JP2002250073A - グレーチングの成形方法 - Google Patents

グレーチングの成形方法

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JP2002250073A
JP2002250073A JP2001047520A JP2001047520A JP2002250073A JP 2002250073 A JP2002250073 A JP 2002250073A JP 2001047520 A JP2001047520 A JP 2001047520A JP 2001047520 A JP2001047520 A JP 2001047520A JP 2002250073 A JP2002250073 A JP 2002250073A
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grating
cut
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bars
forming
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JP2001047520A
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Kiyouta Naito
享太 内藤
Shingo Miura
真吾 三浦
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NIMURA KK
Original Assignee
NIMURA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 並設したベアリングバー2群とベアリングバ
ー2群の上端に直交させて並設固着した連結バー4群と
ベアリングバー2の両端に固着したサイドプレート3か
ら成る方形格子体のグレーチング1を、長尺のベアリン
グバー材5から順次連続的に量産成形するにおいて、切
断スクラップを発生させることなく、かつ、成形生産性
の向上を図る。 【解決手段】 並設したベアリングバー材5に連結バー
4を固着してグレーチング1のグレーチング長Lの幅を
有する長尺のグレーチング1次素体10を成形し、続い
てグレーチング1次素体10を所要長にワンカット切断
すると共に、そのワンカット切断面をベアリングバー2
の端面と成すグレーチング2次素体20を順次成形し、
しかるのち、そのグレーチング2次素体20にサイドプ
レート3を固着し、ベアリングバー2に対する連結バー
4の配列形態が原則的に個有形態となるグレーチング1
を、同一のベアリングバー1次素体10から群として成
形する方法が特徴である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、U字溝等の上端に
装着セットする金属製方形格子体のグレーチングの成形
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】グレーチングは(図5参照)帯材の帯幅
方向を縦にして所定ピッチP1で並設したベアリングバ
ー2と、そのベアリングバー2と直交配設してベアリン
グバー2の上端に並設ピッチP2で溶着固定した連結バ
ー4を組合せると共に並設固定したベアリングバー2群
の両端にサイドプレート3を溶着固定して、そのサイド
プレート3と前端・後端のベアリングバー2によって方
形格子体にした「幅Bと長さL」から成る方形格子体の
基本形態である。
【0003】そして、そのグレーチング長Lは概ね1,
000粍程度の標準長に設定され、グレーチング幅Bは
個個に異なる多様な溝幅に対応した個有サイズに設定さ
れて、グレーチング長Lの方向に直列連鎖状に敷設され
るサイズ仕様に成っている。
【0004】そして、以上のサイズ仕様のグレーチング
1は以下の成形方法によって量産成形されている。即ち
(図4参照)概ね6,000粍長さの量産長尺帯材のベ
アリングバー材5を「成形すべきグレーチング1のベア
リングバー2の並設ピッチP1」に設定して帯幅方向を
縦方向にしてセットして、その全幅を「成形すべきグレ
ーチング1のグレーチング長L」に設定して順送し、続
いて、そのベアリングバー材5の上端に連結バー4を所
定ピッチP2で直交状に供給して溶着固定して長尺形態
のグレーチング1次素体10を成形する。
【0005】しかるのち、その順送成形工程の端末にお
いて「成形すべきグレーチング1のベアリングバー2の
長さB1の長さを有し、かつ、ベアリングバー2と連結
バー4の直交配設形状を同一にしたグレーチング2次素
体20」を順次連続的に切断分離して成形し、続いて
(図5参照)そのグレーチング2次素体20にサイドプ
レート3を溶着固定して図5(B)に示すグレーチング
1に成形する工法が採られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来のグレーチ
ングの成形方法は「ベアリングバー2と連結バー4の直
交配設形状を同一にする限定形状」に切断分離するの
で、その切断ライン6間に切断スクラップDが不可避に
発生する。従って、その切断スクラップDの発生による
資材の無駄消費をもたらすと共に、1個のグレーチング
2次素体20を切断分離するためのグレーチング1次素
体10の切断加工回数が2回となるので、グレーチング
1の加工生産性が悪く加工コスト高の要因となる。
【0007】さらに、その切断スクラップDの長さは、
同一のグレーチング1次素体10において、グレーチン
グ2次素体20の切断長B1の変化と連動して変化する
ので、多様に発生する切断長B1の変化のつど切断工程
の段取変更が必要にして工程変更が煩わしく、成形生産
性を阻害する。
【0008】本発明は、以上の従来の成形方法の難点を
解消するグレーチングの成形方法を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明のグレーチングの成形方法は「金属製方形格子
体のグレーチングを成形するにおいて、並設幅を成形す
べきグレーチング長に設定した長尺帯材のベアリングバ
ー材の上縁に、該ベアリングバー材と直交する連結バー
を所定間隔をおいて並設固着した長尺形態のグレーチン
グ1次素体を成形し、続いて該グレーチング1次素体を
所定長にワンカット切断して該ワンカット切断による分
割端面を両側端面となすグレーチング2次素体を成形
し、しかるのち、該グレーチング2次素体の前記両側端
面にサイドプレートを溶着し、並設姿勢のベアリングバ
ーに対する前記連結バーの配列形態が多様変化の個有形
態の集合からなるグレーチング群を同一の前記グレーチ
ング1次素体から量産成形する」方法が特徴である。
【0010】即ち、本発明の前記構成のグレーチングの
成形方法は、長尺帯材のベアリングバー材と連結バーに
よって長尺形態にしたグレーチング1次素体を「成形す
べきグレーチング幅の対応長に順次切断してグレーチン
グ2次素体」を成形し、しかるのち、該グレーチング2
次素体にサイドプレートを設けて所定長・所定幅のグレ
ーチングを量産成形する従来公知のグレーチングの成形
工法において、そのグレーチング1次素体からグレーチ
ング2次素体を成形する切断カットを「切断スクラップ
が生じないワンカット切断」にして、切断成形された前
記グレーチング2次素体が「同一の並設形態のベアリン
グバーに対する連結バーの並設姿勢」を切断個体毎に原
則的に異なる形態にした配列構成の群にする成形方法が
特徴である。
【0011】なお、本発明の前記構成における「ワンカ
ット切断」とは、切り直しをしない単数回切断による一
対の分離面を、そのまま有効なグレーチング端面にする
ことを意味する。
【0012】
【作用】以上の本発明のグレーチングの成形方法は、前
記のグレーチング1次素体からグレーチング2次素体を
成形するときの切断スクラップが不発生にして、かつ、
そのグレーチング2次素体を一個成形するための切断加
工回数が単数回になるので、材料の歩留性と加工生産性
が向上する。
【0013】そして、本発明の成形方法によって成形さ
れたグレーチングは、連結バーの配設形態が多様変化の
個有格子体形態となるので、グレーチングを群にして直
列連鎖状に配列したときのグレーチングの格子模様が、
従来物の画一化模様と異なる斬新意匠を呈する特有作用
がある。なお、その個有格子形態のものは、連結バーの
みの配設姿勢の相違にして、グレーチング荷重を支承す
る主要部材のベアリングバー群は同一の配設形態である
ことから、同一のグレーチング1次素体から成形された
グレーチング群は、同一の機械的性質を有して正常に機
能する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明1実施例のグレーチ
ングの成形方法を図1〜図3を参照して説明する。即
ち、図5(B)に示す「ベアリングバー2と連結バー4
とサイドプレート3から成る金属方形格子体のグレーチ
ング1」を量産成形するにおいて、長尺帯材(約6,1
00粍長さ)のベアリングバー材5を所定の並設ピッチ
P1で並設して並設両端間を「成形すべきグレーチング
1のグレーチング長L」に設定して順送すると共に、そ
のベアリングバー材5の上縁に「ベアリングバー材5と
直交する連結バー4」を順次供給して、その連結バー4
を一定の並設ピッチP2にして溶着固定した長尺形態の
グレーチング1次素体10を成形する。
【0015】続いて、そのグレーチング1次素体10の
前端部分を、成形すべきグレーチング1のベアリングバ
ー2の長さB1(グレーチング1のグレーチング幅Bか
ら、両側のサイドプレート3の板厚を減じた長さ)を切
断長にするカットライン6からワンカット切断して分離
し、そのワンカット切断の切断分離面を両端面に成し、
かつ、グレーチング1のグレーチング長Lを有して、並
設姿勢のベアリングバー2に対する連結バー4の配列形
態が原則的に個個に少量づつ変化した個有配設形態のグ
レーチング2次素体20を順次連続的に成形する。な
お、長尺のベアリングバー材5はカットライン6によっ
て切断されると、グレーチング幅Bに対応した所定長B
1のベアリングバー2に変る。
【0016】しかるのち(図2参照)そのグレーチング
2次素体20のベアリングバー2群の端面にサイドプレ
ート3を溶着固定して「グレーチング長L・グレーチン
グ幅B」の方形格子体のグレーチング1に量産成形す
る。そして、図3例示のように「ベアリングバー2群の
同一の配列形態の基において、連結バー4の配列形態が
少量づつ変化した個有配設形態のグレーチング1」を群
にしてセットしてU字溝に直列連鎖状に配設して、非連
続格子模様の集成から成るグレーチング1の敷設意匠に
して実用する。
【0017】以上の実施例のグレーチングの成形方法は
前記の作用があり、前記の従来の成形方法における切断
スクラップDの発生がなく、かつ、グレーチング1次素
体10からグレーチング2次素体20を成形するための
切断加工回数が半数化する。
【0018】そして、グレーチング1を敷設する多様サ
イズのU字溝幅に対応させて、グレーチング1次素体1
0の先端部分から前記切断長B1に順次ワンカット切断
してグレーチング2次素体20が量産成形できるので、
前記従来工法における「切断スクラップDの長さを計算
設定」して段取替えする必要が無用になり、グレーチン
グ2次素体20の切断長変更の工程変更が特段に簡素化
され、前記の切断回数の半数化と加重してグレーチング
1の成形作業性・成形生産性が一段と向上できる。
【0019】なお、本発明の成形方法におけるカットラ
イン6は、グレーチング1次素体10の先端から連結バ
ー4の存在ポイントに無関係にワンカットするものにし
て、そのカットライン6が連結バー4上に位置しても支
障はなく、そのような切断加工をしても他の連結バー4
によってベアリングバー2の並設姿勢を保持するので、
グレーチング2次素体20の形状崩れを生ずることはな
い。
【0020】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明のグレーチ
ングの成形方法は、長尺帯材のベアリングバー材を並設
して方形格子体のグレーチングを順次連続的に量産する
場合の「1次素体から2次素体」を切断成形するときの
切断スクラップの発生が無く、材料歩留を向上して資材
の無駄消費を防止する。
【0021】そして、その量産成形の成形生産性が良
く、従来の成形方法もののより、安価なグレーチングが
提供できる。以上の実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグレーチングの成形方法の1実施例の
加工工程の前半部の説明図
【図2】本発明のグレーチングの成形方法の1実施例の
加工工程の後半部の説明図
【図3】本発明のグレーチングの成形方法によって成形
したグレーチングの敷設形態を例示した平面図
【図4】従来のグレーチングの成形方法の加工工程の前
半部の説明図
【図5】従来のグレーチングの成形方法の加工工程の後
半部の説明図(A)と成形したグレーチングの斜視図
(B)
【符号の説明】
1 グレーチング 2 ベアリングバー 3 サイドプレート 4 連結バー 5 ベアリングバー材 6 切断ライン 10 グレーチング1次素体 20 グレーチング2次素体 B グレーチング幅 L グレーチング長 D 切断スクラップ P1・P2 並設ピッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製方形格子体のグレーチングを成形
    するにおいて、並設幅を成形すべきグレーチング長に設
    定した長尺帯材のベアリングバー材の上縁に、該ベアリ
    ングバー材と直交する連結バーを所定間隔をおいて並設
    固着した長尺形態のグレーチング1次素体を成形し、続
    いて該グレーチング1次素体を所定長にワンカット切断
    して該ワンカット切断による分割端面を両側端面となす
    グレーチング2次素体を成形し、しかるのち、該グレー
    チング2次素体の前記両側端面にサイドプレートを溶着
    し、並設姿勢のベアリングバーに対する前記連結バーの
    配列形態が多様変化の個有形態の集合からなるグレーチ
    ング群を同一の前記グレーチング1次素体から量産成形
    することを特徴とするグレーチングの成形方法。
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