JP2002237877A - ハンズフリーシステム、携帯電話およびハンズフリー装置 - Google Patents
ハンズフリーシステム、携帯電話およびハンズフリー装置Info
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- JP2002237877A JP2002237877A JP2001034915A JP2001034915A JP2002237877A JP 2002237877 A JP2002237877 A JP 2002237877A JP 2001034915 A JP2001034915 A JP 2001034915A JP 2001034915 A JP2001034915 A JP 2001034915A JP 2002237877 A JP2002237877 A JP 2002237877A
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話とハンズフリー装置から構成される
ハンズフリーシステムにおいて音声認識、音声合成を行
う際に、ユーザの負担を削減する。 【解決手段】 ハンズフリー装置におけるマイクから入
力された入力音声データを、ローカル通信手段により、
ハンズフリー装置から携帯電話に送信し、携帯電話にお
いて音声認識することによりユーザ所望の動作を携帯電
話において行う。一方、携帯電話において音声合成され
た出力音声データを、ローカル通信手段により、携帯電
話からハンズフリー装置へ送信し、ハンズフリー装置に
おけるスピーカにより出力する。これにより、ハンズフ
リーシステムにおいてユーザが使い慣れた携帯電話にお
ける音声認識、音声合成を使用することができる。
ハンズフリーシステムにおいて音声認識、音声合成を行
う際に、ユーザの負担を削減する。 【解決手段】 ハンズフリー装置におけるマイクから入
力された入力音声データを、ローカル通信手段により、
ハンズフリー装置から携帯電話に送信し、携帯電話にお
いて音声認識することによりユーザ所望の動作を携帯電
話において行う。一方、携帯電話において音声合成され
た出力音声データを、ローカル通信手段により、携帯電
話からハンズフリー装置へ送信し、ハンズフリー装置に
おけるスピーカにより出力する。これにより、ハンズフ
リーシステムにおいてユーザが使い慣れた携帯電話にお
ける音声認識、音声合成を使用することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車の運転時など
に、携帯電話を使用し通話する際に、ユーザが携帯電話
を持つ必要なしに通話することができるハンズフリーシ
ステムに関するものであり、特に音声認識、音声合成を
行うハンズフリーシステムに関するものである。
に、携帯電話を使用し通話する際に、ユーザが携帯電話
を持つ必要なしに通話することができるハンズフリーシ
ステムに関するものであり、特に音声認識、音声合成を
行うハンズフリーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の音声認識、音声合成を行うハンズ
フリーシステムとしては、ハンズフリー装置と携帯電話
をコネクタなどにより接続し、ハンズフリー装置側に取
り付けたマイクとスピーカによりユーザが通話を行うハ
ンズフリーシステムにおいて、ハンズフリー装置側にも
うけた音声認識ユニット、音声合成ユニットにおいて音
声認識、音声合成を行うハンズフリーシステムがあっ
た。これらのハンズフリーシステムとしては、例えば、
特開2000−59859号公報がある。
フリーシステムとしては、ハンズフリー装置と携帯電話
をコネクタなどにより接続し、ハンズフリー装置側に取
り付けたマイクとスピーカによりユーザが通話を行うハ
ンズフリーシステムにおいて、ハンズフリー装置側にも
うけた音声認識ユニット、音声合成ユニットにおいて音
声認識、音声合成を行うハンズフリーシステムがあっ
た。これらのハンズフリーシステムとしては、例えば、
特開2000−59859号公報がある。
【0003】以下、従来例について、図を用いて、説明
を行う。
を行う。
【0004】図7は、従来例におけるハンズフリーシス
テムの構成図である。
テムの構成図である。
【0005】図7において、71は携帯電話、72はコ
ネクタ、73はハンズフリー装置であり、中央処理装置
731、音声合成ユニット732、音声認識ユニット7
33、音声CODEC734、スピーカ735、マイク
736より構成される。
ネクタ、73はハンズフリー装置であり、中央処理装置
731、音声合成ユニット732、音声認識ユニット7
33、音声CODEC734、スピーカ735、マイク
736より構成される。
【0006】以上のように構成された従来例について、
以下、動作の説明を行う。
以下、動作の説明を行う。
【0007】図7に示すように、従来例では、携帯電話
71とハンズフリー装置73はコネクタ72で接続され
る。ユーザは、ハンズフリー装置73におけるマイク7
36により音声入力を行い、スピーカ735により出力
される音声を聞くことにより、ハンズフリーの状態で通
話を行うことができる。
71とハンズフリー装置73はコネクタ72で接続され
る。ユーザは、ハンズフリー装置73におけるマイク7
36により音声入力を行い、スピーカ735により出力
される音声を聞くことにより、ハンズフリーの状態で通
話を行うことができる。
【0008】通話時におけるハンズフリー装置73にお
ける動作について説明を行う。マイク736に入力され
た音声は、音声CODEC734により音声データに符
号化され、コネクタ72を介して携帯電話71へ送信さ
れた後、携帯電話71により携帯電話ネットワークに送
信される。一方、携帯電話71が携帯電話ネットワーク
から受信した音声データは、コネクタ72を介して、ハ
ンズフリー装置73へ送信され、音声CODEC734
で音声に変換され、スピーカ735により出力される。
ける動作について説明を行う。マイク736に入力され
た音声は、音声CODEC734により音声データに符
号化され、コネクタ72を介して携帯電話71へ送信さ
れた後、携帯電話71により携帯電話ネットワークに送
信される。一方、携帯電話71が携帯電話ネットワーク
から受信した音声データは、コネクタ72を介して、ハ
ンズフリー装置73へ送信され、音声CODEC734
で音声に変換され、スピーカ735により出力される。
【0009】次に、従来例のハンズフリーシステムにお
ける音声認識、音声合成の方法について説明を行う。従
来例のハンズフリーシステムでは、ハンズフリー装置側
に音声認識手段、音声合成手段をもうけ、音声認識、音
声合成を行っていた。
ける音声認識、音声合成の方法について説明を行う。従
来例のハンズフリーシステムでは、ハンズフリー装置側
に音声認識手段、音声合成手段をもうけ、音声認識、音
声合成を行っていた。
【0010】まず、従来例のハンズフリーシステムにお
ける音声認識について説明を行う。マイク736から入
力されたユーザの音声は音声CODEC734により符
号化され、音声認識ユニット733で認識され、中央処
理装置731は所望の動作コマンドを、コネクタ72を
介して携帯電話71へ送信する。例えば、ユーザが“イ
ノウエ”とマイク736に向かって発声した場合、音声
認識ユニット733で、この単語が認識され、“イノウ
エ”に対応する電話番号への発信コマンドがハンズフリ
ー装置73から携帯電話71へ送信される。携帯電話7
1は所望の電話番号への発信を行う。
ける音声認識について説明を行う。マイク736から入
力されたユーザの音声は音声CODEC734により符
号化され、音声認識ユニット733で認識され、中央処
理装置731は所望の動作コマンドを、コネクタ72を
介して携帯電話71へ送信する。例えば、ユーザが“イ
ノウエ”とマイク736に向かって発声した場合、音声
認識ユニット733で、この単語が認識され、“イノウ
エ”に対応する電話番号への発信コマンドがハンズフリ
ー装置73から携帯電話71へ送信される。携帯電話7
1は所望の電話番号への発信を行う。
【0011】次に、従来例のハンズフリーシステムにお
ける音声合成について説明を行う。携帯電話71からコ
ネクタ72を介して、ハンズフリー装置73がコマンド
を受けた時、中央処理装置731は音声合成ユニット7
32に対して、メッセージに対応する音声案内を合成す
るように命令を行い、音声合成ユニット732は対応す
る音声データを音声CODEC734により復号し、案
内音声がスピーカ735により出力される。例えば、あ
る電話番号から受信したことを示すメッセージが、携帯
電話71からハンズフリー装置73へ送信された時、ハ
ンズフリー装置73は、電話番号から発信者を特定し、
“タナカさんより着信中です”という音声案内を音声合
成ユニット732により合成し、スピーカ735より出
力する。
ける音声合成について説明を行う。携帯電話71からコ
ネクタ72を介して、ハンズフリー装置73がコマンド
を受けた時、中央処理装置731は音声合成ユニット7
32に対して、メッセージに対応する音声案内を合成す
るように命令を行い、音声合成ユニット732は対応す
る音声データを音声CODEC734により復号し、案
内音声がスピーカ735により出力される。例えば、あ
る電話番号から受信したことを示すメッセージが、携帯
電話71からハンズフリー装置73へ送信された時、ハ
ンズフリー装置73は、電話番号から発信者を特定し、
“タナカさんより着信中です”という音声案内を音声合
成ユニット732により合成し、スピーカ735より出
力する。
【0012】以上のように、従来のハンズフリーシステ
ムでは、携帯電話と接続されるハンズフリー装置側で音
声認識、音声合成を行っていた。
ムでは、携帯電話と接続されるハンズフリー装置側で音
声認識、音声合成を行っていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、以下のような問題があった。
ような構成では、以下のような問題があった。
【0014】音声認識、音声合成は、携帯電話における
使い勝手のよいユーザインタフェースとして注目されて
おり、今後、より多くの携帯電話に音声認識、音声合成
が搭載されることが予想される。
使い勝手のよいユーザインタフェースとして注目されて
おり、今後、より多くの携帯電話に音声認識、音声合成
が搭載されることが予想される。
【0015】しかるに、音声認識、音声合成には、製品
毎に独自の特性があり、ユーザは自分が慣れている音声
認識、音声合成の環境を使用したいという要求が強い。
従って、ハンズフリーシステムにおいても、ユーザが使
い慣れた携帯電話における音声認識、音声合成を使用で
きるようにすることが望ましい。
毎に独自の特性があり、ユーザは自分が慣れている音声
認識、音声合成の環境を使用したいという要求が強い。
従って、ハンズフリーシステムにおいても、ユーザが使
い慣れた携帯電話における音声認識、音声合成を使用で
きるようにすることが望ましい。
【0016】またハンズフリーシステムを車において実
現する場合、車ごとにハンズフリー装置が異なり、音声
認識、音声合成の特色が異なれば、ユーザにとって使い
勝手の悪いシステムとなる。
現する場合、車ごとにハンズフリー装置が異なり、音声
認識、音声合成の特色が異なれば、ユーザにとって使い
勝手の悪いシステムとなる。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明におけ
るハンズフリーシステムでは、携帯電話が音声認識手段
を有する場合に、ハンズフリー装置において入力された
音声データをローカル通信手段により携帯電話へ送信
し、携帯電話の音声認識手段により音声認識を行うこと
により、ユーザが所望する動作を行う。
るハンズフリーシステムでは、携帯電話が音声認識手段
を有する場合に、ハンズフリー装置において入力された
音声データをローカル通信手段により携帯電話へ送信
し、携帯電話の音声認識手段により音声認識を行うこと
により、ユーザが所望する動作を行う。
【0018】本願における第1の発明によれば、ユーザ
は使い慣れた携帯電話の音声認識を利用することができ
る。また、ハンズフリー装置側における音声認識手段が
不要となる。
は使い慣れた携帯電話の音声認識を利用することができ
る。また、ハンズフリー装置側における音声認識手段が
不要となる。
【0019】本願の第2の発明におけるハンズフリーシ
ステムでは、本願の第1の発明において、ハンズフリー
装置から携帯電話へローカル通信手段により、ハンズフ
リー装置の音声入力手段の音響パラメータデータを送信
し、携帯電話で音声認識を行う際にハンズフリー装置の
音響パラメータデータを利用し、ハンズフリー装置の音
声入力手段に適した音声認識を行う。
ステムでは、本願の第1の発明において、ハンズフリー
装置から携帯電話へローカル通信手段により、ハンズフ
リー装置の音声入力手段の音響パラメータデータを送信
し、携帯電話で音声認識を行う際にハンズフリー装置の
音響パラメータデータを利用し、ハンズフリー装置の音
声入力手段に適した音声認識を行う。
【0020】本願における第2の発明によれば、本願に
おける第1の発明におけるハンズフリーシステムにおい
て音声認識の精度を向上することができる。
おける第1の発明におけるハンズフリーシステムにおい
て音声認識の精度を向上することができる。
【0021】本願における第3の発明におけるハンズフ
リー装置では、ローカル通信手段により、携帯電話と音
声認識手段の有無のデータを交換し、携帯電話が音声認
識手段を有する場合には携帯電話側の音声認識手段を使
用し、携帯電話が音声認識手段を有さない場合には、携
帯電話側から登録者の読み方のデータを含むアドレスデ
ータを受信し、登録者の読み方のデータからハンズフリ
ー装置において音声認識を行う。
リー装置では、ローカル通信手段により、携帯電話と音
声認識手段の有無のデータを交換し、携帯電話が音声認
識手段を有する場合には携帯電話側の音声認識手段を使
用し、携帯電話が音声認識手段を有さない場合には、携
帯電話側から登録者の読み方のデータを含むアドレスデ
ータを受信し、登録者の読み方のデータからハンズフリ
ー装置において音声認識を行う。
【0022】本願における第3の発明によれば、音声認
識手段を有する携帯電話、音声認識手段を有さない携帯
電話の両者に対応でき、音声認識手段を有する携帯電話
の場合にはユーザの使い慣れた携帯電話の音声認識を利
用することのできるハンズフリー装置を実現できる。
識手段を有する携帯電話、音声認識手段を有さない携帯
電話の両者に対応でき、音声認識手段を有する携帯電話
の場合にはユーザの使い慣れた携帯電話の音声認識を利
用することのできるハンズフリー装置を実現できる。
【0023】本願の第4の発明におけるハンズフリーシ
ステムでは、携帯電話が音声合成手段を有する場合に、
携帯電話において合成された音声案内の音声データをロ
ーカル通信手段によりハンズフリー装置へ送信し、ハン
ズフリー装置の音声合成手段により出力し、ユーザに音
声案内を行う。
ステムでは、携帯電話が音声合成手段を有する場合に、
携帯電話において合成された音声案内の音声データをロ
ーカル通信手段によりハンズフリー装置へ送信し、ハン
ズフリー装置の音声合成手段により出力し、ユーザに音
声案内を行う。
【0024】本願における第4の発明によれば、ユーザ
は使い慣れた携帯電話の音声合成を利用することができ
る。また、ハンズフリー装置側に音声合成手段が不要と
なる。
は使い慣れた携帯電話の音声合成を利用することができ
る。また、ハンズフリー装置側に音声合成手段が不要と
なる。
【0025】本願の第5の発明におけるハンズフリーシ
ステムでは、本願の第4の発明において、ハンズフリー
装置から携帯電話へローカル通信手段により、ハンズフ
リー装置の音声出力手段の音響パラメータデータを送信
し、携帯電話で音声合成を行う際にハンズフリー装置の
音響パラメータデータを利用し、ハンズフリー装置の音
声出力手段に適した音声合成を行う。
ステムでは、本願の第4の発明において、ハンズフリー
装置から携帯電話へローカル通信手段により、ハンズフ
リー装置の音声出力手段の音響パラメータデータを送信
し、携帯電話で音声合成を行う際にハンズフリー装置の
音響パラメータデータを利用し、ハンズフリー装置の音
声出力手段に適した音声合成を行う。
【0026】本願における第5の発明によれば、本願に
おける第4の発明におけるハンズフリーシステムにおい
て音声合成の明瞭度を向上することができる。
おける第4の発明におけるハンズフリーシステムにおい
て音声合成の明瞭度を向上することができる。
【0027】本願における第6の発明におけるハンズフ
リー装置では、ローカル通信手段により、携帯電話と音
声合成手段の有無のデータを交換し、携帯電話が音声合
成手段を有する場合には携帯電話側の音声合成手段を使
用し、携帯電話が音声合成手段を有さない場合には、案
内音声をハンズフリー装置において合成し出力する。
リー装置では、ローカル通信手段により、携帯電話と音
声合成手段の有無のデータを交換し、携帯電話が音声合
成手段を有する場合には携帯電話側の音声合成手段を使
用し、携帯電話が音声合成手段を有さない場合には、案
内音声をハンズフリー装置において合成し出力する。
【0028】本願における第6の発明によれば、音声合
成手段を有する携帯電話、音声合成手段を有さない携帯
電話の両者に対応でき、音声合成手段を有する携帯電話
の場合にはユーザの使い慣れた携帯電話の音声合成を利
用することのできるハンズフリー装置を実現できる。
成手段を有する携帯電話、音声合成手段を有さない携帯
電話の両者に対応でき、音声合成手段を有する携帯電話
の場合にはユーザの使い慣れた携帯電話の音声合成を利
用することのできるハンズフリー装置を実現できる。
【0029】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1におけるハンズフリーシステムについて、
図面を参照しながら説明する。
実施の形態1におけるハンズフリーシステムについて、
図面を参照しながら説明する。
【0030】図1は、本発明の実施の形態1におけるハ
ンズフリーシステムの構成図である。図1において、1
1は携帯電話でありアンテナ111、送受信部112、
中央処理装置113、ローカル無線通信送受信部11
4、音声CODEC115、スピーカ116、マイク1
17、音声認識ユニット118、音声合成ユニット11
9より構成され、12はハンズフリー装置でありローカ
ル無線通信送受信部121、中央処理装置122、音声
認識ユニット123、音声CODEC124、音声合成
ユニット125、スピーカ126、マイク127、押し
ボタン128より構成される。
ンズフリーシステムの構成図である。図1において、1
1は携帯電話でありアンテナ111、送受信部112、
中央処理装置113、ローカル無線通信送受信部11
4、音声CODEC115、スピーカ116、マイク1
17、音声認識ユニット118、音声合成ユニット11
9より構成され、12はハンズフリー装置でありローカ
ル無線通信送受信部121、中央処理装置122、音声
認識ユニット123、音声CODEC124、音声合成
ユニット125、スピーカ126、マイク127、押し
ボタン128より構成される。
【0031】以上のように構成された本実施の形態のハ
ンズフリーシステムにおいて、以下、その動作を説明す
る。
ンズフリーシステムにおいて、以下、その動作を説明す
る。
【0032】図1に示すハンズフリーシステムの通話時
の動作は、従来例と同様とする。すなわち、携帯電話1
1は、アンテナ111と送受信部112により携帯電話
ネットワークとの間の音声データのやりとりを行う。携
帯電話11は携帯電話ネットワークから受信した受信音
声データを、ローカル無線通信送受信部114により、
ハンズフリー装置12に対して送信し、ハンズフリー装
置12において音声CODEC124により復号化され
た後にスピーカ126により出力される。一方、ハンズ
フリー装置12のマイク127により入力された送信音
声は、音声CODEC124により音声データに符号化
され、ローカル無線通信送受信部121により携帯電話
11に送信され、携帯電話11から携帯電話ネットワー
クに送信される。
の動作は、従来例と同様とする。すなわち、携帯電話1
1は、アンテナ111と送受信部112により携帯電話
ネットワークとの間の音声データのやりとりを行う。携
帯電話11は携帯電話ネットワークから受信した受信音
声データを、ローカル無線通信送受信部114により、
ハンズフリー装置12に対して送信し、ハンズフリー装
置12において音声CODEC124により復号化され
た後にスピーカ126により出力される。一方、ハンズ
フリー装置12のマイク127により入力された送信音
声は、音声CODEC124により音声データに符号化
され、ローカル無線通信送受信部121により携帯電話
11に送信され、携帯電話11から携帯電話ネットワー
クに送信される。
【0033】本実施の形態において説明を行う音声認
識、音声合成を用いたハンズフリーシステムは、車運転
時などの危険を回避するために非常に有用である。
識、音声合成を用いたハンズフリーシステムは、車運転
時などの危険を回避するために非常に有用である。
【0034】図2は、ハンズフリーシステムの使用例を
示す図である。図2において、21はマイク、22は押
しボタン、23はハンズフリー装置、24はスピーカ、
25は携帯電話である。
示す図である。図2において、21はマイク、22は押
しボタン、23はハンズフリー装置、24はスピーカ、
25は携帯電話である。
【0035】図2におけるユーザの使用環境について説
明を行う。ユーザが通常使用している携帯電話25を車
室内に持ち込み、車室内においてこの携帯電話25をハ
ンズフリーで使用する。ユーザが発信などを行いたい場
合、ハンドルのところに設置された押しボタン22を押
下した後、所望の動作に対応する音声をマイク21に入
力し押しボタン22を離す。この時、ハンズフリー装置
23および携帯電話25により音声認識が行われ、発信
など所望の動作が行われる。また、ハンズフリー装置2
3および携帯電話25により、音声合成が行われ、スピ
ーカ24により音声案内が行われる。通話時、ユーザ
は、マイク21とスピーカ24により携帯電話を手に持
つことなく通話を行うことができる。以上のような使用
環境によりユーザが運転時に安全に通話をすることがで
きる環境を実現できる。
明を行う。ユーザが通常使用している携帯電話25を車
室内に持ち込み、車室内においてこの携帯電話25をハ
ンズフリーで使用する。ユーザが発信などを行いたい場
合、ハンドルのところに設置された押しボタン22を押
下した後、所望の動作に対応する音声をマイク21に入
力し押しボタン22を離す。この時、ハンズフリー装置
23および携帯電話25により音声認識が行われ、発信
など所望の動作が行われる。また、ハンズフリー装置2
3および携帯電話25により、音声合成が行われ、スピ
ーカ24により音声案内が行われる。通話時、ユーザ
は、マイク21とスピーカ24により携帯電話を手に持
つことなく通話を行うことができる。以上のような使用
環境によりユーザが運転時に安全に通話をすることがで
きる環境を実現できる。
【0036】音声認識ユニット、音声合成ユニットは、
ハンズフリー装置12に存在するが、携帯電話11に存
在する場合には、携帯電話側の音声認識ユニット、音声
合成ユニットを使用する。この時、ハンズフリー装置1
2は、携帯電話11に対して、マイク127、スピーカ
126の音響パラメータデータを送信し、携帯電話が、
音声認識、音声合成の際に利用することにより、音声認
識の精度、音声合成の明瞭度を向上することができる。
ハンズフリー装置12に存在するが、携帯電話11に存
在する場合には、携帯電話側の音声認識ユニット、音声
合成ユニットを使用する。この時、ハンズフリー装置1
2は、携帯電話11に対して、マイク127、スピーカ
126の音響パラメータデータを送信し、携帯電話が、
音声認識、音声合成の際に利用することにより、音声認
識の精度、音声合成の明瞭度を向上することができる。
【0037】これらの動作について、以下、図を用いて
詳細に説明を行う。
詳細に説明を行う。
【0038】図3は、本発明の実施の形態1における動
作シーケンス図である。図3において31は動作シーケ
ンスである。
作シーケンス図である。図3において31は動作シーケ
ンスである。
【0039】以下、図1と図3に基づき、本実施の形態
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0040】(STEP1) 携帯電話11とハンズフ
リー装置12との間でコネクションを確立する。携帯電
話11のローカル無線通信送受信部114とハンズフリ
ー装置12のローカル無線通信送受信部121が無線通
信コネクションを確立し、以降、このコネクション上で
携帯電話11とハンズフリー装置12でデータ交換が行
われる。
リー装置12との間でコネクションを確立する。携帯電
話11のローカル無線通信送受信部114とハンズフリ
ー装置12のローカル無線通信送受信部121が無線通
信コネクションを確立し、以降、このコネクション上で
携帯電話11とハンズフリー装置12でデータ交換が行
われる。
【0041】(STEP2) STEP1で確立したコ
ネクション上で、携帯電話11はハンズフリー装置12
に対して携帯電話11の特性データを送信する。特性デ
ータには、携帯電話11に音声認識ユニット、音声合成
ユニットの有無のデータが含まれる。本実施の形態にお
いては、携帯電話11は音声認識ユニット118、音声
合成ユニット119を持つため、“音声認識ユニットあ
り、音声合成ユニットあり”の特性データが、携帯電話
11からハンズフリー装置12へ送信される。特性デー
タを受信したハンズフリー装置12は、携帯電話11が
音声認識ユニット、音声合成ユニットを持つ場合には、
ユーザが慣れている携帯電話11の音声認識ユニット、
音声合成ユニットを使用し、持たない場合には、ハンズ
フリー装置の音声認識ユニット、音声合成ユニットを使
用する。本実施の形態の場合、携帯電話11の音声認識
ユニット118、音声合成ユニット119を使用する。
ネクション上で、携帯電話11はハンズフリー装置12
に対して携帯電話11の特性データを送信する。特性デ
ータには、携帯電話11に音声認識ユニット、音声合成
ユニットの有無のデータが含まれる。本実施の形態にお
いては、携帯電話11は音声認識ユニット118、音声
合成ユニット119を持つため、“音声認識ユニットあ
り、音声合成ユニットあり”の特性データが、携帯電話
11からハンズフリー装置12へ送信される。特性デー
タを受信したハンズフリー装置12は、携帯電話11が
音声認識ユニット、音声合成ユニットを持つ場合には、
ユーザが慣れている携帯電話11の音声認識ユニット、
音声合成ユニットを使用し、持たない場合には、ハンズ
フリー装置の音声認識ユニット、音声合成ユニットを使
用する。本実施の形態の場合、携帯電話11の音声認識
ユニット118、音声合成ユニット119を使用する。
【0042】(STEP3) 携帯電話11の音声認識
ユニット118、音声合成ユニット119を使用する場
合には、ハンズフリー装置12は、スピーカ126およ
びマイク127の音響パラメータデータを携帯電話11
へ送信する。例えば、音響パラメータには、スピーカ1
26、マイク127の周波数特性などが含まれる。
ユニット118、音声合成ユニット119を使用する場
合には、ハンズフリー装置12は、スピーカ126およ
びマイク127の音響パラメータデータを携帯電話11
へ送信する。例えば、音響パラメータには、スピーカ1
26、マイク127の周波数特性などが含まれる。
【0043】(STEP4) ユーザが携帯電話11に
対し動作を要求する場合、ハンズフリー装置12の押し
ボタン128を押下し、操作を指示する音声をマイク1
27に入力し、押しボタン128を離す。ハンズフリー
装置12は、マイク127に入力された音声データをロ
ーカル無線通信送受信部121で携帯電話11へ送信す
る。例えば、ユーザは、“イノウエ”と発声したものと
する。
対し動作を要求する場合、ハンズフリー装置12の押し
ボタン128を押下し、操作を指示する音声をマイク1
27に入力し、押しボタン128を離す。ハンズフリー
装置12は、マイク127に入力された音声データをロ
ーカル無線通信送受信部121で携帯電話11へ送信す
る。例えば、ユーザは、“イノウエ”と発声したものと
する。
【0044】(STEP5) 携帯電話11はユーザの
入力音声をローカル無線通信送受信部114で受信し、
音声認識ユニット118において入力音声データを認識
される。この際、ハンズフリー装置での音声入力環境に
あうように(STEP2)で受信したマイク127の音
響パラメータデータを利用し、音声認識ユニット118
は音声認識の精度を向上することができる。音声認識ユ
ニットにおける音声認識はDPマッチング法、HMMに
よる方法など既知の手段で行うことができる。音声認識
の具体的な方法については、日本音響学会編、“音のコ
ミュニケーション工学”などに解説がある。
入力音声をローカル無線通信送受信部114で受信し、
音声認識ユニット118において入力音声データを認識
される。この際、ハンズフリー装置での音声入力環境に
あうように(STEP2)で受信したマイク127の音
響パラメータデータを利用し、音声認識ユニット118
は音声認識の精度を向上することができる。音声認識ユ
ニットにおける音声認識はDPマッチング法、HMMに
よる方法など既知の手段で行うことができる。音声認識
の具体的な方法については、日本音響学会編、“音のコ
ミュニケーション工学”などに解説がある。
【0045】音声認識ユニット118で音声認識を行っ
た後に、携帯電話11は入力音声に対応する動作を行
う。例えば、入力音声が“イノウエ”であった場合に
は、携帯電話のデータベースに登録されている“イノウ
エ”に対応する電話番号への発信動作が行われる。
た後に、携帯電話11は入力音声に対応する動作を行
う。例えば、入力音声が“イノウエ”であった場合に
は、携帯電話のデータベースに登録されている“イノウ
エ”に対応する電話番号への発信動作が行われる。
【0046】(STEP6) 対応する動作を行った後
に、携帯電話11は音声合成ユニット119を使用し音
声合成を行い、合成した音声データをローカル無線通信
送受信部114により、ハンズフリー装置12へ送信す
る。例えば、“イノウエ”への発信動作を行う場合に
は、“イノウエサンへハッシンシマス”という音声を音
声合成し、合成した音声データをハンズフリー装置12
へ送信する。ハンズフリー装置12は、ローカル無線通
信送受信部121で音声データを受信し、音声CODE
C124とスピーカ126を使用して合成された音声を
出力する。この際、ハンズフリー装置12から受信した
スピーカ126の音響パラメータデータを利用すること
により、より明瞭度の高い音声合成を実現することがで
きる。
に、携帯電話11は音声合成ユニット119を使用し音
声合成を行い、合成した音声データをローカル無線通信
送受信部114により、ハンズフリー装置12へ送信す
る。例えば、“イノウエ”への発信動作を行う場合に
は、“イノウエサンへハッシンシマス”という音声を音
声合成し、合成した音声データをハンズフリー装置12
へ送信する。ハンズフリー装置12は、ローカル無線通
信送受信部121で音声データを受信し、音声CODE
C124とスピーカ126を使用して合成された音声を
出力する。この際、ハンズフリー装置12から受信した
スピーカ126の音響パラメータデータを利用すること
により、より明瞭度の高い音声合成を実現することがで
きる。
【0047】以上の(STEP1)から(STEP6)
の動作により、本実施の形態のハンズフリーシステム
は、音声認識、音声合成によるユーザインタフェースを
実現する際に、ユーザの使い慣れた携帯電話側の音声認
識、音声合成を使用することができる。また、ハンズフ
リー装置側のマイク、スピーカの音響パラメータを携帯
電話側で利用することにより、精度の高い音声認識、明
瞭度の高い音声合成を実現することができる。
の動作により、本実施の形態のハンズフリーシステム
は、音声認識、音声合成によるユーザインタフェースを
実現する際に、ユーザの使い慣れた携帯電話側の音声認
識、音声合成を使用することができる。また、ハンズフ
リー装置側のマイク、スピーカの音響パラメータを携帯
電話側で利用することにより、精度の高い音声認識、明
瞭度の高い音声合成を実現することができる。
【0048】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2におけるハンズフリーシステムについて、図面を参
照しながら説明する。
態2におけるハンズフリーシステムについて、図面を参
照しながら説明する。
【0049】図4は、本発明の実施の形態2におけるハ
ンズフリーシステムの構成図である。図4において、4
1は携帯電話でありアンテナ411、送受信部412、
ローカル無線通信送受信部413、音声CODEC41
4、スピーカ415、マイク416、中央処理装置41
7より構成され、42はハンズフリー装置でありローカ
ル無線通信送受信部421、中央処理装置422、音声
認識ユニット423、音声CODEC424、音声合成
ユニット425、スピーカ426、マイク427、押し
ボタン428より構成される。
ンズフリーシステムの構成図である。図4において、4
1は携帯電話でありアンテナ411、送受信部412、
ローカル無線通信送受信部413、音声CODEC41
4、スピーカ415、マイク416、中央処理装置41
7より構成され、42はハンズフリー装置でありローカ
ル無線通信送受信部421、中央処理装置422、音声
認識ユニット423、音声CODEC424、音声合成
ユニット425、スピーカ426、マイク427、押し
ボタン428より構成される。
【0050】以上のように構成された本実施の形態のハ
ンズフリーシステムにおいて、以下、その動作を説明す
る。
ンズフリーシステムにおいて、以下、その動作を説明す
る。
【0051】図4に示すハンズフリーシステムの通話時
の動作は、従来例、実施の形態1と同様とする。
の動作は、従来例、実施の形態1と同様とする。
【0052】実施の形態1では、音声認識ユニット、音
声合成ユニットが携帯電話に存在するため、ハンズフリ
ー装置は携帯電話の音声認識ユニット、音声合成ユニッ
トを使用する。本実施の形態では、携帯電話に音声認識
ユニット、音声合成ユニットが存在しないものとし、ハ
ンズフリー装置において音声認識、音声合成を行う。音
声認識の際には、携帯電話のアドレス帳の登録者の読み
方データを音声認識のテンプレートデータとして使用
し、音声認識を行う。
声合成ユニットが携帯電話に存在するため、ハンズフリ
ー装置は携帯電話の音声認識ユニット、音声合成ユニッ
トを使用する。本実施の形態では、携帯電話に音声認識
ユニット、音声合成ユニットが存在しないものとし、ハ
ンズフリー装置において音声認識、音声合成を行う。音
声認識の際には、携帯電話のアドレス帳の登録者の読み
方データを音声認識のテンプレートデータとして使用
し、音声認識を行う。
【0053】これらの動作について、以下、図を用いて
詳細に説明を行う。
詳細に説明を行う。
【0054】図5は、本発明の実施の形態2における動
作シーケンス図である。図5において51は動作シーケ
ンスである。
作シーケンス図である。図5において51は動作シーケ
ンスである。
【0055】以下、図4と図5に基づき、本実施の形態
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0056】(STEP1) 携帯電話41とハンズフ
リー装置42との間でコネクションを確立する。携帯電
話41のローカル無線通信送受信部413とハンズフリ
ー装置42のローカル無線通信送受信部421との間
で、無線通信コネクションを確立し、以降、このコネク
ション上で携帯電話41とハンズフリー装置42でデー
タ交換が行われる。
リー装置42との間でコネクションを確立する。携帯電
話41のローカル無線通信送受信部413とハンズフリ
ー装置42のローカル無線通信送受信部421との間
で、無線通信コネクションを確立し、以降、このコネク
ション上で携帯電話41とハンズフリー装置42でデー
タ交換が行われる。
【0057】(STEP2) STEP1で確立したコ
ネクション上で、携帯電話41はハンズフリー装置42
に対して、携帯電話41の特性データを送信する。本実
施の形態においては、携帯電話41に音声認識ユニッ
ト、音声合成ユニットは存在しないため、“音声認識ユ
ニットなし、音声合成ユニットなし”の特性データが、
携帯電話41からハンズフリー装置42へ送信される。
特性データを受信したハンズフリー装置42は、携帯電
話41が音声認識ユニット、音声合成ユニットを持たな
いため、ハンズフリー装置の音声認識ユニット、音声合
成ユニットを使用する。
ネクション上で、携帯電話41はハンズフリー装置42
に対して、携帯電話41の特性データを送信する。本実
施の形態においては、携帯電話41に音声認識ユニッ
ト、音声合成ユニットは存在しないため、“音声認識ユ
ニットなし、音声合成ユニットなし”の特性データが、
携帯電話41からハンズフリー装置42へ送信される。
特性データを受信したハンズフリー装置42は、携帯電
話41が音声認識ユニット、音声合成ユニットを持たな
いため、ハンズフリー装置の音声認識ユニット、音声合
成ユニットを使用する。
【0058】(STEP3) 携帯電話41に音声認識
ユニット、音声合成ユニットが存在しない場合には、携
帯電話41はハンズフリー装置42に、アドレス帳デー
タを送信する。アドレス帳データについて図を用いて説
明する。
ユニット、音声合成ユニットが存在しない場合には、携
帯電話41はハンズフリー装置42に、アドレス帳デー
タを送信する。アドレス帳データについて図を用いて説
明する。
【0059】図6は、アドレス帳データの説明図であ
る。図6において、61はアドレス帳データである。
る。図6において、61はアドレス帳データである。
【0060】図6に示すように、本実施の形態における
アドレス帳データは、登録者の読み方データと電話番号
データの組みにより構成される。
アドレス帳データは、登録者の読み方データと電話番号
データの組みにより構成される。
【0061】(STEP4) ユーザが携帯電話に対し
て動作を要求する際には、ハンズフリー装置42の押し
ボタン428を押下し、操作を指示する音声をマイク4
27に入力し、押しボタン428を離す。ハンズフリー
装置42は、マイク427に入力された音声データを、
アドレス帳データ61における登録者の読み方データを
テンプレートとして、音声認識ユニット423において
認識する。例えば、ユーザは、“イノウエ”と発声した
とすると、音声認識ユニット423は、アドレス帳デー
タ61における1つ目のデータとして認識し、対応する
動作を指示するコマンドを携帯電話41に対して送信す
る。すなわち、ハンズフリー装置42は携帯電話41に
対して、“イノウエ”に対応する0334566789
の電話番号へ発信を指示する発信コマンドを送信し、携
帯電話41において発信動作が行われる。音声認識ユニ
ットにおける音声認識はDPマッチング法、HMMによ
る方法など既知の手段で行うことができる。
て動作を要求する際には、ハンズフリー装置42の押し
ボタン428を押下し、操作を指示する音声をマイク4
27に入力し、押しボタン428を離す。ハンズフリー
装置42は、マイク427に入力された音声データを、
アドレス帳データ61における登録者の読み方データを
テンプレートとして、音声認識ユニット423において
認識する。例えば、ユーザは、“イノウエ”と発声した
とすると、音声認識ユニット423は、アドレス帳デー
タ61における1つ目のデータとして認識し、対応する
動作を指示するコマンドを携帯電話41に対して送信す
る。すなわち、ハンズフリー装置42は携帯電話41に
対して、“イノウエ”に対応する0334566789
の電話番号へ発信を指示する発信コマンドを送信し、携
帯電話41において発信動作が行われる。音声認識ユニ
ットにおける音声認識はDPマッチング法、HMMによ
る方法など既知の手段で行うことができる。
【0062】(STEP5) ハンズフリー装置42に
おいて、動作を行ったことをユーザに案内する音声の音
声合成を音声合成ユニット425において行い、スピー
カ426から合成した音声を出力する。例えば、発信コ
マンドを携帯電話41へ送った後に、イノウエサンへハ
ッシンシマス”という音声を音声合成し、音声CODE
C424とスピーカ426を使用して合成された音声を
出力する。
おいて、動作を行ったことをユーザに案内する音声の音
声合成を音声合成ユニット425において行い、スピー
カ426から合成した音声を出力する。例えば、発信コ
マンドを携帯電話41へ送った後に、イノウエサンへハ
ッシンシマス”という音声を音声合成し、音声CODE
C424とスピーカ426を使用して合成された音声を
出力する。
【0063】以上の(STEP1)から(STEP5)
の動作により、本実施の形態のハンズフリーシステム
は、携帯電話に音声認識ユニット、音声合成ユニットが
存在しない場合に、携帯電話のアドレス帳データにおけ
る登録者の読み方データから音声認識、音声合成を実現
する。
の動作により、本実施の形態のハンズフリーシステム
は、携帯電話に音声認識ユニット、音声合成ユニットが
存在しない場合に、携帯電話のアドレス帳データにおけ
る登録者の読み方データから音声認識、音声合成を実現
する。
【0064】
【発明の効果】本願の第1の発明におけるハンズフリー
システムでは、携帯電話が音声認識手段を有する場合
に、ハンズフリー装置において入力された音声データを
ローカル通信手段により携帯電話へ送信し、携帯電話の
音声認識手段により音声認識を行うことにより、ユーザ
が所望する動作を行う。これにより、ユーザは使い慣れ
た携帯電話の音声認識を利用することができる。また、
ハンズフリー装置側における音声認識手段が不要とな
る。
システムでは、携帯電話が音声認識手段を有する場合
に、ハンズフリー装置において入力された音声データを
ローカル通信手段により携帯電話へ送信し、携帯電話の
音声認識手段により音声認識を行うことにより、ユーザ
が所望する動作を行う。これにより、ユーザは使い慣れ
た携帯電話の音声認識を利用することができる。また、
ハンズフリー装置側における音声認識手段が不要とな
る。
【0065】本願の第2の発明におけるハンズフリーシ
ステムでは、本願の第1の発明において、ハンズフリー
装置から携帯電話へローカル通信手段により、ハンズフ
リー装置の音声入力手段の音響パラメータデータを送信
し、携帯電話で音声認識を行う際にハンズフリー装置の
音響パラメータデータを利用し、ハンズフリー装置の音
声入力手段に適した音声認識を行う。これにより、本願
における第1の発明におけるハンズフリーシステムにお
いて音声認識の精度を向上することができる。
ステムでは、本願の第1の発明において、ハンズフリー
装置から携帯電話へローカル通信手段により、ハンズフ
リー装置の音声入力手段の音響パラメータデータを送信
し、携帯電話で音声認識を行う際にハンズフリー装置の
音響パラメータデータを利用し、ハンズフリー装置の音
声入力手段に適した音声認識を行う。これにより、本願
における第1の発明におけるハンズフリーシステムにお
いて音声認識の精度を向上することができる。
【0066】本願における第3の発明におけるハンズフ
リー装置では、ローカル通信手段により、携帯電話と音
声認識手段の有無のデータを交換し、携帯電話が音声認
識手段を有する場合には携帯電話側の音声認識手段を使
用し、携帯電話が音声認識手段を有さない場合には、携
帯電話側からのアドレスデータをローカル通信手段によ
り受信しアドレスデータの登録者の読み方データからハ
ンズフリー装置において音声認識を行う。これにより、
音声認識手段を有する携帯電話、音声認識手段を有さな
い携帯電話の両者に対応でき、音声認識手段を有する携
帯電話の場合にはユーザの使い慣れた携帯電話の音声認
識を利用することのできるハンズフリー装置を実現でき
る。
リー装置では、ローカル通信手段により、携帯電話と音
声認識手段の有無のデータを交換し、携帯電話が音声認
識手段を有する場合には携帯電話側の音声認識手段を使
用し、携帯電話が音声認識手段を有さない場合には、携
帯電話側からのアドレスデータをローカル通信手段によ
り受信しアドレスデータの登録者の読み方データからハ
ンズフリー装置において音声認識を行う。これにより、
音声認識手段を有する携帯電話、音声認識手段を有さな
い携帯電話の両者に対応でき、音声認識手段を有する携
帯電話の場合にはユーザの使い慣れた携帯電話の音声認
識を利用することのできるハンズフリー装置を実現でき
る。
【0067】本願の第4の発明におけるハンズフリーシ
ステムでは、携帯電話が音声合成手段を有する場合に、
携帯電話において合成された音声案内の音声データをロ
ーカル通信手段によりハンズフリー装置へ送信し、ハン
ズフリー装置の音声合成手段により出力し、ユーザに音
声案内を行う。これにより、ユーザは携帯電話の音声合
成を利用することができる。また、ハンズフリー装置側
に音声合成手段が不要となる。
ステムでは、携帯電話が音声合成手段を有する場合に、
携帯電話において合成された音声案内の音声データをロ
ーカル通信手段によりハンズフリー装置へ送信し、ハン
ズフリー装置の音声合成手段により出力し、ユーザに音
声案内を行う。これにより、ユーザは携帯電話の音声合
成を利用することができる。また、ハンズフリー装置側
に音声合成手段が不要となる。
【0068】本願の第5の発明におけるハンズフリーシ
ステムでは、本願の第4の発明において、ハンズフリー
装置から携帯電話へローカル通信手段により、ハンズフ
リー装置の音声出力手段の音響パラメータデータを送信
し、携帯電話で音声合成を行う際にハンズフリー装置の
音響パラメータデータを利用し、ハンズフリー装置の音
声出力手段に適した音声合成を行う。これにより、本願
における第4の発明におけるハンズフリーシステムにお
いて音声合成の明瞭度を向上することができる。
ステムでは、本願の第4の発明において、ハンズフリー
装置から携帯電話へローカル通信手段により、ハンズフ
リー装置の音声出力手段の音響パラメータデータを送信
し、携帯電話で音声合成を行う際にハンズフリー装置の
音響パラメータデータを利用し、ハンズフリー装置の音
声出力手段に適した音声合成を行う。これにより、本願
における第4の発明におけるハンズフリーシステムにお
いて音声合成の明瞭度を向上することができる。
【0069】本願における第6の発明におけるハンズフ
リー装置では、ローカル通信手段により、携帯電話と音
声合成手段の有無のデータを交換し、携帯電話が音声合
成手段を有する場合には携帯電話側の音声合成手段を使
用し、携帯電話が音声合成手段を有さない場合には、携
帯電話側からのメッセージをローカル通信手段により受
信し、メッセージに対応する音声案内をハンズフリー装
置において合成し出力する。これにより、音声合成手段
を有する携帯電話、音声合成手段を有さない携帯電話の
両者に対応でき、音声合成手段を有する携帯電話の場合
にはユーザの使い慣れた携帯電話の音声合成を利用する
ことのできるハンズフリー装置を実現できる。
リー装置では、ローカル通信手段により、携帯電話と音
声合成手段の有無のデータを交換し、携帯電話が音声合
成手段を有する場合には携帯電話側の音声合成手段を使
用し、携帯電話が音声合成手段を有さない場合には、携
帯電話側からのメッセージをローカル通信手段により受
信し、メッセージに対応する音声案内をハンズフリー装
置において合成し出力する。これにより、音声合成手段
を有する携帯電話、音声合成手段を有さない携帯電話の
両者に対応でき、音声合成手段を有する携帯電話の場合
にはユーザの使い慣れた携帯電話の音声合成を利用する
ことのできるハンズフリー装置を実現できる。
【図1】本発明の実施の形態1におけるハンズフリーシ
ステムの構成図
ステムの構成図
【図2】ハンズフリーシステムの使用例を示す図
【図3】本発明の実施の形態1における動作シーケンス
図
図
【図4】本発明の実施の形態2におけるハンズフリーシ
ステムの構成図
ステムの構成図
【図5】本発明の実施の形態2における動作シーケンス
図
図
【図6】アドレス帳データの説明図
【図7】従来例におけるハンズフリーシステムの構成図
11,25,41,71 携帯電話 111,411 アンテナ 112,412 送受信部 113,122,417,422,731 中央処理装
置 114,121,413,421 ローカル無線通信送
受信部 115,124,414,424,734 音声COD
EC 116,126,24,415,426,735 スピ
ーカ 117,127,21,416,427,736 マイ
ク 118,123,423,733 音声認識ユニット 119,125,425,732 音声合成ユニット 12,23,42,73 ハンズフリー装置 128,22,428 押しボタン 31,51 動作シーケンス 61 アドレス帳データ 72 コネクタ
置 114,121,413,421 ローカル無線通信送
受信部 115,124,414,424,734 音声COD
EC 116,126,24,415,426,735 スピ
ーカ 117,127,21,416,427,736 マイ
ク 118,123,423,733 音声認識ユニット 119,125,425,732 音声合成ユニット 12,23,42,73 ハンズフリー装置 128,22,428 押しボタン 31,51 動作シーケンス 61 アドレス帳データ 72 コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/00 H04M 1/21 Z 5K067 H04Q 7/38 1/60 A H04M 1/02 G10L 3/00 Q 1/21 511 551A 1/60 H04B 7/26 109G Fターム(参考) 3D020 BA06 BA07 BA11 BB01 BC02 BC10 BE03 5D015 KK01 LL00 5D045 AB04 5K023 AA07 AA09 BB11 BB16 BB18 EE11 EE13 MM00 5K027 AA11 AA16 BB02 CC08 EE00 FF28 HH01 HH03 HH19 HH20 HH26 5K067 BB03 BB04 EE02 EE35 FF38 GG01 GG11
Claims (16)
- 【請求項1】 携帯電話とハンズフリー装置により構成
されるハンズフリーシステムであって、 前記携帯電話は、ローカル通信手段、音声認識手段を有
し、 通話時、前記ローカル通信手段により受信音声データを
前記ハンズフリー装置へ送信し、前記ローカル通信手段
により送信音声データを前記ハンズフリー装置から受信
し、 前記ハンズフリー装置から前記ローカル通信手段により
入力音声データを受信し、入力音声データを前記音声認
識手段により認識し、所望の動作を行い、 前記ハンズフリー装置は、音声入力手段、音声出力手
段、ローカル通信手段を有し、 通話時、前記音声入力手段により出力音声を受け、前記
ローカル通信手段により出力音声データを前記携帯電話
へ送信し、前記携帯電話から受信音声データを受信し、
前記音声出力手段により音声出力を行い、 前記音声入力手段により受けた音声入力データを前記携
帯電話へ送信することを特徴とするハンズフリーシステ
ム。 - 【請求項2】 ローカル通信手段と音声認識手段を有す
る携帯電話であって、 通話時、前記ローカル通信手段により受信音声データを
ハンズフリー装置へ送信し、前記ローカル通信手段によ
り送信音声データを前記ハンズフリー装置から受信し、 前記ハンズフリー装置から前記ローカル通信手段により
入力音声データを受信し、入力音声データを前記音声認
識手段により認識し所望の動作を行うことを特徴とする
携帯電話。 - 【請求項3】 ローカル通信手段により携帯電話からハ
ンズフリー装置へ、音声認識手段の有無データを送信す
ることを特徴とする請求項1記載のハンズフリーシステ
ム。 - 【請求項4】 ローカル通信手段によりハンズフリー装
置から携帯電話へ、音声入力手段の音響パラメータデー
タを送信し、前記携帯電話において音声認識手段により
音声認識を行う際に、音響パラメータデータにより音声
認識の精度を向上することを特徴とする請求項1記載の
ハンズフリーシステム。 - 【請求項5】 ローカル通信手段によりハンズフリー装
置から音声入力手段の音響パラメータデータを受信し、
音声認識手段により音声認識を行う際に、音響パラメー
タデータにより音声認識の精度を向上することを特徴と
する請求項2記載の携帯電話。 - 【請求項6】 音声入力手段、音声出力手段、ローカル
通信手段を有するハンズフリー装置であって、 通話時、前記音声入力手段により出力音声を受け、前記
ローカル通信手段により出力音声データを携帯電話へ送
信し、前記携帯電話から受信音声データを受信し、前記
音声出力手段により音声出力を行い、 前記携帯電話へ前記音声入力手段の音響パラメータデー
タを送信することを特徴とするハンズフリー装置。 - 【請求項7】 携帯電話とハンズフリー装置により構成
されるハンズフリーシステムであって、 前記携帯電話は、ローカル通信手段を有し、 通話時、前記ローカル通信手段により受信音声データを
前記ハンズフリー装置へ送信し、前記ローカル通信手段
により送信音声データを前記ハンズフリー装置から受信
し、 前記ハンズフリー装置へ前記ローカル通信手段により登
録者の読み方データを含むアドレス帳データを送信し、 前記ハンズフリー装置は、音声認識手段、音声入力手
段、音声出力手段、ローカル通信手段を有し、 前記ローカル通信手段により、登録者の読み方データを
含む前記アドレス帳データを受信し、 通話時、前記音声入力手段により出力音声を受け、前記
ローカル通信手段により出力音声データを前記携帯電話
へ送信し、前記携帯電話から受信音声データを受信し、
前記音声出力手段により音声出力を行い、 前記音声入力手段により受けた入力音声から、前記音声
認識手段により、前記アドレス帳データにおける登録者
の読み方データを元に、登録者の音声認識を行うことを
特徴とすることを特徴とするハンズフリーシステム。 - 【請求項8】 音声認識手段、音声入力手段、音声出力
手段、ローカル通信手段を有するハンズフリー装置であ
って、 前記ローカル通信手段により、携帯電話から登録者の読
み方データを含む前記アドレス帳データを受信し、 通話時、前記ローカル通信手段により前記音声入力手段
により受けた送信音声データを前記携帯電話へ送信し、
前記携帯電話から受信音声データを受信し、前記音声出
力手段により音声出力を行い、 前記音声入力手段により受けた入力音声から、前記音声
認識手段により、前記アドレス帳データにおける登録者
の読み方データを元に、登録者の音声認識を行うことを
特徴とするハンズフリー装置。 - 【請求項9】 音声認識手段、音声入力手段、音声出力
手段、ローカル通信手段を有するハンズフリー装置であ
って、 通話時、前記音声入力手段により出力音声を受け、前記
ローカル通信手段により出力音声データを携帯電話へ送
信し、前記携帯電話から受信音声データを受信し、前記
音声出力手段により音声出力を行い、 前記ローカル通信手段により、前記携帯電話から音声認
識手段の有無データを受信し、 前記携帯電話が音声認識手段を有する場合には、前記音
声入力手段により受けた入力音声を前記ローカル通信手
段により、前記携帯電話へ送信し、 前記携帯電話が音声認識手段を有さない場合には、前記
音声入力手段により受けた入力音声を前記音声認識手段
により音声認識することを特徴とするハンズフリー装
置。 - 【請求項10】 携帯電話とハンズフリー装置により構
成されるハンズフリーシステムであって、 前記携帯電話は、ローカル通信手段、音声合成手段を有
し、 通話時、前記ローカル通信手段により受信音声データを
前記ハンズフリー装置へ送信し、前記ローカル通信手段
により送信音声データを前記ハンズフリー装置から受信
し、 前記音声合成手段により出力合成音声を生成し、前記ロ
ーカル通信手段により出力合成音声データを前記ハンズ
フリー装置へ送信し、 前記ハンズフリー装置は、音声入力手段、音声出力手
段、ローカル通信手段を有し、 通話時、前記音声入力手段により出力音声を受け、前記
ローカル通信手段により出力音声データを前記携帯電話
へ送信し、前記携帯電話から受信音声データを受信し、
前記音声出力手段により音声出力を行い、 前記ローカル通信手段により前記携帯電話から受信した
出力合成音声データを前記音声出力手段により出力する
ことを特徴とするハンズフリーシステム。 - 【請求項11】 ローカル通信手段と音声合成手段を有
する携帯電話であって、 通話時、前記ローカル通信手段により受信音声データを
ハンズフリー装置へ送信し、前記ローカル通信手段によ
り送信音声データを前記ハンズフリー装置から受信し、 前記音声合成手段により出力合成音声を生成し、前記ロ
ーカル通信手段により出力合成音声データを前記ハンズ
フリー装置へ送信することを特徴とする携帯電話。 - 【請求項12】 ローカル通信手段により、携帯電話か
らハンズフリー装置へ、音声合成手段の有無データを送
信することを特徴とする請求項10記載のハンズフリー
システム。 - 【請求項13】 ローカル通信手段により、ハンズフリ
ー装置から携帯電話へ、音声出力手段の音響パラメータ
データを送信し、前記携帯電話において音声合成手段に
より音声合成を行う際に、音響パラメータデータによ
り、合成する音声の明瞭度を向上することを特徴とする
請求項10記載のハンズフリーシステム。 - 【請求項14】 ローカル通信手段によりハンズフリー
装置から音声出力手段の音響パラメータデータを受信
し、音声合成手段により音声合成を行う際に、音響パラ
メータデータにより、合成する音声の明瞭度を向上する
ことを特徴とする請求項11記載の携帯電話。 - 【請求項15】 音声入力手段、音声出力手段、ローカ
ル通信手段を有するハンズフリー装置であって、 通話時、前記音声入力手段により出力音声を受け、前記
ローカル通信手段により出力音声データを前記携帯電話
へ送信し、前記携帯電話から受信音声データを受信し、
前記音声出力手段により音声出力を行い、 前記携帯電話へ前記音声入力手段の音響パラメータデー
タを送信し、 前記ローカル通信手段により前記携帯電話から受信した
出力合成音声データを前記音声出力手段により出力する
ことを特徴とすることを特徴とするハンズフリー装置。 - 【請求項16】 音声合成手段、音声入力手段、音声出
力手段、ローカル通信手段を有するハンズフリー装置で
あって、 通話時、前記音声入力手段により出力音声を受け、前記
ローカル通信手段により出力音声データを携帯電話へ送
信し、前記携帯電話から受信音声データを受信し、前記
音声出力手段により音声出力を行い、 前記ローカル通信手段により、前記携帯電話から音声合
成手段の有無データを受信し、 前記携帯電話が音声合成手段を有する場合には、前記ロ
ーカル通信手段により、前記携帯電話から出力合成音声
データを受け、前記音声出力手段により音声出力を行
い、 前記携帯電話が音声合成手段を有さない場合には、前記
音声合成手段により音声合成を行い、前記音声出力手段
により音声出力を行うことを特徴とするハンズフリー装
置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001034915A JP2002237877A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | ハンズフリーシステム、携帯電話およびハンズフリー装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001034915A JP2002237877A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | ハンズフリーシステム、携帯電話およびハンズフリー装置 |
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---|---|
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Family Applications (1)
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- 2001-02-13 JP JP2001034915A patent/JP2002237877A/ja active Pending
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