JP2002248310A - フィルタエレメント - Google Patents

フィルタエレメント

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JP2002248310A
JP2002248310A JP2001250559A JP2001250559A JP2002248310A JP 2002248310 A JP2002248310 A JP 2002248310A JP 2001250559 A JP2001250559 A JP 2001250559A JP 2001250559 A JP2001250559 A JP 2001250559A JP 2002248310 A JP2002248310 A JP 2002248310A
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Naoharu Hasegawa
直治 長谷川
Shinichi Yanamoto
晋一 柳元
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Toyo Element Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多孔円筒を濾過部の内周面に設けることによ
らず、円筒形状をなす濾過部を内側から支持可能とし、
簡単かつ安価に製造でき、廃棄処理のし易いフィルタエ
レメントを提供する。 【解決手段】 円筒形状をなす濾過部10の内周に、周
方向に筋状に、補強材40を固着する。補強材40は、
溶融又は軟化状態にある合成樹脂を濾過部10の内周に
施して硬化させることにより固着する。補強材40を、
リング状あるいは螺旋状をなすように固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタエレメン
ト、特に内燃機関用、産業機械用その他のエアフィルタ
エレメントとして好適なフィルタエレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば内燃機関用のエアフィルタ
エレメントにおいては、シート状の濾材を屈曲して多数
のひだを形成した円筒形状をなす濾過部と、該濾過部の
両端面を閉塞する端板とからなり、濾過部の半径方向に
流体を濾過する方式のフィルタエレメントが知られてい
る。このようなフィルタエレメントにおいては、通常、
濾過部内外、半径方向の圧力差に濾過部が耐え得るよ
う、上下端板にわたる高さを有する、多数の孔を形成し
た金属製の円筒(チューブ:多孔円筒)を、濾過部の内
周面又は外周面に沿うように設けることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のフィルタエレメ
ントは、工場で濾過部、端板、金属製の円筒を一体化し
て製造する。使い捨てを前提としているため、使用によ
り寿命になると、フィルタエレメント全部を廃棄してい
る。しかし、可燃性の濾紙等を材料とする濾過部と、不
燃性の金属製の円筒というように異種材料から構成され
ているため、そのままの形態での廃棄処分が困難であ
る。また、一体化したフィルタエレメントを分解して分
別処分することも困難であった。
【0004】さらに、金属製の円筒は重量が重く、開孔
率も十分とれない場合がある。軽量化するため、合成樹
脂材により多孔円筒を形成する手段があるが、成形金型
が複雑な構造となり、コスト高となる。
【0005】本発明は、濾材を屈曲して多数のひだを形
成した円筒形状をなす濾過部と、該濾過部の両端面を閉
塞する端板とからなり、濾過部の半径方向に流体を濾過
する方式のフィルタエレメントであって、多孔円筒を濾
過部の内周面又は外周面に設けずに濾過部を支持可能な
新規な手段を提供すること、また、簡単かつ安価に製造
でき、廃棄処理のし易いフィルタエレメントを提供する
こと、等を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 濾材を屈曲して多数
のひだを形成した円筒形状をなす濾過部と、該濾過部の
両端面を閉塞する端板とからなり、濾過部の半径方向に
流体を濾過する方式のフィルタエレメントであって、前
記濾過部の内周に、多孔円筒を設けずに、周方向に筋状
に、前記濾過部に直接、補強材を固着したことを特徴と
する、フィルタエレメントである。
【0007】本発明はさらに次のような構成を備える。 (2) 前記補強材を、リング状をなすように固着したこと
を特徴とする。 (3) 前記補強材を、螺旋状をなすように固着したことを
特徴とする。 (4) 前記補強材は、溶融又は軟化状態にある合成樹脂を
前記濾過部の内周に施して硬化させることにより固着し
たものである。
【0008】また、次の構成からなる。 (5) 濾材を屈曲して多数のひだを形成した円筒形状をな
す濾過部と、該濾過部の両端面を閉塞する端板とからな
り、濾過部の半径方向に流体を濾過する方式のフィルタ
エレメントであって、前記濾過部の内周に、多孔円筒を
設けずに、濾過部の外周側から内周側へと流体が通過す
る流体通過部を確保して、前記濾過部に直接、溶融又は
軟化状態にある合成樹脂を施し、これを硬化させること
により、補強材となしたことを特徴とする。 (6) 濾材を屈曲して多数のひだを形成した円筒形状をな
す濾過部と、該濾過部の両端面を閉塞する端板とからな
り、濾過部の半径方向に流体を濾過する方式のフィルタ
エレメントであって、前記濾過部の外周に、多孔円筒を
設けずに、周方向に筋状に、前記濾過部に直接、補強材
を固着したことを特徴とする。 (7) 前記補強材は、濾材のひだの頂部を潰して形成した
凹部に配置されているものとする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例を挙げて説明する。
【0010】<実施例1>図1は実施例1のフィルタエ
レメントの断面図・側面図である。このフィルタエレメ
ント1は、内燃機関用として好適なエアフィルタエレメ
ントとして構成されている。フィルタエレメント1は、
円筒形状をなす濾過部10と、その軸方向の両端面を閉
塞する上端板20及び下端板30とを具備してなる。図
矢印に示すとおり、濾過部10の半径方向、外側から内
側へと流体を通過させ濾過する。
【0011】円筒形状をなす濾過部10は、シート状濾
材を断面ほぼ菊花状となるように屈曲して、多数のひだ
11を形成している。濾過部10の内周径及び外周径
は、通常、上側と下側とが同じで(直円筒)あるが、必
ずしも同じでなくてもよい。シート状濾材としては、濾
紙、不織布等の可燃性材料が用いられる。
【0012】上端板20は、濾過部10の軸方向の上端
面を閉塞(シール)している。本実施例では、上端板2
0は、濾過部10の内部空間と外部空間とを区画する閉
鎖部22を有し、全体としてその全面が閉鎖された一の
板状部材を構成しているが、フィルタエレメントを収容
するケーシングの構成によっては、下端板30と同じよ
うに中央に開口部を設けてもよい。上端板20と濾過部
10とは、接着により結合するか、あるいは上端板20
の成形時に濾過部10と一体的に結合されるようにして
もよい。
【0013】下端板30は、濾過部10の軸方向の下端
面を閉塞している。下端板30の中央には、濾過部10
を通過して濾過された流体を排出するための開口部31
が形成されている。濾過部10の内部空間とフィルタエ
レメント1の外部とが、開口部31を通して連通し、流
体の通路が形成されるようになっている。下端板30と
濾過部10とは、接着により結合するか、あるいは下端
板30の成形時に濾過部10と一体的に結合されるよう
にしてもよい。上端板20及び下端板30は、可燃性材
料、好ましくは合成樹脂材で形成する。
【0014】濾過部10の内周には、多孔円筒を設けず
に、周方向に筋状に、濾過部10に直接、補強材40が
固着されている。この補強材40は、図示のとおり、リ
ング状をなしている。リング状の補強材40は、通常、
濾過部10の高さに応じて高さ方向に適宜間隔を置いて
複数個設けられるが、単数であってもよい。符号13
は、濾過部10の外周側から内周側へと流体が通過する
流体通過部である。
【0015】補強材40は、予め成形したものを接着し
てもよいが、溶融又は軟化状態にある合成樹脂を濾過部
10の内周に施して硬化させることにより固着したもの
が好ましい。例えば、溶融した熱可塑性樹脂をノズルか
ら押し出し、濾過部10の内周、周方向に筋状に塗布
し、乾燥させることにより、形成することができる。熱
可塑性樹脂としては、各種ホットメルト接着剤を用いる
ことができる。
【0016】合成樹脂中には、硬化後における強度を高
めるため、各種補強材料、例えば、紙、パルプ、合成繊
維等の可燃性材料からなる補強材料を配合するようにし
てもよい。繊維は長繊維を用いることもできる。
【0017】また、例えば、不飽和ポリエステル樹脂等
の熱硬化性樹脂をガラス繊維等の基材に含浸させた軟化
(未硬化)状態のもの(テープ状体のものが好ましい)
を、濾過部10の内周に施して硬化させることにより固
着することもできる。
【0018】<実施例2>図2に示す実施例2のフィル
タエレメント1は、補強材40を、濾過部10の内周に
螺旋状をなすように固着した点が実施例1のものと異な
っている。補強材40は、螺旋状をなすため、連続する
線状で形成することができ、濾過部10への固着を行い
易い。補強材40は、溶融又は軟化状態にある合成樹脂
を濾過部10の内周に施して硬化させることにより固着
したものが好ましい点その他、実施例1と同様である。
【0019】<実施例3>図3に示す実施例3のフィル
タエレメント1は、濾過部10の内周に、多孔円筒を設
けずに、濾過部10の外周側から内周側へと流体が通過
する流体通過部13を確保して、濾過部10に直接、溶
融又は軟化状態にある合成樹脂を施し、これを硬化させ
ることにより、補強材40となした構成の一態様を示
す。この実施例では、補強材40は、濾過部10の内周
において、流体通過部13を確保して、交差部43を有
している。補強材40は、複数の筋が交差し、全体とし
て略格子状をなしている。補強材40は、溶融又は軟化
状態にある合成樹脂を濾過部10の内周に施して硬化さ
せることにより固着されている。
【0020】<実施例4>図4に示す実施例4のフィル
タエレメント1は、濾過部10の内周のみならず、濾過
部10の外周にも、多孔円筒を設けずに、周方向に筋状
に、濾過部10に直接、補強材50を固着した態様のも
のである。補強材50は、内周側の補強材40と同様、
溶融又は軟化状態にある合成樹脂を濾過部10の外周に
施して硬化させることにより固着したものが好ましい。
前記した内周側の補強材40と同様、リング状、螺旋状
の他、格子状のもの等を用いることができる。なお、濾
過部10の内周側から外周側へ流体を濾過する場合は、
濾過部10の外周側での支持が主となるので、その場合
は、前記した各実施例のように濾過部10の内周には補
強材40を設けずに、濾過部10の外周のみに補強材5
0を設けることも可能である。
【0021】<実施例5>図5に示す実施例5のフィル
タエレメント1は、補強材40が、濾材のひだ11の頂
部を潰して形成した凹部12に配置されている態様を示
すものである。すなわち、濾過部10の内周又は外周
は、濾過部10を構成する濾材のひだ11によって形成
されるが、ひだ11の頂部は部分的に潰されて凹部12
が形成されており、この凹部12に補強材40を配置す
るようにしたものである。凹部12は、隣接するひだを
所定間隔に保ち、隣接するひだの密着を防ぐ作用をも奏
する。凹部12の形成は、例えば、濾材にひだ11を形
成する際等に、補強材40を配置すべき位置で、濾材の
ひだの頂部を潰す(押し潰す)ことにより行われる。濾
過部10の内周面には、溝状をなす凹部12が形成され
る。そして、予め形成された連続する凹部12の上に、
凹部12に合うように補強材40が配置されて固着等が
行われる。これにより、補強材40を凹部12上に安定
した状態で固定することができる。また、隣接するひだ
の整列状態が保たれ、隣接するひだの密着を確実に防ぐ
こともできる。予め成形された補強材40を接着する場
合、溶融又は軟化状態にある合成樹脂を施して硬化させ
ることにより固着する場合、いずれの場合にも適用する
ことができる。なお、濾過部10の外周に補強材50を
設ける場合も、上記と同様に、補強材50を、濾材のひ
だ11の頂部を潰して形成した凹部12に配置してもよ
い。また、補強材40がリング状をなす配置態様を示し
て説明したが、螺旋状、格子状等の配置態様にも適用す
ることができる。凹部12の形状は、特に限定されるも
のではない。図6,図7に凹部12の形状を例示する。
図6(a),図7(a)は、濾過部10の内周面の一部
を表したもので、凹部12の平面形状を示している。ハ
ッチング部分は補強材40が設けられる位置を示す。図
6(b),図7(b)は、断面を表すものである。図6
は凹部12の平面形状が略六角形をなす例、図7は凹部
12の平面形状が略長円形をなす例を示す。
【0022】上記各実施例のフィルタエレメント1は、
通常、図示省略したケーシング内に収容して使用され
る。ケーシング内への装着は、公知の手段を適用するこ
とができ、特に限定されるものではない。
【0023】上端板20、下端板30、補強材40,5
0を、合成樹脂材で形成することにより、フィルタエレ
メント1が不燃性である金属部材を含まないものとなる
ので、フィルタエレメントを分解せずにそのままでの焼
却廃棄が可能となる。
【0024】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲で適宜変更付加等して実施すること
ができるものである。
【0025】
【発明の効果】(1) 濾過部の内周に、多孔円筒を設けず
に、周方向に筋状に、前記濾過部に直接、補強材を固着
したので、多孔円筒を濾過部の内周面又は外周面に設け
ることなく、濾過部の剛性が高められ、濾過部を補強材
によって内側から支持し、濾過部の変形を防止すること
ができる。上下端板にわたる高さを有する多孔円筒と異
なり、軽量となし得、また開孔率も大きくとれ、通気抵
抗の小さいフィルタエレメントが得られる。
【0026】(2) 前記補強材を、リング状をなすように
固着したので、きわめて大きい開孔率が得られ、通気抵
抗の小さいフィルタエレメントとなる。
【0027】(3) 前記補強材を、螺旋状をなすように固
着したので、補強材は、連続した線状で形成することが
でき、濾過部への固着を行い易い。特に、補強材が、溶
融又は軟化状態にある合成樹脂を濾過部の内周に施して
硬化させることにより固着したものである場合、簡便で
ある。
【0028】(4) 前記補強材は、溶融又は軟化状態にあ
る合成樹脂を前記濾過部の内周に施して硬化させること
により固着したものであるため、従来のように可燃性の
濾過部と不燃性の金属製の多孔円筒というように異種材
料が混在するものではないから、廃棄処理がし易い。分
解を行うことなく、そのままの形態での一括処分(焼却
廃棄)も可能となる。硬化した合成樹脂の補強材が濾過
部に対し強固に固着され、濾過部を支持することができ
る。また、その製造にも、金型を必要とせず、簡単かつ
安価に製造できる。
【0029】(5) 前記濾過部の内周に、多孔円筒を設け
ずに、濾過部の外周側から内周側へと流体が通過する流
体通過部を確保して、前記濾過部に直接、溶融又は軟化
状態にある合成樹脂を施し、これを硬化させることによ
り、補強材となしたので、多孔円筒を濾過部の内周面又
は外周面に設けることなく、濾過部の剛性が高められ、
濾過部を補強材によって内側から支持し、濾過部の変形
を防止することができる。硬化した合成樹脂の補強材が
濾過部に対し強固に固着され、濾過部を支持することが
できる。上下端板にわたる高さを有する多孔円筒と異な
り、軽量となし得る。可燃性の濾過部と不燃性の金属製
の多孔円筒というように異種材料が混在するものではな
いから、廃棄処理がし易い。分解を行うことなく、その
ままの形態での一括処分(焼却廃棄)も可能となる。ま
た、その製造にも、金型を必要とせず、簡単かつ安価に
製造できる。
【0030】(6) 前記濾過部の外周に、多孔円筒を設け
ずに、周方向に筋状に、前記濾過部に直接、補強材を固
着したので、多孔円筒を濾過部の内周面又は外周面に設
けることなく、濾過部の剛性が高められ、濾過部を補強
材によって外側から支持し、濾過部の変形を防止するこ
とができる。濾過部の内周側から外周側へ流体を濾過す
る場合は、濾過部の外周側での支持が主となるので、そ
の場合に特に有効である。
【0031】(7) 前記補強材は、濾材のひだの頂部を潰
して形成した凹部に配置されているため、補強材を凹部
上に安定した状態で固定することができる。また、隣接
するひだの整列状態が保たれ、隣接するひだの密着を確
実に防ぐこともできる。予め成形された補強材を接着す
る場合、補強材は凹部に係止されてフィルタエレメント
の軸方向へずれにくく、安定した状態で固定することが
できる。溶融又は軟化状態にある合成樹脂を施して硬化
させることにより固着する場合、補強材の固着面(接触
面)が広くなることで確実に固着され、固着強度が向上
する。また、隣接するひだの整列状態が保たれた状態で
補強材が固着されるので、補強材と凹部の接触状態が均
一安定化し、強度のばらつきが小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のフィルタエレメント1を示す断面図
・側面図である。
【図2】実施例2のフィルタエレメント1を示す断面図
・側面図である。
【図3】実施例3のフィルタエレメント1を示す断面図
・側面図である。
【図4】実施例4のフィルタエレメント1を示す断面図
・側面図である。
【図5】実施例5のフィルタエレメント1を示す断面図
・側面図である。
【図6】凹部12の形状を例示するもので、(a)は平
面図、(b)は断面図である。
【図7】凹部12の形状を例示するもので、(a)は平
面図、(b)は断面図である。
【符号の説明】
1 フィルタエレメント 10 濾過部 11 ひだ 12 凹部 13 流体通過部 20 上端板 30 下端板 40,50 補強材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D019 AA01 BA11 CA02 CA03 CB01 CB08 4D058 JA10 JB25 JB48 KA01 KA06 KA13 KA23 KA25 SA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾材を屈曲して多数のひだを形成した円
    筒形状をなす濾過部と、該濾過部の両端面を閉塞する端
    板とからなり、濾過部の半径方向に流体を濾過する方式
    のフィルタエレメントであって、 前記濾過部の内周に、多孔円筒を設けずに、周方向に筋
    状に、前記濾過部に直接、補強材を固着したことを特徴
    とする、フィルタエレメント。
  2. 【請求項2】 前記補強材を、リング状をなすように固
    着したことを特徴とする、請求項1に記載のフィルタエ
    レメント。
  3. 【請求項3】 前記補強材を、螺旋状をなすように固着
    したことを特徴とする、請求項1に記載のフィルタエレ
    メント。
  4. 【請求項4】 前記補強材は、溶融又は軟化状態にある
    合成樹脂を前記濾過部の内周に施して硬化させることに
    より固着したものである、請求項1〜3のいずれかに記
    載のフィルタエレメント。
  5. 【請求項5】 濾材を屈曲して多数のひだを形成した円
    筒形状をなす濾過部と、該濾過部の両端面を閉塞する端
    板とからなり、濾過部の半径方向に流体を濾過する方式
    のフィルタエレメントであって、 前記濾過部の内周に、多孔円筒を設けずに、濾過部の外
    周側から内周側へと流体が通過する流体通過部を確保し
    て、前記濾過部に直接、溶融又は軟化状態にある合成樹
    脂を施し、これを硬化させることにより、補強材となし
    たことを特徴とする、フィルタエレメント。
  6. 【請求項6】 濾材を屈曲して多数のひだを形成した円
    筒形状をなす濾過部と、該濾過部の両端面を閉塞する端
    板とからなり、濾過部の半径方向に流体を濾過する方式
    のフィルタエレメントであって、 前記濾過部の外周に、多孔円筒を設けずに、周方向に筋
    状に、前記濾過部に直接、補強材を固着したことを特徴
    とする、フィルタエレメント。
  7. 【請求項7】 前記補強材は、濾材のひだの頂部を潰し
    て形成した凹部に配置されている、請求項1〜6のいず
    れかに記載のフィルタエレメント。
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