサの感度方向に対して略垂直方向に感
度方向が設定された第2磁気センサと、前記第1磁気セ
ンサから出力されるアナログ信号をディジタル信号に変
換するためのアナログ/ディジタル変換器と、該アナロ
グ/ディジタル変換器のディジタル信号を車両プロファ
イルデータとして保存する記憶手段と、前記第1磁気セ
ンサ及び第2磁気センサ上を通過する車両の車速を計測
する車速計測手段とを備えた車両長さ計測装置であっ
て、前記第2磁気センサによる信号を検出した区間にお
ける第1磁気センサの車両プロファイルデータ及び前記
車速計測手段により計測された車速に基づいて車両長さ
を算出する演算手段を備えたことを特徴とする。
【0008】かかる構成によれば、第2磁気センサによ
って車両の接近を検出した時点から車両の離間を検出し
た時点の間を第1磁気センサの出力に対する検出窓と
し、この検出窓内の車両プロファイルデータのみを対象
として演算手段にて車両長さを演算する。即ち、検出窓
内の車両プロファイルデータには、車両の長さに比例す
る周期を持った正弦波が必ず存在し、この周期と車速測
定手段で求めた車速とにより車両長さが算出されるので
ある。
【0009】請求項2記載の発明は、前記演算手段が、
前記車両プロファイルデータからアナログ信号波形の先
頭のピークと最終のピークとを検出し、前記先頭のピー
クと最終のピークとの間隔と前記車速測定手段により計
測された車速とに基づいて車両長さを算出することを特
徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、前記磁気センサ
が、GMR磁気センサであることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、車両の進行方向に
対して略水平方向に感度方向が設定された第1磁気セン
サと、当該第1磁気センサの感度方向に対して略垂直方
向に感度方向が設定された第2磁気センサとを互いに近
接させ、車両が通行する場所及びその近傍に設置してお
くとともに、これら第1磁気センサ及び第2磁気センサ
の検出範囲内で車両を通過させ、前記第1磁気センサか
ら出力されるアナログ信号をディジタル変換した後、生
成されたディジタル信号を車両プロファイルデータとし
て一旦記憶して車両長さを算出する車両長さ計測方法で
あって、第2磁気センサによる信号を検出した区間にお
ける前記第1磁気センサの車両プロファイルデータと別
途求めた車速とに基づいて車両長さを算出することを特
徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、前記車両プロファ
イルデータからアナログ信号波形の先頭のピークと最終
のピークとを検出し、前記先頭のピークと最終のピーク
との間隔と前記車速とに基づいて車両長さを算出するこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明に
係る車両長さ計測装置の一例を示す構成図である。図2
は同車両長計測装置の動作を示すフローチャート、図3
は同車両プロファイルデータの一例を示すグラフ、図4
は同車両プロファイルデータを示すグラフの要部拡大図
である。
【0014】図1に示すように、車両長さ計測装置1は
自動車等の車両2の速度を計測するための装置であり、
CPU(中央演算装置:central processing unit)
9、車速計測用FPGA5、メモリ8,表示装置10,
キーボード11及び外部に接続された第1磁気センサ3
及び第2磁気センサ4により構成されている。
【0015】第1磁気センサ3、3’及び第2磁気セン
サ4、4’は、GMR(giant magnetoresistive hea
d)センサやフラックスゲート磁気センサ、或いは磁気
抵抗素子、超電導量子干渉素子、ホール素子を用いた磁
気センサ等、周囲の磁気的変位に伴う電圧を生じさせ、
アナログ的電気信号(アナログ信号)に変換するための
センサである。これら磁気センサは、第1磁気センサ3
とこれに近接した第2磁気センサ4、第1磁気センサ
3’とこれに近接した第2磁気センサ4’をそれぞれ組
として2組が、所道路の車線のほぼ中央の路面に、車両
2の進行方向に前後するように埋設されている。尚、第
1磁気センサ3、3’及び第2磁気センサ4、4’の設
置に関しては路面に埋設する場合に限られるものではな
く、走行する車両の近傍に磁気センサを設置すればよ
い。例えば、第1磁気センサ3、3’及び第2磁気セン
サ4、4’を路面上に固定したり、トンネルの壁、トン
ネルの天井、防音壁、その他の各種支柱等に埋設若しく
は固定したりすることが可能である。
【0016】ここで、地磁気の分布は、地面に対して並
行な成分と角度を持った成分との2種の成分が認められ
るのであるが、磁気センサで地磁気の変位を検知する際
には、特定の単一方向に対して最高感度を示すように設
定されるのが通常である。本実施形態においては、第1
磁気センサ3の感度方向が路面に対して略水平方向に設
定されているとともに、第2磁気センサ4の感度方向が
路面に対して略垂直方向に設定されている。
【0017】路面(地面)に対して水平方向(即ち、車
両の進行方向)の地磁気の変位は、車両2の接近のかな
り手前から始まり、通過後かなり離間するまで車両通過
の影響が続くのに対し、路面に対して垂直方向の地磁気
の変位は、通過車両2の直近から始まり、通過直後に終
了するのが特徴である。そして、路面に対して水平方向
の地磁気の変位に伴う第1磁気センサ3による出力は、
例えば図3のような波形となり、路面に対して垂直方向
の地磁気の変位に伴う第2磁気センサ4による出力も同
様の波形を有している。
【0018】車速計測用FPGA5は、車速計測手段7
及びA/D変換器6を備えたFPGA(field programm
able gate array)である。A/D変換器6は、アナロ
グ/ディジタル変換器であり、第1磁気センサ3、3’
及び第2磁気センサ4、4’から出力されたアナログ信
号を、サンプリングして車速計測手段7及びCPU9が
演算処理可能なディジタル信号にするためのものであ
る。車速計測手段7は、A/D変換器6で生成された第
1磁気センサ3、3’からの信号により車両2の車速を
算出し、CPU9に車速を報知するものである。
【0019】メモリ8は、車速計測用FPGA5内のA
/D変換器6から出力されたディジタル信号を記憶・格
納するためのものである。メモリ8は、アドレスで区切
られた区画が多数用意され、その1つ1つの区画にディ
ジタル値が格納される。各アドレスに格納されるディジ
タル値の時間間隔は、A/D変換器6のサンプリング周
波数によって決まる。尚、メモリ8に格納されたデータ
は、車両2が第1磁気センサ3を通過したときの車両プ
ロファイルデータpである。
【0020】CPU9は、車両長さ計測装置1全体の制
御を行うマイクロプロセッサであり、車両2の車両長を
最終的に算出する演算手段としての役割を果たしてい
る。CPU9は、車両長さの算出に必要な数値情報を接
続されたキーボード11から取り込み、算出された車両
長さを接続された表示装置10により表示する。キーボ
ード11から入力する値としては、例えば、波形の分類
による補正値が挙げられる。尚、表示装置10は、単に
CRTや液晶等の画面表示だけではなく、ケーブルや無
線等による外部出力、プリンタによる印刷等も含めた表
示・出力手段とする。
【0021】次に、本実施例の車両長さ計測装置1の動
作を説明する。尚、以後の本実施の形態の説明におい
て、括弧内のSではじまる符号は図2のフローチャート
の符号に対応している。まず、前後に埋設された第1磁
気センサ3、3’の上を車両2が通過する(図1矢印
a)。すると、第1磁気センサ3からは、図3に示すよ
うな信号が出力される。
【0022】それぞれの磁気センサ3、3’、4及び
4’から出力されたアナログ信号をA/D変換器6でデ
ィジタル信号に変換するとともに、図3に示すように、
第2磁気センサ4、4’から出力された信号における車
両2の接近、離間を示す信号の検出期間を第1磁気セン
サ3の出力に対する検出窓Wとする(S100)(即
ち、検出窓Wとは、第2磁気センサ4、4’による信号
の検出区間を指す。)そして、検出窓W内における第1
磁気センサ3、3’の出力を車両プロファイルデータp
としてメモリ8に格納する(S101)と共に、車速計
測手段7に送る。即ち、車両プロファイルデータp、q
は、磁気センサで取得した車両特有の出力電圧をディジ
タル情報として格納したものである。
【0023】車速計測手段7では、第1磁気センサ3,
3’から出力された2つの信号の位相差と磁気センサ
3,3’の間隔により車速を算出する。なお、車速の算
出方法は、位相差を用いる方法に限られるものではな
く、また、磁気センサ3,3’による計測ではなく、例
えばマイクロ波を使用するなど他の手段による方法であ
ってもよい。
【0024】次に、CPU9におけるプログラマブルな
演算手段を用いて、車両プロファイルデータpから図3
に示すような先頭のピークp1及び最終のピークp2を
検出する(S200)。車両プロファイルデータpを先
頭から順次時間微分して、そのデータ位置における波形
の傾きを調べる(S201)。次に、直前に行った微分
の結果と今回の微分の結果とを比較して(S202)、
傾きの極性が反転しているかどうかを調べる(S20
3)。
【0025】極性が反転していない場合には、次のデー
タを読み出し微分を行い、前回の微分結果と比較する
(S203)。比較の結果、極性が反転している場合に
は、反転直前のデータをピークと認識する(S20
4)。以上のような微分と比較の作業を最終のデータま
で繰り返すことにより、車両プロファイルデータpのピ
ークを検出する。尚、車両プロファイルデータpを微分
することによりピークを正確に検出でき、より正確な車
両長の算出が可能である。
【0026】上記の方法で検出されたピークのうち、最
初に検出されたピークを先頭のピークp1とし、最後に
検出されたピークを最終のピークp2として定めること
を原則とするが、以下のような場合には、最初に検出さ
れたピークではなく、次に続く所定仕様のピークを先頭
のピークとする。具体的には、図4(a)に示すよう
に、最初に検出されたピークp0以降の波形は、レベル
Lv1下がった後に再び上昇し、ピークp1となる場合
がある。
【0027】このような場合には、ピークp0を先頭の
ピークと判断するよりも、ピークp1を真の先頭のピー
クとする方が妥当と考えられ、ピークp1を先頭のピー
クと判断する。尚、レベルLv1は、車両プロファイル
データpの全体の振幅等を考慮して、決定するものとす
る。尚、レベルLv1の振幅が繰り返された場合には、
レベルLv1よりも大きな振幅を持った谷を有するピー
クを先頭のピークと定めることとする。ノイズ等で生じ
た小さく不確かなピークの誤検出を防止し、真の先頭の
ピークにより正確な正確な車両長の算出が可能である。
【0028】また、以下のような場合には、最後に検出
されたピークではなく、それより前の所定仕様のピーク
を最終のピークとする。具体的には、図4(b)に示す
ように、車両プロファイルデータpを後方のデータから
前方に見た場合において、最初(後方から最初に)に検
出されたピークp3以降の波形は、レベルLv2上がっ
た後に再び下降し、ピークp2となる場合がある。
【0029】このような場合には、ピークp3を最終の
ピークと判断するよりも、ピークp2を真の最終のピー
クとする方が妥当と考えられ、ピークp2を最終のピー
クと判断する。尚、レベルLv2は、車両プロファイル
データpの全体の振幅等を考慮して、決定するものとす
る。尚、レベルLv2の振幅が繰り返された場合には、
レベルLv2よりも大きな振幅を持った谷を有するピー
クを最終のピークと定めることとする。
【0030】次に、車両長の算出を、(先頭のピークp
1と最終のピークp2との間隔)×(車速計測手段7で
取得した車速)=(車両長)の式で算出する(S10
2)。例えば、先頭のピークp1と最終のピークp2と
の間隔が180msで車速が80km/hの場合には、
(180ms)×(80km/h)=(4.0m)とな
り、車両長は4mと算出される。尚、適宜の補正値(例
えば上述した分類による補正)を算出した車両長さに加
算してもよい。例えば、車両長が4.0mで、補正値が
+0.5mであった場合には、(4.0m)+(+0.
5m)=(4.5m)となり、補正後の車両長は4.5
mとなる。
【0031】本実施例の車両長さ計測装置によれば、検
出窓W内における第1磁気センサ3の出力のみを車両プ
ロファイルデータpとしているので、迅速に対象とする
正弦波を検出することができ、例えば第1磁気センサ
3、3’の出力にしきい値を設定し、このしきい値を超
えるか否かで対象の正弦波を検出するものに比べ、正確
な測定を行うことができる。
【0032】また、磁気的変化を検出する磁気センサを
用いていることから、降雨、積雪、ゴミ等の障害物の影
響を受けにくく、正確な車両プロファイルデータpを生
成可能であり、高精度な車両長が可能である。また、磁
気センサが路面に埋設されていることから、道路の路肩
の有無等周囲の環境に関わらず車両長の計測が可能であ
る。
【0033】
【発明の効果】請求項1又は請求項4の発明によれば、
磁気センサにより車両長さを計測するので、降雨、積
雪、ゴミ等の影響を受けにくく、視界に影響されないと
ともに、第2磁気センサによる信号を検出した区間にお
ける第1磁気センサの車両プロファイルデータ及び車速
に基づいて車両長さを算出しているので、迅速、且つ正
確な車両長さを計測することができる。
【0034】請求項2又は請求項5の発明によれば、車
両が第1磁気センサ上を通過した際に出力される波形が
先端及び後端に該当するピークを持つことから、第2磁
気センサによる信号を検出した区間内の先頭のピークと
最終のピークとを検出し、2つのピークの間隔を用いる
ことにより正確な車両長さを計測することができる。
【0035】請求項3の発明によれば、磁気センサとし
て汎用的なGMR磁気センサを用いているので、装置の
信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両長さ計測装置の一例を示す構
成図
【図2】同車両長さ計測装置の動作を示すフローチャー
【図3】同車両プロファイルデータの一例を示すグラフ
【図4】同車両プロファイルデータを示すグラフの要部
拡大図
【符号の説明】
1…車両長さ計測装置 2…車両 3、3’…第1磁気センサ 4、4’…第2磁気センサ 5…車速計測用FPGA 6…A/D変換器 7…車速計測手段 8…メモリ 9…CPU 10…表示装置 11…キーボード
フロントページの続き Fターム(参考) 2F063 AA12 BA11 BD15 DA05 DD05 GA01 GA52 LA12 LA19 LA25 LA29 5H180 AA01 CC17 EE07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両が通行する場所及びその近傍に設置さ
    れ、車両の進行方向に対して略水平方向に感度方向が設
    定された第1磁気センサと、 該第1磁気センサに近接して設置され、当該第1磁気セ
    ンサの感度方向に対して略垂直方向に感度方向が設定さ
    れた第2磁気センサと、 前記第1磁気センサから出力されるアナログ信号をディ
    ジタル信号に変換するためのアナログ/ディジタル変換
    器と、 該アナログ/ディジタル変換器のディジタル信号を車両
    プロファイルデータとして保存する記憶手段と、 前記第1磁気センサ及び第2磁気センサ上を通過する車
    両の車速を計測する車速計測手段と、 を備えた車両長さ計測装置であって、 前記第2磁気センサによる信号を検出した区間における
    第1磁気センサの車両プロファイルデータ及び前記車速
    計測手段により計測された車速に基づいて車両長さを算
    出する演算手段を備えたことを特徴とする車両長さ計測
    装置。
  2. 【請求項2】前記演算手段は、前記車両プロファイルデ
    ータからアナログ信号波形の先頭のピークと最終のピー
    クとを検出し、前記先頭のピークと最終のピークとの間
    隔と前記車速測定手段により計測された車速とに基づい
    て車両長さを算出することを特徴とする請求項1記載の
    車両長さ計測装置。
  3. 【請求項3】前記磁気センサは、GMR磁気センサであ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両長
    さ計測装置。
  4. 【請求項4】車両の進行方向に対して略水平方向に感度
    方向が設定された第1磁気センサと、当該第1磁気セン
    サの感度方向に対して略垂直方向に感度方向が設定され
    た第2磁気センサとを互いに近接させ、車両が通行する
    場所及びその近傍に設置しておくとともに、これら第1
    磁気センサ及び第2磁気センサの検出範囲内で車両を通
    過させ、前記第1磁気センサから出力されるアナログ信
    号をディジタル変換した後、生成されたディジタル信号
    を車両プロファイルデータとして一旦記憶して車両長さ
    を算出する車両長さ計測方法であって、第2磁気センサ
    による信号を検出した区間における前記第1磁気センサ
    の車両プロファイルデータと別途求めた車速とに基づい
    て車両長さを算出することを特徴とする車両長さ計測方
    法。
  5. 【請求項5】前記車両プロファイルデータからアナログ
    信号波形の先頭のピークと最終のピークとを検出し、前
    記先頭のピークと最終のピークとの間隔と前記車速とに
    基づいて車両長さを算出することを特徴とする請求項4
    記載の車両長さ計測方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102724A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Nec Corp 車長計測システムおよび車長計測方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102724A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Nec Corp 車長計測システムおよび車長計測方法

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