JP2002236489A

JP2002236489A - 音楽配信システム

Info

Publication number: JP2002236489A
Application number: JP2001033372A
Authority: JP
Inventors: Kugo Morita; 空悟守田
Original assignee: Kyocera Corp; KDDI Corp; KDDI R&D Laboratories Inc
Current assignee: Kyocera Corp; KDDI Corp; KDDI Research Inc
Priority date: 2001-02-09
Filing date: 2001-02-09
Publication date: 2002-08-23

Abstract

(57)【要約】【課題】車両運転中においても、放送されている音楽
を曲名がわからなくても容易に購入可能とすることであ
る。【解決手段】制御手段７は選択入力手段１を押した際
に、聞いている放送中の音楽情報を受信した受信時刻情
報と、受信している受信周波数情報と、車両位置計測手
段１０からの車両位置情報を含む入手要求を音楽配信セ
ンター２３に送信する。音楽配信センター２３は、前記
受信周波数情報と車両位置情報から放送局２０を推定
し、ネットワーク２２を介して前記放送局２０が有する
音楽情報の放送時刻情報を入手し、前記受信時刻情報に
基づき、対応する試聴用音楽データを前記車両２０に配
信する。その結果、その音楽情報を購入する時は、再度
選択入力手段１を押して、販売用音楽データを、音楽配
信センター２３から配信してもらう。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、音楽配信システム
に係り、特に車両において容易に所望の放送音楽情報を
入手可能とするための音楽配信システムの改良に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネットなどのネットワー
クの普及に伴い、音楽の販売購入方法として、ネットワ
ークを介した販売購入方法が開始されている。また、携
帯端末の普及、および技術革新に伴い、携帯端末におい
て、無線回線を利用した音楽の販売購入も開始されてい
る。この場合の音楽の購入方法としては、購入者が目的
とする曲名などに基づき、配信センターに端末を接続
し、該当する曲名を検索、選択し購入する方法がとられ
ている。

【０００３】

【発明の解決しようとする課題】このような従来の方法
によると、ラジオ、テレビなどで流れている音楽など、
耳で聞いて気に入った音楽を購入しようとした場合、ま
ずその曲名を調べる必要がある。しかし車などの運転中
の場合、ＣＤ、ＭＤ、テープなどに入っている音楽を聴
いたり、また、ラジオなどを聞くことが多い。運転中に
ラジオから聞こえてきた音楽を購入しようとした場合、
曲名を聞いてもメモできる状態にはない。このため、後
で購入することは困難となることが多い。このような場
合、携帯端末を用いて、放送中の時刻を記録し、後ほど
記憶した放送時刻と、放送局とから音楽を特定する検索
方法がある。

【０００４】しかしながら、この検索方法では自動車の
場合、県をまたがって移動していることもあり放送局を
特定し、記憶しておくことは困難と言える。また運転中
に、検索を行うことは安全上好ましくない。以上の通
り、ラジオ、テレビなどの放送から音楽を聴く機会の多
いと考えられる車内において、運転中の放送によって知
った音楽を入手するのは困難な状態にあると言える。

【０００５】本発明の目的は運転中であっても、放送さ
れた音楽情報を曲名がわからなくても容易に入手できる
ようにした音楽配信システム及び該システムに好適な情
報処理端末を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の音楽配信システムは、放送受信再生手段、
選択入力手段、記憶手段、及び選択入力手段からの選択
入力に応答して受信放送音楽情報の入手に必要な入手要
求を送信させると共に試聴用音楽データに対応する選択
入力手段からの購入要求を送信させて得た販売用音楽デ
ータを上記記憶手段に記憶させる第１の制御手段を有す
る車両と、前記入手要求に応答して音楽データから上記
試聴用音楽データを読み出して送信すると共に前記購入
要求に応答して音楽データベースから上記販売用音楽デ
ータを送信する第２の制御手段を有する音楽配信センタ
ーと、から成ることを要旨とする。

【０００７】本発明において、前記入手要求は、音楽情
報を受信した時刻を示す受信時刻情報、その音楽情報の
受信中の放送チャンネルを示す受信周波数情報及び車両
の現在位置情報から成り、前記音楽配信センターは、上
記受信周波数情報及び車両の現在位置情報に基づいて車
両が受信中の放送局を推定する放送局推定手段、及び推
定された放送局が作成した放送時刻情報を参照して上記
受信時刻情報に対応する音楽情報を検索して、第２の制
御手段に検索した音楽情報を出力する音楽検索手段を備
え、第２の制御手段は上記放送局の作成した音楽識別コ
ードに対応した前記販売用音楽データを音楽データベー
スから読み出すようにしてもよい。

【０００８】また本発明において、前記車両は拒否入力
手段を有し、前記第１の制御手段は、前記試聴用音楽デ
ータを前記記憶手段に記憶させ、該試聴用音楽データの
出力終了後一定時間経過内に前記選択入力手段が操作さ
れなかった場合、又は上記拒否入力手段が操作された場
合、上記記憶手段に記憶した試聴用音楽データを消去す
るようにしてもよい。

【０００９】また本発明において、前記受信放送音楽に
は、該音楽に対応した音楽識別コードが含まれており、
前記入手要求には上記音楽識別コードが含まれ、第２の
制御手段は上記音楽識別コードに基づいて前記試聴用及
び販売用音楽データの読み出し送信を行うようにしても
よい。

【００１０】或いは本発明において、前記車両は自動課
金手段を有し、第１の制御手段は販売用音楽データの受
信により上記自動課金手段による支払いを行わせるよう
にしてもよい。

【００１１】また本発明において、前記試聴用音楽デー
タは、曲名を判定可能な最小限の時間長を有するように
してもよい。

【００１２】また本発明において、第１の制御手段は、
前記記憶手段に記憶されている音楽データに対して選択
手段より入力要求がある時は該入力要求を送信させない
ようにしてもよい。

【００１３】或いは本発明において、前記第１の制御手
段は、前記放送受信再生手段によって受信した音楽情報
が選択予約番組であるか否かを判定し、選択予約番組で
ある時は上記音楽情報を出力し、選択予約番組でない時
は前記記憶手段に記憶されている音楽情報を読み出して
出力するようにしてもよい。

【００１４】また本発明において、前記第１の制御手段
は、前記記憶手段からの音楽情報の読み出し出力中に、
選択予約番組の音楽情報を受信すると、その受信音楽情
報を上記記憶手段に記憶し、上記読み出し出力中の音楽
情報の終了後に上記記憶された受信音楽情報を上記記憶
手段から読み出し出力するようにしてもよい。

【００１５】また本発明において、前記選択入力手段及
び又は拒否入力手段を車両のハンドルの近傍に設けても
よい。

【００１６】更に本発明は、選択入力手段と、記憶手段
と、及び選択入力手段からの選択入力に応答して受信放
送音楽情報の入手に必要な入手要求を送信させると共に
試聴用音楽データに対応する選択入力手段からの購入要
求を送信させて得た販売用音楽データを上記記憶手段に
記憶させる第１の制御手段と、を備えた情報処理端末を
音楽配信システムの車両用情報処理に好適な端末として
提案する。

【００１７】

【発明の実施の形態】図１は本発明の音楽配信システム
の一実施例を示す。同図において、２０は放送局、２１
は基地局、２２はネットワーク、２３は音楽配信センタ
ー、２４は車両である。車両２４において、１は押釦ス
イッチ等から成る選択入力手段、２は押釦スイッチ等か
ら成る拒否入力手段、３はスピーカ等から成る出力手
段、４は公知の放送受信手段、５は受信アンテナ、６は
送受信アンテナ、７はＣＰＵ等から成る制御手段、８は
記憶手段、９は無線通信手段、１０はカーナビゲーショ
ン等の車両位置計測手段である。

【００１８】また音楽配信センター２３において、２５
は放送局推定手段、２６は音楽検索手段、２７はＣＰＵ
等から成る制御手段、２８はメモリ等から成り、各放送
局の放送する音楽情報として試聴用及び販売用音楽デー
タを予め格納している音楽データベースである。

【００１９】この場合、放送局推定手段２５、音楽検索
手段２６及び制御手段２７は、夫々の手段の機能を果た
すことのできる１台の大型のコンピュータ等を用いるよ
うにしてもよい。また放送局２０、基地局２１及び音楽
配信センター２３はネットワーク２２を介して相互に情
報授受が可能となっている。

【００２０】図１において、放送局２０は、放送した音
楽情報に対して、音楽識別コードと音楽の放送した時刻
を記録した放送時刻情報を作成保持している。車両２４
のアンテナ５を介して放送受信手段４が前記放送局の放
送した音楽情報を受信し、制御手段７に音楽情報を入力
する。制御手段７は、音楽情報を出力手段３により出力
する。音楽情報の出力中に、車両２４の搭乗者が選択入
力手段１を押すと、制御手段７は、音楽情報の受信した
時刻を示す受信時刻情報と、受信中のチャンネルを示す
受信周波数情報と、車両位置計測手段１０から車両の現
在位置情報を含む入手要求を、無線通信手段９、アンテ
ナ６を介して送信させる。前記入手要求は、基地局２１
が受信し、ネットワーク２２を介して音楽配信センター
２３に送られる。音楽配信センター２３において、放送
局推定手段２５は、前記入手要求の前記受信周波数情報
と前記車両位置情報とから車両２４が受信中の放送局２
０を推定し、この推定結果に基づいて音楽検索手段２６
がネットワーク２２を介して放送局２０の有する前記放
送時刻情報を参照し、この放送時刻情報から前記受信時
刻情報に対応する音楽情報を検索し、制御手段２７は、
検索された音楽情報及びこれに対応する音楽識別コード
を入手してこれらに対応する試聴用音楽データを音楽デ
ータベース２８から読み出して音楽識別コードと共に基
地局２１より車両２４に対して送信させる。制御手段７
は、音楽配信センター２３からの試聴用音楽データを受
信すると、記憶手段８に記憶し、出力手段３から出力さ
せる。音楽情報の再生出力時に車両２４の搭乗者が選択
入力手段１を押すと、制御手段７は再度音楽配信センタ
ー２３に対して音楽識別コードを含んだ購入要求を無線
通信手段により送信させる。音楽配信センター２３は、
前記購入要求を受信すると、音楽識別コードに対応した
販売用音楽データを音楽データベース２８から読み出し
て車両２４に対して送信する。制御手段７は受信した販
売用音楽データを記憶手段８に記憶する。この時、制御
手段７は、ＥＴＣなどの公知の自動課金手段１１を利用
して購入代金の支払い処理を行わせる。なお、試聴用音
楽データを出力中に車両２４の搭乗者が拒否入力手段２
を押した場合、及び試聴用の音楽データの出力終了後一
定時間経過内に選択入力手段１を押さなかった場合、制
御手段７は記憶手段８に記憶した試聴用音楽データを消
去する。

【００２１】なお音楽配信センターから送信される音楽
データにおいて、１つの音楽を帯域分割などした形で複
数のファイルに分割して符号化して保存しておき、試聴
用音楽データの配信時には帯域分割した１部のファイル
のみを転送し、購入時に残りファイルを転送するように
するのがよい。このようにすれば試聴時における配信フ
ァイル容量を、１音楽に要する符号量より小さくするこ
とにより、試聴時における無線通信時間を短縮すること
が可能となる。また、試聴用音楽データの音質を劣化さ
せることにより、音楽の不当保存に対する損害を最小限
に抑えることが可能となる。

【００２２】図２は本発明の他の実施例で、図１と同一
符号は同一又は類似の手段を表す。図２において、放送
局２０は、音楽情報の他に放送中の番組に対応した番組
識別コードと、放送中の音楽情報に対応した音楽識別コ
ードを放送する。車両２４のアンテナ５を介して放送受
信手段４が前記放送局の放送を受信し、制御手段７に音
楽情報、音楽識別コードを入力する。制御手段７は、音
楽情報を出力手段３により出力し、番組識別コード、音
楽識別コードを記憶手段８に記憶する。音楽情報の出力
中に、車両２４の搭乗者が選択入力手段１を押すと、制
御手段７は記憶手段８に記憶されている音楽識別コード
を読み出し、前記音楽識別コードを含んだ音楽情報の入
手要求を、無線通信手段９により、アンテナ６を介して
送信する。前記入手要求は、基地局２１が受信し、ネッ
トワーク２２を介して音楽配信センター２３に送られ
る。音楽配信センター２３の制御手段２７は、前記入手
要求の音楽識別コードに対応する試聴用音楽データを車
両２４に対して音楽データベース２８から読み出して送
信させる。制御手段７は、音楽配信センター２３からの
試聴用音楽データを受信すると、記憶手段８に記憶し、
出力手段３から出力する。音楽情報の再生出力時に車両
２４の搭乗者が選択入力手段１を押すと、制御手段７は
再度音楽配信センター２３に対して音楽識別コードを含
んだ購入要求を無線通信手段９を介して送信させる。音
楽配信センター２３において、前記購入要求を受信する
と、制御手段２７は、音楽識別コードに対応した販売用
音楽データを音楽データベース２８から読み出し車両２
４に対して送信させる。制御手段７は受信した販売用音
楽データを記憶手段８に記憶する。この時、前述したよ
うにして前もってネットバンキングなどを利用して購入
代金支払い処理を行う。なお、試聴用音楽データを出力
中に車両２４の運転者が拒否入力手段２を押した場合、
及び試聴用の音楽データの出力終了後一定時間経過内に
選択入力手段１を押さなかった場合、制御手段７は記憶
手段８に記憶した試聴用音楽データを消去する。

【００２３】なお、制御手段７は、選択入力手段１で音
楽を選択した際に、前記選択した音楽の音楽識別コード
と記憶手段８に記憶されている音楽の音楽識別コードと
を比較し、その結果、同じ音楽識別コードを有する試聴
用音楽データが存在することが判明した場合、音楽配信
センター２３へ入手要求を送信させない。これにより、
無用な重複購入を回避することが可能となる。

【００２４】図３は本発明の更に他の実施例で、前記選
択入力手段１としてＹＥＳボタン３１、拒否入力手段２
としてＮＯボタン３２を用い、前記２つのボタンをハン
ドル３０の付近に設置する。これにより、車両運転中に
おける操作に伴う危険性を最小限に低減することが可能
となる。また、２つのボタンで選択していくため、ネッ
トワークなどの知識を必要とせずに容易に所望の音楽デ
ータの入手が可能となる。

【００２５】図４は本発明の更に他の実施例として図２
において、放送局２０が前記音楽情報に対応する番組識
別コードも放送する場合の制御手段７の動作を示すフロ
ーチャートである。

【００２６】即ち、図４は目的とする放送の出力と、目
的外の放送受信時に記憶手段８に記憶している音楽情報
の再生出力を自動的に選択する選択出力モードに関する
フローチャートである。制御手段７は受信中の番組につ
いて番組に対応する番組識別コードを参照して、選択予
約していた番組であるかを判定する（４０１）。選択予
約していた番組である場合、運転者から拒否入力が入力
されているかを判定する（４０２）。拒否入力が入力さ
れていない場合、受信した放送を出力する（４０３）。
上記番組が選択予約されていない番組である場合、もし
くは拒否入力が入力されている場合は、記憶手段８に記
憶している音楽情報を再生出力させる（４０４）。番組
識別コードは、放送局が音楽情報と共に放送している場
合は、これを利用する。もしくは、制御手段７が車両位
置情報と受信周波数情報から受信している放送局を推定
し、その推定結果を基地局２１に送信し音楽配信センタ
ー２３が前記放送局の放送予定表などの情報をネットワ
ーク２２を介して入手して番組識別コードを判定して送
信することにより、番組識別コードを入手するようにし
てもよい。

【００２７】更に、記憶手段８に記憶している音楽の再
生中に、選択予約している番組の放送が開始された場
合、受信したその番組の音楽情報、音楽識別コードなど
の受信情報を記憶手段８に一旦記憶し、前記再生された
音楽の終了とともに、記憶手段８に一旦記憶している音
楽情報を再生出力するようにしてもよい。このようにす
れば、聞いている音楽が突然途切れたりすることを回避
することができる。

【００２８】上記実施例では、記憶手段８としてハード
ディスクなどの記憶媒体を想定しているが、ＣＤ、Ｍ
Ｄ、ＤＶＤ、ＭＯなどの可搬性のある記憶媒体でも良い
ものとする。また、ハードディスクなどの記憶手段に記
憶した音楽データをデータ変換してＭＤに移送するこ
と、もしくは逆にＭＤからハードディスクに移送するこ
とも可能である。

【００２９】なお、車両２１において、選択入力手段
１、拒否入力手段２、制御手段７を本発明の音楽配信シ
ステムの車両用情報処理端末として構成してもよい。

【００３０】

【発明の効果】以上説明した通り、本発明の音楽配信シ
ステムを用いれば、車両運転中においても、放送受信に
よって聞いた音楽を曲名がわからなくても容易に購入可
能となる。また、受信した音楽番組と既に購入済みの音
楽を織り交ぜて再生出力することが可能となり、入手済
みの音楽を聴きつつ、新しい音楽を聴き、購入すること
も可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。

【図２】本発明の他の実施例を示すブロック図である。

【図３】本発明の更に他の実施例の説明図である。

【図４】本発明の更に他の実施例における選択受信番組
の出力の流れ図である。

【符号の説明】

１選択入力手段２拒否入力手段３出力手段４放送受信手段５アンテナ６アンテナ７制御手段８記憶手段９無線通信手段１０車両位置計測手段１１自動課金手段２０放送局２１基地局２２ネットワーク２３音楽配信センター２４車両２５放送局推定手段２６音楽検索手段２７制御手段２８音楽データベース３０ハンドル３１ＹＥＳボタン３２ＮＯボタン

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】放送受信再生手段、選択入力手段、記憶
手段、及び選択入力手段からの選択入力に応答して受信
放送音楽情報の入手に必要な入手要求を送信させると共
に試聴用音楽データに対応する選択入力手段からの購入
要求を送信させて得た販売用音楽データを上記記憶手段
に記憶させる第１の制御手段を有する車両と、前記入手要求に応答して音楽データから上記試聴用音楽
データを読み出して送信すると共に前記購入要求に応答
して音楽データベースから上記販売用音楽データを送信
する第２の制御手段を有する音楽配信センターと、から
成ることを特徴とする音楽配信システム。
【請求項２】前記入手要求は、音楽情報を受信した時
刻を示す受信時刻情報、その音楽情報の受信中の放送チ
ャンネルを示す受信周波数情報及び車両の現在位置情報
から成り、前記音楽配信センターは、上記受信周波数情
報及び車両の現在位置情報に基づいて車両が受信中の放
送局を推定する放送局推定手段、及び推定された放送局
が作成した放送時刻情報を参照して上記受信時刻情報に
対応する音楽情報を検索して、第２の制御手段に検索し
た音楽情報を出力する音楽検索手段を備え、第２の制御
手段は上記放送局の作成した音楽識別コードに対応した
前記販売用音楽データを音楽データベースから読み出す
ようになっていることを特徴とする請求項１記載の音楽
配信システム。
【請求項３】前記車両は拒否入力手段を有し、前記第１の制御手段は、前記試聴用音楽データを前記記
憶手段に記憶させ、該試聴用音楽データの出力終了後一
定時間経過内に前記選択入力手段が操作されなかった場
合、又は上記拒否入力手段が操作された場合、上記記憶
手段に記憶した試聴用音楽データを消去するようになっ
ていることを特徴とする請求項１記載の音楽配信システ
ム。
【請求項４】前記受信放送音楽には、該音楽に対応し
た音楽識別コードが含まれており、前記入手要求には上
記音楽識別コードが含まれ、第２の制御手段は上記音楽
識別コードに基づいて前記試聴用及び販売用音楽データ
の読み出し送信を行うようになっている請求項１記載の
音楽配信システム。
【請求項５】前記車両は自動課金手段を有し、第１の
制御手段は販売用音楽データの受信により上記自動課金
手段による支払いを行わせるようになっている請求項１
記載の音楽配信システム。
【請求項６】前記試聴用音楽データは、曲名を判定可
能な最小限の時間長を有することを特徴とする請求項１
記載の音楽配信システム。
【請求項７】第１の制御手段は、前記記憶手段に記憶
されている音楽データに対して選択手段より入力要求が
ある時は該入力要求を送信させないようになっているこ
とを特徴とする請求項１記載の音楽配信システム。
【請求項８】前記第１の制御手段は、前記放送受信再
生手段によって受信した音楽情報が選択予約番組である
か否かを判定し、選択予約番組である時は上記音楽情報
を出力し、選択予約番組でない時は前記記憶手段に記憶
されている音楽情報を読み出して出力するようになって
いることを特徴とする請求項１記載の音楽配信システ
ム。
【請求項９】前記第１の制御手段は、前記記憶手段か
らの音楽情報の読み出し出力中に、選択予約番組の音楽
情報を受信すると、その受信音楽情報を上記記憶手段に
記憶し、上記読み出し出力中の音楽情報の終了後に上記
記憶された受信音楽情報を上記記憶手段から読み出し出
力することを特徴とする請求項８記載の音楽配信システ
ム。
【請求項１０】前記選択入力手段が車両のハンドルの
近傍に設けられていることを特徴とする請求項１記載の
音楽配信システム。
【請求項１１】前記拒否入力手段が車両のハンドルの
近傍に設けられていることを特徴とする請求項３記載の
音楽配信システム。
【請求項１２】選択入力手段と、記憶手段と、及び選
択入力手段からの選択入力に応答して受信放送音楽情報
の入手に必要な入手要求を送信させると共に試聴用音楽
データに対応する選択入力手段からの購入要求を送信さ
せて得た販売用音楽データを上記記憶手段に記憶させる
第１の制御手段と、を備えたことを特徴とする音楽配信
システムの車両用情報処理端末。