JP2002237770A - 多チャネルエコー消去方法、その装置及びプログラム記録媒体 - Google Patents

多チャネルエコー消去方法、その装置及びプログラム記録媒体

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JP2002237770A JP2001033734A JP2001033734A JP2002237770A JP 2002237770 A JP2002237770 A JP 2002237770A JP 2001033734 A JP2001033734 A JP 2001033734A JP 2001033734 A JP2001033734 A JP 2001033734A JP 2002237770 A JP2002237770 A JP 2002237770A
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朗 中川
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澄宇 阪内
Yoichi Haneda
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各エコー経路のエコー信号量に応じて適応フ
ィルタ長を適切な長さにする。 【解決手段】 各スピーカ2i とあるマイクロホン3m
間のエコー経路に応じてフィルタ長決定部21i を設
け、その各決定部21i では、対応エコー経路の間接音
による音響結合量Ri を、その経路のインパルス応答又
は対応適応フィルタのフィルタ係数により求め、目標音
響結合量をE、全適応フィルタ長のフィルタ長の和をL
とすると、加算部24でPREA =Σi=1 N(log Ri −log
E)を計算し、各フィルタ長計算部23でLi =(log
i −log E)/PREA を計算し、Liを対応適応フィル
タ11i のフィルタ長とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば多チャネ
ル音響再生系を有する通信会議システムに適用され、ハ
ウリングの原因及び聴覚上の障害となる音響エコーを消
去する多チャネルエコー消去方法、その装置、そのプロ
グラム及びその記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタルネットワークと音声画像
の高能率符号化技術の進展により、複数の人が容易に参
加でき、より自然な通話環境を提供できる多チャネルの
拡声通話方式が研究されはじめている。その実現のため
には、複数のスピーカからマイクロホンへの音響的回り
込みを消去する多チャネル音響エコー消去の技術的課題
と解決策の検討が必要となる。N(≧2)チャネルの再
生系とM(≧1)チャネルの収音系とで構成される通信
会議システムは、図5に示すような構成により音響エコ
ーの消去を行う。即ち各受話端子11 〜1N からの受話
信号は各スピーカ21 〜2Nで音響信号として再生さ
れ、各N個の音響エコー経路101 〜10N を経て各マ
イクロホン3m (m=1,…,M)に回り込む。受話側
の全Nチャネルの受話端子11 〜1N と、Mチャネル送
話側の送話端子51 〜5M それぞれとの間にNチャネル
エコーキャンセル部41 〜4M を接続して音響エコーを
消去する。
【0003】上記Nチャネルエコーキャンセル部4
m は、各収音チャネル毎に再生側の全Nチャネルと収音
側の1チャネルとの間のN入力1出力時系列信号を処理
する構成をとる。このNチャネルエコーキャンセル部4
m (m=1,…,M)の構成を図6に示す。各受話信号
1(k),x2(k),…,xN(k)はそれぞれ適応フィルタ1
1 ,112 ,…,11N でフィルタ処理されて疑似エコー
信号y^1m(k),y^2m(k),…,y^Nm(k)が
生成され、これら疑似エコー信号がマイクロホン3m
収音信号ym(k)から減算部121 ,122 ,…,12N
順次引き算され、エコー信号が抑圧されて送話端子5m
へ出力される。修正係数算出部13において、各受話信
号x1(k),…,xN(k)と送話端子5m へ出力される残留
エコー信号(誤差信号)em とが入力されて各適応フィ
ルタのフィルタ係数に対する修正係数が計算される。即
ち各受話信号から次のような受話信号ベクトルを生成す
る x1(k)=[x1(k),x1(k−1),…,x1(k−L+1)]T : xN(k)=[xN(k),xN(k−1),…,xN(k−L+1)]T Lは適応フィルタ111 ,…,11N のタップ数(フィル
タ長)である。
【0004】受話信号ベクトルx1(k),…, x
N(k)を次式のベクトルX(k)とするX (k)=[x1 T(k), x2 T(k),…, x
N T(k)]T 各適応フィルタ111 ,…,11N のフィルタ係数ベクト
ルh^1m(k), h^2m(k),…, h^Nm(k)を結
合してh ^m(k)=[h^1m T(k), h^2m T(k),…,
h^Nm T(k)]T と適応フィルタ結合係数ベクトルh^m(k)の更新
は、例えばNLMSアルゴリズム(学習同定法)を用い
た場合h ^m(k+1)=h^m(k)+αem (k)x(k)/
(xT(k) x(k)) αはステップサイズパラメータである。となる。つまり
修正係数計算部13ではこの式の右辺第2項αem (k)
x(k)/(xT(k) x(k))を計算して、各適応
フィルタ111 ,…,11N に対するフィルタ係数の修正
係数を得、これら修正係数により適応フィルタ111 ,
…,11N の各フィルタ係数をそれぞれ係数更新部14
1 ,…,14N で更新する。適応フィルタ111 ,…,11
N ではそのフィルタ係数を用いてフィルタ処理部1
1 ,…,15N でフィルタ係数ベクトルと受話信号ベク
トルとの内積演算(フィルタ処理)y^1m(k)=h^
1m T(k) x1(k),…,y^Nm(k)=h^Nm T(k)
N(k)が行われて、疑似エコー信号が生成される。
【0005】各フィルタ係数ベクトルは h^1m(k)=[h^1m(k,0),h^1m(k,1),…,h^1m(k,L−1)]T : h^Nm(k)=[h^Nm(k,0),h^Nm(k,1),…,h^Nm(k,L−1)]T であって、前記修正を繰返すことにより、これらフィル
タ係数ベクトルを、各スピーカ21 ,…,2N からマイク
ロホン3m への各エコー経路のインパルス応答h 1m(k,
n),…,hNm(k,n)の時系列を各要素とするエコー経
路ベクトル h1m(k)=[h1m(k,0),h1m(k,1),…,h1m(k,L−1)]T : hNm(k)=[hNm(k,0),hNm(k,1),…,hNm(k,L−1)]T と一致させることができ、残留信号em(k)を小さくす
ることができる。
【0006】なお、各フィルタ処理部とその係数更新部
及び対応する修正係数計算部分を含めて本来の適応フィ
ルタが構成されるが、ここでは便宜上フィルタ処理部と
係数更新部を適応フィルタと呼ぶ。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】多チャネルの再生系及
び収音系よりなる音響システムにおいては、スピーカ2
1 ,…,2N 中には音量が大きなものと、小さいものとが
あり、同様にマイクロホン31 ,…,3M 中には収音利得
が大きいものと、小さいものとがある。音量が小さいス
ピーカからの再生音が収音利得が小さいマイクロホンに
混入したエコー信号のレベルは小さなものとなる。従っ
てこのエコー信号をある所定レベルまで減算させるには
適応フィルタの長さは短かくてよい。逆に音量が大きい
スピーカからの再生音が収音利得が大きいマイクロホン
に混入したエコー信号のレベルは大きなものとなり、こ
れを前記ある所定レベルまで減衰させるには、適応フィ
ルタ長を長くする必要がある。
【0008】しかし、従来においては適応フィルタ11
1 ,…,11N のフィルタ長は全て同一としていた。この
ためレベルが小さいエコー信号のエコー経路と対応する
適応フィルタには必要以上のフィルタ長を与え、それだ
け不必要に多くの演算処理を行い、あるいはハードウェ
ア規模を不必要に大きくすることになっていた。逆にレ
ベルが大きいエコー信号のエコー経路と対応する適応フ
ィルタには不十分なフィルタ長が与えられ、エコー信号
を十分抑圧することができないことがあった。この問題
はNLMSアルゴリズムを用いる場合に限らず、適応フ
ィルタのフィルタ係数を、エコー経路のインパルス応答
に近ずける他の適応アルゴリズムを用いた場合も同様の
ことが言える。
【0009】この発明の目的は、多チャネルエコー消去
系において、全体適応フィルタのフィルタ長が与えられ
た時、各適応フィルタに適切なフィルタ長を与える多チ
ャネルエコー消去方法、その装置、そのプログラム及び
その記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明によれば、各チ
ャネルについて、そのチャネルの受話信号を再生するス
ピーカと、収音信号を出力するマイクロホン間、つまり
受話信号の再生信号と収音信号との間の間接音による音
響結合量を求め、この間接音による音響結合量から目標
音響結合量を対数領域では差し引いた値を目標間接音結
合抑圧量として求め、その目標間接音結合抑圧量に比例
してそのチャネルの適応フィルタ長を決定する。第2発
明によれば、各チャネルについて、そのチャネルの受話
信号を再生するスピーカと、収音信号を出力するマイク
ロホン間、つまり受話信号の再生信号と収音信号との間
の間接音による音響結合量を求め、対数領域では、この
各チャネルの間接音による音響結合量とそのチャネルの
受話信号量との加算と、これらから目標誤差信号量の減
算とを行った値を、目標間接音抑圧量として求め、チャ
ネルの目標間接音抑圧量に比例してそのチャネルの適応
フィルタ長を決定する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に第1発明の実施形態を示
し、図6と対応する部分に同一参照符号を付けて重複説
明を省略する。なお図1には修正係数算出部13を省略
してあるが、実際には設けられるものである。この発明
では、各適応フィルタ111 ,…,11N と対応してフィ
ルタ長決定部211 ,…,21N が設けられ、フィルタ長
決定部211 は間接音音響結合量計算部22及びフィル
タ長計算部23からなる。フィルタ長決定部212 ,…,
21Nも、図に示していないが、それぞれ同様に間接音
音響結合量計算部22及びフィルタ長計算部23から構
成されている。
【0012】所でこの発明における適応フィルタ長を求
める原理を以下に説明する。スピーカ2i からマイクロ
ホン3m へのエコー経路における残響曲線Ci(k)はそ
のエコー経路に対応するインパルス応答hi を、その最
後から自乗積分したものである。 Ci(k)=Σhj(k+j)2,Σは、j=0,1,2,
・・・に関する総和。 i(0)はインパルス応答の自乗積
分値であるからスピーカ2iとマイクロホン3m 間の音
響結合量Ai に等しい。音響結合量Ai のうち直接音に
よるものをD i 、間接音によるものをRi とするとAi
=Di +Ri である。スピーカが11と12 の二つつま
りエコー経路が二つの場合における、これらエコー経路
の残響曲線C1 ,C2 は図2に示すようになる。図2に
おいて横軸は時間軸であり、縦軸は残響音量である。時
刻k=0における値C1(0),C2(0)は各エコー経路の
インパルス応答の自乗積分値であり、音響結合量A1 ,
2 であり、図2においてk=0付近での曲線C1 ,C
2 の平らな部分は、エコーの遅延時間であり、この部分
を明示するため、つまり縦軸から離してあるが、実際に
はフィルタ長L1,L2 と比べ著しく短かく、例えば数m
sから数十msであって無視できる程度である。なおk
=0付近での平らな部分も雑音等のために若干の傾きを
持つが、直接音や間接音による傾きに比べると小さく、
平らと見なしてよい。図2中のEは目標音響結合量であ
って、各エコー経路の残響が目標音響結合量Eになるま
でのエコー信号を、適応フィルタ111 ,112 でそれ
ぞれ模擬すればよい。つまり、スピーカ21 ,22 から
の再生音が生じてからそのエコー経路の残響のレベルが
目標音響結合量Eになるまでの時間L1 ,L2 を適応フ
ィルタ111 ,112のフィルタ長にすればよい。
【0013】残響曲線C1 ,C2 は音響結合量A1 ,A2
からそれぞれ直接音による音響結合量D1 ,D2 を差し
引いた値、つまり間接音による音響結合量R1 ,R
2 (対数値)から時間と共に対数領域で直線的に減少す
る。また、同一室内では、間接音による残響曲線の減少
の傾きがスピーカ、マイクロホンの位置によらず一定で
ある。従って、前述したようにほぼk=0の時刻から残
響曲線が直線的に減少するとみなすことができるから、
全体のフィルタ長L=L1 +L2 とすると、 L1 :L2 ≡log R1 −log E:log R2 −log E が成立する。よって、フィルタ長Li は次式により求ま
る。
【0014】Li =[(log Ri −log E)/(log R
1 −log E+log R2 −log E)]L, i=1,2 となる。スピーカの数がNの一般的な場合における各適
応フィルタ11i のフィルタ長Li は次式により求ま
る。 Li =[(log Ri −log E)/Σ(log Ri −log
E)]L Σはi=1からNまでの総和である。以上の説明から理
解されるように、図1において例えばフィルタ長決定部
21 1 においてフィルタ長計算部23に全体のフィルタ
長Lと、目標音響結合量Eが設定入力され、間接音音響
結合量計算部22からの間接音による音響結合量R1
入力され、その減算部23aで目標間接音結合抑圧量lo
g R1 −log Eが計算される。同様に各フィルタ長決定
部212,… ,21N でそれぞれ目標間接音結合抑圧量lo
g R2 −log E,…,log RN −log Eが計算される。こ
れら目標間接音結合抑圧量log R1 −log E,…,log R
N −log Eにそれぞれ比例して対応する適応フィルタ1
1 ,…,11N にそのフィルタ長を図中に破線で示すよ
うに設定してもよい。
【0015】適応フィルタ111 ,…,11N のフィルタ
長L1 ,…,LNの和Lが決められている場合は更に次の
ようにする。目標間接音結合抑圧量log R1 −log E,
…,log RN −log Eは加算部24で加算され、つまり
Σi=1 N(log Ri −log E)=PREA が得られ、この加
算値PREA が各フィルタ長決定部211 ,…,21N の各
フィルタ長計算部23に入力され、各フィルタ長計算部
23では割算部23bにより(log Ri −log E)/P
REA =Li がそれぞれ計算され、これら計算された
1 ,…,LN がそれぞれ対応する適応フィルタ111 ,
…,11N にそのフィルタ長として設定される。
【0016】このようにして適応フィルタ111 ,…,1
N はそれぞれそのエコーレベルに応じたフィルタ長に
設定される。所で間接音音響結合量計算部22における
間接音による音響結合量Ri を求めるには次の手法が考
えられる。図3Aに示すようにインパルス応答測定部2
5において、予め各エコー経路についてインパルス応答
を測定し、そのインパルス応答を用いる。つまり各スピ
ーカ21 ,…,2N の各1つからインパルス音響を再生さ
せ、その時のマイクロホン3m の出力のパワーの減衰状
態を測定してインパルス応答における各時刻のhiを求
め、この測定したインパルス応答を間接音音響結合量計
算部22に入力し、この計算部22において先に述べた
ようにそのインパルス応答の自乗積分値Ci(0)を求
め、この値Ci(0)=Ai から、インパルス応答の時刻
k=0における測定パワーhi(0)2 、つまり直接音に
よる音響結合量Di を対数領域では差し引いて間接音に
よる音響結合量Ri を求める。
【0017】あるいは図3Bに示すように適応フィルタ
11i からそのフィルタ係数hi を入力して、図3Aの
場合と同様に自乗積分値Ci(0)を求め、更にこの値か
らhi(0)2 =Di を対数領域では差し引いて間接音に
与える音響結合量Ri を求める。図2に示した特性から
理解されるように、C(k)/C(k+τ)>θである
ような最小の整数kを直接音の到来時刻と考える。ここ
でτは数msに相当する値、θは2〜4程度である。つ
まり図2において直接音から間接音(残響)に変化す
る、急激にレベルが下がる時刻kを求め、直接音による
音響結合をDi=Ci(k)/Ci(k+τ)とする。図
2は対数値であるから引き算となる。よって間接音Ri
はRi=Ci(0)/Biにより求まる。直接音が到来し
てしまっているはずの時刻をkが過ぎても先の条件が満
たされない場合は、間接音が優勢と判断し、Diは1と
θの中間に設定する。
【0018】あるいは図3Cに示すように各受話信号x
1(k),…,xN(k)を共分散計算部26に入力して、
これらを要素とする入力信号列ベクトルをXとする時、
Xの共分散を要素とする列ベクトルの時間的平均値r
(k)を求める。受話信号がx 1(m)とx2(m)の二つ
の場合は r(k)=αr(k−1)+(1−α)[x1(k)*
1(k),x1(k)*2(k),x 1(k)x2(k),x2(k)*
2(k)]T T は転置行列、 *は共役を表わす。0≦α<1 である。マイクロホン3m の出力ym(k)を2乗平均値
計算部27に入力して2乗平均値 y(k)=βy(k−1)+(1−β)y
(k),0≦β<1 を求める。r(k)とy(k)を音響結合推定部28
に入力して、次式を計算する。
【0019】min(E[y(k)−g(k)r
(k)],g) ここでE[ ]は平均をとる演算を表わし、E[a
(k)]=Σw(i)a(k−i),i=0,1,…で
ある。窓関数w( )のとり方には、ある一定の区間N
だけ1/Nで他は0という方形窓や、w(i)=λ
(0<λ<1)という指数減衰窓がよく用いられる。m
in(J,a)はJが最小になるようにaを選ぶという
演算を意味する。y(k)とg(k)r(k)の差
の2乗が最小になるように、最小2乗法、再帰的最小2
乗法、共役勾配法、適応フィルタリング手法などにより
列ベクトルg (k)を求める。ここでgはym(k)と
1 ,…,xN を関係づける列ベクトルである。受話信号
がx1 とx2 の二つの場合、gは次式を表わす。
【0020】g=[G1111 * ,G1211 * ,G11
12 * ,G1212 *T ここでG11* はスピーカ21 とマイクロホン3m 間の
音響結合量であり、G1212 * はスピーカ22 とマイク
ロホン3m 間の音響結合量である。このようにして得ら
れた各スピーカ21 ,…,2N とマイクロホン3m 間の音
響結合量A1 ,…,AN から減算部29で直接音による音
響結合量とみなす適当な値Di′を対数領域では差し引
いて間接音による音響結合量Ri を求める。直接音によ
る音響結合量Di はlog Ri −log Ei と比較して1桁
程度は小さい値であり、経験的に予測できる数dB程度
の値であって、その程度の値をDi′として減算部29
に設定入力すればよい。g(k)をより正しく求める
には、逐次得られるg(k)中のG1111 *の最小値
又は最頻値(例えばヒストグラムを作って)を求め、g
1111 *のg(k)を用いればよい。
【0021】この場合は各フィルタ長決定部211
…,21N に用いる間接音による音響結合量R1 ,…,R
N が1つ1つの間接音音響結合量計算部22により求ま
る。図3B及び図3Cに示した手法によれば、この多チ
ャネルエコー消去装置を使用中に、音響結合量が変化し
た場合に適応的に各チャネルに適したフィルタ長を変更
することができる。次に第2発明の実施形態を図4に、
図1と対応する部分に同一参照符号を付けて示す。この
実施形態ではフィルタ長決定部311 ,…,31N が適
応フィルタ111 ,…,11N と対応して設けられる。
フィルタ長決定部311 ,…,31Nは同一構成であり、
フィルタ長決定部311 に示すように間接音音響結合量
計算部22とフィルタ長計算部32とより構成される。
間接音音響結合量計算部22は図1中のそれと同様であ
るが、フィルタ長計算部32には、間接音音響結合量R
、全体のフィルタ長Lの他に目標誤差信号レベルEe
と、対応する受話信号x1 が入力される。
【0022】フィルタ長計算部32ではその加減算部3
2aで受話信号xi のパワーXi とEe とRi とから目
標間接音抑圧量log Ri +log Xi −log Ee が計算さ
れる。この場合も図中に波線で示すように目標間接音抑
圧量Elog Ri +log Xi −log Ee に比例した値を適
応フィルタ11,…,11にそれぞれフィルタ長L
,…,Lとして設定してもよい。全体のフィルタ長
Lが決められている場合は更に次のようにする。各フィ
ルタ長決定部311 ,…,31N からの目標間接音抑圧量
log Ri +log Xi −log Ee が加算部33で加算さ
れ、その加算値P REA′が各フィルタ長計算部32へ供
給される。
【0023】各フィルタ長計算部32ではその割算部3
2b(log Ri +log Xi −log E e )/PREA′=Li
を計算し、そのLi を対応する適応フィルタ11i のフ
ィルタ長に設定する。この場合は適応フィルタ長Li
決定に、その受話信号xi も考慮されているため、例え
ば受話信号xi が大きなレベルの場合はそれに応じて、
対応適応フィルタのフィルタ長が長くされ、そのエコー
信号を十分抑圧することができる。間接音による音響結
合量Ri の推定は図3に示した各種手法を用いることが
できる。
【0024】上述では各種計算を対数領域で行ったが、
線形領域で行ってもよい。対数領域での引算は線形領域
では割算となる。上述した第1、第2発明の各実施形態
を、コンピュータによりプログラムを実行させて機能さ
せることができる。つまりそのためのプログラムを記録
したCD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、
磁気ディスク、あるいは伝送路を通じて別の場所に記憶
されている記憶媒体から、コンピュータ内の動作プログ
ラムメモリ内にインストールして、そのプログラムメモ
リ上のプログラムをコンピュータにより実行させて機能
させてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、全
チャネルに用いられる適応フィルタのフィルタ長が与え
られた時、つまりそのため演算量が与えられた時に、各
チャネルに適したフィルタが設定され、不必要にフィル
タ長が長い適応フィルタが生じたり、適応フィルタ長が
短かいためにエコー信号を十分抑圧することができなか
ったりするおそれがない。特に第2発明によれば受話信
号のレベルも考慮するため、話者の発声音量に応じて適
切なフィルタ長を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の実施形態を示す機能構成図。
【図2】この発明の原理を説明するための残響曲線の例
を示す図。
【図3】間接音による音響結合量を求める具体例の機能
構成を示す図。
【図4】第2発明の実施形態を示す機能構成図。
【図5】多チャネルエコー消去系の一般的な構成を示す
図。
【図6】従来の多チャネルエコー消去装置の機能構成を
示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪内 澄宇 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 羽田 陽一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K027 AA07 BB03 DD07 DD10 HH01 5K046 BB01 HH05 HH11 HH60 HH79

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各チャネルの受話信号を、それぞれ適応
    フィルタにより処理して疑似エコー信号を生成し、その
    疑似エコー信号を収音信号から差し引き、その差し引い
    た残りの誤差信号とそのチャネルの受話信号とから対応
    する適応フィルタのフィルタ係数を更新するエコー消去
    方法において、 各チャネルについて、そのチャネルの受話信号の再生信
    号と、上記収音信号との間のインパルス応答を測定し、 上記インパルス応答から、上記再生信号と上記収音信号
    間の音響結合量を求め、 その音響結合量と、上記インパルス応答の直接音成分に
    よる音響結合量とから間接音による音響結合量を求め、 その各チャネルの間接音による音響結合量と、目標音響
    結合量とから目標間接音結合抑圧量を求め、 各チャネルの上記目標間接音結合抑圧量に比例してその
    チャネルの適応フィルタのフィルタ長を決定することを
    特徴とする多チャネルエコー消去方法。
  2. 【請求項2】 各チャネルの受話信号を、それぞれ適応
    フィルタにより処理して疑似エコー信号を生成し、その
    疑似エコー信号を収音信号から差し引き、その差し引い
    た残りの誤差信号とそのチャネルの受話信号とから対応
    する適応フィルタのフィルタ係数を更新するエコー消去
    方法において、 各チャネルの上記適応フィルタのフィルタ係数から音響
    結合量を計算し、 その音響結合量と、上記フィルタ係数より得られる直接
    音による音響結合量とから、そのチャネルの受話信号の
    再生信号と上記収音信号との間の間接音による音響結合
    量を求め、 その各チャネルの間接音による音響結合量と、目標音響
    結合量とから目標間接音結合抑圧量を求め、 各チャネルの上記目標間接音結合抑圧量に比例してその
    チャネルの適応フィルタのフィルタ長を決定することを
    特徴とする多チャネルエコー消去方法。
  3. 【請求項3】 各チャネルの受話信号を、それぞれ適応
    フィルタにより処理して疑似エコー信号を生成し、その
    疑似エコー信号を収音信号から差し引き、その差し引い
    た残りの誤差信号とそのチャネルの受話信号とから対応
    する適応フィルタのフィルタ係数を更新するエコー消去
    方法において、 各チャネルの受話信号と上記収音信号とから、各チャネ
    ルの受話信号の再生信号と、上記収音信号との間の各音
    響結合量をそれぞれ求め、 これら音響結合量と予め決めた値と、上記各チャネルの
    上記再生信号と上記収音信号間の間接音による音響結合
    量を求め、 その各チャネルの間接音による音響結合量と、目標音響
    結合量とから目標間接音結合抑圧量を求め、 各チャネルの上記目標間接音結合抑圧量に比例してその
    チャネルの適応フィルタのフィルタ長を決定することを
    特徴とする多チャネルエコー消去方法。
  4. 【請求項4】 対数領域では上記目標間接音結合抑圧量
    の全チャネルの和を求め、 その全チャネルの目標間接音結合抑圧量の和に対する各
    チャネルの目標間接音結合抑圧量の比に比例してそのチ
    ャネルの適応フィルタのフィルタ長を決定することを特
    徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の多チャネルエ
    コー消去方法。
  5. 【請求項5】 各チャネルの受話信号を、それぞれ適応
    フィルタにより処理して疑似エコー信号を生成し、その
    疑似エコー信号を収音信号から差し引き、その差し引い
    た残りの誤差信号とそのチャネルの受話信号とから対応
    する適応フィルタのフィルタ係数を更新するエコー消去
    方法において、 各チャネルについて、そのチャネルの受話信号の再生信
    号と、上記収音信号との間のインパルス応答を測定し、 そのインパルス応答から、上記再生信号と収音信号との
    間の音響結合量を求め、 その音響結合量と、上記インパルス応答の直接音成分に
    よる音響結合量とから間接音による音響結合量を求め、 その各チャネルの間接音による音響結合量と、そのチャ
    ネルの受話信号量と、目標誤差信号量とから、目標間接
    音抑圧量を求め、 各チャネルの上記目標間接音抑圧量に比例してそのチャ
    ネルの適応フィルタのフィルタ長を決定することを特徴
    とする多チャネルエコー消去方法。
  6. 【請求項6】 各チャネルの受話信号を、それぞれ適応
    フィルタにより処理して疑似エコー信号を生成し、その
    疑似エコー信号を収音信号から差し引き、その差し引い
    た残りの誤差信号とそのチャネルの受話信号とから対応
    する適応フィルタのフィルタ係数を更新するエコー消去
    方法において、 各チャネルの上記適応フィルタのフィルタ係数から音響
    結合量を計算し、 その音響結合量と、上記フィルタ係数より得られる直接
    音による音響結合量とから、そのチャネルの受話信号の
    再生信号と上記収音信号との間の間接音による音響結合
    量を求め、 その各チャネルの間接音による音響結合量と、そのチャ
    ネルの受話信号量と、目標誤差信号量とから、目標間接
    音抑圧量を求め、 各チャネルの上記目標間接音抑圧量に比例してそのチャ
    ネルの適応フィルタのフィルタ長を決定することを特徴
    とする多チャネルエコー消去方法。
  7. 【請求項7】 各チャネルの受話信号を、それぞれ適応
    フィルタにより処理して疑似エコー信号を生成し、その
    疑似エコー信号を収音信号から差し引き、その差し引い
    た残りの誤差信号とそのチャネルの受話信号とから対応
    する適応フィルタのフィルタ係数を更新するエコー消去
    方法において、 各チャネルの受話信号と上記収音信号とから、各チャネ
    ルの受話信号の再生信号と、上記収音信号との間の各音
    響結合量をそれぞれ求め、 これら音響結合量と予め決めた値とから、上記各チャネ
    ルの上記再生信号と上記収音信号間の間接音による音響
    結合量を求め、 その各チャネルの間接音による音響結合量と、そのチャ
    ネルの受話信号量と、目標誤差信号量とから、目標間接
    音抑圧量を求め、 各チャネルの上記目標間接音抑圧量に比例してそのチャ
    ネルの適応フィルタのフィルタ長を決定することを特徴
    とする多チャネルエコー消去方法。
  8. 【請求項8】 対数領域では上記目標間接音抑圧量の全
    チャネルの和を求め、 その全チャネルの目標間接音抑圧量の和に対する各チャ
    ネルの目標間接音抑圧量の比に比例してそのチャネルの
    適応フィルタのフィルタ長を決定することを特徴とする
    請求項5乃至7の何れかに記載の多チャネルエコー消去
    方法。
  9. 【請求項9】 各チャネルの受話信号がそれぞれ適応フ
    ィルタに入力され、その出力として疑似エコー信号が得
    られ、収音信号から上記疑似エコー信号が差し引かれ、
    その差し引いた残りの誤差信号と、そのチャネルの受話
    信号とから対応する適応フィルタのフィルタ係数が更新
    されるエコー消去装置において、 上記各チャネルごとに設けられ、 そのチャネルの受話信号の再生信号と上記収音信号との
    間のインパルス応答又は対応する適応フィルタのフィル
    タ係数が入力され、上記再生信号と上記収音信号間の間
    接音の音響結合量を計算する手段と、 上記間接音の音響結合量と目標音響結合量が入力され、
    これらより目標間接音結合抑圧量を求めて出力する手段
    と、 各チャネルの上記目標間接音結合抑圧量に比例したフィ
    ルタ長をそのチャネルの適応フィルタに設定する手段と
    を備えることを特徴とする多チャネルエコー消去装置。
  10. 【請求項10】 各チャネルの受話信号がそれぞれ適応
    フィルタに入力され、その出力として疑似エコー信号が
    得られ、収音信号から上記疑似エコー信号が差し引か
    れ、その差し引いた残りの誤差信号と、そのチャネルの
    受話信号とから対する適応フィルタのフィルタ係数が更
    新されるエコー消去装置において、 上記各チャネルごとに設けられ、 そのチャネルの受話信号の再生信号と上記収音信号との
    間のインパルス応答又は対応する適応フィルタのフィル
    タ係数が入力されて、上記再生信号と上記収音信号間の
    間接音の音響結合量を計算する手段と、 上記間接音の音響結合量Ri とそのチャネルの受話信号
    i と、目標誤差信号量Ee が入力され、対数領域では
    i +Xi −Ee を計算した結果を出力する手段と、 そのRi +Xi −Eeの結果 に比例したフィルタ長をそ
    のチャネルの適応フィルタに設定する手段とを備えるこ
    とを特徴とする多チャネルエコー消去装置。
  11. 【請求項11】 各チャネルの受話信号がそれぞれ適応
    フィルタに入力され、その出力として疑似エコー信号が
    得られ、収音信号から上記疑似エコー信号が差し引か
    れ、その差し引いた残りの誤差信号と、そのチャネルの
    受話信号とから対応する適応フィルタのフィルタ計数が
    更新されるエコー消去装置において、 各チャネルの受話信号が入力され、その受話信号を要素
    とする受話信号列ベクトルxの共分散を要素とする列ベ
    クトルの時間的平均値r(k)を求める共分散計算部
    と、 上記収音信号y(k)が入力され、その2乗値の時間
    的平均値y(k)を求める2乗平均計算部と、 平均値r(k)と平均値y(k)が入力され、y
    (k)とgr(k)との差の2乗が最小になる列ベ
    クトルg(k)を求め、その列ベクトルg(k)の
    要素として各チャネルの受話信号の再生信号と上記収音
    信号間の音響結合量を得る音響結合推定部と、 上記各チャネルの音響結合量と所定値が入力され、各チ
    ャネルの上記再生信号と上記収音信号間の間接音の音響
    結合量を求めて出力する手段と、 上記各間接音の音響結合量と目標音響結合量が入力さ
    れ、これらより目標間接音結合抑圧量を求めて出力する
    手段と、 各チャネルの上記目標間接音結合抑圧量に比例したフィ
    ルタ長をそのチャネルの適応フィルタに設定する手段と
    を備えることを特徴とする多チャネルエコー消去装置。
  12. 【請求項12】 各チャネルの受話信号がそれぞれ適応
    フィルタに入力され、その出力として疑似エコー信号が
    得られ、収音信号から上記疑似エコー信号が差し引か
    れ、その差し引いた残りの誤差信号と、そのチャネルの
    受話信号とから対する適応フィルタのフィルタ係数が更
    新されるエコー消去装置において、 各チャネルの受話信号が入力され、その受話信号を要素
    とする受話信号列ベクトルxの共分散を要素とする列ベ
    クトルの時間的平均値r(k)を求める共分散計算部
    と、 上記収音信号y(k)が入力され、その2乗値の時間
    的平均値y(k)を求める2乗平均計算部と、 平均値r(k)と平均値y(k)が入力され、y
    (k)とgr(k)との差の2乗が最小になる列ベ
    クトルg(k)を求め、その列ベクトルg(k)の
    要素として各チャネルの受話信号の再生信号と上記収音
    信号間の音響結合量を得る音響結合推定部と、 上記各チャネルの音響結合量と所定値が入力され、各チ
    ャネルの上記再生信号と上記収音信号間の間接音の音響
    結合量を計算する手段と、 上記間接音の音響結合量Ri とそのチャネルの受話信号
    i と、目標誤差信号量Ee が入力され、対数領域では
    i +Xi −Ee を計算した結果を出力する手段と、 そのRi +Xi −Eeの結果 に比例したフィルタ長をそ
    のチャネルの適応フィルタに設定する手段とを備えるこ
    とを特徴とする多チャネルエコー消去装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至8の何れかに記載の方法
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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