JP2002239661A - プレス加工装置 - Google Patents

プレス加工装置

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JP2002239661A
JP2002239661A JP2001034855A JP2001034855A JP2002239661A JP 2002239661 A JP2002239661 A JP 2002239661A JP 2001034855 A JP2001034855 A JP 2001034855A JP 2001034855 A JP2001034855 A JP 2001034855A JP 2002239661 A JP2002239661 A JP 2002239661A
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Bunji Ishizaka
文二 石坂
Shinji Kawato
真二 川戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多品種少量生産に適するプレス加工装置とす
る。 【解決手段】 複数のコイル材21を備えた台車17
と、材料31が渦巻状に置かれた複数の材料置き台36
と、前記コイル材21、渦巻状の材料31の一方をレベ
ラ2に送る材料送り部1aと、前記レベラ2から材料が
送り込まれる送り装置3と、この送り装置3から送られ
た材料をプレス加工するプレス機械4と、金型交換装置
5を備え、前記レベラ2は材料を送る時には略水平姿勢
で材料送り部1a寄りと送り装置3寄りに移動し、プレ
ス加工時には斜めの姿勢となって材料にループを形成す
る。これにより、コイル材21、渦巻状の材料31の一
方を選択してプレス機械に送り込みできると共に、金型
を交換できるので、加工する製品に対応した材料を送る
と共に、金型をプレス機械4にセットして加工でき、多
品種少量生産に適するプレス加工装置となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライドファスナ
ー用ファスナーのスライダー、及び引手、サッシのクレ
セント錠等をプレス機械を用いて加工するプレス加工装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス加工装置としては、アンコイラと
呼ばれる材料供給装置と送り装置とプレス機械を備え、
材料供給装置でコイル状に巻装した材料を巻き戻して供
給し、その供給された材料を送り装置でプレス機械と同
期してプレス機械に送り込み、プレス機械の金型でプレ
ス加工するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スライドファスナー用
ファスナーのスライダー、及び引手は、種々の形状のも
のがあると共に、形状及び材質が異なるものがある。こ
のために、前述のプレス加工装置を用いて種々の形状の
スライダー、及び引手を加工する場合には、その形状に
応じて金型交換する必要がある。また、形状及び材質が
異なるスライダー、及び引手を加工する場合には、その
形状に応じて金型交換すると共に、材質に応じて供給す
る材料を交換する必要がある。よって、従来のプレス加
工装置で形状が異なるスライダー、及び引手、形状及び
材質が異なるスライダー、及び引手を加工するには、そ
の段取り作業が面倒であった。すなわち、従来のプレス
加工装置は多品種少量生産には適さない。
【0004】本発明は前述の課題に鑑みなされたもので
あって、その目的は、多品種少量生産に好適なプレス加
工装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、材料供給
装置1と、レベラ2と、送り装置3と、プレス機械4
と、金型交換装置5を備え、前記材料供給装置1は、複
数の材料を備えていると共に、その1つの材料を選択し
てレベラ2に送り込むものであるプレス加工装置であ
る。
【0006】第2の発明は、第1の発明において前記材
料供給装置1は、材料の先端部をレベラ2に送り込む材
料送り部1aと、第1材料格納部1bと、第2材料格納
部1cと、この第2材料格納部1cに格納された材料の
先端部を前記材料送り部1aまで移動する材料先端部移
動部1dを備え、前記第1材料格納部1bは、材料送り
部1aと対向した第1の位置と、材料送り部1aと離隔
した第2の位置に亘って移動する台車17と、この台車
17に置かれ、ボビン21cに材料31を巻装したコイ
ル材21と、前記コイル材を繰り出す手段を有し、前記
第2材料格納部1cは、複数の材料置き台36と、この
各材料置き台36に置かれた渦巻状の材料31を有し、
前記材料先端部移動部1dは、材料の先端部を把持、把
持解放するクランパ55と、このクランパ55を材料置
き台36と材料送り部1aとの間で移動する手段を有す
るプレス加工装置である。
【0007】第3の発明は、第2の発明において、前記
第2材料格納部1cは、渦巻状に置かれた材料を繰り出
し、巻き取る手段を有するプレス加工装置である。
【0008】第4の発明は、第3の発明において、前記
材料送り部1aは帯状の材料を横向きとして送る形状
で、前記コイル材21は台車17に、ボビン21cに巻
装した帯状の材料は横向きとして材料送り部1aに送り
込みできるように置かれ、前記複数の材料置き台36
は、略水平として上下方向に間隔を置いて設けられ、各
材料置き台36には帯状の材料31が縦向きとして渦巻
状に置かれ、前記クランパ55は、その一対のクランプ
片55aが縦向き姿勢と横向き姿勢とに亘って揺動可能
であるプレス加工装置である。
【0009】第5の発明は、第4の発明において前記複
数の材料置き台36を昇降自在としたプレス加工装置で
ある。
【0010】第6の発明は、第1の発明において前記レ
ベラ2は、材料供給装置1寄り位置と送り装置3寄り位
置に移動自在であると共に、略水平姿勢と斜めの姿勢に
亘って上下回動自在であるプレス加工装置である。
【0011】第7の発明は、第1の発明においてプレス
機械4の製品排出部に、主シュート61と補助シュート
62を備えた排出シュート6aが設けられ、前記排出シ
ュート6aは、その主シュート61が製品排出部と対向
した位置と補助シュート62が製品排出部と対向した位
置に移動自在であるプレス加工装置である。
【0012】
【作 用】第1の発明によれば、加工する製品に対応し
て材料供給装置1からレベラ2に送り込む材料を選択す
ると共に、金型交換装置5で加工する製品に対応した金
型をプレス機械4にセットできる。よって、加工する製
品に対応した材料、金型を選択してプレス加工できるの
で、多品種少量生産に好適なプレス加工装置である。
【0013】第2の発明によれば、台車17を第1の位
置とすることで台車17に置かれたコイル材21を繰り
出し、その材料の先端部を材料送り部1aに送り込みで
きる。クランパ55で材料31の先端部を把持して移動
することで、材料置き台36に置かれた材料の先端部を
材料送り部1aに送り込みできる。材料送り部1aは、
送り込まれた材料の先端部をレベラ2まで送る。よっ
て、コイル材21と渦巻状の材料31の一方を選択して
自動的にレベラ2まで送ることができ、プレス機械4に
材料を自動的に供給できる。
【0014】また、第2材料格納部1cに格納された材
料の先端部は、材料先端部移動部1dで材料送り部1a
まで移動されるので、その材料送り部1aと第2材料格
納部1cとを離隔し、その間に台車17を移動させるこ
とが可能である。よって、台車17のコイル材21は、
その先端部を直接的に材料送り部1aに送り込みでき、
その材料の先端部を送り込む機構を単純にできる。しか
も、台車17の走行方向に沿って第2材料格納部1cを
設置することで、プレス加工装置の設置スペースをコン
パクトにすることが可能である。
【0015】第3の発明によれば、コイル材21を巻き
取りできると共に、渦巻状に置かれた材料を巻き取るこ
とができる。よって、プレス機械4に供給している材料
の送りを中止し、その材料を台車17側又は材料置き台
36側に巻き取ることができる。したがって、プレス機
械に供給する材料を自動的に交換することが可能であ
る。
【0016】第4の発明によれば、帯状の材料31を横
向きとしてレベラ2に送ることができるので、プレス機
械4によるプレス加工が通常どおりにできる。また、材
料置き台36は上下方向に間隔を置いて設けてあるの
で、その設置スペースを小さくできる。しかも、クラン
パ55のクランパ片55aが後向き姿勢と横向き姿勢に
揺動するので、材料置き台36上に縦向きで渦巻状に置
かれた材料31の先端部を横向きとして材料送り部1a
に送り込みできる。
【0017】第5の発明によれば、複数の材料置き台3
6を昇降することで、1つの材料置き台36を繰り出
し、巻き取り手段と対向させることができる。よって、
繰り出し、巻き取り手段を1つとすることができるし、
クランパ55を上下には移動しない単純形状とすること
ができる。
【0018】第6の発明によれば、材料の送り込み時に
はレベラ2を略水平で材料供給装置1寄りとすることで
レベラ2まで材料をスムーズに送り込みできる。前述の
状態からレベラ2を送り装置3寄りに移動することでレ
ベラ2から送り装置3まで材料をスムーズに送ることが
できる。しかも、材料供給装置1と送り装置3との間の
間隔が大きく、材料をプレス機械4まで送った後にレベ
ラ3を斜めの姿勢とすることで、レベラ2と材料供給装
置1との間で材料をループさせ、材料の送り、供給をス
ムーズに行わせることができる。
【0019】また、レベラ2を前述とは反対に移動する
ことで、プレス機械4に送られている材料をスムーズ
に、効率良く抜き出しできる。
【0020】第7の発明によれば、製品と不良品を区別
して排出できるので、製品と不良品が混ざることがな
い。
【0021】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、材料供
給装置1とレベラ2と送り装置3とプレス機械4と金型
交換装置5と製品排出ガイド装置6と製品搬出装置7で
プレス加工装置を構成している。前記材料供給装置1
は、材料送り部1aと、この材料送り部1aに向けて図
1の上下方向に往復移動する第1材料格納部1bと、第
2材料格納部1cと、この第2材料格納部1cに格納さ
れた材料の先端部を材料送り部1aまで移動する材料先
端部移動部1dを備えている。
【0022】前記レベラ2は材料送り方向(図1の左右
方向)に移動自在で、図2の上下に回動自在である。例
えば、基台2aにガイド2bを図示しないモータで上下
回動自在に取付け、そのガイド2bに沿ってレベラ2が
図示しないモータ、送りねじ、ナット部材等で材料送り
方向に移動自在に取付けてある。
【0023】前記送り装置3は、マイクロフィーダ3a
とフィーダ3bを備えている。前記プレス機械4はベッ
ド4aとスライド4bとスライド上下動機構等を備えた
従来公知のもので、そのベッド4aに金型クランパで金
型4cがセットされる。前記金型交換装置5は、金型格
納棚5aとスタッカー5bと金型搬送路5cを備え、プ
レス機械4内の金型を取り出し、スタッカー5bで金型
格納棚5aの1つの棚に格納し、他の棚に格納されてい
る金型をスタッカー5bで取り出し、金型搬送路5cで
プレス機械4内に搬送する。
【0024】前記製品排出ガイド装置6は、排出シュー
ト6aを複数格納した格納部6bと、この格納部6bに
格納された1つの排出シュート6aをプレス機械4の排
出部まで運搬してセットする運搬部6cを備えている。
【0025】前記製品搬出装置7は、空容器搬送部7a
と、製品が収納された容器を搬送する製品収納容器搬送
部7bと、この空容器搬送部7aと製品収納容器搬送部
7bを連続する容器搬送部7cで平面形状がコ字状であ
る。
【0026】前記材料送り部1aは架台10にガイド兼
センサ12、送りローラ11、ストレッチングガイド1
3等を送り方向に順次設けたものである。前記送りロー
ラ11は図3に示すように、モータ11aで駆動される
駆動ローラ11bとシリンダ11cで上下動されるピン
チローラ11dを備え、駆動ローラ11bとピンチロー
ラ11dで材料を挟持して送る。そのピンチローラ11
dの上下ストロークを検出することで材料の厚さを検出
する。例えばシリンダ11cのストロークで検出する。
【0027】前記ガイド兼センサ12は、一対のローラ
で材料の幅方向両端面を挟持することによって材料をガ
イドするとともに、それによって材料の幅を検出する。
また、一対の上下ローラによって材料の厚さを検出でき
る。
【0028】前記ストレッチングガイド13は図2に示
すように上下ガイドプレート13aを備え、シリンダ1
3bとリンク13cで材料送り方向と直交方向に平行移
動し、送り位置と退避位置に移動する。前記送りローラ
11の出口側に図3に示すようにガイド14が設けてあ
り、このガイド14によって材料がストレッチングガイ
ド13に送り込まれる。前記送りローラ11とガイド1
4との間に材料切断機15が設けてある。この材料切断
機15は、シリンダ15aを伸縮作動することでカッタ
15bが上下動して材料を切断する。
【0029】前記第1材料格納部1bは、図1、図2に
示すようにレール16に沿って走行する台車17に複数
の材料置き部18、例えば台車17の移動方向に間隔を
置いて3つの材料置き部を設けてある。この各材料置き
部18はガイドローラ19と材料クランパ20をそれぞ
れ備えている。前記各材料置き部18には後述するコイ
ル材21がそれぞれ置いてある。
【0030】前記台車17は図4、図5に示すように、
図示しない走行用モータで駆動される車輪23を備え、
前記材料送り部1aに対向した第1の位置と材料送り部
1aと離隔した第2の位置に移動する。前記各材料置き
部は、繰り出し、巻き取り手段、例えば図示しないコイ
ル材回転用モータで回転されるコイル材駆動ローラ25
と、一対のコイル材従動ローラ26と、ダンサーロール
27を備えている。前記各ガイドローラ19と各材料ク
ランパ20は、台車17のダンサーロール27と反対側
に立設したフレーム28に沿ってロッドレスタイプシリ
ンダ29で材料送り方向に移動される可動体30にそれ
ぞれ取付けてある。前記各材料クランパ20は図示しな
いエアーシリンダで把持、把持解放動作する一対のクラ
ンプ片20aを備えている。
【0031】前記コイル材21は、芯部21aと鍔21
bを備えたボビン21cに所定の厚さと幅を有する帯状
の材料31を巻装したもので、その鍔21bが一対のコ
イル材従動ローラ26とコイル材駆動ローラ25に接
し、材料31は幅方向が略水平(横向き)として順次送
り出され、その先端部がダンサーロール27、ガイドロ
ーラ19を経て材料クランパ20でクランプして保持し
てある。材料31の巻き始めは鉤形に折曲して芯部21
aの穴21dに抜けないように係止してある。
【0032】台車17を走行していずれか1つのコイル
材21が材料送り部1aと対向する第1の位置とする。
可動体30を移動して材料クランパ20を材料送り部1
aに向けて移動し、保持している材料31の先端部を材
料送り部1aに送り込む。
【0033】前記第2材料格納部1cは図6、図7に示
すように、矩形状の枠体32に一対の可動枠33をリフ
タ34で昇降自在にそれぞれ設けてある。この一対の可
動枠33は前記台車17の移動方向に沿って隣接して位
置している。前記各可動枠33には、複数の略水平なガ
イドレール35が上下方向に間隔を置いて設けてある。
この各ガイドレール35に沿って略水平な材料置き台3
6が挿入、引き出し自在にそれぞれ設けてある。前記材
料置き台36は、ガイドレール35に沿って摺動する平
面方形枠状のスライド台36aと、このスライド台36
aに図示しない縦軸回りに回転自在に取付けた平面円形
の回転台を備え、この回転台の上に所定の厚さと幅を有
する帯状の材料31を渦巻状に巻装したものが置かれ
る。スライド台36aは把手36bを有する。
【0034】前記リフタ34は図示しないシリンダ等で
伸縮するパンタグラフ状のリンク34aに昇降台34b
を取付けたものである。その昇降台34bに前記可動枠
33が取付けてあり、リンク34aを伸縮することで、
昇降台34bとともに可動枠33が昇降する。
【0035】前記枠体32における前記材料送り部1a
と対向した一側部の上下中間位置、つまり、可動枠35
が最も下方位置の時に最上部の材料置き台36上に置か
れた材料31と対向する位置に、繰り出し、巻き取り手
段、例えば材料送り出し機構37と材料先端保持機構3
8が取付けてある。前記材料送り出し機構37は、図
6、図8に示すようにシリンダ37aで縦軸37b回り
に揺動自在な揺動体37cと、この揺動体37cに設け
たモータ37dで回転される回転体37eを備えてい
る。前記回転体37eは縦軸回りに回転し、前記材料置
き台36上に置かれた渦巻状の材料31の外周面に接す
る。前記材料先端保持機構38は、固定ローラ38aと
図示しないシリンダで移動する可動ローラ38bを備え
ている。
【0036】シリンダ37aを伸び作動すると回転体3
7eが材料31の外周面に押しつけられる。この状態で
モータ37dで回転体37eを一方向に回転することで
渦巻状の材料31が繰り出し方向に回転し、その材料3
1の先端部が固定ローラ38aと可動ローラ38bとの
間に挿入される。図示しないシリンダを伸び作動して可
動ローラ38bと固定ローラ38aで材料31の先端部
を縦向きに挟持して保持する。この後にシリンダ37a
を縮み作動して回転体37eを材料31の外周面と離隔
する。以上の動作により、渦巻状の材料31の繰り出し
準備が完了する。
【0037】前記回転体37eを材料31の外周面に接
し、回転体37eを他方向に回転することで繰り出しさ
れている材料31が渦巻状に巻き取りされる。
【0038】前記材料先端部移動部1dは図1、図2に
示すように、前記材料送り部1aの架台10上部と前記
第2材料格納装置1cの枠体32とに亘って取付けた横
材40を備えている。図9に示すように、前記横材40
の下面に設けたガイドレール41に沿って可動体42が
移動自在に設けてあり、この可動体42に設けた図示し
ない移動用モータを回転することで可動体42が横材4
0に沿って前記枠体32と前記架台10との間を往復移
動する。
【0039】前記可動体42の下部にアーム47が旋回
自在に取付けてある。このアーム47は旋回用モータ5
0で旋回される。この旋回用モータ50は前記可動体4
2の下部に取付けてある。これにより、後述するクラン
パを枠体32(第2材料格納部1c)と材料送り部1a
との間で移動する手段を形成している。前記アーム47
の先端部に縦軸51でブラケット52が回転自在に取付
けてあり、そのブラケット52に回転アクチュエータ5
3が取付けてある。この回転アクチュエータ53の回転
軸53aは水平向きで、かつ略90度の範囲で回転す
る。この回転軸53aに取付片54が取付けてある。こ
の取付片54にクランパ55が取付けてある。このクラ
ンパ55は、例えばエアチャックで作動する一対のクラ
ンプ片55aを備え、回転アクチュエータ53の回転軸
53aを回転することで一対のクランプ片55aは図9
に示すように下向き姿勢と横向き姿勢に変位する。
【0040】また、アーム47の旋回と縦軸51の回転
が連動しており、これによってクランパ55が回転する
ので、アーム47を180度旋回するとクランパ55が
アーム47に対して180度回転する。
【0041】前記可動体42を枠体32寄りに移動し、
クランパ55のクランプ片55aを縦向き姿勢とするこ
とで、前述の一方の材料先端保持機構38で縦向きに保
持している材料31の先端部に一対のクランプ片55a
が対向する。一対のクランプ片55aで材料31の先端
部を把持(クランプ)すると共に、材料先端保持機構3
8の可動ローラ38bを材料から離れる方向に移動して
保持を解放する。
【0042】前述の状態で可動体42を材料送り部1a
に向けて移動することで、前記一方の可動枠33の材料
置き台36に置かれた材料31が繰り出しされる。材料
31が所定長さ繰り出されたら、材料先端保持機構38
で再び材料31を保持する。前記クランパ55の一対の
クランプ片55aを把持解放し、可動体42とともにク
ランパ55を枠体32に向けて移動する。そして、再び
クランパ55の一対のクランプ片55aを把持し、材料
先端保持機構38の支持を解放し、可動体42を材料送
り部1aに向けて移動する。つまり、材料31の先端部
を所定長さ繰り出したら、元の位置に移動して把持し直
し、材料送り部1aに向けて順次引張って繰り出しす
る。このようであるから、クランパ55の一対のクラン
プ片55aで把持している部分よりも前方に突出した材
料の長さを長くすることができる。
【0043】また、アーム47を180度回転すること
でクランパ55が、図1に仮想線で示すように前記他方
の材料先端保持機構38で縦向きに保持されている材料
と対向する。よって、2つの可動枠33にそれぞれ設け
た材料置き台36上の材料31の先端部を材料送り部1
aまで運搬することができる。
【0044】前述のように、クランパ55を材料送り部
1a近くまで移動したら、図9の仮想線で示すように、
クランパ55を90度回転して横向き姿勢とし、把持し
ている材料31の先端部を横向きとする。この状態で可
動体42を材料送り部1aに向けて更に移動すること
で、材料31の先端部が材料送り部1aのガイド兼セン
サ12を経て送りローラ11に挿入される。このよう
に、クランパ55が縦向き姿勢と横向き姿勢に揺動する
ことによって、縦向きに繰り出しされた材料を横向きと
して材料送り部1aに送り込みできる。
【0045】前記可動枠33を昇降しないように固定
し、各材料置き台36と対向して前述の材料送り出し機
構37と材料先端保持機構38をそれぞれ設けても良
い。この場合には、クランパ55を上下動自在として各
材料置き台36から繰り出しされた材料を把持できるよ
うにする。
【0046】前記送り装置3のマイクロフィード3aは
独立したサーボモータ等のモータで回転駆動される。前
記フィーダ3bは独立したモータ等で回転駆動される駆
動ローラと従動ローラを備え、材料を間欠的に送ること
が可能である。前記プレス機械4のスライド4bはプレ
ス用モータによって上下動され、このプレス用モータと
前記モータは電気的に同期制御されて材料の送りとスラ
イド4bの上下動のタイミングを合せることができる。
【0047】前記排出シュート6aは図10と図11に
示すように、取付基板60に主シュート61と補助シュ
ート62を上下に離隔して取付けてある。主シュート6
1が上で補助シュート62が下である。前記取付基板6
0には一対の支持片63が取付けてある。前記格納部6
bは、複数の排出シュート6aを、一対の支持片63が
上に向う姿勢でかつ持ち上げ可能に載置できる形状であ
る。前記運搬部6cは第1横ガイド64に沿って移動す
る第1移動体65に図示しない縦ガイドを取付け、この
縦ガイドに沿って第2移動体67が上下移動自在に設け
てある。この第2移動体67に第2横ガイド68が取付
けてある。前記第1横ガイド64は製品排出方向に直交
方向に向う。第2横ガイド68は製品排出方向に向う。
【0048】前記第2横ガイド68に沿って第3移動体
69が移動自在に設けてある。この第3移動体69にク
ランパ70が下向きに取付けてある。このクランパ70
は図示しないエアーチャックで移動される一対の可動片
を備え、この一対の可動片を前記一方の支持片63に押
しつけて排出シュート6aを把持し、一対の可動片を一
対の支持片63と離すことで排出シュート6aを把持解
放する。
【0049】前記第1移動体65を第1横ガイド64に
沿って移動することでクランパ70が製品排出方向と直
交方向(複数の排出シュート6aの並列方向)に移動す
る。第2移動体67を第1移動体65の縦ガイドに沿っ
て上下動することでクランパ70は上下方向に移動す
る。第3移動体69を第2横ガイド68に沿って移動す
ることで、クランパ70は製品排出方向に移動する。
【0050】よって、格納部6bに格納された複数の排
出シュート6aのいずれか1つをクランパ70で把持し
て図10に示すようにプレス機械4の金型4cの排出側
に対向した位置に運搬してセットできる。この状態で第
2移動体67とともにクランパ70を下方に移動するこ
とで、図10に示すように主シュート61が金型4cの
排出部と対向して製品が主シュート61に排出される。
第2移動体67とともにクランパ70を上方に移動する
ことで、補助シュート62が金型4cの排出部と対向
し、製品が補助シュート62に排出される。
【0051】前記主シュート61は前記容器搬送部7c
に位置する容器71の上に位置する。前記補助シュート
62はプレス機械4に設けたシュータ72と対向し、そ
のシュータ72は補助容器73の上に位置する。よっ
て、通常プレス加工動作時に主シュート61を金型4c
の排出部と対向させることで、製品が主シュート61を
通って容器71内に落下する。プレス加工初期や、不良
品発生時(例えば、材料31の継ぎ目部分を加工した製
品)に補助シュート62を金型4cの排出部に対向させ
ることで、プレス加工初期の加工片や不良品を補助シュ
ート62、シュータ72を経て補助容器73内に落下す
る。したがって、製品と不良品を仕分けすることができ
る。
【0052】また、格納部6bに複数の排出シュート6
aが格納されているので、異なる製品をプレス加工する
時には新らしい排出シュート6aと交換することができ
る。交換した旧い排出シュート6aはエアー等で清掃し
て製品等が付着残留しないようにする。よって、旧い排
出シュート6aに付着残留していた製品が容器内に排出
され、異種の製品が1つの容器内に入ることを未然に防
止できる。前記排出シュート6aは製品と対応して番号
をつけておき、所定の製品を加工する時にはその製品と
対応した番号の排出シュート6aをプレス機械4にセッ
トするようにすれば、前述のことを確実に防止できる。
【0053】前記空容器搬送部7a、製品収納容器搬送
部7b、容器搬送部7cは複数の駆動ローラを備えたロ
ーラコンベヤである。前記空容器搬送部7aには空の容
器が置かれ、順次容器搬送部7cに向けて搬送する。前
記容器搬送部7cは空の容器を主シュート61と位置決
めして搬送し、製品が満杯となったり、次の製品を加工
する時に搬送する。前記製品収納容器搬送部7bは、容
器搬送部7cで搬送された製品が入った容器を搬送す
る。搬送された製品が入った容器は人手によって取り出
しする。
【0054】次にプレス動作を説明する。第1材料格納
部1bの各材料置き部18にコイル材21をそれぞれ置
く。このコイル材21は数多く加工する製品の材料(厚
さ、幅、材質)とする。第2材料格納部1cの各材料置
き台36には数少なく加工する製品の材料(厚さ、幅、
材質)を置く。すなわち、コイル材21の材料量(長
さ)は多く、第2材料格納部1cの材料置き台36に置
かれる渦巻状の材料の量(長さ)は少ないので、数少な
く加工する製品の材料を材料置き台36に置く。
【0055】前記各モータ、シリンダ等の駆動源は図示
しないコントローラは基づき、所定のシーケンスで駆動
制御される。コントローラに加工する製品の信号を入力
することで、コントローラは金型交換装置5の駆動源を
駆動制御して所定の金型をプレス機械のベッド4aにセ
ットする。一方、コントローラは入力された加工する製
品の信号に基づき、その製品に対応した材料を選択し、
第1材料格納部1b又は第2材料格納部1cの駆動源を
動作制御することで、その材料の先端部を材料送り部1
aに送り込む。この材料の先端部の送り込み動作は前述
したように行われる。
【0056】材料送り部1aの送りローラ11に材料の
先端部が送り込まれると、ピンチローラ11dを下方に
移動して材料の先端部を把持し、ガイド兼センサ部12
を前述のように動作する。これによって、送り込まれた
材料の厚さと幅を検出し、コントローラにフィードバッ
クして加工する製品に対応した材料であるかを判断す
る。
【0057】これとともに、ストレッチングガイド13
を送り位置に移動すると共に、図12に示すようにレベ
ラ2を略水平姿勢で、ストレッチングガイド13寄り位
置とする。送りローラ11を回転して材料をガイド1
4、ストレッチングガイド13を通してレベラ2に送り
込む。この時、ストレッチングガイド13があると共
に、レベラ2がストレッチングガイド13寄りで、かつ
略水平姿勢であるから、材料の先端部をレベラ2にスム
ーズに送り込みできる。
【0058】図13に示すように、レベラ2をガイド2
bに沿って送り装置3に向けて移動すると共に、レベラ
2を駆動して材料の先端部を送り装置3のマイクロフィ
ーダ3aに送り込む。マイクロフィーダ3aを駆動して
材料を送り、その材料の先端面をプレス機械4内に送り
込んで位置決めする。
【0059】レベラ2の駆動を停止し、レベラ2をガイ
ド2bに沿って材料送り部1a寄りに移動すると共に、
ガイド2bを本体2aに対して下方に回動して図14に
示すようにレベラ2を水平に対して傾斜した斜めの姿勢
とする。この時には、材料送り部1aのストレッチング
ガイド13が送り位置から退避位置に移動している。よ
って、材料送り部1aとレベラ2との間で材料が下向き
に湾曲して垂れ下る。つまり、ループを作る。
【0060】マイクロフィーダ3aの駆動を停止すると
共に、フィーダ3bを駆動し、これと同期してプレス機
械4のスライド4bを上下動して金型4cで製品を加工
する。前記金型4cは複数の加工部を材料送り方向に間
隔を置いて有し、材料を間欠的に送って順次加工し、最
後に切断して製品とする。例えば、図15に示すよう
に、材料31を第1〜第6加工31a,31b,31
c,31d,31e,31fし、最後に切断して製品3
1gとする。
【0061】前述のようにして材料を送りながら連続し
て加工する。第2材料格納部1cの材料置き台36に置
かれた材料は渦巻状であるので、最後までスムーズに連
続して繰り出しできるが、第1材料格納部1bのコイル
材21は、材料の端部(巻き始め)がボビン21cの芯
部21aの穴21dに係止しているから、最後までスム
ーズに連続して繰り出しできない。このために、コイル
材21が巻き始め近くまで繰り出しされたら、材料送り
部1aの材料切断機15のシリンダ15aを伸び作動し
てカッタ15bを上方に移動して材料を切断する。
【0062】前述のように材料を切断したら、第1材料
格納部1bの台車17に設けた図示しないコイル材回転
用モータを逆回転してコイル材21を繰り出し時とは反
対方向に回転して残った材料を巻き取る。これにより、
次の材料を材料送り部1aに送り込みできる。
【0063】前述のようにして連続して送られた材料の
残りが少なくなった時、例えば材料の後端部がレベラ2
内に入り込んだ時には、材料の送りを停止すると共にプ
レス機械4を停止する。レベラ2を略水平姿勢として図
12に示すように送り装置3寄りに移動し、レベラ2を
逆駆動すると共に、材料送り部1a側に移動して残った
材料をプレス機械4から抜き出してレベラ2の後方(材
料送り部1a側)に向けて移送する。
【0064】材料の先端部がマイクロフィーダ3aから
抜け出したら、図16に示すように、レベラ2を水平に
対して傾めとなった斜めの姿勢とすると共に、レベラ2
を正駆動して残った材料を送り出して排出する。なお、
排出する残った材料を排出ガイドするシュータを設けて
も良い。
【0065】前述のように、残った材料を排出したら前
述と同様にして次の材料を送り込みしてプレス加工を行
う。このようであるから、1つのコイル材21又は1つ
の渦巻状に置かれた材料が無くなった時に、他のコイル
材21又は他の渦巻状に置かれた材料を自動的にプレス
機械4に送ってプレス加工できるので、夜間等長時間連
続して無人運転することが可能である。
【0066】また、1つの材料で前述のようにして所定
の数の製品を加工終了した時には、前述のように材料切
断機15で材料を切断する。切断した部分よりもプレス
機械4寄りの材料は前述のようにして排出する。切断し
た部分よりも第1・第2材料格納部1b,1c寄りの材
料は、前述の材料の送り込み動作と反対の動作を行うこ
とでボビン21cに巻き取り、又は材料置き台36に巻
き取ることができる。
【0067】よって、複数の材料で異なる製品を数少な
く加工する時に、材料の無駄を少なくして連続して加工
することが可能である。
【0068】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、加工する
製品に対応して材料供給装置1からレベラ2に送り込む
材料を選択すると共に、金型交換装置5で加工する製品
に対応した金型をプレス機械4にセットできる。よっ
て、加工する製品に対応した材料、金型を選択してプレ
ス加工できるので、多品種少量生産に好適なプレス加工
装置である。
【0069】請求項2に係る発明によれば、台車17を
第1の位置とすることで台車17に置かれたコイル材2
1を繰り出し、その材料の先端部を材料送り部1aに送
り込みできる。クランパ55で材料31の先端部を把持
して移動することで、材料置き台36に置かれた材料の
先端部を材料送り部1aに送り込みできる。材料送り部
1aは、送り込まれた材料の先端部をレベラ2まで送
る。よって、コイル材21と渦巻状の材料31の一方を
選択して自動的にレベラ2まで送ることができ、プレス
機械4に材料を自動的に供給できる。
【0070】また、第2材料格納部1cに格納された材
料の先端部は、材料先端部移動部1dで材料送り部1a
まで移動されるので、その材料送り部1aと第2材料格
納部1cとを離隔し、その間に台車17を移動させるこ
とが可能である。よって、台車17のコイル材21は、
その先端部を直接的に材料送り部1aに送り込みでき、
その材料の先端部を送り込む機構を単純にできる。しか
も、台車17の走行方向に沿って第2材料格納部1cを
設置することで、プレス加工装置の設置スペースをコン
パクトにすることが可能である。
【0071】請求項3に係る発明によれば、コイル材2
1を巻き取りできると共に、渦巻状に置かれた材料を巻
き取ることができる。よって、プレス機械4に供給して
いる材料の送りを中止し、その材料を台車17側又は材
料置き台36側に巻き取ることができる。したがって、
プレス機械に供給する材料を自動的に交換することが可
能である。
【0072】請求項4に係る発明によれば、帯状の材料
31を横向きとしてレベラ2に送ることができるので、
プレス機械4によるプレス加工が通常どおりにできる。
また、材料置き台36は上下方向に間隔を置いて設けて
あるので、その設置スペースを小さくできる。しかも、
クランパ55のクランプ片55aが後向き姿勢と横向き
姿勢に揺動するので、材料置き台36上に縦向きで渦巻
状に置かれた材料31の先端部を横向きとして材料送り
部1aに送り込みできる。
【0073】請求項5に係る発明によれば、複数の材料
置き台36を昇降することで、1つの材料置き台36を
繰り出し、巻き取り手段と対向させることができる。よ
って、繰り出し、巻き取り手段を1つとすることができ
るし、クランパ55を上下には移動しない単純形状とす
ることができる。
【0074】請求項6に係る発明によれば、材料の送り
込み時にはレベラ2を略水平で材料供給装置1寄りとす
ることでレベラ2まで材料をスムーズに送り込みでき
る。前述の状態からレベラ2を送り装置3寄りに移動す
ることでレベラ2から送り装置3まで材料をスムーズに
送ることができる。しかも、材料供給装置1と送り装置
3との間の間隔が大きく、材料をプレス機械4まで送っ
た後にレベラ3を斜めの姿勢とすることで、レベラ2と
材料供給装置1との間で材料をループさせ、材料の送り
・供給をスムーズに行わせることができる。
【0075】また、レベラ2を前述とは反対に移動する
ことで、プレス機械4に送られている材料をスムーズ
に、効率良く抜き出しできる。
【0076】請求項7に係る発明によれば、製品と不良
品を区別して排出できるので、製品と不良品が混ざるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレス加工装置の全体概略平面図である。
【図2】プレス加工装置の全体概略側面図である。
【図3】材料送り部の一部破断詳細側面図である。
【図4】台車の平面図である。
【図5】台車の断面側面図である。
【図6】第2材料格納部の平面図である。
【図7】第2材料格納部の正面図である。
【図8】図6のA部側面図である。
【図9】材料先端部移動部の縦断面(図1のB−B断
面)図である。
【図10】製品排出ガイド装置と製品搬出装置の側面図
である。
【図11】製品排出ガイド装置と製品搬出装置の平面図
である。
【図12】プレス加工動作の説明図である。
【図13】プレス加工動作の説明図である。
【図14】プレス加工動作の説明図である。
【図15】材料の加工説明図である。
【図16】残った材料の排出動作説明図である。
【符号の説明】
1…材料供給装置、1a…材料送り部、1b…第1材料
格納部、1c…第2材料格納部、1d…材料先端部移動
部、2…レベラ、3…送り装置、3a…マイクロフィー
ダ、3b…フィーダ、4…プレス機械、5…金型交換装
置、6…製品排出ガイド装置、6a…排出シュート、7
…製品搬出装置、11…送りローラ、12…ガイド兼セ
ンサ、13…ストレッチングガイド、15…材料切断
機、17…台車、18…材料置き部、21…コイル材、
31…材料、32…枠体、33…可動体、34…リフ
タ、36…材料置き台、37…材料送り出し機構、38
…材料先端保持機構、40…横材、47…アーム、55
…クランパ、55a…クランプ片、61…主シュート、
62…補助シュート。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料供給装置1と、レベラ2と、送り装
    置3と、プレス機械4と、金型交換装置5を備え、 前記材料供給装置1は、複数の材料を備えていると共
    に、その1つの材料を選択してレベラ2に送り込むもの
    であるプレス加工装置。
  2. 【請求項2】 前記材料供給装置1は、材料の先端部を
    レベラ2に送り込む材料送り部1aと、第1材料格納部
    1bと、第2材料格納部1cと、この第2材料格納部1
    cに格納された材料の先端部を前記材料送り部1aまで
    移動する材料先端部移動部1dを備え、 前記第1材料格納部1bは、材料送り部1aと対向した
    第1の位置と、材料送り部1aと離隔した第2の位置に
    亘って移動する台車17と、この台車17に置かれ、ボ
    ビン21cに材料31を巻装したコイル材21と、前記
    コイル材を繰り出す手段を有し、 前記第2材料格納部1cは、複数の材料置き台36と、
    この各材料置き台36に置かれた渦巻状の材料31を有
    し、 前記材料先端部移動部1dは、材料の先端部を把持、把
    持解放するクランパ55と、このクランパ55を材料置
    き台36と材料送り部1aとの間で移動する手段を有す
    る請求項1記載のプレス加工装置。
  3. 【請求項3】 前記第2材料格納部1cは、渦巻状に置
    かれた材料を繰り出し、巻き取る手段を有する請求項2
    記載のプレス加工装置。
  4. 【請求項4】 前記材料送り部1aは帯状の材料を横向
    きとして送る形状で、 前記コイル材21は台車17に、ボビン21cに巻装し
    た帯状の材料は横向きとして材料送り部1aに送り込み
    できるように置かれ、 前記複数の材料置き台36は、略水平として上下方向に
    間隔を置いて設けられ、各材料置き台36には帯状の材
    料31が縦向きとして渦巻状に置かれ、 前記クランパ55は、その一対のクランプ片55aが縦
    向き姿勢と横向き姿勢とに亘って揺動可能である請求項
    3記載のプレス加工装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の材料置き台36を昇降自在と
    した請求項4記載のプレス加工装置。
  6. 【請求項6】 前記レベラ2は、材料供給装置1寄り位
    置と送り装置3寄り位置に移動自在であると共に、略水
    平姿勢と斜めの姿勢に亘って上下回動自在である請求項
    1記載のプレス加工装置。
  7. 【請求項7】 プレス機械4の製品排出部に、主シュー
    ト61と補助シュート62を備えた排出シュート6aが
    設けられ、 前記排出シュート6aは、その主シュート61が製品排
    出部と対向した位置と補助シュート62が製品排出部と
    対向した位置に移動自在である請求項1記載のプレス加
    工装置。
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