JP2002237007A - 磁気機能装置および前記磁気機能装置を用いた磁気ヘッド装置 - Google Patents
磁気機能装置および前記磁気機能装置を用いた磁気ヘッド装置Info
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- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/60—Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
- G11B5/6005—Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
由度が低く、耐食性を向上させることができなかった。 【解決手段】 磁気素子22は、トレーリング側ABS
面25の両側端部25bよりもスライダの両側端部側に
はみ出した下部シールド層30及び上部シールド層31
の外側部分30a、31aは保護層23から露出しない
ように、前記外側部分30a、31aが磁気機能部Gよ
りも後退する形状である。これにより磁気機能部Gとデ
ィスク間の浮上量の狭小化を図ると共にスライダの設計
の自由度を挙げることができ、耐食性に優れた高記録密
度化に対応可能な磁気ヘッドM2を製造できる。
Description
置や磁気センサなどに搭載される磁気機能装置および前
記磁気機能装置を用いた磁気ヘッド装置に係わり、特に
支持体の形状の自由度を増すことができると共に、耐食
性を向上させることが可能な磁気機能装置および前記磁
気機能装置を用いた磁気ヘッド装置に関する。
に用いられる磁気ヘッド(磁気気機能装置)M1を、デ
ィスクとの対向面を上向きにして示した斜視図である。
成するスライダS1のトレーリング側端面には、磁気抵
抗効果を利用した磁気再生素子及びインダクティブ型の
薄膜記録素子を有する磁気素子1が設けられており、前
記磁気素子1の磁気機能部Gがスライダ表面に現れてい
る。前記磁気機能部Gは、磁気再生素子の場合、スピン
バルブ型薄膜素子などの磁気検出素子であり、薄膜記録
素子の場合、上部コア層と下部コア層間の対向部分であ
る。
ィスクとスライダS1との間の空気流により浮上力(正
圧)を受ける、リーディング側ABS面4及びトレーリ
ング側ABS面5が記録媒体対向面2から隆起形成され
ている。
ディング側ABS面4とトレーリング側ABS面5に囲
まれたスライダS1に対して負圧を与える溝(エアーグ
ルーブ)6が設けられている。
を支持する支持部材は、剛性を有し且つ基端部で所定の
ばね圧を発揮するロードビーム11と、その先部に設け
られた薄い板ばねのフレキシャ7とを有し、このフレキ
シャ7に、スライダS1の上面が接着されている。そし
て前記磁気ヘッドM1は、フレキシャ7の支持端7aを
揺動支点として、ピッチ方向に動くことが可能になって
いる。
の空気流は、リーディング側からディスクDと磁気ヘッ
ドM1との間に流入する。この空気流により、ABS面
4、5に対しては磁気ヘッドM1を浮上させる方向への
正圧が作用する。
ディスクから持ち上げられた傾斜姿勢で浮上し、前記磁
気ヘッドM1のトレーリング側がディスクDからわずか
に浮上した姿勢でディスク表面を走査する。図15では
磁気素子1の磁気機能部Gの部分から、ディスクDまで
の浮上量がX1となっている。
すトレーリング側ABS面5の周囲部分のみを拡大した
部分平面図である。
ABS面5には、磁気素子1を構成する上部コア層8や
上部シールド層(下部コア層)9、下部シールド層10
の磁性材料製の層が現れている。また前記上部シールド
層9と下部シールド層10間には、図示されていないが
巨大磁気抵抗効果素子(GMR素子)などの磁気抵抗効
果素子が現れている。前記磁気素子1の磁気機能部G
は、前記上部コア層8と上部シールド層9間の間隔、さ
らには前記上部シールド層9と磁気抵抗効果素子間、前
記下部シールド層10と磁気抵抗効果素子間の間隔で決
定される。
9や下部シールド層10は、前記磁気機能部Gよりもス
ライダS1の幅方向(図示X方向)に延びて形成されて
おり、前記下部コア層9及び下部シールド層10の幅寸
法はT1である。
出した前記下部コア層9及び下部シールド層10の両側
端部が前記トレーリング側ABS面5からはみ出さない
ように、前記トレーリング側ABS面5のスライダS1
幅方向の幅寸法T2は、前記下部コア層9や下部シール
ド層10の幅寸法T1よりも長く形成されていた。
のような問題が発生した。すなわち今後の高記録密度化
に伴い、前記磁気機能部GとディスクD間の浮上量X1
(図15を参照のこと)がさらに狭小化されると、前記
トレーリング側ABS面5のトレーリング側角部AやB
が、ディスクDに衝突しやすくなる。特に磁気ヘッドM
1がディスクD上を走査中にロール方向(図11を参照
のこと)に大きく傾くと、なおさら前記角部A、Bは前
記ディスクDに衝突しやすくなる。
うに、前記トレーリング側ABS面5のスライダS1幅
方向の幅寸法をT2からT3に小さくする必要があっ
た。
5の角部A、Bは前記磁気機能部Gに近づくため、高記
録密度化において、前記磁気機能部GとディスクD間の
浮上量を小さくしても、前記角部A、Bが前記ディスク
Dに衝突するのを適切に防止することが可能になる。
の面積が小さくなることから、CSS駆動時における吸
着トルクを減少させることもできる。
側ABS面5の形状では、前記磁気機能部Gよりもスラ
イダS2幅方向に延ばされた下部コア層9や下部シール
ド層10の両側端部9a、10aが、前記トレーリング
側ABS面5からはみ出し、この部分が記録媒体対向面
2から露出してしまう。
スライダS1を切断し矢印方向から見たスライダS1の
部分断面図である。
ABS面5上には保護層12が形成されているが、前記
保護層12は記録媒体対向面2上には形成されていな
い。これは、まずスライダS1上全体に保護層12を形
成した後、トレーリング側ABS面5やリーディング側
ABS面4となる部分の前記保護層12上をレジストな
どで保護し、次に前記レジストで覆われていない部分の
保護層12を除去し、さらに前記保護層12の除去によ
って露出したスライダ表面の一部を除去して記録媒体対
向面2を形成しているからである。
た下部コア層9や下部シールド層10の両側端部9a,
10aは、完全に外気に曝されることになり、さらには
前記磁気ヘッドM1を製造する過程で使用される溶剤な
どに触れることになり、これにより前記下部コア層9や
下部シールド層10が腐食されるといった問題が生じた
のである。このように前記下部コア層9や下部シールド
層10が腐食されると前記磁気素子1の記録特性や再生
特性が劣化してしまうため、今後の高記録密度化に適切
に対応可能な磁気ヘッドM1を製造することができなっ
た。
分の磁気素子1が露出し耐食性が低下する問題は、ハー
ドディスク装置に搭載される磁気ヘッドに限った問題で
はなく、その他の磁気機能装置、例えば磁気センサや磁
気テープの記録再生装置にも同様に起こる問題である。
言えばスライダ)の形状は、磁気素子1の形状に大きく
左右される。すなわち例えば磁気ヘッドの場合、上記し
たように記録媒体対向面2に余分な下部シールド層10
や上部シールド層9の露出を防ぐため、前記記録媒体対
向面2から隆起形成されるトレーリング側ABS面5の
形状は、前記磁気素子1の形状に左右され、またトレー
リング側ABS面5の形状が決まると、それ以外のAB
S面4の形状も負圧、正圧を考慮して浮上安定性を確保
するために、ある形に形成される。
形状に左右され、前記支持体の形状の設計自由度が低く
なると、前記支持体の小型化をより適切に促進させるこ
とができないといった問題もある。
ためのものであり、特に、耐食性の向上とともに、支持
体の形状に自由度を持たせることができる磁気機能装置
および前記磁気機能装置を用いた磁気ヘッド装置を提供
することを目的とする。
向する支持体に、記録媒体に対する磁気検出と磁気記録
の少なくとも一方を行う磁気機能部を有する磁気素子が
支持されている磁気機能装置において、前記磁気素子
は、複数の膜が積層されて形成され、この磁気素子のト
ラック幅方向の中間部分に前記磁気機能部が位置してお
り、前記磁気素子は、前記磁気機能部よりも外側部分
が、前記磁気機能部よりも記録媒体から後退する形状で
あり、前記磁気機能部が、前記外側部分よりも記録媒体
に接近するように、前記磁気素子が前記支持体に支持さ
れていることを特徴とするものである。
て、磁気機能部のみを記録媒体対向面側に位置させ、他
を後退させておくことで、スライダなどの支持体を小型
化したときに、この支持体形状に自由度を持たせること
ができる。例えば記録媒体対向側が幅細となった先細り
形状などを提示できる。
せないことで、余分な腐食や、記録媒体と摺動するもの
ではシールド層などで媒体を傷つけるのを防止できる。
気機能部よりも外側部分が、段差を介して前記磁気機能
部よりも後退する形状であることが好ましい。
気機能部よりも外側部分の前縁が、前記磁気機能部から
徐々に後退する、傾斜直線または曲線形状であることが
好ましい。
料で形成された所定幅寸法の上部シールド層および下部
シールド層、ならびに前記両シールド層の間に位置する
前記磁気機能部となる磁気検出部が設けられており、前
記両シールド層の前記磁気機能部よりも外側部分が、前
記磁気機能部よりも後退していることが好ましい。
料で形成された所定幅寸法の下部コア層と、前記下部コ
ア層にギャップを介して対向した前記下部コア層よりも
幅寸法の小さい上部コア層を有して、前記下部コア層と
前記上部コア層との対向部分が前記磁気機能部とされて
おり、前記下部コア層の前記磁気機能部よりも外側部分
が、前記磁気機能部よりも後退していることが好まし
い。
に対向するスライダであり、前記磁気素子は前記スライ
ダのトレーリング側端面に設けられるとともに、前記ト
レーリング側端面には、前記磁気素子を覆う非磁性材料
の保護層が設けられていることが好ましい。
との対向面には、記録媒体側に隆起するABS面が、前
記スライダから前記保護層にかけて形成されており、前
記磁気素子の前記磁気機能部が、前記ABS面の表面に
露出しあるいは表面に近い位置にあり、前記磁気素子の
前記磁気機能部よりも外側部分は、少なくともその一部
が、前記ABS面から側方へ外れる位置に延びており、
前記外側部分の前縁が、前記保護層の表面に現れること
なく前記保護層内に埋設されていることが好ましい。
部よりも外側部分の、少なくともその一方が、前記AB
S面から側方で外れる程度に小さく形成することで、前
記磁気機能部とディスク間の浮上量の狭小化において
も、前記ABS面のトレーリング側角部が前記ディスク
に衝突することを避けることができ、しかもCSS駆動
時における吸着トルクを低減させることができる。
覆われており、また前記ABS面から側方へ外れた位置
に延びる外側部分が、前記保護層の表面に現れることな
く前記保護層内に埋設されている。このため従来のよう
に前記ABS面からはみ出した磁気素子の外側部分は外
気に曝されることなく、また磁気ヘッドの製造過程で使
用される溶剤などに触れることが無く、耐食性に優れた
磁気機能装置(磁気ヘッド)を製造できる。
記の支持体がスライダである磁気機能装置と、前記磁気
機能装置の前記スライダを、記録媒体対向面の逆面側か
ら弾性支持する支持部材とが設けられてなることを特徴
とするものである。
気ヘッド装置の磁気ヘッド(磁気機能装置)M2を、記
録媒体対向面20を上向きにして示した斜視図である。
チタンカーバイト(Al2O3−TiC)などのセラミッ
ク材料で形成されている。前記スライダS2の幅方向
(図示X方向)の幅寸法T4は例えば1mm前後であ
る。
ーリング側端部21には、例えば再生磁気機能部である
磁気抵抗効果を利用した薄膜再生素子、及び記録磁気機
能部であるインダクティブ型の薄膜記録素子を有する磁
気素子22が設けられている。なお前記磁気素子22
は、薄膜再生素子のみ、あるいは薄膜記録素子のみで構
成されていてもよい。
グ側Stの前端面には、例えばAl 2O3などの保護層2
3が形成されており、前記磁気素子22は前記保護層2
3によって覆われている。
トレーリング側Stの前端面には、前記磁気素子22を
構成する薄膜再生素子及び薄膜記録素子のそれぞれに導
通接続された端子部24が設けられている。
レーリング側Stには、前記記録媒体対向面20から記
録媒体方向(図示上方向)にトレーリング側ABS面2
5が隆起形成されている。前記トレーリング側ABS面
25は、スライダS2から前記保護層23にかけて形成
されている。前記ABS面25は、前記記録媒体対向面
20から最も突出した面を指し、CSS駆動時では、前
記ABS面25が記録媒体上で摺動し、磁気ヘッドが浮
上すると、前記ABS面25には正圧が発生する。
前記磁気素子22の薄膜再生素子及び薄膜記録素子のそ
れぞれの磁気機能部Gが現れている。
ーリング側ABS面25のリーディング側端面25aと
前記記録媒体対向面20との間に、前記トレーリング側
ABS面25よりも一段低いトレーリング側ステップ面
28が前記記録媒体対向面20から隆起形成されてい
る。
ーディング側Srに前記トレーリング側ステップ面28
と同じ高さ寸法のリーディング側ステップ面29が前記
記録媒体対向面20から隆起形成されている。さらに前
記リーディング側ステップ面29の幅方向(図示X方
向)の両側から前記ステップ面29と同じ高さで形成さ
れる2本のレール面27,27がトレーリング側St方
向に向けて前記記録媒体対向面20から隆起形成されて
いる。
のそれぞれのトレーリング側端面からは前記記録媒体対
向面20から記録媒体方向(図示上方向)に向けてサイ
ドABS面50,50が隆起形成されている。
の中央からは前記記録媒体方向に向けてリーディング側
ABS面51が隆起形成されている。
記リーディング側ABS面51の記録媒体対向面20か
らの高さ寸法は、トレーリング側ABS面25と同じ高
さ寸法である。
した磁気ヘッド装置Hの斜視図、図9は、前記磁気ヘッ
ドM2がディスクD上で浮上姿勢となった状態を示す部
分側面図である。
支持する支持部材71は、板ばねのロードビーム70
と、その先部に設けられた薄い板ばねのフレキシャ(弾
性支持部材)Fとを有して構成される。
両側には、折曲部70a,70aが形成され、この部分
が剛性を有する構造となっており、折曲部70aが形成
されていないロードビーム70の基端部70bにて所定
の弾性押圧力を発揮できるものとなっている。また前記
ロードビーム70の基端部70bからはマウント部70
cが設けられており、前記マウント部70cが所定のデ
ィスク装置側の取付面に取り付けられることによって、
前記磁気ヘッド装置Hが前記ディスク装置内に搭載され
る。
Fの下面には磁気ヘッドM2が記録媒体対向面20の逆
面側から接着固定されている。図9に示すように前記フ
レキシャFには、図示上方向に突き出した球面状のピボ
ットPが形成されており、このピボットPの先端がロー
ドビーム70に当接している。
りディスクDの記録面に対して弱い弾性力で付勢されて
いる。CSS方式では、スタート時に磁気ヘッドM2が
ディスクDに接触しており、ディスクDの始動と同時に
ディスクD表面に生じる空気流により磁気ヘッドM2に
浮上力が作用し、磁気ヘッドM2はリーディング側Sr
がディスクから持ち上げられた傾斜姿勢で浮上し、磁気
ヘッドM2のトレーリング側StがディスクDからわず
かに浮上した姿勢でディスクD表面を走査する。
ッドM2のリーディング側Srからトレーリング側St
に向けて空気流が導かれたとき、各ABS面25,3
0,31には正圧が発生し、レール面27及びリーディ
ング側ステップ面29に囲まれた記録媒体対向面20に
は負圧が発生する。
ィスクDから浮上したときの、磁気素子22の磁気機能
部Gからディスク面までの浮上量はX2である。
面25の部分のみを拡大して示した部分平面図である。
BS面25の表面には、磁気素子22を構成する複数の
磁性材料製の層が現れている。
合金などの磁性材料で形成された所定幅の下部シールド
層30と、上部シールド層31と、前記下部シールド層
30と上部シールド層31間に形成された、異方性磁気
抵抗効果素子(AMR素子)、巨大磁気抵抗効果素子
(GMR素子)あるいはトンネル型磁気抵抗効果型素子
(TMR素子)などの磁気抵抗効果素子32を有して構
成される。前記磁気抵抗効果素子32が磁気機能部Gで
ある。
子32間、および上部シールド層31と磁気抵抗効果素
子32間の間隔でギャップが決定される。
ルド層31が下部コア層として兼用され、さらに前記下
部コア層よりも幅が小さい上部コア層33が前記トレー
リング側ABS面25に現れている。また前記上部シー
ルド層と下部コア層が兼用されておらず別々に形成され
ていても良い。また前記トレーリング側ABS面25に
は現れないが、前記各コア層に記録磁界を誘導するため
のコイル層が形成されている。前記下部コア層31と上
部コア層33との対向部分が磁気機能部G1となってい
る。
ールド層30及び上部シールド層(下部コア層)31が
前記磁気機能部G1、G2よりもスライダS2の幅方向
(図示X方向)に延びて形成されている。そして前記下
部シールド層30及び上部シールド層(下部コア層)3
1の外側部分30a、31aは、前記トレーリング側A
BS面25の両側端部25bよりも、さらにスライダS
2の両側端部方向(図示X方向)に外れる位置まで延び
ている。なお、ここで言う「外側部分30a」とは、磁
気機能部G1、G2よりもスライダの幅方向に延びた、
少なくとも一部分であり、後述のように、前記外側部分
30aとは、その前縁が保護層23の表面から現れてい
ない部分を指す。
0及び上部シールド層(下部コア層)31の前縁は、前
記磁気機能部G1、G2と対向する位置では前記トレー
リング側ABS面25に露出している。なお露出しなく
ても前記トレーリング側ABS面25に近い位置に前記
磁気機能部G1、G2が位置してても良い。
線で示すように、保護層23内部に潜り込んでおり、前
記外側部分30a、31aは前記保護層23の表面から
現れていないことがわかる。
層(下部コア層)31をスライダS2の幅方向(図示X
方向)と平行な方向から前記スライダS2の膜厚方向
(図示Z方向)に切断したとき、前記下部シールド層3
0及び上部シールド層(下部コア層)31の形状は、例
えば図3のようになっている。
S2を切断し矢印方向から見た前記スライダS2の部分
断面図である。
0及び上部シールド層(下部コア層)31の、前記磁気
機能部Gよりも外側部分30a、31aが、前記磁気機
能部Gの前縁よりも、スライダの支持部材71の取付面
方向(図示Z方向の下方向)に後退する形状で形成され
ており、前記磁気機能部Gが前記外側部分30a、31
aよりもディスクDに接近している。
及び上部シールド層31の外側部分30a、31aの前
縁が、前記磁気機能部Gの前縁から徐々にスライダの支
持部材71の取付面方向(図示Z方向の下方向)に後退
する、傾斜直線で形成されている。
層30及び上部シールド層31の外側部分30a、31
aの前縁が、前記磁気機能部Gの前縁から徐々にスライ
ダの支持部材71の取付面方向(図示Z方向の下方向)
に後退する、曲線形状で形成されている。
ルド層30及び上部シールド層31の外側部分30a、
31aの前縁が、段差を介して前記磁気機能部Gの前縁
よりもスライダの支持部材71の取付面方向(図示Z方
向の下方向)に後退する形状である。
ても、前記下部シールド層30及び上部シールド層31
には、幅寸法が広い後端領域Cが設けられ、この後端領
域Cよりも前記トレーリング側ABS面25側に、前記
後端領域Cよりも幅寸法が小さい先端領域Dが設けられ
ている。そして前記磁気機能部Gよりも後退した位置に
ある前記先端領域Dの外側部分30a、31aの前縁が
上記形状で形成されている。
くすることは、下部シールド層30及び上部シールド層
31の磁気飽和を抑制し、シールド機能を向上させる点
で好ましい。
ABS面25上には、ダイヤモンドライクカーボン(D
LC)などで形成された保護層34が形成されているこ
とが好ましい。これにより前記トレーリング側ABS面
25に露出した下部シールド層30、上部シールド層
(下部コア層)31、磁気抵抗効果素子32、および上
部コア層33がCSS駆動時において直接、ディスク面
上に触れることがなくなり、前記ディスク面との摩擦な
どによる前記各層の損傷を防ぐことができると共に、前
記各層が直接、外気に曝されず、また磁気ヘッド製造工
程での溶剤にも触れることが無いので、前記各層の腐食
を適切に防止できる。
ルド層31及び下部シールド層30の外側部分30a、
31aの前縁が、磁気機能部Gの前縁よりも、スライダ
の支持部材71の取付面(図示Z方向の下方向)後退す
るほど、徐々に幅寸法が大きくなるように、前記上部シ
ールド層31及び下部シールド層30の外側部分30
a、31a全体が傾斜面あるいは湾曲面で形成されてい
ても良い。
30は共に同じ形状である必要はない。
層30及び上部シールド層(下部コア層)31の外側部
分30a、31aが、前記磁気機能部Gよりもディスク
から後退した形状であり、前記外側部分30a、31a
の前縁が、前記保護層23の表面に現れることなく前記
保護層23内に埋設されていることで、従来のように前
記トレーリング側ABS面25から側方へ外れた下部シ
ールド層30や上部シールド層31が外気に曝されるこ
となく、また磁気ヘッドM2の製造過程で使用される溶
剤などに触れることが無く、耐食性に優れた磁気ヘッド
M2を製造できる。
S面25を、磁気素子22を構成する下部シールド層3
0や上部シールド層31が前記トレーリング側ABS面
25の側方から外れる程度に小さく形成できるため、前
記スライダS2の形状の自由度が増す。従って本発明で
は、前記スライダS2の小型化においても、客先からの
要望や使用環境などに合わせたスライダS2を形成しや
すくなる。
面が小さく形成されると、前記磁気機能部Gとディスク
D間の浮上量X2の狭小化においても、前記トレーリン
グ側ABS面25のトレーリング側角部E、I(図2を
参照のこと)が前記ディスクDに衝突することを避ける
ことができ、しかもCSS駆動時における吸着トルクを
低減させることができる。
側角部E、Iが、面取り加工されて、前記角部E,Iが
曲面状で形成されていた方が、より前記ディスクDとの
衝突を避けることができて好ましい。
トレーリング側ABS面25の両側端部25dは、記録
媒体対向面20上から前記トレーリング側ABS面25
にかけて徐々に幅寸法が小さくなる傾斜面、あるいは湾
曲面で形成されている方が、前記トレーリング側角部
E、Iとディスクとの衝突をさらに避けることができて
好ましい。
及び上部シールド層31が前記トレーリング側ABS面
25上で露出する幅寸法は、上部コア層33や磁気抵抗
効果素子32の幅寸法より長くなければならない。前記
上部コア層33や磁気抵抗効果素子32の幅寸法は磁気
機能部G1、G2の幅を規定する寸法だからである。
や下部シールド層30が、前記トレーリング側ABS面
25上で露出する分には、前記トレーリング側ABS面
25上に保護層34が形成されることから、耐食性など
に何ら問題は発生せず、したがって本発明では、前記ト
レーリング側ABS面25上で露出する上部シールド層
31及び下部シールド層30の幅寸法は少なくとも磁気
機能部Gの幅寸法以上であれば良い。
磁気素子22の磁気機能部Gは、スライダS2の幅方向
(図示X方向)の中心に形成されているが、前記磁気機
能部Gが、前記スライダS2のどちらか一方の側端部側
に寄って形成されていても良い。
子22の磁気機能部Gが、スライダS3の一方の側端部
20a側に寄って形成され、前記磁気機能部Gは記録媒
体対向面20から隆起形成されたトレーリング側ABS
面25に現れていることがわかる。なお符号40、4
1、42はいずれも前記記録媒体対向面20から隆起形
成されたABS面である。
3の幅方向の中心になく、一方の側端部20aに寄って
形成されたサイドギャップ型の磁気ヘッドM3の場合、
前記磁気ヘッドM3がディスクD上で浮上したときの姿
勢は図10のようになる。
グ側から見た部分正面図である。図10に示すように、
前記スライダS3はロール方向に傾いて、前記磁気機能
部Gが寄って形成されている側の側端部20aが他方の
側端部20bよりもディスクDに接近して浮上してい
る。
ドギャップ型の磁気ヘッドM3では、前記磁気機能部G
とディスクD間の浮上量X3をより適切に狭小化しやす
くできる。
浮上した場合、前記ディスクDとの間で浮上量が最も小
さくなるのは前記磁気機能部Gの部分ではなく、前記磁
気機能部Gよりも前記スライダS3の側端部20a側に
形成されたトレーリング側ABS面25のトレーリング
側角部Jである。
気機能部Gが現れるトレーリング側ABS面25を、磁
気素子22を構成する下部シールド層30や上部シール
ド層31が前記トレーリング側ABS面25からはみ出
す程度に小さく形成できるため、前記角部Jと磁気機能
部G間の距離は小さくなり、前記角部JとディスクD間
の浮上量が、前記磁気機能部Gと前記ディスクD間の浮
上量X3に比べて極端に小さくなることはなくほぼ同じ
となり、従って前記磁気機能部Gと前記ディスク間の浮
上量X3の狭小化においても、前記角部Jとディスク間
で衝突のおき難い、高記録密度化に優れた磁気ヘッドM
3を製造することができる。
シールド層31及び下部シールド層30の端部が、トレ
ーリング側ABS面25からはみ出し、そのはみ出した
部分は、前記トレーリング側ABS面25よりも一段下
がった記録媒体対向面20と同じ高さの保護層23内に
形成されているが、前記はみ出した部分に、前記記録媒
体対向面20から隆起する符号28と同じ高さのステッ
プ面が形成され、このステップ面と同じ高さの保護層2
3内に前記上部シールド層31及び下部シールド層30
の外側部分30a、31aが延びて形成されていても良
い。
び上部シールド層31の外側部分の30a、31aの両
側が、トレーリング側ABS面25から外れた位置まで
延びているが、前記外側部分の一方側のみ、前記トレー
リング側ABS面25から外れていても良い。
はCSS方式以外にランプロード方式にも適用可能であ
る。
載される磁気ヘッドのみに限らず、他の磁気機能装置、
例えば磁気テープへの記録再生装置や、磁気センサなど
に適用可能である。
よれば、支持体を小型化したときに、この支持体に自由
度を持たせることができる。例えば一例として、記録媒
体対向面側が幅細となる先細り形状を提示できる。さら
には耐食性を向上させることができ、また記録媒体と摺
動するものでは、磁気素子の部分で媒体を傷つけるのを
防止できる。
録媒体対向面20から隆起するABS面は形成されてい
なくても良く、前記支持体の形状は図1のものに限られ
ない。
バルクタイプのものであってもよい。
は、複数の膜が積層されて形成され、この磁気素子のト
ラック幅方向の中間部分に前記磁気機能部が位置してお
り、前記磁気素子は、前記磁気機能部よりも外側部分
が、前記磁気機能部よりも記録媒体から後退する形状で
あり、前記磁気機能部が、前記外側部分よりも記録媒体
に接近するように、前記磁気素子が前記支持体に支持さ
れている。
て、磁気機能部のみを記録媒体対向面側に位置させ、他
を後退させておくことで、スライダなどの支持体を小型
化したときに、この支持体形状に自由度を持たせること
ができる。
せないことで、余分な腐食や、記録媒体と摺動するもの
ではシールド層などで媒体を傷つけるのを防止できる。
に対向するスライダであり、前記スライダの記録媒体と
の対向面には、記録媒体側に隆起するABS面が、前記
スライダから前記保護層にかけて形成されており、前記
磁気素子の前記磁気機能部が、前記ABS面の表面に露
出しあるいは表面に近い位置にあり、前記磁気素子の前
記磁気機能部よりも外側部分は、少なくともその一部
が、前記ABS面から側方へ外れる位置に延びており、
前記外側部分の前縁が、前記保護層の表面に現れること
なく前記保護層内に埋設されていることが好ましい。
部よりも外側部分の、少なくともその一方が、前記AB
S面から側方で外れる程度に小さく形成することで、前
記磁気機能部とディスク間の浮上量の狭小化において
も、前記ABS面のトレーリング側角部が前記ディスク
に衝突することを避けることができ、しかもCSS駆動
時における吸着トルクを低減させることができる。
対向面を上向きにした斜視図、
を拡大した部分平面図、
面図、
斜視図、
視図、
たときの姿勢を示す部分側面図、
したときの姿勢を示す部分正面図、
部分のみを拡大した部分平面図、
ABS面の周囲部分のみを拡大した部分平面図、
の部分断面図、
したときの姿勢を示す部分側面図、
の)両側端部 31 上部シールド層(下部コア層) 32 磁気抵抗効果素子 33 上部コア層 34 保護層 G 磁気機能部 M2、M3 磁気ヘッド S2、S3 スライダ
Claims (8)
- 【請求項1】 記録媒体と対向する支持体に、記録媒体
に対する磁気検出と磁気記録の少なくとも一方を行う磁
気機能部を有する磁気素子が支持されている磁気機能装
置において、 前記磁気素子は、複数の膜が積層されて形成され、この
磁気素子のトラック幅方向の中間部分に前記磁気機能部
が位置しており、前記磁気素子は、前記磁気機能部より
も外側部分が、前記磁気機能部よりも記録媒体から後退
する形状であり、前記磁気機能部が、前記外側部分より
も記録媒体に接近するように、前記磁気素子が前記支持
体に支持されていることを特徴とする磁気機能装置。 - 【請求項2】 前記磁気素子は、前記磁気機能部よりも
外側部分が、段差を介して前記磁気機能部よりも後退す
る形状である請求項1記載の磁気機能装置。 - 【請求項3】 前記磁気素子は、前記磁気機能部よりも
外側部分の前縁が、前記磁気機能部から徐々に後退す
る、傾斜直線または曲線形状である請求項1記載の磁気
機能装置。 - 【請求項4】 前記磁気素子は、磁性材料で形成された
所定幅寸法の上部シールド層および下部シールド層、な
らびに前記両シールド層の間に位置する前記磁気機能部
となる磁気検出部が設けられており、前記両シールド層
の前記磁気機能部よりも外側部分が、前記磁気機能部よ
りも後退している請求項1ないし3のいずれかに記載の
磁気機能装置。 - 【請求項5】 前記磁気素子は、磁性材料で形成された
所定幅寸法の下部コア層と、前記下部コア層にギャップ
を介して対向した前記下部コア層よりも幅寸法の小さい
上部コア層を有して、前記下部コア層と前記上部コア層
との対向部分が前記磁気機能部とされており、前記下部
コア層の前記磁気機能部よりも外側部分が、前記磁気機
能部よりも後退している請求項1ないし3のいずれかに
記載の磁気機能装置。 - 【請求項6】 前記支持体は、記録媒体に対向するスラ
イダであり、前記磁気素子は前記スライダのトレーリン
グ側端面に設けられるとともに、前記トレーリング側端
面には、前記磁気素子を覆う非磁性材料の保護層が設け
られている請求項1ないし5のいずれかに記載の磁気機
能装置。 - 【請求項7】 前記スライダの記録媒体との対向面に
は、記録媒体側に隆起するABS面が、前記スライダか
ら前記保護層にかけて形成されており、前記磁気素子の
前記磁気機能部が、前記ABS面の表面に露出しあるい
は表面に近い位置にあり、前記磁気素子の前記磁気機能
部よりも外側部分は、少なくともその一部が、前記AB
S面から側方へ外れる位置に延びており、前記外側部分
の前縁が、前記保護層の表面に現れることなく前記保護
層内に埋設されている請求項6記載の磁気機能装置。 - 【請求項8】 請求項6または7に記載された磁気機能
装置と、前記磁気機能装置の前記スライダを、記録媒体
対向面の逆面側から弾性支持する支持部材とが設けられ
てなることを特徴とする磁気ヘッド装置。
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