JP2002243970A - ファイバアレイ及び導波路デバイス - Google Patents

ファイバアレイ及び導波路デバイス

Info

Publication number
JP2002243970A
JP2002243970A JP2001346559A JP2001346559A JP2002243970A JP 2002243970 A JP2002243970 A JP 2002243970A JP 2001346559 A JP2001346559 A JP 2001346559A JP 2001346559 A JP2001346559 A JP 2001346559A JP 2002243970 A JP2002243970 A JP 2002243970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
fibers
bare
ribbon
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001346559A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3697580B2 (ja
Inventor
Akira Matsumoto
明 松本
Nobutsugu Fukuyama
暢嗣 福山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP2001346559A priority Critical patent/JP3697580B2/ja
Priority to TW090130442A priority patent/TW552436B/zh
Priority to KR1020010078084A priority patent/KR20020046950A/ko
Priority to CA002364896A priority patent/CA2364896A1/en
Priority to CNB011442085A priority patent/CN1188723C/zh
Priority to US10/022,181 priority patent/US6768861B2/en
Priority to EP01310469A priority patent/EP1215517B1/en
Priority to DE60137674T priority patent/DE60137674D1/de
Publication of JP2002243970A publication Critical patent/JP2002243970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3697580B2 publication Critical patent/JP3697580B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/40Mechanical coupling means having fibre bundle mating means
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/30Optical coupling means for use between fibre and thin-film device
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/3628Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers
    • G02B6/3632Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers characterised by the cross-sectional shape of the mechanical coupling means
    • G02B6/3636Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers characterised by the cross-sectional shape of the mechanical coupling means the mechanical coupling means being grooves
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/3628Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers
    • G02B6/368Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers with pitch conversion between input and output plane, e.g. for increasing packing density
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/3628Mechanical coupling means for mounting fibres to supporting carriers
    • G02B6/3648Supporting carriers of a microbench type, i.e. with micromachined additional mechanical structures
    • G02B6/3652Supporting carriers of a microbench type, i.e. with micromachined additional mechanical structures the additional structures being prepositioning mounting areas, allowing only movement in one dimension, e.g. grooves, trenches or vias in the microbench surface, i.e. self aligning supporting carriers
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3834Means for centering or aligning the light guide within the ferrule
    • G02B6/3838Means for centering or aligning the light guide within the ferrule using grooves for light guides
    • G02B6/3839Means for centering or aligning the light guide within the ferrule using grooves for light guides for a plurality of light guides

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 V溝基板のV溝に整列させたリボン状光ファ
イバ多心線のうち、外側のポートにおける光信号の損失
が無いファイバアレイを提供する。 【解決手段】 2本のリボン状光ファイバ1,2の先端
は被覆が剥がされ、裸ファイバ11,21がV溝板4と
押さえ板5により接着して固定されている。また、リボ
ン状光ファイバ1,2の被覆は被覆収納板6によりV溝
基板4に接着して固定されている。そして、裸ファイバ
11,21の最外側にあたるダミーファイバ3,3は、
楕円Bで囲った部分で、V溝の端縁に触れた状態になっ
て被覆部分のピッチのズレが外側から応力として掛かる
ために、光信号を送信する内側の裸ファイバに対しては
応力が掛かっていない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学素子との接続
に使用されるファイバアレイであって、リボン状光ファ
イバ多心線の被覆を除去された裸ファイバがV溝基板の
V溝に整列されたファイバアレイ及び該ファイバアレイ
を封止した導波路デバイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信料の増大のため高密度化が要求され
た結果、複数本の光ファイバを連結しリボン状に形成し
たノーマルピッチ形式や、ノーマルピッチ形式のリボン
状光ファイバ心線1,2を上下に2つ重ねて、被覆を剥
いた裸ファイバを交互に並べてV溝基板のV溝に配置し
て高密度化を図ったハーフピッチ形式のファイバアレイ
に関する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる技術において
は、ファイバアレイのV溝に整列させたリボン状光ファ
イバ多心線のうち、厳密には外側のポートにおける光信
号の損失増加が発生しやすいと言え、場合によっては、
外側に位置する裸ファイバを破損する恐れもあると言え
る。この原因としては、第1にリボン状光ファイバ多心
線のピッチの規格は250μmであるが、被覆形成時の
誤差などにより8心リボンの8心間で100μm程度、
24心リボンでは200μm程度大きく形成されてしま
う。そして、被覆を除去した裸ファイバのピッチがV溝
のピッチに対してずれる大きさは、特に最外側のV溝に
収納される裸ファイバのずれが大きくなり、被覆箇所か
らV溝までに大きな曲げ力が加わることになる。そし
て、この状態でファイバアレイとして接着固定され、温
度変化等の大きい環境下に載置されたときに、ファイバ
の曲げ部分に大きなストレスを受け、光信号の損失増や
断線の原因となる。第2に、被覆を除去した裸ファイバ
のピッチがV溝のピッチに対してずれて、特に最外側の
V溝に収納される裸ファイバのずれが大きい。そのた
め、光ファイバをファイバアレイのV溝に収納する組立
作業時に、裸ファイバをV溝の溝端に当ててしまい、光
ファイバの外周に傷が発生することがある。そして、組
立直後は問題が無いとしても長期間の使用によりV溝端
部が光信号の損失増や断線の原因となる。特に、高密度
化のためにV溝のピッチが概ね127μmと狭いファイ
バアレイの場合、搭載するファイバ径とピッチ長の関係
によりV溝が浅く、V溝の開口部が狭いので、収納する
裸ファイバをV溝の溝端に当てる問題が顕著となりやす
い。第3に、リボン状光ファイバの被覆を除去するに
は、専用の装置を利用して光ファイバの被覆部分に上下
から刃を当て光ファイバの上下部分から被覆を剥ぎ取っ
ている。そのため、装置の平行であるべき上下の刃先が
傾いていたり、光ファイバが上下の刃先に対し平行に載
置されなかったりした状態で被覆除去が行われると、外
側の光ファイバの一方に刃先が接触し、光ファイバの外
周に傷が発生することがあり、被覆除去開始部が光信号
の損失増や断線の原因となる。また第4には、ファイバ
アレイ組立時に生じたままた固着された、光軸をZ軸と
した場合のθz方向へのねじれに対して、外側に位置す
るファイバほどねじれ量が大きく常に大きな負担がかか
っていることや、第5に、リボン全体に幅方向への揺動
があり、外側に位置する裸ファイバにストレスがかかっ
ていることも、光信号の損失増や断線の原因となりやす
い。更に、ハーフピッチ形式のファイバアレイの場合、
上記理由に加え、2つの多心リボン状光ファイバを上下
方向に積層して交互に1列とした裸ファイバには上下方
向の曲げ力も常に加わっているので、より光信号の損失
増や断線の原因となりやすい。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に係る
本発明は、リボン状光ファイバ多心線の被覆を除去され
た裸ファイバがV溝基板のV溝に整列されたファイバア
レイであって、該裸ファイバのうち整列した少なくとも
最外側に、且つ少なくともファイバアレイ全長に亘って
光信号を伝送しないファイバを設けたことを特徴とする
ファイバアレイである。これにより、ファイバアレイの
V溝に整列させたリボン状光ファイバ多心線のうち、少
なくとも最外側には光信号を送信せず、他の裸ファイバ
にかかる曲げ応力等を吸収したり、まれに、最外側に位
置する裸ファイバが曲げ力等により破損しても光信号は
送信されていないので光信号の損失増や断線することが
なく、長期安定性に優れる。ここで、光信号を伝送しな
いファイバは、光信号を両端間で伝送しないファイバで
あって、光信号の発信源又は受信器に接続していないフ
ァイバ、接続していても発信源から光信号を流さないフ
ァイバ、接続して光信号を流しても遮蔽されているファ
イバなどを含んでいる(以下、ダミーファイバとい
う。)。また、少なくとも最外側というのは、ノーマル
ピッチ形式のファイバアレイ及びハーフピッチ形式であ
って1列に多心線としたファイバアレイの最も外側に位
置する両側1本ずつ2本の光ファイバのことをいう。さ
らに、これらの光ファイバ、即ち、裸ファイバがV溝基
板のV溝に整列した少なくとも最外側に、かつ少なくと
もファイバアレイ全長に亘って光信号を伝送しないファ
イバは、裸ファイバ部と被覆部からなり、少なくともフ
ァイバアレイ全長に亘って該裸ファイバ部と該被覆部を
含む様構成される。なお、多心線が例えば40本以上で
あったり、V溝ピッチが特に狭く曲げ力の大きくなった
りする場合は、多心線としたファイバアレイの最も外側
に位置する両側2本ずつ4本の光ファイバとして信号を
流さないことが好適である。特に、2つの多心リボン状
光ファイバを上下方向に積層して交互に1列としたハー
フピッチ形式ファイバアレイは、積層した上段に配置さ
れるリボン状光ファイバのファイバの少なくとも最外側
に位置する裸ファイバには上下方向の曲げ力も常に加わ
っているので、これに光信号を送信しないダミーファイ
バとすることにより光信号の損失増や断線を未然に防止
できる。また、ハーフピッチ形式ファイバアレイの場
合、上下段それぞれのリボン状光ファイバの少なくとも
最外側に位置するファイバを、ダミーファイバとするこ
とが好ましい。この時、少なくとも計4本がダミーファ
イバとなっている。
【0005】請求項2に係る本発明は、リボン状光ファ
イバ多心線の被覆を除去された裸ファイバがV溝基板の
V溝に整列されたファイバアレイを導波路チップに光学
的に接続させてパッケージに封止した導波路デバイスに
おいて、該裸ファイバのうち整列した少なくとも最外側
に、且つ該ファイバアレイから該被覆を固着するパッケ
ージの少なくとも内面までに亘って光信号を伝送しない
ファイバを設けたことを特徴とする導波路デバイスであ
る。これにより、ファイバアレイのV溝で裸ファイバの
先端は固定しても、被覆を固着せずパッケージで被覆を
固着してファイバ多心線の固定をする導波路デバイスに
あっても、上記と同様に、少なくとも最外側には光信号
を送信せず、他の裸ファイバにかかる曲げ応力等を吸収
したり、まれに、導波路デバイスが載置された過酷な外
部振動等により最外側に位置する裸ファイバが破損して
も光信号は送信されていないので光信号の損失増や断線
することがなく、長期安定性に優れる。
【0006】なお、ダミーファイバの材質は、他と同じ
石英ガラスの他に、同程度の耐衝撃性のある素材であれ
ば特に限定しない。ダミーファイバ自体が破損しても脱
落しなければ衝撃を吸収でき、内側の裸ファイバに曲げ
力が到達して破損が生じる危険性が減少する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に従っ
て詳説する。図1は、ハーフピッチ形式のファイバアレ
イを製作するためのリボン状光ファイバ多心線であり、
(a)に示すように12心のリボン状光ファイバ1,2
を2本用意して、2本のリボン状光ファイバ1,2を上
下に重ねる。次に、(b)に示すように、被覆1a,2
aを除去して上下の裸ファイバがV溝基板のV溝に交互
に1列に整列された24心リボン状ファイバを形成す
る。そしてこれを2組用意することにより、倍の48心
リボン状ファイバとして図2に示すようなファイバアレ
イを形成する。このときに、多心線のうち、並び方向に
ついて少なくとも最外側の裸ファイバ及び連続した被覆
部分のファイバを、光信号を送信せずにダミーファイバ
3,3として利用する。なお、図示したファイバコアの
×は、リボン状光ファイバ1,2を区別するための表記
であり、伝送方向などを示すものではない。また、ダミ
ーファイバ3,3は、ファイバの長手方向について少な
くともファイバアレイの端縁間3b、3cとなるファイ
バアレイ全長分の、裸ファイバと被覆収納板に挟持され
たリボンファイバ部とからなるものであるが、(c)に
示すように、ファイバアレイの外側へ連続したリボンフ
ァイバ部まで含まれてもよいことは言うまでもない。
【0008】図2は本発明に係るファイバアレイの三面
図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は
上面図である。なお、48心などの多心線は幅広くなる
ので心数を少なくして図示している。2本のリボン状光
ファイバ1,2の先端は被覆が剥がされ、裸ファイバ1
1,21がV溝板4のV溝に収納され、上から押さえ板
5により接着して固定されている。また、リボン状光フ
ァイバ1,2の被覆は被覆収納板6によりV溝基板4に
接着して固定されている。そして、V溝基板4と被覆収
納板6との間の曲げ緩和部7aに位置する裸ファイバ1
1,21は接着剤7により覆われている。このうち、裸
ファイバ11,21の最外側にあたるダミーファイバ
3,3は、楕円Bで囲った部分で、V溝の端縁に触れた
状態になって被覆部分のピッチのズレが外側から応力と
して掛かるために、光信号を送信する内側の裸ファイバ
に対しては応力が掛かっていない。また、仮にこのダミ
ーファイバ3が大きな応力のために折れたとしても、被
覆を剥がされた部分が接着剤7により覆われて固定され
ているので、折れたダミーファイバのすぐ内側にある次
の外側に位置するファイバに応力全体が掛かるわけでは
なく、接着剤により分散されて小さな応力となり、問題
を発生させる可能性が格段に低くなる。
【0009】図3は本発明に係る導波路デバイスの側面
図である。導波路デバイス20は、リボン状光ファイバ
多心線1の被覆を除去された裸ファイバ11の先端がV
溝基板4のV溝に整列されたファイバアレイ8を導波路
チップ9に光学的に接続させて、それらがパッケージ1
0により封止されている。パッケージ10は、上面が蓋
になった箱形状に形成されていることが多いが、封止手
段については限定するものではない。このリボン状光フ
ァイバ多心線1の被覆を除去された裸ファイバ11の先
端がV溝基板4のV溝に整列されたファイバアレイ8
は、図2に示した形状とは異なり、被覆を接着して固定
する被覆収納板を利用しておらず、リボン状光ファイバ
多心線1の被覆はパッケージの、例えば箱体と蓋とで挟
持して固定している。このダミーファイバは、リボン状
光ファイバ多心線1の被覆を除去した裸ファイバ11の
整列した少なくとも最外側として、内側の信号線に利用
されるファイバと同じ長さのものを利用できるが、本発
明の効果を発揮するためには、ファイバアレイ8から被
覆を固着するパッケージの少なくとも内面10aまでに
亘ってダミーファイバを設けた導波路デバイスであるこ
とが必要である。これにより、ファイバアレイのV溝で
裸ファイバの先端は固定しても、ファイバアレイで被覆
を固着せず、パッケージで被覆を固着してファイバ多心
線の固定をする導波路デバイスにあっても、上記と同様
に、少なくとも最外側には光信号を送信せず、他の裸フ
ァイバにかかる曲げ応力等を吸収したり、まれに導波路
デバイスが載置された過酷な外部振動等により最外側に
位置する裸ファイバが破損しても、光信号は送信されて
いないので光信号の損失増や断線となることがなく、長
期安定性に優れる。
【0010】また、ファイバアレイを導波路チップに結
合させるときに、光信号の劣化を生じないように位置合
わせを、ファイバアレイと導波路チップの各々の端縁で
コアを透過する光量が最大値となる位置を確認しながら
結合作業を従来は行っていた。例えば、図4(a)で示
す第1ポート61と最終ポート69、48心リボンファ
イバであれば第1心と第48心とを基準位置として、間
の第2心から第47心までの理想位置を算出して、その
理想位置に実際の測定位置が合致するように誤差距離の
調整を行う。しかし、図3に示したような本発明では、
例えば40chデバイスに、両側に4本づつ計8本のダミ
ーファイバを設けた全体が48心リボンファイバを用い
た場合、第1〜4心と第45〜48心はダミーファイバ
となるので位置調整は必要が無く、それらのすぐ内側に
なる第5心と第44心とを基準位置として、間の第6心
から第43心までについて理想位置を算出して、その理
想位置に合致するように調整を行う必要があるので、フ
ァイバアレイの検査としては第5心と第44心を基準に
ファイバ位置の測定を行った。つまり、図4(b)で示
すようにダミーファイバを両側に設けた信号用ファイバ
の両端になる第1ポート71と最終ポート79を基準に
ファイバ位置の測定を行うだけで済み、作業の効率が上
がる。
【0011】
【実施例】図1に中央部を省略して示した48心ファイ
バアレイについてベルコア規格で耐久試験を行った。ダ
ミーファイバは1つのリボンファイバについて両外側2
本ずつ4本とし、温度条件は−40℃〜85℃、100
0サイクルを1回として行った。その結果、途中の50
0サイクルでは何ら異常は発生せず、1000サイクル
の時点で、最外側に位置するダミーファイバに断線が発
生しただけで、光信号の伝達には何ら支障、光信号の損
失増や断線は生じなかった。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に係る
本発明は、リボン状光ファイバ多心線の被覆を除去され
た裸ファイバがV溝基板のV溝に整列されたファイバア
レイであって、該裸ファイバのうち整列した少なくとも
最外側に、且つ少なくともファイバアレイ全長に亘って
ダミーファイバを設けたことにより、ファイバアレイの
V溝に整列させたリボン状光ファイバ多心線のうち、少
なくとも最外側には光信号を送信せず、他の裸ファイバ
にかかる曲げ応力等を吸収したり、まれに最外側に位置
する裸ファイバが曲げ力等により破損しても、光信号は
送信されていないので光信号の損失増や断線することが
なく、長期安定性に優れる。
【0013】また、請求項2に係る本発明は、リボン状
光ファイバ多心線の被覆を除去された裸ファイバがV溝
基板のV溝に整列されたファイバアレイを導波路チップ
に光学的に接続させてパッケージに封止した導波路デバ
イスにおいて、該裸ファイバのうち整列した少なくとも
最外側に、且つ該ファイバアレイから該被覆を固着する
パッケージの少なくとも内面までに亘ってダミーファイ
バを設けたことにより、ファイバアレイのV溝で裸ファ
イバの先端は固定しても、被覆を固着せずパッケージで
被覆を固着してファイバ多心線の固定をする導波路デバ
イスにあっても、上記と同様に、少なくとも最外側には
光信号を送信せず、他の裸ファイバにかかる曲げ応力等
を吸収したり、まれに、導波路デバイスが載置された過
酷な外部振動等により最外側に位置する裸ファイバが破
損しても光信号は送信されていないので光信号の損失増
や断線することがなく、長期安定性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリボン状光ファイバ多心線を示す
説明図である。
【図2】ファイバアレイを示す説明図である。
【図3】導波路デバイスを示す説明図である。
【図4】導波路チップに対するファイバアレイのコア位
置の定義を示す説明図である。
【符号の説明】
1,2・・・リボン状光ファイバ心線、3・・ダミーフ
ァイバ、4・・V溝基板、5・・押さえ板、6・・被覆
収納板、7・・接着剤、7a・・曲げ緩和部、8・・フ
ァイバアレイ、9・・導波路チップ、10・・パッケー
ジ、20・・導波路デバイス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リボン状光ファイバ多心線の被覆を除去
    された裸ファイバがV溝基板のV溝に整列されたファイ
    バアレイであって、該裸ファイバのうち整列した少なく
    とも最外側に、且つ少なくともファイバアレイ全長に亘
    って光信号を伝送しないファイバを設けたことを特徴と
    するファイバアレイ。
  2. 【請求項2】 リボン状光ファイバ多心線の被覆を除去
    された裸ファイバがV溝基板のV溝に整列されたファイ
    バアレイを導波路チップに光学的に接続させてパッケー
    ジに封止した導波路デバイスにおいて、該裸ファイバの
    うち整列した少なくとも最外側に、且つ該ファイバアレ
    イから該被覆を固着するパッケージの少なくとも内面ま
    でに亘って光信号を伝送しないファイバを設けたことを
    特徴とする導波路デバイス。
JP2001346559A 2000-12-14 2001-11-12 ファイバアレイ及び導波路デバイス Expired - Fee Related JP3697580B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001346559A JP3697580B2 (ja) 2000-12-14 2001-11-12 ファイバアレイ及び導波路デバイス
TW090130442A TW552436B (en) 2000-12-14 2001-12-07 Optical fiber array and optical waveguide apparatus
KR1020010078084A KR20020046950A (ko) 2000-12-14 2001-12-11 파이버 어레이 및 도파로 디바이스
CNB011442085A CN1188723C (zh) 2000-12-14 2001-12-12 纤维列以及波导装置
CA002364896A CA2364896A1 (en) 2000-12-14 2001-12-12 Fiber array, and waveguide device
US10/022,181 US6768861B2 (en) 2000-12-14 2001-12-13 Fiber array, and waveguide device
EP01310469A EP1215517B1 (en) 2000-12-14 2001-12-14 Use of an optical fiber array
DE60137674T DE60137674D1 (de) 2000-12-14 2001-12-14 Verwendung einer optischen Fasermatrixanordnung

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-380900 2000-12-14
JP2000380900 2000-12-14
JP2001346559A JP3697580B2 (ja) 2000-12-14 2001-11-12 ファイバアレイ及び導波路デバイス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002243970A true JP2002243970A (ja) 2002-08-28
JP3697580B2 JP3697580B2 (ja) 2005-09-21

Family

ID=26605854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001346559A Expired - Fee Related JP3697580B2 (ja) 2000-12-14 2001-11-12 ファイバアレイ及び導波路デバイス

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6768861B2 (ja)
EP (1) EP1215517B1 (ja)
JP (1) JP3697580B2 (ja)
KR (1) KR20020046950A (ja)
CN (1) CN1188723C (ja)
CA (1) CA2364896A1 (ja)
DE (1) DE60137674D1 (ja)
TW (1) TW552436B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008225515A (ja) * 2008-06-27 2008-09-25 Mitsubishi Cable Ind Ltd 光ファイバアレイ

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7186031B2 (en) 2003-10-16 2007-03-06 3M Innovative Properties Company Optical interconnect device
CN100359352C (zh) * 2004-11-26 2008-01-02 李德建 光纤的胶合固定方法以及配套使用的填充棒
CN100356221C (zh) * 2005-12-30 2007-12-19 武汉海博光技术有限公司 光纤阵列组件中光纤排放封装设备
US20080101751A1 (en) * 2006-10-31 2008-05-01 Luther James P Multi-fiber ferrule with guard fiber
US20120275753A1 (en) * 2011-04-28 2012-11-01 Reinhardt Sherrh C Fiber assembly with tray feature
US20150078744A1 (en) * 2012-04-20 2015-03-19 Nec Corporation Multiplexed optical transmission line, optical transmission system, and optical transmission method
US11966091B2 (en) * 2013-06-14 2024-04-23 Chiral Photonics, Inc. Multichannel optical coupler array
US11156781B2 (en) * 2013-06-14 2021-10-26 Chiral Photonics, Inc. Passive aligning optical coupler array
CN107237261A (zh) * 2017-05-22 2017-10-10 北京恒润生工程科技有限公司 基于botdr的智能拉索及其制备方法
JP6972904B2 (ja) * 2017-10-19 2021-11-24 住友電気工業株式会社 光ファイバケーブル、光コネクタケーブル、及び、光ファイバケーブルの製造方法
WO2024102320A1 (en) * 2022-11-08 2024-05-16 Corning Research & Development Corporation Core pitch control in fiber arrays

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5953315U (ja) * 1982-10-01 1984-04-07 日本電気株式会社 光フアイバアレイ
JPH03155503A (ja) * 1989-11-14 1991-07-03 Nippon Sheet Glass Co Ltd 光ファイバ配列体
JPH05264844A (ja) * 1992-03-24 1993-10-15 Ngk Insulators Ltd 光ファイバアレイおよびその基板
JP3160407B2 (ja) * 1993-02-12 2001-04-25 日本碍子株式会社 光ファイバの接続方法
JP3764509B2 (ja) * 1994-08-26 2006-04-12 京セラ株式会社 光導波路型モジュール
JP3273490B2 (ja) * 1995-09-22 2002-04-08 日本電信電話株式会社 多芯マイクロキャピラリとこれを用いた光導波回路と光ファイバとの接続方法
US6045269A (en) * 1996-08-01 2000-04-04 The Furukawa Electric Co., Ltd. Multicore optical connector and method of producing the connector
KR20000022972A (ko) * 1998-09-09 2000-04-25 오카야마 노리오 광 파이버 어레이 제조 방법 및 광 파이버 어레이 제조 장치
JP3931940B2 (ja) * 1998-12-18 2007-06-20 リコープリンティングシステムズ株式会社 光ファイバアレイ素子およびその製造方法
JP2002072016A (ja) * 2000-09-04 2002-03-12 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバアレイおよび光部品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008225515A (ja) * 2008-06-27 2008-09-25 Mitsubishi Cable Ind Ltd 光ファイバアレイ

Also Published As

Publication number Publication date
CA2364896A1 (en) 2002-06-14
US20020076190A1 (en) 2002-06-20
CN1188723C (zh) 2005-02-09
TW552436B (en) 2003-09-11
EP1215517A3 (en) 2004-10-13
EP1215517A2 (en) 2002-06-19
EP1215517B1 (en) 2009-02-18
JP3697580B2 (ja) 2005-09-21
KR20020046950A (ko) 2002-06-21
US6768861B2 (en) 2004-07-27
CN1359015A (zh) 2002-07-17
DE60137674D1 (de) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2074860C (en) Method of reinforcing optical fiber coupler
JP2002243970A (ja) ファイバアレイ及び導波路デバイス
JP2010211240A (ja) 複数の光ファイバーを有するデバイス
US6859588B2 (en) Optical fiber block
US8202010B2 (en) Connector component for optical fiber, manufacturing method thereof and optical member
US10816326B2 (en) Polarization maintaining fiber array with increased polarization extinction ratio and method of making
US5627930A (en) Arrayed optical fiber coupler and method of manufacturing the same
US20030133689A1 (en) Optical fiber block having holding sub-block
JPH10246838A (ja) 光ファイバアレイ装置
JP3257565B2 (ja) 光ファイバアレイ部品
JP3925862B2 (ja) 光素子モジュール
JP5324371B2 (ja) 光接続部品及び光接続方法
WO2020091015A1 (ja) 光学接続部品
JPH07248424A (ja) 光ファイバアレイおよび光デバイス
JP4456564B2 (ja) 光デバイス及びその製造方法
JPH05288963A (ja) 導波路デバイス
WO2022138761A1 (ja) 光ファイバリボン、光ファイバ接続部品、及び光ファイバ接続部品の製造方法
JPH11242131A (ja) 多心光ファイバアレイ端末
KR20040019686A (ko) 광섬유의 기밀 패키징용 페룰
JP2000221364A (ja) 多心光コネクタ
JP4015680B2 (ja) 光素子モジュール
JPH11271563A (ja) 光ファイバアレイ
JPH08304658A (ja) 光ファイバ素線間の接続装置
WO2004057396A1 (ja) 光デバイス
JPH1010352A (ja) ファイバアレイ及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080715

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090715

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100715

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100715

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110715

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120715

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120715

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130715

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees