JP2002244097A - 液晶表示パネル点灯表示検査方法及び検査システム - Google Patents

液晶表示パネル点灯表示検査方法及び検査システム

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JP2002244097A JP2001041292A JP2001041292A JP2002244097A JP 2002244097 A JP2002244097 A JP 2002244097A JP 2001041292 A JP2001041292 A JP 2001041292A JP 2001041292 A JP2001041292 A JP 2001041292A JP 2002244097 A JP2002244097 A JP 2002244097A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、液晶表示パネル点灯表示検査方法及
び検査システムに関し、液晶表示パネル点灯表示検査の
検査時間を短縮させた液晶表示パネル点灯表示検査方法
及び検査システムを提供することを目的とする。 【解決手段】被検査対象の液晶表示パネル2に所定の検
査表示パターンを表示させ、液晶表示パネル2の表示欠
陥を検出する液晶表示パネル点灯表示検査方法であっ
て、前工程のTFT基板欠陥検査工程で検出済みの欠陥
種の欠陥情報をTFT基板欠陥情報データベース24か
ら取得して、当該欠陥種を検出する検査を省略するよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネル点
灯表示検査装置を用いた液晶表示パネル点灯表示検査方
法及び検査システムに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置(LCD;Liquid
Crystal Display)を構成する薄膜トラ
ンジスタ(TFT;Thin Film Transi
stor)基板は、TFT基板の製造工程終了後に行わ
れるTFT基板欠陥検査装置を用いたTFT基板欠陥検
査工程で欠陥の有無が検査されている。TFT基板欠陥
検査工程では、TFT/LCDセルコンデンサに電荷を
蓄積し、一定時間保持した後に積分器によって蓄積され
た電荷を読み取ることにより、TFT基板内の全ての欠
陥が検出される。その後TFT基板は、欠陥の個数や位
置等により良否判定される。
【0003】TFT基板とカラーフィルタ(CF;Co
lor Filter)基板を貼り合わせて液晶を注入
した後には、液晶表示パネル点灯表示検査が行われる。
図11は、従来の液晶表示パネル点灯表示検査工程を示
す概略構成図である。まず、被検査対象の液晶表示パネ
ル102の全ての端子にプローブ104のプローブピン
106を接触させる。次に、処理系B116は、信号発
生器114、コントロール基板112、プローブ104
及びプローブピン106を介して液晶表示パネル102
の端子に所定の表示信号を供給する。この表示信号によ
り、液晶表示パネル102の全ての欠陥を検出するのに
必要な全ての検査表示パターンを液晶表示パネル102
に表示させている。また、液晶表示パネル102は、裏
面からバックライト108により照明されている。次
に、電荷結合素子(CCD;Charge Coupl
ed Device)カメラ110により得られた液晶
表示パネル102の検査表示パターンの画像を処理系B
116で解析して液晶表示パネル102の全ての表示欠
陥を検出し、液晶表示パネル102を良否判定する。ま
た、液晶表示パネル点灯表示検査工程では、ムラや異物
の有無等も検査する。
【0004】検出された欠陥情報を含む液晶表示パネル
102の検査結果は、処理系B116から処理系A11
8に送出される。処理系A118は、液晶表示パネル1
02の検査結果を液晶表示パネル点灯表示検査装置用デ
ータベース(DB)120に書き込む。TFT基板欠陥
検査と液晶表示パネル点灯表示検査はそれぞれ独立して
取扱われており、液晶表示パネル点灯表示検査工程での
検査結果はTFT基板欠陥検査工程での検査結果とは別
のDBに格納される。
【0005】図12は、従来の他の液晶表示パネル点灯
表示検査工程を示す概略構成図である。図12に示す液
晶表示パネル点灯表示検査工程は、図11に示すように
CCDカメラ110を用いずに、オペレータ122が液
晶表示パネル102に表示される検査表示パターンを目
視して液晶表示パネル102の欠陥を検出し、液晶表示
パネル102を良否判定する。液晶表示パネル102の
検査結果は、オペレータ122により処理系A118へ
入力される。処理系A118は、液晶表示パネル102
の検査結果を液晶表示パネル点灯表示検査装置用DB1
20に書き込む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶表示パネル
点灯表示検査工程では、液晶表示パネル102の全ての
表示欠陥を検出するのに必要な全ての検査表示パターン
が液晶表示パネル102に表示される。そのため、液晶
表示パネル点灯表示検査に長時間を要してしまうという
問題を有している。
【0007】本発明の目的は、液晶表示パネル点灯表示
検査の検査時間を短縮させた液晶表示パネル点灯表示検
査方法及び検査システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、被検査対象
の液晶表示パネルに所定の検査表示パターンを表示さ
せ、前記液晶表示パネルの表示欠陥を検出する液晶表示
パネル点灯表示検査方法であって、前工程のTFT基板
欠陥検査工程で検出済みの欠陥種の欠陥情報をTFT基
板欠陥情報データベースから取得して、前記欠陥種を検
出する検査を省略することを特徴とする液晶表示パネル
点灯表示検査方法によって達成される。
【0009】また、上記目的は、被検査対象の液晶表示
パネルに所定の検査表示パターンを表示させ、前記液晶
表示パネルの表示欠陥を検出する液晶表示パネル点灯表
示検査システムであって、前工程のTFT基板欠陥検査
工程で検出済みの欠陥種の欠陥情報をTFT基板欠陥情
報データベースから取得して、前記欠陥種を検出する検
査を省略することを特徴とする液晶表示パネル点灯表示
検査システムによって達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態による液晶
表示パネル点灯表示検査方法及び検査システムについて
図1乃至図10を用いて説明する。まず、本実施の形態
による液晶表示パネル点灯表示検査方法及び検査システ
ムの概略の構成について図1を用いて説明する。図1
は、本実施の形態による液晶表示パネル点灯表示検査方
法及び検査システムを示す概略構成図である。被検査対
象の液晶表示パネル2は、バックライト8上に位置決め
されており、液晶表示パネル2の全ての端子にはプロー
ブ4のプローブピン6が接触できるようになってい
る。。液晶表示パネル2上方には液晶表示パネル2の表
示状態を撮影するCCDカメラ10が配置されており、
CCDカメラ10は撮影した画像情報を処理系B16へ
送出するようになっている。処理系B16は、信号発生
器14、コントロール基板12、プローブ4及びプロー
ブピン6を介して液晶表示パネル2の各端子に所定の表
示信号を供給するとともに、CCDカメラ10から送ら
れる画像情報を解析するようになっている。
【0011】処理系B16は、処理系A18に接続され
ている。処理系A18は、液晶表示パネル点灯表示検査
の検査結果を格納する液晶表示パネル点灯表示検査装置
用DB20にローカル・エリア・ネットワーク(LA
N;Local Area Network)28を介
して接続されている。LAN28上には、前工程のTF
T基板欠陥検査工程に用いるTFT基板欠陥検査装置2
6と、TFT基板欠陥検査の検査結果を格納しているT
FT基板欠陥情報DB24とがさらに接続されている。
【0012】次に、本実施の形態による液晶表示パネル
点灯表示検査方法について説明する。まず、TFT基板
欠陥検査を通過したTFT基板とCF基板とを貼り合わ
せ、両基板間に液晶を注入して形成した液晶表示パネル
2を搬送装置(図示せず)を用いてバックライト8上に
搬送し、位置決めを行い、液晶表示パネル2の全ての端
子にプローブピン6を接触させる。次いで処理系B16
は、液晶表示パネル2の全ての端子に、液晶表示パネル
2が所定の検査表示パターンを表示するような表示信号
を供給する。液晶表示パネル2の上方に配置されている
CCDカメラ10は、液晶表示パネル2に表示された検
査表示パターンを撮影する。CCDカメラ10は撮影し
た画像情報を処理系B16へ送出する。処理系B16
は、画像情報を画像解析して表示欠陥を検出し、液晶表
示パネル2の表示欠陥の検出結果をLAN28に接続さ
れている処理系A18に送出する。
【0013】ここで、液晶表示パネル点灯表示検査工程
で検出される表示欠陥の中には、前工程であるTFT基
板欠陥検査工程で検出済みの欠陥種も含まれている。次
に、TFT基板欠陥検査工程で検出される欠陥種であっ
て、液晶表示パネル点灯表示検査工程でも検出可能な4
つの欠陥種について図2乃至図8を用いて説明する。
【0014】図2は第1の欠陥種を示す画素領域の平面
図である。絶縁性を有するガラス基板32上には、図中
左右方向へ延びるゲートバスライン36と図中上下方向
へ延びるドレインバスライン38とで画素領域が画定さ
れている。画素領域には画素電極34が形成されてい
る。画素領域のほぼ中央部には、蓄積容量バスライン4
0が画素領域を横切って形成されている。蓄積容量バス
ライン40上には中間電極51が形成されており、中間
電極51と画素電極34はコンタクトホール52を介し
て接続されている。画素領域の図中左上方には、ゲート
バスライン36と、ドレインバスライン38から延出し
ているドレイン電極42と、ドレイン電極42と所定の
間隙で対向して形成されているソース電極44とでTF
T45が形成されている。TFT45の図中下方の楕円
で囲まれた領域は第1の欠陥種を示している。この欠陥
種は、ドレインバスライン38と中間電極51が接続さ
れた状態で形成されており、ドレインバスライン38と
画素電極34が中間電極51とコンタクトホール52を
介して短絡している状態を示している。
【0015】図3は、液晶表示パネル点灯表示検査工程
で表示される検査表示パターンの1つである白黒上下2
分割検査表示パターンを示している。図3に示すよう
に、表示領域46は上下2領域に分割されている。上部
は白(又は黒)表示されており、下部は黒(又は白)表
示されている。表示領域46の左下部には、黒を表示し
ている領域の中に中間調の輝点欠陥50が生じている。
なお、この表示は、CCDカメラ10の撮影に要する時
間(例えば数秒)程度の間隔で白黒が反転される。
【0016】図2に示した欠陥種は、画素電極34とド
レインバスライン38が短絡しているため、ドレインバ
スライン38上の階調電圧の電圧変化がそのまま画素電
極34の電圧変化となる。図3に示した白黒上下2分割
検査表示パターンを表示させると、例えばフレーム反転
駆動されるノーマリーブラックモードの液晶表示パネル
におけるドレインバスライン38の階調電圧は、フレー
ム毎にフレームの前半が例えば±5Vで後半が例えば±
1Vとなる。1フレーム周期が1/60sec(秒)で
あれば、図2に示した欠陥種を有する画素は、1/12
0secずつ白表示と黒表示を繰り返すため中間調の点
として視認される。したがって、図2に示した欠陥種を
有する画素は、白表示領域中にあれば暗点欠陥となり、
黒表示領域中にあれば輝点欠陥となる。これはドット反
転駆動でも同様であり、また、ノーマリーホワイトモー
ドでも同様である。
【0017】図4は第2の欠陥種を示す画素領域の平面
図である。TFT45上の円で囲まれた領域は、ドレイ
ン電極42とソース電極44が短絡している状態を示し
ている。図4に示した欠陥種を有する画素は、図2に示
した欠陥種を有する画素と同様に、ドレインバスライン
38の階調電圧の電圧変化がそのまま画素電極34の電
圧変化となる。したがって、図3に示した白黒上下2分
割検査表示パターンを表示させることによって、白表示
領域中にあれば暗点欠陥となり、黒表示領域中にあれば
輝点欠陥となる。
【0018】図5は第3の欠陥種を示す画素領域の平面
図である。TFT45の図中左下の楕円で囲まれた領域
は、ドレインバスライン38が図中左側の中間電極51
と接続された状態で形成されており、ドレインバスライ
ン38と図中左側の画素電極34が中間電極51とコン
タクトホール52を介して短絡している状態を示してい
る。図5に示した欠陥種を有する画素は、ドレインバス
ライン38の階調電圧の電圧変化がそのまま図中左側の
画素電極34の電圧変化となる。したがって、図3に示
した白黒上下2分割検査表示パターンを表示させること
によって、白表示領域中にあれば暗点欠陥となり、黒表
示領域中にあれば輝点欠陥となる。
【0019】図6は第4の欠陥種を示す画素領域の平面
図である。TFT45の図中右側の円で囲まれた領域
は、画素電極34が図中上側の画素領域の画素電極34
と短絡している状態を示している。
【0020】図7は、液晶表示パネル点灯表示検査工程
で表示される検査表示パターンの1つである横縞模様検
査表示パターンを示している。図7に示すように、表示
領域46は図中横方向の1画素分の太さを有するライン
が1ラインおきに白黒交互に表示されている。図中左上
部には、黒を表示するラインが一部途切れている輝点欠
陥48が生じている。図8は、図7に示した表示領域4
6における輝点欠陥48付近の拡大図を示している。表
示領域46に表示されている黒を表示するラインのう
ち、図中上から2番目のラインは1画素分途切れてい
る。図6に示した欠陥種を有する画素は、液晶表示パネ
ル点灯表示検査工程で、ゲートバスライン36方向のラ
インを1ライン置きに白黒交互に表示させる横縞模様検
査表示パターンを表示領域46に表示させることにより
検出される。この検査表示パターンは、CCDカメラ1
0の撮影に要する時間(例えば数秒)程度の間隔で反転
して表示される。
【0021】図6に示した欠陥種は図中上下に隣接する
画素領域に形成された画素電極34が短絡しているた
め、上部画素の画素電位は下部画素の画素電位と同電位
になる。すなわち、図中下側の画素が白を表示している
ライン上にあるときは、図中上側の画素は黒を表示する
ライン上にあるにも関わらず白を表示するため、図7及
び図8に示すように輝点欠陥48となる。逆に、図中下
側の画素が黒を表示しているライン上にあるときは、図
中上側の画素は白を表示するライン上にあるにも関わら
ず黒を表示するため暗点欠陥となる。これらはノーマリ
ーブラックモードでもノーマリーホワイトモードでも同
様であり、また、フレーム反転駆動でもドット反転駆動
でも同様である。
【0022】上述の4つの欠陥種は、前工程であるTF
T基板欠陥検査工程で既に検出されている。またこれら
の欠陥種は、液晶表示パネル点灯表示検査工程では、白
黒上下2分割検査表示パターンあるいは横縞模様検査表
示パターンを表示させたときのみ検出される。したがっ
て、液晶表示パネル点灯表示検査工程では、TFT基板
欠陥検査工程で検出済みのこれらの欠陥種の欠陥情報を
TFT基板欠陥情報DB24から取得することによっ
て、これらの欠陥種を検出するための検査を省略するこ
とができる。
【0023】図1に戻って、TFT基板欠陥検査の検査
結果は、TFT基板欠陥情報DB24に書き込まれてい
る。検査結果に含まれている欠陥情報は、例えば検査年
月日、ロット番号、シリアル番号、欠陥を有する画素を
特定するゲートバスライン番号及びドレインバスライン
番号、欠陥種等のデータで構成されている。処理系A1
8は、LAN28を介してTFT基板欠陥情報DB24
から上述の第1乃至第4の4つの欠陥種についての欠陥
情報を検索して取得し、処理系B16へ送る。処理系B
16はそれらの欠陥種を液晶表示パネル点灯表示検査で
も検出される欠陥と判断して、それらの欠陥種を検出す
る検査表示パターンを表示しないことで検査を省略し、
送られた欠陥情報と液晶表示パネル点灯表示検査結果と
を併せて液晶表示パネル2を良否判定する。次いで、処
理系B16は、TFT基板欠陥情報を含んだ最終的な液
晶表示パネル点灯表示検査結果を処理系Aへ送る。処理
系Aは、最終的な液晶表示パネル点灯表示検査結果を液
晶表示パネル点灯表示検査装置用DB20に書き込む。
【0024】本実施の形態による液晶表示パネル点灯表
示検査方法及び検査システムによれば、液晶表示パネル
点灯表示検査工程において、TFT基板欠陥検査工程で
検出されている欠陥種を検出するための検査を省略する
ことができる。そのため、表示される検査表示パターン
を減らすことにより液晶表示パネル点灯表示検査の検査
時間を短縮できる。本実施の形態による液晶表示パネル
点灯表示検査方法及び検査システムをある液晶表示パネ
ル点灯表示検査工程に適用したところ、液晶表示パネル
1枚当たりの点灯表示検査時間は、従来150secか
かっていたのに対し90secとなり40%短縮するこ
とができた。また、不良パネルの後工程への流出もこれ
まで以上に少なくすることができた。
【0025】図9は、上記実施の形態による液晶表示パ
ネル点灯表示検査方法及び検査システムの変形例を示す
概略構成図である。本変形例は、処理系A18がTFT
基板欠陥情報DB24から検索して取得した欠陥情報を
処理系B16へは送らない点に特徴を有している。この
ため処理系B16は、最終的な液晶表示パネル点灯表示
検査結果による良否判定をせず、液晶表示パネル点灯表
示検査工程での検査結果のみを処理系A18へ送る。処
理系A18は、処理系B16から送られてくる液晶表示
パネル点灯表示検査結果と欠陥情報とを併せて液晶表示
パネル2を良否判定する。本変形例によっても上記実施
の形態と同様の効果が得られる。
【0026】図10は、上記実施の形態による液晶表示
パネル点灯表示検査方法及び検査システムの他の変形例
を示す概略構成図である。本変形例は、CCDカメラ1
0で得られた画像を処理系B16で解析するのではな
く、オペレータ22が液晶表示パネル2に表示される検
査表示パターンを目視することにより液晶表示パネル2
の欠陥を検出することを特徴としている。液晶表示パネ
ル2の検査結果は、オペレータ22により処理系A18
へ入力される。処理系A18は、入力された液晶表示パ
ネル2の検査結果と、TFT基板欠陥情報DB24から
検索して取得した欠陥情報とを併せて液晶表示パネル2
を良否判定する。本変形例によっても上記実施例と同様
な効果が得られる。
【0027】本発明は、上記実施の形態に限らず種々の
変形が可能である。例えば、図1に示した上記実施の形
態による液晶表示パネル点灯表示検査方法及び検査シス
テムでは、CCDカメラ10から送られてくる画像情報
は、処理系B16により解析されているが、本発明はこ
れに限られない。処理系B16の負荷が大きければ処理
系B16とは別に画像処理解析用の処理系を設けてもよ
い。その場合、専用インターフェイス経由となるため処
理速度は低下するが、非常に負荷の大きい画像処理解析
を他の処理系で行うため、処理系B16の負荷を軽くす
ることができるようになる。
【0028】以上説明した実施の形態による液晶表示パ
ネル点灯表示方法及び表示システムは、以下のようにま
とめられる。 (付記1)被検査対象の液晶表示パネルに所定の検査表
示パターンを表示させ、前記液晶表示パネルの表示欠陥
を検出する液晶表示パネル点灯表示検査方法であって、
前工程のTFT基板欠陥検査工程で検出済みの欠陥種の
欠陥情報をTFT基板欠陥情報データベースから取得し
て、前記欠陥種を検出する検査を省略することを特徴と
する液晶表示パネル点灯表示検査方法。
【0029】(付記2)付記1記載の液晶表示パネル点
灯表示検査方法において、前記省略する検査は、前記液
晶表示パネルに検査表示パターンを表示させて表示欠陥
を検出することを内容とすることを特徴とする液晶表示
パネル点灯表示検査方法。
【0030】(付記3)付記1又は2に記載の液晶表示
パネル点灯表示検査方法において、前記欠陥種は、TF
T基板上に形成された画素電極と、前記画素電極に階調
電圧を印加するドレインバスラインとが短絡しているこ
とを示していることを特徴とする液晶表示パネル点灯表
示検査方法。
【0031】(付記4)付記1又は2に記載の液晶表示
パネル点灯表示検査方法において、前記欠陥種は、TF
T基板上に形成されたTFTのドレイン電極とソース電
極とが短絡していることを示していることを特徴とする
液晶表示パネル点灯表示検査方法。
【0032】(付記5)付記1又は2に記載の液晶表示
パネル点灯表示検査方法において、前記欠陥種は、TF
T基板上の画素領域に形成された画素電極と、前記画素
領域に隣接する画素領域に形成された画素電極に階調電
圧を印加するドレインバスラインとが短絡していること
を示していることを特徴とする液晶表示パネル点灯表示
検査方法。
【0033】(付記6)付記1又は2に記載の液晶表示
パネル点灯表示検査方法において、前記欠陥種は、TF
T基板上の画素領域に形成された画素電極と、前記画素
電極に階調電圧を印加するドレインバスラインの延びる
方向に隣接する画素領域に形成された画素電極とが短絡
していることを示していることを特徴とする液晶表示パ
ネル点灯表示検査方法。
【0034】(付記7)被検査対象の液晶表示パネルに
所定の検査表示パターンを表示させ、前記液晶表示パネ
ルの表示欠陥を検出する液晶表示パネル点灯表示検査シ
ステムであって、前工程のTFT基板欠陥検査工程で検
出済みの欠陥種の欠陥情報をTFT基板欠陥情報データ
ベースから取得して、前記欠陥種を検出する検査を省略
することを特徴とする液晶表示パネル点灯表示検査シス
テム。
【0035】(付記8)付記7記載の液晶表示パネル点
灯表示検査システムにおいて、前記省略する検査は、前
記液晶表示パネルに検査表示パターンを表示させて表示
欠陥を検出することを内容とすることを特徴とする液晶
表示パネル点灯表示検査システム。
【0036】(付記9)付記7又は8に記載の液晶表示
パネル点灯表示検査システムにおいて、前記欠陥種は、
TFT基板上に形成された画素電極と、前記画素電極に
階調電圧を印加するドレインバスラインとが短絡してい
ることを示していることを特徴とする液晶表示パネル点
灯表示検査システム。
【0037】(付記10)付記7又は8に記載の液晶表
示パネル点灯表示検査システムにおいて、前記欠陥種
は、TFT基板上に形成されたTFTのドレイン電極と
ソース電極とが短絡していることを示していることを特
徴とする液晶表示パネル点灯表示検査システム。
【0038】(付記11)付記7又は8に記載の液晶表
示パネル点灯表示検査システムにおいて、前記欠陥種
は、TFT基板上の画素領域に形成された画素電極と、
前記画素領域と隣接する画素領域に形成された画素電極
に階調電圧を印加するドレインバスラインとが短絡して
いることを示していることを特徴とする液晶表示パネル
点灯表示検査システム。
【0039】(付記12)付記7又は8に記載の液晶表
示パネル点灯表示検査システムにおいて、前記欠陥種
は、TFT基板上の画素領域に形成された画素電極と、
前記画素電極に階調電圧を印加するドレインバスライン
の延びる方向に隣接する画素領域に形成された画素電極
とが短絡していることを示していることを特徴とする液
晶表示パネル点灯表示検査システム。
【0040】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、液晶表示
パネル点灯表示検査の検査時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による液晶表示パネル点
灯表示検査方法及び検査システムを示す概略構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態による液晶表示パネル点
灯表示検査方法及び検査システムが適用される第1の欠
陥種を示す画素領域の平面図である。
【図3】液晶表示パネル点灯検査工程において表示され
る白黒上下2分割検査表示パターンを示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態による液晶表示パネル点
灯表示検査方法及び検査システムが適用される第2の欠
陥種を示す画素領域の平面図である。
【図5】本発明の一実施の形態による液晶表示パネル点
灯表示検査方法及び検査システムが適用される第3の欠
陥種を示す画素領域の平面図である。
【図6】本発明の一実施の形態による液晶表示パネル点
灯表示検査方法及び検査システムが適用される第4の欠
陥種を示す画素領域の平面図である。
【図7】液晶表示パネル点灯検査工程において表示され
る横縞模様検査表示パターンを示す図である。
【図8】液晶表示パネル点灯検査工程において表示され
る横縞模様検査表示パターンを示す拡大図である。
【図9】本発明の一実施の形態による液晶表示パネル点
灯表示検査方法及び検査システムの変形例を示す概略構
成図である。
【図10】本発明の一実施の形態による液晶表示パネル
点灯表示検査方法及び検査システムの他の変形例を示す
概略構成図である。
【図11】従来の液晶表示パネル点灯表示検査工程を示
す構成図である。
【図12】従来の他の液晶表示パネル点灯表示検査工程
を示す構成図である。
【符号の説明】
2 液晶表示パネル 4 プローブ 6 プローブピン 8 バックライト 10 CCDカメラ 12 コントロール基板 14 信号発生器 16 処理系B 18 処理系A 20 液晶表示パネル点灯表示検査装置用DB 22 オペレータ 24 TFT基板欠陥情報DB 26 TFT基板欠陥検査装置 28 LAN 32 ガラス基板 34 画素電極 36 ゲートバスライン 38 ドレインバスライン 40 蓄積容量バスライン 42 ドレイン電極 44 ソース電極 45 TFT 46 表示領域 48、50 輝点欠陥 51 中間電極 52 コンタクトホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長岡 謙一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2G014 AA03 AB21 AB59 AC07 2G036 AA22 BA33 BB12 CA07 2H088 FA13 FA14 FA24 HA06 MA20 5G435 AA17 BB12 EE33 KK05 KK10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査対象の液晶表示パネルに所定の検査
    表示パターンを表示させ、前記液晶表示パネルの表示欠
    陥を検出する液晶表示パネル点灯表示検査方法であっ
    て、 前工程のTFT基板欠陥検査工程で検出済みの欠陥種の
    欠陥情報をTFT基板欠陥情報データベースから取得し
    て、 前記欠陥種を検出する検査を省略することを特徴とする
    液晶表示パネル点灯表示検査方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の液晶表示パネル点灯表示検
    査方法において、 前記欠陥種は、TFT基板上に形成された画素電極と、
    前記画素電極に階調電圧を印加するドレインバスライン
    とが短絡していることを示していることを特徴とする液
    晶表示パネル点灯表示検査方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の液晶表示パネル点灯表示検
    査方法において、 前記欠陥種は、TFT基板上に形成されたTFTのドレ
    イン電極とソース電極とが短絡していることを示してい
    ることを特徴とする液晶表示パネル点灯表示検査方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の液晶表示パネル点灯表示検
    査方法において、 前記欠陥種は、TFT基板上の画素領域に形成された画
    素電極と、前記画素領域に隣接する画素領域に形成され
    た画素電極に階調電圧を印加するドレインバスラインと
    が短絡していることを示していることを特徴とする液晶
    表示パネル点灯表示検査方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の液晶表示パネル点灯表示検
    査方法において、 前記欠陥種は、TFT基板上の画素領域に形成された画
    素電極と、前記画素電極に階調電圧を印加するドレイン
    バスラインの延びる方向に隣接する画素領域に形成され
    た画素電極とが短絡していることを示していることを特
    徴とする液晶表示パネル点灯表示検査方法。
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