JP2002243601A - 試薬付与パッド - Google Patents

試薬付与パッド

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JP2002243601A JP2001037499A JP2001037499A JP2002243601A JP 2002243601 A JP2002243601 A JP 2002243601A JP 2001037499 A JP2001037499 A JP 2001037499A JP 2001037499 A JP2001037499 A JP 2001037499A JP 2002243601 A JP2002243601 A JP 2002243601A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンタミネーションを防止し、常に正確な処理
を行うことができる試薬付与パッドを提供すること。 【解決手段】試薬付与パッド1は、生物組織切片等の試
料S1が付着されたスライドガラス7を重ねることによ
り、該スライドガラス7との間に形成された隙間に試薬
R1を導入し、これにより試料S1に試薬R1を付与す
るものであり、全体形状として、長方形の板状をなして
いる。試薬付与パッド1の内部に形成された貯留部11
に貯留された試薬R1は、試薬供給面12に開口する試
薬供給口13から流出し、試薬付与パッド1とスライド
ガラス7との隙間に導入され、試料S1に付与される。
余剰の試薬R1は、試薬付与パッド1の一端部に形成さ
れた溝15内に吸収・保持され、反対側の試薬付与パッ
ド1で付与された試薬R2とのコンタミネーションが防
止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料を付着させた
試料プレートを重ね合わせ、該試料プレートとの間に形
成した隙間に試薬を導入することにより試料に試薬を付
与する試薬付与パッドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばISH(In Situ Hybridizatio
n)法による遺伝子の機能解析を行う際などには、スラ
イドガラス等の試料プレートに付着させた生物組織切片
等の試料を様々な試薬を付与して処理する場合がある。
そのような場合において、微量の試薬(薬液)で試料を
処理することができる試薬処理装置が特開平9−281
017号公報において本願出願人により提案されてい
る。
【0003】同公報に開示された試薬処理装置は、試薬
供給プレート(試薬付与パッド)なる部材を有し、これ
を試料を付着させたスライドガラスに重ね合わせ、それ
らの間に形成された隙間に試薬を導入することにより試
料に試薬を付与するものである。
【0004】図4は、同公報に開示された試薬処理装置
における試薬付与パッドによってスライドガラスに付着
させた試料に試薬を付与した状態を示す縦断面図であ
る。
【0005】図4に示す試薬付与パッド9は、ほぼ長方
形の板状をなしており、その内部には、試薬を貯留可能
な貯留部(貯留空間)91が形成されている。また、試
薬付与パッド9のスライドガラス7に対面する方の面で
ある試薬供給面92には、試薬供給口93が開口してお
り、この試薬供給口93は、貯留部91の図4中下端部
に連通している。また、貯留部91は、試薬付与パッド
9の図4中上端部で外部に開放しており、開口部94が
形成されている。
【0006】前記試薬処理装置においては、このような
試薬付与パッド9を用いて次のように試薬を付与する。
まず、図示しない分注ノズル等により開口部94から試
薬R1を貯留部91内に注入する。このとき、表面張力
の作用により、試薬供給口93から貯留部91内の試薬
R1が漏れ出すことはない。
【0007】次いで、試薬R1を貯留した試薬付与パッ
ド9をスライドガラス7に重ね合わせる。これにより、
試薬付与パッド9とスライドガラス7との間には隙間が
形成され、貯留部91内に貯留された試薬R1は、試薬
供給口93から流出して、この隙間に毛管現象(表面張
力)により自然に広がっていく。
【0008】このようにして、図4に示すように、試薬
付与パッド9とスライドガラス7との隙間のほぼ全域に
試薬R1が導入され、スライドガラス7に付着された試
料S1に試薬R1が付与される。これにより、必要最小
限の量の試薬で確実に試料を処理することができ、試薬
の無駄がなく、高価で貴重な試薬を用いる場合には特に
有効である。
【0009】このような試薬付与パッド9を有する試薬
処理装置の中には、多くのスライドガラス7を効率良く
配置して装置の小型化を図るために、図4に示すように
2枚のスライドガラス7を背中合わせにして保持するも
のがある。
【0010】すなわち、このタイプの試薬処理装置にお
いては、図4に示すように、試料S1、S2をそれぞれ
付着させた2枚のスライドガラス7が背中合わせの状態
とされ、それらの上端部においてホルダー8で支持され
ている。そして、この背中合わせとされた2枚のスライ
ドガラス7を両側から2枚の試薬付与パッド9で挟むよ
うにして、それぞれのスライドガラス7に対して試薬付
与パッド9を重ねる。これにより、試料S1、S2に対
し試薬R1、R2をそれぞれ付与する。
【0011】この際、付与した試薬の量が多い場合など
には、図4中の矢印Aおよび矢印Bで示す箇所(図4中
の下端部)に余剰の試薬が溜まることがあり、場合によ
ってはA部に溜まった試薬R1とB部に溜まった試薬R
2とが互いに反対側のスライドガラス7に回り込むこと
がある。このとき、試薬R1、R2が同じものである場
合には問題ないが、異なる試薬である場合には、相互に
コンタミネーション(汚染)を生じる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コン
タミネーションを防止し、常に正確な処理を行うことが
できる試薬付与パッドを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(9)の本発明により達成される。
【0014】(1) 試料を付着させた試料プレートを
重ね合わせ、該試料プレートとの間に形成された隙間に
試薬を導入することにより前記試料に試薬を付与する試
薬付与パッドであって、前記試料プレートに対面する面
に開口する試薬供給口と、前記試薬供給口と連通し、試
薬を貯留する貯留部と、前記試薬付与パッドの一端部に
設けられた試薬を保持し得る試薬保持手段とを有するこ
とを特徴とする試薬付与パッド。
【0015】(2) 前記試薬保持手段が他端部にも設
けられている上記(1)に記載の試薬付与パッド。
【0016】(3) 前記試薬保持手段は、溝である上
記(1)または(2)に記載の試薬付与パッド。
【0017】(4) 前記溝の幅は、0.05〜2mm
である上記(3)に記載の試薬付与パッド。
【0018】(5) 前記溝の深さは、0.05〜5m
mである上記(3)または(4)に記載の試薬付与パッ
ド。
【0019】(6) 前記溝は、格子状に形成されてい
る上記(3)ないし(5)のいずれかに記載の試薬付与
パッド。
【0020】(7) 前記溝は、幅方向の全体に渡って
形成されている上記(3)ないし(6)のいずれかに記
載の試薬付与パッド。
【0021】(8) 前記溝は、厚さ方向の全体に渡っ
て形成されている上記(3)ないし(7)のいずれかに
記載の試薬付与パッド。
【0022】(9) 背中合わせにした2枚の試料プレ
ートに対し、それらを両側から挟むようにして2枚組で
使用されるものである上記(1)ないし(8)のいずれ
かに記載の試薬付与パッド。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の試薬付与パッドを
添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明す
る。
【0024】図1は、本発明の試薬付与パッドの実施形
態を示す斜視図(斜め下から見た図)である。なお、以
下の説明では、図1中の下側を「一端」、上側を「他
端」、上下方向を「長手方向」、左右方向を「幅方向」
と言う。
【0025】図1に示す試薬付与パッド1は、生物組織
切片等の試料S1が付着されたスライドガラス(試料プ
レート)7を重ねることにより、該スライドガラス7と
の間に形成された隙間に試薬(薬液)R1を導入し、こ
れにより試料S1に試薬R1を付与するものであり、例
えば、生物組織に対してISH(In Situ Hybridizatio
n)法の処理を行う処理装置などに使用することができ
るものである。
【0026】この試薬付与パッド1は、全体形状とし
て、図1中の上下方向に長い長方形の板状をなしてい
る。
【0027】試薬付与パッド1の内部の他端部側には、
試薬R1を貯留可能な貯留部(貯留空間)11が形成さ
れている。貯留部11の容積は、特に限定されないが、
通常の大きさのスライドガラス7に対して使用するもの
の場合には、例えば40〜250μl程度とすることが
できる。
【0028】試薬付与パッド1のスライドガラス7に対
面する方の面である試薬供給面12には、試薬供給口
(孔)13が開口している。この試薬供給口13は、試
薬付与パッド1の長手方向中央よりもやや他端部寄りに
配置されており、貯留部11の一端部に連通している。
また、試薬供給口13の開口面積は、スライドガラス7
に重ねない状態のときに、貯留部11内の試薬R1が表
面張力によって外部に流出しない程度に設定されてい
る。貯留部11に貯留された試薬R1は、試薬供給口1
3からスライドガラス7との隙間に導入される。
【0029】貯留部11は、試薬付与パッド1の他端部
で外部に開放しており、開口部14が形成されている。
貯留部11内には、この開口部14から試薬を注入する
ことができる。
【0030】試薬供給面12における図1中の左端部お
よび右端部には、それぞれ、試薬付与パッド1とスライ
ドガラス7との間の隙間(間隔)を規定するスペーサー
としての機能を有する凸条17が長手方向にそって形成
されている。これにより、試薬供給面12とスライドガ
ラス7との間隔が好適な寸法に規定され、試薬R1が毛
管現象(表面張力)により確実に導入されるとともに、
スライドガラス7に付着された試料S1を損傷すること
がない。
【0031】試薬付与パッド1の構成材料は、特に限定
されず、例えば各種樹脂材料や各種金属材料等を1種ま
たは2種以上組み合わせて使用することができる。
【0032】試薬付与パッド1の大きさは、特に限定さ
れないが、通常のスライドガラス7に対して使用するも
のとしては、例えば、長さ30〜80mm程度、幅10
〜30mm程度、厚さ2〜5mm程度とされる。
【0033】このような試薬付与パッド1の一端部に
は、余剰の試薬R1を保持し得る試薬保持手段としての
溝15が形成されている。これにより、試料S1を付着
させたスライドガラス7と重ねて試薬を付与したとき
に、試薬付与パッド1とスライドガラス7との隙間から
溢れ出した余剰の試薬R1が溝15内に吸収・保持さ
れ、コンタミネーションを防止することができる。
【0034】本実施形態においては、厚さ方向の溝15
が好ましくは等間隔で11列程度、幅方向の溝15が好
ましくは等間隔で3列程度形成されており、これらの溝
15は、幅方向および厚さ方向の全体に渡って形成され
ている。すなわち、溝15は、格子状に形成されてお
り、各々の溝15は互いに連通(連続)している。
【0035】このような構成により、余剰の試薬R1が
多量の場合でもこれを吸収・保持することができる。ま
た、試薬R1の垂れが局所的に生じ、溝15の一部から
余剰の試薬R1が入り込んだ場合でも、その試薬R1は
毛管現象により溝15の全域に自然に広がり、溝15全
体の試薬保持能力が活用される。これにより、より確実
にコンタミネーションを防止することができる。
【0036】溝15の幅(図2中のLで示す長さ)は、
特に限定されないが、0.05〜2mm程度であるのが
好ましく、0.5〜1mm程度であるのがより好まし
い。
【0037】また、溝15の深さは、特に限定されない
が、0.05〜5mm程度であるのが好ましく、1〜3
mm程度であるのがより好ましい。
【0038】溝15の幅や深さが前記範囲にあることに
より、余剰の試薬R1がより速やかに溝15内に吸収さ
れるとともに、吸収された試薬R1をより確実に保持す
ることができる。
【0039】本実施形態の試薬付与パッド1には、溝1
5と同様の溝16が他端部にも形成されている。これに
より、溝16においても余剰の試薬R1が吸収・保持さ
れ、より確実にコンタミネーションを防止することがで
きる。なお、溝16は、貯留部11の開口部14を避け
て形成されている。
【0040】次に、試薬付与パッド1の作用について説
明する。図2および図3は、それぞれ、図1に示す試薬
付与パッド1の使用状態を示す縦断面図であり、図2
は、スライドガラス7に重ねる前の状態を示しており、
図3は、スライドガラス7に重ねた後の状態を示してい
る。
【0041】図2に示すように、試薬R1を貯留部11
に貯留した試薬付与パッド1と、試薬R2を貯留部11
に貯留した試薬付与パッド1とは、試薬供給面12同士
を向かい合わせた状態で図示しない支持部材により支持
されている。このとき、試薬供給口13においては、試
薬R1、R2の表面張力により、試薬R1、R2が漏れ
出すことはない。
【0042】試料S1、S2をそれぞれ付着させた2枚
のスライドガラス7は、背中合わせの状態で、その上端
部においてホルダー8に支持されている。2枚のスライ
ドガラス7は、このような状態で、向かい合った2枚の
試薬付与パッド1の間に挿入される。
【0043】図2に示す状態から、2枚の試薬付与パッ
ド1は、それぞれ、図示しない移動機構によりスライド
ガラス7に近づくように移動し、スライドガラス7に重
ね合わせられ、図3に示す状態となる。
【0044】これにより、試薬付与パッド1とスライド
ガラス7との間には隙間が形成され、貯留部11内に貯
留された試薬R1、R2は、それぞれ、試薬供給口13
から流出して、この隙間に毛管現象(表面張力)により
自然に広がっていく。
【0045】このようにして、図3に示すように、試薬
付与パッド1とスライドガラス7との隙間のほぼ全域に
試薬R1、R2がそれぞれ導入され、各々のスライドガ
ラス7に付着された試料S1、S2に試薬R1、R2が
それぞれ付与される。これにより、必要最小限の量の試
薬で確実に試料を処理することができ、試薬の無駄がな
く、高価で貴重な試薬を用いる場合には特に有効であ
る。
【0046】また、試薬付与パッド1とスライドガラス
7との隙間から図3中下端部に溢れ出した場合、余剰の
試薬R1、R2は、それぞれ、試薬付与パッド1の溝1
5内に吸収され、保持される。よって、図3中の矢印C
部および矢印D部に試薬R1、R2が溜まることが防止
(抑制)される。これにより、矢印C部と矢印D部との
間で試薬が互いに回り込むことがなく、試薬R1と試薬
R2とが互いに異なる場合であっても、コンタミネーシ
ョンを防止して、正確な処理を行うことができる。
【0047】また、本実施形態においては、試薬付与パ
ッド1の図3中上端部においても、溝16によって余剰
の試薬R1、R2が、それぞれ、吸収・保持され、矢印
C部および矢印D部に流出する量が減少される。これに
より、余剰量が多い場合であっても矢印C部および矢印
D部に試薬R1、R2が溜まることがより確実に防止
(抑制)され、より確実にコンタミネーションを防止す
ることができる。
【0048】以上、本発明の試薬付与パッドを図示の実
施形態について説明したが、本発明は、これに限定され
るものではなく、試薬付与パッドを構成する各部は、同
様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換すること
ができる。
【0049】例えば、余剰の試薬を保持し得る試薬保持
手段としては、溝に限らず、例えば凹部や孔部を形成し
たり、試薬を吸収し得る吸水部材を設置したり、これら
を組み合わせたりするような構成であってもよい。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、必
要最小限の量の試薬で試料を処理することができ、試薬
の無駄がない。
【0051】また、試薬付与パッドと試料プレートとの
隙間から外部に溢れ出た余剰の試薬が試薬付与パッドの
端部等に溜まることが防止(抑制)され、他の試薬付与
パッドにより付与された他の試薬と相互にコンタミネー
ションを生じることがない。これにより、相互に異なる
試薬を付与する試薬付与パッドを組み合わせて使用する
場合や、試薬の量が多い場合であっても確実にコンタミ
ネーションを防止することができ、常に正確な処理を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の試薬付与パッドの実施形態を示す斜視
図(斜め下から見た状態)である。
【図2】図1に示す試薬付与パッドの使用状態を示す縦
断面図(スライドガラスに重ねる前の状態)である。
【図3】図1に示す試薬付与パッドの使用状態を示す縦
断面図(スライドガラスに重ねた後の状態)である。
【図4】従来の試薬付与パッドによってスライドガラス
に付着させた試料に試薬を付与した状態を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 試薬付与パッド 11 貯留部 12 試薬供給面 13 試薬供給口 14 開口部 15、16 溝 17 凸条 7 スライドガラス 8 ホルダー 9 試薬付与パッド 91 貯留部 92 試薬供給面 93 試薬供給口 94 開口部 R1、R2 試薬 S1、S2 試料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G045 AA24 BA14 BB55 CB01 HA02 HA14 HA16 2G052 AA28 AB20 AD26 DA05 DA21 JA09 4B029 AA08 AA23

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を付着させた試料プレートを重ね合
    わせ、該試料プレートとの間に形成された隙間に試薬を
    導入することにより前記試料に試薬を付与する試薬付与
    パッドであって、 前記試料プレートに対面する面に開口する試薬供給口
    と、 前記試薬供給口と連通し、試薬を貯留する貯留部と、 前記試薬付与パッドの一端部に設けられた試薬を保持し
    得る試薬保持手段とを有することを特徴とする試薬付与
    パッド。
  2. 【請求項2】 前記試薬保持手段が他端部にも設けられ
    ている請求項1に記載の試薬付与パッド。
  3. 【請求項3】 前記試薬保持手段は、溝である請求項1
    または2に記載の試薬付与パッド。
  4. 【請求項4】 前記溝の幅は、0.05〜2mmである
    請求項3に記載の試薬付与パッド。
  5. 【請求項5】 前記溝の深さは、0.05〜5mmであ
    る請求項3または4に記載の試薬付与パッド。
  6. 【請求項6】 前記溝は、格子状に形成されている請求
    項3ないし5のいずれかに記載の試薬付与パッド。
  7. 【請求項7】 前記溝は、幅方向の全体に渡って形成さ
    れている請求項3ないし6のいずれかに記載の試薬付与
    パッド。
  8. 【請求項8】 前記溝は、厚さ方向の全体に渡って形成
    されている請求項3ないし7のいずれかに記載の試薬付
    与パッド。
  9. 【請求項9】 背中合わせにした2枚の試料プレートに
    対し、それらを両側から挟むようにして2枚組で使用さ
    れるものである請求項1ないし8のいずれかに記載の試
    薬付与パッド。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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