JP2002247524A - 映像記録再生装置と映像記録再生方法 - Google Patents
映像記録再生装置と映像記録再生方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＣＭ部分をスキップさせ違和感のない連続映
像信号を再生する。 【解決手段】 アンテナより入力の放送信号は、チュー
ナー部で映像信号に復元、圧縮部にて情報量の圧縮され
た映像信号は記録手段に記録される（Ｓ１）。同時にチ
ューナー部からの映像信号は、ＣＭ検出手段にてＣＭ部
分の検出が行われる（Ｓ２）。検出されたＣＭ部分（開
始、終了）の位置情報は、圧縮された映像信号と共に記
録手段に保存される（Ｓ３）。番組重複部分検出手段
は、ＣＭ部分（開始）の位置情報からＣＭ部分直前の番
組部分データを取得し（Ｓ４）、ＣＭ部分（終了）直後
の番組部分から前述の番組部分データの検出処理をする
（Ｓ５）。重複部分の有無を確認し（Ｓ６）確認により
（Ｙｅｓ）、番組部分データが検出された番組部分の位
置情報を取得し記録手段に保存する（Ｓ７）。再生時に
ＣＭ開始の位置情報から取得した番組部分データ確認の
位置情報までをスキップし再生処理を行う。
像信号を再生する。 【解決手段】 アンテナより入力の放送信号は、チュー
ナー部で映像信号に復元、圧縮部にて情報量の圧縮され
た映像信号は記録手段に記録される（Ｓ１）。同時にチ
ューナー部からの映像信号は、ＣＭ検出手段にてＣＭ部
分の検出が行われる（Ｓ２）。検出されたＣＭ部分（開
始、終了）の位置情報は、圧縮された映像信号と共に記
録手段に保存される（Ｓ３）。番組重複部分検出手段
は、ＣＭ部分（開始）の位置情報からＣＭ部分直前の番
組部分データを取得し（Ｓ４）、ＣＭ部分（終了）直後
の番組部分から前述の番組部分データの検出処理をする
（Ｓ５）。重複部分の有無を確認し（Ｓ６）確認により
（Ｙｅｓ）、番組部分データが検出された番組部分の位
置情報を取得し記録手段に保存する（Ｓ７）。再生時に
ＣＭ開始の位置情報から取得した番組部分データ確認の
位置情報までをスキップし再生処理を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像記録再生装置
において、特に記録された映像信号であるテレビジョン
番組の再生時に、コマーシャルメッセージ（以下、ＣＭ
という）部分及びＣＭ前後に有る番組部分において重複
する番組重複部分の一方をスキップし再生する映像記録
再生装置と映像記録再生方法に関するものである。
において、特に記録された映像信号であるテレビジョン
番組の再生時に、コマーシャルメッセージ（以下、ＣＭ
という）部分及びＣＭ前後に有る番組部分において重複
する番組重複部分の一方をスキップし再生する映像記録
再生装置と映像記録再生方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の映像記録再生装置におい
て、記録したテレビジョン番組を視聴する際、その視聴
時間を節約したいという要望から、再生時にＣＭ部分を
スキップする技術が種々提案されている。例えば、特開
２０００−１１４８８号公報には、記録時にＣＭ部分を
判断し、現在記録中の画像音声データがＣＭ部分のもの
であるか番組部分のものであるのかを識別するコードを
付与しておき、再生時に付与された識別コードに従っ
て、ＣＭ部分をスキップする技術が開示されている。
て、記録したテレビジョン番組を視聴する際、その視聴
時間を節約したいという要望から、再生時にＣＭ部分を
スキップする技術が種々提案されている。例えば、特開
２０００−１１４８８号公報には、記録時にＣＭ部分を
判断し、現在記録中の画像音声データがＣＭ部分のもの
であるか番組部分のものであるのかを識別するコードを
付与しておき、再生時に付与された識別コードに従っ
て、ＣＭ部分をスキップする技術が開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多くの
テレビジョン番組では、図６に示すように、番組部分を
ＣＭ部分の直前部分とＣＭ部分の直後に再度放送する部
分において、番組重複部分を有している。このようなテ
レビジョン番組に対してＣＭ部分のみをスキップさせた
場合、この番組重複部分に関して数秒間の同じ番組部分
を２回再生することになり、再生された映像に違和感を
生じるという問題があった。
テレビジョン番組では、図６に示すように、番組部分を
ＣＭ部分の直前部分とＣＭ部分の直後に再度放送する部
分において、番組重複部分を有している。このようなテ
レビジョン番組に対してＣＭ部分のみをスキップさせた
場合、この番組重複部分に関して数秒間の同じ番組部分
を２回再生することになり、再生された映像に違和感を
生じるという問題があった。
【０００４】本発明は、前記従来技術の問題を解決する
ことに指向するものであり、テレビジョン番組のＣＭ部
分をスキップさせた違和感のない連続した映像信号の再
生を行う映像記録再生装置と映像記録再生方法を提供す
ることを目的とする。
ことに指向するものであり、テレビジョン番組のＣＭ部
分をスキップさせた違和感のない連続した映像信号の再
生を行う映像記録再生装置と映像記録再生方法を提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る映像記録再生装置は、画像信号及び音
声信号からなる放送信号を受信して記録／再生する映像
記録再生装置において、受信した放送信号をベースバン
ド信号に復調する復調手段と、復調手段の出力信号の情
報量を圧縮する圧縮手段と、圧縮手段の出力信号を記録
する記録手段と、記録手段の出力信号を伸長する伸長手
段と、受信した放送信号のテレビジョン番組がＣＭ部分
であるか否かを検出するＣＭ検出手段と、ＣＭ検出手段
により検出されたＣＭ部分の前後における番組部分に関
して、重複する番組重複部分を検出する番組重複部分検
出手段とを備え、ＣＭ部分ならびに番組重複部分の一方
をスキップして再生することを特徴とする。
に、本発明に係る映像記録再生装置は、画像信号及び音
声信号からなる放送信号を受信して記録／再生する映像
記録再生装置において、受信した放送信号をベースバン
ド信号に復調する復調手段と、復調手段の出力信号の情
報量を圧縮する圧縮手段と、圧縮手段の出力信号を記録
する記録手段と、記録手段の出力信号を伸長する伸長手
段と、受信した放送信号のテレビジョン番組がＣＭ部分
であるか否かを検出するＣＭ検出手段と、ＣＭ検出手段
により検出されたＣＭ部分の前後における番組部分に関
して、重複する番組重複部分を検出する番組重複部分検
出手段とを備え、ＣＭ部分ならびに番組重複部分の一方
をスキップして再生することを特徴とする。
【０００６】また、画像信号及び音声信号からなる情報
量の圧縮された放送信号を受信して記録／再生する映像
記録再生装置において、受信した放送信号をベースバン
ド信号に復調する復調手段と、復調手段の出力信号を記
録する記録手段と、記録手段の出力信号を伸長する伸長
手段と、受信した放送信号のテレビジョン番組がＣＭ部
分であるか否かを検出するＣＭ検出手段と、ＣＭ検出手
段により検出されたＣＭ部分の前後における番組部分に
関して、重複する番組重複部分を検出する番組重複部分
検出手段とを備え、ＣＭ部分ならびに前記番組重複部分
の一方をスキップし再生することを特徴とする。
量の圧縮された放送信号を受信して記録／再生する映像
記録再生装置において、受信した放送信号をベースバン
ド信号に復調する復調手段と、復調手段の出力信号を記
録する記録手段と、記録手段の出力信号を伸長する伸長
手段と、受信した放送信号のテレビジョン番組がＣＭ部
分であるか否かを検出するＣＭ検出手段と、ＣＭ検出手
段により検出されたＣＭ部分の前後における番組部分に
関して、重複する番組重複部分を検出する番組重複部分
検出手段とを備え、ＣＭ部分ならびに前記番組重複部分
の一方をスキップし再生することを特徴とする。
【０００７】また、前記番組重複部分検出手段により、
検出されたＣＭ部分の前後において番組部分における画
像信号、および／または音声信号、および／または重畳
された文字多重データを比較することにより番組重複部
分を検出することを特徴とする。
検出されたＣＭ部分の前後において番組部分における画
像信号、および／または音声信号、および／または重畳
された文字多重データを比較することにより番組重複部
分を検出することを特徴とする。
【０００８】また映像記録再生方法は、画像信号及び音
声信号からなる放送信号を受信して記録／再生する映像
記録再生方法であって、復調手段により復調され記録手
段に記録された放送信号のテレビジョン番組において、
ＣＭ検出手段により検出されたＣＭ部分をスキップし、
かつ番組重複部分検出手段により検出されたＣＭ部分の
前後における番組部分の重複する一方の番組重複部分を
スキップして再生することを特徴とする。
声信号からなる放送信号を受信して記録／再生する映像
記録再生方法であって、復調手段により復調され記録手
段に記録された放送信号のテレビジョン番組において、
ＣＭ検出手段により検出されたＣＭ部分をスキップし、
かつ番組重複部分検出手段により検出されたＣＭ部分の
前後における番組部分の重複する一方の番組重複部分を
スキップして再生することを特徴とする。
【０００９】前記のように構成される装置および方法に
よれば、ＣＭ検出手段により検出されたＣＭ部分と、番
組重複部分検出手段により検出されたＣＭ部分の前後に
おける番組部分の重複する一方の番組重複部分とをスキ
ップして再生することができる。
よれば、ＣＭ検出手段により検出されたＣＭ部分と、番
組重複部分検出手段により検出されたＣＭ部分の前後に
おける番組部分の重複する一方の番組重複部分とをスキ
ップして再生することができる。
【００１０】また、この番組重複部分を検出するため、
画像信号，音声信号または映像信号に重畳された文字多
重データを利用し、画像信号を用いることで、ＣＭ部分
が無音声の場合や文字多重放送でない場合においても番
組重複部分を検出でき、また、音声信号を用いること
で、ＣＭ直後の映像に番組紹介画像が重畳されていた場
合にも番組重複部分を検出でき、さらに、文字多重デー
タを用いることで、画像，音声信号による検出に比べて
少ないデータ量により番組重複部分を検出することがで
きる。
画像信号，音声信号または映像信号に重畳された文字多
重データを利用し、画像信号を用いることで、ＣＭ部分
が無音声の場合や文字多重放送でない場合においても番
組重複部分を検出でき、また、音声信号を用いること
で、ＣＭ直後の映像に番組紹介画像が重畳されていた場
合にも番組重複部分を検出でき、さらに、文字多重デー
タを用いることで、画像，音声信号による検出に比べて
少ないデータ量により番組重複部分を検出することがで
きる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にお
ける実施の形態を詳細に説明する。
ける実施の形態を詳細に説明する。
【００１２】図１は本発明の実施の形態１における映像
記録再生装置の構成を示すブロック図である。図１にお
いて、１は画像信号および音声信号からなる放送信号を
受信するアンテナ、２はアンテナ１からの放送信号を復
調してベースバンドの映像信号に変換するチューナー
部、３はベースバンドの映像信号をデジタル化し情報量
を圧縮するための圧縮部、４は圧縮した映像信号を一時
記録するための記録手段、５は記録手段から読み出され
た圧縮映像信号を復元する伸長部、６はチューナー部に
より出力された映像信号からＣＭ部分を検出するＣＭ検
出手段、７はＣＭ検出手段６によって検出されたＣＭ部
分の前後に位置する番組部分において重複する番組重複
部分を検出するための番組重複部分検出手段、８は映像
出力切替部である。
記録再生装置の構成を示すブロック図である。図１にお
いて、１は画像信号および音声信号からなる放送信号を
受信するアンテナ、２はアンテナ１からの放送信号を復
調してベースバンドの映像信号に変換するチューナー
部、３はベースバンドの映像信号をデジタル化し情報量
を圧縮するための圧縮部、４は圧縮した映像信号を一時
記録するための記録手段、５は記録手段から読み出され
た圧縮映像信号を復元する伸長部、６はチューナー部に
より出力された映像信号からＣＭ部分を検出するＣＭ検
出手段、７はＣＭ検出手段６によって検出されたＣＭ部
分の前後に位置する番組部分において重複する番組重複
部分を検出するための番組重複部分検出手段、８は映像
出力切替部である。
【００１３】以上のように構成された本実施の形態１で
ある映像記録再生装置の動作について、図２に示す映像
記録再生方法のフローチャートに基づき図１を参照しな
がら説明する。アンテナ１より入力された放送信号は、
チューナー部２でベースバンドの映像信号に復元された
後、圧縮部３に供給されて、情報量の圧縮が行われる。
圧縮アルゴリズムとしては、例えば、ＭＰＥＧ２によっ
て標準化されたアルゴリズムを用いることができる。こ
の圧縮された映像信号は記録手段４に記録される（Ｓ
１）。
ある映像記録再生装置の動作について、図２に示す映像
記録再生方法のフローチャートに基づき図１を参照しな
がら説明する。アンテナ１より入力された放送信号は、
チューナー部２でベースバンドの映像信号に復元された
後、圧縮部３に供給されて、情報量の圧縮が行われる。
圧縮アルゴリズムとしては、例えば、ＭＰＥＧ２によっ
て標準化されたアルゴリズムを用いることができる。こ
の圧縮された映像信号は記録手段４に記録される（Ｓ
１）。
【００１４】また、同時にチューナー部２からの映像信
号は、ＣＭ検出手段６に供給され、テレビジョン番組に
おけるＣＭ部分の検出が行われる（Ｓ２）。ＣＭ部分の
検出方法としては、例えば、特開平３−１５８０８６号
公報に記載される２カ国語放送モード判別方法や、特開
平３−２６２２８７号公報に記載されるステレオ放送モ
ード判別方法や、特開２０００−１１５７１２号公報に
記載される無音声部分検出による判別方法を利用するこ
とが可能である。
号は、ＣＭ検出手段６に供給され、テレビジョン番組に
おけるＣＭ部分の検出が行われる（Ｓ２）。ＣＭ部分の
検出方法としては、例えば、特開平３−１５８０８６号
公報に記載される２カ国語放送モード判別方法や、特開
平３−２６２２８７号公報に記載されるステレオ放送モ
ード判別方法や、特開２０００−１１５７１２号公報に
記載される無音声部分検出による判別方法を利用するこ
とが可能である。
【００１５】このようにして検出されたＣＭ部分（開
始、終了）の位置情報は、圧縮部３により圧縮された画
像，音声信号（映像信号）と共に、記録手段４に供給さ
れ保存される（Ｓ３）。この記録手段４の記録媒体とし
て、例えばハードディスク装置あるいは光ディスク装置
等が利用可能である。さらに伸長部５は、圧縮部３によ
って圧縮された画像，音声信号を復元するものであり、
圧縮方法に対応した信号処理方法を有する。
始、終了）の位置情報は、圧縮部３により圧縮された画
像，音声信号（映像信号）と共に、記録手段４に供給さ
れ保存される（Ｓ３）。この記録手段４の記録媒体とし
て、例えばハードディスク装置あるいは光ディスク装置
等が利用可能である。さらに伸長部５は、圧縮部３によ
って圧縮された画像，音声信号を復元するものであり、
圧縮方法に対応した信号処理方法を有する。
【００１６】また、番組重複部分検出手段７では、検出
保存されたＣＭ部分の位置情報に基づき、ＣＭ部分の前
後における番組部分をそれぞれ比較することにより、番
組重複部分の検出を行う。このＣＭ部分（開始）の位置
情報から記録手段に記録されたＣＭ部分の直前における
番組部分データを取得し（Ｓ４）、さらにＣＭ部分（終
了）の直後における番組部分から、前述の番組部分デー
タと同じデータの検出処理をする（Ｓ５）。この処理Ｓ
５において、重複する部分（同一の番組部分データ）の
有無を確認し（Ｓ６）確認されると（Ｙｅｓ）、重複す
る番組部分データが検出された番組部分の位置情報を取
得、記録手段４に保存する（Ｓ７）。
保存されたＣＭ部分の位置情報に基づき、ＣＭ部分の前
後における番組部分をそれぞれ比較することにより、番
組重複部分の検出を行う。このＣＭ部分（開始）の位置
情報から記録手段に記録されたＣＭ部分の直前における
番組部分データを取得し（Ｓ４）、さらにＣＭ部分（終
了）の直後における番組部分から、前述の番組部分デー
タと同じデータの検出処理をする（Ｓ５）。この処理Ｓ
５において、重複する部分（同一の番組部分データ）の
有無を確認し（Ｓ６）確認されると（Ｙｅｓ）、重複す
る番組部分データが検出された番組部分の位置情報を取
得、記録手段４に保存する（Ｓ７）。
【００１７】この処理により記録手段４に記録されたテ
レビジョン番組の再生時において、ＣＭ開始の位置情報
から前述の処理Ｓ６により取得した番組部分データ確認
の位置情報までをスキップする再生処理を行う（図３参
照）。
レビジョン番組の再生時において、ＣＭ開始の位置情報
から前述の処理Ｓ６により取得した番組部分データ確認
の位置情報までをスキップする再生処理を行う（図３参
照）。
【００１８】この番組重複部分を検出するため、比較す
るデータとして画像信号，音声信号または映像信号に重
畳された文字多重データを利用する。この画像信号を用
いることで放送される信号には必須であることから、Ｃ
Ｍ部分が無音声の場合または文字多重放送でない場合に
おいても番組重複部分の検出ができる。
るデータとして画像信号，音声信号または映像信号に重
畳された文字多重データを利用する。この画像信号を用
いることで放送される信号には必須であることから、Ｃ
Ｍ部分が無音声の場合または文字多重放送でない場合に
おいても番組重複部分の検出ができる。
【００１９】また、音声信号を用いることで、ＣＭ直後
の映像に番組紹介画像が重畳されていた場合にも番組重
複部分を検出することができる。
の映像に番組紹介画像が重畳されていた場合にも番組重
複部分を検出することができる。
【００２０】さらに、文字多重データを用いることで、
画像，音声信号による検出に比べて少ないデータ量によ
り番組重複部分を検出することができる。
画像，音声信号による検出に比べて少ないデータ量によ
り番組重複部分を検出することができる。
【００２１】以上のように検出されたＣＭ部分及び検出
された番組重複部分の位置情報に基づいて、記録された
テレビジョン番組を再生する際に、ＣＭ部分ならびに番
組重複部分の一方をスキップして、違和感のない連続し
た再生をすることが可能となる。
された番組重複部分の位置情報に基づいて、記録された
テレビジョン番組を再生する際に、ＣＭ部分ならびに番
組重複部分の一方をスキップして、違和感のない連続し
た再生をすることが可能となる。
【００２２】図４は本発明の実施の形態２における映像
記録再生装置の構成を示すブロック図である。図４にお
いて、１はデジタル変調された映像信号を圧縮した放送
信号を受信するアンテナ、２はアンテナ１からの放送信
号を復調してベースバンドの圧縮された映像信号に変換
するチューナー部、４はチューナー部２の出力信号を記
録する記録手段、５は記録手段４から読み出し圧縮され
た映像信号を復元する伸長部、５′はチューナー部２の
出力信号を映像信号に復元する伸長部、６は伸長部５か
ら出力された映像信号からＣＭ部分を検出するＣＭ検出
手段、７はＣＭ検出手段６によって検出されたＣＭ部分
の前後における番組部分において重複する番組重複部分
を検出するための番組重複部分検出手段、８は映像出力
切替部である。
記録再生装置の構成を示すブロック図である。図４にお
いて、１はデジタル変調された映像信号を圧縮した放送
信号を受信するアンテナ、２はアンテナ１からの放送信
号を復調してベースバンドの圧縮された映像信号に変換
するチューナー部、４はチューナー部２の出力信号を記
録する記録手段、５は記録手段４から読み出し圧縮され
た映像信号を復元する伸長部、５′はチューナー部２の
出力信号を映像信号に復元する伸長部、６は伸長部５か
ら出力された映像信号からＣＭ部分を検出するＣＭ検出
手段、７はＣＭ検出手段６によって検出されたＣＭ部分
の前後における番組部分において重複する番組重複部分
を検出するための番組重複部分検出手段、８は映像出力
切替部である。
【００２３】図４に示す映像記録再生装置は、前記実施
の形態１を示す図１と同様に構成されており、入力され
る映像信号が圧縮されていることから圧縮部３が省か
れ、またチューナー部２の出力信号を映像出力切替部８
へ送り直接出力する際、映像信号に復元する伸長部５′
を設けていることと、ＣＭ検出手段６が伸長部５の後段
に接続されていることが異なっている。
の形態１を示す図１と同様に構成されており、入力され
る映像信号が圧縮されていることから圧縮部３が省か
れ、またチューナー部２の出力信号を映像出力切替部８
へ送り直接出力する際、映像信号に復元する伸長部５′
を設けていることと、ＣＭ検出手段６が伸長部５の後段
に接続されていることが異なっている。
【００２４】本実施の形態２において、アンテナ１によ
り入力される放送信号は、デジタル処理により圧縮され
ておりデジタル変調された映像信号であること、さら
に、映像信号のＣＭ部分、もしくは番組部分であること
を判別する情報が付加されていない場合を例としてい
る。この映像信号がデジタル処理によって圧縮されてい
るデジタル変調された放送信号の例としては、現在国内
で放送されているＢＳデジタル放送等が挙げられる。
り入力される放送信号は、デジタル処理により圧縮され
ておりデジタル変調された映像信号であること、さら
に、映像信号のＣＭ部分、もしくは番組部分であること
を判別する情報が付加されていない場合を例としてい
る。この映像信号がデジタル処理によって圧縮されてい
るデジタル変調された放送信号の例としては、現在国内
で放送されているＢＳデジタル放送等が挙げられる。
【００２５】このような放送を受信した場合、実施の形
態１の図１に示すような圧縮部３は不必要であり、チュ
ーナー部２でベースバンドの圧縮された映像信号に復調
した後、記録手段４に記録することができる。また、放
送信号にＣＭ部分もしくは番組部分であることを判別す
る情報が付加されていないため、伸長部５によって視聴
可能な映像信号に伸長して復元された信号からＣＭ部分
を検出する必要があることから、ＣＭ検出手段６を、伸
長部５の後段に接続する必要がある。
態１の図１に示すような圧縮部３は不必要であり、チュ
ーナー部２でベースバンドの圧縮された映像信号に復調
した後、記録手段４に記録することができる。また、放
送信号にＣＭ部分もしくは番組部分であることを判別す
る情報が付加されていないため、伸長部５によって視聴
可能な映像信号に伸長して復元された信号からＣＭ部分
を検出する必要があることから、ＣＭ検出手段６を、伸
長部５の後段に接続する必要がある。
【００２６】番組重複部分検出手段７では、検出され保
存されたＣＭ部分の位置情報に基づき、圧縮記録されて
いる映像信号においてＣＭ部分の前後における番組部分
をそれぞれ比較することにより、番組重複部分の検出を
行う。番組重複部分を検出するため、比較するデータと
して、画像信号，音声信号または映像信号に重畳されて
いる文字多重データを利用する。
存されたＣＭ部分の位置情報に基づき、圧縮記録されて
いる映像信号においてＣＭ部分の前後における番組部分
をそれぞれ比較することにより、番組重複部分の検出を
行う。番組重複部分を検出するため、比較するデータと
して、画像信号，音声信号または映像信号に重畳されて
いる文字多重データを利用する。
【００２７】以上のように検出されたＣＭ部分及び、検
出された番組重複部分の位置情報に基づいて、記録され
たテレビジョン番組を再生する際、ＣＭ部分ならびに番
組重複部分の一方をスキップして再生することが可能と
なる。
出された番組重複部分の位置情報に基づいて、記録され
たテレビジョン番組を再生する際、ＣＭ部分ならびに番
組重複部分の一方をスキップして再生することが可能と
なる。
【００２８】図５は本発明の実施の形態３における映像
記録再生装置の構成を示す図である。図５において、１
はデジタル変調され圧縮された放送信号を受信するアン
テナ、２はアンテナ１からの放送信号を復調して圧縮さ
れた映像信号に変換するチューナー部、４はチューナー
部２の出力信号を記録する記録手段、５は記録手段４か
ら読み出し圧縮された映像信号を復元する伸長部、５′
はチューナー部２の出力信号を映像信号に復元する伸長
部、６は記録手段４に記録する映像信号に付加されてい
るＣＭ部分もしくは番組部分であることを判別する情報
によりＣＭ部分を検出するＣＭ検出手段、７はＣＭ検出
手段６によって検出されたＣＭ部分の前後における番組
部分において、重複する番組部分を検出するための番組
重複部分検出手段、８は映像出力切替部である。
記録再生装置の構成を示す図である。図５において、１
はデジタル変調され圧縮された放送信号を受信するアン
テナ、２はアンテナ１からの放送信号を復調して圧縮さ
れた映像信号に変換するチューナー部、４はチューナー
部２の出力信号を記録する記録手段、５は記録手段４か
ら読み出し圧縮された映像信号を復元する伸長部、５′
はチューナー部２の出力信号を映像信号に復元する伸長
部、６は記録手段４に記録する映像信号に付加されてい
るＣＭ部分もしくは番組部分であることを判別する情報
によりＣＭ部分を検出するＣＭ検出手段、７はＣＭ検出
手段６によって検出されたＣＭ部分の前後における番組
部分において、重複する番組部分を検出するための番組
重複部分検出手段、８は映像出力切替部である。
【００２９】図５に示す映像記録再生装置は、前記実施
の形態２を示す図４と同様に構成されており、ＣＭ検出
手段６が記録手段４に接続されている点が異なってい
る。本実施の形態３では、アンテナ１から入力される放
送信号が、デジタル処理によって圧縮されており、デジ
タル変調された信号であること、さらに放送信号にＣＭ
部分もしくは番組部分であることを判別する情報が付加
されている場合を例としている。
の形態２を示す図４と同様に構成されており、ＣＭ検出
手段６が記録手段４に接続されている点が異なってい
る。本実施の形態３では、アンテナ１から入力される放
送信号が、デジタル処理によって圧縮されており、デジ
タル変調された信号であること、さらに放送信号にＣＭ
部分もしくは番組部分であることを判別する情報が付加
されている場合を例としている。
【００３０】放送信号にＣＭ部分もしくは番組部分であ
ることを判別する情報が付加されているため、ＣＭ検出
手段６を記録手段４に接続することにより、ＣＭ部分の
位置情報を読み出すことができる。また、ＣＭ部分の検
出以降の動作および作用は、前記実施の形態２と同様で
ある。
ることを判別する情報が付加されているため、ＣＭ検出
手段６を記録手段４に接続することにより、ＣＭ部分の
位置情報を読み出すことができる。また、ＣＭ部分の検
出以降の動作および作用は、前記実施の形態２と同様で
ある。
【００３１】以上のように検出されたＣＭ部分及び検出
された番組重複部分の位置情報に基づいて、記録された
テレビジョン番組を再生する際に、ＣＭ部分ならびに番
組重複部分の一方をスキップして再生することが可能と
なる。
された番組重複部分の位置情報に基づいて、記録された
テレビジョン番組を再生する際に、ＣＭ部分ならびに番
組重複部分の一方をスキップして再生することが可能と
なる。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ＣＭ部分の直後にＣＭ直前の番組部分を再度放送するテ
レビジョン番組の録画再生において、ＣＭ部分に加え
て、ＣＭ後に重複して放送される番組重複部分をスキッ
プして再生することが可能であり、視聴上違和感のない
ＣＭ部分をスキップして再生することができるという効
果を奏する。
ＣＭ部分の直後にＣＭ直前の番組部分を再度放送するテ
レビジョン番組の録画再生において、ＣＭ部分に加え
て、ＣＭ後に重複して放送される番組重複部分をスキッ
プして再生することが可能であり、視聴上違和感のない
ＣＭ部分をスキップして再生することができるという効
果を奏する。
【図１】本発明の実施の形態１における映像記録再生装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
【図２】本発明の実施の形態１における映像記録再生方
法を示すフローチャート
法を示すフローチャート
【図３】記録，再生される映像信号のＣＭ部分の前後を
示すイメージ図
示すイメージ図
【図４】本発明の実施の形態２における映像記録再生装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
【図５】本発明の実施の形態３における映像記録再生装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
【図６】映像信号のＣＭ部分の前後を示すイメージ図
１ アンテナ ２ チューナー部 ３ 圧縮部 ４ 記録手段 ５，５’ 伸長部 ６ ＣＭ検出手段 ７ 番組重複部分検出手段 ８ 映像出力切替部
Claims (6)
- 【請求項１】 画像信号及び音声信号からなる放送信号
を受信して記録／再生する映像記録再生装置において、
受信した放送信号をベースバンド信号に復調する復調手
段と、前記復調手段の出力信号の情報量を圧縮する圧縮
手段と、前記圧縮手段の出力信号を記録する記録手段
と、前記記録手段の出力信号を伸長する伸長手段と、受
信した前記放送信号のテレビジョン番組がコマーシャル
メッセージ部分であるか否かを検出するコマーシャルメ
ッセージ検出手段と、前記コマーシャルメッセージ検出
手段により検出されたコマーシャルメッセージ部分の前
後における番組部分に関して、重複する番組重複部分を
検出する番組重複部分検出手段とを備え、前記コマーシ
ャルメッセージ部分ならびに前記番組重複部分の一方を
スキップして再生することを特徴とする映像記録再生装
置。 - 【請求項２】 画像信号及び音声信号からなる情報量の
圧縮された放送信号を受信して記録／再生する映像記録
再生装置において、受信した放送信号をベースバンド信
号に復調する復調手段と、前記復調手段の出力信号を記
録する記録手段と、前記記録手段の出力信号を伸長する
伸長手段と、受信した前記放送信号のテレビジョン番組
がコマーシャルメッセージ部分であるか否かを検出する
コマーシャルメッセージ検出手段と、前記コマーシャル
メッセージ検出手段により検出されたコマーシャルメッ
セージ部分の前後における番組部分に関して、重複する
番組重複部分を検出する番組重複部分検出手段とを備
え、前記コマーシャルメッセージ部分ならびに前記番組
重複部分の一方をスキップし再生することを特徴とする
映像記録再生装置。 - 【請求項３】 前記番組重複部分検出手段により、検出
されたコマーシャルメッセージ部分の前後において番組
部分における画像信号を比較することにより番組重複部
分を検出することを特徴とする請求項１または２記載の
映像記録再生装置。 - 【請求項４】 前記番組重複部分検出手段により、検出
されたコマーシャルメッセージ部分の前後において番組
部分における音声信号を比較することにより番組重複部
分を検出することを特徴とする請求項１または２記載の
映像記録再生装置。 - 【請求項５】 前記番組重複部分検出手段により、検出
されたコマーシャルメッセージ部分の前後において番組
部分における重畳された文字多重データを比較すること
により番組重複部分を検出することを特徴とする請求項
１または２記載の映像記録再生装置。 - 【請求項６】 画像信号及び音声信号からなる放送信号
を受信して記録／再生する映像記録再生方法であって、
復調手段により復調され記録手段に記録された前記放送
信号のテレビジョン番組において、コマーシャルメッセ
ージ検出手段により検出されたコマーシャルメッセージ
部分をスキップし、かつ番組重複部分検出手段により検
出された前記コマーシャルメッセージ部分の前後におけ
る番組部分の重複する一方の番組重複部分をスキップし
て再生することを特徴とする映像記録再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001037264A JP2002247524A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | 映像記録再生装置と映像記録再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001037264A JP2002247524A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | 映像記録再生装置と映像記録再生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002247524A true JP2002247524A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18900416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001037264A Pending JP2002247524A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | 映像記録再生装置と映像記録再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002247524A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7860369B2 (en) * | 2005-04-28 | 2010-12-28 | Hitachi, Ltd. | Play-back device and method for controlling the same |
| KR101404281B1 (ko) | 2007-07-05 | 2014-06-09 | 주식회사 엘지유플러스 | 광고 시간 대를 이용하여 단말기의 부가 기능을 활용하는 단말기 제어 방법 및 시스템 |
-
2001
- 2001-02-14 JP JP2001037264A patent/JP2002247524A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7860369B2 (en) * | 2005-04-28 | 2010-12-28 | Hitachi, Ltd. | Play-back device and method for controlling the same |
| KR101404281B1 (ko) | 2007-07-05 | 2014-06-09 | 주식회사 엘지유플러스 | 광고 시간 대를 이용하여 단말기의 부가 기능을 활용하는 단말기 제어 방법 및 시스템 |
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