JP2002238164A - 電力供給システム - Google Patents

電力供給システム

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JP2002238164A
JP2002238164A JP2001031285A JP2001031285A JP2002238164A JP 2002238164 A JP2002238164 A JP 2002238164A JP 2001031285 A JP2001031285 A JP 2001031285A JP 2001031285 A JP2001031285 A JP 2001031285A JP 2002238164 A JP2002238164 A JP 2002238164A
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power generation
photovoltaic
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Yasuaki Ookiba
康晋 大木場
Nobuyuki Toyoura
信行 豊浦
Masao Mabuchi
雅夫 馬渕
Kenichi Inoue
健一 井上
Katsutaka Tanabe
勝隆 田邊
Kotaro Nakamura
耕太郎 中村
Harunobu Kobayashi
晴信 小林
Hironobu Hisashi
博信 久志
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽光発電装置及び燃料電池発電装置の故障
による異常出力時にパワーコンディショナそのものの運
転が停止して発電を停止しており、発電装置全体として
発電効率が低下していた。 【解決手段】 太陽光発電装置5及び燃料電池発電装置
6がそれぞれ発電した電力を商用電力系統1に供給する
ように商用電力系統1に連系するパワーコンディショナ
4を備えた電力供給システムであって、パワーコンディ
ショナ4が、太陽光発電装置5及び燃料電池発電装置6
をパワーコンディショナ4の入力側に対して離接するス
イッチ手段と、太陽光発電装置5及び燃料電池発電装置
6のうち異常の発生しているもののみをパワーコンディ
ショナ4の入力側に対して遮断するようにスイッチ手段
を制御する制御手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽発電装置と、
風力発電装置又は燃料を使用した発電装置、例えば燃料
電池発電装置とを共通のパワーコンディショナに接続す
るようにした電力供給システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽光発電による分散型電源と商
用電力系統とを連系し、太陽光発電によって家庭内の機
器(負荷)に電力を供給して、余った電力を商用電力系
統に逆潮流し、太陽光発電だけでは電力がまかなえない
場合には、その電力を商用電力系統側から供給する電力
供給システムが開発されている。
【0003】一方で、太陽光発電装置と同様に燃料電池
発電装置を商用電源と連系し家庭内の機器に電力を供給
し、燃料電池発電だけでは電力がまかなえない揚合に
は、その電力を商用電力系統側から供給する電力供給シ
ステムが開発されている。
【0004】また、上記の電力供給システムにおいて
は、太陽光発電装置および燃料電池発電装置で得られた
直流を商用電力系統に連系するためのパワーコンディシ
ョナおよび連系保護装置等が必要であり、太陽電池シス
テムおよび燃料電池発電装置からのそれぞれの直流の電
力を1台の電力変換装置に入力し商用電力系統に連系す
るためのいわゆるハイブリッドシステム用のパワーコン
ディショナが開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のハイブリッドシステム用のパワーコンディショ
ナは、従来それぞれに設置していたパワーコンディショ
ナを1つにすることによりシステムコストを下げること
が可能ではあるが、接続される太陽光発電装置の絶縁劣
化等の入力機器の異常出力や故障または燃料電池システ
ムの故障による異常出力時にパワーコンディショナその
ものの運転が停止して発電が停止しており、発電装置全
体として発電効率(稼働率)を低下させてしまうという
問題点があった。
【0006】すなわち、従来のトランレス型パワーコン
ディショナは入力側にある太陽光発電装置または燃料電
池発電装置の絶縁劣化による地絡等に代表される異常状
態(パワーコンディショナへの入力異常状態なども含
む)の場合には、パワーコンディショナのスイッチング
回路のゲートブロック及び商用連系側開閉器の解列を行
うことで、パワーコンディショナによる系統側への電力
出力を停止しており、発電装置全体として発電効率(稼
働率)を低下させてしまうという問題点があった。
【0007】また、積雪地帯の太陽光発電装置の場合、
太陽電池アレイに積る雪が発電の妨げになり、冬場の太
陽光発電量を減少させるという問題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、健全
な入力機器(太陽光発電装置か、風力発電装置又は燃料
を使用した発電装置、例えば燃料電池発電装置かのどち
らか)のみを継続して入力として取り込み運転を継続す
ることができ、発電装置全体としての効率(稼働率)を
向上できる電力供給システムを提供することにある。
【0009】また、本発明の第2の目的とするところ
は、太陽光発電装置の太陽電池アレイに積る雪の融雪を
可能にし、発電装置全体としての効率(稼働率)を向上
できる電力供給システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明に係る電力供給システムは、太陽光
発電装置及びこの太陽光発電装置以外の発電装置を商用
電力系統に連系するパワーコンディショナを備えた電力
供給システムであって、パワーコンディショナが、太陽
光発電装置及びこの太陽光発電装置以外の発電装置をパ
ワーコンディショナの入力側に対して離接するスイッチ
手段と、太陽光発電装置及びこの太陽光発電装置以外の
発電装置のうち異常の発生しているもののみをパワーコ
ンディショナの入力側に対して遮断するようにスイッチ
手段を制御する制御手段とを備えたものである。
【0011】そして、パワーコンディショナがスイッチ
手段を内蔵している場合と、パワーコンディショナがス
イッチ手段を内蔵しておらず、スイッチ手段がパワーコ
ンディショナの外部に存在する場合とがある。そして、
このスイッチ手段がリレーで構成されることが好まし
い。
【0012】また、太陽光発電装置以外の発電装置は、
燃料を使用した発電装置、風力発電装置を含むものであ
り、燃料を使用した発電装置が燃料電池発電装置である
ことが好ましい。なお、燃料を使用した発電装置は、液
体燃料、気体燃料を使用したエンジンで駆動される発電
機を含む。
【0013】かかる構成により、制御手段により太陽光
発電装置及びこの太陽光発電装置以外の発電装置(風力
発電装置又は燃料を使用した発電装置、例えば燃料電池
発電装置)のうち異常の発生しているもののみをパワー
コンディショナの入力側に対して遮断(解列)すること
ができる。このために、健全な入力機器{太陽光発電装
置か、この太陽光発電装置以外の発電装置(風力発電装
置又は燃料を使用した発電装置、例えば燃料電池発電装
置かのどちらか)}のみを継続して入力として取り込み
運転を継続することができ、発電装置全体としての効率
(稼働率)を向上できる。
【0014】また、パワーコンディショナがスイッチ手
段を内蔵しておらず、スイッチ手段がパワーコンディシ
ョナの外部に存在する場合、昼間は太陽光発電装置側の
みを入力として運転を行い、夜間は太陽光発電装置以外
の発電装置(風力発電装置又は燃料を使用した発電装
置、例えば燃料電池発電装置かのどちらか)側のみの入
力で発電するなどのユーザーのニーズに柔軟に対応でき
る電力供給システムの構築が可能になる。
【0015】また、上記の第2の目的を達成するため
に、本発明に係る電力供給システムは、太陽光発電装置
及び燃料を使用した発電装置を商用電力系統に連系する
パワーコンディショナを備えた電力供給システムであっ
て、燃料を使用した発電装置で発電した電気エネルギー
を太陽光発電装置に供給することにより太陽光発電装置
自体を発熱させて、太陽光発電装置の積雪を溶かす第1
の溶雪手段、もしくは燃料を使用した発電装置で発生さ
せた熱エネルギーを太陽光発電装置に供給して、太陽光
発電装置の積雪を溶かす第2の溶雪手段との少なくとも
1つを備えるようにしたものである。
【0016】そして、太陽光発電装置と燃料を使用した
発電装置とをそれぞれの接続回路でパワーコンディショ
ナの共通の入力端子側に接続し、太陽光発電装置の接続
回路にパワーコンディショナ側から太陽光発電装置側に
流れる電流の逆流を防止する逆流防止用素子に並列させ
てスイッチ手段を設け、パワーコンディショナに、太陽
光発電装置への積雪信号を取り込んでスイッチ手段の開
閉制御を行う制御手段を設けて第1の溶雪手段を構成す
るようにした。そして、スイッチ手段がリレーであるこ
とが好ましい。また、燃料を使用した発電装置が燃料電
池発電装置であることが好ましい。なお、燃料を使用し
た発電装置は、液体燃料、気体燃料を使用したエンジン
で駆動される発電機を含む。
【0017】また、第2の溶雪手段が、燃料を使用した
発電装置が備える熱交換手段により燃料を使用した発電
装置の排熱を回収して高温媒体を作り、この高温媒体で
太陽光発電装置の積雪部分を加熱する構成である。
【0018】かかる構成により、積雪地帯の太陽光発電
装置の場合、太陽電池アレイに積る雪が発電の妨げ(異
常発生)になり、冬場の太陽光発電量を減少させるが、
燃料を使用した発電装置、例えば燃料電池発電装置の出
力電流を太陽光発電装置の太陽電池アレイに供給(逆
流)させて、太陽電池アレイを発熱させて、この熱によ
り融雪することができるようになり、発電装置全体とし
ての効率(稼働率)を向上できる。
【0019】また、燃料を使用した発電装置、例えば燃
料電池発電装置が備えている熱交換手段により燃料電池
発電装置の排熱を回収して高温媒体を作り、この高温媒
体で太陽光発電装置の積雪部分である太陽電池アレイを
加熱して融雪することができるようになり、発電装置全
体としての効率(稼働率)を向上できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0021】(実施の形態1)本発明に係る電力供給シ
ステム(実施の形態1)を図1乃至図3に示す。
【0022】図1中1は商用電力系統であり、この商用
電力系統1は系統電源2と負荷3とを備えている。商用
電力系統1にはパワーコンディショナ4が連系されてい
て、このパワーコンディショナ4は、太陽光発電装置5
及び太陽光発電装置以外の発電装置であって燃料を使用
した発電装置である燃料電池発電装置6が発電した電力
を商用電力系統1に供給するものである。
【0023】本発明に係る電力供給システム(実施の形
態1)は、太陽光発電装置5及び燃料を使用した発電装
置である燃料電池発電装置6がそれぞれ発電した電力を
商用電力系統に供給するように商用電力系統1に連系す
るパワーコンディショナ4を備えた電力供給システムで
ある。
【0024】そして、太陽光発電装置5は多数枚の太陽
電池アレイ5Fから構成してあり、太陽光発電装置5は
出力端子部5A、5Bを有する。
【0025】燃料を使用する発電装置である燃料電池発
電装置6は、図2に示すように水素と酸素とを電極に供
給して直流の電気を取り出すものであり、この水素を、
例えば都市ガスから作り(改質反応)、酸素は空気中か
ら取り込むもので、都市ガス(メタンが主)と水蒸気を
改質装置20で反応させて水素と炭酸ガスとに分解し、
その水素を電池本体21の負極に入れ、正極(陽極)に
空気を通し、その中で酸素と負極の水素とを反応させて
直流の電気を取り出すものである。そして、燃料電池発
電装置6は出力端子部6A、6Bを有する。
【0026】そして、パワーコンディショナ4が、太陽
光発電装置5及び燃料電池発電装置6をパワーコンディ
ショナ4の入力側に対して離接する入力離接手段である
スイッチ手段と、太陽光発電装置5及び燃料電池発電装
置6のうち異常の発生しているもののみをパワーコンデ
ィショナ4の入力側に対して遮断(解列)するように制
御する制御手段とを備えている。
【0027】すなわち、パワーコンディショナ4は、太
陽光発電装置5及び燃料電池発電装置6が発電した電
力、すなわち出力を1台で入力するハイブリッド型パワ
ーコンディショナであり、その内部に、太陽光発電装置
5及び燃料電池発電装置6が発電した直流を交流に変換
する電力変換手段としての電力変換部(インバータ)7
と、スイッチ手段である太陽光発電装置側リレー9と、
スイッチ手段である燃料電池発電装置側リレー10と、
スイッチ手段である系統接続リレー11と、太陽光発電
装置側リレー9及び燃料電池発電装置側リレー10の離
接制御を行う制御手段としての制御回路部8とを備えて
いる。
【0028】制御回路部8は、電力変換部7の制御のみ
ならず、太陽光発電装置5に漏れ電流が発生し、この漏
れ電流が所定の量に達することで地絡電流となるなどの
異常発生を検知して太陽光発電装置側リレー9を遮断
(解列)し、また、投入信号を出力してリレー投入する
制御、また、燃料電池発電装置6の異常発生を検知して
燃料電池発電装置側リレー10を遮断(解列)し、ま
た、投入信号を出力してリレー投入する制御を行うもの
である。
【0029】そして、パワーコンディショナ4の出力側
は、その内蔵する系統接続リレー11のリレー接点11
Aで商用電力系統1に接続してあり、また、パワーコン
ディショナ4の一方の入力側は、その内蔵する太陽光発
電装置側リレー9のリレー接点9Aで太陽光発電装置5
に接続してあり、パワーコンディショナ4の他方の入力
側は、その内蔵する燃料電池発電装置側リレー10のリ
レー接点10Aで燃料電池発電装置6に接続してある。
なお、太陽光発電装置5の接続回路には逆流防止ダイオ
ード12が設けてある。
【0030】次に、上記のように構成された電力供給シ
ステムの作動を説明する。
【0031】太陽光発電装置5で発電された直流電力は
太陽光発電装置側リレー9のリレー接点9Aを経て、ま
た、燃料電池発電装置6で発電された直流電力は燃料電
池発電装置側リレー10のリレー接点10Aを経てそれ
ぞれにパワーコンディショナ4の一方及び他方の入力側
に取り込まれ、電力変換部7で交流電力に変換された
後、商用電力系統1から負荷3、例えば家庭内の電気機
器に供給され、太陽光発電、燃料電池発電だけでは電力
がまかなえない揚合には、その電力を商用電力系統1側
から供給する。また、太陽光発電で余つた電力を商用電
力系統1に逆潮流させる。
【0032】太陽光発電装置5と燃料電池発電装置6と
の運転の切換操作は、図3のフローチャートのようにし
て行われる。
【0033】すなわち、太陽光発電装置5による発電で
システム運転している状態では、パワーコンディショナ
4の制御回路部8は、太陽光発電装置5の状態(正常、
異常)を監視している(ステップS1)。
【0034】そして、制御回路部8が異常発生を検知す
ると(ステップS2)、制御回路部8は、太陽光発電装
置側リレー9のリレー接点9Aを開く(ステップS
3)。このために、太陽光発電装置5による発電でのシ
ステム運転が停止される。なお、制御回路部8が異常発
生を検知しない場合はステップS1に戻る。
【0035】次に、制御回路部8は燃料電池発電装置側
リレー10のリレー接点10Aを閉じる(投入する)
(ステップS4)。このために、燃料電池発電装置6に
よる発電でシステム運転が行われる(ステップS5)。
【0036】燃料電池発電装置6による発電でシステム
運転している状態では、パワーコンディショナ4の制御
回路部8は、燃料電池発電装置6の状態(正常、異常)
を監視している(ステップS6)。
【0037】そして、制御回路部8が異常発生を検知す
ると(ステップS7)、制御回路部8は、燃料電池発電
装置側リレー10のリレー接点10Aを開く(解列す
る)(ステップS7)。このために、燃料電池発電装置
6による発電でのシステム運転が停止される。なお、制
御回路部8が異常発生を検知しない場合はステップS5
に戻る。
【0038】次に、制御回路部8は太陽光発電装置側リ
レー9のリレー接点9Aを閉じ(ステップS8)、太陽
光発電装置5による発電でシステム運転を行わす(ステ
ップS1)。
【0039】上記した本発明の実施の形態1は、太陽光
発電装置5及び燃料電池発電装置6のうち異常の発生し
ているもののみを解列することができる。このために、
健全な入力機器(太陽光発電装置5、燃料電池発電装置
6のいずれか一方)側のみを継続して入力として取り込
み運転を継続することができ、発電装置全体としての効
率(稼働率)を向上させることができる。
【0040】すなわち、従来のトランレス型パワーコン
ディショナは入力側にある太陽光発電装置または燃料電
池発電装置の絶縁劣化による地絡等に代表される異常状
態(パワーコンディショナへの入力異常状態なども含
む)の場合には、パワーコンディショナのスイッチング
回路のゲートブロック及び商用連系側開閉器の解列を行
っている。よって、パワーコンディショナによる系統側
への電力出力が停止していたが、本発明の実施の形態1
では、入力システムである太陽光発電装置5及び燃料電
池発電装置6の地絡または異常出力時には、異常の発生
している入力システム側のみを解列するため、健全な入
力システム側のみを継続して入力として取り込み運転を
継続することができ、発電装置全体としての効率(稼働
率)を向上させることができる。
【0041】なお、上記した本発明の実施の形態1にお
いては、太陽光発電装置以外の発電装置を燃料を使用し
た発電装置を燃料電池発電装置6で構成したが、太陽光
発電装置以外の発電装置は風力発電装置を含むものであ
る。また、燃料を使用した発電装置は、液体燃料、気体
燃料を使用したエンジンで駆動される発電機を含む。
【0042】(実施の形態2)本発明に係る電力供給シ
ステム(実施の形態2)を図4及び図5に示す。
【0043】上記した本発明に係る電力供給システム
(実施の形態1)が、そのパワーコンディショナ4が入
力離接手段を内蔵している場合を対象としているのに対
して、本発明に係る電力供給システム(実施の形態2)
は、パワーコンディショナ34が入力離接手段を内蔵し
ておらず、この入力離接手段をパワーコンディショナ3
4の外部に存在させるようにしたものである。
【0044】すなわち、太陽光発電装置35及び太陽光
発電装置以外の発電装置であって燃料を使用した発電装
置である燃料電池発電装置36がそれぞれ発電した電力
を商用電力系統1に供給するように商用電力系統1に連
系するパワーコンディショナ34を備えた電力供給シス
テムであり、パワーコンディショナ34が、太陽光発電
装置35及び燃料電池発電装置36をパワーコンディシ
ョナ34の入力側に対して離接する入力離接手段である
スイッチ手段と、太陽光発電装置35及び燃料電池発電
装置36のうち異常の発生しているもののみをパワーコ
ンディショナ34の入力側に対して遮断(解列)するよ
うに制御する制御手段とを備えている。
【0045】そして、太陽光発電装置35は、本発明の
実施の形態1における太陽光発電装置5と同構成であ
り、燃料を使用する発電装置である燃料電池発電装置3
6も本発明の実施の形態1における燃料電池発電装置6
と同構成である。
【0046】また、パワーコンディショナ34は、太陽
光発電装置35及び燃料電池発電装置36が発電した電
力、すなわち出力を1台で入力するハイブリッド型パワ
ーコンディショナであり、その内部に、太陽光発電装置
35及び燃料電池発電装置36が発電した直流を交流に
変換する電力変換手段としての電力変換部37と、スイ
ッチ手段である系統接続リレー41と、スイッチ手段で
ある太陽光発電装置側リレー39及スイッチ手段である
燃料電池発電装置側リレー40の離接制御を行う制御手
段としての制御回路部38とを備えており、太陽光発電
装置側リレー39と燃料電池発電装置側リレー40と
は、パワーコンディショナ34の外部に配置される構成
である。
【0047】そして、パワーコンディショナ34の出力
側は、その内蔵する系統接続リレー41のリレー接点4
1Aで商用電力系統1に接続してある。また、パワーコ
ンディショナ34の一方の入力側は、太陽光発電装置側
リレー39のリレー接点39Aを介して太陽光発電装置
35に接続してあり、パワーコンディショナ34の他方
の入力側は、燃料電池発電装置側リレー40のリレー接
点40Aを介して燃料電池発電装置36に接続してあ
る。また、太陽光発電装置35の接続回路には逆流防止
ダイオード42が設けてある。
【0048】制御回路部38は、電力変換部37の制御
のみならず、太陽光発電装置35に漏れ電流が発生し、
この漏れ電流が所定の量に達することで地絡電流となる
などの異常発生を検知して、太陽光発電装置側リレー3
9に解列信号イを出力して遮断(解列)し、また、投入
信号を出力してリレー投入する制御、また、燃料電池発
電装置36の異常発生を検知して、燃料電池発電装置側
リレー40に解列信号ロを出力して遮断(解列)し、ま
た、投入信号を出力してリレー投入する制御を行うもの
である。
【0049】次に、上記のように構成された本発明に係
る電力供給システム(実施の形態2)の作動を説明す
る。
【0050】太陽光発電装置35で発電された直流電力
は太陽光発電装置側リレー39のリレー接点39Aを経
て、また、燃料電池発電装置36で発電された直流電力
は燃料電池発電装置側リレー40のリレー接点40Aを
経てそれぞれにパワーコンディショナ34に取り込ま
れ、電力変換部37で交流電力に変換されて後、商用電
力系統1から負荷3、例えば家庭内の電気機器に供給さ
れ、太陽光発電、燃料電池発電だけでは電力がまかなえ
ない揚合には、その電力を商用電力系統1側から供給す
る。また、太陽光発電で余つた電力を商用電力系統1に
逆潮流させる。
【0051】太陽光発電装置35と燃料電池発電装置3
6との運転の切換操作は、図5のフローチャートのよう
にして行われる。
【0052】すなわち、太陽光発電装置35による発電
でシステム運転している状態では、パワーコンディショ
ナ34の制御回路部38は、太陽光発電装置35の状態
(正常、異常)を監視している(ステップT1)。
【0053】そして、制御回路部38が異常発生を検知
すると(ステップT2)、制御回路部38は、太陽光発
電装置側リレー39に解列信号イを出力して、そのリレ
ー接点39Aを解列する(ステップT3)。このため
に、太陽光発電装置35による発電でのシステム運転が
停止される。なお、制御回路部38が異常発生を検知し
ない場合はステップT1に戻る。
【0054】次に、制御回路部38は燃料電池発電装置
側リレー40に投入信号を出力して、この燃料電池発電
装置側リレー40のリレー接点40Aを閉じる(ステッ
プT4)。このために、燃料電池発電装置36による発
電でシステム運転が行われる(ステップT5)。
【0055】燃料電池発電装置36による発電でシステ
ム運転している状態では、パワーコンディショナ34の
制御回路部38は、燃料電池発電装置36の状態(正
常、異常)を監視している(ステップT6)。
【0056】そして、制御回路部38が異常発生を検知
すると、制御回路部38は、燃料電池発電装置側リレー
40に解列信号ロを出力して、そのリレー接点40Aを
解列する(ステップT7)。このために、燃料電池発電
装置36による発電でのシステム運転が停止される。な
お、制御回路部38が異常発生を検知しない場合はステ
ップT5に戻る。
【0057】次に、制御回路部38は太陽光発電装置側
リレー39に投入信号を出力して、この太陽光発電装置
側リレー39のリレー接点39Aを閉じ(ステップT
8)、太陽光発電装置35による発電でシステム運転が
行われる(ステップT1)。
【0058】上記した本発明の実施の形態2によれば、
太陽光発電装置35及び燃料電池発電装置36のうち異
常の発生しているもののみを解列することができる。こ
のために、健全な入力機器(太陽光発電装置35、燃料
電池発電装置36のいずれか一方)側のみを継続して入
力として取り込み運転を継続することができ、発電装置
全体としての効率(稼働率)を向上させることができ
る。
【0059】しかも、昼間は太陽光発電装置35側のみ
を入力として運転を行い、夜間は燃料電池発電装置36
側のみの入力で発電するなどのユーザーのニーズに柔軟
に対応できる電力供給システムの構築が可能になる。
【0060】なお、上記した本発明の実施の形態2にお
いては、太陽光発電装置以外の発電装置を燃料を使用し
た発電装置を燃料電池発電装置36で構成したが、太陽
光発電装置以外の発電装置は風力発電装置を含むもので
ある。また、燃料を使用した発電装置は、液体燃料、気
体燃料を使用したエンジンで駆動される発電機を含む。
【0061】(実施の形態3)本発明に係る電力供給シ
ステム(実施の形態3)を図6及び図7に示す。
【0062】本発明に係る電力供給システム(実施の形
態3)は、太陽光発電装置45及び燃料を使用した発電
装置である燃料電池発電装置46がそれぞれ発電した電
力を商用電力系統1に供給するように商用電力系統1に
連系するパワーコンディショナ44を有するコージェネ
レーションシステムを備えた電力供給システムである。
【0063】そして、燃料電池発電装置46で発電した
電気エネルギーを太陽光発電装置45に逆流させること
により太陽光発電装置45自体を発熱させて、太陽光発
電装置45の太陽電池アレイ5Fに積もった雪を溶かす
第1の溶雪手段と、燃料電池発電装置46で発生させた
熱エネルギーを太陽光発電装置45に供給して、太陽光
発電装置46の太陽電池アレイ5Fに積もった雪を溶か
す第2の溶雪手段とを備えている。
【0064】そして、太陽光発電装置45と燃料電池発
電装置46とをそれぞれの接続回路D、Eでパワーコン
ディショナ44の共通の入力端子側に接続し、太陽光発
電装置45の接続回路Dにパワーコンディショナ44側
から太陽光発電装置45側に流れる電流の逆流を防止す
る逆流防止用素子である逆流防止ダイオード55に並列
させてスイッチ手段であるリレー49を設け、パワーコ
ンディショナ44に、太陽光発電装置45への積雪信号
を取り込んでリレー49の開閉制御を行う制御手段であ
る制御回路部48を設けて第1の溶雪手段が構成してあ
る。
【0065】また、第2の溶雪手段が、燃料電池発電装
置46が備える熱交換手段である熱交換装置56により
燃料電池発電装置46の排熱を回収して高温媒体である
湯水を作り、この湯水で太陽光発電装置45の太陽電池
アレイ5Fを発熱させ、積もった雪を溶かす構成であ
る。
【0066】すなわち、パワーコンディショナ44は、
太陽光発電装置45及び燃料電池発電装置46が発電し
た電力、すなわち出力を1台で入力するハイブリッド型
パワーコンディショナである。そして、パワーコンディ
ショナ44は入力端子44A、44Bと出力端子44
C、44Dとを有し、且つ、その内部に、太陽光発電装
置45及び燃料電池発電装置46が発電した直流を交流
に変換する電力変換手段としての電力変換部47と、出
力端子44C、44Dに接続された系統接続リレー50
と、上記した制御回路部48とを備えている。
【0067】制御回路部48は、電力変換部47の制御
のみならず、太陽光発電装置45に設けた融雪作動スイ
ッチもしくは積雪センサ(いずれも図示せず)の信号を
取り込んでリレー49に信号ハを出力して、そのリレー
接点49Aの開閉制御を行うものである。
【0068】そして、パワーコンディショナ44は、系
統接続リレー部50のリレー接点50Aに接続した出力
端子44C、44Dで商用電力系統1に接続してある。
【0069】また、太陽光発電装置45は導水部52を
備えており、この太陽光発電装置45の出力端子45
A、45Bは接続回路Dを構成する配線53、54を介
してパワーコンディショナ44の入力端子44A、44
Bに接続してあり、配線53には、上記した逆流防止ダ
イオード55と、この逆流防止ダイオード55に並列す
るリレー49のリレー接点49Aとが設けてある。
【0070】また、太陽光発電装置45は、本発明の実
施の形態1における太陽光発電装置5と同構成であり、
また、上記したように融雪作動スイッチもしくは積雪セ
ンサを備えており、この融雪作動スイッチもしくは積雪
センサの出力はパワーコンディショナ44の制御回路部
48に取り込まれるようになっている。
【0071】燃料電池発電装置46は、図2に示すよう
に熱を排熱回収装置として回収し湯水を作る熱交換装置
56を備えており、他の構成は本発明の実施の形態1に
おける燃料電池発電装置6と同構成である。
【0072】そして、燃料電池発電装置46の出力端子
46A、46Bは接続回路Eを構成する配線60、61
を介してパワーコンディショナ44の入力端子44A、
44Bに接続してあり、配線60には逆流防止ダイオー
ド58が設けてある。また、燃料電池発電装置46が備
えている熱交換装置56の高温側出口56Aは配管59
を介して太陽光発電装置45の導水部52に接続してあ
る。
【0073】次に、上記のように構成された本発明に係
る電力供給システム(実施の形態3)の作動を図6のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0074】太陽光発電装置45で発電された直流電力
が燃料電池発電装置46で発電された直流電力より大き
い場合には、リレー49のリレー接点49Aを経てパワ
ーコンディショナ44に取り込まれ、また、燃料電池発
電装置46で発電された直流電力が太陽光発電装置45
で発電された直流電力より大きい場合は、燃料電池発電
装置46で発電された直流電力がパワーコンディショナ
44に取り込まれ、電力変換部47で交流電力に変換さ
れて後、商用電力系統1から負荷3、例えば家庭内の電
気機器に供給され、太陽光発電、燃料電池発電だけでは
電力がまかなえない揚合には、その電力を商用電力系統
1側から供給する。また、太陽光発電で余つた電力を商
用電力系統1に逆潮流させる。
【0075】太陽光発電装置45の太陽電池アレイ5F
上に雪が積もった場合、すなわち、太陽光発電装置45
に異常が発生した場合に、融雪作動スイッチもしくは積
雪センサが作動し(ステップU1)、融雪作動スイッチ
もしくは積雪センサからの信号がパワーコンディショナ
44の制御回路部48に取り込まれる。また、この制御
回路部48は、パワーコンディショナ44が運転状態か
停止状態かを判断し(ステップU2)、パワーコンディ
ショナ44が停止状態であると判断すると、信号ハをリ
レー49に送って、そのリレー接点49Aを閉路して逆
流防止ダイオード55を短絡させる(ステップU3)。
【0076】また、ステップU2において、パワーコン
ディショナ44が運転状態であると判断すると、制御回
路部48は電力変換部47に働きかけて運転を停止させ
て(ステップU4)、ステップU3に移行する。
【0077】そして、制御回路部48は燃料電池発電装
置46に運転を開始させ(ステップU5)、この燃料電
池発電装置46の出力電流を接続回路E、Dを介して太
陽光発電装置45の太陽電池アレイ5Fに逆流させて、
この太陽電池アレイ5Fを発熱させて、この熱により融
雪する(ステップU6)。そして、融雪に要する所定時
間の経過後に融雪作動スイッチをオフ動作させて、例え
ば、タイマー作動により燃料電池発電装置46の運転を
停止する(ステップU7)。
【0078】または、制御回路部48は燃料電池発電装
置46に運転を開始させて(ステップU5)、燃料電池
発電装置46が備えている熱交換装置56を作動させて
湯水を作り(ステップU8)、この湯水を、熱交換装置
56の高温側出口56Aから配管59を介して太陽光発
電装置45の導水部52に送り、循環させることで、太
陽光発電装置45の太陽電池アレイ5Fを加熱して融雪
する(ステップU9)。そして、融雪に要する所定時間
の経過後に融雪作動スイッチをオフ動作させて、例え
ば、タイマー作動により燃料電池発電装置46の運転を
停止する(ステップU7)。
【0079】上記した本発明の実施の形態3によれば、
積雪地帯の太陽光発電装置45の場合、太陽電池アレイ
5Fに積る雪が発電の妨げになり、冬場の太陽光発電量
を減少させるが、燃料電池発電装置46の出力電流を接
続回路E、Dを介して太陽光発電装置45の太陽電池ア
レイ5Fに逆流させて、太陽電池アレイ5Fを発熱させ
て、この熱により融雪することができるし、また、燃料
電池発電装置46が備えている熱交換装置56を作動さ
せて湯水を作り、この湯水を、熱交換装置56の高温側
出口56Aから配管59を介して太陽光発電装置45の
導水部52に送り循環させることで、太陽光発電装置4
5の太陽電池アレイ5Fを加熱して融雪することができ
るようになる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電力
供給システムによれば、制御手段により太陽光発電装置
及びこの太陽光発電装置以外の発電装置、例えば、燃料
電池発電装置のうち異常の発生しているもののみをパワ
ーコンディショナの入力側に対して遮断(解列)するこ
とができる。このために、健全な入力機器(太陽光発電
装置かこの太陽光発電装置以外の発電装置かのどちら
か)のみを継続して入力として取り込み運転を継続する
ことができ、全体システムとしての効率(稼働率)を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電力供給システムの実施の形態1
の構成説明図である。
【図2】同電力供給システムにおける燃料電池発電装置
の構成説明図である。
【図3】同電力供給システムの動作フローチャートであ
る。
【図4】本発明に係る電力供給システムの実施の形態2
の構成説明図である。
【図5】同電力供給システムの動作フローチャートであ
る。
【図6】本発明に係る電力供給システムの実施の形態3
の構成説明図である。
【図7】同電力供給システムの動作フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 商用電力系統 2 系統電源 3 負荷 4 パワーコンディショナ 5 太陽光発電装置 5A 出力端子部 5B 出力端子部 5F 太陽電池アレイ 6 燃料電池発電装置(燃料を使用する発電装置)
(太陽光発電装置以外の発電装置) 6A 出力端子部 6B 出力端子部 7 電力変換部(インバータ)(電力変換手段) 8 制御回路部(制御手段9 9 太陽光発電装置側リレー(スイッチ手段)(入
力離接手段) 9A リレー接点 10 燃料電池発電装置側リレー(スイッチ手段)
(入力離接手段) 10A リレー接点 11 系統接続リレー(スイッチ手段) 11A リレー接点 12 逆流防止ダイオード(逆流防止用素子) 20 改質装置 21 電池本体 34 パワーコンディショナ 35 太陽光発電装置 36 燃料電池発電装置(燃料を使用する発電装置)
(太陽光発電装置以外の発電装置) 37 電力変換部(インバータ)(電力変換手段) 38 制御回路部(制御手段9 39 太陽光発電装置側リレー(スイッチ手段)(入
力離接手段) 39A リレー接点 40 燃料電池発電装置側リレー(スイッチ手段)
(入力離接手段) 40A リレー接点 41 系統接続リレー(スイッチ手段) 41A リレー接点 44 パワーコンディショナ 45 太陽光発電装置 46 燃料電池発電装置(燃料を使用する発電装置) 47 電力変換部(インバータ)(電力変換手段) 48 制御回路部(制御手段9 49 リレー(スイッチ手段) 49A リレー接点 50 系統接続リレー(スイッチ手段) 50A リレー接点 52 導水部 53 配線 54 配線 55 逆流防止ダイオード(逆流防止用素子) 56 熱交換装置 58 逆流防止ダイオード(逆流防止用素子) 59 配管 60 配線 61 配線 D 接続回路 E 接続回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬渕 雅夫 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 井上 健一 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 田邊 勝隆 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 中村 耕太郎 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 小林 晴信 熊本県阿蘇郡一宮町大字宮地字南油町4429 番地 オムロン阿蘇株式会社内 (72)発明者 久志 博信 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 5F051 JA11 JA20 KA05 KA08 KA10 5G066 HB06 HB07 5H420 BB14 CC03 CC06 DD03 EA37 EA48 EB39 KK04 LL09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光発電装置及びこの太陽光発電装置
    以外の発電装置を商用電力系統に連系するパワーコンデ
    ィショナを備えた電力供給システムであって、 前記パワーコンディショナが、 前記太陽光発電装置及び前記太陽光発電装置以外の発電
    装置を前記パワーコンディショナの入力側に対して離接
    するスイッチ手段と、 前記太陽光発電装置及び前記太陽光発電装置以外の発電
    装置のうち異常の発生しているもののみを前記パワーコ
    ンディショナの入力側に対して遮断するように前記スイ
    ッチ手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る電力供給システム。
  2. 【請求項2】 前記パワーコンディショナが前記スイッ
    チ手段を内蔵している請求項1に記載の電力供給システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記パワーコンディショナが前記スイッ
    チ手段を内蔵しておらず、前記スイッチ手段が前記パワ
    ーコンディショナの外部に存在する請求項1に記載の電
    力供給システム。
  4. 【請求項4】 前記太陽光発電装置以外の発電装置が、
    燃料を使用した発電装置、風力発電装置を含む請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載の電力供給システム。
  5. 【請求項5】 太陽光発電装置及び燃料を使用した発電
    装置を商用電力系統に連系するパワーコンディショナを
    備えた電力供給システムであって、 前記燃料を使用した発電装置で発電した電気エネルギー
    を前記太陽光発電装置に供給することにより前記太陽光
    発電装置自体を発熱させて、前記太陽光発電装置の積雪
    を溶かす第1の溶雪手段、もしくは前記燃料を使用した
    発電装置で発生させた熱エネルギーを前記太陽光発電装
    置に供給して、前記太陽光発電装置の積雪を溶かす第2
    の溶雪手段との少なくとも1つを備えたことを特徴とす
    る電力供給システム。
  6. 【請求項6】 前記太陽光発電装置と前記燃料を使用し
    た発電装置とをそれぞれの接続回路で前記パワーコンデ
    ィショナの共通の入力端子側に接続し、 前記太陽光発電装置の前記接続回路に前記パワーコンデ
    ィショナ側から前記太陽光発電装置側に流れる電流の逆
    流を防止する逆流防止用素子に並列させてスイッチ手段
    を設け、前記パワーコンディショナに、前記太陽光発電
    装置への積雪信号を取り込んで前記スイッチ手段の開閉
    制御を行う制御手段を設けて前記第1の溶雪手段を構成
    するようにした請求項5に記載の電力供給システム。
  7. 【請求項7】 第2の溶雪手段が、前記燃料を使用した
    発電装置が備える熱交換手段により前記燃料を使用した
    発電装置の排熱を回収して高温媒体を作り、この高温媒
    体で前記太陽光発電装置の積雪部分を加熱する構成であ
    る請求項5に記載の電力供給システム。
  8. 【請求項8】 前記燃料を使用した発電装置が燃料電池
    発電装置である請求項4乃至請求項7のいずれかに記載
    の電力供給システム。
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