JP2002247870A - モータ制御方法 - Google Patents
モータ制御方法Info
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- JP2002247870A JP2002247870A JP2001040015A JP2001040015A JP2002247870A JP 2002247870 A JP2002247870 A JP 2002247870A JP 2001040015 A JP2001040015 A JP 2001040015A JP 2001040015 A JP2001040015 A JP 2001040015A JP 2002247870 A JP2002247870 A JP 2002247870A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力電源の内部インピーダンスを有効に利用
することにより、回生運転時において入力電圧より高い
発電電圧を発生させ、高い回生トルクを得る。 【解決手段】 力行運転時において、バッテリBの正味
電圧からバッテリ内部抵抗Rの電圧降下を引いた電源電
圧に到達するまでは、インバータ2が電圧V/周波数f
を一定にしてPWM制御を行い、誘導機3を駆動して一
定値の力行トルクを発生させる。電源電圧に到達した以
降は周波数のみを増加させるので力行トルクは減少して
行く。一方、回生運転時は、バッテリBの正味電圧より
内部抵抗Rの電圧降下分だけ高い電圧が誘導機3に発生
して、この発電エネルギーをバッテリBへ回生する。こ
れにより、回生運転時は力行トルクより高い回生トルク
を発生させる。さらに周波数が下がれば、V/fを一定
制御で一定値の回生トルクとなる。これにより、力行ト
ルクより高い回生トルクを制動作用に利用することがで
きる。
することにより、回生運転時において入力電圧より高い
発電電圧を発生させ、高い回生トルクを得る。 【解決手段】 力行運転時において、バッテリBの正味
電圧からバッテリ内部抵抗Rの電圧降下を引いた電源電
圧に到達するまでは、インバータ2が電圧V/周波数f
を一定にしてPWM制御を行い、誘導機3を駆動して一
定値の力行トルクを発生させる。電源電圧に到達した以
降は周波数のみを増加させるので力行トルクは減少して
行く。一方、回生運転時は、バッテリBの正味電圧より
内部抵抗Rの電圧降下分だけ高い電圧が誘導機3に発生
して、この発電エネルギーをバッテリBへ回生する。こ
れにより、回生運転時は力行トルクより高い回生トルク
を発生させる。さらに周波数が下がれば、V/fを一定
制御で一定値の回生トルクとなる。これにより、力行ト
ルクより高い回生トルクを制動作用に利用することがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導機などのモー
タを力行運転したり回生運転するときのモータ制御方法
に関し、特に、誘導機を回生運転するときの回生トルク
を大きく発生させるためのモータ制御方法に関するもの
である。
タを力行運転したり回生運転するときのモータ制御方法
に関し、特に、誘導機を回生運転するときの回生トルク
を大きく発生させるためのモータ制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、誘導機などは、直流電源を入力し
インバータ駆動によって交流電力を供給して力行運転を
行ったり、制動時の発電電力を電源側へ帰還する回生運
転を行っている。図4は、従来技術における誘導機制御
回路の概略構成図である。同図において、交流電源11
より整流機12によって直流電圧に変換し、さらに、誘
導機15の励磁電流が一定になるように、インバータ1
4によって電圧V/周波数fを一定値に制御して、誘導
機15に所定の電力を供給して力行運転を行っている。
つまり、周波数fを上げれば誘導機のインピーダンスが
増加するので、電圧Vを上げて、V/fが常に一定値に
なるようにPWM制御を行っている。そして、インバー
タ14の出力の電圧Vが入力電圧値に達した以降は、周
波数fのみを上昇させて力行運転を行っている。また、
回生運転時は、誘導機15の発電電力をインバータ14
の逆変換制御によって直流変換し、さらに、回生用イン
バータ16によって交流に変換したのち、交流電源11
側へ誘導機15の制動エネルギーを回生している。
インバータ駆動によって交流電力を供給して力行運転を
行ったり、制動時の発電電力を電源側へ帰還する回生運
転を行っている。図4は、従来技術における誘導機制御
回路の概略構成図である。同図において、交流電源11
より整流機12によって直流電圧に変換し、さらに、誘
導機15の励磁電流が一定になるように、インバータ1
4によって電圧V/周波数fを一定値に制御して、誘導
機15に所定の電力を供給して力行運転を行っている。
つまり、周波数fを上げれば誘導機のインピーダンスが
増加するので、電圧Vを上げて、V/fが常に一定値に
なるようにPWM制御を行っている。そして、インバー
タ14の出力の電圧Vが入力電圧値に達した以降は、周
波数fのみを上昇させて力行運転を行っている。また、
回生運転時は、誘導機15の発電電力をインバータ14
の逆変換制御によって直流変換し、さらに、回生用イン
バータ16によって交流に変換したのち、交流電源11
側へ誘導機15の制動エネルギーを回生している。
【0003】図5は、図4の回路における特性を示し、
(a)はインバータ出力の周波数fと電圧Vとの関係特
性、(b)は誘導機の周波数fとトルクTとの関係特性
を示している。同図(a)に示すように、インバータ出
力の周波数がf1(ベース周波数)に上昇するまでは、
V/fの値を一定にするように電圧Vを比例的に増加さ
せてPWM波形のデューティ制御を行い、同図(b)に
示すように、誘導機15に常に一定のトルク、例えば1
00%のトルクを発生させている。
(a)はインバータ出力の周波数fと電圧Vとの関係特
性、(b)は誘導機の周波数fとトルクTとの関係特性
を示している。同図(a)に示すように、インバータ出
力の周波数がf1(ベース周波数)に上昇するまでは、
V/fの値を一定にするように電圧Vを比例的に増加さ
せてPWM波形のデューティ制御を行い、同図(b)に
示すように、誘導機15に常に一定のトルク、例えば1
00%のトルクを発生させている。
【0004】そして、同図(a)に示すように、インバ
ータ入力側のコンデンサ13の充電電圧で決まる最高出
力電圧Vmに達した以降は、周波数が上昇してもインバ
ータ14の出力電圧は一定である。よって、同図(b)
に示すように、周波数がf1以降のトルク特性は、誘導
機15の周波数が上昇すると共にトルクが下降する、い
わゆる定出力特性となる。このようにして誘導機15の
周波数を上昇させると、定格周波数fmに達した時点
で、トルクは、例えば50%まで低下する。このような
特性の現象は、力行運転時のみではなく回生運転時にお
いても同様である。
ータ入力側のコンデンサ13の充電電圧で決まる最高出
力電圧Vmに達した以降は、周波数が上昇してもインバ
ータ14の出力電圧は一定である。よって、同図(b)
に示すように、周波数がf1以降のトルク特性は、誘導
機15の周波数が上昇すると共にトルクが下降する、い
わゆる定出力特性となる。このようにして誘導機15の
周波数を上昇させると、定格周波数fmに達した時点
で、トルクは、例えば50%まで低下する。このような
特性の現象は、力行運転時のみではなく回生運転時にお
いても同様である。
【0005】図6は、図4に示す誘導機制御回路におけ
る誘導機のトルク−周波数のティピカル特性である。つ
まり、図5(b)に示すようなトルク−周波数特性は、
力行/回生の正転/逆転時において同様に発生してい
る。したがって、図6では、誘導機の正転/逆転に関わ
らず、力行運転/回生運転共に、所定の周波数までは一
定のトルク(例えば100%トルク)を発生し、所定の
周波数を超えるとトルクは100%から所定の値(例え
ば50%トルク)まで低下している状態の特性を示して
いる。
る誘導機のトルク−周波数のティピカル特性である。つ
まり、図5(b)に示すようなトルク−周波数特性は、
力行/回生の正転/逆転時において同様に発生してい
る。したがって、図6では、誘導機の正転/逆転に関わ
らず、力行運転/回生運転共に、所定の周波数までは一
定のトルク(例えば100%トルク)を発生し、所定の
周波数を超えるとトルクは100%から所定の値(例え
ば50%トルク)まで低下している状態の特性を示して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上述のよう
に、従来の交流電源によるインバータ駆動の誘導機で
は、モータ損失や機械損失を無視した場合、電源側のイ
ンピーダンスが小さいので、力行運転時も回生運転時
も、同一周波数においては誘導機側の入力電圧は同じ値
の電圧となる。よって、誘導機は力行運転時と回生運転
時において、同一周波数では同じ値のトルクを発生させ
ることになる。つまり、回生運転時には、急激なブレー
キ作用によって誘導機は高い発電電圧を発生するけれど
も、誘導機の発電電圧を回生する電源側の内部インピー
ダンスが小さいので、電源側で規定されている最高電圧
Vmまで低下してしまい、誘導機側で高い電圧を維持す
ることができない。このため、回生運転時のトルク特性
は力行運転時と同じ値となってしまう。
に、従来の交流電源によるインバータ駆動の誘導機で
は、モータ損失や機械損失を無視した場合、電源側のイ
ンピーダンスが小さいので、力行運転時も回生運転時
も、同一周波数においては誘導機側の入力電圧は同じ値
の電圧となる。よって、誘導機は力行運転時と回生運転
時において、同一周波数では同じ値のトルクを発生させ
ることになる。つまり、回生運転時には、急激なブレー
キ作用によって誘導機は高い発電電圧を発生するけれど
も、誘導機の発電電圧を回生する電源側の内部インピー
ダンスが小さいので、電源側で規定されている最高電圧
Vmまで低下してしまい、誘導機側で高い電圧を維持す
ることができない。このため、回生運転時のトルク特性
は力行運転時と同じ値となってしまう。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、入力電源の内部インピーダン
スを有効に利用することにより、回生運転時において入
力電圧より高い発電電圧を発生させ、もって、高い回生
トルクを発生させるようなモータの制御方法を提供する
ことにある。
ものであり、その目的は、入力電源の内部インピーダン
スを有効に利用することにより、回生運転時において入
力電圧より高い発電電圧を発生させ、もって、高い回生
トルクを発生させるようなモータの制御方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のモータの制御方法は、インバータを駆動
制御し、電動機作用として駆動させる力行運転と、発電
機作用として駆動させる回生運転とを行うモータ制御方
法において、インバータの入力電源の内部インピーダン
スを利用し、回生運転時のモータ入力電圧の最大値を、
力行運転時のモータ入力電圧の最大値より高くしてモー
タの力行/回生運転の制御を行うことを特徴とする。
めに、本発明のモータの制御方法は、インバータを駆動
制御し、電動機作用として駆動させる力行運転と、発電
機作用として駆動させる回生運転とを行うモータ制御方
法において、インバータの入力電源の内部インピーダン
スを利用し、回生運転時のモータ入力電圧の最大値を、
力行運転時のモータ入力電圧の最大値より高くしてモー
タの力行/回生運転の制御を行うことを特徴とする。
【0009】すなわち、本発明のモータの制御方法によ
れば、入力電源が有している内部インピーダンスを利用
することによって、力行運転時は、入力電源の正味電圧
から内部インピーダンスによる電圧降下分を差し引いた
電圧値を最大入力電圧としてモータを駆動する。これに
よって、最大入力電圧に基づくインバータ制御によって
モータにトルクを発生させる。一方、回生運転時は、入
力電源の正味電圧に内部インピーダンスによる電圧降下
分を加算した電圧値を最大電圧として、モータに回生電
圧を発生させ、この回生エネルギーを入力電源側へ回生
する。これによって、回生運転時のモータ入力電圧の最
大値を、力行運転時のモータ入力電圧の最大値より高く
することができる。したがって、力行時トルクより高い
値の回生時トルクを発生させて制動を行うことができる
ので、制動作用を一段と向上させることができる。
れば、入力電源が有している内部インピーダンスを利用
することによって、力行運転時は、入力電源の正味電圧
から内部インピーダンスによる電圧降下分を差し引いた
電圧値を最大入力電圧としてモータを駆動する。これに
よって、最大入力電圧に基づくインバータ制御によって
モータにトルクを発生させる。一方、回生運転時は、入
力電源の正味電圧に内部インピーダンスによる電圧降下
分を加算した電圧値を最大電圧として、モータに回生電
圧を発生させ、この回生エネルギーを入力電源側へ回生
する。これによって、回生運転時のモータ入力電圧の最
大値を、力行運転時のモータ入力電圧の最大値より高く
することができる。したがって、力行時トルクより高い
値の回生時トルクを発生させて制動を行うことができる
ので、制動作用を一段と向上させることができる。
【0010】また、本発明のモータの制御方法は、前記
発明において、インバータの入力電源はバッテリであ
り、内部インピーダンスはこのバッテリの内部抵抗であ
り、力行運転時は、バッテリの正味電圧から内部抵抗の
電圧降下分を減算した入力電圧に基づくインバータ出力
電圧の最大値を、モータ入力電圧の最大値とし、回生運
転時は、バッテリの正味電圧と内部抵抗の電圧降下分と
を加算した電圧値が、最大回生電圧としてモータ入力電
圧の最大値となることを特徴とする。
発明において、インバータの入力電源はバッテリであ
り、内部インピーダンスはこのバッテリの内部抵抗であ
り、力行運転時は、バッテリの正味電圧から内部抵抗の
電圧降下分を減算した入力電圧に基づくインバータ出力
電圧の最大値を、モータ入力電圧の最大値とし、回生運
転時は、バッテリの正味電圧と内部抵抗の電圧降下分と
を加算した電圧値が、最大回生電圧としてモータ入力電
圧の最大値となることを特徴とする。
【0011】すなわち、本発明のモータの制御方法によ
れば、バッテリを入力電源とすることによって、このバ
ッテリが持つ内部抵抗を利用して、回生運転時にモータ
に発生する回生電圧を高くして、発生トルクを高めるこ
とができる。つまり、力行運転時は、バッテリの正味電
圧から内部抵抗による電圧降下分を差し引いた入力電圧
値に基づいて、モータが力行トルクを発生させるが、回
生運転時は、バッテリの正味電圧に内部抵抗による電圧
降下分を加算した電圧値に基づいて、モータに回生トル
クを発生させることができる。これによって、力行トル
クより高い値の回生トルクを発生させて制動作用を行う
ことができる。
れば、バッテリを入力電源とすることによって、このバ
ッテリが持つ内部抵抗を利用して、回生運転時にモータ
に発生する回生電圧を高くして、発生トルクを高めるこ
とができる。つまり、力行運転時は、バッテリの正味電
圧から内部抵抗による電圧降下分を差し引いた入力電圧
値に基づいて、モータが力行トルクを発生させるが、回
生運転時は、バッテリの正味電圧に内部抵抗による電圧
降下分を加算した電圧値に基づいて、モータに回生トル
クを発生させることができる。これによって、力行トル
クより高い値の回生トルクを発生させて制動作用を行う
ことができる。
【0012】また、本発明のモータの制御方法は、前記
発明において、インバータは、力行運転時において、バ
ッテリの正味電圧から内部抵抗による電圧降下分を減算
した力行時の入力電圧に到達するまでは、出力電圧Vと
出力周波数fとの関係が、V/f=一定値となるように
出力電圧Vと出力周波数fとを増減させてPWM制御を
行い、力行時の入力電圧に到達した以降は、出力電圧V
を一定にして出力周波数fを可変制御してモータに電力
を供給する。そして、回生運転時において、バッテリの
正味電圧と内部抵抗による電圧降下分とを加算した電圧
を最大回生電圧としてバッテリへ回生し、最大回生電圧
が減少を開始した時点より、V/f=一定値となるよう
に出力電圧Vと出力周波数fとを減少させてPWM制御
を行い、回生エネルギーをバッテリへ回生することを特
徴とする。
発明において、インバータは、力行運転時において、バ
ッテリの正味電圧から内部抵抗による電圧降下分を減算
した力行時の入力電圧に到達するまでは、出力電圧Vと
出力周波数fとの関係が、V/f=一定値となるように
出力電圧Vと出力周波数fとを増減させてPWM制御を
行い、力行時の入力電圧に到達した以降は、出力電圧V
を一定にして出力周波数fを可変制御してモータに電力
を供給する。そして、回生運転時において、バッテリの
正味電圧と内部抵抗による電圧降下分とを加算した電圧
を最大回生電圧としてバッテリへ回生し、最大回生電圧
が減少を開始した時点より、V/f=一定値となるよう
に出力電圧Vと出力周波数fとを減少させてPWM制御
を行い、回生エネルギーをバッテリへ回生することを特
徴とする。
【0013】すなわち、本発明のモータの制御方法によ
れば、バッテリの内部抵抗を利用することによって、回
生運転時のモータ入力電圧を力行運転時のモータ入力電
圧より高くすることができる。これによって、回生運転
時は力行運転時より高い周波数範囲までV/fを一定値
に制御して、トルクを100%に維持することができ
る。したがって、回生運転時にモータ入力電圧を上昇さ
せた分だけの回生エネルギーがブレーキ力として増加す
ることになる。
れば、バッテリの内部抵抗を利用することによって、回
生運転時のモータ入力電圧を力行運転時のモータ入力電
圧より高くすることができる。これによって、回生運転
時は力行運転時より高い周波数範囲までV/fを一定値
に制御して、トルクを100%に維持することができ
る。したがって、回生運転時にモータ入力電圧を上昇さ
せた分だけの回生エネルギーがブレーキ力として増加す
ることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
けるモータ制御方法について説明する。図1は、本発明
の一実施の形態における誘導機制御回路の概略構成図で
ある。この誘導機制御回路は、バッテリパック1と三相
のインバータ2と三相の誘導機3とが接続された構成と
なっている。そして、バッテリパック1を入力電源と
し、所定の周波数までは、インバータ2の出力の電圧V
/周波数fが常に一定値になるようにしてPWM制御を
行い、誘導機3に所定の電力を供給して力行運転を行っ
ている。そして、インバータ2の出力の電圧Vが入力電
圧値に達した以降は、周波数のみを上昇させて力行運転
を行っている。また、回生運転時は、誘導機3の発電電
力をインバータ2の逆変換制御によって直流変換し、バ
ッテリパック1へ誘導機3の発電エネルギーを回生して
いる。
けるモータ制御方法について説明する。図1は、本発明
の一実施の形態における誘導機制御回路の概略構成図で
ある。この誘導機制御回路は、バッテリパック1と三相
のインバータ2と三相の誘導機3とが接続された構成と
なっている。そして、バッテリパック1を入力電源と
し、所定の周波数までは、インバータ2の出力の電圧V
/周波数fが常に一定値になるようにしてPWM制御を
行い、誘導機3に所定の電力を供給して力行運転を行っ
ている。そして、インバータ2の出力の電圧Vが入力電
圧値に達した以降は、周波数のみを上昇させて力行運転
を行っている。また、回生運転時は、誘導機3の発電電
力をインバータ2の逆変換制御によって直流変換し、バ
ッテリパック1へ誘導機3の発電エネルギーを回生して
いる。
【0015】バッテリパック1の等価回路は、バッテリ
Bとその内部抵抗Rとによって構成されている。また、
三相のインバータ2は、6個のバイポーラトランジスタ
T1〜T6及び各々のバイポーラトランジスタに逆並列
に接続されている6個のダイオードD1〜D6による三
相ブリッジ回路の構成となっている。誘導機3の力行運
転時におけるインバータ2の動作は、インバータ2の各
相毎の上下アームのバイポーラトランジスタが、たすき
掛けのルートで交互にスイッチング動作しながらPWM
制御を行っている。これにより、インバータ2より三相
の誘導機3に電力を供給し、誘導機3の励磁電流が一定
になるように制御して一定値のトルクを発生させてい
る。
Bとその内部抵抗Rとによって構成されている。また、
三相のインバータ2は、6個のバイポーラトランジスタ
T1〜T6及び各々のバイポーラトランジスタに逆並列
に接続されている6個のダイオードD1〜D6による三
相ブリッジ回路の構成となっている。誘導機3の力行運
転時におけるインバータ2の動作は、インバータ2の各
相毎の上下アームのバイポーラトランジスタが、たすき
掛けのルートで交互にスイッチング動作しながらPWM
制御を行っている。これにより、インバータ2より三相
の誘導機3に電力を供給し、誘導機3の励磁電流が一定
になるように制御して一定値のトルクを発生させてい
る。
【0016】また、制動時における回生運転時は、誘導
機3が交流発電機として動作し、インバータ2における
各相毎のマイナス側(下側)のバイポーラトランジスタ
T2、T4、T6の位相制御と、各相毎に逆並列に接続
されたダイオードD1〜D6の整流動作とによって、バ
ッテリB側へ誘導機3の発電エネルギーを回生してい
る。このようなインバータの力行運転/回生運転時の動
作は、従来より一般的に行われている技術であるので詳
細な説明は省略する。尚、バイポーラトランジスタT1
〜T6は、IGBTやMOSFETやGTOサイリスタ
などに置き代えてもインバータ動作は全く同じである。
機3が交流発電機として動作し、インバータ2における
各相毎のマイナス側(下側)のバイポーラトランジスタ
T2、T4、T6の位相制御と、各相毎に逆並列に接続
されたダイオードD1〜D6の整流動作とによって、バ
ッテリB側へ誘導機3の発電エネルギーを回生してい
る。このようなインバータの力行運転/回生運転時の動
作は、従来より一般的に行われている技術であるので詳
細な説明は省略する。尚、バイポーラトランジスタT1
〜T6は、IGBTやMOSFETやGTOサイリスタ
などに置き代えてもインバータ動作は全く同じである。
【0017】上述のようなインバータ2の動作によっ
て、力行運転時においては、バッテリBの内部抵抗Rに
よる電圧降下によって、インバータ2の入力側のコンデ
ンサCの電圧、つまり誘導機3の入力電圧は低下する。
また、回生運転時においては、誘導機3の発電電圧は、
バッテリBの内部抵抗Rによる電圧降下分だけ高い電圧
を発生させて、発電エネルギーをバッテリBへ回生させ
ることができる。したがって、回生運転時においては、
力行運転時よりも大きなトルクを発生させることができ
る。
て、力行運転時においては、バッテリBの内部抵抗Rに
よる電圧降下によって、インバータ2の入力側のコンデ
ンサCの電圧、つまり誘導機3の入力電圧は低下する。
また、回生運転時においては、誘導機3の発電電圧は、
バッテリBの内部抵抗Rによる電圧降下分だけ高い電圧
を発生させて、発電エネルギーをバッテリBへ回生させ
ることができる。したがって、回生運転時においては、
力行運転時よりも大きなトルクを発生させることができ
る。
【0018】図2は、図1の回路における特性を示し、
(a)はインバータ出力の周波数fと電圧Vとの関係特
性、(b)は誘導機の周波数fとトルクTとの関係特性
を示している。すなわち、同図(a)に示すように、力
行運転時においては、インバータ出力の周波数がf1に
上昇するまで、V/fの値を一定にするように電圧Vと
周波数fを比例的に増加させてPWM波形のデューティ
制御を行い、同図(b)に示すように、周波数がf1に
上昇するまでは、誘導機3に常に一定トルク、例えば1
00%のトルクを発生させている。
(a)はインバータ出力の周波数fと電圧Vとの関係特
性、(b)は誘導機の周波数fとトルクTとの関係特性
を示している。すなわち、同図(a)に示すように、力
行運転時においては、インバータ出力の周波数がf1に
上昇するまで、V/fの値を一定にするように電圧Vと
周波数fを比例的に増加させてPWM波形のデューティ
制御を行い、同図(b)に示すように、周波数がf1に
上昇するまでは、誘導機3に常に一定トルク、例えば1
00%のトルクを発生させている。
【0019】そして、同図(a)に示すように、インバ
ータ入力側のコンデンサCの充電電圧が、バッテリBの
正味電圧から内部抵抗Rの電圧降下分を差し引いた電圧
で決まる力行時最高出力電圧Vm1に達した以降は、周
波数が上昇しても出力電圧は一定値Vm1である。よっ
て、同図(b)に示すように、誘導機3の周波数がf1
以降は周波数の上昇と共に力行時トルクは下降してゆ
く、いわゆる定出力特性となる。このようにして、力行
運転時に誘導機3の周波数を上昇させてゆくと、定格周
波数fmに達した時点で、力行運転時のトルクは、例え
ば50%まで低下する。
ータ入力側のコンデンサCの充電電圧が、バッテリBの
正味電圧から内部抵抗Rの電圧降下分を差し引いた電圧
で決まる力行時最高出力電圧Vm1に達した以降は、周
波数が上昇しても出力電圧は一定値Vm1である。よっ
て、同図(b)に示すように、誘導機3の周波数がf1
以降は周波数の上昇と共に力行時トルクは下降してゆ
く、いわゆる定出力特性となる。このようにして、力行
運転時に誘導機3の周波数を上昇させてゆくと、定格周
波数fmに達した時点で、力行運転時のトルクは、例え
ば50%まで低下する。
【0020】一方、回生運転時においては、誘導機3
は、バッテリBの正味電圧より内部抵抗Rの電圧降下分
だけ高い電圧を回生電圧として発生させることができる
ので、図2(a)に示すように、回生時の最高出力電圧
はVm2まで上昇する。これによって、制動によって周
波数が低下して行く回生運転時においては、定格周波数
fmから周波数f2までは、回生時最高電圧Vm2を維
持するので、誘導機3の回生運転時には、同図(b)に
示すように、定格周波数fmから周波数f2までは、力
行時トルクより高い値の回生時トルクを発生する定出力
特性となる。そして、周波数がf2より下がると、同図
(a)に示すようなV/fが一定値となる周波数−電圧
制御の特性によって、回生時トルクは、同図(b)に示
すような一定トルク、例えば100%のトルク特性とな
る。
は、バッテリBの正味電圧より内部抵抗Rの電圧降下分
だけ高い電圧を回生電圧として発生させることができる
ので、図2(a)に示すように、回生時の最高出力電圧
はVm2まで上昇する。これによって、制動によって周
波数が低下して行く回生運転時においては、定格周波数
fmから周波数f2までは、回生時最高電圧Vm2を維
持するので、誘導機3の回生運転時には、同図(b)に
示すように、定格周波数fmから周波数f2までは、力
行時トルクより高い値の回生時トルクを発生する定出力
特性となる。そして、周波数がf2より下がると、同図
(a)に示すようなV/fが一定値となる周波数−電圧
制御の特性によって、回生時トルクは、同図(b)に示
すような一定トルク、例えば100%のトルク特性とな
る。
【0021】図3は、図1に示す誘導機制御回路におけ
る誘導機のトルク−周波数の特性曲線である。すなわ
ち、図2で説明したように、回生運転時は力行運転時よ
り誘導機の入力電圧が上昇するので、回生運転時におい
ては力行運転時より高い周波数範囲まで100%のトル
クを発生させることができる。したがって、図3に示す
ように、回生正転時のトルク及び回生逆転時のトルク
を、図の斜線の部分だけ高くすることができる。つま
り、図の斜線の部分に相当する面積のエネルギーがブレ
ーキ力として増加することになる。
る誘導機のトルク−周波数の特性曲線である。すなわ
ち、図2で説明したように、回生運転時は力行運転時よ
り誘導機の入力電圧が上昇するので、回生運転時におい
ては力行運転時より高い周波数範囲まで100%のトル
クを発生させることができる。したがって、図3に示す
ように、回生正転時のトルク及び回生逆転時のトルク
を、図の斜線の部分だけ高くすることができる。つま
り、図の斜線の部分に相当する面積のエネルギーがブレ
ーキ力として増加することになる。
【0022】このようにして、バッテリの内部抵抗を利
用することによって、力行運転時と回生運転時とで、高
速回転時におけるV/f一定制御と、Vを一定としてf
を増加させる定出力制御とを切り替える周波数を変える
ことができる。これにより、回生運転時におけるトルク
を力行運転時におけるトルクより大きくすることができ
る。また、このような回生運転時のトルクはブレーキ力
となるので、トルクが大きくなった分だけ制動作用を高
めることができる。また、V/f一定制御と定出力制御
とを切り替える周波数は入力電圧に応じて切り替えるこ
とができるので、例えば、力行運転時は入力電圧48V
に達するまでV/f一定制御を行って100%トルクを
出力し、回生運転時は誘導機の発電電圧60V以下でV
/f一定制御を行って100%トルクを出力することが
できる。これによって、高速回転時における回生運転時
の発生トルクを、力行運転時の発生トルクに比べて大幅
に増やすことができる。
用することによって、力行運転時と回生運転時とで、高
速回転時におけるV/f一定制御と、Vを一定としてf
を増加させる定出力制御とを切り替える周波数を変える
ことができる。これにより、回生運転時におけるトルク
を力行運転時におけるトルクより大きくすることができ
る。また、このような回生運転時のトルクはブレーキ力
となるので、トルクが大きくなった分だけ制動作用を高
めることができる。また、V/f一定制御と定出力制御
とを切り替える周波数は入力電圧に応じて切り替えるこ
とができるので、例えば、力行運転時は入力電圧48V
に達するまでV/f一定制御を行って100%トルクを
出力し、回生運転時は誘導機の発電電圧60V以下でV
/f一定制御を行って100%トルクを出力することが
できる。これによって、高速回転時における回生運転時
の発生トルクを、力行運転時の発生トルクに比べて大幅
に増やすことができる。
【0023】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、上記の実施の形態では、誘導機の
入力電圧がゼロ(実際にはブースト電圧)から最高電圧
まではV/f一定制御を行う場合について述べたが、こ
れに限ることはなく、すべり周波数制御やベクトル制御
を行う場合においても、インバータの入力側の電源イン
ピーダンスを利用して、回生運転時のトルクを力行運転
時より増加させることができる。
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、上記の実施の形態では、誘導機の
入力電圧がゼロ(実際にはブースト電圧)から最高電圧
まではV/f一定制御を行う場合について述べたが、こ
れに限ることはなく、すべり周波数制御やベクトル制御
を行う場合においても、インバータの入力側の電源イン
ピーダンスを利用して、回生運転時のトルクを力行運転
時より増加させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のモータ制
御方法によれば、インバータ入力の電源インピーダンス
を利用することによって、回生運転時におけるモータの
発電電圧を力行運転時のモータ入力電圧より高くするこ
とができる。これによって、回生運転時の発生トルクを
力行運転時より大きくすることができるので、回生時の
発電エネルギーを制動作用として有効且つ効果的に利用
することができる。特に、インバータ入力電源をバッテ
リにすれば、このバッテリの内部抵抗を利用して回生運
転時の発電電圧を高めることができるので、高い回生ト
ルクを発生させてブレーキ力として使うことができる。
例えば、バッテリ駆動のフォークリフトなどに本発明の
モータ制御方法を適用すれば、国内標準仕様である48
Vのバッテリを用いて、回生時には60V程度の発電電
圧を発生させることができる。これによって、力行トル
クに比べてかなり大きな回生トルクを発生させることが
できるので、フォークリフトの制動作用に大いに寄与す
ることができる。
御方法によれば、インバータ入力の電源インピーダンス
を利用することによって、回生運転時におけるモータの
発電電圧を力行運転時のモータ入力電圧より高くするこ
とができる。これによって、回生運転時の発生トルクを
力行運転時より大きくすることができるので、回生時の
発電エネルギーを制動作用として有効且つ効果的に利用
することができる。特に、インバータ入力電源をバッテ
リにすれば、このバッテリの内部抵抗を利用して回生運
転時の発電電圧を高めることができるので、高い回生ト
ルクを発生させてブレーキ力として使うことができる。
例えば、バッテリ駆動のフォークリフトなどに本発明の
モータ制御方法を適用すれば、国内標準仕様である48
Vのバッテリを用いて、回生時には60V程度の発電電
圧を発生させることができる。これによって、力行トル
クに比べてかなり大きな回生トルクを発生させることが
できるので、フォークリフトの制動作用に大いに寄与す
ることができる。
【図1】 本発明の一実施の形態における誘導機制御回
路の概略構成図である。
路の概略構成図である。
【図2】 図1の回路における特性を示し、(a)はイ
ンバータ出力の周波数fと電圧Vとの関係特性、(b)
は誘導機の周波数fとトルクTとの関係特性を示す。
ンバータ出力の周波数fと電圧Vとの関係特性、(b)
は誘導機の周波数fとトルクTとの関係特性を示す。
【図3】 図1に示す誘導機制御回路における誘導機の
トルク−周波数の特性曲線である。
トルク−周波数の特性曲線である。
【図4】 従来技術における誘導機制御回路の概略構成
図である。
図である。
【図5】 図4の回路における特性を示し、(a)はイ
ンバータ出力の周波数fと電圧Vとの関係特性、(b)
は誘導機の周波数fとトルクTとの関係特性を示す。
ンバータ出力の周波数fと電圧Vとの関係特性、(b)
は誘導機の周波数fとトルクTとの関係特性を示す。
【図6】 図4に示す誘導機制御回路における誘導機の
トルク−周波数のティピカル特性である。
トルク−周波数のティピカル特性である。
1 バッテリパック 2、14 インバータ 3、15 誘導機 11 交流電源 12 整流器 13、C コンデンサ 16 回生用インバータ B バッテリ R 内部抵抗 T1〜T6 バイポーラトランジスタ D1〜D6 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 誠一郎 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社汎用機・特車事業本部内 (72)発明者 鈴木 博幸 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社汎用機・特車事業本部内 (72)発明者 中尾 敦 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社汎用機・特車事業本部内 Fターム(参考) 5H530 AA05 BB24 CC30 CE16 DD03 DD05 DD13 5H576 AA06 CC04 DD02 DD04 EE04 EE09 EE11 HA03 HA04 HA07 HB02
Claims (3)
- 【請求項1】 インバータを駆動制御し、電動機作用と
して駆動させる力行運転と、発電機作用として駆動させ
る回生運転とを行うモータ制御方法において、 前記インバータの入力電源の内部インピーダンスを利用
し、回生運転時のモータ入力電圧の最大値を、力行運転
時のモータ入力電圧の最大値より高くしてモータの力行
/回生運転の制御を行うことを特徴とするモータ制御方
法。 - 【請求項2】 前記インバータの入力電源はバッテリで
あり、前記内部インピーダンスは前記バッテリの内部抵
抗であり、 力行運転時は、前記バッテリの正味電圧から前記内部抵
抗の電圧降下分を減算した入力電圧に基づくインバータ
出力電圧の最大値を、モータ入力電圧の最大値とし、 回生運転時は、前記バッテリの正味電圧と前記内部抵抗
の電圧降下分とを加算した電圧値が、最大回生電圧とし
てモータ入力電圧の最大値となることを特徴とする請求
項1に記載のモータの制御方法。 - 【請求項3】 前記インバータは、 力行運転時において、前記バッテリの正味電圧から前記
内部抵抗による電圧降下分を減算した力行時の入力電圧
に到達するまでは、出力電圧Vと出力周波数fとの関係
が、V/f=一定値となるように出力電圧Vと出力周波
数fとを増減させてPWM制御を行い、力行時の入力電
圧に到達した以降は、出力電圧Vを一定にして出力周波
数fを可変制御してモータに電力を供給し、 回生運転時において、前記バッテリの正味電圧と前記内
部抵抗による電圧降下分とを加算した電圧を最大回生電
圧として前記バッテリへ回生し、前記最大回生電圧が減
少を開始した時点より、V/f=一定値となるように出
力電圧Vと出力周波数fとを減少させてPWM制御を行
い、回生エネルギーを前記バッテリへ回生することを特
徴とする請求項2に記載のモータの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001040015A JP2002247870A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | モータ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001040015A JP2002247870A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | モータ制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002247870A true JP2002247870A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18902699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001040015A Withdrawn JP2002247870A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | モータ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002247870A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015189884A1 (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-17 | 株式会社日立産機システム | 電力変換装置 |
-
2001
- 2001-02-16 JP JP2001040015A patent/JP2002247870A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015189884A1 (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-17 | 株式会社日立産機システム | 電力変換装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080513 |