JP2002246991A - 受信データ検査回路 - Google Patents
受信データ検査回路Info
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- Pending
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
またはLレベル区間よりも短い周期のクロック信号をマ
スタクロック発生器8が発生する。エッジ検出回路4
は、受信データのエッジを検出するごとにエッジ検出信
号を発生する。カウンタ6は、エッジ検出信号が発生す
るごとにマスタクロック信号のカウントを開始する。エ
ッジ検出信号が発生するごとに、カウンタ6のカウント
値と、HまたはLレベルの区間として許容される長さに
相当する値とを誤り検出回路10が比較する。
Description
信の受信データに誤りがあるか否か検査する受信データ
検査回路に関する。
グ信号と比較すると、歪みや雑音の影響を受けにくい。
しかし、歪みや雑音が非常に大きくなると、その影響を
避けることはできず、ディジタル信号がHレベルである
かLレベルであるか判定する際に、誤って判定する可能
性がある。従来、このような誤りが生じているか否かを
検査する技術としては、例えば受信した信号のレベルを
チェックするRSSI方式がある。これは、受信レベル
が小さい状況ではデータ誤りが生じている可能性が高い
と判断するものである。また、この他に、誤り検出符号
を送信データに含ませて送信し、受信側で復号化して、
誤りがあるか否か検査するものである。
では、受信レベルの測定回路や、誤りが生じているか否
かの判断基準となる閾値と受信レベルとの比較回路が必
要である。また誤り検出符号を用いる方式では、送信側
に符号化回路が、受信側に復号化回路が、それぞれ必要
になる上に、ビットレートも増加する。しかも、RSS
I方式、誤り検出符号方式いずれでも専用回路が必要で
ある。
路を使用して誤り検出が行える受信データ検査回路を提
供することを目的とする。
検査回路は、区間測定手段を有している。この区間測定
手段は、第1レベルと第2レベルとの間で変化するディ
ジタル無線通信の受信データにおける第1または第2レ
ベルの区間の長さを測定する。第1レベルは、Hレベル
及びLレベルいずれでも使用することができる。この測
定された区間が第1または第2レベルの区間として許容
される長さ以下のとき、誤り検出信号を誤り検出手段が
生成する。
電波の受信レベルが小さくなると、雑音等の影響を受け
て、本来送信された信号とは無関係な信号を生成するこ
とがある。この受信データの第1または第2の区間の長
さが本来の長さとは無関係な信号となることがある。従
って、受信データの第1レベル及び第2レベルの区間
が、本来の区間よりも短くなることがある。また、充分
な受信レベルがあっても、信号に乱れが生じることがあ
り、やはり、受信データの第1レベル及び第2レベルの
区間が、本来の区間よりも短くなることがある。そのた
め、本発明では、第1または第2レベルの区間の長さを
測定し、この測定した区間の長さを、許容長さと比較す
ることによって、誤りがあるか否か検査している。
段、エッジ検出手段とカウンタとを含むものとできる。
クロック信号発生手段は、前記受信データが正規に受信
されたときの第1または第2レベル区間よりも短い周
期、例えば正の整数分の一の周期のクロック信号を発生
する。エッジ検出手段は、前記受信データのエッジを検
出するごとにエッジ検出信号を発生する。カウンタは、
エッジ検出信号が発生するごとに前記クロック信号のカ
ウントを開始する。この場合、誤り検出手段は、エッジ
検出信号が発生するごとに、前記カウンタのカウント値
と、前記第1または第2のレベルの区間として許容され
る長さに相当する値とを比較する比較手段である。
のエッジが検出されるごとに、エッジ検出信号が発生
し、このエッジ検出信号が発生してから次にエッジ検出
信号が発生するまでの間は、受信データの第1または第
2レベルの実際の区間に相当する。この区間を、カウン
タによってカウントし、このカウント値が、第1または
第2レベルの区間として許容される長さに相当する値以
下のとき、誤りがあると判定することができる。この誤
りの検査に使用されている手段は、エッジ検出回路、カ
ウンタ、比較回路のような汎用回路である。しかも、こ
の誤り検査のために、送信側において誤り検査符号の付
加は行われて無く、ビットレートは増加していない。
実施形態は、ディジタル無線用の受信機に設けられてお
り、図示していないアンテナによって受信された電波を
同調部において受信し、復調することによって得られた
ディジタル無線受信データを検査する。このディジタル
無線受信データは、第1レベル、例えばHレベルと、第
2レベル、例えばLレベルとの間で、レベルが変化する
ものである。
入力端子2を介してエッジ検出回路4に供給される。こ
のエッジ検出回路4は、例えば微分回路によって構成さ
れ、ディジタル無線受信データが、例えば図2(a)に
示すように、HレベルからLレベルまたはLレベルから
Hレベルに変化するごとに、同図(b)に示すように、
エッジ検出信号を発生する。即ち、ディジタル無線受信
データの立ち上がり及び立ち下がりを検出する。
される。このカウンタ6は、クロック信号発生手段、例
えばマスタクロック発生器8から供給されるマスタクロ
ックをカウントする。このマスタクロックは、図4
(a)に示す無線受信データが正規に受信できる区間
に、同図(b)に示すようにM個のマスタクロックを発
生するように、その周波数が設定されている。即ち、受
信データのビットレートのM倍の周波数にマスタクロッ
クは設定されている。
るごとに、その立ち下がりに同期して、初期値からマス
タクロックのカウントを開始する。そして、カウンタ6
は、そのカウント値が予め定めた値Nに達したとき、そ
のカウントを停止する。このNは、受信データのHレベ
ル及びLレベルの区間の長さの許容値として予め実験的
に定めたもので、N≦Mに設定されている。
給される。誤り検出回路10は、例えば比較器から構成
されており、エッジ検出信号が供給されるごとに、その
立ち下がりに同期して、カウンタ6のカウント値がNに
等しいか否かの判定を行う。この誤り検出回路10は、
カウント値がNに等しくなければ、受信データは誤って
いるとみなして、誤り検出信号を発生する。
ッジ検出信号が発生する前に、カウント値がNに達して
いる場合には、エッジ検出信号が発生してから次にエッ
ジ検出信号が発生するまでの区間は、Nに相当する区間
以上の長さがあり、受信データには誤りがないと判断し
て、同図(d)に示すように誤り検出信号を発生しな
い。
が受信され、同図(b)に示すようにエッジ検出信号が
発生し、同図(c)に示すように最初のエッジ検出信号
の立ち下がりに同期して、カウンタ6がカウントを開始
し、次のエッジ検出信号が立ち下がったとき、カウンタ
6のカウント値がNより小さく、例えばN−2であると
する。この場合、エッジ検出信号が発生してから次のエ
ッジ検出信号が発生するまでの区間は、Nに相当する区
間よりも短く、誤りがあると考えられる。従って、誤り
検出回路10が同図(d)に示すように、誤り検出信号
を発生し、誤りがあることを報知する。
処理を行えば、誤ったデータを用いることによる不具合
を防止することができる。例えば、無線受信データが音
声データであれば、誤り検出信号が発生すると、ミュー
トをかけることにより、異音が発生することを防止でき
る。また、同調部を2系統設けているダイバシティ受信
機の場合には、誤り検出信号を発生する元となった無線
受信データを送出した同調部と異なる同調部に、以後使
用する同調部を、誤り検出信号によって切り換えること
もできる。
り検出について説明したが、Lレベルの区間も同様に誤
りがあるか否か同じ回路構成によって検査できる。ま
た、上記の実施の形態では、カウンタ6のカウント値が
Nとなったとき、そのカウントを停止させたが、Nより
も多くのカウント値、例えばM以上にカウントできるカ
ウンタを使用する場合には、カウントを停止させる必要
はない。この場合、誤り検出回路10は、カウント値が
N以下になったとき、誤り検出信号を発生するように構
成する。この受信データ検査回路は、マイクロプロセッ
サを用いて、ソフトウエア的に実現することもできる。
また、このような受信データ検査回路と共に、上述した
RSSI方式または誤り検出符号方式を併用すると、更
に精度の高い検査を行うことができる。
雑音等の影響により第1または第2のレベルの区間が本
来の長さよりも短くなったとき、これを検出することが
でき、誤りを検査することができる。しかも、この検査
のために使用する回路としては、汎用のカウンタや比較
回路を使用することができ、コストを低減することがで
きる。さらに、誤り検出のために、誤り符号を送信側で
付加する必要が無く、ビットレートを高くする必要がな
い。
のブロック図である。
されなかった場合の各部の波形図である。
された場合の各部の波形図である。
クと受信データとの関係を示す図である。
り検出について説明したが、Lレベルの区間も同様に誤
りがあるか否か同じ回路構成によって検査できる。ま
た、上記の実施の形態では、カウンタ6のカウント値が
Nとなったとき、そのカウントを停止させたが、Nより
も多くのカウント値、例えばM以上にカウントできるカ
ウンタを使用する場合には、カウントを停止させる必要
はない。この場合、誤り検出回路10は、カウント値が
N未満になったとき、誤り検出信号を発生するように構
成する。この受信データ検査回路は、マイクロプロセッ
サを用いて、ソフトウエア的に実現することもできる。
また、このような受信データ検査回路と共に、上述した
RSSI方式または誤り検出符号方式を併用すると、更
に精度の高い検査を行うことができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 第1レベルと第2レベルとの間で変化す
るディジタル無線通信の受信データにおける第1または
第2レベルの区間の長さを測定する区間測定手段と、 この測定された区間が第1または第2レベルの区間とし
て許容される長さ以下のとき、誤り検出信号を生成する
誤り検出手段とを、具備する受信データ検査回路。 - 【請求項2】 請求項1記載の受信データ検査回路にお
いて、前記区間測定手段は、 前記受信データが正規に受信されたときの第1または第
2レベル区間よりも短い周期のクロック信号を発生する
クロック信号発生手段と、 前記受信データのエッジを検出するごとにエッジ検出信
号を発生するエッジ検出手段と、 前記エッジ検出信号の発生ごとに前記クロック信号のカ
ウントを開始するカウンタとを、含み、 前記誤り検出手段は、エッジ検出信号の発生ごとに、前
記カウンタのカウント値と、前記第1または第2レベル
の区間として許容される長さに相当する値とを比較する
比較手段である受信データ検査回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001043504A JP2002246991A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 受信データ検査回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001043504A JP2002246991A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 受信データ検査回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002246991A true JP2002246991A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18905655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001043504A Pending JP2002246991A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | 受信データ検査回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002246991A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007067913A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Toyota Motor Corp | 信号受信装置 |
JP2008017290A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Ntt Docomo Inc | 送信装置および受信装置並びに再送制御方法 |
-
2001
- 2001-02-20 JP JP2001043504A patent/JP2002246991A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007067913A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Toyota Motor Corp | 信号受信装置 |
JP4575865B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2010-11-04 | トヨタ自動車株式会社 | 信号受信装置 |
JP2008017290A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Ntt Docomo Inc | 送信装置および受信装置並びに再送制御方法 |
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