JP2002245732A - 情報記録再生ディスク装置 - Google Patents

情報記録再生ディスク装置

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JP2002245732A
JP2002245732A JP2001043017A JP2001043017A JP2002245732A JP 2002245732 A JP2002245732 A JP 2002245732A JP 2001043017 A JP2001043017 A JP 2001043017A JP 2001043017 A JP2001043017 A JP 2001043017A JP 2002245732 A JP2002245732 A JP 2002245732A
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transducer
flexible substrate
actuator arm
reproducing
disk
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JP2001043017A
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Minoru Kawauchi
稔 川内
Kenichi Sakamoto
憲一 阪本
Makoto Miyamoto
誠 宮本
Kaoru Matsuoka
薫 松岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報記録再生ディスク装置の組立性の向上お
よび、低コスト化および、薄型化を実現する。 【解決手段】 トランスデューサ88に対する電気信号
を伝達する配線、および、コイル92に対して駆動電流
の供給を行う配線とが設けられたフレキシブル基板10
が、フレキシブル基板10の回動部61から、アクチュ
エータアーム81との接続部に対しトランスデューサ8
8側へ延出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気信号の伝達に
フレキシブル基板を用いた情報記録再生ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器において大量の情報を保
存するためのメモリとして情報記録再生ディスク装置が
広く使用されている。情報記録再生ディスク装置では、
記録再生の高速化および高密度化に伴って、より高性能
が要求されるとともに、小型化および薄型化が要求され
ている。
【0003】この種の情報記録再生ディスク装置は、ト
ランスデューサによる情報の記録および再生する際に、
トランスデューサを位置決めする駆動手段として、ロー
タリーアクチュエータが広く用いられ、中でもボイスコ
イルモータ式のロータリーアクチュエータが一般的に用
いられている。
【0004】ディスクは、シャーシに固定されたスピン
ドルモータを駆動することにより、所定の速度で回転さ
れる。
【0005】トランスデューサを有するトランスデュー
サ組立体は、一枚のディスクに対して2つ設けられ、そ
れぞれディスクの上面および下面に対向して位置してい
る。
【0006】図10は従来の情報記録再生ディスク装置
のロータリーアクチュエータの主要部の斜視図である。
図10に示すように、各トランスデューサ組立体36
は、トランスデューサ40と、アクチュエータアーム3
2と、を有している。ロータリーアクチュエータ26
は、コイルアーム43と、このコイルアーム43から延
出したトランスデューサ組立体36と、コイルアーム4
3に配置されたボイスコイルモータ用コイル44とを備
えている。
【0007】また、情報記録再生ディスク装置は、トラ
ンスデューサ40に対する信号を処理する回路基板(図
示せず)を有し、この回路基板はフレキシブル基板50
を介して複数のトランスデューサ40に電気的に接続さ
れる。フラット形状のフレキシブル基板50は、可撓性
を持つように形成され、ループ部54と非可動部とを一
体に備えている。
【0008】このような情報記録再生ディスク装置にお
いて、装置の小型化が要求され、ループ部54の可動空
間が少なくなってきている。フレキシブル基板50が占
める空間を少なくするために、表面に複数の接続部76
が形成されている回動部54aの裏面に樹脂あるいは金
属で形成された補強板48を接着固定して、空間形状に
制限された特定の形状をフレキシブル基板50に保持さ
せている。図10では、フレキシブル基板50の回動部
54aは補強板48と共に、接続部76に対してコイル
44側に延出し、ボイスコイルモータ11等の非回動部
に接触しないように屈曲されたのち、曲げ部20におい
て略180度折り返される。曲げ部20で折り返された
フレキシブル基板50は、コイル配線45との接続部を
有するコイルアーム43に固定された固定部と、ループ
部54とに分岐している。
【0009】一方、各トランスデューサ40からは例え
ば2本のリード線が延出している。これらのリード線は
アクチュエータアーム32に沿って接続部76近傍まで
延び、その延出端は、フレキシブル基板50の回動部5
4aの対応する接続部に半田付けされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような情報記録再
生ディスク装置において、フレキシブル基板50に特定
の形状を保持させる補強板48は不可欠であり、また、
補強板の形状に応じてフレキシブル基板50の組立形状
が自由となるが、その形状が余り複雑になると、工程が
複雑化され、コストアップをもたらす。ところで、フレ
キシブル基板50のコストは、補強板の枚数に依存する
ため、補強板は、枚数が少ないのが好ましい。
【0011】また、コイル44およびトランスデューサ
40からは配線が延出し、フレキシブル基板50の接続
部76に対して、半田付けによって、電気的および機械
的に接続されている。この半田付けは、コイル44をコ
イルアーム43に係合させて固定した後、トランスデュ
ーサ組立体36とともに、ピボット部28に取り付けた
状態、すなわち、相当の部品を組み込んだ半完成状態で
行う必要がある。しかしながら、このような半完成状態
では、相当数の部品が組み込まれた狭いスペースにおい
て、半田付けしなければならず、その作業には細心の注
意を要し、容易でないという問題がある。
【0012】さらに、アクチュエータアーム32に支持
されたトランスデューサ40は、きわめて静電破壊しや
すい部品であるために、上記半田付けをする場合に、ト
ランスデューサ40が静電破壊しないようにも配慮しな
ければならず、従って、この半田付け作業が一層困難に
なり、製造コストも増すことになる。
【0013】また、接続部76は、半田付け作業を行う
ために外面に剥き出しになっており、外的なノイズの影
響を受け易いという問題がある。
【0014】また、ループ部54が、シャーシに対し厚
み方向に幅を持つために、情報記録再生ディスク装置の
薄型化が妨げられる要因の一つとなっている。
【0015】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、情報記録再生ディスク装置の組立
性の向上および、低コストで製造可能なフレキシブル基
板構造により、安価であって信頼性が高く、小型化およ
び薄型化も容易である情報記録再生ディスク装置を提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明の情報記録再生ディスク装置
では、ディスクのデータ面に対して磁気的または光学的
に情報を記録するとともにそのデータ面に記録された情
報を再生するトランスデューサと、前記トランスデュー
サを一端部で支持するアクチュエータアームと、前記ト
ランスデューサが前記ディスクの略半径方向に沿って移
動するための駆動手段と、前記駆動手段および前記トラ
ンスデューサに対する電気信号を伝達する配線が設けら
れたフレキシブル基板とを有する情報記録再生ディスク
装置であって、前記アクチュエータアームは、前記トラ
ンスデューサと前記フレキシブル基板を電気的に結合す
るための接続部を有し、前記フレキシブル基板は前記接
続部に対し前記トランスデューサ側へ延出していること
を特徴とする。
【0017】請求項2に係る本発明の情報記録再生ディ
スク装置では、ディスクのデータ面に対して磁気的また
は光学的に情報を記録するとともにそのデータ面に記録
された情報を再生する一対のトランスデューサと、前記
トランスデューサを支持する一対のアクチュエータアー
ムと、前記トランスデューサが前記ディスクの略半径方
向に沿って移動するための駆動手段と、前記駆動手段お
よび前記トランスデューサに対する電気信号を伝達する
配線が設けられたフレキシブル基板とを有する情報記録
再生ディスク装置であって、前記フレキシブル基板は、
前記アクチュエータアームと一体となって回動する回動
部を備え、前記アクチュエータアームは、前記トランス
デューサと前記フレキシブル基板を電気的に結合するた
めの接続部を有し、前記接続部は、一対の前記アクチュ
エータアーム上に互いに対向するように配置され、前記
回動部は、一対の前記アクチュエータアームを架橋する
ように配置されるとともに、前記接続部に対して前記デ
ィスクの中心と反対側が凸面になるように湾曲している
ことを特徴とする。
【0018】請求項3に係る本発明の情報記録再生ディ
スク装置では、ディスクのデータ面に対して磁気的また
は光学的に情報を記録するとともにそのデータ面に記録
された情報を再生する一対のトランスデューサと、前記
トランスデューサを支持する一対の平板状のアクチュエ
ータアームと、前記トランスデューサが前記ディスクの
略半径方向に沿って移動するための駆動手段と、前記駆
動手段および前記トランスデューサに対する電気信号を
伝達する配線が設けられたフレキシブル基板と、を有す
る情報記録再生ディスク装置であって、前記アクチュエ
ータアームは、前記トランスデューサと前記フレキシブ
ル基板を電気的に結合するための接続部を有し、前記フ
レキシブル基板は、前記アクチュエータアームと一体と
なって回動する回動部と、前記回動部から延出するフラ
ット面を有するループ部とを備え、前記ループ部は、前
記フラット面が前記アクチュエータアームにほぼ平行に
延出していることを特徴とする。
【0019】請求項4に係る本発明の情報記録再生ディ
スク装置では、ディスクのデータ面に対して磁気的また
は光学的に情報を記録するとともにそのデータ面に記録
された情報を再生する一対のトランスデューサと、前記
トランスデューサを支持する一対のアクチュエータアー
ムと、前記トランスデューサが前記ディスクの略半径方
向に沿って移動するための駆動手段と、前記駆動手段お
よび前記トランスデューサに対する電気信号を伝達する
配線が設けられたフラット面を有するフレキシブル基板
とを備えた情報記録再生ディスク装置であって、前記フ
レキシブル基板は、前記アクチュエータアームと一体と
なって回動する回動部を備え、前記アクチュエータアー
ムは、前記トランスデューサと前記フレキシブル基板を
電気的に結合するための接続部を有し、前記接続部は、
一対の前記アクチュエータアーム上に互いに対向するよ
うに配置され、前記回動部は、一対の前記アクチュエー
タアームを架橋するように配置されるとともに、前記接
続部に対して前記ディスクの中心と反対側が凸面になる
ように湾曲し、前記フレキシブル基板は、前記回動部か
ら延出した前記フラット面の中心線が一対の前記接続部
の中心線と一致しないことを特徴とする。
【0020】請求項5に係る本発明の情報記録再生ディ
スク装置は、前記フレキシブル基板と前記アクチュエー
タアームとを機械的に固定するダミー接続部が前記接続
部に近接して、設けられていることを特徴とする請求項
1から請求項4のいずれかに記載の情報記録再生ディス
ク装置である。
【0021】本発明のある局面によれば、トランスデュ
ーサおよびコイルの外部配線に使用されるフレキシブル
基板が、アクチュエータアームとの接続部に対しトラン
スデューサ側へ延出している。これにより、ループ部が
広い空間へ延出するために、空間形状に制限された特定
の形状をフレキシブル基板に保持させる必要がない。そ
の結果、補強板が不要となるため部品点数が減少し、組
立性が向上すると共に、工程が簡素化されるため、大幅
な低コスト化が可能である。
【0022】本発明の他の局面によれば、フレキシブル
基板は、一対のアクチュエータアームを架橋するように
配置されるとともに、接続部に対してディスクの回動中
心と反対側が凸面になるように湾曲している。これによ
り、接続部がアクチュエータアームにより包まれるよう
に保護されるために、外的ノイズを受けにくくなる。ま
た、アクチュエータアームの接続部にフレキシブル基板
を接続した後に、ピボット部へ組み込むことが可能とな
るため、ロータリーアクチュエータを半完成状態にまで
組み立てた状態で接続作業を実施する必要がない。その
結果、非常に困難であって煩わしい作業を回避すること
ができ、ロータリーアクチュエータの信頼性を著しく向
上することができると共に、組立設備の自動化も容易に
でき、大幅なコストダウンが可能になる。
【0023】本発明の他の局面によれば、フレキシブル
基板のフラット面が前記アクチュエータアームに略同一
平面上に配置される。これにより、フラット面がシャー
シの厚み方向に対し必要な幅が減少するために、情報記
録再生ディスク装置の薄型化が容易になる。
【0024】本発明の他の局面によれば、フレキシブル
基板は、一対のアクチュエータアームを架橋するように
配置されると共に、接続部に対してディスクの回動中心
と反対側が凸面になるように湾曲している。これによ
り、接続部がアクチュエータアームにより包まれるよう
に保護されるために、外的ノイズを受けにくくなる。ま
た、アクチュエータアームの接続部にフレキシブル基板
を接続した後に、ピボット部へ組み込むことが可能とな
るため、ロータリーアクチュエータを半完成状態にまで
組み立てた状態で接続作業を実施する必要がない。その
結果、非常に困難であって煩わしい作業を回避すること
ができ、ロータリーアクチュエータの信頼性を著しく向
上することができると共に、組立設備の自動化も容易に
でき、大幅なコストダウンが可能になる。また、フラッ
ト面の中心線が、フレキシブル基板上の一対のトランス
デューサ接続部の中心線と一致しないように配置され
る。これにより、フレキシブル基板のフラット面が前記
アクチュエータアームに略同一平面上に配置することが
可能となり、フラット面がシャーシの厚み方向に対し必
要な幅が減少するために、一対のアクチュエータアーム
を備えた情報記録再生ディスク装置の薄型化が容易にな
る。
【0025】本発明の他の局面によれば、フレキシブル
基板とアクチュエータアームの接続部に近接して、フレ
キシブル基板とアクチュエータアームとを機械的に固定
するダミー接続部が設けられている。これにより、フレ
キシブル基板とアクチュエータアームの接続強度が増
し、信頼性を向上できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は、本発明の情報記
録再生ディスク装置の実施形態を示す斜視図である。図
2は、本発明の情報記録再生ディスク装置の実施形態の
ロータリーアクチュエータの主要部を示す斜視図であ
る。
【0028】この情報記録再生ディスク装置は、矩形箱
状のシャーシ15と、複数のビス18によりシャーシ1
5にビス18止めされてシャーシ15の開放上部を閉塞
するカバー16と、ディスク100のデータ面に沿って
走査するトランスデューサ88と、トランスデューサ8
8を弾性的に支持するアクチュエータアーム81と、ア
クチュエータアーム81を駆動するボイスコイルモータ
11と、トランスデューサ88および駆動手段としての
ボイスコイルモータ11の外部との接続に使用される配
線を有するフレキシブル基板10とを備えている。
【0029】アクチュエータアーム81の基端部は、シ
ャーシ15に対して垂直に設けられたピボット部94
に、回動可能に支持されており、アクチュエータアーム
81の先端部は、ディスク100のデータ面に沿って回
動するようになっている。アクチュエータアーム81の
先端部には、トランスデューサ88が支持されている。
【0030】ディスク100は、装置のシャーシ15に
固定されたスピンドルモータ12により、所定の回転速
度によって回転駆動される。
【0031】トランスデューサ88は、磁気的に情報の
記録および再生を行うための磁気ヘッドを搭載した浮上
型スライダであり、ディスク100の回転によって、発
生する空気流を利用して、磁気ヘッドをディスク100
のデータ面に対して、非接触あるいは微接触状態で、情
報を記録および再生するようになっている。
【0032】アクチュエータアーム81は、ディスク1
00のデータ面に対して、トランスデューサ88を安定
的に浮上させるために、ディスク100のデータ面に向
かって適切な押圧力(たとえば0.01N〜0.03
N)を付加する板ばね構造になっており、例えば、厚さ
10μmのステンレス薄板によって構成されている。
【0033】アクチュエータアーム81上には、トラン
スデューサ88と装置制御部(図示せず)との間にて情
報を伝達するためのトランスデューサ配線(図示せず)
が設けられており、アクチュエータアーム81上にトラ
ンスデューサ配線の一方の端部が配置され、トランスデ
ューサ88と接続されている。トランスデューサ配線の
他方の端部は、アクチュエータアーム81上に配置され
たトランスデューサ接続部75aになっている。
【0034】コイルアーム82の一端部には、ボイスコ
イルモータ用コイル92が固着されており、そのコイル
92は、シャーシ15上に固定された一対のヨーク(図
示せず)間に位置し、これらのヨークおよび一方のヨー
クに固定された永久磁石(図示せず)と共にボイスコイ
ルモータ11を構成する。コイルアーム82の他端部
は、シャーシ15に対して垂直に設けられたピボット部
94に、回動可能に支持されている。ボイスコイルモー
タ11は、ピボット部94に対しトランスデューサ88
と反対側へ配置されるように構成されている。
【0035】アクチュエータアーム81には複数のトラ
ンスデューサ接続部75aが設けられており、また、コ
イル92からは、コイル92と装置制御部(図示せず)
との間にて駆動電流を供給するためのコイル配線93が
延出している。
【0036】フレキシブル基板10は、ピボット部94
に対して回動可能に支持される回動部61と、回動部6
1から延出した、ループ部60とを有している。ループ
部61には、トランスデューサ88に対する電気信号を
伝達する配線、および、コイル92に対して駆動電流の
供給を行う配線とが設けられている。回動部61にはト
ランスデューサ接続部77aおよびコイル接続部77b
が備えられ、ループ部60の他端には非可動の回路基板
13を一体に備えている。フレキシブル基板10上に設
けられたトランスデューサ接続部77aと、アクチュエ
ータアーム81上に設けられたトランスデューサ接続部
75aは半田付けにより接続されている。また、コイル
配線93は、フレキシブル基板10上に設けられたコイ
ル接続部77bと半田付けにより接続されている。フレ
キシブル基板10は可撓性の薄型フラット形状とされ、
非可動の回路基板13は補強板14により姿勢を保つこ
とができ、シャーシ15にビス止めにより固定されてい
る。
【0037】また、フレキシブル基板10のループ部6
0は、アクチュエータアーム81のトランスデューサ接
続部75aに対してトランスデューサ88方向に延出し
ている。
【0038】本実施形態のロータリーアクチュエータで
は、ボイスコイルモータ11のコイル92に対して、フ
レキシブル基板10の各配線を介して通電を行うと、フ
レミング左手の法則により、コイル92に磁界が発生す
る。そして、コイル92に磁界が発生すると、コイル9
2は、永久磁石(図示せず)等によって形成される磁気回
路によって、永久磁石に沿って移動する。これにより、
コイルアーム82がピボット部94を中心として回動し
て、フレキシブル基板10が接続されているアクチュエ
ータアーム81が、ピボット部94を中心として回動さ
れる。その結果、アクチュエータアーム81に支持され
たトランスデューサ88が、ディスク100の略半径方
向に沿って移動し、情報の記録およびサーボ情報が記録
されるトラック(図示せず)が同心円状に配置されたディ
スク100のデータ面上を走査される。そして、トラン
スデューサ88は、データ面における所定の位置にて停
止されて、その位置に対向するデータ面に対して、情報
の記録および再生を行う。
【0039】このように、フレキシブル基板10のルー
プ部60は、ボイスコイルモータ11から離れる方向へ
延出しているため、ボイスコイルモータ11の非可動部
等の空間的制約を受けることなく可動である。それによ
り、フレキシブル基板10は、ボイスコイルモータ11
の非可動部との接触を避けるための補強板による姿勢保
持の必要はない。よって、部品点数が減少し、また、フ
レキシブル基板10は、複雑な曲げを必要とせず、構造
が単純であるため、組立性が向上すると共に、工程が簡
素化されるため、大幅な低コスト化が可能である。
【0040】なお、フレキシブル基板10上のトランス
デューサ接続部77aとアクチュエータアーム81上の
接続部75a、および、フレキシブル基板10上のコイ
ル接続部77bとコイルから延出する配線と、を半田付
けにより接続する構成について説明したが、トランスデ
ューサ88は極めて静電破壊しやすい部品であるため
に、光ビームを用いた非接触の加熱方法、あるいは接続
部裏面から加熱圧着する方法等を用いて、それぞれを接
続するようにしてもよい。
【0041】さらに、本実施形態では、2個のトランス
デューサジューサ88が搭載されたロータリーアクチュ
エータの場合について説明したが、ディスク100の上
または下に1個のトランスデューサを搭載したロータリ
ーアクチュエータであってもよく、また、1枚のディス
ク100が搭載される構成に限らず、2枚以上の複数枚
のディスクが搭載される構成であってもよい。
【0042】また、情報記録再生ディスク装置として磁
気ディスク装置について説明したが、トランスデューサ
88として光学ヘッドを用いる光ディスク装置であって
も、本発明を適用することができ、その場合にも同様の
効果が得られる。
【0043】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態におけるトランスデューサ組立体の組立工程を示す
図で、図4は、その情報記録再生ディスク装置の実施形
態のロータリーアクチュエータの主要部およびその周辺
部を示す斜視図である。図5は、その他のトランスデュ
ーサ組立体の実施例を示す図である。
【0044】実施の形態1と同様な構成部については、
同じ番号を付して説明を省略し、異なる部分についての
み説明する。
【0045】図3に示すように、トランスデューサ組立
体85は次の順に組み立てられる。フレキシブル基板1
0上のトランスデューサ接続部77aは、一対のアクチ
ュエータアーム81に設けられた複数のトランスデュー
サ接続部75aと、また、コイル接続部77bはコイル
配線93と、トランスデューサ接続部77aおよびコイ
ル接続部77bの裏面から加熱圧着する方法によりそれ
ぞれ同時に接続される。
【0046】フレキシブル基板10と接続が完了したト
ランスデューサ組立体85、およびコイル92が固着さ
れたコイルアーム82は、ピボット部94に取り付けら
れる。
【0047】このように、フレキシブル基板10の回動
部61は、図4に示すように、一対のアクチュエータア
ーム81を架橋するように配置されるとともに、トラン
スデューサ接続部77aに対してディスクの回動中心と
反対側が凸面となるように湾曲している。これにより、
フレキシブル基板10のトランスデューサ接続部77a
が、回動部61および、アクチュエータアーム81に包
まれるように保護されるために、外的ノイズを受けにく
くなり、情報記録再生ディスク装置としての信頼性が向
上する。
【0048】また、アクチュエータアーム81およびコ
イルアーム82が、ピボット部94に取り付けられない
状態において、フレキシブル基板10上のトランスデュ
ーサ接続部77aとアクチュエータアーム81上の接続
部75a、およびフレキシブル基板10上のコイル接続
部77bとコイル配線93との接続作業が実施されるた
めに、これらの作業がきわめて容易に、効率よく実施す
ることができる。しかも、フレキシブル基板10上のト
ランスデューサ接続部77aとアクチュエータアーム8
1上の接続部75a、およびフレキシブル基板10上の
コイル接続部77bと、コイル92から延出する配線と
の加熱圧着による接続作業を自動化することも容易であ
る。
【0049】また、トランスデューサ88は、極めて静
電破壊しやすい部品であるために、接続作業には細心の
注意を要するが、すべての接続作業が同時にできるた
め、トランスデューサ88の静電破壊の可能性を減少す
ることができると共に、作業工程を簡素化することがで
きるため、ロータリーアクチュエータの製造コストを下
げることができる。これにより、ロータリーアクチュエ
ータの製造コストを大幅に削減することができる。
【0050】なお、図5に示すように、トランスデュー
サ組立体85の組立工程において、一対のアクチュエー
タアーム81を、一対のトランスデューサの中心と回動
中心をそれぞれ結ぶ線と、ループ部のフラット面の中心
線とがなす角を鋭角になるように配置させてもよい。こ
の場合、一対のトランスデューサ88の中心とアクチュ
エータアームの回動中心を含む平面と、ループ部60の
回動部側基端部のフラット面の接平面とがなす角を鋭角
にすることができる。これにより、アクチュエータアー
ム81の回動時に駆動部に発生するフレキシブル基板1
0に起因する負荷を低減し、また、フレキシブル基板1
0がロータリーアクチュエータ周辺の非可動部に接触す
ることを防ぐことができる。また、補強板を用いずに最
適な射出角度を持たせることが可能である。
【0051】また、フレキシブル基板10上のトランス
デューサ接続部77aとアクチュエータアーム81上の
接続部75a、および、フレキシブル基板10上のコイ
ル接続部77bとコイルから延出する配線とを、トラン
スデューサ接続部77aおよびコイル接続部77bの裏
面から加熱圧着する方法により接続する構成について説
明したが、トランスデューサ88は極めて静電破壊しや
すい部品であるために、半田付け、あるいは、光ビーム
を用いた非接触の加熱方法等を用いて、それぞれを接続
するようにしてもよい。
【0052】なお、情報記録再生ディスク装置として磁
気ディスク装置について説明したが、トランスデューサ
88として光学ヘッドを用いる光ディスク装置であって
も、本発明を適用することができ、その場合にも同様の
効果が得られる。
【0053】(実施の形態3)図6は、本発明の実施の
形態におけるトランスデューサ組立体を示す図である。
【0054】他の実施形態と同様な構成部については、
同じ番号を付して説明を省略し、異なる部分についての
み説明する。
【0055】フレキシブル基板10は、例えば、電気信
号を伝達するための銅箔を、カバーとして、厚さ0.1
mmのガラスエポキシで両面から覆うように接着した構
造になっている。フレキシブル基板10は、ピボット部
94に対して回動可能に支持される回動部61と、回動
部61から延出した、トランスデューサ88に対する電
気信号を伝達する配線、および、コイル92に対して駆
動電流の供給を行う配線とが設けられたフラット面63
とを有している。フラット面63は、アクチュエータア
ーム81と略同一平面上に配置されている。また、フラ
ット面63の途中には、ガラスエポキシに対して機械的
剛性が弱いポリイミドを、カバー材料とした屈曲部65
が設けられている。
【0056】また、フレキシブル基板10上のトランス
デューサ接続部77aは、アクチュエータアーム81に
設けられた複数のトランスデューサ接続部75aと、ま
た、コイル接続部77bはコイル配線93と、トランス
デューサ接続部77aおよびコイル接続部77bの裏面
から加熱圧着する方法によりそれぞれ同時に接続され
る。
【0057】このように、フラット面63の途中に、他
のフラット面63に比べ剛性の弱い屈曲部65が設けら
れていることにより、アクチュエータアーム81が回動
することによって生じるフレキシブル基板10のひずみ
を、屈曲部65が弾性的に変形することによって集中的
に吸収することができる。また、フラット面63がアク
チュエータアームと略同一平面上に配置されることによ
り、フラット面63がシャーシ15の厚み方向に対し必
要な幅が減少するために、情報記録再生ディスク装置の
薄型化が容易になる。
【0058】なお、フレキシブル基板10と屈曲部65
のカバー材料を、それぞれ、ガラスエポキシと、ポリイ
ミドとした場合を説明したが、所望の剛性比が得られる
のであれば、他の材料の組み合わせでもよい。また、フ
ラット面63と屈曲部65の厚さの比を変えることで同
様な効果を得てもよく、この場合、フレキシブル基板1
0と屈曲部65のカバー材料を同一にすることもでき
る。さらに、アクチュエータアーム81が回動すること
によって生じるフレキシブル基板10に生じるひずみを
吸収する効果を増加させるために、屈曲部65の大きさ
や形状を変える、あるいは、個数を増やしてもよい。
【0059】また、フレキシブル基板10上のトランス
デューサ接続部77aとアクチュエータアーム81上の
接続部75a、および、フレキシブル基板10上のコイ
ル接続部77bとコイルから延出する配線とを、トラン
スデューサ接続部77aおよびコイル接続部77bの裏
面から加熱圧着する方法により接続する構成について説
明したが、トランスデューサ88は極めて静電破壊しや
すい部品であるために、半田付け、あるいは、光ビーム
を用いた非接触の加熱方法等を用いて、それぞれを接続
するようにしてもよい。
【0060】なお、情報記録再生ディスク装置として磁
気ディスク装置について説明したが、トランスデューサ
88として光学ヘッドを用いる光ディスク装置であって
も、本発明を適用することができ、その場合にも同様の
効果が得られる。
【0061】(実施形態4)図7は、本発明の実施の形
態におけるトランスデューサ組立体の組立工程を示す図
である。また、図8は、その情報記録再生ディスク装置
の実施形態のロータリーアクチュエータの主要部を示す
斜視図である。
【0062】他の実施形態と同様な構成部については、
同じ番号を付して説明を省略し、異なる部分についての
み説明する。
【0063】トランスデューサ組立体85は次の順に組
み立てられる。フレキシブル基板10上のトランスデュ
ーサ接続部77aは、一対のアクチュエータアーム81
に設けられた複数のトランスデューサ接続部75aと、
また、コイル接続部77bはコイル配線93と、トラン
スデューサ接続部77aおよびコイル接続部77bの裏
面から加熱圧着する方法によりそれぞれ同時に接続され
る。
【0064】フレキシブル基板10と接続が完了したト
ランスデューサ組立体85、およびコイル92が固着さ
れたコイルアーム82は、ピボット部94に取り付けら
れる。
【0065】フレキシブル基板10は、例えば、電気信
号を伝達するための銅箔を、カバーとして、厚さ0.1
mmのガラスエポキシで両面から覆うように接着した構
造になっている。フレキシブル基板10は、フラット面
63の中心線と、一対のトランスデューサ接続部77a
の中心線とが、一致しないように配置されている。ま
た、フラット面63の途中には、ガラスエポキシに対し
て機械的剛性が弱いポリイミドを、カバー材料とした屈
曲部65が設けられている。
【0066】このように、フレキシブル基板10の回動
部61は、一対のアクチュエータアーム81を架橋する
ように配置されるとともに、トランスデューサ接続部7
7aに対してディスクの回動中心と反対側が凸面となる
ように湾曲している。これにより、フレキシブル基板1
0のトランスデューサ接続部77aが、回動部61およ
び、アクチュエータアーム81に包まれるように保護さ
れるために、外的ノイズを受けにくくなり、情報記録再
生ディスク装置としての信頼性が向上する。
【0067】また、フラット面63の途中に、他のフラ
ット面63に比べ剛性の弱い屈曲部65が設けられてい
ることにより、アクチュエータアーム81が回動するこ
とによって生じるフレキシブル基板10のひずみを、屈
曲部65が弾性的に変形することによって集中的に吸収
することができる。
【0068】さらに、フラット面63の中心線と、一対
のトランスデューサ接続部77aの中心線とが、一致し
ないように配置されているため、フラット面63がアク
チュエータアーム81と略同一平面上に配置することが
可能となる。このため、フラット面63がシャーシ15
の厚み方向に対し必要な幅が減少するために、情報記録
再生ディスク装置の薄型化が容易になる。
【0069】なお、アクチュエータアーム81が回動す
ることによって生じるフレキシブル基板10に生じるひ
ずみを吸収する効果を増加させるために、屈曲部65の
大きさや形状を変える、あるいは、個数を増やしてもよ
い。
【0070】また、アクチュエータアーム81およびコ
イルアーム82が、ピボット部94に取り付けられない
状態において、フレキシブル基板10上のトランスデュ
ーサ接続部77aとアクチュエータアーム81上の接続
部75a、およびフレキシブル基板10上のコイル接続
部77bとコイルから延出する配線との接続作業が実施
されるために、これらの作業がきわめて容易に、効率よ
く実施することができる。しかも、フレキシブル基板1
0上のトランスデューサ接続部77aとアクチュエータ
アーム81上の接続部75a、およびフレキシブル基板
10上のコイル接続部77bとコイル92から延出する
配線との接続作業を自動化することも容易である。これ
により、ロータリーアクチュエータの製造コストを大幅
に削減することができる。
【0071】また、フレキシブル基板10上のトランス
デューサ接続部77aとアクチュエータアーム81上の
接続部75a、および、フレキシブル基板10上のコイ
ル接続部77bとコイルから延出する配線と、を加熱圧
着により接続する構成について説明したが、トランスデ
ューサ88は極めて静電破壊しやすい部品であるため
に、半田付け、あるいは、光ビームを用いた非接触の加
熱方法等を用いて、それぞれを接続するようにしてもよ
い。
【0072】なお、情報記録再生ディスク装置として磁
気ディスク装置について説明したが、トランスデューサ
88として光学ヘッドを用いる光ディスク装置であって
も、本発明を適用することができ、その場合にも同様の
効果が得られる。
【0073】(実施の形態5)図9は、本発明の実施の
形態におけるトランスデューサ組立体を示す図である。
【0074】アクチュエータアーム81とフレキシブル
基板10を接続する場合には、フレキシブル基板10の
回動部61にあるトランスデューサ接続部77aの周り
に、トランスデューサ接続部77aと同形状のダミー接
続部79を備え、アクチュエータアーム81には回動部
61のダミー接続部79に対応するダミー接続部を備
え、アクチュエータアーム81とフレキシブル基板10
とを、接続するときに同時にダミー接続部79を接続す
ることが可能である。ダミー接続部79はアクチュエー
タアーム81とフレキシブル基板10を電気的に接続し
ないが、機械的に固定している。その他の構成は、前記
実施形態の請求項1から請求項4のいずれかと同様にな
っている。
【0075】このようなダミー接続部79を設けること
により、アクチュエータアーム81とフレキシブル基板
10の接続強度が増し、信頼性が向上する。また、アク
チュエータアーム81とフレキシブル基板10の接続部
の総面積が増加することにより、アクチュエータアーム
81が回動することにより生じる外力によりトランスデ
ューサ接続部77aおよびコイル接続部77bに発生す
る、接続を剥離させようとする力を小さくすることがで
きる。
【0076】なお、各ダミー接続部79を大型化するこ
と、あるいは個数を増加することで、アクチュエータア
ーム81とフレキシブル基板10の接続強度を増すこと
ができる。また、ダミー接続部にグラウンド端子として
の機能を持たせるようにしてもよい。この場合には、回
路のグラウンドを強化することが可能になる。
【0077】
【発明の効果】本発明の情報記録再生ディスク装置は、
このように、トランスデューサおよびコイルの外部配線
に使用されるフレキシブル基板が、アクチュエータアー
ムとの接続部に対しトランスデューサ側へ延出してい
る。これにより、広い空間へ延出するために、空間形状
に制限された特定の形状をフレキシブル基板に保持させ
る必要がない。その結果、フレキシブル基板に特定の形
状を保持するの補強板が不要となり、フレキシブル基板
に複雑な曲げが必要ないために、組立性が向上すると共
に、工程が簡素化されるため、大幅な低コスト化が可能
である。
【0078】また、フレキシブル基板は、一対のアクチ
ュエータアームを架橋するように配置されるとともに、
接続部に対してディスクの回動中心と反対側が凸面にな
るように湾曲している。これにより、アクチュエータア
ームにより包まれるように保護されるために、外的ノイ
ズを受けにくくなる。また、アクチュエータアームの接
続部にフレキシブル基板を接続した後に、ピボット部へ
組み込むことが可能となるため、ロータリーアクチュエ
ータを半完成状態にまで組み立てた状態で接続作業を実
施する必要がない。その結果、非常に困難であって煩わ
しい作業を回避することができ、ロータリーアクチュエ
ータの信頼性を著しく向上することができると共に、組
立設備の自動化も容易にでき、大幅なコストダウンが可
能になる。
【0079】また、フレキシブル基板は、フラット面が
前記アクチュエータアームに略同一平面上に配置され
る。これにより、ループ部がシャーシの厚み方向に対し
必要な幅が減少するために、情報記録再生ディスク装置
の薄型化が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生ディスク装置の実施形態
を示す斜視図
【図2】本発明の情報記録再生ディスク装置の実施形態
のロータリーアクチュエータの主要部を示す斜視図
【図3】本発明の実施の形態2におけるトランスデュー
サ組立体の組立工程を示す図
【図4】本発明の実施の形態2における情報記録再生デ
ィスク装置のロータリーアクチュエータの主要部および
その周辺部を示す斜視図
【図5】その他のトランスデューサ組立体の実施例を示
す図
【図6】本発明の実施の形態3におけるトランスデュー
サ組立体を示す図
【図7】本発明の実施の形態4におけるトランスデュー
サ組立体の組立工程を示す図
【図8】本発明の実施の形態4における情報記録再生デ
ィスク装置のロータリーアクチュエータの主要部を示す
斜視図
【図9】本発明の実施の形態5におけるトランスデュー
サ組立体を示す図
【図10】従来の情報記録再生ディスク装置のロータリ
ーアクチュエータの主要部の斜視図
【符号の説明】
10 フレキシブル基板 11 ボイスコイルモータ 12 スピンドルモータ 13 回路基板 14 補強板 15 シャーシ 16 カバー 18 ビス 60 ループ部 61 回動部 63 フラット面 65 屈曲部 75a トランスデューサ接続部(アクチュエータアー
ム) 77a トランスデューサ接続部(フレキシブル基板) 77b コイル接続部(フレキシブル基板) 79 ダミー接続部 81 アクチュエータアーム 82 コイルアーム 85 トランスデューサ組立体 88 トランスデューサ 92 コイル 93 コイル配線 94 ピボット部 100 ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松岡 薫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D042 NA02 PA10 TA06 5D068 AA01 BB01 CC12 GG03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクのデータ面に対して磁気的または
    光学的に情報を記録するとともにそのデータ面に記録さ
    れた情報を再生するトランスデューサと、前記トランス
    デューサを一端部で支持するアクチュエータアームと、
    前記トランスデューサが前記ディスクの略半径方向に沿
    って移動するための駆動手段と、前記駆動手段および前
    記トランスデューサに対する電気信号を伝達する配線が
    設けられたフレキシブル基板とを有する情報記録再生デ
    ィスク装置であって、前記アクチュエータアームは、前
    記トランスデューサと前記フレキシブル基板を電気的に
    結合するための接続部を有し、前記フレキシブル基板は
    前記接続部に対し前記トランスデューサ側へ延出してい
    ることを特徴とする情報記録再生ディスク装置。
  2. 【請求項2】ディスクのデータ面に対して磁気的または
    光学的に情報を記録するとともにそのデータ面に記録さ
    れた情報を再生する一対のトランスデューサと、前記ト
    ランスデューサを支持する一対のアクチュエータアーム
    と、前記トランスデューサが前記ディスクの略半径方向
    に沿って移動するための駆動手段と、前記駆動手段およ
    び前記トランスデューサに対する電気信号を伝達する配
    線が設けられたフレキシブル基板とを有する情報記録再
    生ディスク装置であって、前記フレキシブル基板は、前
    記アクチュエータアームと一体となって回動する回動部
    を備え、前記アクチュエータアームは、前記トランスデ
    ューサと前記フレキシブル基板を電気的に結合するため
    の接続部を有し、前記接続部は、一対の前記アクチュエ
    ータアーム上に互いに対向するように配置され、前記回
    動部は、一対の前記アクチュエータアームを架橋するよ
    うに配置されるとともに、前記接続部に対して前記ディ
    スクの中心と反対側が凸面になるように湾曲しているこ
    とを特徴とする情報記録再生ディスク装置。
  3. 【請求項3】ディスクのデータ面に対して磁気的または
    光学的に情報を記録するとともにそのデータ面に記録さ
    れた情報を再生するトランスデューサと、前記トランス
    デューサを支持するアクチュエータアームと、前記トラ
    ンスデューサが前記ディスクの略半径方向に沿って移動
    するための駆動手段と、前記駆動手段および前記トラン
    スデューサに対する電気信号を伝達する配線が設けられ
    たフラット面を有するフレキシブル基板とを備えた情報
    記録再生ディスク装置であって、前記アクチュエータア
    ームは、前記トランスデューサと前記フレキシブル基板
    を電気的に結合するための接続部を有し、前記フレキシ
    ブル基板は、前記フラット面が前記アクチュエータアー
    ムと略同一平面上に配置されることを特徴とする情報記
    録再生ディスク装置。
  4. 【請求項4】ディスクのデータ面に対して磁気的または
    光学的に情報を記録するとともにそのデータ面に記録さ
    れた情報を再生する一対のトランスデューサと、前記ト
    ランスデューサを支持する一対のアクチュエータアーム
    と、前記トランスデューサが前記ディスクの略半径方向
    に沿って移動するための駆動手段と、前記駆動手段およ
    び前記トランスデューサに対する電気信号を伝達する配
    線が設けられたフラット面を有するフレキシブル基板と
    を備えた情報記録再生ディスク装置であって、前記フレ
    キシブル基板は、前記アクチュエータアームと一体とな
    って回動する回動部を備え、前記アクチュエータアーム
    は、前記トランスデューサと前記フレキシブル基板を電
    気的に結合するための接続部を有し、前記接続部は、一
    対の前記アクチュエータアーム上に互いに対向するよう
    に配置され、前記回動部は、一対の前記アクチュエータ
    アームを架橋するように配置されるとともに、前記接続
    部に対して前記ディスクの中心と反対側が凸面になるよ
    うに湾曲し、前記フレキシブル基板は、前記回動部から
    延出した前記フラット面の中心線が、一対の前記接続部
    の中心線と一致しないことを特徴とする情報記録再生デ
    ィスク装置。
  5. 【請求項5】前記フレキシブル基板と前記アクチュエー
    タアームとを機械的に固定するダミー接続部が、前記接
    続部に近接して設けられていることを特徴とする請求項
    1から請求項4のいずれかに記載の情報記録再生ディス
    ク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7518832B2 (en) 2005-04-28 2009-04-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Coil assembly, head suspension assembly, disk device, and method of manufacturing head suspension assembly

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7518832B2 (en) 2005-04-28 2009-04-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Coil assembly, head suspension assembly, disk device, and method of manufacturing head suspension assembly

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