JP2002251476A - 薬剤自販機運営システム，薬剤自販機及び医療用管理装置 - Google Patents
薬剤自販機運営システム，薬剤自販機及び医療用管理装置Info
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- JP2002251476A JP2002251476A JP2001049858A JP2001049858A JP2002251476A JP 2002251476 A JP2002251476 A JP 2002251476A JP 2001049858 A JP2001049858 A JP 2001049858A JP 2001049858 A JP2001049858 A JP 2001049858A JP 2002251476 A JP2002251476 A JP 2002251476A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 病院での診療にかかる時間を短縮できるよう
にして、患者の負担を軽減する。 【解決手段】 患者宅１にある家庭用パソコン２と病院
３に設置された医療用サーバ４、及び、医療用サーバ４
と薬局５に設置された薬局用サーバ６との間は、公衆通
信回線又はインターネットにより接続されて通信可能に
なっている。診察は、家庭用パソコン２と、病院３の医
療用サーバ４とを通して行う。病院３側にいる医師は、
診断を下し必要な薬剤の処方箋を作成する。そして、作
成した処方箋は、患者の識別番号とともに、電子データ
として薬局５の薬局用サーバ６に送信する。薬局５で
は、その処方箋に従って薬剤を調合し、その患者宅１か
ら最も近くにある薬剤自販機９に入れておく。患者は、
指定された日時以降に薬剤自販機９に薬を取りに行く。
にして、患者の負担を軽減する。 【解決手段】 患者宅１にある家庭用パソコン２と病院
３に設置された医療用サーバ４、及び、医療用サーバ４
と薬局５に設置された薬局用サーバ６との間は、公衆通
信回線又はインターネットにより接続されて通信可能に
なっている。診察は、家庭用パソコン２と、病院３の医
療用サーバ４とを通して行う。病院３側にいる医師は、
診断を下し必要な薬剤の処方箋を作成する。そして、作
成した処方箋は、患者の識別番号とともに、電子データ
として薬局５の薬局用サーバ６に送信する。薬局５で
は、その処方箋に従って薬剤を調合し、その患者宅１か
ら最も近くにある薬剤自販機９に入れておく。患者は、
指定された日時以降に薬剤自販機９に薬を取りに行く。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院で処方される
薬剤を患者に受け渡すための薬剤自販機運営システム及
びそれに用いる薬剤自販機, 医療用管理装置に関するも
のである。
薬剤を患者に受け渡すための薬剤自販機運営システム及
びそれに用いる薬剤自販機, 医療用管理装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】人が病気したとき、現状では、患者が病
院に行き、医師と対面して受診する。医師は、診断結果
に基づいて必要な薬の処方箋を作る。患者は、その処方
箋により調合された薬を病院内の薬局で受け取る。そし
て、受診料及び薬代は、病院の窓口で現金で支払う。従
来は、このようにして診療及び薬剤の受け渡しが行われ
ている。
院に行き、医師と対面して受診する。医師は、診断結果
に基づいて必要な薬の処方箋を作る。患者は、その処方
箋により調合された薬を病院内の薬局で受け取る。そし
て、受診料及び薬代は、病院の窓口で現金で支払う。従
来は、このようにして診療及び薬剤の受け渡しが行われ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、高齢
化がますます進んでいるが、高齢者の病気の特徴とし
て、同じ病気のため何度も病院に通い、診断はいつも同
じで薬だけもらってくるというケースが多い。それにも
かかわらず、病院に行くと、自宅と病院とを往復する時
間、受付から診療を受けるまでの待ち時間、受診料及び
薬代を精算するまでの待ち時間、薬を受け取るまでの待
ち時間等で長時間かかり、病院に行くのが面倒になると
いう問題点があった。
化がますます進んでいるが、高齢者の病気の特徴とし
て、同じ病気のため何度も病院に通い、診断はいつも同
じで薬だけもらってくるというケースが多い。それにも
かかわらず、病院に行くと、自宅と病院とを往復する時
間、受付から診療を受けるまでの待ち時間、受診料及び
薬代を精算するまでの待ち時間、薬を受け取るまでの待
ち時間等で長時間かかり、病院に行くのが面倒になると
いう問題点があった。
【０００４】本発明は、そのような問題点を解決するこ
と、すなわち、診療にかかる時間を短縮できるようにし
て、患者の負担を軽減することを目的とするものであ
る。
と、すなわち、診療にかかる時間を短縮できるようにし
て、患者の負担を軽減することを目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項１に記載の薬剤自販機運営システムは、家庭
内に設置された家庭用情報端末と、医療機関内に設置さ
れた医療用管理装置と、薬局に設置された薬局用管理装
置と、各地に設置された薬剤自販機とを具え、前記家庭
用情報端末と薬局用管理装置は、前記医療用管理装置と
通信回線で接続された薬剤自販機運営システムであっ
て、前記家庭用情報端末は、前記医療用管理装置に対し
て人の病状を示す医療情報を送信する病状送信手段を有
しており、前記医療用管理装置は、医師が前記医療情報
に基づいて処方した薬剤の処方箋情報を前記薬局用管理
装置に送信する処方箋送信手段を有しており、前記薬局
用管理装置は、前記医療用管理装置を介して前記家庭用
情報端末に対して、前記薬剤自販機の内の特定の薬剤自
販機と、該薬剤自販機から薬剤を受け取り可能な日時を
送信する受取情報送信手段を有していることを特徴とす
る。このようにすると、診療にかかる時間が短縮され
て、患者の負担を軽減することができる。
め、請求項１に記載の薬剤自販機運営システムは、家庭
内に設置された家庭用情報端末と、医療機関内に設置さ
れた医療用管理装置と、薬局に設置された薬局用管理装
置と、各地に設置された薬剤自販機とを具え、前記家庭
用情報端末と薬局用管理装置は、前記医療用管理装置と
通信回線で接続された薬剤自販機運営システムであっ
て、前記家庭用情報端末は、前記医療用管理装置に対し
て人の病状を示す医療情報を送信する病状送信手段を有
しており、前記医療用管理装置は、医師が前記医療情報
に基づいて処方した薬剤の処方箋情報を前記薬局用管理
装置に送信する処方箋送信手段を有しており、前記薬局
用管理装置は、前記医療用管理装置を介して前記家庭用
情報端末に対して、前記薬剤自販機の内の特定の薬剤自
販機と、該薬剤自販機から薬剤を受け取り可能な日時を
送信する受取情報送信手段を有していることを特徴とす
る。このようにすると、診療にかかる時間が短縮され
て、患者の負担を軽減することができる。
【０００６】また、請求項２に記載の薬剤自販機は、請
求項１に記載の薬剤自販機運営システムにおける薬剤自
販機であって、薬剤を患者別に収納する収納手段と、受
取人を識別する受取人識別手段と、該受取人識別手段に
より識別された患者用の薬剤を前記収納手段から搬出す
る搬出手段とを具えたことを特徴とする。このようにす
ると、所定の患者に確実に薬剤を受け渡すことができ
る。
求項１に記載の薬剤自販機運営システムにおける薬剤自
販機であって、薬剤を患者別に収納する収納手段と、受
取人を識別する受取人識別手段と、該受取人識別手段に
より識別された患者用の薬剤を前記収納手段から搬出す
る搬出手段とを具えたことを特徴とする。このようにす
ると、所定の患者に確実に薬剤を受け渡すことができ
る。
【０００７】また、請求項３に記載の医療用管理装置
は、請求項１に記載の薬剤自販機運営システムにおける
医療用管理装置であって、遠隔地にある家庭用情報端末
から、人の病状を示す医療情報を受信して表示する医療
情報表示手段と、医師が前記医療情報に基づいて処方し
た薬剤の処方箋情報を前記薬局用管理装置に送信する処
方箋送信手段と、前記薬局用管理装置から、受取可能な
薬剤自販機と日時を指定する情報を受信して、前記家庭
用情報端末に送信する受取情報伝達手段とを具えたこと
を特徴とする。このようにすると、患者に来てもらうこ
となく診察と薬剤の受け渡し指示ができる。
は、請求項１に記載の薬剤自販機運営システムにおける
医療用管理装置であって、遠隔地にある家庭用情報端末
から、人の病状を示す医療情報を受信して表示する医療
情報表示手段と、医師が前記医療情報に基づいて処方し
た薬剤の処方箋情報を前記薬局用管理装置に送信する処
方箋送信手段と、前記薬局用管理装置から、受取可能な
薬剤自販機と日時を指定する情報を受信して、前記家庭
用情報端末に送信する受取情報伝達手段とを具えたこと
を特徴とする。このようにすると、患者に来てもらうこ
となく診察と薬剤の受け渡し指示ができる。
【０００８】また、請求項４に記載の薬局用管理装置
は、請求項１に記載の薬剤自販機運営システムにおける
薬局用管理装置であって、前記医療用管理装置から処方
箋情報を受信して出力する処方箋受信手段と、前記医療
用管理装置に対して、受渡し用の薬剤自販機の場所と該
薬剤自販機から薬剤を受け取り可能な日時とを示す情報
を送信する受取情報送信手段とを具えたことを特徴とす
る。このようにすると、病院とは別の場所にある薬局で
も、処方箋通りの薬剤を調合することができ、かつ、そ
れを確実に患者に受け渡すことができる。
は、請求項１に記載の薬剤自販機運営システムにおける
薬局用管理装置であって、前記医療用管理装置から処方
箋情報を受信して出力する処方箋受信手段と、前記医療
用管理装置に対して、受渡し用の薬剤自販機の場所と該
薬剤自販機から薬剤を受け取り可能な日時とを示す情報
を送信する受取情報送信手段とを具えたことを特徴とす
る。このようにすると、病院とは別の場所にある薬局で
も、処方箋通りの薬剤を調合することができ、かつ、そ
れを確実に患者に受け渡すことができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の薬剤自販
機運営システムの概念図である。患者宅１にある家庭用
パソコン２と病院３に設置された医療用サーバ４、及
び、医療用サーバ４と薬局５に設置された薬局用サーバ
６との間は、公衆通信回線又はインターネットにより接
続されて通信可能になっている。なお、図１において
は、患者宅１を１軒だけ示しているが、その他多数の家
庭に同様な家庭用パソコン２が設置されているものとす
る。
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の薬剤自販
機運営システムの概念図である。患者宅１にある家庭用
パソコン２と病院３に設置された医療用サーバ４、及
び、医療用サーバ４と薬局５に設置された薬局用サーバ
６との間は、公衆通信回線又はインターネットにより接
続されて通信可能になっている。なお、図１において
は、患者宅１を１軒だけ示しているが、その他多数の家
庭に同様な家庭用パソコン２が設置されているものとす
る。
【００１０】病院３で診療を受ける必要が生じたとき、
その患者宅１の家庭用パソコン２により、病院３の医療
用サーバ４を呼び出す。家庭用パソコン２には、その前
にいる人の状態を映すカメラ、血圧計、心電図計等、人
の病状を示す医療情報を採取し、かつ、送信するための
病状送信手段が具えられている。また、病院３側では、
医療用サーバ４の医療情報表示手段により医療情報を表
示し、医師が、該医療情報を確認し、かつ、患者と通信
により対話しながら診察する。
その患者宅１の家庭用パソコン２により、病院３の医療
用サーバ４を呼び出す。家庭用パソコン２には、その前
にいる人の状態を映すカメラ、血圧計、心電図計等、人
の病状を示す医療情報を採取し、かつ、送信するための
病状送信手段が具えられている。また、病院３側では、
医療用サーバ４の医療情報表示手段により医療情報を表
示し、医師が、該医療情報を確認し、かつ、患者と通信
により対話しながら診察する。
【００１１】医師は、そのように医療情報や患者との対
話等を通して診断を下し、必要な薬剤の処方箋を作成す
る。また、それだけでは診断が下せない場合は、患者に
病院３まできてもらって直接診察して診断を下し、必要
な薬剤の処方箋を作成する。そのようにして作成した処
方箋は、医療用サーバ４に入力し、その処方箋送信手段
によって、患者の識別番号とともに、電子データとして
薬局５の薬局用サーバ６に送信する。そして、それらの
診療費は、金融機関１０の予め登録した預金口座から自
動引落しを行って徴収する。
話等を通して診断を下し、必要な薬剤の処方箋を作成す
る。また、それだけでは診断が下せない場合は、患者に
病院３まできてもらって直接診察して診断を下し、必要
な薬剤の処方箋を作成する。そのようにして作成した処
方箋は、医療用サーバ４に入力し、その処方箋送信手段
によって、患者の識別番号とともに、電子データとして
薬局５の薬局用サーバ６に送信する。そして、それらの
診療費は、金融機関１０の予め登録した預金口座から自
動引落しを行って徴収する。
【００１２】薬局５では、薬局用サーバ６の処方箋受信
手段により処方箋の電子データを受信したら、その処方
箋に従って薬剤を調合し、その患者宅１から最も近くに
ある薬剤自販機９に入れておく。そして、薬局用サーバ
６の受取情報送信手段により、患者の識別番号と薬剤自
販機９の場所と受取可能日時とを医療用サーバ４に送信
する。医療用サーバ４では、受取情報伝達手段により、
それらの情報を患者宅１の家庭用パソコン２に送信す
る。
手段により処方箋の電子データを受信したら、その処方
箋に従って薬剤を調合し、その患者宅１から最も近くに
ある薬剤自販機９に入れておく。そして、薬局用サーバ
６の受取情報送信手段により、患者の識別番号と薬剤自
販機９の場所と受取可能日時とを医療用サーバ４に送信
する。医療用サーバ４では、受取情報伝達手段により、
それらの情報を患者宅１の家庭用パソコン２に送信す
る。
【００１３】ところで、薬剤自販機７〜９への薬剤の入
れ方として、処方箋の電子データを受信する毎に入れに
行くのでは効率が悪い。そこで、入れに行く時間を１日
に何回か決めておき、その時間になるまで調合した薬剤
をためておく。そして、所定の時間になったら、各薬剤
自販機７〜９を巡回して薬剤を順次入れていく。
れ方として、処方箋の電子データを受信する毎に入れに
行くのでは効率が悪い。そこで、入れに行く時間を１日
に何回か決めておき、その時間になるまで調合した薬剤
をためておく。そして、所定の時間になったら、各薬剤
自販機７〜９を巡回して薬剤を順次入れていく。
【００１４】図２は、本発明の薬剤自販機の一例を示す
図である。図２において、９は薬剤自販機、１０はそれ
ぞれの患者用薬剤の収納部、１１はカード挿入口、１２
はキーボード、１３は表示器、１４は硬貨投入口、１５
は紙幣投入口、１６は返却レバー、１７は硬貨返却口、
１８は薬剤取出口である。
図である。図２において、９は薬剤自販機、１０はそれ
ぞれの患者用薬剤の収納部、１１はカード挿入口、１２
はキーボード、１３は表示器、１４は硬貨投入口、１５
は紙幣投入口、１６は返却レバー、１７は硬貨返却口、
１８は薬剤取出口である。
【００１５】この薬剤自販機９に薬剤を入れる際には、
患者毎に分けてそれぞれの収納部１０に入れ、それぞれ
に対応させて患者の識別番号を入力しておく。その入力
装置は、係員以外が操作できないように自販機内部の適
当な場所に設けておく。
患者毎に分けてそれぞれの収納部１０に入れ、それぞれ
に対応させて患者の識別番号を入力しておく。その入力
装置は、係員以外が操作できないように自販機内部の適
当な場所に設けておく。
【００１６】患者が薬剤自販機９から自分用の薬剤を取
り出すには、医療用サーバ４から受信した受取日時以降
に、指定された薬剤自販機９まで行き、まず、自分の識
別番号を入力する。その入力は、キーボード１２で行っ
てもよいし、識別番号が書き込まれているカードをカー
ド挿入口１１に挿入することで行ってもよい。カードを
用いる場合は、診察カードを兼用することができる。い
ずれにしても、入力された識別番号は、薬剤自販機９の
受取人識別手段により、収納部１０に対応させて入力さ
れた患者の識別番号と照合される。その結果、一致した
ら、表示器１３に代金の投入を促すメッセージが表示さ
れる。
り出すには、医療用サーバ４から受信した受取日時以降
に、指定された薬剤自販機９まで行き、まず、自分の識
別番号を入力する。その入力は、キーボード１２で行っ
てもよいし、識別番号が書き込まれているカードをカー
ド挿入口１１に挿入することで行ってもよい。カードを
用いる場合は、診察カードを兼用することができる。い
ずれにしても、入力された識別番号は、薬剤自販機９の
受取人識別手段により、収納部１０に対応させて入力さ
れた患者の識別番号と照合される。その結果、一致した
ら、表示器１３に代金の投入を促すメッセージが表示さ
れる。
【００１７】その後、表示器１３の表示に従って硬貨投
入口１４や紙幣投入口１５から代金を投入すると、内部
の搬送装置が作動して該当する収納部１０から薬剤を取
り出して薬剤取出口１８まで搬出するので、薬剤取出口
１８から薬剤を取り出すことができる。なお、薬剤の代
金は、予め金融機関１０の預金口座番号を登録しておく
ことにより、後日、その預金口座から自動引落しするこ
ともできる。
入口１４や紙幣投入口１５から代金を投入すると、内部
の搬送装置が作動して該当する収納部１０から薬剤を取
り出して薬剤取出口１８まで搬出するので、薬剤取出口
１８から薬剤を取り出すことができる。なお、薬剤の代
金は、予め金融機関１０の預金口座番号を登録しておく
ことにより、後日、その預金口座から自動引落しするこ
ともできる。
【００１８】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次に記載するような効果を奏する。すなわ
ち、請求項１に記載の薬剤自販機運営システムは、家庭
用情報端末により、病院内等に設置された医療用管理装
置に対して人の病状を示す医療情報を送信して受診し、
医療用管理装置は、医師が前記医療情報に基づいて処方
した薬剤の処方箋情報を、薬局内に設置された薬局用管
理装置に送信する。薬局では、受診した処方箋に基づい
て薬剤を調合し、薬剤自販機に入れておき、該薬剤自販
機の場所と薬剤を受け取り可能な日時とを、医療用管理
装置を介して家庭用情報端末に送信するようにした。そ
の結果、患者は、自宅に居ながら受診でき、必要な薬も
最寄の薬剤自販機で受け取ることができ、診療にかかる
時間が短縮されて、患者の負担を軽減することができ
る。
ているので、次に記載するような効果を奏する。すなわ
ち、請求項１に記載の薬剤自販機運営システムは、家庭
用情報端末により、病院内等に設置された医療用管理装
置に対して人の病状を示す医療情報を送信して受診し、
医療用管理装置は、医師が前記医療情報に基づいて処方
した薬剤の処方箋情報を、薬局内に設置された薬局用管
理装置に送信する。薬局では、受診した処方箋に基づい
て薬剤を調合し、薬剤自販機に入れておき、該薬剤自販
機の場所と薬剤を受け取り可能な日時とを、医療用管理
装置を介して家庭用情報端末に送信するようにした。そ
の結果、患者は、自宅に居ながら受診でき、必要な薬も
最寄の薬剤自販機で受け取ることができ、診療にかかる
時間が短縮されて、患者の負担を軽減することができ
る。
【００１９】また、請求項２に記載の薬剤自販機は、薬
剤を患者別に収納する収納手段と、受取人を識別する受
取人識別手段と、該受取人識別手段により識別された患
者用の薬剤を前記収納手段から搬出する搬出手段とを具
えるようにしたので、所定の患者に確実に薬剤を受け渡
すことができる。
剤を患者別に収納する収納手段と、受取人を識別する受
取人識別手段と、該受取人識別手段により識別された患
者用の薬剤を前記収納手段から搬出する搬出手段とを具
えるようにしたので、所定の患者に確実に薬剤を受け渡
すことができる。
【００２０】また、請求項３に記載の医療用管理装置
は、遠隔地にある家庭用情報端末から、人の病状を示す
医療情報を受信して表示する医療情報表示手段と、医師
が前記医療情報に基づいて処方した薬剤の処方箋情報を
前記薬局用管理装置に送信する処方箋送信手段と、前記
薬局用管理装置から、受取可能な薬剤自販機と日時を指
定する情報を受信して、前記家庭用情報端末に送信する
受取情報伝達手段とを具えるようにしたので、患者に来
てもらうことなく診察と薬剤の受け渡し指示ができる。
は、遠隔地にある家庭用情報端末から、人の病状を示す
医療情報を受信して表示する医療情報表示手段と、医師
が前記医療情報に基づいて処方した薬剤の処方箋情報を
前記薬局用管理装置に送信する処方箋送信手段と、前記
薬局用管理装置から、受取可能な薬剤自販機と日時を指
定する情報を受信して、前記家庭用情報端末に送信する
受取情報伝達手段とを具えるようにしたので、患者に来
てもらうことなく診察と薬剤の受け渡し指示ができる。
【００２１】また、請求項４に記載の薬局用管理装置
は、請求項１に記載の薬剤自販機運営システムにおける
薬局用管理装置であって、前記医療用管理装置から処方
箋情報を受信して出力する処方箋受信手段と、前記医療
用管理装置に対して、受渡し用の薬剤自販機の場所と該
薬剤自販機から薬剤を受け取り可能な日時とを示す情報
を送信する受取情報送信手段とを具えるようにしたの
で、病院とは別の場所にある薬局でも、処方箋通りの薬
剤を調合することができ、かつ、それを確実に患者に受
け渡すことができる。
は、請求項１に記載の薬剤自販機運営システムにおける
薬局用管理装置であって、前記医療用管理装置から処方
箋情報を受信して出力する処方箋受信手段と、前記医療
用管理装置に対して、受渡し用の薬剤自販機の場所と該
薬剤自販機から薬剤を受け取り可能な日時とを示す情報
を送信する受取情報送信手段とを具えるようにしたの
で、病院とは別の場所にある薬局でも、処方箋通りの薬
剤を調合することができ、かつ、それを確実に患者に受
け渡すことができる。
【図１】本発明の薬剤自販機運営システムの概念図であ
る。
る。
【図２】本発明の薬剤自販機の一例を示す図である。
２…家庭用パソコン ４…医療用サーバ ６…薬局用サーバ ７〜９…薬剤自販機 １１…カード挿入口 １２…キーボード １３…表示器 １４…硬貨投入口 １５…紙幣投入口 １８…薬剤取出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ６１Ｊ 3/00 ３１０ Ａ６１Ｊ 3/00 ３１０Ｋ Ｇ０７Ｆ 17/00 Ｇ０７Ｆ 17/00 Ｚ
Claims (4)
- 【請求項１】 家庭内に設置された家庭用情報端末と、
医療機関内に設置された医療用管理装置と、薬局に設置
された薬局用管理装置と、各地に設置された薬剤自販機
とを具え、前記家庭用情報端末と薬局用管理装置は、前
記医療用管理装置と通信回線で接続された薬剤自販機運
営システムであって、前記家庭用情報端末は、前記医療
用管理装置に対して人の病状を示す医療情報を送信する
病状送信手段を有しており、前記医療用管理装置は、医
師が前記医療情報に基づいて処方した薬剤の処方箋情報
を前記薬局用管理装置に送信する処方箋送信手段を有し
ており、前記薬局用管理装置は、前記医療用管理装置を
介して前記家庭用情報端末に対して、前記薬剤自販機の
内の特定の薬剤自販機と、該薬剤自販機から薬剤を受け
取り可能な日時を送信する受取情報送信手段を有してい
ることを特徴とする薬剤自販機運営システム。 - 【請求項２】 請求項１に記載の薬剤自販機運営システ
ムにおける薬剤自販機であって、薬剤を患者別に収納す
る収納手段と、受取人を識別する受取人識別手段と、該
受取人識別手段により識別された患者用の薬剤を前記収
納手段から搬出する搬出手段とを具えたことを特徴とす
る薬剤自販機。 - 【請求項３】 請求項１に記載の薬剤自販機運営システ
ムにおける医療用管理装置であって、遠隔地にある家庭
用情報端末から、人の病状を示す医療情報を受信して表
示する医療情報表示手段と、医師が前記医療情報に基づ
いて処方した薬剤の処方箋情報を前記薬局用管理装置に
送信する処方箋送信手段と、前記薬局用管理装置から、
受取可能な薬剤自販機と日時を指定する情報を受信し
て、前記家庭用情報端末に送信する受取情報伝達手段と
を具えたことを特徴とする医療用管理装置。 - 【請求項４】 請求項１に記載の薬剤自販機運営システ
ムにおける薬局用管理装置であって、前記医療用管理装
置から処方箋情報を受信して出力する処方箋受信手段
と、前記医療用管理装置に対して、受渡し用の薬剤自販
機の場所と該薬剤自販機から薬剤を受け取り可能な日時
とを示す情報を送信する受取情報送信手段とを具えたこ
とを特徴とする薬局用管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001049858A JP2002251476A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 薬剤自販機運営システム，薬剤自販機及び医療用管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001049858A JP2002251476A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 薬剤自販機運営システム，薬剤自販機及び医療用管理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104376643A (zh) * | 2014-10-11 | 2015-02-25 | 江苏全天智慧科技有限公司 | 一种自动售药机的自动出药控制装置及方法 |
| CN109859405A (zh) * | 2019-03-05 | 2019-06-07 | 南京邮电大学 | 智能售药系统 |
| JP2021018700A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | 株式会社アルファロッカーシステム | ロッカーシステム |
-
2001
- 2001-02-26 JP JP2001049858A patent/JP2002251476A/ja active Pending
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| CN104376643A (zh) * | 2014-10-11 | 2015-02-25 | 江苏全天智慧科技有限公司 | 一种自动售药机的自动出药控制装置及方法 |
| CN104376643B (zh) * | 2014-10-11 | 2016-08-17 | 江苏全天智慧科技有限公司 | 一种自动售药机的自动出药控制装置及方法 |
| CN109859405A (zh) * | 2019-03-05 | 2019-06-07 | 南京邮电大学 | 智能售药系统 |
| JP2021018700A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | 株式会社アルファロッカーシステム | ロッカーシステム |
| JP7344034B2 (ja) | 2019-07-23 | 2023-09-13 | 株式会社アルファロッカーシステム | ロッカーシステム |
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