JP2002240771A - 電動補助自転車用電動ユニット - Google Patents

電動補助自転車用電動ユニット

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JP2002240771A
JP2002240771A JP2001037029A JP2001037029A JP2002240771A JP 2002240771 A JP2002240771 A JP 2002240771A JP 2001037029 A JP2001037029 A JP 2001037029A JP 2001037029 A JP2001037029 A JP 2001037029A JP 2002240771 A JP2002240771 A JP 2002240771A
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Yoshiyuki Suzuki
芳之 鈴木
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L50/00Electric propulsion with power supplied within the vehicle
    • B60L50/50Electric propulsion with power supplied within the vehicle using propulsion power supplied by batteries or fuel cells
    • B60L50/53Electric propulsion with power supplied within the vehicle using propulsion power supplied by batteries or fuel cells in combination with an external power supply, e.g. from overhead contact lines
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱性を高めてブラシやブラシホルダの温度
上昇を抑えることによって長時間の連続運転が可能な電
動補助自転車用電動ユニットを提供すること。 【構成】 車輪のハブ内に配置された電動モータのロー
タにブラシ30を介して給電することによって電動モー
タによる補助動力を発生するユニットであって、前記電
動モータのハウジングの一部を構成するブラケット11
Bの内面に絶縁樹脂製のブラシホルダ28を介してブラ
シボックス29を取り付け、該ブラシボックス29内に
前記ブラシ30を摺動自在に保持して成る電動補助自転
車用電動ユニットにおいて、前記ブラシボックス29内
のブラシ30と前記ブラシホルダ28の間に介装され、
外縁がブラシボックス29より外側まで延在してブラシ
ホルダ28に沿う金属製の放熱板37を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補助動力を発生す
る電動モータを車輪のハブ内に組み込んで成る電動補助
自転車用電動ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】ライダーの踏力を検出してその踏力の大
きさに応じたアシスト電流を電動モータに供給し、該電
動モータが発生する補助動力のアシストを受けて走行す
る電動補助自転車が開発され、既に実用に供されてい
る。
【0003】ところで、斯かる電動補助自転車において
は、電動モータや減速機構を含む電動ユニットを単体で
構成し、これを自転車に取り付けていたため、その取付
場所の選定に苦慮するとともに、自転車のコンパクト化
を阻害して外観性も損ねるという問題があった。
【0004】そこで、電動モータや減速機構を車輪のハ
ブ内に組み込む構成が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電動モ
ータ等を車輪のハブ内に組み込む場合、電動モータ等は
回転するハブ内の密閉空間に収容され、密閉空間の放熱
性が悪いため、電動モータの発熱によって密閉空間内の
温度が上昇するという問題が発生する。特に、発熱部で
あるブラシの温度は非常に高くなり、該ブラシを支持す
る絶縁樹脂製のブラシホルダに熱劣化が発生し、この熱
劣化を考慮すると電動ユニットの連続運転可能時間が制
限されてしまう。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、放熱性を高めてブラシやブラ
シホルダの温度上昇を抑えることによって長時間の連続
運転が可能な電動補助自転車用電動ユニットを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、車輪のハブ内に配置された
電動モータのロータにブラシを介して給電することによ
って電動モータによる補助動力を発生するユニットであ
って、前記電動モータのハウジングの一部を構成するブ
ラケットの内面に絶縁樹脂製のブラシホルダを介してブ
ラシボックスを取り付け、該ブラシボックス内に前記ブ
ラシを摺動自在に保持して成る電動補助自転車用電動ユ
ニットにおいて、前記ブラシボックス内のブラシと前記
ブラシホルダの間に介装され、外縁がブラシボックスよ
り外側まで延在してブラシホルダに沿う金属製の放熱板
を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記放熱板の前記ブラシボックスより外側
に延在する部分を更に前記ブラシホルダの外側まで延設
し、その延設部を絶縁シートを介して前記ブラケットに
取り付けたことを特徴とする。
【0009】従って、請求項1記載の発明によれば、発
熱部であるブラシからの熱は熱伝導率の高い金属製の放
熱板によって広い面積に分散されて効果的に放熱される
ため、絶縁樹脂製のブラシホルダの局部的な温度上昇が
抑えられてその熱劣化が防がれ、結果的に当該電動ユニ
ットの長時間の連続運転が可能となる。
【0010】又、請求項2記載の発明によれば、放熱板
の放熱面積が拡大するとともに、ブラシからの熱はブラ
シホルダを介することなく放熱板から絶縁シートを経て
ブラケットにも伝導するため、ブラシ及びブラシホルダ
の温度が更に低く抑えられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0012】図1は電動補助自転車の後輪ハブ部分の側
面図、図2は同後輪ハブ部分の底面図、図3は本発明に
係る電動ユニットの構成を示す後輪ハブ部分の破断平面
図、図4はモータハウジングのブラケットを内側から見
た図、図5は図4のA−A線拡大断面図、図6は図4の
B−B線拡大断面図、図7は図4のC−C線拡大断面図
である。
【0013】図1及び図2において、1,2はそれぞれ
電動補助自転車の車体フレームを構成する左右一対のシ
ートステー、チェーンステーであって、これらのシート
ステー1とチェーンステー2の各端部同士を連結する左
右一対のエンドブラケット3間には本発明に係る電動ユ
ニット10が横架されている。この電動ユニット10
は、その両端に同軸に突出する左右の軸4A,4Bを介
して左右の前記エンドブラケット3に固定されている。
そして、不図示の後輪はこの電動ユニット10の一部を
構成するハブ5を介して回転自在に支承されている。
尚、前記左右の軸4A,4Bは、後述のモータハウジン
グ11と支持部材44を介して一体的に結合されて後車
軸4を構成している。
【0014】本発明に係る前記電動ユニット10は、モ
ータハウジング11内に収容された電動モータ(永久磁
石式モータ)12と、該電動モータ12の回転を減速し
て前記ハブ5(後輪)に伝達する減速機構13を含んで
構成されている。
【0015】ここで、前記モータハウジング11は、円
筒状の本体11Aの左右の開口部にキャップ状の左右の
ブラケット11B,11Cを長尺のボルト7にて被着し
て構成されており、左側のブラケット11Bには前記軸
4Aが固着されている。又、右側のブラケット11Cに
は、後述の支持部材44を介して前記軸4Bが固着され
ている。そして、前記ハブ5はその左端部がベアリング
8によってモータハウジング11(ブラケケット11
B)の外周部に回転自在に支持され、右端部は左右2列
のベアリング9によって右側の軸4Bに回転自在に支持
されている。即ち、軸4A,4Bとモータハウジング1
1と支持部材44は、一体的に結合されて全体として後
車軸4を構成している。
【0016】又、前記ハブ5は、図3に示すように、車
体右側に向かって開口する有底筒状の本体5Aの開口部
にキャップ5Bをボルト6にて被着して構成されてい
る。
【0017】ハブ5の左端部には後輪ブレーキの一部を
構成するブレーキドラム部5aが一体に形成されてお
り、同ハブ5の右端に一体に突設されたボス部5bの外
周には一方向クラッチ14を介してホイールスプロケッ
ト15が結着されている。尚、ホイールスプロケット1
5と不図示のクランク軸に結着された不図示のドライブ
スプロケットとの間には無端状のチェーン16が巻装さ
れている。
【0018】ところで、前記後輪ブレーキは、ブレーキ
シュープレート17にアンカーピン18によって拡開可
能に支持されたブレーキシューをハブ5のブレーキドラ
ム部5aの内周面に押し付けることによって所要の制動
力を発生するドラムブレーキである。尚、ブレーキシュ
ープレート17は、図1及び図2に示すように、その前
端部が車体左側の前記チェーンステー2にブラケット1
9を介して取り付けられ、その後部は後車軸4の左側の
軸4Aに支持されている。
【0019】又、図3に示すように、プレーキシュープ
レート17の前記アンカーピン18に対向する外周部位
置にはブレーキカム軸20が回動可能に支持されてお
り、このブレーキカム軸20の外端部にはブレーキレバ
ー21の一端が取り付けられている。そして、ブレーキ
レバー21の他端には、図1及び図2に示すように、不
図示のハンドル部に設けられた不図示のブレーキレバー
から延出するブレーキワイヤー22が連結され、ブレー
キレバー21はリターンスプリング23によってブレー
キ非作動方向(図1の反時計方向)に付勢されている。
【0020】ここで、本発明に係る前記電動ユニット1
0の構成を図3に基づいて詳細に説明する。
【0021】前記モータハウジング11内に収容された
前記電動モータ12は、回転側のロータ12Aと静止側
の永久磁石12Bとで構成されており、永久磁石12B
はモータハウジング11の本体11Aの内周面に固定さ
れてロータ(電機子)12Aに対向している。
【0022】又、前記ロータ12Aは、その左右がベア
リング24,25を介してモータハウジング11の左右
のブラケット11B,11Cに回転自在に支持された回
転軸12aにコア12bと絶縁部材12cを取り付けて
構成されており、コア12bにはコイル12dが巻装さ
れ、絶縁部材12cの外周には整流子12eが被着され
ている。
【0023】ところで、ブラケット11Bはアルミニウ
ム製であって、その中心のボス部には後車軸4の左側の
軸4Aに圧入固着されており、ボス部の外端面は前記ブ
レーキシュープレート17に密着されている。そして、
このブラケット11Bのボス部には、不図示のコントロ
ーラから延びる給電用ケーブル(図1及び図2参照)2
6の一端に取り付けられたコネクタ27が軸方向に脱着
可能に差し込まれて固定されている。尚、コントローラ
は不図示のバッテリに電気的に接続されている。
【0024】そして、ブラケット11Bの内面には絶縁
樹脂製のブラシホルダ28を介して真鍮製のブラシボッ
クス29が取り付けられており、このブラシボックス2
9内に径方向に摺動自在に収容保持されたブラシ30は
スプリング31によって径方向内方に付勢され、その先
端部は前記整流子12eに常時当接している。
【0025】ここで、ブラケット11Bの内面に構成さ
れる給電部の構成の詳細を図4〜図7に基づいて説明す
る。
【0026】図4に示すように、前記ブラシホルダ28
はその3点がスクリュー32によってブラケット11B
の内面に固定されており(図6参照)、これとブラケッ
ト11Bの内面との間にはリング状の薄い絶縁シート3
3が介設されている。そして、このブラシホルダ28の
中間部には隔壁28aが一体に突設されており、該ブラ
シホルダ28の隔壁28aによって区画された左右の内
面には真鍮製のターミナル34と同じく真鍮製の前記ブ
ラシボックス29が取り付けられ、各ターミナル34と
ブラシボックス29とは銅製の給電ワイヤー35によっ
て電気的に接続されている。ここで、図3に示すよう
に、各ターミナル34からブラシホルダ28を貫通して
突出する2本の雄端子(図3には1本のみ図示)36に
は前記コネクタ27が差し込まれて固定されている。
尚、各ブラシボックス29は、図5に示すように、ブラ
シホルダ28側に向かって開く断面コ字状を成し、その
4か所に形成された爪部29aをブラシホルダ28に通
してこれを内側で直角に折り曲げることによってブラシ
ホルダ28に固定されている。ここで、前記絶縁シート
33は、ブラシボックス29の爪部29aが万一ブラケ
ット11Bに接触するのを防止する。
【0027】而して、本実施の形態においては、図4及
び図5に示すように、各ブラシボックス29内のブラシ
30とブラシホルダ28の間には、外縁がブラシボック
ス29より外側まで延在してブラシホルダ28に沿う熱
伝導率の高い真鍮製の放熱板37がそれぞれ介設されて
おり、各放熱板37の外縁は各ブラシボックス29より
外側に延在してブラシホルダ28に沿って延びており、
その延びた面積の広い部分は間に前記絶縁シート33を
介してブラケット11Bの内面に密着しており、該部分
はリベット(又はネジ)38によってブラケット11B
に取り付けられている(図7参照)。尚、前記絶縁シー
ト33をリング状としてのは、該絶縁シート33の製作
性と組付性を考慮したためである。
【0028】ところで、電動ユニット10を構成する前
記減速機構13は、電動モータ12の前記ロータ12A
の回転軸12aの一端に設けられた小径のピニオン39
とハブ5のキャップ5Bの内周部に一方向クラッチ40
を介して取り付けられた大径の外周ギヤ41との間に複
数(本実施の形態では3つ)の中間ギヤ42を配して構
成されており、各中間ギヤ42は軸43によってモータ
ハウジング11のブラケット11Cと支持部材44に回
転自在に支持されている。尚、支持部材44はボルト4
5によってブラケット11Cに取り付けられている。
【0029】又、上記各中間ギヤ42は大小異径のギヤ
42a,42bを一体に有し、図示のように大径ギヤ4
2aはピニオン39に噛合し、小径ギヤ42bは外周ギ
ヤ41に噛合している。そして、この中間ギヤ42は電
動モータ12の回転軸12aの回転を減速して外周ギヤ
41及び一方向クラッチ40を介してハブ5(後輪)に
伝達する。
【0030】次に、本発明に係る電動ユニット10の作
用について説明する。
【0031】電動補助自転車において乗員が不図示の左
右のペダルを交互に漕いでクランク軸を回転駆動する
と、該クランク軸の回転は不図示のドライブスプロケッ
トとチェーン16及びホイールスプロケット15を経て
後輪のハブ5に伝達され、後輪が人力によって回転駆動
されて電動補助自転車が人力によって走行せしめられ
る。
【0032】同時に、クランク軸に入力される乗員の踏
力は不図示の踏力センサ等によって検出され、その検出
信号は不図示のコントローラに入力される。すると、コ
ントローラは踏力に比例する所要の補助動力(アシスト
力)を算出し、この算出された補助動力に見合う大きさ
の電流を不図示のバッテリから電動ユニット10に供給
する。
【0033】即ち、バッテリからの電流は、給電ケーブ
ル26から雄端子36、ターミナル34、給電ワイヤー
35、ブラシボックス29、ブラシ30及び整流子12
eを経て電動モータ12のロータ12Aに供給される。
すると、ロータ12Aのコア12bに巻装されたコイル
12dに電流が流れ、この電流と磁界との相互作用によ
ってコア12bにトルクが発生してロータ12Aが回転
するため、電動モータ12に所要の補助動力が発生す
る。
【0034】而して、上述のように電動モータ12が駆
動されると、そのロータ12Aの回転軸12aの回転は
前述のように減速機構13によって減速されてハブ5
(後輪)に伝達されるため、後輪が電動モータ12から
の補助動力によっても回転駆動される。即ち、電動補助
自転車は人力と補助動力の双方によって後輪が回転駆動
されて走行せしめられるため、乗員の肉体的負担が軽減
される。
【0035】ところで、電動モータ12を含む電動ユニ
ット10を後輪のハブ5内に組み込んで成る本実施の形
態に係る電動補助自転車においては、電動モータ12が
回転するハブ5内の密閉空間に収容されるため、密閉空
間の放熱性が悪く、発熱部であるブラシ30の温度が高
くなって絶縁樹脂製のブラシホルダ28に熱劣化が発生
し易く、この熱劣化のために電動ユニット10の連続運
転可能時間が制限されるという問題があった。
【0036】然るに、本実施の形態においては、ブラシ
ボックス29内のブラシ30とブラシホルダ28の間
に、両者に接触するよう真鍮製の放熱板37を介設し、
該放熱板37はその外縁がブラシボックス29より外側
まで延在するため、発熱部であるブラシ30からの熱は
熱伝導率の高い放熱板37によって広い面積に分散され
て効果的に放熱される。具体的には、熱はブラシ30か
らブラシボックス29、放熱板37、ブラシホルダ2
8、絶縁シート33を経てブラケット11Bに伝導し、
その一部はブレーキシュープレート17から大気中に放
熱され、他は後車軸4の左側の軸4Aからチェーンステ
ー2へと伝導する。この結果、絶縁樹脂製のブラシホル
ダ28の温度上昇が抑えられてその熱劣化が防がれるた
め、電動ユニット10の長時間の連続運転が可能とな
る。
【0037】又、本実施の形態では、各放熱板37をブ
ラシホルダ28の外側まで延設し、その延在部を絶縁シ
ート33を介してブラケット11Bの内面に密着させた
ため、各放熱板37のブラケット11Bへの放熱面積が
拡大し、該放熱板37による放熱効果が高められてブラ
シ30及びブラシホルダ28の温度が更に低く抑えら
れ、これによって電動ユニット10の更に長時間の連続
運転が可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、車輪のハブ内に配置された電動モータのロータ
にブラシを介して給電することによって電動モータによ
る補助動力を発生するユニットであって、前記電動モー
タのハウジングの一部を構成するブラケットの内面に絶
縁樹脂製のブラシホルダを介してブラシボックスを取り
付け、該ブラシボックス内に前記ブラシを摺動自在に保
持して成る電動補助自転車用電動ユニットにおいて、前
記ブラシボックス内のブラシと前記ブラシホルダの間に
介装され、外縁がブラシボックスより外側まで延在して
ブラシホルダに沿う金属製の放熱板を設けたため、発熱
部であるブラシからの熱を熱伝導率の高い金属製の放熱
板によって効果的に放熱して絶縁樹脂製のブラシホルダ
の温度上昇を抑えることができ、該ブラシホルダの熱劣
化を防いで電動ユニットの長時間の連続運転を可能とす
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動補助自転車の後輪ハブ部分の側面図であ
る。
【図2】電動補助自転車の後輪ハブ部分の底面図であ
る。
【図3】本発明に係る電動ユニットの構成を示す電動補
助自転車の後輪ハブ部分の破断平面図である。
【図4】本発明に係る電動ユニットのモータハウジング
のブラケットを内側から見た図である。
【図5】図4のA−A線拡大断面図である。
【図6】図4のB−B線拡大断面図である。
【図7】図4のC−C線拡大断面図である。
【符号の説明】
5 ハブ 10 電動ユニット 11 モータハウジング 11B ブラケット 12 電動モータ 12A ロータ 12B 永久磁石 28 ブラシホルダ 30 ブラシ 33 絶縁シート 37 放熱板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪のハブ内に配置された電動モータの
    ロータにブラシを介して給電することによって電動モー
    タによる補助動力を発生するユニットであって、前記電
    動モータのハウジングの一部を構成するブラケットの内
    面に絶縁樹脂製のブラシホルダを介してブラシボックス
    を取り付け、該ブラシボックス内に前記ブラシを摺動自
    在に保持して成る電動補助自転車用電動ユニットにおい
    て、 前記ブラシボックス内のブラシと前記ブラシホルダの間
    に介装され、外縁がブラシボックスより外側まで延在し
    てブラシホルダに沿う金属製の放熱板を設けたことを特
    徴とする電動補助自転車用電動ユニット。
  2. 【請求項2】 前記放熱板の前記ブラシボックスより外
    側に延在する部分を更に前記ブラシホルダの外側まで延
    設し、その延設部を絶縁シートを介して前記ブラケット
    に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の電動補助
    自転車用電動ユニット。
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