JP2002236918A - 撮像システムとその画像データ制御に用いられるプログラムおよびその撮像システムにおける撮像画像の歪み補正方法とその手順を記憶させた記憶媒体 - Google Patents

撮像システムとその画像データ制御に用いられるプログラムおよびその撮像システムにおける撮像画像の歪み補正方法とその手順を記憶させた記憶媒体

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JP2002236918A JP2001034691A JP2001034691A JP2002236918A JP 2002236918 A JP2002236918 A JP 2002236918A JP 2001034691 A JP2001034691 A JP 2001034691A JP 2001034691 A JP2001034691 A JP 2001034691A JP 2002236918 A JP2002236918 A JP 2002236918A
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清 熊田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ位置が中心射影像が得られる一点に限
定されることなく、双曲面ミラー全面にピントが合った
中心射影像が得られる撮像システムを提供する。 【解決手段】 2葉双曲面の一方の形状を有する反射ミ
ラー(双曲面ミラー)と、その回転軸上で双曲面ミラ
ーと対向する任意位置にレンズ中心が配置された撮像部
と、撮像データを透視変換画像データに変換する画像
処理手段を有する。モニターの透視変換画像に歪み
がある場合、操作パネルから信号を入力し、座標変換時
に用いるレンズ中心から受光素子撮像面までの距離Fを
変化させる。レンズが中心射影条件を満足する位置から
ずれても画像処理により中心射影像に変換可能であり、
レンズ位置を双曲面ミラーの他方の焦点位置から遠ざ
けて、全面にピントを合わせることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲360°の視
野を1度に撮影可能で、かつ、得られた画像から空間の
幾何学的配置および物体の形状等を正確に把握すること
ができ、店内や銀行等の安全監視のためのセキュリティ
分野、車の衝突防止や車内監視等の車載分野、工業用ロ
ボットの視覚部としての計測機器分野等、広い分野に好
適に用いることができる、撮像システムとその画像デー
タ制御に用いられるソフトウェアおよびその撮像システ
ムにおける撮像画像の歪み補正方法とその手順を記憶さ
せた記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、双曲面ミラーを用いて周囲360
°の視野を撮影可能とした撮像システムにおいて、中心
射影像を得るためには、2葉双曲面のうちの一方の双曲
面形状を有する反射ミラー(双曲面ミラー)を用い、そ
れと対向する他方の双曲面形状の焦点位置にカメラのレ
ンズ中心を配置していた(例えば特開平6−29533
3号公報)。
【0003】図2に示すように、2葉双曲面の一方(図
では上側)の形状を有する双曲面ミラーを用い、他方
(図では下側)の焦点O2の位置にレンズ中心を配置し
て撮影した入力画像(撮像画像)は中心射影撮像とな
り、この中心射影像と被写体との位置関係は下記式
(2)および下記式(3)で示すことができる。
【0004】
【数2】 このような双曲面ミラーを用いた撮像システムの利点の
一つは、中心射影像を容易に周囲の空間位置に画像変換
することができるということである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
双曲面ミラーを用いた撮像システムにおいては、レンズ
位置が中心射影像が得られる一点に限定されてしまうた
め、レンズを設置する場合に最適な位置に位置合わせす
ることが非常に困難である。
【0006】さらに、このレンズ位置では、双曲面ミラ
ーの内部に形成される虚像(双曲面ミラーに映る被写
体)までの最小距離(双曲面ミラー頭頂部とレンズとの
間の距離)が短く、双曲面ミラーに映る像を撮影するた
めにピントを双曲面ミラーの全面に合わせるのは、レン
ズの性能上、容易ではない。その結果、従来の双曲面ミ
ラーを用いた撮像システムで撮影された中心射影像は、
双曲面ミラーの全面にピントを合わせることができず、
一部分の範囲のみでピントが合うことになる。この範囲
は、例えばドーナツ状に現れる。
【0007】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するべくなされたものであり、レンズ位置が中心射影
像が得られる一点に限定されることなく、双曲面ミラー
の全面にピントが合った中心射影像が得られる、撮像シ
ステムとその画像データ制御に用いられるソフトウェア
およびその撮像システムにおける撮像画像の歪み補正方
法とその手順を記憶させた記憶媒体を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像システム
は、2葉双曲面のうちの一方の形状を有する反射ミラー
と、該反射ミラーの回転軸上であって、該反射ミラーと
対向する任意の位置に中心が配置されたレンズによって
集光された光を受光する撮像素子を有する撮像部とを備
えた撮像システムにおいて、所定の検査図を撮像して得
られる撮像データを透視変換画像データに座標変換し、
得られた透視変換画像に歪みがあった場合に、座標変換
時に用いるレンズ位置と受光面との距離に関する値を増
減して撮像画像の歪みを補正して中心射影像に変換する
手段を有し、そのことにより上記目的が達成される。
【0009】下記式によって撮像データを透視変換画像
データに座標変換することができる。
【0010】
【数3】 (上記式において、(X,Y,Z)は被写体の位置、
a、bおよびcはミラー定数、(x、y)は撮像画像の
座標、Fはレンズ位置と受光面との距離を示す)前記検
査図として桝目状検査図を用いることができる。
【0011】前記撮像画像の歪みを補正する手段は、撮
像データを透視変換画像データに変換する画像処理手段
と、得られた透視変換画像に歪みがあった場合にレンズ
と受光面との距離に関する値を増減する指示を入力する
操作パネルとを有していてもよい。
【0012】前記撮像画像の歪みを補正手段は、撮像デ
ータを透視変換画像データ変換する画像処理手段と、得
られた透視変換画像と撮像画像が中心射影像である場合
に得られる期待値画像とを比較して透視変換画像に歪み
があるか否かを認識する画像認識手段とを有していても
よい。
【0013】前記操作パネルまたは前記画像認識手段か
らの指示信号によって、前記画像処理手段が座標変換処
理を行うものであってもよい、前記画像処理手段は、演
算処理動作を制御するCPU、撮像データを記憶する入
力バッファメモリ、演算処理に用いられるLUT、演算
処理回路および透視変換画像データを記憶する出力バッ
ファメモリがバスラインに接続されているものであって
もよい。
【0014】本発明のプログラムは、コンピュータと、
2葉双曲面のうちの一方の形状を有する反射ミラーと、
該反射ミラーの回転軸上であって、かつ、該反射ミラー
と対向する任意の位置に中心が配置されたレンズにて集
光された光を受光する撮像素子を有する撮像部とを備え
た撮像システムの画像データ制御に用いられるプログラ
ムであって、該コンピュータを所定の検査図を撮像して
得られる撮像データを透視変換画像データに座標変換す
る座標変換手段と、得られた透視変換画像に歪みがあっ
た場合に、歪みの種類に応じて座標変換時に用いるレン
ズ位置と受光面との距離に関する値を増減して座標変換
する歪み補正手段として機能させ、そのことにより上記
目的が達成される。
【0015】本発明の撮像システムにおける撮像画像の
歪み補正方法は、2葉双曲面のうちの一方の形状を有す
る反射ミラーと、該反射ミラーの回転軸上であって、該
反射ミラーと対向する任意の位置に中心が配置されたレ
ンズによって集光された光を受光する撮像素子を有する
撮像部とを備えた撮像システムにおいて、撮像画像の歪
みを補正して中心射影像に変換するための方法であっ
て、所定の検査図を撮像し、得られた撮像データを画像
処理手段の入力バッファメモリに記憶させる第1のステ
ップと、操作パネルまたは画像認識手段からの指示信号
に基づいて、CPUからの命令により該入力バッファメ
モリに記憶された撮像データを演算処理回路により透視
変換画像データに座標変換し、得られた透視変換画像デ
ータを画像処理手段の出力バッファメモリに記憶させる
第2のステップと、該操作パネルまたは該画像認識手段
からの信号に基づいて、CPUからの命令により該出力
バッファメモリに記憶された透視変換画像データを、モ
ニターに出力して検査者が画像を確認するか、または画
像認識手段により撮像画像が中心射影像である場合に得
られる期待値画像データと比較する第3のステップを行
い、該第3のステップにおいて所定の検査図を撮像して
得られる透視変換画像に歪みがあると判断された場合
に、検査者が該操作パネルからレンズと受光面との距離
に関する値を増減する指示を入力するか、または該画像
認識手段からレンズと受光面との距離に関する値を増減
する指示信号を出力することによりレンズ位置と受光面
の距離に関する値を変更して、該第1のステップから該
第3のステップを繰り返し、そのことにより上記目的が
達成される。
【0016】本発明の撮像システムは、本発明の撮像シ
ステムにおける撮像画像の歪み補正方法により、所定の
検査図を撮像して得られる透視変換画像に歪みが無いと
判断された場合のレンズ位置と受光面の距離に関する値
を用いて撮像データを透視変換画像データに変換し、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0017】本発明の記憶媒体は、本発明の撮像システ
ムにおける撮像画像の歪み補正方法の手順を記憶させて
あり、そのことにより上記目的が達成される。
【0018】以下に、本発明の作用について説明する。
【0019】双曲面ミラーを用いた撮像システムにおい
て、中心射影を満足するレンズ位置(他方の焦点位置)
では、双曲面ミラーに映る被写体までの最小距離が短
く、双曲面ミラーに映る像の全景を撮影するためには、
レンズの性能上、全面にピントを合わせることは困難で
ある。全面にピントを合わせるためには、広角度の特殊
加工した結像レンズを用いることが考えられるが、レン
ズだけでは合わせきれず、絞りを極限まで絞って合わせ
ているのが現実である。しかし、絞りを絞りすぎると、
得られる入力画像の輝度は暗く、撮影する条件が限定さ
れて実用に乏しい。
【0020】そこで、本発明にあっては、カメラ(撮像
部)のレンズ位置を、双曲面ミラーの他方の焦点位置か
らずらせて双曲面ミラーから遠ざけることにより、双曲
面ミラーに映る虚像の全てをレンズの焦点深度の範囲内
に入れて、双曲面ミラーの全面にピントが合うよにする
ことが可能となる。さらに、レンズ位置が双曲面ミラー
の他方の焦点位置からずれて、幾何光学上の中心射影像
を満足する条件の位置からずれても、撮像画像(入力画
像)の歪みを補正し、中心射影像に変換することが可能
である。
【0021】さらに、レンズが幾何学的中心射影を満足
するレンズ位置にある場合でも、レンズの歪曲収差によ
り見かけ上の中心射影を満足する位置がずれる場合があ
る。このような場合に、従来では中心射影を満足させる
ためにレンズ位置を機械的に調整していたため、調整が
面倒で時間がかかっていた。
【0022】これに対して、本発明にあっては、はじめ
に所定のレンズ位置に合わせる。そして、桝目状検査図
等、所定の検査図を撮像し、撮像データを透視変換画像
データに座標変換して、得られた透視変換画像に歪みが
あった場合に、座標変換時に用いるレンズ位置と受光面
との距離に関する値(F)を増減させる。従って、画像
処理を行う際に、ソフトウェアにより簡単に中心射影条
件を満足させて、光学調整の工程を短縮化することが可
能である。さらに、中心射影像の調整精度も向上させる
ことが可能である。
【0023】上記撮像画像の歪みを補正する手段とし
て、撮像データを透視変換画像データに変換する画像処
理手段と、得られた透視変換画像に歪みがあった場合に
補正すべき歪み量を入力する操作パネルを有するものを
用いることにより、例えば予め操作パネルのキーに対応
してF値の一定の増減量を設定しておき、後述する実施
形態において図9に示すように、ステップ4において樽
型歪み(歪みが+方向)であるか否かを判断し、樽型歪
み(歪みが+方向)であればステップ6においてF値の
減少キーを操作する。その制御信号が画像処理手段に伝
えられてステップ2に戻り、変更されたF値を元に上記
式(2)および上記式(3)により再度演算処理が行わ
れ、透視変換画像が再表示される。そして、ステップ8
において再度歪みの有無を確認し、歪みがあれば再びス
テップ4に戻るという操作を繰り返す。一方、ステップ
4において樽型歪みではない(糸巻き歪み(歪みが−方
向))と判断された場合には、ステップ5においてF値
の増加キーを操作する。その制御信号が画像処理手段に
伝えられてステップ2に戻り、変更されたF値を元に上
記式(2)および上記式(3)により再度演算処理が行
われ、透視変換画像が再表示される。そして、ステップ
8において再度歪みの有無を確認し、歪みがあれば再び
ステップ4に戻るという操作を繰り返す。以上の操作を
画像に歪みが無くなるまで繰り返し、歪みが無くなれば
その操作を終了する。ここで、操作パネルからF値を増
減する指示をキー入力するのではなく、歪み量から推定
されるF値の変更値を直接操作パネルから入力すること
も可能である。
【0024】または、上記撮像画像の歪みを補正する手
段として、撮像データを透視変換画像データ変換する画
像処理手段と、得られた透視変換画像と撮像画像が中心
射影像である場合に得られる期待値画像とを比較して、
透視変換画像に歪みがあるか否かを認識する画像認識手
段とを有するものを用いることにより、上記F値の補正
ステップにおいて、人が判断していた歪みの有無および
歪みの向き(樽型歪みであるか否か)の判定を、画像認
識手段により自動判定することも可能である。
【0025】上記操作パネルまたは上記画像認識手段を
上記画像処理手段に直接接続し、操作パネルまたは画像
認識手段からの指示信号によって画像処理手段に座標変
換処理を行わせることにより、自動的にF値を補正する
ことも可能である。すなわち、画像認識手段により歪み
の有無および歪み量を判定し、対応する補正値信号を自
動的に画像処理手段に送って補正値に基づいて再度演算
処理を行わせ、その補正値に対応する画像を表示し、そ
の画像について再度画像認識手段により歪みの有無およ
び歪み量を判定するという操作を自動的に繰り返して歪
みが一定値以下になるまで繰り返すことができる。
【0026】上記画像処理手段として、演算処理動作を
制御するCPU、撮像データを記憶する入力バッファメ
モリ、演算処理に用いられるLUT、演算処理回路およ
び透視変換画像データを記憶する出力バッファメモリが
バスラインに接続されているものを用いることにより、
上記画像処理の速度を、ソフトウェアによって処理する
場合に比べて大幅に改善することが可能であり、画質を
落とさずに(VBAレベルで)動画対応が可能となる。
【0027】本発明のプログラムは、コンピュータを所
定の検査図を撮像して得られる撮像データを透視変換画
像データに座標変換する座標変換手段と、得られた透視
変換画像に歪みがあった場合に、歪みの種類に応じて座
標変換時に用いるレンズ位置と受光面との距離に関する
値を増減して座標変換する歪み補正手段として機能させ
ることができ、補正処理を自動化することが可能であ
る。
【0028】本発明の撮像システムにおいて、撮像画像
の歪みを補正する際には、桝目状検査図等の所定の検査
図を撮像して撮像データを画像処理手段の入力バッファ
メモリに記憶させ、操作パネルまたは画像認識手段から
の操作信号に基づいてCPUからの命令により撮像デー
タを演算処理回路で座標変換して透視変換画像データを
得る。この透視変換画像データを画像処理手段の出力バ
ッファメモリに記憶させ、操作パネルまたは画像認識手
段からの操作信号に基づいてCPUからの命令により透
視変換画像データをモニターに出力する。このモニター
に出力された桝目状検査図の画像を操作者が確認して、
歪みが確認された場合には、操作パネルに入力するレン
ズ位置と受光面の距離に関する値(F値)を増減し、以
上の手順を繰り返す。これにより、撮像画像の歪みを補
正して中心射影像に変換することが可能となる。
【0029】このような撮像画像の歪み補正の手順を記
憶させた記憶媒体を用いることにより、補正処理を自動
化することが可能である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0031】図1は本発明の一実施形態である撮像シス
テムの基本構成とその幾何学的位置関係を説明するため
の図である。この撮像システムは、双曲面ミラー、撮
像部(結像レンズと受光素子)、画像処理手段
およびTVモニターを備えている。
【0032】双曲面ミラーは、2葉双曲面の一方の形
状を有する反射ミラーである。2葉双曲面関数の一般式
は、下記式(1)のように表される。
【0033】
【数4】 この式をグラフ化した2葉双曲面を図2に示す。この2
葉双曲面は回転軸がZ軸であり、Z軸上の正方向と負方
向に焦点と称される特殊な点O1、O2を有する。これ
らの焦点O1、O2の位置は、各々X,Y,Zの座標系
でO1=(0、0、c)、O2=(0、0、−c)で表
される。なお、c=√(a2+b2)であり、aおよびb
は双曲面の形状を定義する定数である。以下では、a、
b、cをミラー定数と称する。
【0034】ここで、双曲面の外側にある任意の点P
(X,Y,Z)と焦点O1を結ぶ線分PO1と、上記式
(1)を満たす双曲面との交点をM1とすると、M1に
おける上記双曲面の接平面H1に対する線分PO1の入
射角(η)と同じ反射角度(η)で出て行く線分M1O
2は、常に他方の焦点O2を通過する。
【0035】図3に、レンズ位置が中心射影条件を満足
する撮像システムの幾何学的位置関係を示す。この場合
に最も重要なことは、双曲面ミラーの焦点O1と対にな
る他方の焦点O2の位置に結像レンズの中心を配置する
ということである。このとき、上記レンズ中心からFの
距離に受光面を設置している受光素子により得られる入
力画像(撮像画像)は中心射影像と称され、入力画像の
座標p(x、y)と被写体の位置P(X,Y,Z)との
関係は下記式(2)および下記式(3)で示される。
【0036】
【数5】 なお、上記式(2)および上記式(3)は、図2および
図3に示す位置関係から、下記式(4)〜(6)を用い
て求められる。
【0037】
【数6】 ここで、中心射影条件を満足する入力画像とは、上記式
(4)〜(6)を同時に満足する画像である。この条件
を満足する入力画像からは、上記式(4)〜(6)を用
いることにより、焦点O1から見た透視画像への変換を
容易に行うことができる。この変換を透視変換と称す
る。この変換により得られる像(透視画像)は、我々が
普通に見ている像であり、3次元空間が2次元空間に射
影される。なお、Fはレンズ中心から受光素子の撮像面
までの垂直距離であり、αはミラーの焦点を含む水平面
からの角度、βは撮像機構中心からミラー上の入射点を
見たときの天頂角である。また、上記入力画像は、双曲
面ミラーに映された虚像をレンズで撮像したものであ
る。
【0038】図4は、レンズ位置が中心射影条件を満足
する撮像システムの幾何学的位置関係を示す断面図であ
る。また、図5は、レンズ位置が中心射影条件を満足し
ない撮像システムの幾何学的位置関係を示す断面図であ
る。図4と図5の相違点は、図5では結像レンズが本来
中心射影を満足する位置O2からずれてO3の位置にあ
ることである。このずれは、双曲面ミラー側にずれてい
ても、その反対側にずれていてもよい。以下の説明で
は、レンズが中心射影を満足するときのレンズ中心位置
から双曲面ミラーと反対側に距離Lだけずれた場合につ
いて考える。なお、ここではレンズが中心射影を満足す
るときのレンズ中心位置からずれただけであり、空間に
ある被写体の位置P(X,Y,Z)は変わらないものと
する。
【0039】次に、上記図4および図5において、双曲
面ミラーに映る像がどのように受光面に映るかについて
簡単に説明するために、図6を参照しながら説明する。
図6では双曲面ミラーに映る虚像を物体Aと置き換え、
レンズ位置O2(A)、O3(A)、レンズの焦点距離
f、各レンズ位置から物体Aまでの距離をS23とす
る。
【0040】レンズが点O2の位置にある場合には、物
体Aの頂点Hの像は点H2に生じる。一方、レンズが点
O3の位置にある場合には、物体Aの頂点Hからの光線
は点O2を通過し、さらに直進してレンズが設けられて
いる点Lに到達してレンズで屈折され、点H3に到達し
て結像される。この結像点H3は下記式(7)により簡
単に求められる。
【0041】
【数7】 なお、Sはレンズ位置と物体Aまでの距離、Fはレンズ
位置と結像面までの距離、fはレンズの焦点距離であ
る。また、そのときの倍率mを下記式(8)に示す。
【0042】
【数8】 従って、レンズ位置O2(A)の条件での像の倍率m2
はf/(S2−f)、レンズ位置O3(A)の条件での
像の倍率m3はf/(S3−f)となる。ここで、物体
Aの高さをHとすれば、各レンズ位置で撮像された像の
高さh2、h3はm2×H、m3×Hとなる。この像の高
さh2、h3は光学軸からの距離、すなわち、Z軸からの
距離であるので、上記式(6)中の√(x2+y2)(半
径)と表せる。
【0043】各レンズ位置O2(A)、O3(A)に設
置された状態で撮影された像の関係は、Fの値が異なる
だけであるので、上記式(2)および上記式(3)か
ら、h 2/h3=(S2+L−f)/(S2−f)となる。
このことは、レンズ位置O3(A)が中心射影条件を満
足する位置から距離Lだけずらせた位置であるとき、得
られる入力画像(撮像画像)は中心射影条件を満足する
入力画像と定数倍異なるだけであるということを示す。
【0044】このように、レンズ位置が中心射影条件を
満足する位置にない場合には、入力画像の√(x2
2)の位置座標は中心射影条件を満足する場合の定数
倍だけ異なるだけである。よって、上記式(6)に示す
ように、中心射影条件を満足しないレンズ位置から結像
面までの距離Fを、中心射影条件を満足するレンズ位置
から結像面までの距離F0を用いて表することにより、
ソフトウェアによって入力画像(撮像画像)を中心射影
条件を満足する中心射影像に変換する手段を実現するこ
とができる。すなわち、従来技術においては、F値はレ
ンズの光学系から一定に定められたもの(上記F0)を
用いていたが、本発明ではF値を光学系の変化に従って
任意に選び出すことができる。例えば、倍率変数εを導
入してFをε×Fと置き換え、εを可変として調節する
ことができる。または、F=F0+ΔFとしてΔFを画
素(ピクセル単位)等で適切なステップずつ変化させる
ことにより調節することができる。
【0045】最適なF値を設定する方法の一例として
は、図7に示すような正方形の桝目を描いた検査図を用
いる方法がある。図7(a)は桝目状検査図を真上から
見た図であり、図7(b)はそれを斜め上から見た図で
ある。図8に、この桝目状検査図の透視画像図を示す。
図8(a)はF値<最適値の場合(例えばレンズ位置が
中心射影を満足するレンズ位置から0.4mm〜0.7
mm程度、双曲面ミラー側にずれている場合)の検査図
の映像(糸巻き歪み)を示し、図8(b)はF値=最適
値の場合の検査図の映像を示し、図8(c)はF値>最
適値の場合(例えばレンズ位置が中心射影を満足するレ
ンズ位置から0.4mm〜0.7mm程度、受光素子側
にずれている場合)の検査図の映像(樽型歪み)を示
す。F値設定前の撮像システムでその検査図を撮影し
て、その像を透視変換し、透視画像が正しく正方形の桝
目を描くように、すなわち図8(b)の映像が得られる
ようにF値を調整して定める。
【0046】図9にF値変更のフローを示す。上述した
ような正方形の桝目を描いた検査図を作成し、F値設定
前の撮像システムでその検査図を撮影する。ステップ1
ではそのときのレンズ主点から結像面までの距離Fを入
力する。これは、操作者が操作パネルから入力すること
も可能であり、ソフトウェア(プログラム)によって予
め設定されているものが演算処理回路に入力されるよう
にしてもよい。そして、ステップ2においてその透視変
換画像を表示し、ステップ3において画像に歪みがある
か否か、すなわち、正しく正方形の桝目が表示されてい
るか否かを判断する。画像に歪みがあった場合には、ス
テップ4においてその歪みが樽型歪みであるか糸巻き歪
みであるかを判断し、糸巻き歪みである場合にはステッ
プ5においてF値を増加させ、樽型歪みである場合には
ステップ6においてF値を減少させる。これを繰り返し
て、最も正しく正方形の桝目が表示されるようにF値を
定める。なお、ここでは検査図として桝目状のものを用
いたが、これはかのこ状模様(色の濃淡部を千鳥状に配
置したもの)等を用いてもよい。その外にも、水平や垂
直の直線が分かるものであれば、いずれも用いることが
できる。
【0047】図10にF値変更の詳細フローを示す。ま
ず、ステップ11ではミラー定数、レンズ主点−結像面
間距離、透視変換画像の中心座標、入力画像の幅と高
さ、三角関数テーブル(LUTに含まれる。F値が変る
と再計算されるので、初期化が必要)、透視変換画像の
幅と高さ等の変数を初期化する。これらの変数の初期化
は、ソフトウェア(プログラム)により自動的に行うこ
とができる。本実施形態では、ミラー定数a=9.5、
b=6.2、c=11.34、レンズ主点−結像面間距
離F=360.0(CCDの画素数に換算した値)、画
像中心座標cX=320、cY=240、入力画像の幅
w=640、入力画像の高さh=480、透視変換画像
の幅pw=200、透視変換画像の高さph=150
(CCDの画素数に換算した値)とし、また、三角関数
テーブルを作成する。
【0048】次に、ステップ12においてr[α]の値
を格納する変換テーブル(LUTに含まれる)を初期化
する。
【0049】次に、ステップ13においてr[α]の変
換テーブルを作成する。本実施形態では、α=0〜36
00個(0°〜360°を0.1°区切り)としてミラ
ー定数とαを用いて上記式(5)からβを計算し、上記
式(6)からr[α]=F×tan(π/2−β)によ
りr[α]を計算する。
【0050】次に、ステップ14においてパン角、チル
ト角(α)およびミラー焦点から透視変換画像までの距
離d等の変数を入力する。本実施形態では、パン角Pa
n=0°、チルト角Tilt=−90°、ミラー焦点か
ら透視変換画像までの距離d=100とする。
【0051】次に、ステップ15において透視変換画像
を作成する。まず、パン角Pan、チルト角Tilt、
ミラー焦点から透視変換画像までの距離dを用いて、透
視変換画像の座標(x1,y1)に対する三次元空間座
標(tx,ty,tz)を計算する。この計算は、d=
√(tx2+ty2+(tz−c)2)、tanα=(t
z−c)/√(tx2+ty2)、sinα=tz/d、
c=√(a2+b2)により行うことができる。ここで、
図14に示すように、CCDの画像面のサイズがW×H
で中心座標が(cX、cY)となり、3次元空間に仮想
する透視変換画面のサイズがph×pwである。ここで
は透視変換画面としてTilt角=90°、すなわちz
軸に直交する平面を仮想している。そして、この仮想画
面上の各画素に対応するCCD画面上の座標を上記式
(2)および(3)を用いて計算する。この仮想画面に
おいて座標軸z軸周りの回転角がPan角となり、仮想
画面のx、y座標軸がCCD受光面のx、y座標軸と一
致しているときにPan=0となる。また、ミラー定数
と計算されたtx、ty、tzを用いてθ(図3に示す
Z軸周りの回転角)とαを計算する。αは上記式(5)
および(6)により計算することが可能であり、θはt
an-1(y/x)により求めることができる。さらに、
変換テーブルからr=r[α]を求め、x=cX+r×
cos(θ)、y=cY−r×sin(θ)から(x
1,y1)の値を計算する。
【0052】次に、ステップ17において画像に歪みが
あるか否かを判断し、画像に歪みがない場合には処理を
終了する。また、画像に歪みがあった場合には、ステッ
プ17においてその歪みが樽型歪みであるか糸巻き歪み
であるかを判断する。糸巻き歪みである場合にはステッ
プ18においてF値を増加させ、樽型歪みである場合に
はステップ19においてF値を減少させる。本実施形態
では、F値の調整ステップ(F=F0+ΔFのΔF)
を、画素(ピクセル)単位で10ステップ、実際の距離
換算で40μm〜70μmステップずつとした。これを
以上のステップ13からステップ18またはステップ1
9を繰り返して、最も正しく正方形の桝目が表示される
ようにF値を定める。
【0053】このようなF値の調整処理は、例えば図1
1に示すような画像処理手段とこれに接続された操作パ
ネルを用いて行うことができる。撮像システムで撮影さ
れた検査図の画像データは、画像処理手段の入力バッフ
ァメモリ8に取り込まれた後、操作パネルからの操作信
号に基づいてCPU9からの命令により、演算ロジック
回路11でLUT10のデータを元に座標変換が行われ
る。このLUT10は、上記r[α]の変換テーブルを
格納したものであり、例えば図12に示すようなデータ
構成とされている。これにより得られた透視変換画像は
出力バッファメモリ12に入力され、さらに、CPU9
からの命令によりモニターに出力される。操作者(検査
者)は、モニター画像の歪みの有無を確認し、歪みがあ
る場合にはその歪みが図8(c)に示した樽型歪みであ
るか、図8(a)に示した糸巻き歪みであるかを判定し
て、歪みの種類に応じてF値を増減する操作を操作パネ
ルを用いて行う。
【0054】例えば、糸巻き歪みの場合には、F値を増
加させる操作を行うと、その操作信号が操作パネルから
CPU9に送られ、CPU9からさらにバスラインを介
して演算ロジック回路11に送られて、F値を増加させ
た後に座標変換が行われる。そして、F値を増加させた
透視変換画像が出力バッファメモリ12に入力され、さ
らにCPU9からの命令によりモニターに出力されて、
操作者(検査者)がモニター画像の歪みの減少を確認す
る。この操作を歪みが最小になるまで繰り返す。
【0055】このような調整処理を、例えば製品の出荷
検査時に行うことにより、レンズの配置位置がずれて
も、F値を最適化して中心射影像を得ることが可能とな
り、光学調整を容易化して製造歩留まりを向上させるこ
とができる。この場合、撮像システムは最適化されたF
値により撮像データを透視画像データに座標変換にする
ことができ、操作パネルは設けなくてもよい。または、
操作パネルを設けて、ユーザーがレンズの距離を用途に
合わせて変化させた場合でも、歪みの無い中心射影像を
得ることができるようにしてもよい。
【0056】なお、上記説明では、画像の歪みを検査者
がモニター画像を観察して確認したが、予め記憶手段に
記憶させておいた期待値画像データと、演算処理により
得られた画像データとを、画像認識手段により比較して
画像の歪みを検出し、F値増減の操作信号をCPUに出
力させるようにしてもよい。
【0057】ところで、図13(a)に示すように、レ
ンズ中心をO2(A)からO3(A)に移動させると、
CCD等の受光部に写る像は縮小するので、CCD等の
受光素子の画素を有効に利用できず、解像度が低下す
る。そこで、結像レンズの前部または後部に拡大レンズ
を挿入し、この拡大レンズを前後に調節することによ
り、図13(b)に示すように、像の大きさを最適化す
ることが可能である。さらに、ピントが合う範囲を広げ
るために、レンズの前部または後部に絞りを挿入するこ
とにより、レンズの焦点深度を深くできることは言うま
でもない。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
双曲面ミラーに映る像までの距離を長くすることができ
るので、特殊加工のレンズを必要とせず、通常レンズの
使用が可能となる。また、その距離が長くなることによ
り、絞りを絞り込む必要がなくなり、撮影条件の制約を
非常に少なくして調整を容易にすることができる。
【0059】さらに、本発明によれば、はじめに所定の
レンズ位置に合わせ、次に画像処理のF値を変更するこ
とにより、簡単に中心射影の条件を満足させることがで
き、光学調整の工程を短縮化させることができる。さら
に、中心射影像の調整精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である撮像システムの基本
構成とその幾何学的位置関係を説明するための図であ
る。
【図2】2葉双曲面関数とその特性を説明するための図
である。
【図3】レンズ位置が中心射影条件を満足する撮像シス
テムの幾何学的位置関係を説明するための図である。
【図4】レンズ位置が中心射影条件を満足する撮像シス
テムの幾何学的位置関係を説明するための断面図であ
る。
【図5】レンズ位置が中心射影条件を満足しない撮像シ
ステムの幾何学的位置関係を説明するための断面図であ
る。
【図6】レンズ1個を使用したときの結像とその倍率を
説明するための概略図である。
【図7】(a)および(b)は桝目状検査図の一例を示
す図である。
【図8】(a)〜(c)はF値と画像歪みの関係を説明
するための図である。
【図9】F値変更のフローを説明するための図である。
【図10】F値変更の詳細フローを説明するための図で
ある。
【図11】本発明における画像処理手段の構成を示すブ
ロック図である。
【図12】本発明におけるr[α]ドット LUTの一
例を示す図である。
【図13】(a)および(b)はレンズを組み合わせた
一例を説明するための図である。
【図14】CCDの画像面と透視変換画面について説明
するための図である。
【符号の説明】 双曲面ミラー 撮像部 結像レンズ 受光素子 画像処理手段 TVモニター 8 入力バッファメモリ 9 CPU 10 LUT 11 演算処理回路(演算ロジック回路) 12 出力バッファメモリ 13 バスライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 繁田 徹 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 川上 健一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中野 孝一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H087 KA03 TA01 TA03 TA06 5B057 AA19 BA02 CA08 CA13 CA16 CB08 CB12 CB16 CD12 CD14 CH07 5C022 AB68 AC01 AC42 AC54 CA01 CA02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2葉双曲面のうちの一方の形状を有する
    反射ミラーと、 該反射ミラーの回転軸上であって、該反射ミラーと対向
    する任意の位置に中心が配置されたレンズによって集光
    された光を受光する撮像素子を有する撮像部とを備えた
    撮像システムにおいて、 所定の検査図を撮像して得られる撮像データを透視変換
    画像データに座標変換し、得られた透視変換画像に歪み
    があった場合に、座標変換時に用いるレンズ位置と受光
    面との距離に関する値を増減して撮像画像の歪みを補正
    して中心射影像に変換する手段を有する撮像システム。
  2. 【請求項2】 下記式によって撮像データを透視変換画
    像データに座標変換する請求項1に記載の撮像システ
    ム。 【数1】 (上記式において、(X,Y,Z)は被写体の位置、
    a、bおよびcはミラー定数、(x、y)は撮像画像の
    座標、Fはレンズ位置と受光面との距離を示す)
  3. 【請求項3】 前記検査図として桝目状検査図を用いる
    請求項1に記載の撮像システム。
  4. 【請求項4】 前記撮像画像の歪みを補正する手段は、
    撮像データを透視変換画像データに変換する画像処理手
    段と、得られた透視変換画像に歪みがあった場合にレン
    ズ位置と受光面との距離に関する値を増減する指示を入
    力する操作パネルとを有する請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の撮像システム。
  5. 【請求項5】 前記撮像画像の歪みを補正手段は、撮像
    データを透視変換画像データ変換する画像処理手段と、
    得られた透視変換画像と撮像画像が中心射影像である場
    合に得られる期待値画像とを比較して透視変換画像に歪
    みがあるか否かを認識する画像認識手段とを有する請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載の撮像システム。
  6. 【請求項6】 前記操作パネルまたは前記画像認識手段
    からの指示信号によって、前記画像処理手段が座標変換
    処理を行う請求項4または請求項5に記載の撮像システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記画像処理手段は、演算処理動作を制
    御するCPU、撮像データを記憶する入力バッファメモ
    リ、演算処理に用いられるLUT、演算処理回路および
    透視変換画像データを記憶する出力バッファメモリがバ
    スラインに接続されている請求項4乃至請求項6のいず
    れかに記載の撮像システム。
  8. 【請求項8】 コンピュータと、 2葉双曲面のうちの一方の形状を有する反射ミラーと、 該反射ミラーの回転軸上であって、かつ、該反射ミラー
    と対向する任意の位置に中心が配置されたレンズにて集
    光された光を受光する撮像素子を有する撮像部とを備え
    た撮像システムの画像データ制御に用いられるプログラ
    ムであって、 該コンピュータを所定の検査図を撮像して得られる撮像
    データを透視変換画像データに座標変換する座標変換手
    段と、得られた透視変換画像に歪みがあった場合に、歪
    みの種類に応じて座標変換時に用いるレンズ位置と受光
    面との距離に関する値を増減して座標変換する歪み補正
    手段として機能させるプログラム。
  9. 【請求項9】 2葉双曲面のうちの一方の形状を有する
    反射ミラーと、 該反射ミラーの回転軸上であって、該反射ミラーと対向
    する任意の位置に中心が配置されたレンズによって集光
    された光を受光する撮像素子を有する撮像部とを備えた
    撮像システムにおいて、撮像画像の歪みを補正して中心
    射影像に変換するための方法であって、 所定の検査図を撮像し、得られた撮像データを画像処理
    手段の入力バッファメモリに記憶させる第1のステップ
    と、 操作パネルまたは画像認識手段からの指示信号に基づい
    て、CPUからの命令により該入力バッファメモリに記
    憶された撮像データを演算処理回路により透視変換画像
    データに座標変換し、得られた透視変換画像データを画
    像処理手段の出力バッファメモリに記憶させる第2のス
    テップと、 該操作パネルまたは該画像認識手段からの信号に基づい
    て、CPUからの命令により該出力バッファメモリに記
    憶された透視変換画像データを、モニターに出力して検
    査者が画像を確認するか、または画像認識手段により撮
    像画像が中心射影像である場合に得られる期待値画像デ
    ータと比較する第3のステップを行い、 該第3のステップにおいて桝目状検査図を撮像して得ら
    れる透視変換画像に歪みがあると判断された場合に、検
    査者が該操作パネルからレンズ位置と受光面との距離に
    関する値を増減する指示を入力するか、または該画像認
    識手段からレンズ位置と受光面との距離に関する値を増
    減する指示信号を出力することによりレンズ位置と受光
    面との距離に関する値を変更して、該第1のステップか
    ら該第3のステップを繰り返す撮像システムにおける撮
    像画像の歪み補正方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の撮像システムにおけ
    る撮像画像の歪み補正方法により、所定の検査図を撮像
    して得られる透視変換画像に歪みが無いと判断された場
    合のレンズ位置と受光面の距離に関する値を用いて撮像
    データを透視変換画像データに変換する撮像システム。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の撮像システムにおけ
    る撮像画像の歪み補正方法の手順を記憶させた記憶媒
    体。
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