JP2002239918A - 偏磨耗防止用セグメントを有する研磨ホイール - Google Patents
偏磨耗防止用セグメントを有する研磨ホイールInfo
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24D—TOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
- B24D7/00—Bonded abrasive wheels, or wheels with inserted abrasive blocks, designed for acting otherwise than only by their periphery, e.g. by the front face; Bushings or mountings therefor
- B24D7/06—Bonded abrasive wheels, or wheels with inserted abrasive blocks, designed for acting otherwise than only by their periphery, e.g. by the front face; Bushings or mountings therefor with inserted abrasive blocks, e.g. segmental
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- B24D7/14—Zonally-graded wheels; Composite wheels comprising different abrasives
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 研磨作業時、発生される作業負荷のため、セ
グメントの外側に集中的に磨耗が発生される偏磨耗を防
止し、これにより、被削材の加工された研磨表面の加工
度を向上させた研磨ホイールを提供する。 【解決手段】 研磨ホイール１０のリム部１６底面に付
着される多数のセグメント２２，２４を有する研磨ホイ
ール１０において、前記セグメント２２，２４に、内外
側に境界面を置き、この境界面の内側部と外側部とにそ
れぞれ超研磨材の粒子サイズとその含有量とを調節した
り、若しくは超研磨材を結束させる金属ボンドの硬い程
度を調節し、前記セグメントの外側部２２ａ、２４ａが
相対的に耐磨耗性に優れている領域になるようにして偏
磨耗を防止したことを特徴とする。
グメントの外側に集中的に磨耗が発生される偏磨耗を防
止し、これにより、被削材の加工された研磨表面の加工
度を向上させた研磨ホイールを提供する。 【解決手段】 研磨ホイール１０のリム部１６底面に付
着される多数のセグメント２２，２４を有する研磨ホイ
ール１０において、前記セグメント２２，２４に、内外
側に境界面を置き、この境界面の内側部と外側部とにそ
れぞれ超研磨材の粒子サイズとその含有量とを調節した
り、若しくは超研磨材を結束させる金属ボンドの硬い程
度を調節し、前記セグメントの外側部２２ａ、２４ａが
相対的に耐磨耗性に優れている領域になるようにして偏
磨耗を防止したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はダイヤモンドなどの
超研磨材を使用して花崗岩、タイル、煉瓦、コンクリー
トブロックなどのいろいろな材質（以下、“被削材”と
称する）を研磨作業するための研磨ホイールに関し、特
に、研磨作業時、発生される作業負荷のため、セグメン
トの外側に集中的に磨耗が発生される偏磨耗を防止し、
これにより、被削材の加工された研磨表面の加工度を向
上させた研磨ホイールに関する。
超研磨材を使用して花崗岩、タイル、煉瓦、コンクリー
トブロックなどのいろいろな材質（以下、“被削材”と
称する）を研磨作業するための研磨ホイールに関し、特
に、研磨作業時、発生される作業負荷のため、セグメン
トの外側に集中的に磨耗が発生される偏磨耗を防止し、
これにより、被削材の加工された研磨表面の加工度を向
上させた研磨ホイールに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的に、研磨ホイールは研削刃作用を
するダイヤモンド粒子、またはＣＢＮ（立方晶窒化ホウ
素）粒子とか、超研磨材と、これを保持して持続的な自
生作用を可能にする金属とか、レジン、セラミックな
ど、材質の粉末が混合された塑性体（以下、“セグメン
ト”という。）であるセグメントを溶接、半田づけ、接
着などの方式で付着し、これに回転力を付加する回転体
（以下、“シャンク”という。）とから構成されてい
る。
するダイヤモンド粒子、またはＣＢＮ（立方晶窒化ホウ
素）粒子とか、超研磨材と、これを保持して持続的な自
生作用を可能にする金属とか、レジン、セラミックな
ど、材質の粉末が混合された塑性体（以下、“セグメン
ト”という。）であるセグメントを溶接、半田づけ、接
着などの方式で付着し、これに回転力を付加する回転体
（以下、“シャンク”という。）とから構成されてい
る。
【０００３】研磨ホイールは約１０，０００ＲＰＭ内外
の高速で回転しながら、主速が約７０〜８０Ｍ／ｓｅｃ
の回転速度でセグメントに研削力を負わせることにな
り、被削材で研削された切粉も高速で遠心力を受けるこ
とになる。従って、セグメントは酷烈な研磨作業負荷を
受けることになる。
の高速で回転しながら、主速が約７０〜８０Ｍ／ｓｅｃ
の回転速度でセグメントに研削力を負わせることにな
り、被削材で研削された切粉も高速で遠心力を受けるこ
とになる。従って、セグメントは酷烈な研磨作業負荷を
受けることになる。
【０００４】作業負荷時、セグメントを詳しく考察して
見ると、外側部に集中的に磨耗が生じる偏磨耗を発見で
きる。このような偏磨耗の原因は、前、後、左、右へ研
磨作業時毎に、セグメントの外側部が中央部よりもっと
多い研磨負荷を受けるためである。このような偏磨耗の
発生は、内側部分が磨耗される以前に、研磨ホイールを
交換しなければならないため、工具の寿命が短縮され
る。また、セグメントの外側部の偏磨耗により研磨表面
の加工度が落ちる短所をもたらす。
見ると、外側部に集中的に磨耗が生じる偏磨耗を発見で
きる。このような偏磨耗の原因は、前、後、左、右へ研
磨作業時毎に、セグメントの外側部が中央部よりもっと
多い研磨負荷を受けるためである。このような偏磨耗の
発生は、内側部分が磨耗される以前に、研磨ホイールを
交換しなければならないため、工具の寿命が短縮され
る。また、セグメントの外側部の偏磨耗により研磨表面
の加工度が落ちる短所をもたらす。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
査定を鑑みて創案されたものであって、研磨ホイールで
研磨作業時、発生される作業負荷のため、セグメントの
外側に集中的に磨耗が発生される偏磨耗を防止し、これ
により、被削材の加工された研磨表面の加工度を向上さ
せ、工具の寿命を高める研磨ホイールを提供することに
その目的がある。
査定を鑑みて創案されたものであって、研磨ホイールで
研磨作業時、発生される作業負荷のため、セグメントの
外側に集中的に磨耗が発生される偏磨耗を防止し、これ
により、被削材の加工された研磨表面の加工度を向上さ
せ、工具の寿命を高める研磨ホイールを提供することに
その目的がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の具体的な手段は、研磨ホイールのリム部底
面に付着される多数のセグメントを有する研磨ホイール
において、前記セグメントに、内外側へ境界面を置き、
この境界面の内側部と外側部とにそれぞれ超研磨材の粒
子サイズとその含有量とを調節したり、若しくは超研磨
材を結束させる金属ボンドの硬い程度を調節し、前記セ
グメントの外側部が相対的に耐磨耗性に優れている領域
になるようにして偏磨耗を防止したことを特徴とする。
めの本発明の具体的な手段は、研磨ホイールのリム部底
面に付着される多数のセグメントを有する研磨ホイール
において、前記セグメントに、内外側へ境界面を置き、
この境界面の内側部と外側部とにそれぞれ超研磨材の粒
子サイズとその含有量とを調節したり、若しくは超研磨
材を結束させる金属ボンドの硬い程度を調節し、前記セ
グメントの外側部が相対的に耐磨耗性に優れている領域
になるようにして偏磨耗を防止したことを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明の望ましい実施例を詳細に説明すると次の通りで
ある。本発明に適用される研磨ホイール１０は、図１、
２に図示されたように、電動工具の出力端が装着される
装着孔１２ａを有するディスク部１２と、ディスク部１
２から放射状に延長された多数のリブ部１４と、リブ部
１４を円周状に連結するリム部１６とを含んでおり、上
記リブ部１４の全体的な形状は円錐形のカップ状を形成
している。未説明符号１５は粉塵排出孔である。
本発明の望ましい実施例を詳細に説明すると次の通りで
ある。本発明に適用される研磨ホイール１０は、図１、
２に図示されたように、電動工具の出力端が装着される
装着孔１２ａを有するディスク部１２と、ディスク部１
２から放射状に延長された多数のリブ部１４と、リブ部
１４を円周状に連結するリム部１６とを含んでおり、上
記リブ部１４の全体的な形状は円錐形のカップ状を形成
している。未説明符号１５は粉塵排出孔である。
【０００８】本発明は、研磨ホイール１０のリム部１６
底面に付着される研磨用セグメント２２、２４は物理的
強度を区分する、内外側の境界面を置き、この境界面の
内側部と外側部とにそれぞれ超研磨材（ダイヤモンド粒
子、または立方晶窒化ホウ素粒子）のサイズとその含有
量を調節したり、若しくは超研磨材を結束させる金属ボ
ンドの硬い程度を調節し、上記セグメントの外側部が相
対的に耐磨耗性に優れている領域になり、偏磨耗を防止
したものである。この時、内側部はセグメント２２、２
４の中央部（central portion）になり、外側部はその
中央部を一定の幅に囲む外郭部（edge portion）を意味
する。
底面に付着される研磨用セグメント２２、２４は物理的
強度を区分する、内外側の境界面を置き、この境界面の
内側部と外側部とにそれぞれ超研磨材（ダイヤモンド粒
子、または立方晶窒化ホウ素粒子）のサイズとその含有
量を調節したり、若しくは超研磨材を結束させる金属ボ
ンドの硬い程度を調節し、上記セグメントの外側部が相
対的に耐磨耗性に優れている領域になり、偏磨耗を防止
したものである。この時、内側部はセグメント２２、２
４の中央部（central portion）になり、外側部はその
中央部を一定の幅に囲む外郭部（edge portion）を意味
する。
【０００９】以下において、セグメントの部分を示す
‘中央部’は‘内側部’に記載されており、‘外郭部’
は‘外側部’に記載されている。従って、本発明による
と、セグメントの外側部が内側部に比べて相対的に物理
的耐磨耗性が高い。
‘中央部’は‘内側部’に記載されており、‘外郭部’
は‘外側部’に記載されている。従って、本発明による
と、セグメントの外側部が内側部に比べて相対的に物理
的耐磨耗性が高い。
【００１０】本発明に適用されるセグメントの形状は、
望ましくはチップの排出が容易な円形、楕円形、流線型
などになることができ、その他の形態もさらに含まれる
ことができる。
望ましくはチップの排出が容易な円形、楕円形、流線型
などになることができ、その他の形態もさらに含まれる
ことができる。
【００１１】通常的に、研磨用セグメントは所定のサイ
ズを有するダイヤモンド粒子、立方晶窒化ホウ素粒子な
どの超研磨材と、超研磨材を結束させるための金属ボン
ドとから構成される。
ズを有するダイヤモンド粒子、立方晶窒化ホウ素粒子な
どの超研磨材と、超研磨材を結束させるための金属ボン
ドとから構成される。
【００１２】従って、本発明は超研磨材の粒子サイズ、
粒子含有量、また金属ボンドの硬質程度を調節し、研磨
用セグメントを製作することにより、セグメントの偏磨
耗を効果的に防止できる。
粒子含有量、また金属ボンドの硬質程度を調節し、研磨
用セグメントを製作することにより、セグメントの偏磨
耗を効果的に防止できる。
【００１３】＜第１の実施例＞本発明の第１の実施例
は、図１のように研磨用セグメント２２、２４を一定の
厚さの円形体で製作する場合であって、粒子が小さい多
量の超研磨材をセグメントの外側部（２２ａ、２４ａ）
に分布させ、相対的に粒子が大きい小量の超研磨材をセ
グメントの内側部２２ｂ、２４ｂに分布させるものであ
る。従って、第１の実施例はセグメントの外側部２２
ａ、２４ａとセグメントの内側部２２ｂ、２４ｂとの接
合が境界面になり、セグメントの外側部２２ａ、２４ａ
が耐磨耗性が相対的に高い領域になる。
は、図１のように研磨用セグメント２２、２４を一定の
厚さの円形体で製作する場合であって、粒子が小さい多
量の超研磨材をセグメントの外側部（２２ａ、２４ａ）
に分布させ、相対的に粒子が大きい小量の超研磨材をセ
グメントの内側部２２ｂ、２４ｂに分布させるものであ
る。従って、第１の実施例はセグメントの外側部２２
ａ、２４ａとセグメントの内側部２２ｂ、２４ｂとの接
合が境界面になり、セグメントの外側部２２ａ、２４ａ
が耐磨耗性が相対的に高い領域になる。
【００１４】ここで、“粒子が大きい、小さい”という
ことをメッシュ（mesh）（１平方インチ（inch）中の孔
目の数）単位を使用すると次の通りである。例えば、セ
グメントの外側部２２ａ、２４ａに８０／９０メッシュ
の超研磨材の粒子を使用すると、セグメントの内側部２
２ｂ、２４ｂに相対的に超研磨材の粒子が大きい４０／
５０メッシュの超研磨材の粒子を使用することを意味す
る。
ことをメッシュ（mesh）（１平方インチ（inch）中の孔
目の数）単位を使用すると次の通りである。例えば、セ
グメントの外側部２２ａ、２４ａに８０／９０メッシュ
の超研磨材の粒子を使用すると、セグメントの内側部２
２ｂ、２４ｂに相対的に超研磨材の粒子が大きい４０／
５０メッシュの超研磨材の粒子を使用することを意味す
る。
【００１５】また、“多量、小量”という意味はダイヤ
モンド集中度として表現できる。一般的に、ダイヤモン
ド集中度１００は１ccのうち、４．４カラットが入って
いる場合であって、例えば、セグメントの外側部２２
ａ、２４ａに超研磨材の集中度が６０であると、セグメ
ントの内側部２２ｂ、２４ｂの超研磨材の集中度は相対
的にこれより小さい６０未満を指す。
モンド集中度として表現できる。一般的に、ダイヤモン
ド集中度１００は１ccのうち、４．４カラットが入って
いる場合であって、例えば、セグメントの外側部２２
ａ、２４ａに超研磨材の集中度が６０であると、セグメ
ントの内側部２２ｂ、２４ｂの超研磨材の集中度は相対
的にこれより小さい６０未満を指す。
【００１６】第１の実施例による研磨用セグメント２
２、２４を研磨ホイール１０のリム部１６底面に、二つ
を一対として多数対を付着させた一例の配列形態が図１
に図示されており、本発明はこのような配列形態に制限
されるものではない。
２、２４を研磨ホイール１０のリム部１６底面に、二つ
を一対として多数対を付着させた一例の配列形態が図１
に図示されており、本発明はこのような配列形態に制限
されるものではない。
【００１７】このように構成された偏磨耗防止用セグメ
ントを有する研磨ホイール１０を使用して研磨作業する
ようになると、セグメントの外側部２２ａ、２４ａが相
対的にセグメントの内側部２２ｂ、２４ｂより小さい研
磨粒子として多く含有されており、均等に磨耗が発生す
る。また、セグメントの均等磨耗により研磨作業時、被
削材の加工表面が向上され、偏磨耗を防止して工具寿命
を増大させることができるものである。
ントを有する研磨ホイール１０を使用して研磨作業する
ようになると、セグメントの外側部２２ａ、２４ａが相
対的にセグメントの内側部２２ｂ、２４ｂより小さい研
磨粒子として多く含有されており、均等に磨耗が発生す
る。また、セグメントの均等磨耗により研磨作業時、被
削材の加工表面が向上され、偏磨耗を防止して工具寿命
を増大させることができるものである。
【００１８】＜第２の実施例＞本発明の第２の実施例
は、図１に図示された上記セグメント２２、２４にそれ
ぞれ同じ量の、同じサイズで超研磨材をセグメントの内
側部２２ａ、２４ａと外側部２２ｂ、２４ｂとに分布さ
せる時、セグメントの外側部２２ａ、２４ａに硬質の金
属ボンドを含有させ、セグメントの内側部２２ｂ、２４
ｂに相対的に軟質の金属ボンドを含有させたものであ
る。
は、図１に図示された上記セグメント２２、２４にそれ
ぞれ同じ量の、同じサイズで超研磨材をセグメントの内
側部２２ａ、２４ａと外側部２２ｂ、２４ｂとに分布さ
せる時、セグメントの外側部２２ａ、２４ａに硬質の金
属ボンドを含有させ、セグメントの内側部２２ｂ、２４
ｂに相対的に軟質の金属ボンドを含有させたものであ
る。
【００１９】ここで、金属ボンドは金属粉末（metal po
wder）が焼結された状態であり、金属粉末を焼結する
時、超研磨材を結束させる機能をする。従って、本実施
例でボンドの硬質、または軟質という意味は金属粉末の
硬い程度を表わす。
wder）が焼結された状態であり、金属粉末を焼結する
時、超研磨材を結束させる機能をする。従って、本実施
例でボンドの硬質、または軟質という意味は金属粉末の
硬い程度を表わす。
【００２０】第２の実施例によると、耐磨耗度が相対的
に高い金属ボンドにより、セグメントの外側部２２ａ、
２４ａの耐磨耗度が相対的に低いセグメントの内側部２
２ｂ、２４ｂより優れており、第１の実施例の作用効果
が得られる。
に高い金属ボンドにより、セグメントの外側部２２ａ、
２４ａの耐磨耗度が相対的に低いセグメントの内側部２
２ｂ、２４ｂより優れており、第１の実施例の作用効果
が得られる。
【００２１】＜第３の実施例＞本発明による第３の実施
例は、図１でセグメントの外側部２２ａ、２４ａに粒子
が小さい多量の超研磨材を硬質の金属ボンドに分布させ
た構成にし、相対的にセグメントの内側部２２ｂ、２４
ｂに粒子が大きい小量の超研磨材を軟質の金属ボンドに
分布させて構成したものである。
例は、図１でセグメントの外側部２２ａ、２４ａに粒子
が小さい多量の超研磨材を硬質の金属ボンドに分布させ
た構成にし、相対的にセグメントの内側部２２ｂ、２４
ｂに粒子が大きい小量の超研磨材を軟質の金属ボンドに
分布させて構成したものである。
【００２２】このように構成されたセグメント２２、２
４は第１、２の実施例をすべて含んでいるものであり、
セグメントの外側部２２ａ、２４ａがセグメントの内側
部２２ｂ、２４ｂに比べて相対的に高い集中度の硬質部
になるので、偏磨耗を防止することができるものであ
る。
４は第１、２の実施例をすべて含んでいるものであり、
セグメントの外側部２２ａ、２４ａがセグメントの内側
部２２ｂ、２４ｂに比べて相対的に高い集中度の硬質部
になるので、偏磨耗を防止することができるものであ
る。
【００２３】第３の実施例で‘小さい多量’、または
‘大きい小量’という意味は第１の実施例と同じであ
る。
‘大きい小量’という意味は第１の実施例と同じであ
る。
【００２４】＜第４の実施例＞本発明による第４の実施
例が図３に図示されている。第４の実施例は図３のよう
に、研磨ホイール１０のリム部底面には、リブ１４上に
延長されて配置された多数の軟質セグメント４２と、こ
れらの軟質セグメント４２の間々に配置された硬質セグ
メント４４とが配列付着されている。この時、硬質と軟
質とが有する意味は耐磨耗度の相対的な概念であり、硬
質セグメント４４が軟質セグメント４２に比べて相対的
に耐磨耗度が高いということを表わす。
例が図３に図示されている。第４の実施例は図３のよう
に、研磨ホイール１０のリム部底面には、リブ１４上に
延長されて配置された多数の軟質セグメント４２と、こ
れらの軟質セグメント４２の間々に配置された硬質セグ
メント４４とが配列付着されている。この時、硬質と軟
質とが有する意味は耐磨耗度の相対的な概念であり、硬
質セグメント４４が軟質セグメント４２に比べて相対的
に耐磨耗度が高いということを表わす。
【００２５】上記軟質セグメント４２は粒子が大きい小
量の超研磨材を軟質の金属ボンドに分布させて構成した
ものであり、硬質セグメント４４は軟質セグメント４２
に含有された超研磨材の粒子より相対的に粒子が小さい
多量の超研磨材を硬質の金属ボンドに分布させて構成し
たものである。この時、硬質セグメント４４をリム部１
６底面の最外郭に配置させる。
量の超研磨材を軟質の金属ボンドに分布させて構成した
ものであり、硬質セグメント４４は軟質セグメント４２
に含有された超研磨材の粒子より相対的に粒子が小さい
多量の超研磨材を硬質の金属ボンドに分布させて構成し
たものである。この時、硬質セグメント４４をリム部１
６底面の最外郭に配置させる。
【００２６】ここで、‘粒子が大きい’、‘粒子が小さ
い’、‘小量’、‘多量’、‘硬質のボンド’、‘軟質
のボンド’という意味は上記第１、２、３の実施例に記
載されたようである。
い’、‘小量’、‘多量’、‘硬質のボンド’、‘軟質
のボンド’という意味は上記第１、２、３の実施例に記
載されたようである。
【００２７】このように、本発明の第１の実施例及び第
３の実施例はセグメント２２、２４それぞれに内側部と
外側部とを区分されるように構成した後、外側部が内側
部に比べて相対的に小さい粒子を多量含ませたり、また
は硬質の金属ボンドを単独、またはもっと追加し、耐磨
耗性がもっと強まるように構成したものである。従っ
て、本発明の研磨ホイール１０は研磨作業時、セグメン
トが負荷を受けても偏磨耗が起こらない。これは表面加
工度を高めて工具寿命を増進させる。
３の実施例はセグメント２２、２４それぞれに内側部と
外側部とを区分されるように構成した後、外側部が内側
部に比べて相対的に小さい粒子を多量含ませたり、また
は硬質の金属ボンドを単独、またはもっと追加し、耐磨
耗性がもっと強まるように構成したものである。従っ
て、本発明の研磨ホイール１０は研磨作業時、セグメン
トが負荷を受けても偏磨耗が起こらない。これは表面加
工度を高めて工具寿命を増進させる。
【００２８】一方、第４の実施例は、個別的にセグメン
ト４２、４４をそれぞれ硬質と軟質とで製作し、軟質の
セグメント４２が有する偏磨耗を硬質のセグメント４４
が補完することになり、つまり、セグメント４２は偏磨
耗のない、均一磨耗が発生されることになっており、表
面加工度及び寿命が向上されるものである。
ト４２、４４をそれぞれ硬質と軟質とで製作し、軟質の
セグメント４２が有する偏磨耗を硬質のセグメント４４
が補完することになり、つまり、セグメント４２は偏磨
耗のない、均一磨耗が発生されることになっており、表
面加工度及び寿命が向上されるものである。
【００２９】
【発明の効果】上述したように、本発明の研磨ホイール
は超研磨材の量、超研磨材の粒子サイズ、また金属ボン
ドの硬い程度を異にし、内側部より外側部がもっと耐磨
耗性に優れている領域を有するようにセグメントを構成
したり、研磨材の量と金属ボンドの材質、また研磨材の
粒子サイズが異なる研磨用セグメントを研磨ホイールに
交互に付着させてセグメントの偏磨耗を無くすことがで
きる。従って、研磨作業時、被削材の加工表面の加工度
が向上され、優れている切削性が得られ、工具寿命を増
大させることができる。
は超研磨材の量、超研磨材の粒子サイズ、また金属ボン
ドの硬い程度を異にし、内側部より外側部がもっと耐磨
耗性に優れている領域を有するようにセグメントを構成
したり、研磨材の量と金属ボンドの材質、また研磨材の
粒子サイズが異なる研磨用セグメントを研磨ホイールに
交互に付着させてセグメントの偏磨耗を無くすことがで
きる。従って、研磨作業時、被削材の加工表面の加工度
が向上され、優れている切削性が得られ、工具寿命を増
大させることができる。
【図１】本発明の第１の実施例による研磨ホイールの底
面図。
面図。
【図２】本発明の第２の実施例による研磨ホイールの断
面図。
面図。
【図３】本発明の他の実施例による研磨ホイールの底面
図。
図。
１６ リム部 ２２、２４ セグメント ２２ａ、２４ａ セグメントの外側部 ２２ｂ、２４ｂ セグメントの内側部 ４２ 軟質セグメント ４４ 硬質セグメント
Claims (6)
- 【請求項１】 研磨ホイールのリム部底面に付着される
多数のセグメントを有する研磨ホイールにおいて、 前記セグメントに、内外側に境界面を置き、この境界面
の内側部と外側部とにそれぞれ超研磨材の粒子サイズと
その含有量とを調節したり、若しくは超研磨材を結束さ
せる金属ボンドの硬い程度を調節し、前記セグメントの
外側部が相対的に耐磨耗性に優れている領域になるよう
にして偏磨耗を防止したことを特徴とする偏磨耗防止用
セグメントを有する研磨ホイール。 - 【請求項２】 研磨ホイールのリム部底面に付着される
多数のセグメントを有する研磨ホイールにおいて、 前記セグメントには、粒子が小さい多量の超研磨材をセ
グメントの外側部に分布させ、相対的に粒子が大きい小
量の超研磨材をセグメントの内側部に分布させたことを
特徴とする偏磨耗防止用セグメントを有する研磨ホイー
ル。 - 【請求項３】 研磨ホイールのリム部底面に付着される
多数のセグメントを有する研磨ホイールにおいて、 前記セグメントは、同じ量の、同じサイズで超研磨材を
セグメントの内外側部に分布させる時、セグメントの外
側部には硬質のボンドが含有され、セグメントの内側部
には相対的に軟質のボンドが含有されるように構成した
ことを特徴とする偏磨耗防止用セグメントを有する研磨
ホイール。 - 【請求項４】 研磨ホイールのリム部底面に付着される
多数のセグメントを有する研磨ホイールにおいて、 前記セグメントは、粒子が小さい多量の超研磨材が硬質
のボンドに分布されたセグメントの外側部と、相対的に
粒子が大きい小量の超研磨材が軟質のボンドに分布され
たセグメントの内側部とから構成されたことを特徴とす
る偏磨耗防止用セグメントを有する研磨ホイール。 - 【請求項５】 研磨ホイールのリム部底面に多数のセグ
メントを有する研磨ホイールにおいて、 前記セグメントは、粒子が大きい小量の超研磨材が軟質
のボンドに分布された軟質セグメントと、前記セグメン
トなどの間々に粒子が小さい多量の超研磨材が硬質のボ
ンドに分布された硬質セグメントとから構成されたこと
を特徴とする偏磨耗防止用セグメントを有する研磨ホイ
ール。 - 【請求項６】 前記硬質セグメントがリム部の最外郭に
多数配置されたことを特徴とする請求項５に記載の偏磨
耗防止用セグメントを有する研磨ホイール。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US5431596A (en) * | 1993-04-28 | 1995-07-11 | Akita; Hiroshi | Grinding wheel and a method for manufacturing the same |
| JPH08118239A (ja) * | 1994-10-24 | 1996-05-14 | Osaka Diamond Ind Co Ltd | 石材研磨又は研削用砥石 |
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2001
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- 2001-06-25 DE DE10130477A patent/DE10130477B4/de not_active Expired - Fee Related
- 2001-06-25 JP JP2001190849A patent/JP2002239918A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031202 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |