JP2002242882A - 軸流ファン - Google Patents

軸流ファン

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JP2002242882A
JP2002242882A JP2001041689A JP2001041689A JP2002242882A JP 2002242882 A JP2002242882 A JP 2002242882A JP 2001041689 A JP2001041689 A JP 2001041689A JP 2001041689 A JP2001041689 A JP 2001041689A JP 2002242882 A JP2002242882 A JP 2002242882A
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JP
Japan
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rotor
bearing
small
rotor shaft
fitted
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Pending
Application number
JP2001041689A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Adachi
佳彦 足立
Makoto Kurihara
誠 栗原
Morio Senba
守夫 仙波
Masahiro Mimura
昌弘 三村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Advanced Motor Corp
Original Assignee
Nidec Servo Corp
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】潤滑油の漏出防止と共に回転部の抜去防止手段
を備える軸流ファンの実現を目的とする。 【解決手段】回転子ハブ4と一体を成す回転子5を保持
する回転子軸7が、回転子ハブとの締結部と軸受部材8
との摺接面との間に段差小径部を有し、軸受部材と共に
軸受箱奥端部に、可撓性を備え、好ましくは外周縁を成
す環状部と、環状部に連通して放射方向に分断されてい
る複数の脚部より成る内周縁とを備える環状部材が嵌装
され、環状部材は、その内径が回転子軸の外径より小さ
く、段差小径部の外径より大きい寸法を有し、環状部材
の内周縁が段差小径部に嵌入するように構成され、ま
た、回転子軸及び軸受部材が、動圧軸受構造として構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軸流ファン特に動圧軸受
構造を含む含油軸受構造での、該軸受部材からの潤滑剤
漏出抑制と共に回転部の抜去を防止出来る軸流ファンに
関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来技術に成るアウタロータ形電
動機で駆動される軸流ファンの例の断面図である。
【0003】円筒状風洞部1−1を有するベンチュリケ
ース1には、その一端に通風路を横切る形で設けられる
複数の足1−4により同芯状に電動機保持部1−3が設
けられている。そして、該電動機保持部1−3は、軸受
箱を形成する小径円筒部1−2を備え、その外周面に固
定子巻線6−1が巻装された固定子鉄心6−2を主体と
する固定子6が保持され、その内周面が形成する軸受箱
1−2に嵌着保持される軸受部材8により回転子軸7が
軸支され、該回転子軸7に締結保持されている回転子ハ
ブ4を介して、バックヨーク5−1と永久磁石5―2と
を有する回転子5を回転自在とすることで電動機2が構
成され、前記回転子ハブ4に一体形成され、前記風洞1
−1に配置される複数のブレード3−1が駆動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来の構成
は、回転動作に伴う軸受部材と回転子軸との摺接による
潤滑油漏出が防止困難であるほか、回転部の抜去防止の
ために軸方向保持手段を別途形成する必要があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に成る軸流ファン
は、円筒状風洞部と、該風洞部と複数の足で一体的に連
結され、同芯状の軸受箱を形成する小径円筒部を備える
電動機保持部と、を有するベンチュリーケースと、固定
子鉄芯と該固定子鉄芯に巻装された巻線を有し、前記小
径円筒部の外周面に固着された固定子と、前記軸受箱に
嵌装されている軸受部材により回転自在に軸支され、前
記固定子の外周面と小空隙を介して対向するように設け
られている回転子と、を有する電動機と、前記回転子と
一体の回転子ハブと、その外周面に植設配置された複数
のブレードを有し前記風洞部内面に小空隙を介して対向
する羽根車とを備え、前記回転子ハブと一体を成す回転
子を保持する回転子軸が、前記回転子ハブとの締結部と
軸受部材との摺接面との間に段差小径部を有し、前記軸
受部材と共に軸受箱奥端部に、可撓性を備え、好ましく
は外周縁を成す環状部と、該環状部に連通して放射方向
に分断されている複数の脚部より成る内周縁とを備える
環状部材が嵌装され、該環状部材は、その内径が前記回
転子軸の外径より小さく、前記段差小径部の外径より大
きい寸法を有し、該環状部材の内周縁が前記段差小径部
に嵌入するように構成され、また、前記回転子軸及び軸
受部材が、動圧軸受構造として構成されている。
【0006】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
【0007】図1は、上述従来技術の例と同じくアウタ
ロータ形電動機6で駆動される軸流ファン1の例であ
る。
【0008】該例も、円筒状風洞部1−1を有するベン
チュリケース1には、その一端に通風路を横切る形で設
けられる複数の足1−4により同芯状に電動機保持部1
−3が設けられ、該電動機保持部1−3は、軸受箱を形
成する小径円筒部1−2を備え、その外周面に固定子巻
線6−1が巻装された固定子鉄心6−2を主体とする固
定子6を保持し、内周面が形成する軸受箱1−2に嵌着
保持される軸受部材8により回転子軸7を軸支し、該回
転子軸7に締結保持された回転子ハブ4を介してバック
ヨーク5−1と永久磁石5―2を有し回転自在とするこ
とで電動機2を構成し、前記回転子ハブ4に一体形成さ
れ、前記風洞1−1に配置される複数のブレード3−1
を備える羽根車3を駆動する全体の構成は、上述従来技
術と変わりはないが、軸受箱1−2に内装される軸受部
の構造が異なる。
【0009】図に見るように、軸受箱1−2の内周面に
は2つの軸受部材8と共に、該軸受部材8と回転子ハブ
4の締結部との間に、環状部材9が嵌装されている。
【0010】そして前記回転子軸7の上述回転子ハブ4
の締結部と軸受部材8との摺接面との間の、環状部材9
が嵌装される部位は、回転子ハブ締結部7−1と軸受部
材との摺接面7−3よりも径の小さい段差小径部7−2
として形成されており、該段差小径部7−2に環状部材
9の内周縁9−4が嵌入するように装着される。
【0011】前記環状部材9は、図4に見るような薄板
より成る環状体、もしくは図5に見るような外周縁環状
部9−1と、該環状部9−1の内周から中心方向に向か
って分断9−2される形で並ぶ複数の脚部9−3とを有
する環状体でもよく、その内周縁9−4の成す径:d’
が、前記段差小径部7−2の外径:dより大きく、回転
子軸7の外径:Dよりも小さく形成されて、該内周縁9
−4が前記段差小径部7−2に落ち込むようになること
で、回転部の軸方向抜け止め手段として構成される。
【0012】上述の通り、環状部材9は、回転子軸7の
段差小径部7−2への嵌入が容易となるように、環状部
9−1の内周面に分断9−2による脚部9−3の形成が
好ましく、また、内周縁9−4の径は、回転子軸7との
摺接摩擦を軽微とする範囲で小さな隙間であることが好
ましい。
【0013】又、上述環状部材9は、可撓性を備えるも
のであれば材質を問わないが、例えば樹脂成形で形成し
ても善く、脚部9−2の分割数やその寸法等は適宜選択
可能である。
【0014】尚、本発明の構成は駆動電動機2としてD
Cブラシレスモータの他、種々のタイプの電動機に適用
できるものである。
【0015】
【発明の効果】本発明に成る軸流ファンは、特別な構成
を付加することなしに、潤滑油の漏出を防止できると共
に軸方向の抜去防止をも実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に成る軸流ファンの例の断面図である。
【図2】図1の例の、軸受構造の部分拡大図である。
【図3】図1の例の回転子軸の説明図である
【図4】図1の例に使用される環状部材の例の説明図で
ある。
【図5】環状部材の別の例の説明図である。
【図6】従来技術に成る軸流ファンの例の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ベンチュリケース 1−1 円筒状風洞部 1−2 軸受箱を形成する小径円筒部 1−3 電動機保持部 1−4 足 2 電動機 3 羽根車 3−1 ブレード 4 回転子ハブ 4−1 円筒部 5 回転子 5−1 バックヨーク 5−2 永久磁石 6 固定子 6−1 固定子鉄心 6−2 固定子巻線 7 回転子軸 7−1 回転子ハブ締結部 7−2 段差小径部 7−3 軸受部材との摺動面 8 軸受部材 9 環状部材 9−1 環状部 9−2 分断 9−3 脚部 9−4 内周縁
フロントページの続き (72)発明者 三村 昌弘 茨城県那珂郡瓜連町瓜連433−2番地 日 本サーボ株式会社瓜連工場内 Fターム(参考) 3H022 AA03 BA04 BA06 CA13 CA48 DA07 DA17 3H033 AA02 BB02 BB08 CC01 CC06 DD06 EE13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状風洞部と、該風洞部と複数の足で
    一体的に連結され、同芯状の軸受箱を形成する小径円筒
    部を備える電動機保持部と、を有するベンチュリーケー
    スと、固定子鉄芯と該固定子鉄芯に巻装された巻線を有
    し、前記小径円筒部の外周面に固着された固定子と、前
    記軸受箱に嵌装されている軸受部材により回転自在に軸
    支され、前記固定子の外周面と小空隙を介して対向する
    ように設けられている回転子と、を有する電動機と、前
    記回転子と一体の回転子ハブと、その外周面に植設配置
    された複数のブレードを有し前記風洞部内面に小空隙を
    介して対向する羽根車と、を備える軸流ファンにおい
    て、前記回転子ハブと一体を成す回転子を保持する回転
    子軸が、前記回転子ハブとの締結部と、軸受部材との摺
    接面との間に段差小径部を有し、前記軸受部材と共に軸
    受箱奥端部に、可撓性を備える環状部材が嵌装され、該
    環状部材は、その内径が前記回転子軸の外径より小さ
    く、前記段差小径部の外径より大きい寸法を有し、該環
    状部材の内周縁が前記段差小径部に嵌入するように構成
    されていること、を特徴とする軸流ファン。
  2. 【請求項2】 前記可撓性を備える環状部材は、外周縁
    を成す環状部と、該環状部に連通して放射方向に分断さ
    れている複数の脚部より成る内周縁とを備えること、を
    特徴とする請求項1に記載の軸流ファン。
  3. 【請求項3】 前記回転子軸及び軸受部材が、動圧軸受
    構造として構成されていること、を特徴とする請求項1
    もしくは2のいずれかに記載の軸流ファン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1892421A2 (de) * 2006-08-18 2008-02-27 Behr GmbH & Co. KG Axiallüfter mit elektrischem Antrieb
CN100443733C (zh) * 2005-05-13 2008-12-17 富准精密工业(深圳)有限公司 风扇润滑系统
JP2013177899A (ja) * 2013-06-03 2013-09-09 Toshiba Corp 電子機器およびファン

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