JP2002245710A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JP2002245710A
JP2002245710A JP2001038986A JP2001038986A JP2002245710A JP 2002245710 A JP2002245710 A JP 2002245710A JP 2001038986 A JP2001038986 A JP 2001038986A JP 2001038986 A JP2001038986 A JP 2001038986A JP 2002245710 A JP2002245710 A JP 2002245710A
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Kazuma Takenaka
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Denon Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の光ディスクが収納された光ディスク再生
装置において、インタラクティブな光ディスクがランダ
ム再生するディスクとして選択されると、ポーズ状態と
なりランダム再生が中断する。 【解決手段】ランダム再生の対象とする光ディスクを指
定する操作手段と、光ディスクの種類をディスク収納位
置番号と対応させて記憶する記憶手段と、制御手段と、
計時手段とを備え、制御手段は、選択された光ディスク
の目次情報に基づいてその光ディスク内の曲をランダム
に選択し再生開始するよう制御するとともに、選択され
た光ディスクがコンパクトディスクデジタルオーディオ
でない場合は、計時手段は制御手段によって再生開始が
指示がされてから再生開始するまでの時間を計時し予め
決めた時間を越えたときに、光ディスクの再生開始の指
示を解除し、他のランダム再生の対象となる光ディスク
をランダムに選択し再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の光ディスク
を収納し、該複数の光ディスクから指定した光ディスク
を選択して再生する光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来技術の光ディスク再生装置の
構成を示すブロック図である。光ディスク再生装置は、
光ピックアップユニットを搭載したメカユニット部1と
光ピックアップ101が検出した信号からデータを復調
する信号処理部2と、信号処理部2から出力するデータ
から映像信号、副映像信号及び音声信号をデコードする
アプリケーションブロック部3と、映像信号及び音声信
号を外部装置に出力する出力部4と、操作及び表示を行
うユーザインターフェイスブロック部6と、光ディスク
再生装置の動作を制御するシステムコントローラ部5
と、複数の光ディスクを収納して該複数の光ディスクか
ら指定した光ディスクを選択しメカユニット1に搬送す
るするルーレットブロック部7を備える。
【0003】従来の光ディスク再生装置の再生手順につ
いて説明する。図6は、従来技術の光ディスク再生装置
の再生手順を説明するフローチャートである。
【0004】はじめに、光ディスク再生装置の電源がオ
ンされる。(ST101)電源オン後、ユーザインター
フェースブロック部6に備えられた再生モード設定釦が
押され、光ディスク再生モードに移行する。(ST10
2)光ディスク再生モードに移行しないかぎり、光ディ
スク再生装置はディスク再生停止状態となっている。
(ST107)
【0005】光ディスク再生装置が光ディスクを再生す
るためには、ルーレットブロック部7によって光ディス
クがメカユニット1に搬送され、次に光ピックアップ1
01が検出する信号によって光ディスク103がCD
(Compact Disc)かDVD(Digital Versatile Disc)
かの判別が行われる。(ST103)
【0006】光ディスクがCDかDVDであるかは、光
ディスクに記録されているディスク情報を読み取ること
で判別することができるが、ディスク情報を読み取らな
くても光ディスクがCDかDVDかの判別することがで
きる。この一例として、特開平10−275407号公
報に開示されているので判別手段についての説明を省略
する。
【0007】光ディスク101の種類の判別を終了し、
光ディスク101の種類に対応した信号処理回路に切り
換えを行った後、光ディスク101の再生をスタートす
る。(ST104)再生中の光ディスク101の再生が
終了すると、システムコントローラ部5はルーレットブ
ロック部7に対して、ルーレット702を回転する制御
を行い、次の光ディスクを選択し再生を行う。これ以降
の手順は上述の手順を繰り返す動作となっている。(S
T105)、(ST106)
【0008】図5は、DVD―Videoの論理レイヤ構造
を示す図である。DVD―Videoの論理レイヤ構造は、
図5(a)で示す、ディスク内のファイル管理情報を記
録したボリュームファイル管理部と、映像データ、オー
ディオデータ及びサブピクチャーデータを記録したDV
D―Videoゾーンから構成される。
【0009】DVD―Videoゾーンには、図5(b)で
示す、コンテンツ全体に関わる情報を記録したVGM
(ビデオマネージャ)と複数のVTS(ビデオタイトル
セット)が記録される。またVGMには、図5(c)で
示す、コンテンツ情報を記録したVMGI(ビデオマネ
ージャインフォメーション)と全体のメニュー画面の情
報を記録したVOBS(ビデオオブジェクトセット)と
が記録される。
【0010】VTSには、図5(d)に示す、ビデオタ
イトル内の共通の制御情報を記録したVTSI(ビデオ
タイトルシステムインフォメーション)とタイトル用の
メニュー画面の情報を記録したVOBSと本編の映像デ
ータ、オーディオデータ及びサブピクチャデータを含む
情報が記録されたVOBSが記録される。
【0011】DVD―Videoは上述したような論理レイ
ヤ構造を持つため、操作者がメニュー用VOBSにした
がってビデオタイトルを再生する場合、好みの再生条件
を選択することができるというインタラクティブな機能
を持つ。この結果、DVD―Videoはこのインララクテ
ィブな機能を利用した多面的な応用が可能になってい
る。
【0012】DVDは、インタラクティブな機能をもた
ないCD−DA(Compact Disc-Digital Audio)と異な
り、操作者と再生装置間で相互に応答を行いながら再生
を進めるインタラクティブな機能があるため、操作者が
ユーザインターフェースブロック部6に備えられた操作
釦を押さないと光ディスクの再生が先に進まないことが
ある。したがって、再生状態のまま放置しておくとその
DVDを再生したときにポーズ状態で再生を一時停止す
ることがある。
【0013】また、CDであっても、CD−I(Compact
Disc-Interactive media)のようなインタラクティブな
機能をもつ光ディスクがある。CD−Iは、DVDと同
様に再生状態のまま放置しておくと、そのCD−Iを再
生したときにポーズ状態で再生を一時停止することがあ
る。CD−Iの物理フォーマットは、CD−ROMのモ
ード2に属するフォーマットでありCD−DAの物理フ
ォーマットとは異なる。したがって、CD−Iを再生す
るためには、CD−DA用のデコーダではなくCD−I
用のデコーダ又はCD−ROM用のデコーダを必要とす
る。
【0014】操作者が光ディスク再生装置を用いて、光
ディスクを無作為に連続して再生するランダム再生を行
うためには、インタラクティブなDVD又はインタラク
ティブなCDであるCD−I等をルーレットから取り除
かなければならない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来技
術では、操作者がインタラクティブなDVD又はインタ
ラクティブなCDであるCD−I等の光ディスクをルー
レットから取り出さなければならない煩わしさや、操作
者がインタラクティブな光ディスクを取り忘れると、光
ディスク再生装置はポーズ状態のまま先に進めず、ラン
ダム再生にもかかわらずランダム再生が中断された状態
になる。
【0016】また、DVDであってもインタラクテイブ
でないもの、又はインタラクテイブでないビデオタイト
ルとインタラクテイブなビデオタイトルが混在したDV
Dが今後用いられるようになる。複数の光ディスクを収
納するディスク収納部にこのようなDVDが混在して収
納されることを考慮して、ランダム再生する光ディスク
としてDVDが選ばれても再生動作を継続する光ディス
ク再生装置が望まれている。
【0017】
【問題を解決するための手段】本発明は、複数の光ディ
スクを収納し、指定した光ディスクを再生する光ディス
ク再生装置において、光ディスクの種類を判別するディ
スク判別手段と、光ディスクの種類をディスク収納位置
番号と対応させて記憶する記憶手段と、ランダム再生の
対象とする光ディスクを指定しランダム再生を指示する
操作手段と、前記記憶手段に記憶されランダム再生の対
象となった光ディスクの中からランダムに光ディスクを
選択し、選択された光ディスクをディスク収納位置から
搬送して再生するよう制御する制御手段と、計時手段と
を備え、前記操作手段によりランダム再生が指示された
とき、前記制御手段は、選択された光ディスクの目次情
報を読み取り、該目次情報に基づいて該光ディスクに記
録された曲の中から再生する曲をランダムに選択して再
生開始するよう制御するとともに、選択された光ディス
クがコンパクトディスクデジタルオーディオでない場合
は、前記計時手段は前記制御手段により曲の再生開始の
指示がされてから再生開始するまでの時間を計時し、計
時した時間が予め決めた時間を越えたときに、その光デ
ィスクの再生開始の指示を解除し、他のランダム再生の
対象となる光ディスクをランダムに選択して再生するよ
う制御する光ディスク再生装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例の光ディスク再
生装置について説明する。図1は本実施例の光ディスク
再生装置の構成を示すブロック図である。
【0019】光ディスク再生装置は、メカユニット部
1、信号処理部2、アプリケーションブロック部3、出
力部4、システムコントローラ部5、ユーザインターフ
ェイスブロック部6及びルーレットブロック部7を備え
る。メカユニット部1は、光ディスク103に記録され
た記録信号を検出する光ピックアップ101とスライド
モータ/スピンドルモータを搭載したメカ駆動部102
を備える。信号処理部2は、光ピックアップ101が検
出した記録信号を増幅及びエラー信号を検出するRF信
号処理部201、光ピックアップ及びスライドモータ/
スピンドルモータを制御するサーボプロセッサ部20
2、RF信号処理部201が出力した記録データのデー
タ復調/エラー訂正を行うデータプロセッサ部203及
びCDとDVDを判別するディスク判別部204を備え
る。アプリケーションブロック部3は、信号処理部2が
出力したデータから主映像信号をデコードする主映像デ
コーダ部301、副映像信号をデコードする副映像デコ
ーダ部302、主映像デコーダ部301副映像デコーダ
部302が出力したデジタル映像信号をNTSC方式の
映像信号にエンコードするNTSCエンコーダ部303
及び音声データをデコードする音声デコーダ部304を
備える。出力部4は、アプリケーションブロック部3が
出力する映像信号と音声信号を増幅して外部に出力す
る。システムコントローラ部5は、光ディスク再生装置
の動作の制御を行う。ユーザインターフェイスブロック
部6は、光ディスク再生装置の動作を指示する操作釦及
び光ディスク再生装置の動作状態を表示する表示器を備
える。ルーレットブロック部7は、複数の光ディスクか
ら指定した光ディスクを選択してメカユニット部1に搬
送する。
【0020】以下、各部の機能について説明する。メカ
ユニット部1は、光ピックアップ101を光ディスクの
半径方向に移動させるピックアップ送り機構とルーレッ
トに搭載された光ディスク103をスピンドルモータの
ターンテーブルに載置するディスクローディング機構の
メカ駆動部102と、スピンドルモータのターンテーブ
ル上に載置された光ディスク103に記録されている記
録情報を検出する光ピックアップ101を備える。
【0021】光ピックアップ101は、レーザダイオー
ドとレーザダイオードが出射したレーザ光を光ディスク
103の記録部に照射するための光学部品及び光ディス
クから反射したレーザ光を検知するフォトディテクタを
備え、フォトディテクタで検知した微弱な光電流の信号
を電圧に変換して増幅する電流/電圧変換回路を内蔵す
る。
【0022】信号処理部2は、次の4つのブロックを備
える。 (1)RF信号処理部201 RF信号処理部201は、光ピックアップ101が検出
した信号を正確に検波できる波形に戻すための波形等化
回路を備え、波形等化回路から出力される信号からトラ
ッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号等の光ピ
ックアップを制御するサーボエラー信号を検出し、ま
た、レーザダイオードの発光出力が適正となるようレー
ザダイオードに流れる電流を駆動する。
【0023】(2)サーボプロセッサ部202 サーボプロセッサ部202は、CD/DVD用の光ピッ
クアップのトラッキングサーボ、フォーカスサーボ、ス
ライドモータサーボ及び光ディスクの回転線速度を一定
とするCLV(Constant Linear Velocity)サーボを行う
スピンドルモータの制御を行う。
【0024】(3)データプロセッサ部203 データプロセッサ部203は、CDから検出した14ビ
ットの信号を8ビットのデータに変換する8−14変換
とCIRC (Cross Interleave Read Solomon Code)を
用いて再生データのエラー訂正を行う。また、DVDか
ら検出した16ビットの信号から8ビットのデータに変
換する8−16変換とRS−PC(Read Solomon Produc
t Code)を用いてデータのエラー訂正を行う。
【0025】(4)ディスク判別部204 RF信号処理部201から出力されるフォーカス信号か
ら光ディスクがCDかDVDかを判別する。CDとDV
Dとは物理的な構造の違いがあり、レーザ光が光ディス
クに入射し反射面で反射してくる間の光ディスクの厚さ
の違いによりフォーカスエラー信号の波形が異なる。こ
の波形が異なることを利用して、光ディスクの種類を判
別することができる。フォーカスエラー信号の波形の違
いを利用して光ディスクに記録されているディスク情報
を読み取らなくても光ディスクの種類を判別することは
可能である。光ディスクに記録された情報を読み取らな
くてもフォーカスエラー信号だけでCDとDVDを判別
することができるため、光ディスクに記録された情報を
読み取って光ディスクの種類を判別する方法に比べ短時
間で判別することができるという利点がある。ディスク
情報を読み取らなくても光ディスクがCDかDVDかの
ディスクの種類の判別をする手段の例として、特開平1
0−275407号公報に開示されているのでディスク
判別の手段については説明を省略する。
【0026】アプリケーションブロック部3は、次の4
つのブロックを備える。 (1)主映像デコーダ部301 主映像デコータ部301は、MPEG−2(Moving Pict
ure Experts Group 2)規格に準拠して圧縮された主映像
データを復調し、ワイドテレビ(画面サイズの縦横の比
が9:16)対応のスクイーズ映像(画面を左右からつ
ぶしたようなを映像)を通常のテレビ(画面サイズの縦
横の比が3:4)の画面の主映像信号に変換する処理を
行う。
【0027】(2)副映像デコーダ部302 副映像デコーダ部302は、副映像データを復調し副映
像信号に変換する。副映像信号は主映像信号とミキシン
グされて出力される。
【0028】(3)NTSCエンコーダ部303 NTSCエンコーダ部303は、ミキシングされた主映
像信号と複映像信号をNTSC方式の映像信号に変換す
る。また、アナログコピーガードとCGMS−A(Copy
Generation Management System-Analog)のコピー制限の
制御を行う。NTSC方式にエンコードされた映像デー
タは、コンポジット信号とコンポーネント信号として出
力される。
【0029】(4)音声デコーダ部304 音声デコーダ部304は、音声圧縮し多チャンネル化し
て変調された音声データやリニアPCM(Pulse Code Mo
dulation)に変調された音声データの復調を行う。復調
された音声データは、D/A変換器(Digital to Analog
Converter)によって左右2チャンネルのアナログ音声
に変換されて出力される。また、復調された音声データ
は、デジタルオーディオインターフェース規格に準じた
ディジタル信号としても出力される。
【0030】ユーザインターフェイスブロック部6は、
光ディスク再生装置の動作状態を表示する蛍光表示管等
の表示器と光ディスク再生装置の動作を指示する操作釦
とリモコン受光器を備え、リモコン受光器が受信した信
号を復調してシステムコントローラ部5のシステムコン
トローラ501に信号を転送する信号インターフェース
の機能を備える。
【0031】ルーレットブロック部7は、複数の光ディ
スクを収納したルーレット702とルーレット702を
回転するよう駆動するルーレット駆動部701とを備
え、ルーレット駆動部701はシステムコントローラ部
5のシステムコントローラ501によって回動制御され
る。
【0032】システムコントローラ部5は、光ディスク
再生装置各部の動作を制御するシステムコントローラ5
01と、光ディスクを収納するディスク収納位置の番号
に対応して光ディスクの種類を記憶するディスク情報記
憶部502と、ランダム再生の対象とした光ディスクの
ディスク収納位置番号を記憶する再生ディスク情報記憶
部503を備える。システムコントローラ501は、ユ
ーザインターフェースブロック部6に備えられた操作部
のテンキーから入力されるディスク収納位置番号を再生
ディスク情報記憶部503に記憶するよう制御する。ま
た、システムコントローラ501は、ユーザインターフ
ェースブロック部6に備えられたディスク選択釦で指示
された光ディスクの選択を行うようルーレット駆動部7
01を回動制御する。
【0033】ディスク情報記憶部502は、ディスク判
別部204で判別したディスク種類の情報をルーレット
702の光ディスクを収納するディスク収納位置番号と
対応させて記憶する。また、再生ディスク情報記憶部5
03は、ランダム再生の対象とする光ディスクのディス
ク収納位置番号を記憶する。ディスク収納位置番号は、
ユーザインターフェース部6に備えられた操作部のテン
キーから入力される。
【0034】図2は、本実施例の光ディスク再生装置の
再生動作を説明するフローチャートである。
【0035】はじめに、光ディスク再生装置の電源がオ
ンされる。(ST1) 電源オン後、ユーザインターフェースブロック6に備え
られた再生モード設定釦が押され、光ディスク再生モー
ドに移行する。(ST2) 光ディスク再生モードに移行しないかぎり、光ディスク
再生装置はディスク再生停止状態となっている。(ST
15)
【0036】次に、ランダム再生モードかどうかの確認
が行われる。ランダム再生モードへの移行は、停止中や
再生中にユーザインターフェースブロック部6に備えら
れた再生モード設定釦が押されランダム再生モードが設
定されることによりランダム再生モードへ移行する。ラ
ンダム再生モードでない場合はST16〜ST19のル
ーチンで光ディスク再生の動作が行われる。ST16で
はディスク判別部204で判別したディスクの種類等の
情報をルーレット702の光ディスクを載置するディス
ク収納位置の番号と対応させて記憶する。ST16〜S
T19のルーチンの動作は図4のST102〜ST10
7のルーチンの動作と同じであり既に説明したので省略
する。(ST3)、(ST16)〜(ST19)
【0037】光ディスク再生装置がランダム再生モード
となっている場合は、ランダム再生の対象となる光ディ
スクのディスク収納位置番号をユーザインターフェース
ブロック部6に備えられた操作部のテンキーから入力す
ると、入力されたディスク収納位置番号Dnがランダム
再生ディスクとして再生ディスク情報記憶部503に記
憶される。(ST4)
【0038】システムコントローラ501は、再生ディ
スク情報記憶部503に記憶されたディスク収納位置番
号Dnの光ディスクをメカニット部1に搬送させ、ディ
スク判別部204により光ディスクの種類を判別する。
判別された光ディスクの種類は、ディスク情報記憶部に
ディスク収納位置番号Dnと対応させて記憶される。
(ST5)
【0039】ST6において、ユーザインターフェース
ブロック部6に備えられた操作部のランダム再生開始釦
が押されると、システムコントローラ501は再生ディ
スク情報記憶部503に記憶されたランダム再生の対象
とされた光ディスクの中から再生する光ディスクをラン
ダムに選択し、さらに選択した光ディスクをディスク収
納部Dnから搬送させて再生し目次情報を読み取り、読
み取った目次情報に基づいてその光ディスクに記録され
た曲の中から再生曲Tmをランダムに選択する。即ち、
ディスク収納位置番号Dnが決定されると、システムコ
ントローラ501はディスク収納位置番号Dnに収納さ
れているディスクDnを搬送するようルーレット駆動部
701に指示し、ルーレット駆動部701はルーレット
702を回動させ、ディスク収納位置番号Dnをディス
ク再生位置まで回動し停止させる。メカユニット部1に
備えられた光ピックアップ101は搬送された光ディス
クDnを再生して目次情報を読み取る。目次情報の中か
ら搬送された光ディスクに記録されている曲のトラック
番号等の情報を利用して再生曲Tmをランダムに選択す
る。(ST6)〜(ST9)
【0040】上述した目次情報とは、光ディスクがCD
の場合にはTOC情報であり、DVDの場合にはVGM
I(ビデオマネージメントインフォメーション)と呼ば
れるコンテンツ全体に関わる管理情報である。
【0041】ディスク判別部204によって、光ディス
クがCDかCD以外のディスクかが判別された後、リー
ドインエリア又はリードインエリアより外周の管理情報
記録部に記録される曲又はビデオタイトルに関する目次
情報又は管理情報を読み込むことによって、光ディスク
に記録されているコンテンツの全体に関わる情報を確認
して光ディスクの種類をさらに分類する。
【0042】例えば、リードインエリアに記録されてい
る目次情報又は管理情報を読み込み、CD−DAのフォ
ーマットで記録されているTOC(Table Of Content
s)情報を読み取ることができれば光ディスクはCD−
DAであり、CD−DAのフォーマットで記録されるT
OC情報を読み取ることができなければCD−DAでは
ないと判断する。
【0043】ST10において、ディスク情報記憶部5
02に記憶された情報から光ディスクがCD以外の光デ
ィスクであると判断されれば、インタラクティブな光デ
ィスクの可能性があるので、システムコントローラ50
1により再生開始の指示がされてから再生開始するまで
の時間をタイマ504で計時する。光ディスクの再生が
予め決めた一定時間(To)内に開始すれば、ST12
に移行して再生を継続するが、一定時間(To)を越え
ても再生開始しない場合は再生開始の指示を解除してS
T7に戻る。(ST10)、(ST13)
【0044】また、ST10において、光ディスクがC
Dであると判定された場合は、ST9において読み取っ
たリードインエリアに記録されている目次情報又は管理
情報に基づいて、光ディスクがCD−DAか否かを判別
する。光ディスクがCD−DAであれば、光ディスクの
再生を継続し、再生終了した時点でST7へ戻り、続い
て再生する光ディスクを指定する動作を実行する。(S
T10)、(ST11)、(ST12)、(ST14)
【0045】また、ST11において、CD−DAのフ
ォーマットで記録されるTOC情報を読みとることがで
きなければCD−DAではないと判断し、インタラクテ
ィブな光ディスク(例えば、CD−I)である可能性が
あるとしてST13に移行し、501により再生開始の
指示がされてから再生開始するまでの時間をタイマ50
4で計時する。光ディスクの再生が予め決めた一定時間
(To)内に開始すれば、ST12に移行して再生を継
続するが、一定時間(To)を越えても再生開始しない
場合は再生開始の指示を解除してST7に戻る。(ST
10)〜(ST14)
【0046】ST7へ戻ると、システムコントローラ5
01は、再生ディスク情報記憶部503に記憶されたラ
ンダム再生を対象とした光ディスクの中から再生する光
ディスクをランダムに選択する。ディスク収納位置番号
Dn’がランダムに選択され、さらに、選択された光デ
ィスクに記録される曲の中から再生曲Tm’をランダム
に選択してST14までの処理を繰り返し実行する。
【0047】ST7からST14までの動作を実行して
いるときに、例えば1秒間隔の一定時間間隔でST2に
光ディスク再生装置が再生モードになっているか否かの
確認をするため割り込み動作を実行する。これはランダ
ム再生動作中に操作者が操作部の再生停止釦を操作して
再生モードを解除したかどうかを確認し、再生モードが
解除されていればランダム再生を停止するためである。
【0048】図3は、本実施例の光ディスク再生装置の
記憶部に記憶された情報の内容を示す図である。図4
は、図2のフローチャートで示した動作の一部をタイム
チャートで示した図である。
【0049】図3(a)は、ルーレット702のディス
ク収納位置番号No1〜No5に収納された光ディスク
の種類に関する情報の例である。No1、No2,No
4、No5に収納された光ディスクはCDであり、No
3に収納された光ディスクはDVDであることを示す。
図3(b)は、ユーザインターフェースブロック部6に
備えられた操作部のテンキーから入力したランダム再生
の対象とする光ディスクの情報と、光ディスクから読み
取った目次情報に基づいて光ディスクに記録されている
曲のトラック番号(曲番)の情報とが記憶された例であ
る。例えば、ランダム再生の対象とした光ディスクとし
て、ディスク収納位置番号No1は、光ディスク内の曲
番は1−1〜1―5の5曲であることを示す。
【0050】図4(a)は、インタラクティブでない光
ディスクの曲をランダム再生した場合の例である。例え
ば、インタラクティブでない曲番1−1、曲番5−3,
曲番1−5,曲番5−1のそれぞれが再生終了し、次の
光ディスクの曲が再生を指示されてから再生開始するま
での時間T1,T2,…が予め決めた時間(To)より
短いのでスキップされる曲がない状態でランダム再生が
行われる。
【0051】ここで、上述した予め決めた時間(To)
として、例えば5枚の光ディスクを収納するルーレット
チェンジャを備えた光ディスク再生装置を例にすると、
ルーレットが1/2回転してディスク交換される時間が
2〜4秒、交換されたディスクのTOC情報又は管理情
報の読み出しまでの時間がサーボ投入時間を含め1〜2
秒、選択された曲又はビデオタイトルがサーチされ再生
されるまでの時間が1〜2秒であり、合計した時間が4
〜8秒となるのでToとしては8秒を少し越した時間1
0秒に設定する。再生している曲が終了し、次に再生す
る光ディスクが選択されてから更にその光ディスク内の
曲又はビデオタイトルが選択されて再生が開始するまで
の時間が10秒を越えたときには、再生の指示を解除し
て、次に再生する光ディスクをランダムに選択するよう
指示される。ここで、再生している曲が終了し次に再生
する曲又はビデオタイトルが再生されるまでの時間が1
0秒を越えると、人は心理的に長いと感じ再生しないの
ではないかと不安になるのでTo=10秒以下に設定す
るのが望ましい。また、チェンジャの形態によっては光
ディスクを交換し再生開始するまでの時間は上述した時
間もより短時間になってくるため、予め決めた時間(T
o)としては、10秒以下であって光ディスク再生装置
の最大アクセス時間より長い時間に設定するとよい。例
えば、4秒〜10秒に設定するとよい。
【0052】図4(b)は、インタラクティブな光ディ
スクがランダム再生する光ディスクとして指定された場
合のランダム再生の例である。例えば、インタラクティ
ブでない曲番1−1、曲番5−2,曲番1−5とインタ
ラクティブな曲番3−3がランダム再生曲として選択さ
れたとする。この場合、インタラクティブでない曲番1
−1が再生終了してインタラクティブな曲番3−3を再
生しようとすると、前述したようなDVD―Videoのメ
ニュー用VOBSにしたがってメニュー画面が表示され
ると、例えば、再生言語の選択等の何らかの設定がされ
るまで待機して再生開始する。
【0053】したがって、曲番1−1が再生終了してイ
ンタラクティブな曲番3−3の再生開始の指示をされて
も、操作部から設定の入力がされないと待機状態のまま
になり、予め決めた時間(To)を経過すことになる。
このときインタラクティブな曲番3−3はスキップされ
次に指定されたディスクNo5を選択し、そのディスク
内の曲番5−2が選択されて再生される。図4(c)
は、図4(b)の曲番3−3がジャンプされたランダム
再生曲の順番を示す。
【0054】上述したフローチャートの動作を実施する
と、ランダム再生モードではインタラクティブな光ディ
スクの曲はジャンプされ、次に指定された光ディスクの
曲が再生されるので、ルーレットの中にインタラクティ
ブなDVDやインタラクティブなCDであるCD−I等
があっても、ポーズ状態にならず、ランダム再生を継続
することができる。
【0055】また、ディスク判別部204により判別さ
れた光ディスクの種類を示す情報がディスク収納位置と
対応させて記憶されているので、ディスク情報記憶部5
02に記憶された情報に基づいて再生ディスクとしてD
VDを選択した場合は、再生開始するまでの時間を計時
するよう制御して、予め決めた時間(To)を経過した
ら次に指定した光ディスクを再生するようにすればポー
ズ状態にならず、ランダム再生を継続することができ
る。
【0056】また、本実施例は、ルーレットタイプの光
ディスク再生装置を用いて説明したが、本発明はルーレ
ットタイプ以外のマガジン式、ラック式の光ディスク再
生装置にも適用できる。
【0057】
【発明の効果】本発明によると、光ディスク再生装置の
再生モードをランダム再生モードとしたとき、インタラ
クティブなDVD又はインタラクティブなCDであるC
D−I等をルーレットから取り出さなくても、ランダム
再生が中断してポーズ状態になったままになることはな
い。さらに、光ディスク再生装置の再生モードをランダ
ム再生モードとしたとき、ランダム再生の対象とした光
ディスクにインタラクティブなDVDが含まれていて
も、インタラクティブなDVDは再生されず、インタラ
クティブでないDVDは再生されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の光ディスク再生装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本施例の光ディスク再生装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本施例の光ディスク再生装置の記憶部に記憶さ
れるディスク情報の例を示した図である。
【図4】本施例の光ディスク再生装置の再生動作の順序
を示すタイミングチャートである。
【図5】DVD―Videoの論理レイヤ構造を示す図であ
る。
【図6】従来の光ディスク再生装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】従来の光ディスク再生装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 メカユニット部、2 信号処理部3 アプリケーシ
ョンブロック部、4 出力部、5 システムコントロー
ラ部、6 ユーザインターフェイスブロック部、7 ル
ーレットブロック部、8 リモコン送信機、 101
光ピックアップ、102 メカ駆動部、103 光ディ
スク、201 RF信号処理部、202サーボプロセッ
サ部、203 データプロセッサ部、204 ディスク
判別部、301 主映像デコーダ部、302 副映像デ
コーダ部、303 NTSCエンコーダ部、304 音
声デコーダ部、401 アナログ映像出力部、402
アナログ音声出力部、403 デジタル音声出力部、5
01 システムコントローラ、502 ディスク情報記
憶部、503 再生ディスク情報記憶部、701ルーレ
ット駆動部、702 ルーレット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ディスクを収納し、指定した光
    ディスクを再生する光ディスク再生装置において、光デ
    ィスクの種類を判別するディスク判別手段と、光ディス
    クの種類をディスク収納位置番号と対応させて記憶する
    記憶手段と、ランダム再生の対象とする光ディスクを指
    定しランダム再生を指示する操作手段と、前記記憶手段
    に記憶されランダム再生の対象となった光ディスクの中
    からランダムに光ディスクを選択し、選択された光ディ
    スクをディスク収納位置から搬送して再生するよう制御
    する制御手段と、計時手段とを備え、前記操作手段によ
    りランダム再生が指示されたとき、前記制御手段は、選
    択された光ディスクの目次情報を読み取り、該目次情報
    に基づいて該光ディスクに記録された曲の中から再生す
    る曲をランダムに選択して再生開始するよう制御すると
    ともに、選択された光ディスクがコンパクトディスクデ
    ジタルオーディオでない場合は、前記計時手段は前記制
    御手段により曲の再生開始の指示がされてから再生開始
    するまでの時間を計時し、計時した時間が予め決めた時
    間を越えたときに、その光ディスクの再生開始の指示を
    解除し、他のランダム再生の対象となる光ディスクをラ
    ンダムに選択して再生するよう制御することを特徴とす
    る光ディスク再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7239803B2 (en) 2002-05-20 2007-07-03 Alpine Electronics, Inc. Method and apparatus for DVD-video playback and automatic disc change control

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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