JP2002243070A - 流体飛散防止機能付ホース - Google Patents

流体飛散防止機能付ホース

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホースの内部コアチューブが破損した場合で
あっても、ホース周辺の操作員の安全確保及び周辺の汚
損防止を図り、ホースの定期的な取り替えを不要とし、
使用期間の管理や使用可能なホースの取り替えといった
無駄をなくすことができる流体飛散防止機能付ホースを
提供する。 【解決手段】 内部コアチューブ(1)と、その外側の
耐圧補強層(2)と、外被(3)とからなるホースであ
って、内部コアチューブ(1)が破損した際に内部流体
が耐圧補強層(2)を通過して外被(3)の内周面にま
で到達可能となっており、かつ、外被(3)と耐圧補強
層(2)との密着力が弱く、内部流体が外被(3)の引
張り破断伸度に応じて外被(3)を膨張させつつ耐圧補
強層(2)と外被(3)との間を浸透できるようにした
流体飛散防止機能付ホース。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえホースの内
部コアチューブが破損した場合であっても、内部流体を
外部に飛散させることなく、内部コアチューブの破損を
外観上容易に知ることができる流体飛散防止機能付ホー
スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示す通り、従来からホースの構造
は内部コアチューブ11と耐圧補強層12と外被13と
からなるが、図5(A)のように内部コアチューブ11
が何らかの原因で破損すると、内部流体5が内圧によっ
て外被を破壊し、図5(B)のように内部流体5が外部
にまで噴出する。即ち、内部コアチューブ11にピンホ
ールと呼ばれる小さな孔が開いた場合には、耐圧補強層
12に局所的な内圧が作用して内部流体5が外被13に
まで達し、外被13を破壊して噴出することになる。ま
た、耐圧補強層12が劣化や外傷等によって破損する
と、内部コアチューブ11及び外被13が内圧に耐えき
れなくなって不特定の個所で破壊され、内部流体5が外
部に噴出する。
【0003】このような内部流体の噴出が起きると、噴
出した流体によってホース取付機器の操作員が負傷した
り、飛散した流体による周辺の汚損が生じる。特に、高
圧力の油圧で作動させる機器の高圧流体用ホースにあっ
ては、破損により噴出する油が時には操作員の人身に損
傷を与え、労働災害を発生させることとなる。そのた
め、従来は流体の噴出を防止するために、ホースの破損
前に使用の有無にかかわらず定期的な取り替えを行って
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、定期的
な取り替えでは、安全を見込んで必要以上に早期に取り
替えたり、未だ使用可能なものまで取り替えるという無
駄が避けられなかった。また、定期的に取り替えるには
ホースの使用期間の管理が必要になり、管理作業の繁雑
化を招くという問題もあった。更に、定期的な取り替え
の前に、何らかの原因でホースが破損する危険も避けら
れない。
【0005】そこで本発明は、ホースの内部コアチュー
ブが破損した場合であっても、ホース周辺の操作員の安
全確保及び周辺の汚損防止を図り、ホースの定期的な取
り替えを不要とし、使用期間の管理や使用可能なホース
の取り替えといった無駄をなくすことができる流体飛散
防止機能付ホースを提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するためになされたものであって、その要旨は、内
部コアチューブが破損した際に、内部流体が耐圧補強層
を通過して外被の内周面にまで到達可能となっており、
かつ、外被と耐圧補強層との密着力が弱く、内部流体が
外被の引張り破断伸度に応じて外被を膨張させつつ耐圧
補強層と外被との間を浸透できるようにした流体飛散防
止機能付ホースに係るものである。
【0007】そして具体的な構造の一例として、耐圧補
強層が編上げ構造であり、外被の引張り破断伸度が35
0〜1200%、耐圧補強層と外被との接着力が0〜4
00N/mである流体飛散防止機能付ホースとするもの
である。
【0008】また、好ましくは、外被が内層と外層の2
重構造であり、かつ、内層と外層の色彩が異なる流体飛
散防止機能付ホースに係るものであって、特に、外被の
内層の厚さを0.3mm以上で、外被の全体の厚さを
2.2mm以下としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の流体飛散防止機能付ホー
スは、従来の一般的なホースと同様に、内部コアチュー
ブと、その外側の耐圧補強層と、外被とからなってい
る。ここで内部コアチューブは、内部流体の種類に応じ
たものであれば、材質や厚さ等に制限はない。
【0010】一方耐圧補強層は、内部コアチューブが破
損した際に内部流体が通過可能なものでなければならな
い。即ち、本発明は、仮に内部コアチューブが破損した
場合であっても、内部流体が外被を膨張させつつ耐圧補
強層と外被との間を浸透できるようにすることで、外被
の破壊を回避して内部流体が外部に飛散しないように
し、かつ、外被の膨張によって内部コアチューブの破損
を外観から判断可能とするものである。従って、内部流
体が耐圧補強層を通過して外被の内周面にまで到達でき
なければ、内部コアチューブの破損を察知することがで
きず、内部流体の接触による耐圧補強層の劣化が人知れ
ず進行し、耐圧補強層の突然の破断とそれに伴う外被破
壊を招いてしまうのである。
【0011】ここで、内部流体を外被の内周面にまで到
達可能とするには、例えば耐圧補強層を編上げ(ブレー
ド)構造にすればよい。編上げ構造であれば、耐圧補強
層を構成するコード間に隙間が存在するので、内部流体
の通過が可能だからである。一方、コードを螺旋状に巻
き付けるスパイラル構造であっても、コードの打込本数
の調整(本数を少なくしてコードに間隔を設ける)等に
よっては内部流体の通過が可能となる。しかし、スパイ
ラル構造では製造上の問題から一般的にコードを接着さ
せるため、接着剤が内部流体の通過の妨げとなってしま
うので得策でない。
【0012】また、耐圧補強層は、使用圧力に応じて多
層構造にすることが行われている。この場合、内部コア
チューブ側の1層目の密度を一番高くし、外被側にかけ
て順に密度を下げることが好ましい。内部流体が外被に
向かうにつれて拡散することで、外被に局部的な圧力が
作用することなく外被が全体的に膨張するようになるか
らである。なお、耐圧補強層を構成するコードは、金属
及び繊維のいずれでもよく、撚ったものでも無撚りであ
ってもよい。但し、繊維糸では0〜50ターン/mの範
囲とすることが好ましい。
【0013】次に、耐圧補強層と外被との密着力は弱く
する必要がある。即ち、本発明は、内部流体が耐圧補強
層を通過して外被の内周面にまで到達した際に、内部流
体が外被を破壊せずに耐圧補強層と外被との間を浸透し
て外被を膨張させるものである。従って、内圧が外被に
作用したとき、耐圧補強層と外被との密着力が強いと外
被が破断してしまうので、漏出した内部流体を蓄えるこ
とができなくなる。
【0014】ここで、耐圧補強層と外被との密着力を弱
くするには、例えば耐圧補強層と外被とを全く接着させ
なければよい。また、接着させた場合は、耐圧補強層と
の接着力を400N/m以下とすることが好ましい。更
に、外被に到達した内部流体が外被を破断することなく
膨張させるためには、外被の引張り破断伸度を350〜
1200%とすることが好ましい。
【0015】このように本発明のホースでは、内部コア
チューブが破損すると外被が破断することなく膨張す
る。そのため、内部流体が外部に飛散することもなく、
安全を確保した上で内部コアチューブの破損を外観的に
判断できる。但し、内部コアチューブが先に破損するの
ではなく、耐圧補強層の外傷等によって内部コアチュー
ブ及び外被が不特定の個所で破壊されることも考えられ
る。例えば外被が摩耗等によって損傷し、耐圧補強層が
露出した場合である。この場合は、耐圧補強層が破損す
ると内部コアチューブ及び外被も破壊されるので、内部
流体が外部に飛散してしまう。
【0016】そこで、このような場合に対処すべく、外
被を内層と外層との2重構造にし、かつ、内層と外層の
色彩を変えることが好ましい。色彩が異なっていれば、
外層が摩耗した際に内層の露出が視認でき、外被の摩耗
が耐圧補強層に達する前に危険信号を発することができ
るからである。即ち、外傷の大小、深さ等、従来不明確
であったホース取り替え時期の判断基準を、内層が目視
確認できたら取り替えるようにすることで基準が簡単明
確となり、取り替え時期の誤りによる内部流体の噴出災
害や汚損を防止できるのである。
【0017】ここで、外被の内層の厚さは0.3mm以
上にしておくことが好ましい。外層が摩耗して内層が露
出するとその部分での耐圧補強層上の外被は内層だけに
なるので、0.3mm未満であると強度的に弱くなり、
内部流体が外被の内周面にまで到達した際に局部的な膨
らみを生じ、内部流体が耐圧補強層と外被との間を浸透
する前に外被を破壊させて危険だからである。なお、同
様の理由により、外被を単層にした場合の外被厚さは
0.3mm以上が好ましい。
【0018】また、外被の全体の厚さは2.2mm以下
にしておくことが好ましい。厚さが増すと外被が膨張し
難くなるので、内部流体が余り外被を膨張させることな
く耐圧補強層と外被との間を浸透して行くことになり、
内部コアチューブの破損を外観から容易に判断できなく
なるからである。即ち、外被の全体の厚さは、外被の引
張り破断伸度や硬度等を考慮して、外観から膨張が的確
に判断できる程度に設定すればよい。
【0019】更に、外被の外層の厚さは0.2mm以上
が好ましい。0.2mm未満であるとすぐに内層の露出
に至ってしまうからである。なお、外層の厚さの好まし
い範囲の上限は、内層の厚さが0.3mm以上で外被の
全体の厚さが2.2mm以下であるから、1.9mm以
下となる。また、内層の厚さの上限は、外層の厚さが
0.2mm以上で外被の全体の厚さが2.2mm以下で
あるから、2.0mm以下となるが、特に、0.8mm
以下とすることが好ましい。
【0020】なお、ホースはその両端に口金具を固定し
なければ機器に取り付けできないので機能しない。本発
明の流体飛散防止機能付ホースにおいても当然に口金具
を設けるが、その際、耐圧補強層と外被との間を浸透し
てきた内部流体がホースと口金具との接続部から漏れな
いように、外被の両端部の上から(外被が2重構造の場
合には外層の上から)口金具を加締める必要がある。
【0021】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施の形態を更に詳
細に説明する。図1は、本発明の流体飛散防止機能付ホ
ースの第1実施例を示す半断面図であり、内部コアチュ
ーブ、耐圧補強層、外被をそれぞれ露出させた状態を示
したものである。即ち、第1実施例のホースは、ナイロ
ン製の内部コアチューブ1、ポリエステル繊維の編上げ
構造3層からなる耐圧補強層2(1層目2A、2層目2
B、3層目2C)、ポリウレタン製の2重構造の外被3
(内層3Aはオレンジ、外層3Bはグリーン)からなる
絶縁油圧ホースであり、配電工事で使用するものであ
る。
【0022】そして、耐圧補強層2の各層2A〜2C
は、全て打込数が1500デニール×3本×24本立て
の編上げ構造であり、巻き径の増加に伴い密度が1層目
2A>2層目2B>3層目2Cの順に小さくなってい
る。また、20℃の環境下における外被の引張り破断伸
度は1053%、破断強度は249N(JIS K 6
251 3号試験片形状0.92mm厚 引張速度20
0mm/分)、硬度は90°(JIS K 7215
タイプAデュロメーターの測定)で、外被の内層3Aの
厚さは0.9mm、外層3Bの厚さは0.5mmであ
る。更に、耐圧補強層の3層目2Cと外被の内層3Aと
は接着させておらず、加締め部分の安全性と信頼性を高
めるために、外被の外層3Bも口金具4で一体に加締め
ている。
【0023】次に、この第1実施例のホース中央部にお
ける内部コアチューブ1を傷付け、ピンホールを発生さ
せた上で油圧機器に取り付けて700kgf/cm2
圧力で内部流体5として作動油を流した。すると、図2
(A)に示すように、作動油5が耐圧補強層2A〜2C
の隙間を通過して外被の内層3Aの内周面に到達し、図
2(B)のように外被3A及び3Bを膨張させて作動油
5を蓄えつつ、作動油5が耐圧補強層の3層目2Cと外
被の内層3Aとの間を浸透して行った。
【0024】従って、作動油5が外部に噴出することな
く、図2(B)のように外被3A及び3Bが膨張して太
くなることによって内部コアチューブ1が破損している
ことを視認できた。また、この状態において、油圧機器
の操作時間が通常操作時間と比べて異常に長くなること
からも、内部コアチューブの破損を確認できた。
【0025】また、図3は、本発明の流体飛散防止機能
付ホースの第2実施例を示す半断面図であり、第1実施
例における口金具4の加締め部において、外被の外層3
Bの端部を取り除き、耐圧補強層2に対する締め付けの
信頼性を向上させたものである。なお、第2実施例の場
合であっても、内部流体は耐圧補強層の3層目2Cと外
被の内層3Aとの間を浸透するので、内部流体が口金具
4の加締め部から漏れ出すことはない。
【0026】更に、図4は、本発明の流体飛散防止機能
付ホースの第3実施例を示す半断面図であり、第1実施
例における耐圧補強層2を4層(1層目2A、2層目2
B、3層目2C、4層目2D)としたものである。耐圧
補強層の層数が多くなれば耐圧性能が向上するが、積層
数が多くなるにつれて内部流体が外被内層3Aの内周面
に到達し難くなるので、第3実施例のように4層程度ま
でが適当である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の流体飛散
防止機能付ホースは、内部コアチューブが破損した際
に、内部流体が耐圧補強層を通過して外被の内周面にま
で到達可能となっており、かつ、外被と耐圧補強層との
密着力が弱く、内部流体が外被の引張り破断伸度に応じ
て外被を膨張させつつ耐圧補強層と外被との間を浸透で
きるようになっているので、たとえ内部コアチューブが
破損した場合であっても内部流体が外部に飛散せず、ホ
ース周辺の操作員の安全確保及び周辺の汚損が防止でき
る。しかも、内部コアチューブの破損を外観から判断で
きるので、ホースの定期的な取り替えが不要となり使用
期間の管理や使用可能なホースの取り替えといった無駄
をなくすことができる。
【0028】また、外被を内層と外層との2重構造に
し、かつ、内層と外層の色彩を変えれば、外層が摩耗し
た際に内層の露出が視認でき、それによってホース取り
替え時期の判断基準が簡単明確となり、取り替え時期の
誤りによる内部流体の噴出災害や汚損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の流体飛散防止機能付ホースの
第1実施例を示す半断面図である。
【図2】図2は、第1実施例のホースの内部コアチュー
ブにピンホールがある場合の経過を示す概念図である。
【図3】図3は、本発明の流体飛散防止機能付ホースの
第2実施例を示す半断面図である。
【図4】図4は、本発明の流体飛散防止機能付ホースの
第3実施例を示す半断面図である。
【図5】図5は、従来のホースの内部コアチューブにピ
ンホールがある場合の経過を示す概念図である。
【符号の説明】
1‥内部コアチューブ 2‥耐圧補強層 2A‥耐圧補強層の1層目 2B‥耐圧補強層の2層目 2C‥耐圧補強層の3層目 2D‥耐圧補強層の4層目 3‥外被 3A‥外被の内層 3B‥外被の外層 4‥口金具 5‥内部流体(作動油) 11‥内部コアチューブ 12‥耐圧補強層 13‥外被
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高瀬 康人 東京都中央区日本橋本町3丁目6番2号 ブリヂストンフローテック株式会社内 (72)発明者 山家 道男 北海道札幌市白石区本通20丁目北1番34号 北海電気工事株式会社札幌支店内 (72)発明者 福盛 守 北海道札幌市白石区本通20丁目北1番34号 北海電気工事株式会社札幌支店内 Fターム(参考) 3H111 AA02 BA15 BA25 BA29 BA34 CA53 CB07 CB29 CC03 CC18 CC19 DA26 DB03 4F100 AK41B AK48C AK51A AK51D AT00A AT00B AT00C AT00D BA03 BA04 BA10A BA10C BA10D BA25A BA25D DA11 DD31 DG13B GB90 JA20A JA20D JK06A JK20C JL00 JL10A JL10D YY00A YY00D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部コアチューブ(1)と、その外側の
    耐圧補強層(2)と、外被(3)とからなるホースであ
    って、内部コアチューブ(1)が破損した際に内部流体
    が耐圧補強層(2)を通過して外被(3)の内周面にま
    で到達可能となっており、かつ、外被(3)と耐圧補強
    層(2)との密着力が弱く、内部流体が外被(3)の引
    張り破断伸度に応じて外被(3)を膨張させつつ耐圧補
    強層(2)と外被(3)との間を浸透できるようにした
    ことを特徴とする流体飛散防止機能付ホース。
  2. 【請求項2】 耐圧補強層(2)が編上げ構造であり、
    外被(3)の引張り破断伸度が350〜1200%、耐
    圧補強層(2)と外被(3)との接着力が0〜400N
    /mであることを特徴とする請求項1に記載の流体飛散
    防止機能付ホース。
  3. 【請求項3】 外被(3)が内層(3A)と外層(3
    B)の2重構造であり、かつ、内層(3A)と外層(3
    B)の色彩が異なることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の流体飛散防止機能付ホース。
  4. 【請求項4】 外被(3)の内層(3A)の厚さが0.
    3mm以上で、外被(3)の全体の厚さが2.2mm以
    下であることを特徴とする請求項3に記載の流体飛散防
    止機能付ホース。
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