JP2002243816A - 磁気検出装置 - Google Patents

磁気検出装置

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JP2002243816A
JP2002243816A JP2001040267A JP2001040267A JP2002243816A JP 2002243816 A JP2002243816 A JP 2002243816A JP 2001040267 A JP2001040267 A JP 2001040267A JP 2001040267 A JP2001040267 A JP 2001040267A JP 2002243816 A JP2002243816 A JP 2002243816A
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Takahiro Kudo
高裕 工藤
Yujiro Kitade
雄二郎 北出
Kimitada Ishikawa
公忠 石川
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで耐環境性や経時変化による精度低
下のない、高精度で低消費電力化が可能な磁気検出装置
の提供。 【解決手段】 発振手段3の出力を微分手段40により
微分することで、低周波の発振手段で済むようにする一
方、微分した出力によりインバータ41,コンデンサ4
2および抵抗器43を介して磁気インピーダンス(M
I)効果を有するMI素子1に交流電流を流すととも
に、インバータ41,抵抗器44およびコイル2を介し
てMI素子1に交流バイアス磁界を与え、MI素子1の
インピーダンス変化を検波手段10により電圧に変換し
て検出し、増幅手段11で増幅することにより、低コス
ト,低消費電力化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気インピーダ
ンス(MIとも略記する)効果を利用した磁気検出素
子、特にこのような磁気検出素子を用いた磁気検出装置
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気検出装置としては磁気抵抗素
子が広く用いられているが、検出感度の点で満足できな
かった。そこで磁気抵抗素子に代わる高感度な磁気検出
素子として、例えば特開平6−281712号公報に開
示されているアモルファスワイヤによる磁気インピーダ
ンス素子や、特開平8−330645号公報に開示され
ている薄膜形状のものなどがある。いずれの形状の磁気
インピーダンス素子を用いる場合でも、磁気インピーダ
ンス素子はその原理上、磁気インピーダンス効果を発生
させるために、素子に少なくとも数十MHz程度の高周
波電流を印加する必要があることから消費電力が増大
し、携帯機器等への適用が困難であるという問題があ
る。
【0003】さらに、磁気インピーダンス素子は、素子
および検知部において温度依存性を有するので、環境変
化の大きい場所では使用できないという問題があった。
磁気検出装置(磁気センサ)の従来例を図17に示す。
これは、磁気インピーダンス素子1に対し、高周波電流
発生器(OSC)3から高周波電流を流したときに得ら
れる出力を、検波回路Aおよび増幅回路Bを介して出力
することで、例えば素子1のインピーダンスを求めるも
のである。このとき、出力の調整は可変抵抗器VRによ
り行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図17のよう
な方式では上記素子および検知部の温度依存性や、外乱
の影響がそのまま出力に現れるという問題がある。この
素子および検知部の温度依存性を低減するためには、1
台ずつ調整や校正を行なう必要があり、コストが大幅に
アップする。仮に、調整,校正ができたとしても自動校
正まではできないので、環境の変化による出力の経時変
化が発生し、補償精度が上がらないという問題が残る。
したがって、この発明の課題は、温度依存性や外乱の影
響が少なく、環境特性や経時変化による精度低下がな
く、消費電力が少なく高精度な磁気検出装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、磁気インピーダンス効果
を有する磁気検出素子と、発振手段とその出力を微分す
る微分手段とを備え前記磁気検出素子に交流電流を印加
する電流印加手段と、前記磁気検出素子に交流バイアス
磁界を印加する磁界印加手段と、前記磁気検出素子のイ
ンピーダンス変化を電圧に変換しその電圧のピーク値を
保持する保持手段と、その保持した電圧を増幅する増幅
手段とを設けたことを特徴とする。この請求項1の発明
においては、前記磁界印加手段からの交流バイアス磁界
を、前記電流印加手段からの出力を利用して生成するこ
とができる(請求項2の発明)。
【0006】請求項3の発明では、磁気インピーダンス
効果を有する磁気検出素子と、発振手段と、この発振手
段からの出力を予め設定された分周比で分周する分周手
段と、この分周手段と前記発振手段の各出力を選択的に
出力し前記磁気検出素子に交流電流を印加する第1のゲ
ート手段と、前記発振手段と分周手段の各出力を選択的
に出力し前記磁気検出素子に交流バイアス磁界を印加す
る第2のゲート手段と、前記磁気検出素子のインピーダ
ンス変化を電圧に変換しその電圧のピーク値を保持する
保持手段と、その保持した電圧を増幅する増幅手段とを
設けたことを特徴とする。
【0007】請求項4の発明では、磁気インピーダンス
効果を有する磁気検出素子と、発振手段と、この発振手
段からの出力を微分する微分手段と、この微分手段から
の出力を積分して前記磁気検出素子に交流電流を印加す
る積分手段と、この積分手段と前記微分手段の各出力を
選択的に出力し前記磁気検出素子に交流バイアス磁界を
印加するゲート手段と、前記磁気検出素子のインピーダ
ンス変化を電圧に変換しその電圧のピーク値を保持する
保持手段と、その保持した電圧を増幅する増幅手段とを
設けたことを特徴とする。
【0008】上記請求項1〜4のいずれかの発明におい
ては、前記増幅手段の出力を帰還する帰還手段と、この
帰還手段の出力と前記交流バイアス磁界のための交流電
流とを減算する減算手段とを設け、この減算手段の出力
により前記磁気検出素子に交流バイアス磁界を印加する
ことができる(請求項5の発明)。この請求項5の発明
においては、前記減算手段と帰還手段との間にスイッチ
手段を設け、前記発振手段からの出力に応じて、前記帰
還手段からの出力を前記減算手段に入力することができ
る(請求項6の発明)。
【0009】請求項7の発明では、磁気インピーダンス
効果を有する磁気検出素子と、この磁気検出素子に交流
電流を印加する電流印加手段と、前記磁気検出素子に交
流バイアス磁界を印加する磁界印加手段と、前記磁気検
出素子のインピーダンス変化を電圧に変換しその電圧の
ピーク値を保持する保持手段と、その保持した電圧を増
幅する増幅手段と、この増幅手段からの出力を帰還する
帰還手段と、この帰還手段からの出力に応じて前記磁気
検出素子にバイアス磁界を印加する他の磁界印加手段と
を備え、前記磁界印加手段を発振手段と微分手段とから
構成するとともに、前記磁界印加手段を磁石により構成
し、前記他の磁界印加手段をコイルにより構成すること
を特徴とする。この請求項7の発明においては、前記コ
イルと帰還手段との間にスイッチ手段を設け、前記発振
手段からの出力に応じて前記帰還手段からの出力を前記
コイルに印加することができる(請求項8の発明)。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施の形
態を示す構成図である。同図において、1は磁気インピ
ーダンス素子(MI素子)であり、素子形状はワイヤ,
薄膜のいずれでも良い。2はMI素子1にバイアスを印
加するためのコイル、3はMI素子1に交流電流を印加
する発振手段、40は発振手段3の出力よりも時間幅の
短い矩形波を出力する微分手段、41は微分手段41の
出力をもとにバイアス用コイル2に交流バイアスを印加
するインバータ(反転素子)、42はインバータ41の
出力から直流分をカットするためのカップリングコンデ
ンサ、43はMI素子1に高周波電流を印加するための
抵抗、10は電圧の変化に変換されたMI素子1のイン
ピーダンス変化のピーク値を保持する検波手段、11は
検波手段10の出力を増幅する増幅手段である。
【0011】すなわち、発振手段3の出力を微分手段4
0にて微分することにより、消費電流を増大させること
なく、より時間幅の狭い(短い)矩形波をMI素子1に
印加できるようにし、低消費電力化と高感度化を両立さ
せるものである。例えば、10MHzと同等の時間幅で
ある50nsを500KHzの発振手段から発生させる
場合は、図1の微分手段40の構成を例えば図2のよう
にコンデンサ400の容量を100pF、抵抗401の
抵抗値を390Ω程度とする。なお、402はバッファ
(アンプ)を示す。このようにすると、発振手段3の消
費電力は発生させるクロックの周波数に比例するので、
消費電力は1/20程度に低減する。さらに、MI素子
1に印加する交流電流と、バイアス用コイル2に印加す
る交流電流を1つの発振手段3より供給できるので、よ
り低消費電力化が図れる。
【0012】図3はこの発明の第2の実施の形態を示す
構成図である。これは、図1に示すものに対し、バイア
ス用コイル2に交流電流を印加した後に、MI素子1に
交流電流を印加する点で異なっている。すなわち、図1
の微分手段40の代わりに、発振手段3の出力を分周す
る分周手段50と、発振手段3と分周手段50の出力を
選択的に出力して、MI素子1に交流電流を出力する第
1のゲート手段51と、発振手段3と分周手段50の出
力を選択的に出力して、バイアス用コイル2に対し交流
電流を出力する第2のゲート手段52とから構成され
る。
【0013】図4に図3の分周手段50、ゲート手段5
1,52の具体例を示す。図4に示すように、分周手段
50はフリップフロップ(FF)からなり、ゲート手段
51はインバータとアンドゲートからなり、ゲート手段
52はバッファからなっている。図5にその動作説明図
を示す。同図(a)は発振手段3の出力、同(b)は分
周手段50の出力、同(c)はゲート手段51の出力、
同(d)はゲート手段52の出力をそれぞれ示す。図
3,図4では、すべてディジタル回路で構成できるの
で、温度特性,耐ノイズ性等の環境特性に優れたシステ
ムを実現できる反面、高速な発振手段を必要とするた
め、消費電力が増加する点が難点と言える。
【0014】図6はこの発明の第3の実施の形態を示す
構成図である。これは、図3の分周手段50、ゲート手
段51,52の代わりに、発振手段3の出力を微分し発
振手段3の出力よりも時間幅の短い矩形波を出力する微
分手段60と、この微分手段60の出力を積分してその
出力を一定時間遅延させる積分手段61と、微分手段6
0と積分手段61の各出力を選択的に出力するゲート手
段62とを設けたものである。
【0015】図7に図6の微分手段60,積分手段61
およびゲート手段62の具体例を示す。微分手段60は
図2と同じくコンデンサ600,抵抗601およびバッ
ファ602から構成され、積分手段61は抵抗610,
コンデンサ611およびバッファ612から構成され、
ゲート手段62はオアゲートから構成されている。図8
にその動作説明図を示す。同図(a)は発振手段3の出
力、同(b)は微分手段60の出力、同(c)は積分手
段61の出力、同(d)はゲート手段62の出力をそれ
ぞれ示す。図6,図7では、図3,図4のような高速な
発振手段が必要ないので、低消費電力化が可能である。
また、図1,図2に示すものに比べMI素子1に印加す
る交流電流を、バイアス用コイル2への交流電流の印加
後に加えるので、安定した出力が得られるという利点が
ある。
【0016】図9はこの発明の第4の実施の形態を示す
構成図である。これは、増幅手段11の出力を帰還する
ための帰還手段73を設けるとともに、微分手段70の
出力からこの帰還手段73の出力を減算する減算手段7
2を設けた点が特徴である。増幅手段11の出力を帰還
することにより、増幅手段11の出力は検知磁界と帰還
手段73とからのみ決まるので、MI素子1および検波
手段10,増幅手段11等からなるシステムの温度・外
乱ノイズ等による出力変化を抑えられるという利点が得
られる。
【0017】図10に図9の微分手段,減算手段の具体
例を示す。図示のように、微分手段70はこれ迄と同じ
くコンデンサ700,抵抗器701およびバッフア70
2から構成され、減算手段72はオペアンプ720,7
21と抵抗器722〜725とから構成される。図11
は図10の動作説明図である。同図(a)は発振手段3
の出力、同(b)は減算手段72のA入力、同(c)は
減算手段72のB入力、同(d)は減算手段72の出力
Cを示す。この例では、微分手段70の出力となる減算
手段72の入力Aから、帰還手段73の出力である減算
手段72の入力Bを減算し、その出力Cをバイアス用コ
イル2に入力するので、MI素子1の出力が大きい場合
はその出力を減少させる方向にバイアスが加わることに
なる。
【0018】図12はこの発明の第5の実施の形態を示
す構成図である。これは、発振手段3の出力に同期して
バイアス用コイル2に帰還をかけるために、減算手段8
2と帰還手段84との間にスイッチ手段83を設けた点
が特徴である。このような構成にすることで、MI素子
1および検波手段10,増幅手段11等のシステムの温
度・外乱ノイズ等による出力変化を抑えながら、低消費
電力化が図れるという利点が得られる。
【0019】図13に図12のスイッチ手段83の具体
例を示す。図示のように、スイッチ手段83は抵抗器8
30とトランジスタ831とから構成される。微分手段
80,減算手段82の構成は図10の場合と同様であ
る。図14は図12の動作説明図である。同図(a)は
発振手段3の出力、同(b)は減算手段82のA入力、
同(c)は減算手段82のB入力、同(d)は減算手段
82の出力Cを示す。
【0020】図15はこの発明の第6の実施の形態を示
す構成図である。これは、MI素子1へのバイアス磁界
を磁石92により印加する一方、帰還手段91の出力に
比例したバイアスを抵抗器95を介してバイアス用コイ
ル2に印加する点が特徴である。こうすることにより減
算手段等が不要となるので、MI素子1および検波手段
10,増幅手段11等のシステムの温度・外乱ノイズ等
による出力変化を抑えながら、低コスト化が可能になる
と言う利点が得られる。
【0021】図16はこの発明の第7の実施の形態を示
す構成図である。これは、発振手段3の出力に同期して
バイアス用コイル2に帰還をかけるために、帰還手段1
01と抵抗器106との間にスイッチ手段103を設け
た点が特徴である。このような構成にすることで、MI
素子1および検波手段10,増幅手段11等のシステム
の温度・外乱ノイズ等による出力変化を抑えながら、低
コスト化および低消費電力化が図れるという利点が得ら
れる。なお、以上では1つのMI素子を用いるものにつ
いて説明したが、MI素子は2つ以上でも良い。また、
MI素子に高周波電流を印加する発振回路は、他励式だ
けでなく自励式とすることもできる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、発振手段の出力を微
分手段により微分することで、消費電力を増大させるこ
となく、より時間幅の短い(狭い)矩形波をMI素子に
印加できるので、低消費電力化と高感度化の両立が可能
となる。MI素子に印加する交流電流と、バイアス用コ
イルに印加する交流電流を1つの発振手段より供給する
ことで、より消費電力を低減できる。微分手段,積分手
段等のアナログ回路を使用せずにディジタル回路で構成
すれば、温度特性,耐ノイズ性等の環境特性にすぐれた
装置を提供できる。増幅手段の出力を帰還することによ
り、増幅手段の出力は検知磁界と帰還手段からのみ決ま
るので、MI素子1および検波手段10,増幅手段11
等のシステムの温度・外乱ノイズ等による出力変化を抑
えることができ、高精度化を図ることができる。発振手
段の出力に同期して帰還をかけることで、MI素子1お
よび検波手段10,増幅手段11等のシステムの温度・
外乱ノイズ等による出力変化を抑えながら低消費電力化
が図れるので、高精度で消費電力の少ない装置を提供で
きる。さらに、磁石によりバイアスをかけ、帰還したバ
イアスをコイルによりかけることで、MI素子1および
検波手段10,増幅手段11等のシステムの温度・外乱
ノイズ等による出力変化を抑えながら低消費電力化およ
び低コスト化が図れるので、高精度で消費電力の少ない
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】図1の微分手段の具体例を示す構成図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図4】図3の各部の具体例を示す構成図である。
【図5】図4の動作説明図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図7】図6の各部の具体例を示す構成図である。
【図8】図7の動作説明図である。
【図9】この発明の第4の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図10】図9の各部の具体例を示す構成図である。
【図11】図10の動作説明図である。
【図12】この発明の第5の実施の形態を示す構成図で
ある。
【図13】図12の各部の具体例を示す構成図である。
【図14】図12の動作説明図である。
【図15】この発明の第6の実施の形態を示す構成図で
ある。
【図16】この発明の第7の実施の形態を示す構成図で
ある。
【図17】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…磁気インピーダンス(MI)素子、2…バイアス用
コイル、3…発振手段(OSC)、10…検波手段、1
1…増幅手段、40,60,70,80,90,100
…微分手段、50…分周手段、51,52,62…ゲー
ト手段、61…積分手段、72,82…減算手段、7
3,84,91,101…帰還手段、83,103…ス
イッチ手段、92,102…磁石。
フロントページの続き (72)発明者 石川 公忠 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 2G017 AA01 AB05 AC09 AD51 BA05 BA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気インピーダンス効果を有する磁気検
    出素子と、発振手段とその出力を微分する微分手段とを
    備え前記磁気検出素子に交流電流を印加する電流印加手
    段と、前記磁気検出素子に交流バイアス磁界を印加する
    磁界印加手段と、前記磁気検出素子のインピーダンス変
    化を電圧に変換しその電圧のピーク値を保持する保持手
    段と、その保持した電圧を増幅する増幅手段とを設けた
    ことを特徴とする磁気検出装置。
  2. 【請求項2】 前記磁界印加手段からの交流バイアス磁
    界を、前記電流印加手段からの出力を利用して生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気検出装置。
  3. 【請求項3】 磁気インピーダンス効果を有する磁気検
    出素子と、発振手段と、この発振手段からの出力を予め
    設定された分周比で分周する分周手段と、この分周手段
    と前記発振手段の各出力を選択的に出力し前記磁気検出
    素子に交流電流を印加する第1のゲート手段と、前記発
    振手段と分周手段の各出力を選択的に出力し前記磁気検
    出素子に交流バイアス磁界を印加する第2のゲート手段
    と、前記磁気検出素子のインピーダンス変化を電圧に変
    換しその電圧のピーク値を保持する保持手段と、その保
    持した電圧を増幅する増幅手段とを設けたことを特徴と
    する磁気検出装置。
  4. 【請求項4】 磁気インピーダンス効果を有する磁気検
    出素子と、発振手段と、この発振手段からの出力を微分
    する微分手段と、この微分手段からの出力を積分して前
    記磁気検出素子に交流電流を印加する積分手段と、この
    積分手段と前記微分手段の各出力を選択的に出力し前記
    磁気検出素子に交流バイアス磁界を印加するゲート手段
    と、前記磁気検出素子のインピーダンス変化を電圧に変
    換しその電圧のピーク値を保持する保持手段と、その保
    持した電圧を増幅する増幅手段とを設けたことを特徴と
    する磁気検出装置。
  5. 【請求項5】 前記増幅手段の出力を帰還する帰還手段
    と、この帰還手段の出力と前記交流バイアス磁界のため
    の交流電流とを減算する減算手段とを設け、この減算手
    段の出力により前記磁気検出素子に交流バイアス磁界を
    印加することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    に記載の磁気検出装置。
  6. 【請求項6】 前記減算手段と帰還手段との間にスイッ
    チ手段を設け、前記発振手段からの出力に応じて、前記
    帰還手段からの出力を前記減算手段に入力することを特
    徴とする請求項5に記載の磁気検出装置。
  7. 【請求項7】 磁気インピーダンス効果を有する磁気検
    出素子と、この磁気検出素子に交流電流を印加する電流
    印加手段と、前記磁気検出素子に交流バイアス磁界を印
    加する磁界印加手段と、前記磁気検出素子のインピーダ
    ンス変化を電圧に変換しその電圧のピーク値を保持する
    保持手段と、その保持した電圧を増幅する増幅手段と、
    この増幅手段からの出力を帰還する帰還手段と、この帰
    還手段からの出力に応じて前記磁気検出素子にバイアス
    磁界を印加する他の磁界印加手段とを備え、 前記磁界印加手段を発振手段と微分手段とから構成する
    とともに、前記磁界印加手段を磁石により構成し、前記
    他の磁界印加手段をコイルにより構成することを特徴と
    する磁気検出装置。
  8. 【請求項8】 前記コイルと帰還手段との間にスイッチ
    手段を設け、前記発振手段からの出力に応じて前記帰還
    手段からの出力を前記コイルに印加することを特徴とす
    る請求項7に記載の磁気検出装置。
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Cited By (5)

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