JP2002248130A - 自操式車椅子用走行アシスト装置 - Google Patents

自操式車椅子用走行アシスト装置

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JP2002248130A
JP2002248130A JP2001051416A JP2001051416A JP2002248130A JP 2002248130 A JP2002248130 A JP 2002248130A JP 2001051416 A JP2001051416 A JP 2001051416A JP 2001051416 A JP2001051416 A JP 2001051416A JP 2002248130 A JP2002248130 A JP 2002248130A
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JP
Japan
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self
wheelchair
operating
assist device
seat
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Application number
JP2001051416A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Noda
幸宏 野田
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の自操式車椅子の操作性、機能性を失わ
ず、かつ車輪を隙間に挟ませても自力で脱出可能な自操
式車椅子用走行アシスト装置を提供することにある。 【解決手段】 自操式車椅子に装着する走行アシスト装
置は、座席下部もしくは座席後部にあるフレームに、取
り付けアダプターを介する事によって着脱を可能とし、
アクチュエータ機構を用いる事で、必要な時に駆動輪を
下ろして使用する。また、駆動輪を下ろす力を利用し
て、車椅子自体をジャッキアップさせる事も可能とする
よう構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自操式車椅子に係わ
り、特に鉄道やバスに乗降する際のスロープもしくは段
差を自力で乗り越えるための自操式車椅子用走行アシス
ト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の一例を示す自操式車椅子の
概略図であり、従来のものは、走行する場合後輪11を
手で動かして移動するので、車輪が大きくなっている事
が特徴である。また、図示されていないが、自操式車椅
子を電動アシスト付きに変更可能な電動補助装置が開発
され、後輪を電気で動く動力輪に交換する方法が実用化
されている。このような電動アシスト付き手段によれ
ば、従来の手動による自操式車椅子のほとんどに取り付
けられる他、操作性、機能性を十分に生かした電動アシ
スト付き車椅子となる。また、折畳んでの収納も可能で
ある。さらに、電動アシストを装着する事によって、握
力の弱い方でも楽に移動が出来るようになるので、行動
範囲を広げ、自立する一助となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一人で行動す
る機会が多くなる事によって、隙間に車輪が挟まって動
けなくなることや、急な坂道の途中で立ち往生する場合
がある。また、大きな後輪を動力輪とする場合、モータ
のトルクは小さく、容量の大きな電源を必要とする。本
発明は、上述した点に鑑みて創案されたもので、その目
的とするところは、これらの課題を解消し、従来の自操
式車椅子の操作性、機能性を失わず、また車輪を隙間に
挟ませても自力で脱出可能で、モータのトルクは大き
く、容量の大きな電源を必要とせず、更に車のトランク
にも納まるように折畳む事が可能な取り付けアダプター
を設置する自操式車椅子用走行アシスト装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、自操式車椅子の座席下部もしくは座
席後部に着脱可能に取り付け、且つ走行をアシストする
電動駆動装置であって、該電動駆動装置には、乗り心地
をよくするためのショックアブソーバおよび座席を上下
降させたり走行をアシストする電動駆動輪を上下降させ
るアクチュエータが設けられていることを特徴とする自
操式車椅子用走行アシスト装置である。以下、本発明の
一実施例を図面に基づいて詳述する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の走行アシスト装置
の概略図、図2は本発明の要旨とする部分の説明図であ
る。図1および図2において、本発明は、自操式車椅子
の座席9の下部(もしくは座席後部)に着脱可能に取り
付け、且つ走行をアシストする電動駆動装置5(以降単
に駆動装置という)に関するものである。この駆動装置
5には、乗り心地をよくするためのショックアブソーバ
4および座席9を上下降させたり走行をアシストする電
動駆動輪6を上下降させるアクチュエータ3が設けられ
ている。ここで、前輪とほぼ同じ大きさで太めの駆動輪
6が2個駆動装置4に取り付けられている。駆動装置5
は、ショックアブソーバ4を介して、アクチュエータ3
と接続されており、コントローラ7によってアクチュエ
ータ3の上下、駆動輪6の回転を制御できる。またバッ
テリー及び制御器8はアクチュエータ3と一体化してお
り、それぞれ専用の制御器とバッテリーが納まってい
る。また、1は車のトランクにも納まるように折畳む事
が可能な取り付けアダプター、2は前述した電動駆動輪
6を駆動装置5などを備えた走行アシスト装置である。
また、図3に示す後輪11は省略してある。更にアクチュ
エータ3によって駆動輪6が上下する事を矢印で示して
おり、破線が駆動輪6を上げた状態である。
【0006】かくのごとくして構成された車椅子は、ア
クチュエータ3の伸縮運動を利用して、走行をアシスト
する電動駆動輪6(以降単に駆動輪という)を上下させ
る事ができる。これにより、スロープや段差などを通行
する際や、握力だけでは力不足と思われる時に駆動輪6
を下ろして走行をアシストすることができ、通常は駆動
輪6を上げて自操する。また、ショックアブソーバ4の
採用により、段差を越える時や、路面の凹凸によるショ
ックを吸収できるので、座席9に直接振動を伝え難くし
ている。
【0007】自操中に後輪を溝、隙間に挟まった場合、
駆動輪6を下ろす事によって、ジャッキアップすること
ができ、駆動輪6の力と自力によって脱出可能となる。
また、座席9の下部に装備する事で、側溝などに方輪10
を落としにくくしている。
【0008】アクチュエータ3や駆動輪6の電源は、バ
ッテリー方式とし、充電池方式、電気二重層を利用した
方式、燃料電池が採用でき、能力に応じて選択できる。
また、ソーラーパネルを配した屋根を別途設ける事によ
り太陽発電による充電も可能としている。
【0009】駆動輪6は、力行の他に回生も行え、下り
坂における補助ブレーキとしても使用できる。下り坂と
上り坂の判断は、走行アシスト装置2にジャイロ機能を
備え自動的に判断される。これら、走行アシストの切
換、前進、後進、速度切換、停止、ジャッキアップが、
手元のコントローラ7で操作できる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の自操式車椅子の操作性、機能性を失わず、また車
輪を隙間に挟ませても自力で脱出可能で、モータのトル
クは大きく、容量の大きな電源を必要とせず、更に車の
トランクにも納まるように折畳む事が可能な取り付けア
ダプターを設置することができるので、車椅子を利用し
ている人の自立する一助となり、実用上大いに有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走行アシスト装置の概略図である。
【図2】本発明の要旨とする部分の説明図である。
【図3】従来の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 取り付けアダプター 2 走行アシスト装置 3 アクチュエータ 4 ショックアブソーバ 5 駆動装置 6 駆動輪 7 コントローラ 8 バッテリー及び制御器 9 座席 10 方輪 11 後輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自操式車椅子の座席下部もしくは座席後
    部に着脱可能に取り付け、且つ走行をアシストする電動
    駆動装置であって、 該電動駆動装置には、乗り心地をよくするためのショッ
    クアブソーバおよび座席を上下降させたり走行をアシス
    トする電動駆動輪を上下降させるアクチュエータが設け
    られていることを特徴とする自操式車椅子用走行アシス
    ト装置。
JP2001051416A 2001-02-27 2001-02-27 自操式車椅子用走行アシスト装置 Pending JP2002248130A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006019030A1 (ja) * 2004-08-18 2006-02-23 Kurimoto, Ltd. 電動車椅子

Cited By (3)

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JPWO2006019030A1 (ja) * 2004-08-18 2008-05-08 株式会社栗本鐵工所 電動車椅子
JP4755099B2 (ja) * 2004-08-18 2011-08-24 株式会社栗本鐵工所 電動車椅子

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