JP2002244777A - コンピュータ用入力装置 - Google Patents

コンピュータ用入力装置

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JP2002244777A
JP2002244777A JP2001042350A JP2001042350A JP2002244777A JP 2002244777 A JP2002244777 A JP 2002244777A JP 2001042350 A JP2001042350 A JP 2001042350A JP 2001042350 A JP2001042350 A JP 2001042350A JP 2002244777 A JP2002244777 A JP 2002244777A
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computer
input device
mouse
wireless interface
unit
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JP2001042350A
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Hiroshi Doki
博史 土基
Yoshihide Murakami
嘉英 村上
Yuichi Ito
祐一 伊東
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ等の周辺機器と無線通信を行う無線
インターフェイスをマウス、キーボード等の入力機器に
設け、電波環境や信頼性を向上させる。 【解決手段】 コンピュータ本体1には、ディスプレイ
2、キーボード3、無線インターフェイス付きマウス装
置11等を接続する。そして、マウス装置11のマウス
12は、通信ケーブル20を介してコンピュータ本体1
にマウス信号Mを出力する。また、無線インターフェイ
ス15は、通信ケーブル20を介してコンピュータ本体
1との間でデータ信号Dを入出力しつつ、このデータ信
号Dを周辺機器5との間で無線通信する。これにより、
無線インターフェイス15をコンピュータ本体1の正面
側に配置でき、コンピュータのケーブル配線等を簡素化
できると共に、良好な電波環境のもとで無線通信を安定
的に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
コンピュータ(PC)、ワークステーション等のコンピ
ュータに信号を入力するのに好適に用いられるコンピュ
ータ用入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、PC、ワークステーション等の
コンピュータには、キーボード、マウス等の入力機器だ
けでなく、例えばプリンタ、スキャナ、映像機器、また
はLAN等のネットワーク用ターミナル等からなる各種
の周辺機器が接続されることが多く、これらの機器は、
例えばUSB等のシリアルバスケーブル、またはパラレ
ルバスケーブル等を介してコンピュータの本体側と接続
されている。
【0003】この種の従来技術によるコンピュータは、
近年、データの処理速度やメモリの容量等が向上するの
に伴って周辺機器の種類、個数等が増加する傾向にある
ため、コンピュータ本体の周囲には、これらの機器等を
接続するために多数の通信ケーブルが配設されることが
多くなっている。
【0004】このため、従来技術にあっては、例えば特
開平11−296301号、特開平10−289047
号公報に記載されているように、マウス、キーボード等
の入力機器とコンピュータとの間で赤外線等を用いた無
線通信を行うことにより、通信ケーブル等を省略する構
成とした無線式の入力機器が用いられている。また、プ
リンタ等の周辺機器においても、コンピュータとの間で
無線通信を行う構成とした機種が開発、検討されてい
る。
【0005】そして、このような無線式の周辺機器に
は、コンピュータの本体側に装着される無線インターフ
ェイスが付設されており、この無線インターフェイス
は、例えばコンピュータ本体の背面側等に設けられた接
続端子に取付けられたり、コンピュータ本体に内蔵され
る構成となっている。そして、コンピュータは、この無
線インターフェイスを用いて周辺機器との間で電波の送
受信を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術のコンピュータでは、無線インターフェイスを接
続端子に着脱する頻度が低いことやコンピュータの美観
等を考慮して、接続端子がコンピュータ本体の背面側に
設けられていることが多い。この結果、コンピュータの
使用時には、例えば無線インターフェイスがコンピュー
タ本体の背面側と室内の壁面等との間の狭い空間に配置
されることになり易い。
【0007】このため、従来技術では、コンピュータの
周辺機器と無線インターフェイスとの間で電波の送受信
を行うときの電波環境が悪化することがあり、受信され
るデータの精度が低下したり、周辺機器を含めてコンピ
ュータの作動が不安定になるという問題がある。
【0008】一方、例えば無線インターフェイスをコン
ピュータ本体に内蔵する構成とした場合には、その電波
環境がさらに悪化するばかりでなく、無線インターフェ
イスから送信される電波によりコンピュータ内の電子回
路にノイズが生じたり、逆に電子回路から発生する電磁
ノイズ等が無線インターフェイスに悪影響を与える虞れ
があるため、周辺機器を含めてコンピュータの性能や信
頼性が低下するという問題がある。
【0009】また、従来技術では、直進性を有する赤外
線を用いて無線通信を行う構成としているため、周辺機
器をコンピュータ本体側の無線インターフェイスから見
通しが良い場所に配置しなければならず、室内等におい
て周辺機器の配置が制限されるという問題がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、例えばマウス、キーボ
ード等の入力機器を利用して周辺機器用の無線インター
フェイスを容易に配置でき、その作動状態を安定させる
ことができると共に、コンピュータの性能や信頼性を向
上できるようにしたコンピュータ用入力装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、コンピュータに信号を入力するための
入力機器と、前記コンピュータと入力機器との間に接続
され前記信号を伝達する通信ケーブルとからなるコンピ
ュータ用入力装置に適用される。
【0012】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、入力機器と通信ケーブルとの間には、前記通信
ケーブルを介してコンピュータと接続され該コンピュー
タに付設される周辺機器に対して赤外線よりも波長が長
い電波を用いた無線手段により無線通信を行う無線イン
ターフェイスを設ける構成としたことにある。
【0013】このように構成することにより、例えば無
線インターフェイスを入力機器と一緒にコンピュータの
正面側に配置でき、無線インターフェイスは、コンピュ
ータの本体から離れた位置で良好な電波環境を保持しつ
つ、周辺機器に対して無線通信を行うことができる。ま
た、赤外線よりも波長が長い電波を用いることにより、
障害物等に対して電波を回り込み易くすることができ
る。
【0014】また、請求項2の発明によると、入力機器
はコンピュータに設けられたディスプレイの画面上でマ
ウスポインタを操作するためのマウスにより構成してい
る。
【0015】これにより、汎用的な入力機器であるマウ
スを利用して無線インターフェイスをコンピュータの本
体から離れた位置に配設でき、マウス用の通信ケーブル
によりコンピュータと無線インターフェイスとの間も接
続することができる。
【0016】また、請求項3の発明によると、入力機器
はコンピュータにデータ入力を行うキーボードにより構
成している。
【0017】これにより、無線インターフェイスを汎用
的な入力機器であるキーボードに搭載でき、キーボード
用の通信ケーブルを利用してコンピュータと無線インタ
ーフェイスとの間も接続することができる。
【0018】さらに、請求項4の発明によると、無線イ
ンターフェイスは前記入力機器に一体に設ける構成とし
ている。
【0019】これにより、例えば無線インターフェイス
と入力機器とを一体のユニットとして形成でき、これら
をコンピュータの正面側に安定的に配置することができ
る。
【0020】また、請求項5の発明によると、無線イン
ターフェイスは前記通信ケーブルの途中に設ける構成と
している。
【0021】これにより、オペレータが入力機器を操作
している状態でも、無線インターフェイスをコンピュー
タの本体だけでなく、オペレータ等の人体からも離して
配置でき、電波を安定的に送信または受信することがで
きる。
【0022】また、請求項6の発明によると、無線イン
ターフェイスは前記周辺機器との間で電波を送信または
受信するアンテナ部を有し、該アンテナ部を前記通信ケ
ーブルの途中に設ける構成としている。
【0023】これにより、無線インターフェイスのアン
テナ部をコンピュータと人体の両方から離して配置で
き、電波環境を良好に保持できると共に、アンテナ部を
除いた各部位をレイアウト設計するときの設計自由度を
高めることができる。
【0024】さらに、請求項7の発明によると、無線イ
ンターフェイスは、前記コンピュータにより演算処理さ
れるデータ信号と無線通信用の変調信号との間で変調ま
たは復調を行う変復調部と、該変復調部による変調信号
と実際の電波に対応する高周波信号との間で周波数変換
を行う高周波部と、該高周波部による高周波信号を用い
て前記周辺機器との間で電波を送信または受信するアン
テナ部と、前記変復調部、高周波部およびアンテナ部を
送信状態または受信状態に切換制御する制御部とにより
構成している。
【0025】これにより、電波の送信時には、コンピュ
ータにより演算処理されるデータ信号を変復調部と高周
波部とにより信号変換してアンテナ部から送信でき、電
波の受信時には、アンテナ部により受信した電波を高周
波部と変復調部とにより信号変換してコンピュータに出
力することができる。
【0026】また、請求項8の発明によると、通信ケー
ブルはシリアル信号を伝達するシリアルバスケーブルに
より構成している。
【0027】これにより、通信ケーブルは、各種のデー
タをシリアル信号として時間的に直列に伝達できるか
ら、例えば時分割(タイムシェアリング)等の信号処理
手段を用いて複数種類の信号を伝達することにより、ケ
ーブル配線を簡略化することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
コンピュータ用入力装置を、パーソナルコンピュータに
適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に
説明する。
【0029】ここで、図1ないし図3は本発明による第
1の実施の形態を示し、本実施の形態では、コンピュー
タ用入力装置として無線インターフェイス付きマウス装
置を例に挙げて述べる。
【0030】1は例えばパーソナルコンピュータ等の本
体部分を構成するコンピュータ本体で、該コンピュータ
本体1には、CPU、メモリ等を含んで構成された演算
処理装置が内蔵されている。また、コンピュータ本体1
には、その演算処理の内容等を画像表示するディスプレ
イ2と、後述のキーボード3、マウス12、無線インタ
ーフェイス15等とが接続されている。
【0031】3はコンピュータ本体1にデータ入力を行
う入力機器としてのキーボードで、該キーボード3は、
例えばシリアルバスケーブル等からなる通信ケーブル4
を用いてコンピュータ本体1と接続されている。
【0032】5はコンピュータ本体1と連動する無線式
の周辺機器で、該周辺機器5は例えばプリンタ、スキャ
ナ、他のコンピュータ等からなり、該周辺機器5には、
無線インターフェイス15を介してコンピュータ本体1
との間で無線通信を行う通信装置(図示せず)が設けら
れている。そして、周辺機器5は、この通信装置により
コンピュータ本体1との間で各種のデータ信号D等を送
信または受信するものである。
【0033】また、コンピュータ本体1は、オペレータ
がキーボード3やマウス12を操作することにより各種
のプログラム(データ処理)を実行し、ディスプレイ2
に画像を表示したり、プリンタ等によって印刷を実行す
るものである。
【0034】11はコンピュータ本体1と接続されたコ
ンピュータ用入力装置としての無線インターフェイス付
きマウス装置で、該マウス装置11は、図2に示す如
く、後述のマウス12、無線インターフェイス15、通
信ケーブル20等を含んで構成されている。
【0035】12はコンピュータ本体1と接続された入
力機器としてのマウスで、該マウス12には、左,右の
操作スイッチ12A,12Bが設けられている。また、
マウス12には、マウス12が移動操作されるときの操
作量等を検出するマウス操作量検出部13と、該マウス
操作量検出部13による検出結果と操作スイッチ12
A,12Bの操作状態とをマウス信号Mとしてコンピュ
ータ本体1に出力するマウス信号出力部14とが内蔵さ
れている。さらに、マウス12には無線インターフェイ
ス15が一体に設けられている。
【0036】そして、マウス12は、通信ケーブル20
を用いてコンピュータ本体1と接続され、オペレータに
よるマウス12の移動操作に応じてディスプレイ2の画
面上でマウスポインタを移動させたり、操作スイッチ1
2A,12Bのクリック操作に応じてプログラムの作動
状態等を切換えるものである。
【0037】15はマウス12に一体に設けられた無線
インターフェイスで、該無線インターフェイス15は、
図3に示す如く、後述の変復調部16、高周波部17、
アンテナ部18、制御部19等からなり、赤外線よりも
波長が長い電波を用いて周辺機器5との間で双方向の無
線通信を行う構成となっている。
【0038】16は無線インターフェイス15に内蔵さ
れた変復調部で、該変復調部16は、制御部19により
送信状態に保持されているときに、コンピュータ本体1
から入力されるデータ信号Dを無線通信用の変調信号に
変調して高周波部17に出力し、受信状態に切換えられ
たときには、高周波部17から入力される変調信号をデ
ータ信号Dに復調してコンピュータ本体1に出力するも
のである。
【0039】17は変復調部16と接続された高周波部
で、該高周波部17は、送信動作時に、変復調部16か
ら入力される変調信号に対して周波数変換、増幅等の信
号処理を施すことにより、この変調信号を実際の電波に
対応する高周波信号に変換してアンテナ部18に出力
し、受信動作時には、アンテナ部18から入力される高
周波信号(電波)を変調信号に戻して変復調部16に出
力する。
【0040】18は高周波部17と接続されたアンテナ
部で、該アンテナ部18は、周辺機器5の通信装置との
間で電波を送信または受信するものである。この場合、
無線インターフェイス15は、コンピュータのオペレー
タ等により握られるマウス12から外側に突設されてい
るため、アンテナ部18は、その送受信動作を人体によ
り妨げられることなく、良好な電波環境のもとで行うこ
とができる。
【0041】19は無線インターフェイス15の作動状
態を制御する制御部で、該制御部19は、変復調部1
6、高周波部17およびアンテナ部18を送信状態また
は受信状態に切換制御する。
【0042】また、制御部19は、例えば時分割(タイ
ムシェアリング)等の信号処理手段を用いることによ
り、2種類の信号からなるマウス信号Mとデータ信号D
とを通信ケーブル20に対して互いに独立した状態で入
出力する。これにより、マウス12と無線インターフェ
イス15とは、これらの信号M,Dを通信ケーブル20
によってコンピュータ本体1との間でほぼ並列に通信す
ることができる。
【0043】20は例えばUSB(ユニバーサルシリア
ルバス)等のシリアルバスケーブルにより構成された通
信ケーブルで、該通信ケーブル20は、マウス12から
コンピュータ本体1に向けてマウス信号Mを伝達すると
共に、例えばコンピュータ本体1と無線インターフェイ
ス15との間でデータ信号Dを双方向に伝達する。この
場合、通信ケーブル20は、例えば時分割等の信号処理
手段により2種類の信号M,Dを合成したシリアル信号
を伝達し、コンピュータ本体1の周囲でケーブル配線を
簡略化するものである。
【0044】本実施の形態による無線インターフェイス
付きマウス装置11は上述の如き構成を有するもので、
次にその作動について説明する。
【0045】まず、コンピュータの作動時には、例えば
オペレータがマウス12を操作すると、マウス12のマ
ウス信号出力部14からマウス信号Mが出力され、この
マウス信号Mは通信ケーブル20を経由してコンピュー
タ本体1に伝達される。これにより、オペレータは、マ
ウスポインタの移動や各種の切換え操作等を行うことが
できる。
【0046】また、周辺機器5としてプリンタを例に挙
げ、その作動を説明すると、例えばオペレータが印刷開
始の操作を実行したときには、印刷対象となる文書、画
像等のデータを含んだデータ信号Dがコンピュータ本体
1から通信ケーブル20を経由して無線インターフェイ
ス15に出力され、このデータ信号Dは無線インターフ
ェイス15から無線で送信される。そして、プリンタ
は、このデータ信号Dを通信装置によって受信し、コン
ピュータ本体1側の指令に応じて所望の印刷動作を行う
ことができる。
【0047】また、プリンタの作動時には、例えば給紙
切れ等の情報を含んだデータ信号Dがプリンタから無線
で送信されると、このデータ信号Dは無線インターフェ
イス15により受信され、通信ケーブル20を経由して
コンピュータ本体1に伝達される。これにより、コンピ
ュータ本体1は、例えばディスプレイ2を用いてオペレ
ータにプリンタの作動状態等を知らせることができる。
【0048】かくして、本実施の形態によれば、周辺機
器5用の無線インターフェイス15をマウス12に設け
る構成としたので、これらの部材を無線インターフェイ
ス付きマウス装置11として容易に一体化でき、汎用的
な入力機器であるマウス12を利用して無線インターフ
ェイス15をコンピュータ本体1の正面側に安定的に配
置できると共に、マウス12用の通信ケーブル20によ
りコンピュータ本体1と無線インターフェイス15との
間も接続することができる。
【0049】これにより、無線インターフェイス15
は、コンピュータ本体1から離れた位置で良好な電波環
境を保持しつつ、周辺機器5との間で無線通信を円滑に
行うことができる。そして、この無線通信時には、赤外
線よりも波長が長い電波を用いることにより、障害物等
に対して電波の回り込みを良くすることができ、電波状
態をより安定化できると共に、周辺機器5を、無線イン
ターフェイス15の位置に制限されることなく、室内等
の自由な位置に設置することができる。
【0050】従って、周辺機器5を含めてコンピュータ
を良好に作動させることができ、その性能や信頼性を向
上させることができる。また、例えばコンピュータ本体
1の背面側、内部等に無線インターフェイス15を配置
する必要が無くなり、これらの配置スペースを有効に活
用できると共に、無線インターフェイス15専用の通信
ケーブル等を省略でき、部品点数を削減して通信ケーブ
ルの配線状態を簡素化することができる。
【0051】次に、図4および図5は本発明による第2
の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、無線イン
ターフェイスを通信ケーブルの途中に設ける構成とした
ことにある。なお、本実施の形態では、前記第1の実施
の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明
を省略するものとする。
【0052】21はコンピュータ本体1と接続された無
線インターフェイス付きマウス装置で、該マウス装置2
1は、第1の実施の形態とほぼ同様に、後述のマウス2
2、無線インターフェイス25、通信ケーブル30,3
1等を含んで構成されている。しかし、本実施の形態で
は、無線インターフェイス25が通信ケーブル30,3
1の間に設けられている。
【0053】22はコンピュータ本体1に通信ケーブル
30,31を介して接続された入力機器としてのマウス
で、該マウス22は、第1の実施の形態とほぼ同様に、
左,右の操作スイッチ22A,22Bと、マウス操作量
検出部23、マウス信号出力部24とを含んで構成さ
れ、マウス信号Mを通信ケーブル30,31によってコ
ンピュータ本体1に出力するものである。
【0054】25は通信ケーブル30,31の間に設け
られた無線インターフェイスで、該無線インターフェイ
ス25は、図5に示す如く、第1の実施の形態とほぼ同
様に、変復調部26、高周波部27、アンテナ部28、
制御部29等により構成されている。そして、無線イン
ターフェイス25は、通信ケーブル30を介してコンピ
ュータ本体1と接続され、コンピュータ本体1に対して
データ信号Dを入力または出力すると共に、周辺機器5
との間で双方向の無線通信を行うものである。
【0055】30はコンピュータ本体1と無線インター
フェイス25との間を接続する第1の通信ケーブルで、
該第1の通信ケーブル30は、例えばUSB等のシリア
ルバスケーブルにより構成されている。そして、通信ケ
ーブル30は、無線インターフェイス25と通信ケーブ
ル31と協働してマウス22からコンピュータ本体1に
マウス信号Mを伝達すると共に、例えばコンピュータ本
体1と無線インターフェイス25との間でデータ信号D
を双方向に伝達するものである。
【0056】31はマウス22と無線インターフェイス
25との間を接続する第2の通信ケーブルで、該第2の
通信ケーブル31は、例えばシリアルバスケーブル等か
らなり、マウス22から無線インターフェイス25に向
けてマウス信号Mを伝達するものである。
【0057】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、
無線インターフェイス25を通信ケーブル30,31の
間に設ける構成としたので、そのアンテナ部28等をコ
ンピュータ本体1だけでなく、オペレータ等の人体から
も離して配置することができる。
【0058】即ち、オペレータがマウス22を握ってい
る状態でも、アンテナ部28がオペレータの手等により
覆われることがないから、無線通信時の電場環境が人体
により影響されるのを確実に防止することができる。し
かも、アンテナ部28等がマウス22と一緒に移動して
電波環境が変動するのも抑制でき、無線インターフェイ
ス25を用いて電波をより安定的に送受信することがで
きる。
【0059】次に、図6は本発明による第3の実施の形
態を示し、本実施の形態の特徴は、無線インターフェイ
スのうち高周波部とアンテナ部とを通信ケーブルに設
け、他の部位をマウスに設ける構成としたことにある。
なお、本実施の形態では、前記第1の実施の形態と同一
の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも
のとする。
【0060】41はコンピュータ本体1と接続された無
線インターフェイス付きマウス装置で、該マウス装置4
1は、第1の実施の形態とほぼ同様に、後述のマウス4
2、無線インターフェイス45、通信ケーブル50,5
1等を含んで構成されている。しかし、本実施の形態で
は、例えば無線インターフェイス45が2個の回路部4
5A,45Bに分割して配置されている。
【0061】42はコンピュータ本体1に通信ケーブル
50,51を介して接続された入力機器としてのマウス
で、該マウス42には、第1の実施の形態とほぼ同様
に、マウス操作量検出部43とマウス信号出力部44と
が内蔵されている。そして、マウス42は、マウス信号
Mを通信ケーブル50,51によってコンピュータ本体
1に出力するものである。
【0062】45はマウス42と通信ケーブル50,5
1との間に設けられた無線インターフェイスで、該無線
インターフェイス45は、変復調部46、高周波部4
7、アンテナ部48、制御部49等により構成されてい
る。そして、無線インターフェイス45は、通信ケーブ
ル50を介してコンピュータ本体1と接続され、コンピ
ュータ本体1に対してデータ信号Dを入力または出力す
ると共に、周辺機器5との間で双方向の無線通信を行う
ものである。
【0063】ここで、無線インターフェイス45のう
ち、例えば変復調部46と制御部49とは第1の回路部
45Aを構成し、該第1の回路部45Aはマウス42に
一体に設けられている。また、高周波部47とアンテナ
部48とは第2の回路部45Bを構成し、該第2の回路
部45Bは、マウス42の外側に位置して通信ケーブル
50,51の間に設けられている。
【0064】50はコンピュータ本体1と無線インター
フェイス45の回路部45Bとの間を接続する第1の通
信ケーブル、51は回路部45Bとマウス42との間を
接続する第2の通信ケーブルで、該通信ケーブル50,
51は、例えばUSB等のシリアルバスケーブルによっ
て構成されている。
【0065】また、無線インターフェイス45の回路部
45A,45B間には、変復調部46と高周波部47と
の間で変調信号を伝達する他の通信ケーブル52と、変
復調部46、高周波部47及びアンテナ部48に対して
制御部49を接続する通信ケーブル53とが設けられて
いる。
【0066】そして、通信ケーブル50,51,52,
53は、マウス42から無線インターフェイス45の回
路部45Bを介してコンピュータ本体1にマウス信号M
を伝達すると共に、例えばコンピュータ本体1と無線イ
ンターフェイス45の回路部45A(変復調部46)と
の間でデータ信号Dを双方向に伝達するものである。
【0067】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1,第2の実施の形態とほぼ同様の作
用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態
では、無線インターフェイス45を2個の回路部45
A,45Bに分割して配置する構成としたので、例えば
変復調部46、制御部49等をレイアウト設計するとき
の設計自由度を高めることができる。
【0068】なお、各実施の形態では、入力機器として
マウス12,22,42を例に挙げて述べたが、本発明
はこれに限らず、マウス以外の各種入力機器に適用する
構成としてもよく、例えば図7に示す変形例のように、
キーボード3′に対して無線インターフェイス15′を
一体に設ける構成としてもよい。
【0069】また、この場合には、例えば無線インター
フェイス15′を通信ケーブル4′の途中に設ける構成
としてもよく、さらには無線インターフェイス15′を
2個の回路部に分割してキーボード3′と通信ケーブル
4′の途中とに配置する構成としてもよい。
【0070】また、各実施の形態では、プリンタ、スキ
ャナ、他のコンピュータ等からなる周辺機器5を例に挙
げて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば映像機
器、LAN等のネットワーク用ターミナル等からなる各
種の周辺機器に適用してもよく、これらの周辺機器とコ
ンピュータ本体1との間で無線通信を行うための無線イ
ンターフェイスをマウス、キーボード等の入力機器に設
ける構成としてよいものである。
【0071】さらに、実施の形態では、コンピュータ用
入力装置をデスクトップ型のパーソナルコンピュータに
適用する場合を例示したが、本発明はこれに限らず、例
えば携帯型のパーソナルコンピュータ、ワークステーシ
ョン等に適用してもよいのは勿論である。
【0072】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、入力機器と通信ケーブルとの間には、周辺機器と
の間で無線通信を行う無線インターフェイスを設ける構
成としたので、例えばマウス、キーボード等の汎用的な
入力機器を利用して無線インターフェイスをコンピュー
タの本体から正面側に離れた位置等に配置でき、入力機
器用の通信ケーブルにより無線インターフェイス用の通
信ケーブルを兼用することができる。これにより、無線
インターフェイスは良好な電波環境を保持でき、例えば
プリンタ、スキャナ、映像機器、またはLAN等のネッ
トワーク用ターミナル等からなる各種の周辺機器との間
で無線通信を円滑に行うことができる。そして、この無
線通信時には、例えば赤外線よりも波長が長い電波等を
用いることにより、障害物等に対して電波の回り込みを
良くすることができる。従って、周辺機器を含めてコン
ピュータを良好に作動させることができ、その性能や信
頼性を向上させることができる。
【0073】また、請求項2の発明によれば、入力機器
をマウスにより構成したので、汎用的な入力機器である
マウスを利用して無線インターフェイスをコンピュータ
の本体から正面側に離れた位置等に配設でき、マウス用
の通信ケーブルによりコンピュータと無線インターフェ
イスとの間も接続することができる。
【0074】また、請求項3の発明によれば、入力機器
をキーボードにより構成したので、無線インターフェイ
スを汎用的な入力機器であるキーボードに搭載でき、キ
ーボード用の通信ケーブルを利用してコンピュータと無
線インターフェイスとの間も接続することができる。
【0075】さらに、請求項4の発明によれば、無線イ
ンターフェイスを入力機器に一体に設ける構成としたの
で、例えば無線インターフェイスと入力機器とを一体の
ユニットとして容易に形成でき、これらの部材をコンピ
ュータの本体から正面側に離れた位置等に安定的に配置
することができる。
【0076】また、請求項5の発明によれば、無線イン
ターフェイスを通信ケーブルの途中に設ける構成とした
ので、無線インターフェイスをコンピュータの本体だけ
でなく、オペレータ等の人体からも離して配置でき、電
波を安定的に送信または受信することができる。
【0077】また、請求項6の発明によれば、無線イン
ターフェイスのアンテナ部を通信ケーブルの途中に設け
る構成としたので、無線インターフェイスのアンテナ部
をコンピュータと人体の両方から離して配置でき、電波
環境を良好に保持できると共に、アンテナ部を除いた各
部位をレイアウト設計するときの設計自由度を高めるこ
とができる。
【0078】さらに、請求項7の発明によれば、無線イ
ンターフェイスを、変復調部、高周波部、アンテナ部お
よび制御部により構成したので、電波の送信時には、コ
ンピュータにより演算処理されるデータ信号を信号変換
してアンテナ部から送信でき、電波の受信時には、アン
テナ部により受信した電波を信号変換してコンピュータ
に出力できると共に、制御部により送受信の切換制御を
行うことができる。
【0079】また、請求項8の発明によれば、通信ケー
ブルを、シリアル信号を伝達するシリアルバスケーブル
により構成したので、通信ケーブルは、各種のデータを
シリアル信号として時間的に直列に伝達でき、例えば時
分割(タイムシェアリング)等の信号処理手段を用いて
複数種類の信号を伝達することにより、ケーブル配線を
簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に適用されるコンピ
ュータを示す全体図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による無線インター
フェイス付きマウス装置を示す外観図である。
【図3】無線インターフェイス付きマウス装置の回路構
成を示す構成図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による無線インター
フェイス付きマウス装置を示す外観図である。
【図5】無線インターフェイス付きマウス装置の回路構
成を示す構成図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態による無線インター
フェイス付きマウス装置の回路構成を示す構成図であ
る。
【図7】第1の実施の形態の変形例によるコンピュータ
用入力装置を示す外観図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ本体 2 ディスプレイ 3 キーボード(入力機器) 4,20,30,31,50,51,52,53 通信
ケーブル 5 周辺機器 11,21,41 無線インターフェイス付きマウス装
置(コンピュータ用入力装置) 12,22,42 マウス(入力機器) 12A,12B,22A,22B 操作スイッチ 13,23,43 マウス操作量検出部 14,24,44 マウス信号出力部 15,25,45 無線インターフェイス 16,26,46 変復調部 17,27,47 高周波部 18,28,48 アンテナ部 19,29,49 制御部 45A,45B 回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 祐一 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5B020 KK03 KK14 5B087 AA06 BB21 DG02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータに信号を入力するための入
    力機器と、前記コンピュータと入力機器との間に接続さ
    れ前記信号を伝達する通信ケーブルとからなるコンピュ
    ータ用入力装置において、 前記入力機器と通信ケーブルとの間には、前記通信ケー
    ブルを介してコンピュータと接続され該コンピュータに
    付設される周辺機器に対して赤外線よりも波長が長い電
    波を用いた無線手段により無線通信を行う無線インター
    フェイスを設ける構成としたことを特徴とするコンピュ
    ータ用入力装置。
  2. 【請求項2】 前記入力機器はコンピュータに設けられ
    たディスプレイの画面上でマウスポインタを操作するた
    めのマウスにより構成してなる請求項1に記載のコンピ
    ュータ用入力装置。
  3. 【請求項3】 前記入力機器はコンピュータにデータ入
    力を行うキーボードにより構成してなる請求項1に記載
    のコンピュータ用入力装置。
  4. 【請求項4】 前記無線インターフェイスは前記入力機
    器に一体に設けてなる請求項1,2または3に記載のコ
    ンピュータ用入力装置。
  5. 【請求項5】 前記無線インターフェイスは前記通信ケ
    ーブルの途中に設けてなる請求項1,2または3に記載
    のコンピュータ用入力装置。
  6. 【請求項6】 前記無線インターフェイスは前記周辺機
    器との間で電波を送信または受信するアンテナ部を有
    し、該アンテナ部を前記通信ケーブルの途中に設けてな
    る請求項1,2または3に記載のコンピュータ用入力装
    置。
  7. 【請求項7】 前記無線インターフェイスは、前記コン
    ピュータにより演算処理されるデータ信号と無線通信用
    の変調信号との間で変調または復調を行う変復調部と、
    該変復調部による変調信号と実際の電波に対応する高周
    波信号との間で周波数変換を行う高周波部と、該高周波
    部による高周波信号を用いて前記周辺機器との間で電波
    を送信または受信するアンテナ部と、前記変復調部、高
    周波部およびアンテナ部を送信状態または受信状態に切
    換制御する制御部とにより構成してなる請求項1,2,
    3,4または5に記載のコンピュータ用入力装置。
  8. 【請求項8】 前記通信ケーブルはシリアル信号を伝達
    するシリアルバスケーブルにより構成してなる請求項
    1,2,3,4,5,6または7に記載のコンピュータ
    用入力装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101320200B1 (ko) * 2012-08-29 2013-10-23 삼성전기주식회사 케이블, 이를 갖는 입력 장치 및 컴퓨터 장치

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KR101320200B1 (ko) * 2012-08-29 2013-10-23 삼성전기주식회사 케이블, 이를 갖는 입력 장치 및 컴퓨터 장치

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