JP2002242461A - 住宅の衛生設備 - Google Patents
住宅の衛生設備Info
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- JP2002242461A JP2002242461A JP2001042404A JP2001042404A JP2002242461A JP 2002242461 A JP2002242461 A JP 2002242461A JP 2001042404 A JP2001042404 A JP 2001042404A JP 2001042404 A JP2001042404 A JP 2001042404A JP 2002242461 A JP2002242461 A JP 2002242461A
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Abstract
効果を得ることができ、しかも、変化のあるバスタイム
を楽しむことのできる住宅の衛生設備の提供を目的とす
る。 【解決手段】洗面脱衣室(1)、浴室(2)、バスコート
(3)を一箇所にまとめて配置し、洗面脱衣室(1)と浴室
(2)との間、浴室(2)とバスコート(3)の間、及びバス
コート(3)と洗面脱衣室(1)との間に、出入り用の開口
部(4)(5)(6)を夫々設けて、これらの間を互いに行き
来できるようにした。そして、前記洗面脱衣室(1)、浴
室(2)、バスコート(3)を一体的に組み合わせてユニッ
ト化し、各室(1)(2)(3)の床面(12)(13)(14)の高さレ
ベルをほぼ同一にした。
Description
宅の衛生設備に関する。
脱衣室と浴槽を設置した浴室からなり、内装としては、
床面や壁面をタイル張りとしたり、収納設備やシャワー
或いは換気用の小窓等が設けられているくらいであっ
た。
浴スペースは、ありきたりで面白みがなく、リラクゼー
ション効果やバスタイムを楽しむという点では、必ずし
も満足できるものではなかった。
しく斬新なものであって、充分なリラクゼーション効果
を得ることができ、しかも、変化のあるバスタイムを楽
しむことのできる満足度の高い住宅の衛生設備の提供を
目的とする。
の手段は、洗面脱衣室、浴室、バスコートを一箇所にま
とめて配置してなり、洗面脱衣室と浴室との間、浴室と
バスコートの間、及びバスコートと洗面脱衣室との間
に、出入り用の開口部を夫々設けて、これらの間を互い
に行き来できるようにしたことを特徴としている。
室、バスコートが一体的に組み合わされてユニット化さ
れている。
バスコートの各床面の高さレベルをほぼ同一にした。請
求項4の発明では、浴室内に、前記バスコートとの間の
開口部付近において浴槽を配置して、この浴槽内に設け
た半身浴用のベンチを、浴槽からバスコートへの移動の
際の踏み台として利用するようにした。
に、行水用たらい付きのシャワー設備を設けるようにし
た。請求項6の発明では、バスコートに、ベンチを備え
た多目的空間を設けるようにしている。
に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、この発
明の一実施形態に係る衛生設備は、洗面脱衣室(1)、浴
室(2)、バスコート(3)を住宅内の一箇所にまとめて配
置してなる。前記洗面脱衣室(1)、浴室(2)、バスコー
ト(3)は、それぞれ互いに隣接するようにして配置され
る。
間、浴室(2)とバスコート(3)の間、及びバスコート
(3)と洗面脱衣室(1)との間には、出入り用の開口部
(4)(5)(6)がそれぞれ設けられている。
第1の開口部(4)には、2枚のスライド扉(7)(7)が設
けられている。このスライド扉(7)(7)は、洗面脱衣室
(1)と浴室(2)の間の仕切壁(8)側にスライドさせ、仕
切壁(8)に重ねるようにして開放する。
第2の開口部(5)には、1対の引き違い戸(9)(9)が設
けられている。バスコート(3)と洗面脱衣室(1)の間に
設けられた第3の開口部(6)には、1枚のスライド扉(1
0)が設けられている。このスライド扉(10)は、バスコー
ト(3)と洗面脱衣室(1)の間の仕切壁(11)側にスライド
させて開ける。
バスコート(3)相互間には、それぞれ開口部(4)(5)
(6)が設けられているので、各室(1)(2)(3)の間を自
由に行き来できて、便利であるのみならず、衛生設備全
体の楽しみ方のバリエーションが増える。例えば、洗面
脱衣室(1)からバスコート(3)へ行き、軽い運動をして
から、浴室(2)へ行くなど好きに楽しめる。
けられ、室内側の浴室や脱衣室とは別に設置される全く
別の設備であったため、浴室や脱衣室から直接行き来で
きなかった。この発明では、洗面脱衣室(1)、浴室
(2)、バスコート(3)が互いに行き来可能とされている
ため、バスコート(3)が非常に使い易くなった。
面(13)、バスコート(3)の床面(14)はそれぞれ同一か又
はほぼ同じレベルの高さとされている。これにより、洗
面脱衣室(1)からバスコート(3)、洗面脱衣室(1)から
浴室(2)等への移動の等に、それぞれの床に段差がない
こととなり、お年寄りや子供であってもつまづいたりす
る虞れがなく、安心して楽に移動出来る。また、掃除も
楽である。図2には、浴室(2)とバスコート(3)の床面
(13)(14)の高さレベルが示されている。
ト(3)は、一体的に組み合わされて概略箱状に形成され
ており、ユニット化されている。従って、バスコート
(3)をも備えた衛生設備を工場で生産することができ、
設置現場での工期が短縮できる。
た洗面室(16)と、収納部(18)や洗濯機(19)、シンク(20)
を備えた脱衣室(17)に分かれている。洗面室(16)と脱衣
室(17)の間にも、行き来可能な第4の開口部(21)が設け
られている。この第4の開口部(21)には、仕切壁(22)側
にスライド可能な2枚のスライド扉(23)(23)が設けられ
ており、洗面室(16)と脱衣室(17)を互いに行き来でき
る。
2の開口部(5)付近に浴槽(24)が設置されている。開口
部(5)付近に浴槽(24)を設置することにより、壁に囲ま
れた従来の浴槽に比べてゆったりとした開放感を得られ
る。浴室(2)の床面(13)は洗い場として使用される。図
1において奥側の壁面には、ミラー(25)と水栓(26)が設
置され、水栓(26)の下には洗い場カウンター(27)が設け
られている。洗い場カウンター(27)には、水栓(26)から
の水を溜められる凹状の水溜め(28)が一体に設けられて
いる。
ベンチ(29)(30)が、浴槽(24)の洗い場側入口において、
浴槽(24)の両端外面に接して設けられている。この浴室
ベンチ(29)(30)は、浴槽に入る際の踏み台としても使用
できる。各ベンチ(29)(30)のシートはソフトなウレタン
製とされ、すわりごこちがよく滑らない。
7)に連なって一体形成されている。他方の浴室ベンチ(3
0)は、浴槽(24)の湾曲した外面にぴったりと接合するよ
うに配置されているが、ベンチ(30)のみ分離して移動で
きる。そして、洗髪時などに、洗い場カウンター(27)前
に動かして椅子として使用する。このように、浴室(2)
内で見苦しくなりがちな椅子を、浴槽(24)と一体となっ
た一連のデザインの中に組み込むことができ、美観が向
上する。
対の手すりであり、老人や子供はこれにつかまって浴槽
(24)に出入りできる。手すり(43)の上は、霧状のシャワ
ーが吹き出すミスト吹き出しポール(44)(44)とされてい
る。浴室(2)内の壁面2箇所には、水玉状に水滴が噴出
する水玉シャワー設備(31)(31)が設置されている。
2の開口部(5)付近へ張り出すようにして、浅い半円形
状の半身浴スペース(32)を設けている。この半身浴スペ
ース(32)の底面は、フラットに形成され、半身浴の際に
腰掛けるための半身浴用ベンチ(33)とされている。この
半身浴スペース(32)の内面からは、ジェット噴流が噴出
するようになっており、ベンチに腰掛けている人の腰部
にジェット噴流が当たり、腰部がマッサージされること
となり、疲れを癒すことができる。
チ(33)は、浴槽の底面(34)から1段高くなっており、し
かもバスコート(3)側との開口部(5)付近に位置してい
ることから、浴槽(24)からバスコート(3)に移動する
際、又、バスコート(3)から浴槽(24)に移動する際の踏
み台として使用できる。半身浴用ベンチ(33)を踏み台と
して使用することにより、浴槽の底面(34)からバスコー
ト(3)の床面(14)の高低差をある程度解消できる。それ
ゆえ、お年寄りや子供が、バスコート(3)と浴槽(24)の
高低差を気にせず、たやすく行き来できる。
シャワー設備(35)とバスコート用ベンチ(36)が設置され
ている。(38)は床上に設置されたたらいである。このた
らいの外周の一部を囲むようにして湾曲した凹面を有す
るシャワー板(39)が設けられている。シャワー板(39)に
はシャワー噴出孔(40)(40)…が複数開孔され、ここから
シャワーが吹き出すようになっており、身体の側面にシ
ャワーを浴びることができる。(41)は、このシャワー設
備に設けられたシャワーヘッドである。(42)(42)…は室
外に開口する外開きの窓である。ここでは、夏場のシャ
ワーや行水を楽しんだり、風呂蓋や風呂用品を洗うこと
ができる。
ンチ(36)が設置されている。バスコート(3)は、図1に
示すように、浴室(2)の奥行きと洗面脱衣室(1)の奥行
きをほぼ足した長さの奥行きを有しており、スペースを
取るものとしては前記たらい(38)とベンチ(36)しか設置
されていないため、比較的広いスペースが確保できる。
そして、この空いたスペースを運動するための家庭用ジ
ムとして使用することができる。
運動に利用したり、たらい(38)で足湯を使いながら読書
する等して、好みに応じて自由に使用できる。また、行
水用たらい付きのシャワー設備(35)で、子供達に行水を
させながら、大人が浴槽(24)につかるなど、自由で変化
に富んだ使用が可能である。
(2)、洗面脱衣室(1)と一体に室内に形成されているこ
とにより、設備の利用可能性が広がる。そして、充分に
リラックスでき、遊んだり、楽しんだりするバスタイム
を過ごすことができる。
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの
修正及び変更を加え得ることは勿論である。
衣室、浴室、バスコートを1箇所にまとめて配置し、各
室間に出入り用の開口部を設けて、各室の間を自由に行
き来できるようにしたことから、利用の幅が広がり、目
新しく、充分なリラクゼーション効果があり、変化のあ
るバスタイムを楽しめる優れた衛生設備を得ることがで
きる。
面レベルをほぼ同じにしたことにより、バスコート、洗
面脱衣室、浴室相互間の移動の際に、安全で移動しやす
く、お年寄りや子供でも安心して使用できるバリアフリ
ーを実現した。
体化してユニット化したことにより、工場生産が可能と
なり、現場での施工工期が大幅に短縮した。
付近において浴槽を配置して、この浴槽内に設けた半身
浴用のベンチを、浴槽からバスコートへの移動の際の踏
み台として利用するようにしたことにより、腰掛けた状
態での半身浴が可能となるだけでなく、段差のある浴槽
からバスコート或いはバスコートから浴槽への移動が、
お年寄りや子供でも楽に可能となる。
ー設備を設けるようにしたことにより、行水や、バスコ
ートでのシャワー使用が可能となり、変化に富んだバス
タイムを楽しむことができる。また、バスコートに、ベ
ンチを備えた多目的空間を設けるようしたことにより、
バスコート内をジムとして使用した後休憩したり、読書
するなど自由に使用できる幅が広がった。
方法で使用することができ、リラックス効果が充分期待
でき、変化に富んだバスタイムがすごせる満足のいく住
宅の衛生設備を得ることができる。
である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 洗面脱衣室、浴室、バスコートを一箇所
にまとめて配置してなり、洗面脱衣室と浴室との間、浴
室とバスコートの間、及びバスコートと洗面脱衣室との
間に、出入り用の開口部を夫々設けて、これらの間を互
いに行き来できるようにしたことを特徴とする住宅の衛
生設備。 - 【請求項2】 前記洗面脱衣室、浴室、バスコートが一
体的に組み合わされてユニット化されている請求項1記
載の住宅の衛生設備。 - 【請求項3】 洗面脱衣室、浴室、バスコートの各床面
の高さレベルをほぼ同一にした請求項1又は2記載の住
宅の衛生設備。 - 【請求項4】 浴室内に、前記バスコートとの間の開口
部付近において浴槽を配置して、この浴槽内に設けた半
身浴用のベンチを、浴槽からバスコートへの移動の際の
踏み台として利用するようにした請求項1乃至3のいず
れかに記載の住宅の衛生設備。 - 【請求項5】 バスコートに、行水用たらい付きのシャ
ワー設備を設けるようにした請求項1乃至4のいずれか
に記載の住宅の衛生設備。 - 【請求項6】 バスコートに、ベンチを備えた多目的空
間を設けるようにした請求項1乃至5のいずれかに記載
の住宅の衛生設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001042404A JP2002242461A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | 住宅の衛生設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001042404A JP2002242461A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | 住宅の衛生設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002242461A true JP2002242461A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18904703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001042404A Pending JP2002242461A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | 住宅の衛生設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002242461A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005240311A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Inax Corp | 浴室とその隣室との床の表面構造 |
JP2010084434A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Itochu Property Development Ltd | 防水室及び防水室と浴室とを備える部屋構成 |
JP2012223531A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Mitsuru Nagashima | プール型バスマット |
JP2020122261A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | 積水ハウス株式会社 | 住宅 |
-
2001
- 2001-02-19 JP JP2001042404A patent/JP2002242461A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005240311A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Inax Corp | 浴室とその隣室との床の表面構造 |
JP2010084434A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Itochu Property Development Ltd | 防水室及び防水室と浴室とを備える部屋構成 |
JP2012223531A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Mitsuru Nagashima | プール型バスマット |
JP2020122261A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | 積水ハウス株式会社 | 住宅 |
JP7358738B2 (ja) | 2019-01-29 | 2023-10-11 | 積水ハウス株式会社 | 住宅 |
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