JP2001246204A - フィルタエレメントの補強構造 - Google Patents

フィルタエレメントの補強構造

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JP2001246204A JP2000059544A JP2000059544A JP2001246204A JP 2001246204 A JP2001246204 A JP 2001246204A JP 2000059544 A JP2000059544 A JP 2000059544A JP 2000059544 A JP2000059544 A JP 2000059544A JP 2001246204 A JP2001246204 A JP 2001246204A
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Shinichi Yanamoto
晋一 柳元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾過部の内側及び/又は外側に金属製の円筒
を設けることなく、フィルタエレメントの剛性を向上さ
せ、使用後の廃棄処分を適正かつ簡単に行うことができ
るようにする。 【解決手段】 シート状濾材に多数のひだを形成してな
る中空円筒状の濾過部11の外周側のひだ部13(又は
内周側のひだ部14)に、該ひだ部13に沿って延びる
補強部41を設ける。補強部41は、棒状をなし、ひだ
部13の内側に位置し、上下端板21,23に連結さ
れ、補強部41及び端板21,23から濾材12のみを
分離可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用のオイ
ルフィルタエレメント、その他のフィルタエレメントの
補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば内燃機関用のオイルフィル
タエレメントにおいては、シート状濾材に多数のひだを
形成するとともに、全体を中空円筒状となして濾過部を
構成し、該濾過部の両端部を上下端板により閉塞した、
半径方向に流体を濾過する方式のフィルタエレメントが
知られている。このようなフィルタエレメントにおいて
は、通常、濾過部内外、半径方向の圧力差に濾過部が耐
え得る強度をもたせるため、多数の孔を形成した金属製
の円筒を、濾過部の内側及び/又は外側に設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のフィルタエレメ
ントは、使い捨てを前提としており、濾過部、端板、金
属製の円筒を一体化して工場で製造され、使用により寿
命になると、フィルタエレメント全部を廃棄している。
また、廃棄にあたっては、濾紙等を材料とする濾過部と
金属製の端板や円筒というように異なる種類の材料から
構成されているにもかかわらず、一体化したフィルタエ
レメントを分解して分別処分することは困難であった。
したがって、省資源、廃棄物処理等の見地から好ましい
ものとはいえなかった。
【0004】本発明は、シート状濾材に多数のひだを形
成するとともに、全体を中空円筒状となして濾過部を構
成し、該濾過部の両端部を上下端板により閉塞した、半
径方向に流体を濾過する方式のフィルタエレメントにお
いて、特に省資源、廃棄物処理等の見地から上記のよう
な不都合を解消すべくなされたもので、濾過部の内側及
び/又は外側に金属製の円筒を設けることなく、フィル
タエレメントの剛性を向上させること、また、使用後の
廃棄処分を適正かつ簡単に行うことのできるフィルタエ
レメントを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1) シート状濾材に
多数のひだを形成するとともに、全体を中空円筒状とな
して濾過部を構成し、該濾過部の両端部を上下端板によ
り閉塞した、半径方向に流体を濾過する方式のフィルタ
エレメントにおいて、前記濾過部の外周側又は内周側の
ひだ部に、該ひだ部に沿って延びる補強部を設けたこと
を特徴とするフィルタエレメントの補強構造である。
【0006】濾過部の外周側又は内周側のひだ部に、該
ひだ部に沿って延びる補強部を設けたので、濾過部の剛
性が向上し、濾過部の内側及び/又は外側に、多数の孔
を形成した円筒を設けずして、フィルタエレメントの剛
性を向上させることができる。また、補強部は、ひだ部
に沿って延びるので、濾過性能に与える影響も少ない。
【0007】(2) 前記補強部は、棒状をなし、ひだ
部の内側に位置し、前記上下端板に連結され、補強部及
び端板から濾材のみを分離可能に構成したことを特徴と
する請求項1に記載のフィルタエレメントの補強構造で
ある。
【0008】補強部は、棒状をなし、ひだ部の内側に位
置し、前記上下端板に連結され、補強部及び端板から濾
材のみを分離可能に構成したため、使用後は、濾材のみ
を廃棄処分とし、上下端板及び補強部を再利用すること
ができ、経済的であり、省資源、廃棄物処理等の見地か
ら有益である。
【0009】(3) 前記補強部は、合成樹脂材で構成
され、ひだ部の内側に位置し、前記上下端板に連結され
たことを特徴とする請求項1に記載のフィルタエレメン
トの補強構造である。
【0010】補強部は、合成樹脂材で構成されているの
で、軽量であり、使用後は濾材とともに廃棄処分となす
ことができる。
【0011】(4) 前記補強部は、ひだ部に熱硬化性
合成樹脂を充填、塗布又は含浸させて、濾材と一体化し
たものであることを特徴とする請求項1に記載のフィル
タエレメントの補強構造である。
【0012】補強部は、ひだ部に熱硬化性合成樹脂を充
填、塗布又は含浸させて、濾材と一体化したものである
ため、別部材としての補強部を別途製作して施す必要が
ない。
【0013】(5) 前記上下端板は合成樹脂材で構成
された請求項3又は4に記載のフィルタエレメントの補
強構造である。
【0014】上下端板は合成樹脂材で構成され、補強部
は合成樹脂であるから、フィルタエレメントを金属材料
を用いずに可燃性材料すなわち合成樹脂等可燃物として
廃棄処理可能な材料のみにより構成し得る。廃棄にあた
っては、濾材、端板及び補強部の分解、分別処理が不要
となり、これらを一緒に焼却等の廃棄処分となすことが
できる。
【0015】(6) 前記補強部が設けられるひだ部
を、断面コ字形に形成したことを特徴とする請求項3〜
5のいずれかに記載のフィルタエレメントの補強構造で
ある。
【0016】補強部が設けられるひだ部を、断面コ字形
に形成することにより、濾過面積の増大を図るととも
に、安定した断面形状の補強部が形成され、充分な剛性
を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は実施例1のフィルタエレメ
ントを示すもので、(a)は縦断面図、(b)は横断面
図、図2は上端板21を脱着可能に取り付けるようにし
た例を示すフィルタエレメントの縦断面図、図3は実施
例2のフィルタエレメントの濾過部の斜視図、図4は実
施例3のフィルタエレメントの濾過部の斜視図、図5は
補強部43の態様を例示する横断面図、図6は実施例4
のフィルタエレメントの濾過部の斜視図、図7は実施例
5のフィルタエレメントを示すもので(a)は濾過部の
斜視図、(b)は部分拡大図、図8はフィルタエレメン
トの装着例を示す濾過器の縦断面図である。
【0018】図示のとおり、フィルタエレメント1の濾
過部11は、シート状濾材12に多数のひだを形成する
とともに、全体を中空円筒状となすことにより構成され
る。シート状濾材11は濾紙や不織布等の可燃性材料か
らなり、通常、断面ほぼ菊花状に適宜交互にひだ折りさ
れる。濾過部11の両端部(端面)は、上下端板21,
23により閉塞(シール)され、濾過部11を外内ある
いは内外の半径方向に液体その他の流体が通過して濾過
される。図示の例では、上端板21はその全面が閉鎖さ
れ、下端板23は中心に開口部23aを有しており、濾
過部11の内側の空間とフィルタエレメント1の外部と
が、開口部23aを通して連通し、流体の流路が形成さ
れるようになっている。
【0019】濾過部11の外周側のひだ部13(又は内
周側のひだ部14)に、該ひだ部13に沿って延びる補
強部が設けられる。ひだ部13は屈曲部(折り目部)で
ある。補強部により、濾過部11の剛性が強化されるの
で、濾過部11の内側及び/又は外側に従来設けられて
いた、多数の孔を形成した円筒は設けなくてよい。補強
部は、ひだ部13の数が多い場合等は、すべての外周側
のひだ部13(又は内周側のひだ部14)に設けなくて
もよい。図1に示す実施例1のフィルタエレメント1に
おいては、濾過部11の外周側のひだ部13に、該ひだ
部13に沿って延びるように設けられた補強部41は、
棒状をなす。補強部41は、ひだ部13の内側(屈曲部
の内側)に位置し、上下端板21,23に連結されてい
る。補強部41と濾過部11とは互いに独立した分離可
能な別体を構成している。補強部41は、例えば、産業
機械等に用いられる大型のフィルタエレメントにあって
は、金属製のものとすることにより、濾過圧に耐え得る
充分な剛性を確保し得る。補強部41の断面形状は特に
限定されるものではない。
【0020】上端板21又は下端板23の少なくともそ
の一方は、補強部41に対し、脱着可能に連結されるこ
とが好ましい。例えば、上端板21又は下端板23の一
方が、補強部41と、固着、一体成形等により一体化さ
れて連結され、他方は、補強部41に対し取り外し可能
なものとするのが好ましい。図2に示す例では、補強部
41の一方の側を下端板23と一体化し、補強部41の
他方の側に対し、これとは別体をなす上端板21を、例
えば嵌合、係合等の適宜手段により、脱着可能に取り付
けるようにした例を示している。したがって、このフィ
ルタエレメント1においては、その製作手順としては、
補強部41が一体化された下端板23に対し、例えば上
方から、ひだを形成して中空円筒状となした濾過部11
を、補強部41がひだ部13の内側に位置するように嵌
め込み、次いで、上端板21を取り付けることにより、
フィルタエレメント1が得られる。
【0021】経時使用により交換時期になったときは、
上端板21を補強部41から外し、次いで濾過部11
(濾材)のみを補強部41及び下端板23から分離して
取り外し、これを廃棄し、上端板21並びに下端板23
及び補強部41は再利用することができる。
【0022】補強部41は、合成樹脂製のものとして構
成することもできる。この場合、補強部41は、上記の
ように濾過部11とは互いに独立した分離可能な別体を
構成していてもよいし、あるいは、補強部41は、濾過
部11(濾材12)と分離不可能に一体的に成形された
ものとすることもできる。補強部41を、濾過部11
(濾材12)と一体的に成形されたものとするときは、
その製作手順としては、例えば、中空円筒状となす濾過
部11を得た後、射出成形等の成形手段を用いて補強部
41を濾過部11(濾材12)と一体化しつつ成形し、
次いで、補強部41及び濾過部11の上下端部を上端板
21及び下端板23に、接着剤の使用、超音波溶着、熱
溶着等の適宜手段を用いて連結する。
【0023】上端板21及び下端板23は、補強部41
と同種材料で構成することが好ましい。例えば、補強部
41を合成樹脂製のものとして構成する場合、上端板2
1及び下端板23も、合成樹脂製とすれば、金属製の端
板がないので、使用後、分別処理が不要であり、廃棄処
分がなしやすい。補強部41を金属製とし、上端板21
及び下端板23も、金属製としてもよい。
【0024】図3は実施例2のフィルタエレメントの濾
過部11(及び補強部43)を示す。補強部43は、ひ
だ部13に熱硬化性合成樹脂を充填、塗布又は含浸させ
て、濾材12と一体化したものである。補強部43は、
ひだ部13の内側に液状の合成樹脂を流し込んで硬化さ
せることにより、設けるのが好ましい。その製作手順と
しては、例えば、先ず、平らなシート状濾材12を出発
材料として、折り目(プリーツ)を付けて折り目に従い
多数のひだを形成する。多数のひだを形成した後、熱硬
化性樹脂をそのひだ部内に流し込み、半硬化状態にある
うちに、全体を中空円筒状となして濾過部11を形成す
る。熱硬化性樹脂が硬化することにより、濾材12と一
体化した補強部43が得られる。さらに、補強部43が
設けられた濾過部11の上下端部を上端板21及び下端
板23に、接着剤の使用、超音波溶着等の適宜手段を用
いて連結する。
【0025】図3に示す実施例2では、補強部43が設
けられるひだ部13が、一本の折り目において屈曲され
ている例を示す。図4に示す実施例3は、補強部43が
設けられるひだ部13を、断面コ字形に形成した例を示
す。補強部43が設けられている部分では濾材12の濾
過機能を発揮することができないが、ひだ部13を、断
面コ字形に形成することにより、濾過面積の増大を図る
とともに、安定した断面形状の補強部43がこのコ字形
部に位置されるので、充分な剛性を得ることができる。
【0026】図5は、補強部43の形成例を示す。
(a)は補強部43がひだ部13の内側を埋めるように
形成され(熱硬化性合成樹脂が充填され)かつ濾材12
とその表面において一体化した例、(b)は補強部43
がひだ部13の内側を埋めるように形成されかつ濾材1
2に含浸して濾材12と一体化した例、(c)は補強部
43がひだ部13の内側にほぼ沿って形成され(熱硬化
性合成樹脂が塗布され)かつ濾材12とその表面におい
て一体化した例、(d)は補強部43がひだ部13にお
いて濾材12に含浸して濾材12と一体化した例、
(e)は補強部43がひだ部13の内側にほぼ沿って形
成されかつ濾材12に含浸して濾材12と一体化した
例、を示す。補強部43は、ひだ部13に沿って、濾過
部11(濾材12)の高さ方向全域に亘り設けるのが望
ましいが、中央部あるいは部分的に設けることでも、剛
性は向上される。
【0027】以上の実施例では、フィルタエレメント1
において、濾過部11の外周側のひだ部13に、補強部
41,43をひだ部13に沿って延びるように設けた例
を示した。これらは、流体を濾過部11の外から内への
半径方向に濾過する場合に適する。流体を濾過部11の
内から外への半径方向に濾過する場合は、濾過部の内周
側のひだ部に、補強部を形成するのが好ましい。もっと
も、濾過部の外周側及び内周側のひだ部の両方に補強部
を設けることもできる。
【0028】図6は、流体を濾過部11の内から外への
半径方向に濾過する場合の一例を示す。すなわち、濾過
部11の内周側のひだ部14に、該ひだ部14に沿って
延びる補強部45を設けた例である。補強部45は、前
述した補強部41と同様に棒状となし濾過部11と互い
に独立させてもよいし、補強部43と同様にひだ部14
の内側に液状の合成樹脂を流し込んで硬化させ、濾材1
2と一体化したものでもよい。
【0029】図7は、補強部が設けられるひだ部13
を、断面M字形(ひだ角部をへこませた形状)に形成
し、M字の中央凹部に補強部47を設けた例を示す。補
強部47は、濾過部11(濾材12)と分離不可能に一
体的に成形されたものとするか、あるいは、前述の補強
部43と同様に、ひだ部13の中央凹部に液状の合成樹
脂を流し込んで硬化させ、濾材12と一体化するのが好
ましい。
【0030】図8は、フィルタエレメント1の装着例を
示す。実施例1のフィルタエレメント1を円筒状のケー
シング51内に取り付けた例を示している。ケーシング
51は底板部52、周壁部53及び着脱可能な蓋部54
からなる。底板部52の中央に流体の流出口55が形成
され、周壁部53には流体の導入口56が形成されてい
る。符号57はガスケット(Oリング等)、符号58は
フィルタエレメントを押圧固定するためのばねである。
導入口56から導入された流体は、濾過部11を外側か
ら内側に通過して濾過され、濾過部11の内側空間から
下端板23の開口部23aを通って外部へと排出され
る。
【0031】なお、濾過部11の剛性を強化する必要が
ある場合、濾材12の内面又は外面に、周方向(横方
向:ひだ部13と直交する方向)に筋状に延びる副補強
部を一体化して設けることができる。この副補強部とし
ては、紐のような繊維状体、多孔質帯状体等を用い、濾
材12に接着して設けることができる。この接着は部分
的に行ってもよい。副補強部として、熱硬化性樹脂を用
いることもできる。
【0032】また、図9に示すように、濾材12に、隣
り合う濾材面同士の接触(密着)を防ぐスペーサーとし
て機能する、合成樹脂製の突起61を、濾材12面に設
けてもよい。ひだ部13が多く密集しやすい場合に好適
である。図9(a)は、隣り合う濾材12面同士の対向
する位置に設けた例を示す。図9(b)は、隣り合う濾
材12面の一方に設けた例を示す。突起61は、図9
(a)のように、濾材12の外面に設けてもよいし、図
9(b)のように、濾材12の外面及び内面の両方に設
けてもよい。また、突起61は、図示のとおり、濾材1
2面のひだ部13の近傍位置のみならず、濾材12の半
径方向(外周側〜内周側)に複数個位置させることが好
ましい。また、濾材12の高さ方向にも複数個位置させ
る。このような突起は、濾材12面に熱硬化性樹脂を点
状に施して形成することができる。
【0033】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲で適宜変更付加等して実施すること
ができるものである。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、濾過部の内側及び/又
は外側に、多数の孔を形成した金属製の円筒を設けるこ
となく、フィルタエレメントの剛性を向上させることが
できる。また、使用後の廃棄処分を適正かつ簡単に行う
ことができる。したがって、省資源、廃棄物処理等の見
地から有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のフィルタエレメントを示すもので、
(a)は縦断面図、(b)は横断面図である。
【図2】上端板21を脱着可能に取り付けるようにした
例を示すフィルタエレメントの縦断面図である。
【図3】実施例2のフィルタエレメントの濾過部の斜視
図である。
【図4】実施例3のフィルタエレメントの濾過部の斜視
図である。
【図5】補強部43の態様を例示する横断面図である。
【図6】実施例4のフィルタエレメントの濾過部の斜視
図である。
【図7】実施例5のフィルタエレメントを示すもので
(a)は濾過部の斜視図、(b)は部分拡大図である。
【図8】フィルタエレメントの装着例を示す濾過器の縦
断面図である。
【図9】合成樹脂製の突起61を濾材12面に設けた例
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 フィルタエレメント 11 濾過部 12 濾材 13,14 ひだ部 14 ひだ部 21 上端板 23 下端板 41,43,45,47 補強部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状濾材に多数のひだを形成すると
    ともに、全体を中空円筒状となして濾過部を構成し、該
    濾過部の両端部を上下端板により閉塞した、半径方向に
    流体を濾過する方式のフィルタエレメントにおいて、 前記濾過部の外周側又は内周側のひだ部に、該ひだ部に
    沿って延びる補強部を設けたことを特徴とするフィルタ
    エレメントの補強構造。
  2. 【請求項2】 前記補強部は、棒状をなし、ひだ部の内
    側に位置し、前記上下端板に連結され、補強部及び端板
    から濾材のみを分離可能に構成したことを特徴とする請
    求項1に記載のフィルタエレメントの補強構造。
  3. 【請求項3】 前記補強部は、合成樹脂材で構成され、
    ひだ部の内側に位置し、前記上下端板に連結されたこと
    を特徴とする請求項1に記載のフィルタエレメントの補
    強構造。
  4. 【請求項4】 前記補強部は、ひだ部に熱硬化性合成樹
    脂を充填、塗布又は含浸させて、濾材と一体化したもの
    であることを特徴とする請求項1に記載のフィルタエレ
    メントの補強構造。
  5. 【請求項5】 前記上下端板は合成樹脂材で構成された
    請求項3又は4に記載のフィルタエレメントの補強構
    造。
  6. 【請求項6】 前記補強部が設けられるひだ部を、断面
    コ字形に形成したことを特徴とする請求項3〜5のいず
    れかに記載のフィルタエレメントの補強構造。
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