JP2002245986A - 密封型電池用封口蓋 - Google Patents

密封型電池用封口蓋

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JP2002245986A
JP2002245986A JP2001041618A JP2001041618A JP2002245986A JP 2002245986 A JP2002245986 A JP 2002245986A JP 2001041618 A JP2001041618 A JP 2001041618A JP 2001041618 A JP2001041618 A JP 2001041618A JP 2002245986 A JP2002245986 A JP 2002245986A
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sealing lid
sealed battery
plate thickness
sealing
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JP2001041618A
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Kenichiro Suzuki
健一郎 鈴木
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BL ENGINEERING KK
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BL ENGINEERING KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は密着強度が向上し、部品が軽量化さ
れてコストダウンが可能である密封型電池用封口蓋を提
供することを目的とする。 【解決手段】 封口蓋体1の少なくとも中心の穴2がバ
ーリング加工された内筒部3の下端に於ける内周縁4の
丸み値Rを、封口蓋体1の板厚tよりも小さくさせて圧
縮力が作用する部分を多くした構造と成す。又、丸み値
Rを板厚の3分の1以下とすると良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密着強度と気密性の
高い密封型電池用封口蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】図3(a)は従来の密封型電池用封口蓋
を示し、図3(b)は従来の密封型電池に於ける封口蓋
部分の要部を示した図であり、これについて説明する。
通常、封口蓋体(1)は0.6mm又は0.8mmのステンレス板
などをドーナツ状にプレスで打抜き、それをプレスで絞
り加工(バーリング加工)して円盤状に仕上げていた。
又、仕上げた封口蓋体(1)の穴(2)に中心金属
(5)を貫通させ、且つ、その間をガラス(6)で密封
していた。この封口蓋体(1)は中心金属(5)及びガ
ラス(6)よりも熱膨張率が高く、高融点ガラスが高温
で溶融し冷却固化する際、熱膨張率の差により封口蓋体
(1)から内側方向への圧縮応力が作用される。このた
め、ガラス(6)と封口蓋体(1)及び中心金属(5)
の金属の密着強度と気密性の高い気密端子(ハーメチッ
クターミナル)を形成させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記密封
型電池用封口蓋は、プレスでバーリング加工した内筒部
(3)の下端に於ける内周縁(4)には大きな丸み値
(R)が生じてしまうので、本来必要な直線部分の長さ
(L)が図中の(L2)の如く少なくなり、圧縮応力が作
用する部分が充分に確保できず、ガラス(6)との充分
な密着強度が得られない要因の1つになっていた。例え
ば、封口蓋体(1)に板厚(t)が0.6mmのステンレス
板を用い、それをバーリング加工して内筒部(3)を形
成させる場合、下端の内周縁(4)の丸み値(R)は通
常0.8mm程度となり、最小でも0.6mmである。この丸み値
(R)の分が本来必要な直線部分の長さ(L)から減少
されて短くなってしまうのが現状である。尚、前記丸み
値(R)部分では圧縮力が充分に作用出来ないため、ガ
ラス密封状態が悪いものとなっていた。また内筒部
(3)の長さ(ガラス封着部の長さ)は、長くなると収
縮率が大きくなってガラス(6)との間に歪が起きると
共にバーリング加工では余り長く出来ないため、その長
さには限界があり、通常は板厚(t)の約2倍程度が好
ましいとされている。従って、ガラス(6)と封口蓋体
(1)及び中心金属(5)との密着強度の向上には限界
があり、板厚(t)をより厚くし、ガラス(6)の厚さ
を厚くする方法が行われていた。このため、部品の重量
が増加したり、材料費が多く掛っている等の問題点があ
った。
【0004】本発明は密着強度が向上し、部品が軽量化
されてコストダウンが可能である密封型電池用封口蓋を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために成されたものであり、つまり、封口蓋体の
少なくとも中心の穴がバーリング加工された内筒部の下
端に於ける内周縁の丸み値を、封口蓋体の板厚よりも小
さくさせて圧縮力が作用する部分を多くした構造と成
す。又、前記丸み値を板厚の3分の1以下とすると良
い。
【0006】
【発明の実施の形態】図1(a)は本発明の実施形態を
示し、図1(b)は本発明の密封型電池に於ける封口蓋
部分の要部を示した図であり、これについて説明する。
(1)は円盤状に形成したステンレス製の封口蓋体であ
り、該封口蓋体(1)はドーナツ状の板材からプレス成
形される。尚、前記封口蓋体(1)の材質は上記の材料
に限定されるものではない。(2)は封口蓋体(1)の
中心の穴であり、(3)は中心の穴(2)がバーリング
加工されて形成する内筒部である。(4)は内筒部
(3)の下端に於ける内周縁であり、その内周縁(4)
には丸み値(R)が設けられている。この丸み値(R)
は封口蓋体(1)の板厚(t)よりも小さくし、好まし
くは板厚(t)の3分の1以下にすると良い。特に丸み
値(R)としては、0.1mm〜0.2mmに仕上げたものを使用
すると良い。(5)は密封型電池に仕上げる際の中心金
属であり、(6)は密封するためのガラスである。又、
図1(b)の図中に示すLは内筒部(3)の長さを示
し、L1は穴(2)の同じ大きさ部分、つまり内筒部
(3)の内周で且つ図中直線部の長さを示す。
【0007】図2は本発明品が形成される状態を示す図
であり、これについて説明する。先ず始めに従来と同様
にバーリング加工して内筒部(3)を形成する。この
時、少し長めの内筒部(3)を形成させておく[図2
(a)参照]。その後、図2(b)に示すようなダイと
ポンチをセットし、そのダイに封口蓋体(1)の外周を
挿入し、上方からポンチの先端を穴(2)に挿入すると
共にバーリング加工された内筒部(3)の上端面を押圧
することによって、内周縁(4)の下端側丸み値(R)
として、始め0.6mm〜0.8mmであったものが、押し潰され
て図1に示すような0.1mm〜0.2mmの小さな丸み値(R)
となるのである。尚、本発明品を得る方法は上記方法に
限定されるものではなく、他の方法でも良い。
【0008】次に本発明品と従来品を比較する。先ず板
厚0.6mmで封口蓋体(1)を形成した場合について説明
すると、本発明品は図1(a)に示す内筒部(3)の長
さLを1.2mmに仕上げると、丸み値(R)が0.1mm〜0.2m
mに押えられ、L1が1.0mm〜1.1 mmとなる。一方、図3
(a)に示す内筒部(3)の長さLを1.2mmに仕上げる
と、丸み値(R)が0.6mm〜0.8mmとなり、L2が0.4mm〜
0.6mmとなる。従って、本発明品は従来品より、圧縮力
が作用する部分は約2割〜8割前後増加したものとなっ
た。従って、本発明品を図1(b)に示すように封口蓋
体(1)の穴(2)に中心金属(5)を貫通させ、且
つ、その間をガラス(6)で密封したものと、図3
(b)に示すように従来の封口蓋体(1)の穴(2)に
中心金属(5)を貫通させ、且つ、その間をガラス
(6)で密封したものとのガラス封着強度を比較した。
この試験方法としては中心金属(5)を上方から荷重を
掛けて押し抜き破壊強度を30個測定した。その結果
は、本発明のものは92Kg〜98Kgであり、従来のもの
では74Kg〜80Kgであった。従って、本発明品は従来
品より、約1割〜3割前後増加したものとなった。
【0009】
【発明の効果】本発明はこのように構成させたことによ
り、下記に記載する効果を有する。
【0010】請求項1のように円盤状な封口蓋体(1)
の少なくとも中心の穴(2)がバーリング加工された内
筒部(3)の下端に於ける内周縁(4)の丸み値(R)
を、封口蓋体(1)の板厚(t)よりも小さくすること
により、丸み値(R)を0.1mm〜0.2mmの如き小さくする
ことが可能となるため、L1がL2よりも長く確保すること
ができ、圧縮力を作用させる部分が大きくなると共に密
着強度が向上し、より信頼性の高いハーメチックシール
が可能となる。またL1が長くなることにより、封口蓋体
(1)の板厚(t)を薄くすることも可能となるので、
軽量化やコスト削減に大きく貢献することが出来る。
【0011】請求項2のように丸み値(R)として板厚
(t)の3分の1以下とすることにより、密着強度がよ
り向上して密封が確実となると共に封口蓋体(1)の板
厚(t)がより薄く出来るため、部品の軽量化とコスト
ダウンが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態と封口蓋部分の要部を示す説
明図である。
【図2】本発明品が形成される状態を示す説明図であ
る。
【図3】従来品の実施形態と封口蓋部分の要部を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 封口蓋体 2 穴 3 内筒部 4 内周縁 R 丸み値 t 板厚

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状な封口蓋体(1)の少なくとも中
    心の穴(2)がバーリング加工された内筒部(3)の下
    端に於ける内周縁(4)の丸み値(R)を、前記封口蓋
    体(1)の板厚(t)よりも小さくしたことを特徴とす
    る密封型電池用封口蓋。
  2. 【請求項2】 前記丸み値(R)が、前記板厚(t)の
    3分の1以下とした請求項1記載の密封型電池用封口
    蓋。
JP2001041618A 2001-02-19 2001-02-19 密封型電池用封口蓋 Pending JP2002245986A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6078859B2 (ja) * 2013-03-29 2017-02-15 株式会社生方製作所 熱応動開閉器、および、その製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6078859B2 (ja) * 2013-03-29 2017-02-15 株式会社生方製作所 熱応動開閉器、および、その製造方法

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