JP2002248655A - 射出制御装置 - Google Patents

射出制御装置

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JP2002248655A
JP2002248655A JP2001050358A JP2001050358A JP2002248655A JP 2002248655 A JP2002248655 A JP 2002248655A JP 2001050358 A JP2001050358 A JP 2001050358A JP 2001050358 A JP2001050358 A JP 2001050358A JP 2002248655 A JP2002248655 A JP 2002248655A
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芳幸 今冨
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/18Feeding the material into the injection moulding apparatus, i.e. feeding the non-plastified material into the injection unit
    • B29C2045/1891Means for detecting presence or level of raw material inside feeding ducts, e.g. level sensors inside hoppers

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】加熱シリンダの内周面と成形材料との間の摩擦
抵抗を小さくする。 【解決手段】加熱シリンダ11と、スクリュー12と、
前記加熱シリンダ11に成形材料を供給する成形材料供
給手段105と、前記スクリュー12における供給部に
臨ませて配設され、溝内の成形材料を検出する成形材料
検出手段と、検出結果に対応させて、スクリュー12の
溝内に成形材料が100〔%〕満たされることがないよ
うに、前記成形材料供給手段105による成形材料の供
給量を設定する供給量設定処理手段106とを有する。
供給部においては、成形材料の状態が疎にされるので、
計量工程において加熱シリンダ11の内周面と成形材料
との間の摩擦抵抗を小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内において加熱され溶融させられた成形材料として
の樹脂を、高圧で射出して金型装置のキャビティ空間に
充填(てん)し、該キャビティ空間内において冷却して
固化させることによって成形品を得ることができるよう
になっている。
【0003】前記射出成形機は金型装置、型締装置及び
射出装置を有し、前記型締装置は、固定プラテン及び可
動プラテンを備え、型締用シリンダが可動プラテンを進
退させることによって金型装置の型閉じ、型締め及び型
開きを行う。
【0004】一方、前記射出装置は、樹脂を加熱して溶
融させる加熱シリンダ、及び該加熱シリンダの前端に取
り付けられ、溶融させられた樹脂を射出する射出ノズル
を備え、前記加熱シリンダ内にスクリューが回転自在
に、かつ、進退自在に配設される。そして、該スクリュ
ーを、後端に配設された駆動部によって前進させること
により射出ノズルから樹脂が射出され、前記駆動部によ
って回転させることにより樹脂の計量が行われる。
【0005】ところで、前記加熱シリンダに樹脂を供給
するために樹脂投入部が形成され、該樹脂投入部には、
ホッパ、開閉バルブ、案内部及びレベルゲージを備え、
該レベルゲージによって案内部における樹脂のレベルが
検出される。そして、射出及び計量が繰り返されるのに
伴って樹脂のレベルが低くなると、前記開閉バルブが開
放され、前記ホッパ内の樹脂が案内部に供給される。
【0006】また、前記スクリューは、フライト部、及
び該フライト部の前端に配設されたスクリューヘッドを
備える。そして、前記フライト部は、スクリューの本
体、すなわち、スクリュー本体の外周面に螺(ら)旋状
に形成されたフライトを備え、該フライトによって螺旋
状の溝が形成される。また、フライト部には、後方から
前方にかけて順に、ホッパから落下した樹脂が供給され
る供給部、供給された樹脂を圧縮しながら溶融させる圧
縮部、及び溶融させられた樹脂を一定量ずつ計量する計
量部が形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の射出装置においては、ホッパから落下した樹脂が供
給部に溜(た)まり、供給部における樹脂の状態が密に
なるので、計量工程において加熱シリンダの内周面と樹
脂との間の摩擦抵抗が大きくなってしまう。その結果、
スクリューを回転させるために必要なトルクが大きくな
るので、駆動部がその分大型化してしまう。
【0008】また、樹脂の状態が密になるのに伴って、
樹脂に剪(せん)断発熱が発生するので、加熱シリンダ
に配設されたヒータによる加熱量の制御を行うのが困難
になってしまう。
【0009】本発明は、前記従来の射出装置の問題点を
解決して、加熱シリンダの内周面と成形材料との間の摩
擦抵抗を小さくすることができ、スクリューを回転させ
るために必要なトルクを小さくし、駆動部を小型化する
ことができるとともに、成形材料に剪断発熱が発生する
のを防止することができ、加熱シリンダのヒータによる
加熱量の制御を容易に行うことができる射出制御装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出制御装置においては、加熱シリンダと、該加熱シリン
ダ内において回転自在に、かつ、進退自在に配設された
スクリューと、前記加熱シリンダに成形材料を供給する
成形材料供給手段と、前記スクリューにおける供給部に
臨ませて配設され、スクリューの溝内の成形材料を検出
する成形材料検出手段と、該成形材料検出手段による検
出結果に対応させて、スクリューの溝内に成形材料が1
00〔%〕満たされることがないように、前記成形材料
供給手段による成形材料の供給量を設定する供給量設定
処理手段とを有する。
【0011】本発明の他の射出制御装置においては、さ
らに、前記成形材料供給手段は、駆動手段、及び該駆動
手段を駆動することによって回転させられ、回転に伴っ
て間欠的に成形材料を供給する供給バルブを備える。
【0012】本発明の更に他の射出制御装置において
は、さらに、前記成形材料供給手段は、前記駆動手段を
駆動することによって回転させられ、回転に伴って連続
的に成形材料を供給するフィードスクリューを備える。
【0013】本発明の更に他の射出制御装置において
は、さらに、前記成形材料供給手段は、計量工程中だけ
成形材料を供給する。
【0014】本発明の更に他の射出制御装置において
は、さらに、前記加熱シリンダ内に負圧を発生させる負
圧発生手段を有する。
【0015】本発明の更に他の射出制御装置において
は、さらに、前記成形材料検出手段は、前記加熱シリン
ダの成形材料供給口の直上に配設される。
【0016】本発明の更に他の射出制御装置において
は、さらに、前記成形材料検出手段は、前記加熱シリン
ダの成形材料供給口より前方の位置に配設される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施の形態における
射出制御装置の機能ブロック図である。
【0019】図において、11は加熱シリンダ、12は
該加熱シリンダ11内において回転自在に、かつ、進退
(図における左右方向に移動)自在に配設されたスクリ
ュー、105は前記加熱シリンダ11に成形材料として
の図示されない樹脂を供給する成形材料供給手段、30
は前記スクリュー12における図示されない供給部に臨
ませて配設され、スクリュー12の図示されない溝内の
樹脂を検出する成形材料検出手段としてのホトセンサ、
106は該ホトセンサ30による検出結果に対応させ
て、前記溝内に樹脂が100〔%〕満たされることがな
いように、前記成形材料供給手段105による樹脂の供
給量を設定する供給量設定処理手段である。
【0020】図2は本発明の第1の実施の形態における
射出装置の断面図である。
【0021】図において、11はシリンダ部材としての
加熱シリンダ、12は該加熱シリンダ11内において回
転自在に、かつ、進退(図における左右方向に移動)自
在に配設された射出部材としてのスクリュー、13は前
記加熱シリンダ11の前端(図における左端)に取り付
けられた射出ノズル、14は該射出ノズル13に形成さ
れたノズル口、15は前記加熱シリンダ11の後端(図
における右端)の近傍の所定の位置に形成された成形材
料供給口としての樹脂供給口、17は該樹脂供給口15
に取り付けられ、成形材料としての図示されない樹脂を
供給するための樹脂投入部、16は該樹脂投入部17に
取り付けられた樹脂を収容するホッパである。前記加熱
シリンダ11の外周には、面状のヒータh1〜h3が配
設され、該ヒータh1〜h3を通電することによって、
前記樹脂を加熱し、溶融させることができる。
【0022】前記スクリュー12は、フライト部21、
及び該フライト部21の前端に配設されたスクリューヘ
ッド27を備える。そして、前記フライト部21は、ス
クリュー本体の外周面に螺旋状に形成されたフライト2
3を備え、該フライト23によって螺旋状の溝24が形
成される。また、フライト部21には、後方(図におけ
る右方)から前方(図における左方)にかけて順に、ホ
ッパ16から落下した樹脂が供給される供給部P1、供
給された樹脂を圧縮しながら溶融させる圧縮部P2、及
び溶融させられた樹脂を一定量ずつ計量する計量部P3
が形成される。前記溝24の底、すなわち、スクリュー
本体の外径は、供給部P1において比較的小さくされ、
圧縮部P2において後方から前方にかけて徐々に大きく
され、計量部P3において比較的大きくされる。したが
って、加熱シリンダ11の内周面とスクリュー本体の外
周面との間の間隙(げき)は、前記供給部P1において
比較的大きくされ、圧縮部P2において後方から前方に
かけて徐々に小さくされ、計量部P3において比較的小
さくされる。
【0023】ところで、前記加熱シリンダ11に樹脂を
供給するために成形材料投入部としての樹脂投入部17
が形成され、該樹脂投入部17は、ホッパ16、該ホッ
パ16の下端に隣接させて配設され、樹脂を設定された
量だけ間欠的に供給する回転式の成形材料供給部材とし
ての供給バルブ18、該供給バルブ18の下端に隣接さ
せて配設され、供給バルブ18によって供給された樹脂
を案内する筒状の案内部19、及び該案内部19の下端
に隣接させて配設された負圧発生部20を備える。ま
た、前記樹脂供給口15の直上には、加熱シリンダ11
に供給される樹脂の供給量を制御するために、供給部P
1に臨ませて成形材料検出手段としてのホトセンサ30
が配設される。該ホトセンサ30は、樹脂供給口15及
び供給部P1における溝24内の樹脂を検出し、溝24
内の樹脂の量に比例するセンサ出力を発生させる。
【0024】計量工程時に、前記スクリュー12を正方
向に回転させると、ホッパ16内の樹脂が供給バルブ1
8を介して供給部P1に供給され、溝24内を前進(図
における左方に移動)させられる。それに伴って、スク
リュー12が後退(図における右方に移動)させられ、
樹脂がスクリューヘッド27の前方に蓄えられる。な
お、前記溝24内の樹脂は、前記供給部P1においてペ
レット状の形状を有し、圧縮部P2において半溶融状態
になり、計量部P3において完全に溶融させられて液状
になる。
【0025】そして、前記スクリュー12の外周面及び
加熱シリンダ11の内周面の粗さが互いに等しいと、計
量工程時に、スクリュー12を回転させても、溝24内
の樹脂は、スクリュー12と一体的に回転させられてし
まい、前進しない。そこで、通常は、加熱シリンダ11
の内周面がスクリュー12の外周面より粗くされる。
【0026】射出工程時に、前記スクリュー12を前進
させると、スクリューヘッド27の前方に蓄えられた樹
脂は、射出ノズル13から射出され、図示されない金型
装置内のキャビティ空間に充填される。このとき、スク
リューヘッド27の前方に蓄えられた樹脂が逆流しない
ように、スクリューヘッド27の周囲に逆止リング37
及びシールリング38から成る逆流防止装置36が配設
される。なお、前記計量工程時にスクリュー12を回転
させるために、第1の駆動手段としての図示されない計
量用モータが、前記射出工程時にスクリュー12を前進
させるために、第2の駆動手段としての図示されない射
出用モータが配設され、前記計量用モータ、射出用モー
タ、図示されない伝動機構等によって駆動部が構成され
る。
【0027】次に、前記樹脂投入部17について説明す
る。
【0028】図3は本発明の第1の実施の形態における
樹脂投入部の要部を示す正面図、図4は本発明の第1の
実施の形態における樹脂投入部の要部を示す断面図、図
5は本発明の第1の実施の形態における樹脂投入部の要
部を示す平面図である。
【0029】図において、18は供給バルブ、19は筒
状の案内部、20は負圧形成部である。前記供給バルブ
18は、断面が四角形の形状を有するケース41、及び
該ケース41内において回転自在に支持された断面が円
形の形状を有する弁本体としてのシャフト43を備え
る。前記ケース41の上面には、ホッパ16(図2)と
連通させられる成形材料入口としての樹脂入口44が、
前記ケース41の下面には、前記案内部19と連通させ
られる成形材料出口としての樹脂出口45が、互いに同
一軸上に形成される。前記シャフト43は、大径部4
6、及び該大径部46の両端に形成された小径部47、
48から成り、該小径部47、48によって前記ケース
41に対して支持される。また、前記大径部46の円周
方向における所定の箇所に、所定の深さを有する成形材
料収容部としてのポケット49が、前記樹脂入口44及
び樹脂出口45と対応する位置に形成され、シャフト4
3を回転させることによって、前記ポケット49が樹脂
入口44又は樹脂出口45と選択的に連通させられる。
【0030】本実施の形態においては、前記大径部46
に一つのポケット49が形成されるが、大径部46の円
周方向における複数箇所に同ピッチで二つ以上のポケッ
トを形成することもできる。その場合、各ポケットを浅
くすることができるので、供給量の変動を小さくするこ
とができる。
【0031】そして、前記ケース41の一端に隣接させ
て、供給バルブ18を作動させるための供給用の(第3
の)駆動手段としての供給用モータ51が取り付けら
れ、該供給用モータ51の出力軸52は、前記小径部4
8内に嵌(かん)入され、シャフト43に固定される。
したがって、前記供給用モータ51を間欠的に駆動する
ことによって、前記シャフト43を回転させ、前記ポケ
ット49を樹脂入口44と連通する位置に置き、前記ホ
ッパ16内の樹脂をポケット49内に収容し、続いて、
ポケット49を樹脂出口45と連通する位置に置き、ポ
ケット49内の樹脂を案内部19に設定された量ずつ供
給することができる。前記供給用モータ51及び供給バ
ルブ18によって成形材料供給手段105が構成され
る。
【0032】前記案内部19は、ガラス製の内管53、
及び該内管53より径方向外方に、所定の距離を置いて
配設された外管54から成り、前記内管53の上端は前
記樹脂出口45に臨ませて開口させられる。
【0033】また、前記負圧形成部20は、内管56、
及び該内管56より径方向外方に、所定の距離を置いて
配設された外管57から成り、該外管57の下端にフラ
ンジ58が取り付けられ、前記樹脂投入部17はフラン
ジ58を介して加熱シリンダ11に固定される。そし
て、前記内管53の下端と内管56の上端とは互いに当
接させられ、内管53及び内管56内に、加熱シリンダ
11内と連通する成形材料通路としての樹脂通路31が
形成される。前記加熱シリンダ11内及び樹脂通路31
は供給バルブ18によって気密にされ、負圧形成部20
に負圧が形成される。そのために、内管56と外管57
との間に環状室61が形成され、前記加熱シリンダ11
内及び樹脂通路31は、内管56の下端において環状室
61と連通させられる。そして、前記外管57の所定の
箇所に吸引口62が形成され、該吸引口62に吸引パイ
プ64を介してフィルタ装置65が接続される。
【0034】該フィルタ装置65は、多孔の内管66、
及び該内管66より径方向外方に、所定の距離を置いて
配設された外管67から成り、前記内管66と外管67
との間にフィルタ68が配設される。また、前記外管6
7の所定の箇所には、吸引口69が形成され、該吸引口
69に開閉弁71及び吸引パイプ72を介して負圧発生
手段としての図示されない真空ポンプが接続される。し
たがって、該真空ポンプを駆動することによって加熱シ
リンダ11内に負圧が発生させられる。
【0035】そして、前記外管57の下端には、供給部
P1に臨ませてホトセンサ30が配設される。
【0036】次に、前記構成の射出装置を作動させるた
めの射出制御装置について説明する。
【0037】図6は本発明の第1の実施の形態における
射出制御装置を示すブロック図、図7は本発明の第1の
実施の形態における射出装置の可塑特性を示す図であ
る。図7において、横軸にスクリュー12(図2)の回
転速度、すなわち、スクリュー回転速度Nを、縦軸にス
クリュー12の後退速度、すなわち、スクリュー後退速
度Vrを採ってある。
【0038】図6において、75は制御部、51は供給
用モータ、76は計量用モータ、77は射出用モータ、
78は前記吸引口69に接続された真空ポンプ、80は
記録手段としてのメモリ、30はホトセンサ、81はス
クリュー12の位置、すなわち、スクリュー位置を検出
するスクリュー位置検出手段としてのスクリュー位置セ
ンサ、82は計量用モータ76の回転速度を検出する計
量用速度センサ、83は射出用モータ77の回転速度を
検出する射出用速度センサ、84は供給用モータ51の
回転速度を検出する供給用速度センサである。
【0039】まず、制御部75が真空ポンプ78を駆動
すると、加熱シリンダ11内及び樹脂通路31(図4)
の空気が吸引され、加熱シリンダ11内に負圧が発生さ
せられる。次に、前記制御部75の図示されない計量制
御手段は、計量工程を開始し、計量開始信号を発生させ
て計量用モータ76に送り、計量用モータ76を駆動す
ることによってスクリュー12を回転させる。また、前
記計量制御手段は、前記計量開始信号を供給用モータ5
1に送り、供給用モータ51を駆動することによってシ
ャフト43を間欠的に回転させる。それに伴って、ホッ
パ16内の樹脂がポケット49を介して樹脂通路31内
に供給され、更に樹脂供給口15を介して供給部P1に
供給される。供給部P1に供給された樹脂は、スクリュ
ー12の回転に伴って溝24内を前進し、圧縮部P2に
おいて半溶融状態になり、計量部P3において完全に溶
融させられて液状になり、スクリューヘッド27より前
方に溜められる。
【0040】この間、前記真空ポンプ78は駆動し続け
られ、加熱シリンダ11内に負圧が発生させられる。し
たがって、加熱シリンダ11内及び樹脂通路31に進入
した空気、計量が行われるのに伴って発生させられたガ
ス等が排出されるので、樹脂焼けが発生するのを防止す
ることができる。
【0041】続いて、前記スクリュー位置センサ81か
らの信号に基づいて、スクリュー12が所定の計量終了
位置に到達したことが分かると、前記計量制御手段は、
計量工程を完了し、計量終了信号を発生させて計量用モ
ータ76に送り、計量用モータ76の駆動を停止させる
ことによってスクリュー12の回転を停止させる。ま
た、前記計量制御手段は、前記計量終了信号を供給用モ
ータ51に送り、供給用モータ51の駆動を停止させる
ことによってシャフト43の回転を停止させる。
【0042】次に、制御部75の図示されない射出制御
手段は、射出工程を開始し、射出開始信号を発生させて
射出用モータ77に送り、射出用モータ77を駆動する
ことによってスクリュー12を前進させる。これに伴っ
て、スクリューヘッド27の前方に溜められた樹脂は射
出ノズル13から射出される。
【0043】ところで、前記計量工程において、前記樹
脂投入部17によって供給部P1に供給される樹脂の供
給量と、前記溝24内を移動させられ、スクリューヘッ
ド27の前方に溜められる樹脂の量とが等しくされる。
そのために、前記制御部75の供給量設定処理手段10
6(図1)は、計量工程が開始されると、ホトセンサ3
0のセンサ出力を読み込み、メモリ80の図示されない
供給用モータ回転速度テーブルを参照し、前記センサ出
力に対応する供給用モータ51の目標回転速度を読み出
し、供給用モータ51の回転速度が目標回転速度になる
ように供給用モータ51を駆動して供給量を設定する。
この場合、前記供給用モータ51の回転速度は供給用速
度センサ84によって検出され、フィードバック制御が
行われる。
【0044】その結果、前記供給部P1においては、樹
脂の状態が疎にされ、溝24内に樹脂が100〔%〕満
たされることはない。
【0045】一方、前記圧縮部P2及び計量部P3にお
いては、樹脂の状態が密にされ、溝24内に樹脂が10
0〔%〕満たされる。そして、溝24内に樹脂が100
〔%〕満たされる部分の最後端位置がほぼ圧縮部P2と
供給部P1との境に置かれる。
【0046】また、スクリュー回転速度N及びスクリュ
ー後退速度Vrによって表される可塑化能力は、射出装
置の型式、寸法、規格等によって決まるが、図7に示さ
れる可塑化能力標準ラインLsより低い側、すなわち、
ハッチング部分に収まるようになる。例えば、可塑化能
力標準ラインLsにおいて、スクリュー回転速度Nが値
nであるときのスクリュー後退速度Vrが値vである場
合、スクリュー回転速度Nを値nで固定したとき、供給
用モータ51の回転速度を調整することによって、スク
リュー後退速度Vrは、 Vr<v にされる。
【0047】また、スクリュー後退速度Vrを値vで固
定したとき、供給用モータ51の回転速度を調整するこ
とによって、スクリュー回転速度Nは、 N>n にされる。すなわち、可塑化能力が可塑化能力標準ライ
ンLsより低く、低速度側及び高回転側の領域で計量が
行われる。
【0048】このように設定することによって、計量工
程中だけ、しかも、計量に必要な量だけ樹脂が供給部P
1に供給されるので、前記樹脂通路31内に樹脂が溜め
られることがない。
【0049】このように、前記供給部P1においては、
樹脂の状態が疎にされるので、計量工程において加熱シ
リンダ11の内周面と樹脂との間の摩擦抵抗を小さくす
ることができる。その結果、スクリュー12を回転させ
るために必要なトルクが小さくなるので、駆動部をその
分小型化することができる。
【0050】また、樹脂の状態が疎にされるので、樹脂
に剪断発熱が発生するのを防止することができる。した
がって、前記ヒータh1〜h3による加熱量の制御を容
易に行うことができる。
【0051】そして、加熱シリンダ11内に負圧が発生
されるので、前記樹脂の状態が疎にされても、樹脂が空
気と接触することがなくなる。したがって、樹脂が空気
によって酸化するのを防止することができる。
【0052】さらに、前記供給部P1の機能は、主とし
て樹脂供給口15を介して供給された樹脂を圧縮部P2
に送るだけであるので、供給部P1を短くしたり、フラ
イト部21に圧縮部P2及び計量部P3だけを形成した
りすることもできる。その場合、射出装置を小型化する
ことができる。
【0053】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0054】図8は本発明の第2の実施の形態における
樹脂投入部の要部を示す断面図である。
【0055】図において、88はフィードスクリュー、
89は筒状の案内部である。前記フィードスクリュー8
8は、断面が四角形の形状を有するケース91、及び該
ケース91内において回転自在に支持された成形材料供
給部材としてのオーガ93を備え、供給用の(第3の)
駆動手段としての供給用モータ51を駆動することによ
って回転させられ、回転に伴って連続的に成形材料とし
ての図示されない樹脂を供給する。前記ケース91の上
面には、ホッパ16(図2)と連通させられる成形材料
入口としての樹脂入口94が、前記ケース91の下面に
は、前記案内部89と連通させられる成形材料出口とし
ての樹脂出口95が形成される。前記オーガ93は、本
体部96、及び該本体部96の後端(図における右端)
に形成されたシャフト部97から成り、該シャフト部9
7はスリーブ101に嵌入される。そして、該スリーブ
101は、ベアリングb1〜b3によってケース91に
対して支持される。また、前記本体部96は、オーガ9
3の本体、すなわち、オーガ本体の外周面に螺旋状に形
成されたフライト98を備え、該フライト98によって
螺旋状の溝99が形成される。
【0056】そして、前記案内部89の下端に、成形材
料供給口としての樹脂供給口15の直上に供給部P1に
臨ませて成形材料検出手段としてのホトセンサ30が配
設される。該ホトセンサ30は加熱シリンダ12の溝2
4内の樹脂を検出し、溝24内の樹脂の量に比例するセ
ンサ出力を発生させる。
【0057】また、前記ケース91の一端に隣接させて
供給用モータ51が取り付けられ、該供給用モータ51
の出力軸52は、前記スリーブ101内に嵌入され、シ
ャフト部97に固定される。したがって、前記供給用モ
ータ51を連続的に駆動することによって、前記本体部
96を回転させ、樹脂を案内部89に設定された量ずつ
供給することができる。前記供給用モータ51及びフィ
ードスクリュー88によって成形材料供給手段105が
構成される。
【0058】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0059】図9は本発明の第3の実施の形態における
射出装置の断面図である。
【0060】この場合、図に示されるように、スクリュ
ー12を前進限位置に置いたときの、加熱シリンダ11
における成形材料供給口としての樹脂供給口15より前
方(図における左方)の供給部P1に対応する位置に、
加熱シリンダ11に臨ませて、3個の成形材料検出手段
としてのホトセンサ55が所定のピッチで配設される。
前記各ホトセンサ55は、供給部P1における溝24内
の樹脂を検出し、溝24内の樹脂の量に比例するセンサ
出力を発生させる。
【0061】そして、計量工程において、供給量設定処
理手段106(図1)は、各ホトセンサ55のセンサ出
力を読み込み、記録手段としてのメモリ80(図6)の
図示されない供給用モータ回転速度テーブルを参照し、
前記センサ出力に対応する供給用の(第3の)駆動手段
としての供給用モータ51の目標回転速度を読み出し、
供給用モータ51の回転速度が目標回転速度になるよう
に供給用モータ51を駆動して供給量を設定する。この
場合、前記供給用モータ51の回転速度は供給用速度セ
ンサ84によって検出され、フィードバック制御が行わ
れる。
【0062】その結果、前記供給部P1においては、樹
脂の状態が疎にされ、溝24内に樹脂が100〔%〕満
たされることはない。
【0063】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、射出制御装置においては、加熱シリンダと、該加
熱シリンダ内において回転自在に、かつ、進退自在に配
設されたスクリューと、前記加熱シリンダに成形材料を
供給する成形材料供給手段と、前記スクリューにおける
供給部に臨ませて配設され、スクリューの溝内の成形材
料を検出する成形材料検出手段と、該成形材料検出手段
による検出結果に対応させて、スクリューの溝内に成形
材料が100〔%〕満たされることがないように、前記
成形材料供給手段による成形材料の供給量を設定する供
給量設定処理手段とを有する。
【0065】この場合、スクリューにおける供給部に臨
ませて成形材料検出手段が配設され、該成形材料検出手
段によってスクリューの溝内の成形材料が検出され、検
出結果に対応させて前記駆動手段が駆動され、スクリュ
ーの溝内に成形材料が100〔%〕満たされることがな
いように、前記成形材料供給手段による成形材料の供給
量が設定される。
【0066】したがって、前記供給部においては、成形
材料の状態が疎にされるので、計量工程において加熱シ
リンダの内周面と成形材料との間の摩擦抵抗を小さくす
ることができる。その結果、スクリューを回転させるた
めに必要なトルクが小さくなるので、駆動部をその分小
型化することができる。
【0067】また、成形材料の状態が疎にされるので、
成形材料に剪断発熱が発生するのを防止することができ
る。したがって、加熱シリンダのヒータによる加熱量の
制御を容易に行うことができる。
【0068】本発明の他の射出制御装置においては、さ
らに、前記加熱シリンダ内に負圧を発生させる負圧発生
手段を有する。
【0069】この場合、負圧発生手段は、前記加熱シリ
ンダ内に負圧を発生させる。したがって、成形材料の状
態が疎にされても、成形材料が空気と接触することがな
くなる。その結果、成形材料が空気によって酸化するの
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における射出制御装
置の機能ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における射出装置の
断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における樹脂投入部
の要部を示す正面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における樹脂投入部
の要部を示す断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における樹脂投入部
の要部を示す平面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における射出制御装
置を示すブロック図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における射出装置の
可塑特性を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における樹脂投入部
の要部を示す断面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における射出装置の
断面図である。
【符号の説明】
11 加熱シリンダ 12 スクリュー 15 樹脂供給口 18 供給バルブ 24 溝 30、55 ホトセンサ 51 供給用モータ 78 真空ポンプ 88 フィードスクリュー 105 成形材料供給手段 106 供給量設定処理手段 P1 供給部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)加熱シリンダと、(b)該加熱シ
    リンダ内において回転自在に、かつ、進退自在に配設さ
    れたスクリューと、(c)前記加熱シリンダに成形材料
    を供給する成形材料供給手段と、(d)前記スクリュー
    における供給部に臨ませて配設され、スクリューの溝内
    の成形材料を検出する成形材料検出手段と、(e)該成
    形材料検出手段による検出結果に対応させて、スクリュ
    ーの溝内に成形材料が100〔%〕満たされることがな
    いように、前記成形材料供給手段による成形材料の供給
    量を設定する供給量設定処理手段とを有することを特徴
    とする射出制御装置。
  2. 【請求項2】 前記成形材料供給手段は、駆動手段、及
    び該駆動手段を駆動することによって回転させられ、回
    転に伴って間欠的に成形材料を供給する供給バルブを備
    える請求項1に記載の射出制御装置。
  3. 【請求項3】 前記成形材料供給手段は、前記駆動手段
    を駆動することによって回転させられ、回転に伴って連
    続的に成形材料を供給するフィードスクリューを備える
    請求項1に記載の射出制御装置。
  4. 【請求項4】 前記成形材料供給手段は、計量工程中だ
    け成形材料を供給する請求項1に記載の射出制御装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱シリンダ内に負圧を発生させる
    負圧発生手段を有する請求項1に記載の射出制御装置。
  6. 【請求項6】 前記成形材料検出手段は、前記加熱シリ
    ンダの成形材料供給口の直上に配設される請求項1に記
    載の射出制御装置。
  7. 【請求項7】 前記成形材料検出手段は、前記加熱シリ
    ンダの成形材料供給口より前方の位置に配設される請求
    項1に記載の射出制御装置。
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JP2012000929A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Fanuc Ltd 可塑化状態監視手段を有する射出成形機の制御装置
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