JP2002235530A - 内燃機関の触媒昇温装置 - Google Patents

内燃機関の触媒昇温装置

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JP2002235530A
JP2002235530A JP2001032501A JP2001032501A JP2002235530A JP 2002235530 A JP2002235530 A JP 2002235530A JP 2001032501 A JP2001032501 A JP 2001032501A JP 2001032501 A JP2001032501 A JP 2001032501A JP 2002235530 A JP2002235530 A JP 2002235530A
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公寿 辻
Takaaki Ito
隆晟 伊藤
Kazuhiro Sakurai
計宏 桜井
Hiroki Ichinose
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘導加熱により排気浄化触媒の排気浄化触媒
の排気上流端面近傍の温度を活性温度にまで迅速に昇温
させる。 【解決手段】 機関排気通路に排気浄化触媒を配置する
と共に該排気浄化触媒の排気上流端面に面して導電体を
配置する。導電体に交番電流を供給することにより排気
浄化触媒の排気上流端面近傍の部分を誘導加熱する。排
気浄化触媒の排気上流端面近傍の部分の温度を触媒活性
温度にまで上昇させるのに必要な熱量が排気上流端面近
傍の部分の領域毎に異なるのに対応して誘導加熱による
発熱量を排気上流端面近傍の部分の領域毎に異ならせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の触媒昇温
装置に関し、特に、導電体に交番電流を供給して誘導加
熱するようにした触媒昇温装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の内燃機関では、排出される排気
ガス中の有害ガス成分、例えば、一酸化炭素(CO)、
窒素酸化物(NOx)、および炭化水素(HC)等の成
分を大気に放出する前に浄化するために、白金やパラジ
ウム等の貴金属を触媒として担持した排気浄化触媒を排
気系に備えている。
【0003】排気浄化触媒において触媒が触媒作用を行
うためには、排気浄化触媒をその活性温度以上に昇温さ
せなければならない。しかしながら特に機関冷間始動時
には排気浄化触媒の温度は低く、また排気ガスも低温で
あるので排気浄化触媒はその活性温度にまで昇温しづら
い。このため排気浄化触媒では触媒作用が活発に行われ
にくい。そこで例えば機関始動時等のように排気浄化触
媒の温度が低い時に、排気ガス以外の手段により排気浄
化触媒をその活性温度以上にまで加熱して触媒作用の活
発化を図ることが望ましい。
【0004】排気浄化触媒をその活性温度以上にまで昇
温させる方法の一つに、特開平6−154623号公報
により提案された誘導加熱を用いた方法がある。この特
開平6−154623号公報では、誘導加熱用コイルを
排気浄化触媒の排気上流端面近傍の外周面周りに配置し
て、排気浄化触媒の排気上流端面近傍を加熱するように
している。このような構成にすると、低電力で迅速に排
気浄化触媒の排気上流端面近傍を加熱することができ
る。そして、少なくとも排気浄化触媒の排気上流端面近
傍の温度がその活性温度になっていれば、排気ガス中の
成分の触媒反応による発熱によって下流部分の触媒を順
次加熱するので、排気ガス中のほとんどの有害ガス成分
が浄化される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、排気浄化触
媒の排気上流端面近傍を活性温度以上にまで上昇させる
のに必要な熱量は排気浄化触媒の排気上流端面の領域毎
に異なる。ところが、特開平6−154623号公報に
記載された構成では、排気浄化触媒の排気上流端面近傍
をほぼ均一に加熱するため、排気浄化触媒の排気上流端
面近傍の温度をその全面に亘って活性温度以上にまで迅
速に上昇させることができない。
【0006】このような問題に鑑みて、本発明の目的
は、誘導加熱により排気浄化触媒の排気浄化触媒の排気
上流端面近傍の温度を活性温度にまで迅速に昇温させる
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明では、機関排気通路に排気浄化触媒を配
置すると共に該排気浄化触媒の排気上流端面に面して導
電体を配置し、該導電体に交番電流を供給することによ
り排気浄化触媒の排気上流端面近傍の部分を誘導加熱す
るようにした内燃機関の触媒昇温装置において、前記排
気浄化触媒の排気上流端面近傍の部分の温度を触媒活性
温度にまで上昇させるのに必要な熱量が排気上流端面近
傍の部分の領域毎に異なるのに対応して誘導加熱による
発熱量を排気上流端面近傍の部分の領域毎に異ならせ
る。すなわち誘導加熱による排気浄化触媒の排気上流端
面近傍の部分の発熱量がその部分において領域毎に異な
る。
【0008】第2の発明では、第1の発明において、誘
導加熱による発熱量を排気浄化触媒の排気上流端面近傍
の部分の中央領域と該中央領域周りの領域とで異ならせ
る。
【0009】第3の発明では、排気浄化触媒の排気上流
端面の単位面積当たりに対面する導電体の対面面積を排
気浄化触媒の排気上流端面近傍の部分の領域毎に異なら
せることにより誘導加熱による発熱量を異ならせる。
【0010】第4の発明では、第3の発明において、導
電体が排気浄化触媒の排気上流端面に沿って一つの導電
材を渦巻き状に巻いて形成されるコイルである。
【0011】第5の発明では、第3の発明において、導
電体が排気浄化触媒の排気上流端面に沿って同心円を為
して並列関係でもって配置される複数の環状導電材から
なる。このように導電体を並列関係でもって配置される
導電材から構成することにより導電体全体の電気抵抗値
が小さくなる。
【0012】第6の発明では、第3の発明において、導
電体が排気浄化触媒の排気上流端面に沿って互いに間を
開けて並列関係でもって配置される複数の導電材からな
る。このように導電体を並列関係でもって配置される導
電材から構成することにより、導電体全体の電気抵抗値
が小さくなる。
【0013】第7の発明では、第4〜第6のいずれか一
つの発明において、隣り合った導電材間の距離を導電体
の領域毎に異ならせることにより排気浄化触媒の排気上
流端面の単位面積当たりに対面する導電体の対面面積を
異ならせる。
【0014】第8の発明では、第4〜第6のいずれか一
つの発明において、導電材の太さを導電体の領域毎に異
ならせることにより排気浄化触媒の排気上流端面の単位
面積当たりに対面する導電体の対面面積を異ならせる。
【0015】第9の発明では、第4〜第8のいずれか一
つの発明において、排気浄化触媒の排気上流端面を円錐
形にすると共に導電体を排気浄化触媒の排気上流端面に
対応して円錐形をなして配置する。これによれば導電体
の対面面積が排気浄化触媒の排気上流端面に対して平行
に延在する導電体の対面面積よりも増加する。
【0016】第10の発明では、第4〜第9のいずれか
一つの発明において、導電体の横断面の形状を矩形にし
て該導電体の幅挟の端面が排気ガス流に対面するように
導電体を配置する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施形態を説明する。なお、図中の同じ参照番号は
同様な要素を示す。
【0018】図1は本発明の第一の実施例の触媒昇温装
置を含む内燃機関の概略構成図である。図1において、
1は触媒コンバータ、2は機関本体、3は機関排気通路
である。機関排気通路3は機関本体2の排気ポートに連
結される。触媒コンバータ1は機関排気通路3に配置さ
れる。触媒コンバータ1は流入口4および流出口5を有
する。上記機関本体2から排出された排気ガスは機関排
気通路3を介して流入口4から触媒コンバータ1に流入
して流出口5において触媒コンバータ1から排出され
る。このように排気ガスが触媒コンバータ1内を流入口
4から流出口5に流れるので以下の説明では流入口4側
を排気上流側、流出口5側を排気下流側と称する。触媒
コンバータ1はほぼ円筒形のケーシング6と、ほぼ円筒
形の排気浄化触媒7とを具備する。ケーシング6の上流
側壁面はほぼ円錐形状である。排気浄化触媒7はその長
手軸線がケーシング6の長手軸線と同軸になるようにケ
ーシング6内に収容される。排気浄化触媒7の排気上流
端面8は排気浄化触媒7の軸線方向に対して垂直な平坦
な面である。しかしながら、排気上流端面8の形状は例
えば後述するように円錐形のような別の形状であっても
よい。排気浄化触媒7は一定温度(活性温度)以上で良
好な触媒作用を示す触媒である。また排気浄化触媒7の
担体は適度の導電性と透磁率とを有する金属製担体、ま
たは透磁率と導電性とが高い材料を点在させた適度の導
電性と透磁率とを有する担体である。ケーシング6内に
は排気浄化触媒7の排気上流端面8に面して導電体10
が配置される。
【0019】次に図1〜図3を参照して本実施例の導電
体について詳細に説明する。なお図2は図1に示した触
媒コンバータの上流側の拡大断面図であり、図3は図2
の線III−IIIに沿った触媒コンバータの断面図である。
また図2には触媒コンバータの長手軸線に対して図面に
向かって左側のみに磁力線を示しているが、実際には磁
力線は長手軸線から触媒コンバータの外周へ向かう全て
の放射状方向に存在する。
【0020】図1に示したように本実施例の導電体10
はコイルである。コイル10は電気抵抗が低い材料から
成る一本の導電材、例えば導線を渦巻き状に巻いて形成
される。なお、導線としては、ステンレスや銅を用いる
ことができる。コイル10には交番電流を流すための交
番電流発生電源11が接続される。交番電流発生電源1
1は直流電源に共振回路を組み込んだものである。しか
しながら交番電流発生電源11は交流電源でもよい。
【0021】図2に示したようにコイル10は触媒コン
バータ1の長手軸線13(ケーシング6の長手軸線およ
び排気浄化触媒7の長手軸線と同軸)を中心として排気
浄化触媒7の排気上流端面8に沿って触媒コンバータ1
の外周近傍まで渦巻き状に延びる。またコイル10は排
気浄化触媒7の排気上流端面8に空間を開けて面するよ
うに配置される。しかしながらコイル10が排気浄化触
媒7の排気上流端面8に絶縁体を介して配置されるよう
にしてもよい。またコイル10を構成する導線の横断面
の形状は細長くて矩形である。もちろん導線の横断面の
形状は円形や楕円形等の他の断面形状であってもよい。
【0022】図3に示したようにコイル10の隣り合っ
た導線間の距離(以下、単に導線間距離と称す。)はそ
の中央領域14において最も長く、中央領域から径方向
外側に向かうにつれて徐々に短くなり、周辺領域15に
おいて最も短い。すなわち本実施例では導線間距離をコ
イル10の中央領域14から周辺領域15に向かって徐
々に短くすることにより導線が比較的多く存在する領域
(疎の部分)と、導線が比較的少なく存在する領域(密
の部分)とをコイル10に形成している。次に誘導加熱
について説明する。コイル10に交番電流を流すと図2
に示したようにコイル10の周りに交番磁界、すなわち
磁力線12が形成される。排気浄化触媒7はコイル10
周囲の雰囲気(例えば排気ガスや空気)よりも極めて透
磁率が高いので磁力線12はコイル10と排気浄化触媒
7との間の雰囲気中を通らずに排気浄化触媒7の排気上
流端面8近傍の一部分(以下、単に上流端部分と称
す。)9を通過する。これにより排気浄化触媒7の上流
端部分9に渦電流が発生し(表皮効果)、この渦電流に
よって排気浄化触媒7の上流端部分9が誘導加熱せしめ
られる。
【0023】ところで排気浄化触媒7の上流端部分9の
中央領域の部分(以下、単に中央領域部分と称す。)周
りの領域の部分(以下、単に周辺領域部分と称す。)は
ケーシング6を介して大気に隣接しているので当該周辺
領域部分からの放熱量は中央領域部分からの放熱量より
も大きい。このため排気浄化触媒7の上流端部分9全体
を等しく加熱した場合には周辺領域部分の温度は中央領
域部分の温度よりも低くなる傾向にある。したがって排
気浄化触媒7の上流端部分9全体の温度をその活性温度
にまで上昇させるために必要な熱量は当該上流端部分9
の中央領域部分から周辺領域部分に向かって徐々に大き
くなる。ここで本実施例ではコイル10の導線間距離を
その中央領域から周辺領域に向かって徐々に短くしてい
る。コイル10の導線間距離が短いほど排気浄化触媒7
の排気上流端面8の単位面積当たりに対面するコイル1
0の対面面積(以下、単にコイル対面面積と称す。)が
大きくなる。また交番電流はコイル10を構成する導線
の表面近傍を流れることからコイル対面面積が大きいほ
どコイル10により形成される磁界が強くなり、斯くし
て誘導加熱による排気浄化触媒7の上流端部分9の発熱
量が大きくなる。したがって本実施例によれば誘導加熱
による排気浄化触媒7の上流端部分9の発熱量はその中
央領域部分から周辺領域部分に向かって徐々に大きくな
る。
【0024】このように本実施例によれば排気浄化触媒
7の上流端部分9の温度をその活性温度にまで上昇させ
るのに必要な発熱量が当該部分9の中央領域部分から周
辺領域部分に向かって徐々に大きくなるのに対応して誘
導加熱による排気浄化触媒7の上流端部分9の発熱量を
当該部分9の中央領域部分から周辺領域部分に向かって
徐々に大きくしているので排気浄化触媒7の上流端部分
9全体の温度をその活性温度まで迅速に上昇させること
ができる。また本実施例では上述したようにコイル10
の導線間距離を変えることにより誘導加熱による排気浄
化触媒7の上流端部分9の発熱量を当該部分9における
領域毎に異ならせている。すなわち本実施例によればコ
イル10の導線間距離をコイル10における領域毎に異
ならせるという単純な構成により誘導加熱による排気浄
化触媒7の上流端部分9の発熱量を当該部分9における
領域毎に異ならせることができる。
【0025】なお本実施例ではコイル10の導線間距離
をコイル10の中央領域から周辺領域に向かって徐々に
短くしているが排気浄化触媒7の上流端部分9における
領域毎にその領域の温度を活性温度にまで上昇させるの
に必要な熱量によってはコイル10の導線間距離をコイ
ル10の中央領域から周辺領域に向かって徐々に一定の
割合で長くしたり、コイル10の導線間距離を不規則に
異ならせたりすることもある。すなわちコイル10の導
線間距離は排気浄化触媒7の上流端部分9全体の温度を
迅速に活性温度にまで上昇させるという観点から排気浄
化触媒7の上流端部分9における領域毎にその領域の温
度を活性温度にまで上昇させるのに必要な熱量に応じて
適宜、設定される。また上述した実施例において単純に
周辺領域におけるコイルの導線間距離を中央領域におけ
る導線間距離よりも短くするようにしてもよい。もちろ
んこの場合、誘導加熱による排気浄化触媒の上流端部分
の発熱量は当該部分の中央領域部分よりも周辺領域部分
のほうが多くなる。また本実施例の触媒コンバータ1お
よび排気浄化触媒7はほぼ円筒形であるが例えば楕円形
や矩形等の別の形状であってもよく、この場合には導線
を円形ではなく触媒コンバータ1や排気浄化触媒7の形
状に合わせて楕円形や矩形等の別の形状に巻いてコイル
を形成してもよい。またコイルの導線間距離を異ならせ
るという構成以外にも導線の横断面の形状を異ならせる
という構成によってコイル対面面積を変えるようにして
もよい。
【0026】また誘導加熱により排気浄化触媒を加熱す
ることには以下のような利点がある。誘導加熱によれば
渦電流が流れた部分のみが加熱されるので単位体積当た
りの発熱量が大きい。すなわちコイル10を排気浄化触
媒7の排気上流端面8に面して配置し、排気浄化触媒7
を加熱すると排気浄化触媒7の上流端部分9のみが強力
に加熱せしめられる。また誘導加熱によれば加熱される
部分が非常に小さいので当該加熱部分を通過する排気ガ
スに露出する加熱部分の面積も非常に小さい。このため
排気ガスに奪われる加熱部分の熱量が少なく、したがっ
て加熱部分の温度を少ない電力で急激に上昇させること
ができる。また交番磁界の浸透深さ(交番磁界が到達す
る排気上流端面8近傍の部分9の排気浄化触媒7の長手
方向における距離)は交番電流の周波数の平方根に反比
例する。すなわち交番電流の周波数を高くするという簡
単な操作により交番磁界の浸透深さを浅くし、これによ
り加熱すべき部分を小さくし、排気浄化触媒7の上流端
部分9の加熱効率を上昇させることができる。
【0027】またコイルを排気浄化触媒の排気上流端面
に面して配置することには以下のような利点がある。排
気浄化触媒の排気上流端面近傍の部分全体の温度をその
活性温度まで上昇させるためには少なくとも排気上流端
面をその全面に亘って誘導加熱する必要がある。ところ
が上述した特開平6−154623号公報に記載された
構成、すなわち排気浄化触媒の上流端部分をその周囲か
ら誘導加熱するようにした構成ではコイルのほとんどの
磁力線が排気浄化触媒の周辺領域の部分にしか到達せ
ず、このため排気浄化触媒の中央領域の部分を十分に誘
導加熱することができない。すなわち上記公報に記載の
構成によると排気浄化触媒の上流端部分全体を均等に誘
導加熱することができない。
【0028】一方、本実施例の触媒昇温装置では排気浄
化触媒の排気上流端面に面してコイルが配置されるので
磁力線が排気浄化触媒の上流端部分全体を通過する。こ
のため排気浄化触媒の上流端部分全体を誘導加熱するこ
とができる。
【0029】次に図4を参照して第二実施例の触媒昇温
装置について説明する。図4に示したように本実施例で
はコイル20の導線間距離はそれぞれ等しく、コイル2
0の導線の太さはコイル20の中央領域から周辺領域に
向かって太くなる。コイルの導線間距離が等しい場合に
おいては導線の太さを太くするほどコイル対面面積が増
大する。すなわち本実施例では導線の太さをコイルにお
ける領域毎に異ならせることによりコイル対面面積をコ
イルにおける領域毎に異ならせ、斯くして誘導加熱によ
る排気浄化触媒7の上流端部分9の発熱量を当該部分9
における領域毎に異ならせている。もちろん排気浄化触
媒7の上流端部分9における領域毎にその領域の温度を
活性温度にまで上昇させるのに必要な熱量によってはコ
イル20の太さをコイル20の中央領域24から周辺領
域25に向かって一定の割合で徐々に細くしたり、コイ
ル20の太さを不規則に異ならせたりすることもある。
すなわちコイル20の太さは排気浄化触媒7の上流端部
分9全体の温度を迅速に活性温度にまで上昇させるとい
う観点から排気浄化触媒7の上流端部分9における領域
毎にその領域の温度を活性温度にまで上昇させるのに必
要な熱量に応じて適宜、設定される。また第一実施例の
考え方と本実施例の考え方とを組み合わせてコイルの導
線間距離をコイルにおける領域毎に異ならせると共に導
線の太さをコイルにおける領域毎に異ならせるようにし
てもよい。
【0030】次に図5を参照して第三実施例の触媒昇温
装置について説明する。図5に示したように本実施例の
導電体30は二つのコイル31、32から構成される。
各コイル31、32は等しい長さの導線を渦巻き状に巻
くことにより形成される。これらコイル31、32は径
方向外側に向かって互いに交互に並んで排気浄化触媒7
の排気上流端面8の中央領域34から周辺領域35まで
延在するように配置される。各コイル31、32は第一
実施例のコイル10と同様に形成される。すなわち各コ
イル31、32の導線間距離はその中央領域34から周
辺領域35に向かって徐々に短くなっている。したがっ
て誘導加熱による排気浄化触媒7の上流端部分9の発熱
量は当該部分9の中央領域部分から周辺領域部分に向か
って徐々に大きくなるので本実施例によれば排気浄化触
媒7の上流端部分9全体の温度を迅速にその活性温度に
まで上昇させることができる。また本実施例のコイル3
1、32は交番電流発生電源11に並列に接続される。
このようにコイルが並列に交番電流発生電源11に接続
された場合には全体としての電気抵抗が第一実施例のよ
うにコイル10が交番電流発生電源11に直列に接続さ
れている場合の電気抵抗に比べて小さくなる。このため
コイル内を電流が流れやすくなり、排気浄化触媒7の上
流端部分9の加熱効率が向上する。
【0031】なお本実施例では各コイル31、32を構
成する導線の長さは等しいが排気浄化触媒7の上流端部
分9の各領域の温度を活性温度まで上昇させるのに必要
な熱量によっては例えばこれらコイル31、32のうち
一方を排気浄化触媒7の排気上流端面8の中央領域から
周辺領域まで延在させると共に他方のコイルを排気浄化
触媒7の排気上流端面8の周辺領域のみに延在させると
いったように各コイル31、32を構成する導線の長さ
が異なっていてもよい。また本実施例の導電体30は二
つのコイルから構成されているが三つ以上のコイルから
構成されるようにしてもよい。
【0032】次に図6を参照して第四実施例の触媒昇温
装置について説明する。図6に示したように本実施例の
導電体は複数(本実施例では五つ)のコイル40から構
成される。これらコイル40のうちの一つは排気浄化触
媒7の排気上流端面8の中央領域に配置される。この中
央領域に配置されたコイル40はその中心が排気浄化触
媒7の軸線と同軸になるように配置される。残りの四つ
のコイル40は排気浄化触媒7の排気上流端面8の周辺
領域に配置される。すなわち残りの四つのコイル40は
排気浄化触媒7の排気上流端面8の中央領域に配置され
たコイル40と触媒コンバータ1のケーシング6との間
に配置される。本実施例では周辺領域に配置される各コ
イル40の導線間距離は中央領域に配置されるコイル4
0の導線間距離よりも短い。このため誘導加熱による排
気浄化触媒7の上流端部分9の発熱量はその中央領域部
分よりも周辺領域部分のほうが大きい。したがって本実
施例によれば排気浄化触媒7の上流端部分9全体の温度
を迅速にその活性温度にまで上昇させることができる。
また本実施例においては各コイル40は交番電流発生電
源11に並列に接続される。このため各コイル40の電
気抵抗が小さいので各コイル40内を電流が流れやす
く、したがって排気浄化触媒7の上流端部分9の加熱効
率が向上する。
【0033】なお図7に示したように周辺領域に配置さ
れるコイルを六つとしてもよい。このように周辺領域に
配置するコイルの数を増やせばコイル対面面積が増大
し、排気浄化触媒7の上流端部分9の加熱効率が向上す
る。
【0034】次に図8を参照して第五実施例の触媒昇温
装置について説明する。図8に示したように本実施例の
導電体50は排気浄化触媒7の排気上流端面8に沿って
同心円を為して並列関係でもって配置される複数の環状
の導電材、例えば導線から構成される。導電体50の隣
り合う導線間の距離(導線間距離)はその中央領域54
から周辺領域55に向かって徐々に短くなる。このため
誘導加熱による排気浄化触媒7の上流端部分9の発熱量
はその中央領域部分よりも周辺領域部分のほうが大き
い。したがって本実施例によれば排気浄化触媒7の上流
端部分9全体の温度を迅速にその活性温度にまで上昇さ
せることができる。また本実施例において各導線は交番
電流発生電源11に並列に接続される。このため各導線
の電気抵抗が小さいので各導線内を電流が流れやすく、
したがって排気浄化触媒7の上流端部分9の加熱効率が
向上する。また環状の導線を同心円を為して配置する本
実施例の構成では導線間距離を導電体の領域毎に異なら
せることが容易である。また導線の太さを各導線毎に異
ならせることも容易である。
【0035】なお導電体を環状の導線を同心円状に並列
に接続して構成するのではなく、図9に示したように導
線間距離が導電体の中央領域から周辺領域に向かって徐
々に短くなるように半円状の複数の導線を並列に接続し
て導電体を構成してもよい。
【0036】次に図10および図11を参照して第六実
施例の触媒昇温装置について説明する。図10に示した
ように本実施例では排気浄化触媒7の排気上流端面8の
形状はケーシング6の上流側壁面との距離が長手軸線1
3近傍からケーシング6の外周に向かうにつれて徐々に
短くなるようにほぼ円錐形状である。排気浄化触媒7の
排気上流端面8をこのような形状にすることにより、排
気ガスが排気上流端面8の全面に亘って均等に流入しや
すくなる。またコイル60は触媒コンバータ1の長手軸
線13を中心として流入口4の周りから排気浄化触媒7
のほぼ円錐形状の排気上流端面8に沿って触媒コンバー
タ1の外周近傍まで円錐形をなして延びる。本実施例の
コイル60は導線間距離が当該コイル60の中央領域か
ら周辺領域に向かって徐々に短くなるように構成され
る。このため誘導加熱による排気浄化触媒7の上流端部
分9の発熱量はその中央領域部分よりも周辺領域部分の
ほうが大きい。したがって本実施例によれば排気浄化触
媒7の上流端部分9全体の温度を迅速にその活性温度に
まで上昇させることができる。また排気上流端面8の形
状をほぼ円錐形状としたことにより本実施例におけるコ
イル対面面積は第一実施例におけるコイル対面面積より
も大きくなり、排気浄化触媒7の上流端部分9の加熱効
率が向上する。
【0037】また図11に示したようにコイル60を構
成する導線の横断面の形状は矩形であり、その幅挟の端
面が排気ガス流に対面するように配置される。これによ
ればコイル60を排気浄化触媒7の排気上流端面8に沿
って配置してもコイル60が排気ガスの流れを阻害する
ことが少なくなる。なお上述した実施例において導線の
太さを太くすることにより排気浄化触媒の排気上流端面
近傍の部分における発熱量を増大する場合、コイルがそ
の全体により形成する平面に対して水平な方向の長さを
長くし、斯くしてコイル対面面積を増大するように導線
の太さを太くする必要がある。
【0038】
【発明の効果】第1の発明によれば、排気浄化触媒の排
気上流端面近傍の部分の温度を触媒活性温度にまで上昇
させるのに必要な熱量が当該部分における領域毎に異な
るのに対応して誘導加熱による発熱量を排気浄化触媒の
排気上流端面近傍の部分の領域毎に異ならせたので、排
気浄化触媒の排気上流端面近傍の部分全体の温度を迅速
に触媒活性温度にまで昇温させることができる。
【0039】第5の発明および第6の発明によれば、導
電体全体の電気抵抗値が小さいので電流が流れやすくな
り、低い電圧でも排気浄化触媒の排気上流端面近傍の部
分をより効率的に誘導加熱することができるようにな
る。
【0040】第10の発明によれば、導電体の対面面積
が排気浄化触媒の排気上流端面に対して平行に延在する
導電体の対面面積よりも増加するので、誘導加熱による
加熱効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の触媒昇温装置を示す図である。
【図2】図1に示した触媒コンバータの上流側の拡大断
面図である。
【図3】図2の線III−IIIに沿った触媒コンバータの断
面図である。
【図4】図3と同様な図であって第二実施例の触媒昇温
装置を示す図である。
【図5】図3と同様な図であって第三実施例の触媒昇温
装置を示す図である。
【図6】図3と同様な図であって第四実施例の触媒昇温
装置を示す図である。
【図7】図3と同様な図であって第四実施例の変更例を
示す図である。
【図8】図3と同様な図であって第五実施例の触媒昇温
装置を示す図である。
【図9】図3と同様な図であって第五実施例の変更例を
示す図である。
【図10】図2を同様な図であって第六実施例の触媒昇
温装置を示す図である。
【図11】第六実施例のコイルと排気浄化触媒とを示す
拡大断面図である。
【符号の説明】 1…触媒コンバータ 2…機関本体 3…機関排気通路 4…流入口 5…流出口 6…ケーシング 7…排気浄化触媒 8…排気上流端面 9…上流端部分 10…コイル 12…磁力線 13…長手軸線
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 隆晟 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 桜井 計宏 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 一瀬 宏樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G091 AB01 BA02 CA03 HA45 4D048 AA06 AA13 AA18 BA30Y BA31Y CC51 CC52 DA01 DA13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関排気通路に排気浄化触媒を配置する
    と共に該排気浄化触媒の排気上流端面に面して導電体を
    配置し、該導電体に交番電流を供給することにより排気
    浄化触媒の排気上流端面近傍の部分を誘導加熱するよう
    にした内燃機関の触媒昇温装置において、前記排気浄化
    触媒の排気上流端面近傍の部分の温度を触媒活性温度に
    まで上昇させるのに必要な熱量が排気上流端面近傍の部
    分の領域毎に異なるのに対応して誘導加熱による発熱量
    を排気上流端面近傍の部分の領域毎に異ならせた触媒昇
    温装置。
  2. 【請求項2】 誘導加熱による発熱量を排気浄化触媒の
    排気上流端面近傍の部分の中央領域と該中央領域周りの
    領域とで異ならせた請求項1に記載の触媒昇温装置。
  3. 【請求項3】 排気浄化触媒の排気上流端面の単位面積
    当たりに対面する導電体の対面面積を排気浄化触媒の排
    気上流端面近傍の部分の領域毎に異ならせることにより
    誘導加熱による発熱量を異ならせた請求項1または2に
    記載の触媒昇温装置。
  4. 【請求項4】 導電体が排気浄化触媒の排気上流端面に
    沿って一つの導電材を渦巻き状に巻いて形成されるコイ
    ルである請求項3に記載の触媒昇温装置。
  5. 【請求項5】 導電体が排気浄化触媒の排気上流端面に
    沿って同心円を為して並列関係でもって配置される複数
    の環状導電材からなる請求項3に記載の触媒昇温装置。
  6. 【請求項6】 導電体が排気浄化触媒の排気上流端面に
    沿って互いに間を開けて並列関係でもって配置される複
    数の導電材からなる請求項3に記載の触媒昇温装置。
  7. 【請求項7】 隣り合った導電材間の距離を導電体の領
    域毎に異ならせることにより排気浄化触媒の排気上流端
    面の単位面積当たりに対面する導電体の対面面積を異な
    らせた請求項4〜6のいずれか一つに記載の触媒昇温装
    置。
  8. 【請求項8】 導電材の太さを導電体の領域毎に異なら
    せることにより排気浄化触媒の排気上流端面の単位面積
    当たりに対面する導電体の対面面積を異ならせた請求項
    4〜6のいずれか一つに記載の触媒昇温装置。
  9. 【請求項9】 排気浄化触媒の排気上流端面を円錐形に
    すると共に導電体を排気浄化触媒の排気上流端面に対応
    して円錐形をなして配置した請求項4〜8に記載の触媒
    昇温装置。
  10. 【請求項10】 導電体の横断面の形状を矩形にして該
    導電体の幅挟の端面が排気ガス流に対面するように導電
    体を配置した請求項4〜9に記載の触媒昇温装置。
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