JP2002239957A - 多関節ロボットの姿勢決定方法およびプログラム - Google Patents

多関節ロボットの姿勢決定方法およびプログラム

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JP2002239957A
JP2002239957A JP2001042516A JP2001042516A JP2002239957A JP 2002239957 A JP2002239957 A JP 2002239957A JP 2001042516 A JP2001042516 A JP 2001042516A JP 2001042516 A JP2001042516 A JP 2001042516A JP 2002239957 A JP2002239957 A JP 2002239957A
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articulated robot
welding
gun unit
angle
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Ryo Nakajima
陵 中島
Masakatsu Kaneko
正勝 金子
Kaoru Shibata
薫 柴田
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガンユニット52を備える多関節ロボット50
の作業姿勢をオフラインティーチングによりティーチン
グする際に、その姿勢を決定する工程を自動化し、熟練
を要せずに短時間でティーチングデータを作成すること
を目的とする。 【解決手段】ワーク80の溶接点を基準とし、その面に
垂直な溶接基準ベクトルとガンユニット52の基準ベク
トルが一致するように多関節ロボット50の姿勢を演算
する。また、溶接基準ベクトルを中心軸としてガンユニ
ット52を360°回転させて、所定角度ごとにガンユ
ニット52が周辺構造物と干渉しないか調べて、周辺構
造物と干渉する干渉角度領域と、溶接可能角度領域とを
区分けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多関節ロボットの
姿勢決定方法およびプログラムに関し、特に、ガンユニ
ットを備えた多関節ロボットがワークを溶接する姿勢を
コンピュータを用いて決定する多関節ロボットの姿勢決
定方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製造ラインに設置された多関節ロ
ボットを直接操作させて作業姿勢のティーチングを行お
うとすると、多関節ロボットの操作を熟知したオペレー
タが製造ラインの現場で作業を行わなければならないた
め、その分、作業が非効率的となってしまう。また、そ
の作業は、製造ラインを停止された状態で行う必要があ
るために当該製造ラインの稼動率も低下してしまう。
【0003】そこで、近時前記ティーチングの効率化を
図るため、あるいは、前記製造ラインの稼動率を向上さ
せるために、オフラインによるティーチング(オフライ
ンティーチング)が行われている。すなわち、コンピュ
ータ上に多関節ロボット並びに作業対象物であるワーク
および周辺構造物のモデルを構築し、このモデルを用い
てティーチングデータを作成した後、前記ティーチング
データを現場の多関節ロボットに供給するようにすれ
ば、ティーチングデータの作成中に製造ラインを停止さ
せる必要がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のオフ
ラインティーチングにおいては、主にロボットの姿勢を
モニタ上に映し出して決定することから、ロボットとワ
ークとの干渉(接触等)やロボットとその他の工場の設
備との干渉を調査する際に、人手による作業に頼ってい
るのが現状である。
【0005】人手作業の場合、ロボットがワークやその
他の設備と干渉しない非干渉領域を抽出するのに時間が
かかり、その判断も個人によって異なり、抽出ポイント
の見落としや抜けがどうしても生じるという問題があ
る。
【0006】このように、オフラインティーチングにて
ロボットの姿勢を決定する場合も、その作業は、必ずし
も容易ではなく、ティーチングにかかる時間もあまり短
縮されていない。
【0007】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、多関節ロボットの作業姿勢をオフライン
ティーチングする際に、その姿勢を決定する工程を自動
化し、熟練を要せずに短時間でティーチングデータを作
成することができる多関節ロボットの姿勢決定方法およ
びプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る多関節ロボ
ットの姿勢決定方法および本発明に係るプログラムは、
ガンユニットを備えた多関節ロボットの姿勢決定方法お
よびプログラムにおいて、ワークの溶接点を基準とし、
前記ワークの面に垂直な溶接基準ベクトルを設定する第
1のステップと、前記ガンユニットの溶接作業点を基準
とするガンユニット基準ベクトルが、前記溶接基準ベク
トルに一致するように前記ガンユニットの位置を仮定す
る第2のステップと、前記第2のステップにおいて仮定
した前記ガンユニットの位置から、前記多関節ロボット
の姿勢を演算する第3のステップを有することを特徴と
する。ここで、前記多関節ロボット、前記ガンユニッ
ト、ワークおよび周辺構造物はコンピュータによるプロ
グラム処理でモデルとして構成された仮想のものであ
る。
【0009】これにより、多関節ロボットの作業姿勢を
オフラインティーチングする際に、その姿勢を決定する
工程を自動化し、熟練を要せずに短時間でティーチング
データを作成することができる。
【0010】そして、前記第3のステップにて行う前記
多関節ロボットの姿勢演算で、前記多関節ロボットの姿
勢成立の可否を判断するようにしてもよい。
【0011】さらに、前記多関節ロボットの姿勢が成立
しないと判断された場合に、前記溶接基準ベクトルを前
記溶接点を基準としてα°傾斜した向きに変更して、再
度前記第2および第3のステップを実行し、前記多関節
ロボットの姿勢成立の可否を判断するようにすると、多
関節ロボットの適用姿勢の自由度が大きくなり、非干渉
領域の抽出作業時間の短縮化を図ることができる。
【0012】またさらに、前記多関節ロボットの姿勢が
成立しないと判断された場合に、前記溶接基準ベクトル
を前記溶接点を基準として180°反転させた向きに変
更して、再度前記第2および第3のステップを実行し、
前記多関節ロボットの姿勢成立の可否を判断してもよ
い。多関節ロボットの適用姿勢における自由度の拡大に
有利である。
【0013】そして、多関節ロボットの姿勢が成立する
と判断された場合に、前記溶接基準ベクトルを中心軸と
して前記ガンユニットを所定角度回転させたときのガン
ユニットの位置を仮定する第4のステップと、前記仮定
された位置でガンユニットにガン開閉動作をさせたとき
のガンユニットの動作範囲を仮定する第5のステップ
と、前記仮定された動作範囲が周辺構造物と干渉しない
か調べる第6のステップと、複数の前記所定角度につい
て前記第4〜第6のステップを実行し、少なくとも前記
仮定された動作範囲が周辺構造物と干渉する干渉角度領
域と、該干渉角度領域以外の溶接可能角度領域とを区分
けする第7のステップとを有するようにしてもよい。こ
うするとより好適な多関節ロボットの姿勢を求めること
ができる。
【0014】また、前記第6のステップで、前記仮定さ
れた位置が前記多関節ロボットの構造上とりえない位置
である位置不能角度領域であるかを調べるようにしても
よい。
【0015】さらに、前記溶接可能角度領域、前記干渉
角度領域および前記位置不能角度領域を前記所定角度ご
とに記録するようにすると、再計画時等に該記録を利用
することができる。
【0016】またさらに、前記溶接可能角度領域が複数
存在する場合に、角度が最大である前記溶接可能角度領
域から実際に溶接する前記ガンユニットの角度を選択す
るようにすると、より安全な多関節ロボットの姿勢を求
めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る多関節ロボッ
トの姿勢決定方法およびプログラムの実施の形態例を図
1〜図11Bを参照しながら説明する。
【0018】図1は、本実施の形態において利用するオ
フラインティーチング装置10と、前記オフラインティ
ーチング装置10により作成されたティーチングデータ
に基づき作業対象物に対して所望の作業を行うロボット
装置12とを示す。
【0019】オフラインティーチング装置10は、制御
部14と、モニタ16と、制御部14に対して入出力指
示を行うためのキーボード18およびマウス20とを備
え、多関節ロボット50の動作のティーチングを行うも
のである。
【0020】ロボット装置12は、多関節ロボット50
と、前記ティーチングデータに基づいて前記多関節ロボ
ット50の動作制御を行うロボット制御部22とを備え
る。
【0021】図3に示すように、多関節ロボット50
は、取付台である第1ベース54と、第2ベース56
と、第1リンク58、第2リンク60および第3リンク
62と、円筒状のガン着脱部64等から構成され、この
ガン着脱部64にはガンユニット52が接続されてい
る。
【0022】そして、第1ベース54と第2ベース56
は鉛直軸L0を軸心として回転する軸J1により接続さ
れている。第2ベース56と第1リンク58の基端は鉛
直平面内で回転する軸J2により接続され、第1リンク
58の先端と第2リンク60の基端は鉛直平面内で回転
する軸J3により接続されて、また、第2リンク60の
先端と第3リンク62の基端は鉛直平面内で回転する軸
J4により接続されている。第3リンク62の先端はガ
ン着脱部64と軸J5により接続されており、この軸J
5は第3リンク62の中心軸線Lを中心に回転する。
【0023】また、ガン着脱部64に接続されたガンユ
ニット52はいわゆるC型溶接ガンであり、前記中心軸
線L上に沿って開閉する一対の溶接電極70、72を有
する。この溶接電極70、72は閉状態では前記中心軸
線L上の溶接作業点(以下、TCP(Tool Center Poin
t)という)で接触する。
【0024】TCPから本体側の溶接電極72の軸心に
一致する方向を電極ベクトルZr(ガンユニット基準ベ
クトル)とし、電極ベクトルZrに直交しアーム74と
逆側に向く方向をアームベクトルXrとする。また、ア
ームベクトルXr、電極ベクトルZrに互いに直交する
方向を横ベクトルYr(図9A参照)とする。
【0025】軸J1、J2、J3、J4およびJ5の駆
動機構並びに溶接電極70、72の開閉機構は、それぞ
れ図示しないアクチュエータにより駆動され、TCPは
軸J1の回転角θ1、軸2の回転角θ2、軸3の回転角
θ3、軸4の回転角θ4、軸J5の回転角θ5および多
関節ロボット50の各部の寸法により決定される。
【0026】本実施の形態では多関節ロボット50は5
軸型として説明したが、6軸以上であっても適用可能で
あることはもちろんであり、またここでいう軸とは回転
動作だけでなく伸縮動作や移動動作を含むものである。
【0027】また、ガンユニット52はC型溶接ガンに
限らず、例えば図4に示すX型溶接ガン(共通の支軸に
軸支された開閉する一対のガンアームを備える溶接ガ
ン)52aであってもよい。
【0028】オフラインティーチング装置10を構成す
る制御部14は、図2に示すように、オフラインティー
チング装置10の全体の制御を行うCPU26と、不揮
発性記憶部であるROM28と、揮発性記憶部であるR
AM29と、ハードディスクドライブ(HDD)34
と、モニタ16の画面上における描画制御を行う描画制
御回路30と、キーボード18およびマウス20が接続
されるインタフェース回路32と、外部記録媒体36a
を制御する記録媒体ドライブ36と、ティーチングデー
タを作成するデータ作成回路38と、ティーチングデー
タに基づきモニタ16の画面上でシミュレーションを行
うシミュレーション回路40とを有する。このシミュレ
ーション回路40は、3次元CADをベースにしており
前記モデルを作成したり、該モデル相互の干渉(接触
等)を調べたりする機能を持つ。
【0029】次に、本実施の形態にかかる多関節ロボッ
トの姿勢決定方法について図5〜図11Bを参照しなが
ら詳細に説明する。
【0030】なお、本実施の形態では多関節ロボット5
0、ワーク80およびその周辺構造物はオフラインティ
ーチング装置10において、仮想のモデルとして扱う
が、以下の説明では現実の装置と同じ符号を用いて表記
する。
【0031】まず、図5のステップS1において、複数
の溶接ポイントを指定して溶接姿勢の順序を仮に決定す
る。この手順は図7Aに示すように、パス表示画面10
2で予め決まっている複数の溶接ポイントP1〜P4を
モニタ16の画面上に表示させて、溶接する順番にマウ
ス20でクリックすることにより決定される。ここで溶
接ポイントP1〜P4はそれぞれ空間上の位置を表す高
さ、幅、奥行き各方向の3つの座標値と、ワーク80
(図9A参照)の面における奥行き方向ベクトルX、幅
方向ベクトルY、法線方向ベクトルZ(溶接基準ベクト
ル)の合計6つの座標値から構成されている。
【0032】そして、溶接ポイントP1〜P4を全て選
択し終わると、図7Bに示すようにモニタ16の画面上
に多関節ロボット50の現在位置P0を始点として、各
溶接ポイントP1〜P4の順序を示す矢印が表示され
る。そして、RAM29には図8Aに示すように各溶接
ポイントP1〜P4の順序を示す表であるパステーブル
110が仮に作成される。このパステーブル110は溶
接ポイントP1〜P4の情報である「ガンユニットの向
き」欄110aと「溶接ポイントの位置」欄110bだ
けが書き込まれた仮の表であり、現在位置P0以外は、
「多関節ロボット姿勢」欄110cの回転角θ1〜θ5
が求まっていない。従って溶接ポイントPn(nは溶接
の順番を示す。以下同様)に対応する「多関節ロボット
姿勢」欄110cは空欄になっており、以降の処理にお
いて求める。「溶接ポイントの位置」欄110bは高さ
(Hn)、幅(Wn)、奥行き(Dn)で表されてい
る。
【0033】なお、パステーブル110は、RAM29
やHDD34内に記録されるが、必要に応じてモニタ1
6の画面に表示されまたは印刷され得る。
【0034】次に、図5のステップS2において、溶接
ポイントPnの前記法線方向ベクトルZに対して少なく
とも多関節ロボット50が前記TCPの電極ベクトルZ
rを一致させることができるかを調査する。つまり、ワ
ーク80の当該溶接ポイントPn面上に溶接電極70、
72を垂直に設定させることができることの確認を行え
ばよい。
【0035】一般にこの演算方法は溶接ポイントPnが
有する6つの座標値と、多関節ロボット50の各部寸法
から周知の行列演算手法によって求めることができる。
つまり、前記TCPを溶接ポイントの位置(Hn、W
n、Dn)に合わせる。さらに奥行き方向ベクトルX、
幅方向ベクトルY、法線方向ベクトルZで規定される座
標と、アームベクトルXr、横ベクトルYr、電極ベク
トルZrで規定される座標とを一致させた上で行列演算
手法(以下、逆演算という)を適用すればよい。
【0036】このステップS2の場合には、溶接ポイン
トPnの面に対して溶接電極70、72が垂直になるこ
とを確認すればよいので、少なくとも法線方向ベクトル
Zと電極ベクトルZrとだけを一致させて逆演算を行
い、多関節ロボット50の仮の姿勢を求めておけばよ
い。
【0037】次に、ステップS3において、ステップS
2の演算における解が正常に求まったかどうか、つまり
前記TCPが溶接ポイントPnに到達可能かを判断す
る。解が求まらなければステップS4へ移り、正常に求
まるときはステップS12へ移る。
【0038】解が正常に求まらなかった場合の処理ステ
ップS4〜ステップS11について説明する。
【0039】まず、ステップS4において、電極ベクト
ルZrをTCPを基準にして180°反転させるフリッ
プ動作を行う。このフリップ動作は図9Aおよび図9B
に示すようにガンユニット52がワーク80に対して接
近させる方向を反転させることを意味する。そして、こ
の状態においてステップS2と同じように再度法線ベク
トルZと電極ベクトルZrを一致させることができるか
調査を行う。
【0040】そして、ステップS5において、ステップ
S3と同様に解が求まるかどうか調べる。
【0041】解が求まるのならば、ステップS6におい
て、パステーブル110の当該溶接ポイントPnの値を
書き換えるとともに、図7Cのパス表示画面102の溶
接ポイントP3の例に示すように座標表示を反転させ
る。その後、ステップS12に移る。ステップS5にお
いて、解が求まらなければステップS7に移る。
【0042】ステップS7においては、まず、ステップ
S4で行ったガンユニット52のフリップをもとに戻し
た後、前記電極ベクトルZrで規定されるガンユニット
52の向きをα°傾斜させる傾斜動作を行う。この傾斜
動作は図9Cに示すようにガンユニット52がワーク8
0を把持する角度をα°傾斜させることを意味する。溶
接を行う際に、ワーク80は溶接電極70、72に垂直
に把持されることが望ましいが、多関節ロボット50の
姿勢が成立しないならば、必ずしもこの条件にとらわれ
る必要はなく、実際の溶接作業に影響のない角度範囲を
考慮してその範囲内で上記角度α°を規定しておく。そ
して、この状態において、再度ステップS2と同様に法
線方向ベクトルZと電極ベクトルZrを一致させること
ができるか調査を行う。
【0043】次に、ステップS8において、ステップS
3と同様に解が求まるかどうか調べる。
【0044】解が求まるときは、ステップS9におい
て、パステーブル110の該当する溶接ポイントPnの
値を書き換えるとともに、図7Dのパス表示画面102
の溶接ポイントP4の例に示すように、座標表示をα°
傾斜させる。そして、処理ステップS12に移る。前記
ステップS8において、解が求まらなければステップS
10に移る。
【0045】ステップS10では、当該溶接ポイントP
nは多関節ロボット50の稼動範囲外であると判断し
て、パステーブル110から削除する。
【0046】さらに、ステップS11において、図7E
のパス表示画面102の溶接ポイントP2の例に示すよ
うに、到着不可能な箇所はバイパスするように矢印によ
る接続を変更する。そして、ステップS2に戻り次の溶
接ポイントの処理に移る。削除した溶接ポイントPnに
ついては、再計画を行って他のロボットに作業を割り振
るなどの処置をとる。
【0047】前記ステップS3、ステップS6またはス
テップS9の処理が終了すると、溶接ポイントPnにお
ける多関節ロボット50がとりうる姿勢のうち1つが求
まったことになるが、より好適な姿勢を求めるために以
下の処理(ステップS12〜ステップS23)を引き続
き行う。すなわち、ステップS12〜ステップS23の
処理では電極ベクトルZrを中心にしてガンユニット5
2を360°回転させて好適な多関節ロボット50の姿
勢を求める。以下、その処理について説明する。
【0048】まず図6の、ステップS12において、そ
の時点で想定しているガンユニット52の向きに対して
多関節ロボット50の姿勢を前記逆演算の手法により求
める。そして、次のステップS13において、解が求ま
るか、また求まった解である各軸J1〜J5の回転角θ
1〜θ5が可動角度範囲内であるかどうか判断する。
【0049】解が求まり、また各軸J1〜J5の回転角
θ1〜θ5が可動角度範囲内であれば次のステップS1
4に移り、それ以外であれば、そのガンユニット52の
向きは位置不能角度範囲としてステップS17へ移る。
【0050】ステップS14においては、その時点で想
定している多関節ロボット50が他の構造物と干渉して
いないかをシミュレーション回路40が有する機能を用
いて調べる。具体的には多関節ロボット50の周辺に存
在する、例えば工場内の柱などが第1リンク58、第2
リンク60等と干渉していないか調べる。干渉がなけれ
ば次のステップS16に移り、干渉があれば、ステップ
S15へ移る。
【0051】ステップS15において、多関節ロボット
50が、他に取りうる姿勢があるかどうかを前記逆演算
の手法により調査する。そして、取りうる姿勢があるな
らばその姿勢を基準として、再度干渉の有無を調査する
ためにステップS14に戻る。取りうる姿勢がないなら
ばそのガンユニット52の向きに関しては干渉角度範囲
として処理しステップS17へ移る。
【0052】干渉がないときは、ステップS16におい
て、その時点で想定しているガンユニット52が他の構
造物またはワーク80と干渉していないか、シミュレー
ション回路40の機能により調べる。このとき、ガンユ
ニット52の一対の溶接電極70、72にガン開閉動作
をさせたときのガンユニット52の動作範囲を含めて干
渉がないか調べる。干渉がなければそのガンユニット5
2の向きは溶接可能角度範囲とし、干渉があれば干渉角
度範囲とする。ガンユニット52としてC型溶接ガンを
採用する場合は溶接電極70、72が開閉することによ
り他の構造物等と干渉するおそれは少ないが、前記X型
溶接ガン52aにおいてはアーム部が比較的大きく開閉
することから開状態の姿勢で干渉がないか調べる。
【0053】次に、ステップS17において、その時点
で想定しているガンユニット52の向きは溶接可能角度
範囲、干渉角度範囲または位置不能角度範囲のいずれか
に規定されているので、図10に示す動作範囲表104
の対応する回転角の動作範囲の欄104aに記録する。
この動作範囲表104は各溶接ポイントごとに作成する
ものであり、図10は溶接ポイントP1の例である。
【0054】この動作範囲表104は、RAM29やH
DD34内に記録されるが、必要に応じてモニタ16の
画面に表示されまたは印刷され得る。
【0055】次に、ステップS18において、ガンユニ
ット52に関して360°分の処理が終了したか判断す
る。360°分の処理が終了していなければ、ステップ
S19において、ガンユニット52を前記電極ベクトル
Zrを中心に所定角度回転させ、そしてステップS12
に戻り処理を続ける。ここでいう所定角度とは1°程度
が適当である。
【0056】360°分の処理が終了しているならば次
のステップS20へ移る。
【0057】ステップS20において、図10に示す動
作範囲表104の領域の欄104bを作成する。すなわ
ち連続する同じ種類の角度範囲を1つの領域としてまと
めて番号付けをするとともに、その領域の角度幅を記録
する。図10では、第1および第2溶接可能角度領域に
おけるそれぞれの角度幅が160°および30°であ
り、第1および第2干渉角度領域におけるそれぞれの角
度幅が30°および10°であり、姿勢不能角度領域が
1つあってその角度範囲が120°である例を示す。な
お、第1溶接可能角度領域のように、ある領域が角度0
°(360°)を挟んで存在しているときは1つの領域
として扱う。
【0058】さらに、図11Aに示すように、モニタ1
6の画面上においても、ガンユニット52およびワーク
80が表示され、相対的な位置関係と各領域が色分けさ
れて表示されるのでオペレータが目視で直感的に各領域
の配置を確認することができる。図11Aで白抜き扇形
部90は溶接可能角度領域であり、粗のハッチング部9
2は干渉角度領域であり、密のハッチング部94は位置
不能角度領域を表す。
【0059】次に、ステップS21において、溶接可能
角度領域のうち角度幅が最大のものを選択する。図10
に示す例では、第1溶接可能角度領域の角度幅が160
°で第2溶接可能角度領域の角度幅30°より大きいの
で、これを選択する。溶接可能角度領域が1つである場
合はその領域が選択される。同じ角度範囲の溶接可能角
度領域のものが複数あるときはパステーブル110で隣
接する溶接ポイントP(n+1)との位置関係などを考
慮して判断する。
【0060】次に、S22において、選択された溶接可
能角度領域の中央値を選択する。図10に示す例では、
角度が340°の欄が相当するのでこれを選択し、溶接
姿勢として決定する。このとき、図11Bに示すよう
に、モニタ16の画面上においても、選択された溶接可
能角度領域が扇形部90aとして表示され、さらにその
中央値がベクトルAとして表示される。
【0061】次に、ステップS23において、ステップ
S22で選択した角度に相当する前記各方向ベクトル
X、Y、Zと、回転角θ1〜θ5とを前記パステーブル
110の当該溶接ポイントPnの欄に書き込む。さら
に、溶接ポイントPnにおける多関節ロボット50の姿
勢をモニタ16の画面上に表示させて、オペレータが目
視にて確認できるようにする。
【0062】次に、ステップS24において、全ての溶
接ポイントについて処理が終了したかどうかを判断す
る。処理が終了していなければ次の溶接ポイントを指定
(ステップS25)した後ステップS2へ戻り処理を続
ける。
【0063】全ての溶接ポイントに関して処理が終了し
たならば、オフラインティーチングが終了したことにな
り、図8Bに示すパステーブル120が作成される。
【0064】この図8Bは、溶接ポイントP2を削除、
溶接ポイントP3をフリップし、そして溶接ポイントP
4をα°傾斜させ、さらに動作範囲表104の最大角度
幅の溶接可能角度領域からその中央値を選択したもので
ある。「ガンユニットの向き」欄120aの中、「−」
は極性が反転したことを表す添え字であり、「α」はガ
ンユニット52の向きをα°傾斜した角度を表す添え字
である。「c」は最大角度幅の溶接可能角度領域からそ
の中央値を選択したことにより変換されたことを表す添
え字であり、この変換により電極ベクトルZrには影響
がないため該添え字はない。また、「溶接ポイントの位
置」欄120bはパステーブル110と変わらない。
【0065】「多関節ロボット姿勢」欄120cは、
「ガンユニットの向き」欄120aと「溶接ポイントの
位置」欄120bとから求めた値であるθn1〜θn5
が記録されている。
【0066】そして、オフラインティーチング装置10
は、作成されたパステーブル120およびその他の必要
なデータをHDD34等へ記録保存するとともに、ロボ
ット制御部22に供給する。
【0067】なお、上述の実施の形態においては、図5
および図6においてステップS2〜ステップS23まで
の処理を1つのループ内で一括処理しているが、当初の
溶接基準ベクトルにより多関節ロボット50の姿勢を求
める処理であるステップS2〜ステップS11と、溶接
ポイントPnまわりにガンユニット52を360°回転
させて調査をする処理であるステップS12〜ステップ
S19と、各領域ごとに整理してより好適な姿勢を求め
る処理であるステップS20〜ステップS23とをそれ
ぞれ個別にバッチ処理するようにしてもよい。
【0068】このように、本実施の形態においては、多
関節ロボット50のオフラインティーチングで溶接ポイ
ントPnとその溶接の順序を指定するだけで好適な姿勢
を自動的に求めるとともにパステーブル120を作成す
ることができるので、オフラインティーチングの操作が
容易になり、またティーチング時間も短縮される。
【0069】また、多関節ロボット50の姿勢が成立不
可能であれば、ガンユニット52の向きを反転させたり
当接する傾斜を変更する処理を自動で行い、さらに姿勢
が成立不可能であるならば当該溶接ポイントをパステー
ブル120から自動的に削除するので、オペレータの処
理や判断の負担が軽減し、ティーチング操作がより容易
になる。
【0070】さらに、電極ベクトルZrを中心にしてガ
ンユニット52を360°仮想的に回転させて姿勢の成
立性を判断するので、ガンユニット52および多関節ロ
ボット50の好適な姿勢を求めることができる。特に、
溶接可能角度領域を求めておきその最大の角度幅のもの
を選択し、さらにその中央値である角度を選択している
ので周辺構造物等に対して接触するなどのおそれがな
い。
【0071】またさらに、各溶接ポイントについて溶接
角度領域、干渉角度領域および位置不能角度領域に分け
て調査結果を記録しているので再計画時などに利用でき
る。具体的には、前後の溶接ポイントとの位置関係等か
ら前記中央値である角度以外の箇所を選択したいときな
どに有効である。
【0072】なお、この発明に係る多関節ロボットの姿
勢決定方法およびプログラムは、上述の実施の形態に限
らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成
を採り得ることはもちろんである。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る多関
節ロボットの姿勢決定方法およびプログラムによれば、
多関節ロボットの作業姿勢をティーチングする際に、そ
の姿勢を決定する工程を自動化し、短時間で、かつ容易
に多関節ロボットの好適な姿勢を有するティーチングデ
ータを作成できるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るオフラインティーチング装
置およびロボット装置を示す構成図である。
【図2】オフラインティーチング装置における制御部の
回路構成を示すブロック図である。
【図3】多関節ロボットの構成を示す説明図である。
【図4】X型溶接ガンを示す説明図である。
【図5】本実施の形態に係る多関節ロボットの姿勢決定
方法を示す工程ブロック図(その1)である。
【図6】本実施の形態に係る多関節ロボットの姿勢決定
方法を示す工程ブロック図(その2)である。
【図7】図7Aはパス表示画面で溶接ポイントを選択す
る手順を説明する図であり、図7Bは溶接ポイントが順
に接続された状態を示す図であり、図7Cは溶接ポイン
トの1つがフリップした状態を示す図であり、図7Dは
溶接ポイントの1つが傾斜した状態を示す図であり、図
7Eは溶接ポイントの1つが削除された状態を示す図で
ある。
【図8】図8Aは仮のパステーブルを示す図、図8Bは
最終的なパステーブルを示す図である。
【図9】図9Aは溶接基準ベクトルに合わせてガンユニ
ットがワークを把持している状態を示す図であり、図9
Bはガンユニットをフリップさせてワークを把持してい
る状態を示す図であり、図9Cは溶接基準ベクトルより
α°傾斜させてワークを把持している状態を示す図であ
る。
【図10】動作範囲表を表す図である。
【図11】図11Aはガンユニットおよびワークの相対
的な位置関係を各領域が色分けされて表示されているモ
ニタ画面を表す図であり、図11Bは最大の溶接可能角
度領域の中央値がベクトルで表示されている状態を表す
図である。
【符号の説明】 10…オフラインティーチング装置 12…ロボット装
置 16…モニタ 50…多関節ロボ
ット 52…ガンユニット 80…ワーク 110、120…パステーブル 104…動作範囲
表 P1、P2、P3、P4、Pn…溶接ポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 薫 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3C007 AS11 BS11 BT05 CT05 CV08 CW08 LS10 LS11 LV05 5H269 AB12 AB33 BB09 CC09 DD06 NN16 SA08 SA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガンユニットを備えた多関節ロボットの姿
    勢決定方法において、 ワークの溶接点を基準とし、前記ワークの面に垂直な溶
    接基準ベクトルを設定する第1のステップと、 前記ガンユニットの溶接作業点を基準とするガンユニッ
    ト基準ベクトルが、前記溶接基準ベクトルに一致するよ
    うに前記ガンユニットの位置を仮定する第2のステップ
    と、 前記第2のステップにおいて仮定した前記ガンユニット
    の位置から、前記多関節ロボットの姿勢を演算する第3
    のステップを有することを特徴とする多関節ロボットの
    姿勢決定方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の多関節ロボットの姿勢決定
    方法において、 前記第3のステップにて行う前記多関節ロボットの姿勢
    演算で、前記多関節ロボットの姿勢成立の可否を判断す
    ることを特徴とする多関節ロボットの姿勢決定方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の多関節ロボットの姿勢決定
    方法において、 前記多関節ロボットの姿勢が成立しないと判断された場
    合に、前記溶接基準ベクトルを前記溶接点を基準として
    α°傾斜した向きに変更して、再度前記第2および第3
    のステップを実行し、前記多関節ロボットの姿勢成立の
    可否を判断することを特徴とする多関節ロボットの姿勢
    決定方法。
  4. 【請求項4】請求項2記載の多関節ロボットの姿勢決定
    方法において、 前記多関節ロボットの姿勢が成立しないと判断された場
    合に、前記溶接基準ベクトルを前記溶接点を基準として
    180°反転させた向きに変更して、再度前記第2およ
    び第3のステップを実行し、前記多関節ロボットの姿勢
    成立の可否を判断することを特徴とする多関節ロボット
    の姿勢決定方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載の多関
    節ロボットの姿勢決定方法において、 多関節ロボットの姿勢が成立すると判断された場合に、
    前記溶接基準ベクトルを中心軸として前記ガンユニット
    を所定角度回転させたときのガンユニットの位置を仮定
    する第4のステップと、 前記仮定された位置でガンユニットにガン開閉動作をさ
    せたときのガンユニットの動作範囲を仮定する第5のス
    テップと、 前記仮定された動作範囲が周辺構造物と干渉しないか調
    べる第6のステップと、 複数の前記所定角度について前記第4〜第6のステップ
    を実行し、少なくとも前記仮定された動作範囲が周辺構
    造物と干渉する干渉角度領域と、該干渉角度領域以外の
    溶接可能角度領域とを区分けする第7のステップとを有
    することを特徴とする多関節ロボットの姿勢決定方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の多関節ロボットの姿勢決定
    方法において、 前記第6のステップで、前記仮定された位置が前記多関
    節ロボットの構造上とりえない位置である位置不能角度
    領域であるか調べることを特徴とする多関節ロボットの
    姿勢決定方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の多関節ロボットの姿勢決定
    方法において、 前記溶接可能角度領域、前記干渉角度領域および前記位
    置不能角度領域を前記所定角度ごとに記録することを特
    徴とする多関節ロボットの姿勢決定方法。
  8. 【請求項8】請求項6または7記載の多関節ロボットの
    姿勢決定方法において、 前記溶接可能角度領域が複数存在する場合に、角度が最
    大である前記溶接可能角度領域から実際に溶接する前記
    ガンユニットの角度を選択することを特徴とする多関節
    ロボットの姿勢決定方法。
  9. 【請求項9】ガンユニットを備えた多関節ロボットの姿
    勢決定に使用されるものであって、コンピュータにて読
    み取り実行可能なプログラムにおいて、 ワークの溶接点を基準とし、前記ワークの面に垂直な溶
    接基準ベクトルを設定する第1のステップと、 前記ガンユニットの溶接作業点を基準とするガンユニッ
    ト基準ベクトルが、前記溶接基準ベクトルに一致するよ
    うに前記ガンユニットの位置を仮定する第2のステップ
    と、 前記第2のステップにおいて仮定した前記ガンユニット
    の位置から、前記多関節ロボットの姿勢を演算する第3
    のステップを有することを特徴とするプログラム。
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