JP2002240208A - 樹脂製装飾パネル構造体 - Google Patents
樹脂製装飾パネル構造体Info
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- JP2002240208A JP2002240208A JP2001039808A JP2001039808A JP2002240208A JP 2002240208 A JP2002240208 A JP 2002240208A JP 2001039808 A JP2001039808 A JP 2001039808A JP 2001039808 A JP2001039808 A JP 2001039808A JP 2002240208 A JP2002240208 A JP 2002240208A
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- panel structure
- decorative panel
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 意匠性が高く、機械的強度、耐久性、および
耐候性を備えた成形性に優れた複合シートを用いた装飾
パネル。 【解決手段】 透明性の熱可塑性アクリル系樹脂からな
る基材シートの片面に、ウレタン樹脂を主成分とするプ
ライマー層を中間層にして、装飾柄が印刷されたポリプ
ロピレン系樹脂フィルムの印刷面を介し、該基材シート
の表面温度が100〜170℃で貼り合わされ、一体化
されてなる複合シートであって、基材シート側が製品面
として支持体に組み込まれてなることを特徴とする装飾
パネル構造体。
耐候性を備えた成形性に優れた複合シートを用いた装飾
パネル。 【解決手段】 透明性の熱可塑性アクリル系樹脂からな
る基材シートの片面に、ウレタン樹脂を主成分とするプ
ライマー層を中間層にして、装飾柄が印刷されたポリプ
ロピレン系樹脂フィルムの印刷面を介し、該基材シート
の表面温度が100〜170℃で貼り合わされ、一体化
されてなる複合シートであって、基材シート側が製品面
として支持体に組み込まれてなることを特徴とする装飾
パネル構造体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌内装、室内内
装等に使用出来る光沢と深みのある意匠性の高い模様を
有し、機械的強度、耐久性、及び耐候性を兼ね備え、か
つ真空成形、圧空成形等により箱形形状等、立体的に成
形して使用するに好適な複合シートを用いた装飾パネル
構造体に関する。
装等に使用出来る光沢と深みのある意匠性の高い模様を
有し、機械的強度、耐久性、及び耐候性を兼ね備え、か
つ真空成形、圧空成形等により箱形形状等、立体的に成
形して使用するに好適な複合シートを用いた装飾パネル
構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の様に立体形状に成形する用
途に使用される化粧シートは、優れた熱成形性を有し、
しかも機械的強度や耐久性に実用的にバランスの良い特
性を有する塩化ビニル系樹脂が広く用いられて来た。し
かし、塩化ビニル系樹脂は成形性を良くするために一般
的には可塑剤が配合されており、これが移行して他の樹
脂製素材に悪影響を及ぼし、例えばクラックの発生、剥
離現象の原因となる場合があり、その使用が制限されて
来た。また、近年になって、塩化ビニル系樹脂は燃焼時
に塩化水素等の有毒ガスやダイオキシン等の猛毒物質が
発生する場合があるという問題が指摘され、これに代替
え出来得る樹脂素材が社会的に強く要望される様になっ
ている。
途に使用される化粧シートは、優れた熱成形性を有し、
しかも機械的強度や耐久性に実用的にバランスの良い特
性を有する塩化ビニル系樹脂が広く用いられて来た。し
かし、塩化ビニル系樹脂は成形性を良くするために一般
的には可塑剤が配合されており、これが移行して他の樹
脂製素材に悪影響を及ぼし、例えばクラックの発生、剥
離現象の原因となる場合があり、その使用が制限されて
来た。また、近年になって、塩化ビニル系樹脂は燃焼時
に塩化水素等の有毒ガスやダイオキシン等の猛毒物質が
発生する場合があるという問題が指摘され、これに代替
え出来得る樹脂素材が社会的に強く要望される様になっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、意匠
性の高い模様を有し、且つ機械的強度、耐久性、および
耐候性を兼ね備え、真空成形、圧空成形等により立体的
に成形して使用するに好適な複合シートを用いた装飾パ
ネルからなり、燃焼時に塩化水素等の有害物質を発生し
ない非ハロゲン系樹脂を使用した、装飾パネル構造体を
提供することにある。
性の高い模様を有し、且つ機械的強度、耐久性、および
耐候性を兼ね備え、真空成形、圧空成形等により立体的
に成形して使用するに好適な複合シートを用いた装飾パ
ネルからなり、燃焼時に塩化水素等の有害物質を発生し
ない非ハロゲン系樹脂を使用した、装飾パネル構造体を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明者らは鋭意検討の結果、本発明を完成させるに至
った。即ち、本発明は、透明性の熱可塑性アクリル系樹
脂からなる基材シートの片面に、ウレタン樹脂を主成分
とするプライマー層を中間層にして、装飾柄が印刷され
たポリプロピレン系樹脂フィルムの印刷面を介し、該基
材シートの表面温度が100〜170℃で貼り合わさ
れ、一体化されてなる複合シートであって、基材シート
側が製品面として支持体に組み込まれてなることを特徴
とする装飾パネル構造体である。透明熱可塑性アクリル
系樹脂側の面を製品面側にすることにより、光沢と深み
のある装飾柄を有する装飾パネル構造体が得られる。
本発明者らは鋭意検討の結果、本発明を完成させるに至
った。即ち、本発明は、透明性の熱可塑性アクリル系樹
脂からなる基材シートの片面に、ウレタン樹脂を主成分
とするプライマー層を中間層にして、装飾柄が印刷され
たポリプロピレン系樹脂フィルムの印刷面を介し、該基
材シートの表面温度が100〜170℃で貼り合わさ
れ、一体化されてなる複合シートであって、基材シート
側が製品面として支持体に組み込まれてなることを特徴
とする装飾パネル構造体である。透明熱可塑性アクリル
系樹脂側の面を製品面側にすることにより、光沢と深み
のある装飾柄を有する装飾パネル構造体が得られる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
本発明で用いられる熱可塑性アクリル系樹脂としては、
メタクリル酸メチルを主体とする樹脂が挙げられ、これ
にはメチルメタクリレートの単独重合体又はメチルメタ
クリレートとメチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、n−プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレ
ート、ブチルアクリレート、アクリロニトリル、アクリ
ル酸、メタクリル酸、2−ヒドロキシアクリレート、無
水マレイン酸、スチレン、もしくはα−メチルスチレン
などの共重合可能なモノマーのいずれか一つ以上との共
重合体が含まれる。これらは単独で用いてもよいし、ブ
レンドしてもよい。
本発明で用いられる熱可塑性アクリル系樹脂としては、
メタクリル酸メチルを主体とする樹脂が挙げられ、これ
にはメチルメタクリレートの単独重合体又はメチルメタ
クリレートとメチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、n−プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレ
ート、ブチルアクリレート、アクリロニトリル、アクリ
ル酸、メタクリル酸、2−ヒドロキシアクリレート、無
水マレイン酸、スチレン、もしくはα−メチルスチレン
などの共重合可能なモノマーのいずれか一つ以上との共
重合体が含まれる。これらは単独で用いてもよいし、ブ
レンドしてもよい。
【0006】耐衝撃性熱可塑性アクリル系樹脂に関し
て、衝撃強度を向上する為のゴム弾性体が特公昭60−
11970号公報、同60−17406号公報、特公平
4−65848号公報、及び同5−88903号公報に
開示されているが、簡単に説明するとアクリル系重合体
芯材料のまわりに弾性層および非弾性層を交互に生成さ
せる多段階逐次重合法により製造される多段重合体であ
り、これをアクリル系樹脂にブレンドしたものである。
本発明の耐衝撃性熱可塑性アクリル系樹脂には、この様
なブレンド物も含み得る。
て、衝撃強度を向上する為のゴム弾性体が特公昭60−
11970号公報、同60−17406号公報、特公平
4−65848号公報、及び同5−88903号公報に
開示されているが、簡単に説明するとアクリル系重合体
芯材料のまわりに弾性層および非弾性層を交互に生成さ
せる多段階逐次重合法により製造される多段重合体であ
り、これをアクリル系樹脂にブレンドしたものである。
本発明の耐衝撃性熱可塑性アクリル系樹脂には、この様
なブレンド物も含み得る。
【0007】本発明の透明性の熱可塑性アクリル系樹脂
は、JIS−K7105で測定される全光線透過率が2
mm厚さで80%以上、より好ましくは同90%以上の
ものを言う。同じく本発明の透明性の耐衝撃性熱可塑性
アクリル系樹脂の場合、ゴム弾性体の屈折率をアクリル
系樹脂に近似の範囲から選択することにより、前記全光
線透過率が2mm厚さで80%以上、より好ましくは同
90%以上としたものを言う。
は、JIS−K7105で測定される全光線透過率が2
mm厚さで80%以上、より好ましくは同90%以上の
ものを言う。同じく本発明の透明性の耐衝撃性熱可塑性
アクリル系樹脂の場合、ゴム弾性体の屈折率をアクリル
系樹脂に近似の範囲から選択することにより、前記全光
線透過率が2mm厚さで80%以上、より好ましくは同
90%以上としたものを言う。
【0008】本発明のポリプロピレン系樹脂フィルム
は、その原料はポリプロピレンホモポリマー、プロピレ
ンとエチレンとのランダムコポリマー、ポリプロピレン
とポリ(エチレン−プロピレン)単位の入ったブロック
コポリマーから選ばれるが、入手の容易な一般の包装材
フィルムグレードを使用するのが好ましい。
は、その原料はポリプロピレンホモポリマー、プロピレ
ンとエチレンとのランダムコポリマー、ポリプロピレン
とポリ(エチレン−プロピレン)単位の入ったブロック
コポリマーから選ばれるが、入手の容易な一般の包装材
フィルムグレードを使用するのが好ましい。
【0009】これらのアクリル系、及びポリプロピレン
系樹脂には、その特性を損なわない範囲に於いて他の成
分、例えば着色顔料、着色染料、帯電防止剤、離型剤、
熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤等を含
有させる事が出来る。
系樹脂には、その特性を損なわない範囲に於いて他の成
分、例えば着色顔料、着色染料、帯電防止剤、離型剤、
熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤等を含
有させる事が出来る。
【0010】本発明のポリプロピレン系樹脂フィルム
は、ウレタン樹脂を主成分とするプライマー層を中間層
として形成後、装飾柄としてアクリルウレタン樹脂等の
ウレタン樹脂に親和性の高い樹脂をバインダーとしたイ
ンキ層を設け、これを介して基材シートとその表面温度
が100〜170℃で貼り合わされ、一体化される。一
体化の温度が100℃未満の場合は、十分な密着性が得
られず、複合シートの曲面加工等、熱成形の際に剥離そ
の他の好ましく無い現象が発生する。より密着性を上げ
るためには120℃以上が好ましい。170℃を越える
温度ではポリプロピレン系樹脂フィルムの変形が大き
く、また装飾柄の変色を起こす場合があり、良好な複合
シートを得ることが難しい。フィルム密着性とフィルム
変形をコントロールする上での有利さからは、120〜
160℃の温度範囲が最も好ましい。
は、ウレタン樹脂を主成分とするプライマー層を中間層
として形成後、装飾柄としてアクリルウレタン樹脂等の
ウレタン樹脂に親和性の高い樹脂をバインダーとしたイ
ンキ層を設け、これを介して基材シートとその表面温度
が100〜170℃で貼り合わされ、一体化される。一
体化の温度が100℃未満の場合は、十分な密着性が得
られず、複合シートの曲面加工等、熱成形の際に剥離そ
の他の好ましく無い現象が発生する。より密着性を上げ
るためには120℃以上が好ましい。170℃を越える
温度ではポリプロピレン系樹脂フィルムの変形が大き
く、また装飾柄の変色を起こす場合があり、良好な複合
シートを得ることが難しい。フィルム密着性とフィルム
変形をコントロールする上での有利さからは、120〜
160℃の温度範囲が最も好ましい。
【0011】該基材シートが、シャルピー衝撃強度2K
J/m2以上、好ましくは2.5KJ/m2以上を有する
耐衝撃性熱可塑性アクリル系樹脂からなる装飾パネル構
造体は、不用意に衝撃が加わる可能性のある部位に使用
しても簡単にひび割れ等の欠陥が生じず、実用的に好ま
しい。なお、該基材シートのシャルピー衝撃強度の上限
は高い程良く特に制限されないが、通常10KJ/m2
程度の値を有すれば十分である。
J/m2以上、好ましくは2.5KJ/m2以上を有する
耐衝撃性熱可塑性アクリル系樹脂からなる装飾パネル構
造体は、不用意に衝撃が加わる可能性のある部位に使用
しても簡単にひび割れ等の欠陥が生じず、実用的に好ま
しい。なお、該基材シートのシャルピー衝撃強度の上限
は高い程良く特に制限されないが、通常10KJ/m2
程度の値を有すれば十分である。
【0012】基材シートにポリプロピレン系樹脂フィル
ムを一体化し複合シートとする方法としては、両者を別
々に準備し、適正な加熱条件の元に加圧し貼りあわせる
熱ラミネート法と、熱可塑性アクリル系樹脂からなる基
材シートを押出成形する際に、その工程内に於いて連続
的に貼り合わせるインラインラミネート法が挙げられる
が、後者の方が前記の熱ラミネートで一体化する方法に
比較し、少なくとも基材シートの洗浄工程は不要とな
り、また連続生産が容易であることから、工程が簡単で
量産性に優れた方法である。
ムを一体化し複合シートとする方法としては、両者を別
々に準備し、適正な加熱条件の元に加圧し貼りあわせる
熱ラミネート法と、熱可塑性アクリル系樹脂からなる基
材シートを押出成形する際に、その工程内に於いて連続
的に貼り合わせるインラインラミネート法が挙げられる
が、後者の方が前記の熱ラミネートで一体化する方法に
比較し、少なくとも基材シートの洗浄工程は不要とな
り、また連続生産が容易であることから、工程が簡単で
量産性に優れた方法である。
【0013】即ち、装飾柄が印刷されたポリプロピレン
系樹脂フィルムを1〜10Kg/m(ロールの幅方向の
単位長さ当たり)の緊張下で連続的にインラインラミネ
ート法で複合シートとすることにより、気泡及び空気中
の塵埃の巻き込みによる凹凸欠陥等が無く、外観品質の
優れた複合シートが安定的に得られ、これを装飾パネル
構造体に用いる事は工業的により有用である。更に詳し
く説明すると、押出機、シートダイ、ポリッシングロー
ル、引き取りロールからなる通常のシート押出設備で、
必要に応じポリッシングロールと引き取りロールの間に
圧着ロールを具備し、まず印刷フィルムのロール状原反
より、印刷フィルムを繰り出すが、この時テンションロ
ールを通して緊張下にポリッシングロール、又は圧着ロ
ールに供給し、押出成形された基材シートに圧着する。
この際、基材シートに連続的に印刷フィルムを貼り合わ
せるのに、該印刷フィルムのテンションを1〜10Kg
/m(ロールの幅方向の単位長さ当たり)の緊張下、ポ
リッシングロール、又は圧着ロールのロール圧0.1〜
8ton/m(ロールの幅方向の単位長さ当たり)で貼
り合わせることにより、基材シートと印刷フィルムの接
合面での歪みが無く、均一に積層できるので好ましい。
テンションが1Kg/m未満ではフィルムに皺が入り易
く、又10Kg/mを越えると印刷フィルムの残存応力
が大きくなり、複合シートの反りの原因となる。ポリッ
シングロール、又は圧着ロールのロール圧0.1ton
/m未満ではエアーを巻き込み易く、同8ton/mを
越えると光学的歪みが生じ好ましく無い。更にテンショ
ンロールをエキスパンダーロール、スパイラルロール方
式のロールにする事により、ラミネート時のフィルム皺
を良好に防止する事も可能となり、好都合である。
系樹脂フィルムを1〜10Kg/m(ロールの幅方向の
単位長さ当たり)の緊張下で連続的にインラインラミネ
ート法で複合シートとすることにより、気泡及び空気中
の塵埃の巻き込みによる凹凸欠陥等が無く、外観品質の
優れた複合シートが安定的に得られ、これを装飾パネル
構造体に用いる事は工業的により有用である。更に詳し
く説明すると、押出機、シートダイ、ポリッシングロー
ル、引き取りロールからなる通常のシート押出設備で、
必要に応じポリッシングロールと引き取りロールの間に
圧着ロールを具備し、まず印刷フィルムのロール状原反
より、印刷フィルムを繰り出すが、この時テンションロ
ールを通して緊張下にポリッシングロール、又は圧着ロ
ールに供給し、押出成形された基材シートに圧着する。
この際、基材シートに連続的に印刷フィルムを貼り合わ
せるのに、該印刷フィルムのテンションを1〜10Kg
/m(ロールの幅方向の単位長さ当たり)の緊張下、ポ
リッシングロール、又は圧着ロールのロール圧0.1〜
8ton/m(ロールの幅方向の単位長さ当たり)で貼
り合わせることにより、基材シートと印刷フィルムの接
合面での歪みが無く、均一に積層できるので好ましい。
テンションが1Kg/m未満ではフィルムに皺が入り易
く、又10Kg/mを越えると印刷フィルムの残存応力
が大きくなり、複合シートの反りの原因となる。ポリッ
シングロール、又は圧着ロールのロール圧0.1ton
/m未満ではエアーを巻き込み易く、同8ton/mを
越えると光学的歪みが生じ好ましく無い。更にテンショ
ンロールをエキスパンダーロール、スパイラルロール方
式のロールにする事により、ラミネート時のフィルム皺
を良好に防止する事も可能となり、好都合である。
【0014】基材シートの厚みは、用途により適宜決め
られるが1〜5mmの範囲のものが通常使用され、また
ポリプロピレン系樹脂フィルムの厚みは、製膜及び印刷
のし易さから0.02〜0.2mmの範囲のものが適当
である。車輌内装、室内内装等の装飾パネル構造体支持
体として、種々の素材のものを使用することができる。
車輌内装用としては、ABS系、またはPP系ガラス繊
維強化樹脂等を使用することができ、室内内装用として
は、合成樹脂、紙、セラミックス、コンクリート、金属
等の素材を使用することができる。例えば自動車インス
トゥルメントパネルを成形する際に、成形品リブを中空
とするガスインジェクション方式を採用することによ
り、材料の薄肉化、及び金属レイン等の補強部材を節約
することが可能であり、大幅な軽量化が図れ、また部品
数、工程数の削減ができるので、好ましい。
られるが1〜5mmの範囲のものが通常使用され、また
ポリプロピレン系樹脂フィルムの厚みは、製膜及び印刷
のし易さから0.02〜0.2mmの範囲のものが適当
である。車輌内装、室内内装等の装飾パネル構造体支持
体として、種々の素材のものを使用することができる。
車輌内装用としては、ABS系、またはPP系ガラス繊
維強化樹脂等を使用することができ、室内内装用として
は、合成樹脂、紙、セラミックス、コンクリート、金属
等の素材を使用することができる。例えば自動車インス
トゥルメントパネルを成形する際に、成形品リブを中空
とするガスインジェクション方式を採用することによ
り、材料の薄肉化、及び金属レイン等の補強部材を節約
することが可能であり、大幅な軽量化が図れ、また部品
数、工程数の削減ができるので、好ましい。
【0015】複合シートを支持体に組み込ませるには、
両者を嵌合したり、接着剤や両面テープを用いて接着し
たり、複合シートを予熱して熱融着させる等の方法を取
ることができる。複合シートを立体的に凹凸を有した支
持体に組み込ませるには、複合シートを予め支持体に沿
った所定の形状にシート熱成形法により成形させておく
ことが必要となる。ここで、シート熱成形法とは、シー
トを加熱軟化した状態で賦形する方法であり、具体的に
は、真空成形、圧空成形、加熱プレスのいずれかの方法
により所定の立体形状に成形する方法である。本発明の
複合シートは、上記シート熱成形法により箱形形状等、
立体的に成形して使用するのに適している。
両者を嵌合したり、接着剤や両面テープを用いて接着し
たり、複合シートを予熱して熱融着させる等の方法を取
ることができる。複合シートを立体的に凹凸を有した支
持体に組み込ませるには、複合シートを予め支持体に沿
った所定の形状にシート熱成形法により成形させておく
ことが必要となる。ここで、シート熱成形法とは、シー
トを加熱軟化した状態で賦形する方法であり、具体的に
は、真空成形、圧空成形、加熱プレスのいずれかの方法
により所定の立体形状に成形する方法である。本発明の
複合シートは、上記シート熱成形法により箱形形状等、
立体的に成形して使用するのに適している。
【0016】以下、実施例、比較例を用いて本発明をさ
らに具体的に説明するが、本発明はこれらにより何ら制
限されるものではない。尚、各実施例、比較例で用いた
評価及び試験方法は次の通りである。 (1) 密着性の判定:JIS−K5400碁盤目テー
プ試験法に準拠して行う。即ち、貼り合わせたフィルム
面に、カッターを用いて1mm2方形で100升の碁盤
目を付け、これにセロテープ(登録商標)を接着後、手
で強く引き剥がし、貼り合わせたフィルムの剥離の有無
を判定する。100升全てに剥離が起こらない場合を良
好とし、1升でも剥離した場合は不良とする。 (2)衝撃強度の測定:基材シートから試験片を切り出
し、JIS−K7111に準拠してシャルピー衝撃強度
(試験片幅10mm、ノッチあり)を測定する。
らに具体的に説明するが、本発明はこれらにより何ら制
限されるものではない。尚、各実施例、比較例で用いた
評価及び試験方法は次の通りである。 (1) 密着性の判定:JIS−K5400碁盤目テー
プ試験法に準拠して行う。即ち、貼り合わせたフィルム
面に、カッターを用いて1mm2方形で100升の碁盤
目を付け、これにセロテープ(登録商標)を接着後、手
で強く引き剥がし、貼り合わせたフィルムの剥離の有無
を判定する。100升全てに剥離が起こらない場合を良
好とし、1升でも剥離した場合は不良とする。 (2)衝撃強度の測定:基材シートから試験片を切り出
し、JIS−K7111に準拠してシャルピー衝撃強度
(試験片幅10mm、ノッチあり)を測定する。
【0017】(3)外観の判定:基材シート側から見た
表面光沢、柄模様の深み感と、フィルムの接着ムラ、気
泡他の外観を損なう異常が無いかどうかを、熱成形前後
に目視判定する。良好な場合を○、異常のある場合×と
してその状態を記録する。 (4)高温高湿試験:温度60℃、相対湿度90%の条
件下で10日間保持し、外観の異常有無を目視観察す
る。異常が認められない場合には○、異常のある場合に
は×として、その状態を記録する。 (5)耐候性試験:スガ試験機(株)製ウエザオメータ
ーを使用し、63℃雨有り条件下500時間保持し、外
観の異常有無を目視観察する。異常が認められない場合
には○、異常のある場合には×として、その状態を記録
する。 (6)強度試験:成形品の基材シート側平坦部にインパ
クトハンマーテスト器(PTL Dr.Grabenh
orst GmbH製タイプF22.50)の先端を当
て、0.5〜1Jの衝撃荷重を作用させて、ひび割れ等
の異常の有無を判定する。
表面光沢、柄模様の深み感と、フィルムの接着ムラ、気
泡他の外観を損なう異常が無いかどうかを、熱成形前後
に目視判定する。良好な場合を○、異常のある場合×と
してその状態を記録する。 (4)高温高湿試験:温度60℃、相対湿度90%の条
件下で10日間保持し、外観の異常有無を目視観察す
る。異常が認められない場合には○、異常のある場合に
は×として、その状態を記録する。 (5)耐候性試験:スガ試験機(株)製ウエザオメータ
ーを使用し、63℃雨有り条件下500時間保持し、外
観の異常有無を目視観察する。異常が認められない場合
には○、異常のある場合には×として、その状態を記録
する。 (6)強度試験:成形品の基材シート側平坦部にインパ
クトハンマーテスト器(PTL Dr.Grabenh
orst GmbH製タイプF22.50)の先端を当
て、0.5〜1Jの衝撃荷重を作用させて、ひび割れ等
の異常の有無を判定する。
【0018】
【実施例1、2】熱可塑性アクリル系樹脂からなる基材
シートとして厚さ2mmのデラグラスA(#999透明
/汎用アクリル樹脂シート・旭化成株式会社製品、シャ
ルピー衝撃強度1.4KJ/m2)を使用し、ポリプロ
ピレン系樹脂フィルムはF650(三井化学株式会社製
品)を原料としてインフレーション法により厚さ0.0
5mmに製膜したものを使用し、そのフィルムの片面に
アクリルポリオールとヘキサメチレンジイソシアネート
からなる2液硬化型ウレタン樹脂を主成分とするプライ
マーインキを全面に印刷して厚さ2ミクロンのプライマ
ー層を形成し、これに2価のアクリルポリオールにヘキ
サメチレンジイソシアネートから得られた熱可塑性のウ
レタン樹脂を主成分とするバインダー樹脂を使用し、公
知の方法で着色剤を用いてインキとし、木目調模様を印
刷し準備する。20cm角の基材シートを予め120
℃、又は160℃に予熱しておき、これに前記フィルム
の印刷面を基材シート側にした状態でセットして、上下
の熱盤を基材シートの予熱温度と同温に各々温度調節し
たコンプレッション装置に挿入して3〜6Kg/cm2
の加圧状態で5分間保ち、更に水冷した別のコンプレッ
ション装置に移動し、室温まで冷却後取り出す。このシ
ートの片面にフィルムが貼付された複合シートを基材シ
ートが製品面側に位置させる状態で熱成形する。即ち、
複合シート温度を160℃に加熱し、周辺をクランプし
ながら常法に従い、真空成形を実施する。こうして高さ
10mmの箱形形状で深みのある木目調外観を有した成
形品を得、周辺をトリミングして15cm角のテストピ
ースとする。さらに別途準備した硝子繊維強化PP製射
出成形型枠に嵌合装着し評価する。
シートとして厚さ2mmのデラグラスA(#999透明
/汎用アクリル樹脂シート・旭化成株式会社製品、シャ
ルピー衝撃強度1.4KJ/m2)を使用し、ポリプロ
ピレン系樹脂フィルムはF650(三井化学株式会社製
品)を原料としてインフレーション法により厚さ0.0
5mmに製膜したものを使用し、そのフィルムの片面に
アクリルポリオールとヘキサメチレンジイソシアネート
からなる2液硬化型ウレタン樹脂を主成分とするプライ
マーインキを全面に印刷して厚さ2ミクロンのプライマ
ー層を形成し、これに2価のアクリルポリオールにヘキ
サメチレンジイソシアネートから得られた熱可塑性のウ
レタン樹脂を主成分とするバインダー樹脂を使用し、公
知の方法で着色剤を用いてインキとし、木目調模様を印
刷し準備する。20cm角の基材シートを予め120
℃、又は160℃に予熱しておき、これに前記フィルム
の印刷面を基材シート側にした状態でセットして、上下
の熱盤を基材シートの予熱温度と同温に各々温度調節し
たコンプレッション装置に挿入して3〜6Kg/cm2
の加圧状態で5分間保ち、更に水冷した別のコンプレッ
ション装置に移動し、室温まで冷却後取り出す。このシ
ートの片面にフィルムが貼付された複合シートを基材シ
ートが製品面側に位置させる状態で熱成形する。即ち、
複合シート温度を160℃に加熱し、周辺をクランプし
ながら常法に従い、真空成形を実施する。こうして高さ
10mmの箱形形状で深みのある木目調外観を有した成
形品を得、周辺をトリミングして15cm角のテストピ
ースとする。さらに別途準備した硝子繊維強化PP製射
出成形型枠に嵌合装着し評価する。
【0019】
【実施例3】基材シート原料としてデルペット70H
(#99141透明/通常の熱可塑性アクリル樹脂・旭
化成(株)製品)を使用し、押出機(スクリュー径90
mmφ、L/D=32、単軸)、シートダイ、及びポリ
ッシングロール3本から成るユニットと、圧着ロール、
引き取りロールを用い常法により押し出しシート成形を
行い、幅900mmの基材シートを作成する。シートダ
イ吐出口とポリッシングロールの間隔、及びポリッシン
グロールと引き取りロールの回転速度を調整し、シート
の厚みは2mmを目標に調整した。こうして得られた基
材シートのシャルピー衝撃強度は1.4KJ/m2であ
った。ポリプロピレン系樹脂フィルムは、実施例1に同
じく厚さ0.05mmに製膜し、木目調模様を印刷した
ロール状の原反を準備する。印刷面がシート面側に位置
するようにして、テンションロール、圧着ロールを介し
て連続的に供給し、シートの片面に貼付する。貼付段階
でのテンションロール応力は3Kg/m(ロールの幅方
向の単位長さ当たり)、圧着ロールのロール圧は0.6
ton/m(ロールの幅方向の単位長さ当たり)、基材
シート表面温度は150℃である。得られた複合シート
の基材面側は表面凹凸等外観を損なう欠陥の実質的に無
い、常法によって得られるアクリル系樹脂シートと同等
の良好な外観を有している。実施例1と同様に真空成形
を実施し、得られた成形品の平坦部中央の強度試験を実
施したところ、0.5及び0.7Jの衝撃荷重では異常
は無かったが、1Jの衝撃荷重の場合には衝撃荷重の作
用した個所に、放射状の1〜2mmの微小なクラックが
見られた。さらに実施例1と同じくガラス繊維強化PP
製型枠に装着して評価する。
(#99141透明/通常の熱可塑性アクリル樹脂・旭
化成(株)製品)を使用し、押出機(スクリュー径90
mmφ、L/D=32、単軸)、シートダイ、及びポリ
ッシングロール3本から成るユニットと、圧着ロール、
引き取りロールを用い常法により押し出しシート成形を
行い、幅900mmの基材シートを作成する。シートダ
イ吐出口とポリッシングロールの間隔、及びポリッシン
グロールと引き取りロールの回転速度を調整し、シート
の厚みは2mmを目標に調整した。こうして得られた基
材シートのシャルピー衝撃強度は1.4KJ/m2であ
った。ポリプロピレン系樹脂フィルムは、実施例1に同
じく厚さ0.05mmに製膜し、木目調模様を印刷した
ロール状の原反を準備する。印刷面がシート面側に位置
するようにして、テンションロール、圧着ロールを介し
て連続的に供給し、シートの片面に貼付する。貼付段階
でのテンションロール応力は3Kg/m(ロールの幅方
向の単位長さ当たり)、圧着ロールのロール圧は0.6
ton/m(ロールの幅方向の単位長さ当たり)、基材
シート表面温度は150℃である。得られた複合シート
の基材面側は表面凹凸等外観を損なう欠陥の実質的に無
い、常法によって得られるアクリル系樹脂シートと同等
の良好な外観を有している。実施例1と同様に真空成形
を実施し、得られた成形品の平坦部中央の強度試験を実
施したところ、0.5及び0.7Jの衝撃荷重では異常
は無かったが、1Jの衝撃荷重の場合には衝撃荷重の作
用した個所に、放射状の1〜2mmの微小なクラックが
見られた。さらに実施例1と同じくガラス繊維強化PP
製型枠に装着して評価する。
【0020】
【実施例4】基材シート原料として前出のデルペット7
0H35部に対して、デルペットSRB235(#99
142透明/耐衝撃性熱可塑性アクリル樹脂・旭化成
(株)製品)を100部の割合で混合して使用する他
は、実施例3に同じく押し出しシート成形を行い、得ら
れた基材シートのシャルピー衝撃強度は3.2KJ/m
2であった。さらに実施例3と同様に複合シートを得、
成形品の平坦部中央の強度試験を実施したところ、1J
の衝撃荷重の作用によっても、ひび割れ、クラックの発
生は見られず、耐衝撃に優れたものであった。他の実施
例と同じくガラス繊維強化PP製型枠に装着して評価す
る。
0H35部に対して、デルペットSRB235(#99
142透明/耐衝撃性熱可塑性アクリル樹脂・旭化成
(株)製品)を100部の割合で混合して使用する他
は、実施例3に同じく押し出しシート成形を行い、得ら
れた基材シートのシャルピー衝撃強度は3.2KJ/m
2であった。さらに実施例3と同様に複合シートを得、
成形品の平坦部中央の強度試験を実施したところ、1J
の衝撃荷重の作用によっても、ひび割れ、クラックの発
生は見られず、耐衝撃に優れたものであった。他の実施
例と同じくガラス繊維強化PP製型枠に装着して評価す
る。
【0021】
【比較例1、2】基材シート表面温度を90℃、190
℃とする他は、実施例4と同じくして、複合シートを得
て評価する。得られた複合シートは、密着性又は外観が
不良で実用に供し得るものではなかった。
℃とする他は、実施例4と同じくして、複合シートを得
て評価する。得られた複合シートは、密着性又は外観が
不良で実用に供し得るものではなかった。
【比較例3】基材シートとして、厚さ2mmの前記デラ
グラスSR(#7175透明/耐衝撃性熱可塑性アクリ
ル樹脂シート・旭化成株式会社製品、シャルピー衝撃強
度3.0KJ/m2)、これに0.1mm厚みの木目調
模様を印刷した軟質塩化ビニルフィルムを使用する他は
実施例1に同じく操作して複合シートを得て評価した
が、耐久性試験(高温高湿試験、耐候性試験)でクラッ
ク、及びフィルムの剥離が認められた。以上の結果をま
とめて、表1に示す。
グラスSR(#7175透明/耐衝撃性熱可塑性アクリ
ル樹脂シート・旭化成株式会社製品、シャルピー衝撃強
度3.0KJ/m2)、これに0.1mm厚みの木目調
模様を印刷した軟質塩化ビニルフィルムを使用する他は
実施例1に同じく操作して複合シートを得て評価した
が、耐久性試験(高温高湿試験、耐候性試験)でクラッ
ク、及びフィルムの剥離が認められた。以上の結果をま
とめて、表1に示す。
【0022】
【表1】 *1;木目調装飾柄印刷部の変色が目立つ *2;テストピースの一部(箱形形状の角部、及び型枠
嵌合接触部)にクラック *3;3テストピースの一部(箱形形状の平坦部)でフ
ィルム剥離
嵌合接触部)にクラック *3;3テストピースの一部(箱形形状の平坦部)でフ
ィルム剥離
【0023】
【発明の効果】本発明は、意匠性の高い模様を有し、且
つ機械的強度、耐久性、および耐候性を兼ね備え、真空
成形、圧空成形等により立体的に成形して使用するに好
適な複合シートおよび該シートを用いた装飾パネル構造
体であり、従来の装飾パネル構造体に比較して耐久性が
大幅に改良され、且つ光沢と深みのある柄模様を持ち、
車輌内装等に好適に使用する事が出来る。また、燃焼時
に塩素系有害物質の発生による環境汚染の無い優れたリ
サイクル対応材料を提供する。
つ機械的強度、耐久性、および耐候性を兼ね備え、真空
成形、圧空成形等により立体的に成形して使用するに好
適な複合シートおよび該シートを用いた装飾パネル構造
体であり、従来の装飾パネル構造体に比較して耐久性が
大幅に改良され、且つ光沢と深みのある柄模様を持ち、
車輌内装等に好適に使用する事が出来る。また、燃焼時
に塩素系有害物質の発生による環境汚染の無い優れたリ
サイクル対応材料を提供する。
Claims (4)
- 【請求項1】 透明性の熱可塑性アクリル系樹脂からな
る基材シートの片面に、ウレタン樹脂を主成分とするプ
ライマー層を中間層にして、装飾柄が印刷されたポリプ
ロピレン系樹脂フィルムの印刷面を介し、該基材シート
の表面温度が100〜170℃で貼り合わされ、一体化
されてなる複合シートであって、基材シート側が製品面
として支持体に組み込まれてなることを特徴とする装飾
パネル構造体。 - 【請求項2】 基材シートが、シャルピー衝撃強度2K
J/m2以上を有する透明性の耐衝撃性熱可塑性アクリ
ル系樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の装飾
パネル構造体。 - 【請求項3】 基材シートが、それを押出成形する際
に、その工程内に於いて装飾柄が印刷されたポリプロピ
レン系樹脂フィルムを1〜10Kg/m(ロールの幅方
向の単位長さ当たり)の緊張下で連続的に貼り合わせ、
複合シートとして得られるものであることを特徴とする
請求項1又は2記載の装飾パネル構造体。 - 【請求項4】 複合シートをシート熱成形法により成形
した後、支持体に組み込まれてなることを特徴とする請
求項1〜3のいずれかに記載の装飾パネル構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001039808A JP2002240208A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 樹脂製装飾パネル構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001039808A JP2002240208A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 樹脂製装飾パネル構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002240208A true JP2002240208A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18902525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001039808A Pending JP2002240208A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 樹脂製装飾パネル構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002240208A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10286930A (ja) * | 1997-04-14 | 1998-10-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シート |
JP2000085072A (ja) * | 1998-07-16 | 2000-03-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シ―トおよび木質化粧板 |
JP2000141583A (ja) * | 1998-11-05 | 2000-05-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シート |
JP2000211070A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-08-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シ―ト |
JP2000318112A (ja) * | 1999-05-12 | 2000-11-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 複合シートの製造方法 |
JP2001001465A (ja) * | 1993-03-12 | 2001-01-09 | Toppan Printing Co Ltd | 積層化粧シート |
-
2001
- 2001-02-16 JP JP2001039808A patent/JP2002240208A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001001465A (ja) * | 1993-03-12 | 2001-01-09 | Toppan Printing Co Ltd | 積層化粧シート |
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JP2000211070A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-08-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シ―ト |
JP2000318112A (ja) * | 1999-05-12 | 2000-11-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 複合シートの製造方法 |
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