JP2002235436A - 収納ユニット及びその施工方法 - Google Patents

収納ユニット及びその施工方法

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JP2002235436A
JP2002235436A JP2001252129A JP2001252129A JP2002235436A JP 2002235436 A JP2002235436 A JP 2002235436A JP 2001252129 A JP2001252129 A JP 2001252129A JP 2001252129 A JP2001252129 A JP 2001252129A JP 2002235436 A JP2002235436 A JP 2002235436A
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panel
frame
storage unit
panel frame
ceiling
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JP2001252129A
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Manabu Kuramoto
学 倉本
Fumio Koe
文男 向江
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KURAYOSHI KOGEI KK
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KURAYOSHI KOGEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、収納ユニット及びその施工方法に
関し、詳しくは、コンクリート集合住宅等の押入れ、ク
ローゼット等を施工する際の、収納のユニット及びその
施工方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 底面パネル、左右側面パネル、奥面パネ
ル、及び天井パネルとかなる収納ユニットにおいて、底
面パネルは、床面に設けられたパネル枠体と、該パネル
枠体の各内側角に設けられた角度決定板とから構成され
ていることである。又パネル枠体の下面側には、パネル
枠体の側面に沿って左右側面パネル等を立設するための
設置体が設けられていることである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納ユニット及び
その施工方法に関し、詳しくは、コンクリート集合住宅
等の押入れ、クローゼット等を施工する際の、収納のユ
ニット及びその施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート集合住宅等における
押入れは、現場(コンクリート集合住宅等)において、
熟練の技能を有する大工が、木材から加工して下地組を
行い、合板を所望の寸法に切断して側壁板、奥壁板等を
作り、これらを下地に固定した後、棚、床板等を切断
し、前框、根太等を用いて(前框に根太を嵌めるための
根太彫り、化粧打ち作業等を行うことで)壁板に取り付
ける。
【0003】上記のような従来の工法は、大工の手間
(精度の良い取り付け、現場での作業時間を要する等)
がかかるとともに、熟練の技能を有する大工が少なく現
状に適さないもののとなった。そこで、大工の手間を大
幅に削減するとともに、熟練の技能を有さなくても短時
間で能率良く押入れを施工することのできるユニット化
された押入れが考えられた。
【0004】即ち、コンクリート集合住宅における収納
ユニットとしての押入れを、底面パネル、左右側面パネ
ル、奥面パネル、及び天井パネル等の各パネルとして製
作されたものである。そして、施工する際は、先ず工場
で各パネルを作成して分解した状態で現場(コンクリー
ト集合住宅内)へ運搬する。その後、所定の場所(押入
れ設置場所)で各パネルを組み立てることでユニット式
の押入れを施工していた。
【0005】この、ユニット押入れは、例えば、両側面
パネル、及び天井パネルにそれぞれ枠体の設けられた構
成よりなる(図8)。そして、コンクリート集合住宅の
押入れを施工する際は、先ず両側面パネルを取り付け、
奥壁パネルを取り付け、両側面パネル、及び奥壁パネル
に天井パネル、床面パネルを取り付け、最後に中棚を取
り付けることで施工することができる。これは、襖を取
り付ける枠体が各パネルに一体に設けられているため
に、従来の、パネル化しただけの場合に比し、作業のさ
らなる簡易化、及びその施工時間の短縮という点が優れ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うなユニット式の押入れは、側面パネル、奥壁パネル、
天井パネル等とパネル化されているものの、現場におい
て、側壁板への側面パネルの取り付け、奥壁板への奥壁
パネルの取り付け等を先に施工するために、ユニット式
の押入れの設置の精度が十分でなく、現状に適さないと
いう欠点があった。
【0007】また、側壁板への側面パネルの取り付け、
奥壁板への奥壁パネルの取り付け等を先に施工するため
に、複数の人によらなければ施工することができないと
いう欠点があった。
【0008】さらに、これら各パネルは規格化された構
造の収納には適するものの、多様化された現在の収納と
しての押入れ、クローゼットとしては、例えば床部分が
変形の場合(例えば、全ての角が直角でない場合、又は
5角形等)に対応することができないという欠点があっ
た。
【0009】そこで、本発明は、このような問題点を鑑
みてなされたものであり、その取り付けが容易で、変形
収納箇所に対応することのできる収納ユニットとその施
工方法を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は上記のよ
うな課題を解決するために、請求項1に記載のように、
底面パネル、左右側面パネル、奥面パネル、及び天井パ
ネルとからなる収納ユニットにおいて、底面パネルが床
面に設けられたパネル枠体と、該パネル枠体の各内側角
に設けられた角度決定板とから構成されていることを特
徴とする。
【0011】具体的には、請求項2に記載のように、パ
ネル枠体の下面側には、パネル枠体の側面に沿って左右
側面パネル、奥面パネル、及び枠体を立設するための設
置体が設けられていることである。
【0012】また、請求項3に記載のように、奥面パネ
ルの各中棚パネル取り付け位置、及び中棚パネルには、
それぞれ同様な溝が形成され、且つ奥面パネル、及び中
棚パネルのそれぞれの溝の形状に応じて形成された水平
案内部材を介して連結されていることである。
【0013】さらに、請求項4に記載のように、奥面パ
ネルが、複数のパネル体より構成され、且つ各パネル体
は隣り合う縦方向の側面にそれぞれ同様な溝が形成さ
れ、しかも溝に応じた形状に形成された垂直案内部材を
介して連結されていることである。
【0014】また、請求項5に記載のように、底面パネ
ルは設置収納部分の床面の形状に応じて、自在に形成さ
れ、また左右側面パネル、奥面パネル、及び天井パネル
は、設置収納部分の形状に応じて形成されていることで
ある。
【0015】また、その施工方法としては、請求項6に
記載のように、予め収納空間床面の各角度に応じた角度
決定板の設けられたパネル枠体を床面に載置する工程
と、該パネル枠体の側面側に沿って左右等の側面パネル
をパネル枠体の下面の設置体に立設する工程と、パネル
枠体の奥面側に沿ってに奥面パネルをパネル枠体の下面
の設置体に立設する工程と、立設した左右等の側面パネ
ル、及び奥面パネルの上方より天井パネルを設ける工程
と、該奥面パネルの水平方向に設けられた溝に沿って水
平案内部材を介して中棚パネルを取り付ける工程と、該
設置体、側面パネル、及び天井パネルに枠体を取り付け
る工程と、前記パネル枠体に床表面板を設ける工程とか
らなることを特徴とする。
【0016】
【作用】即ち、本発明は、コンクリート集合住宅等の押
入れ、及びクローゼット等の収納部のユニット化に関
し、(特に、底面パネル、両側面パネル、及び天井パネ
ルとからなる押入れユニットに関し)底面パネルを床面
の形状に応じて角度調整板を取り付けた型枠と、床表面
パネルから構成することにより、収納部に応じた底面パ
ネルを自在に設置することが可能となる。特に、パネル
枠体の少なくとも1つの角が鈍角状に形成することによ
り、多角形状の変形収納部であっても容易に設置するこ
とができる。即ち、柱により収納部の形状が変形してい
る場合であっても、予め底面パネルを形成しておくこと
で自在に設置することができ、また、梁等がある場合
は、両側面パネル、奥面パネル及び天井パネルを予め形
成しておくことでより自在に設置しておくことができ
る。
【0017】この際、パネル枠体の下面側に設置体が設
けられているために、パネル枠体の側面に沿って該設置
体に左右側面パネル、奥面パネル、及び枠体を立設する
ことができるので施工が容易である。
【0018】これを施工する際は、先ず、床の形状に応
じたパネル枠体を設置することにより、床面にフィット
した状態で設置することができる。そして、このパネル
枠体に沿って、即ち、パネル枠体を基礎として、パネル
枠体の下面側に設けられた設置体に側面パネル、及び奥
面パネルを立設して取り付け、さらに、立設した側面パ
ネル、及び奥面パネルに天井パネルを取り付け、奥面パ
ネルの水平方向に設けられた溝に沿って水平案内部材を
介して中棚パネルを取り付けた後、側面パネル、奥面パ
ネル、及び天井パネルにそれぞれ枠体を取り付け、最後
にパネル枠体に床表面板を設けることで収納ユニットを
形成することができる。このため、少数の人数により短
時間で容易に収納ユニットを形成することができること
となる。
【0019】さらに、収納部分の開口部分の幅に応じ
て、奥面パネルを、複数のパネル体より構成し、各パネ
ル体を隣り合う縦方向の側面の溝に応じた形状に応じて
形成された垂直案内部材を介して連結することで容易に
各パネル体を連結することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を、以
下、図面に基づいて説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態のコン
クリート集合住宅用の押入れユニットの構成を示す概略
側面模式図であり、図2(イ)は、底面パネルに設けら
れている角度調整板を示す概略平面図、(ロ)はその概
略断面図を示す。
【0022】この押入れユニット1は、予め工場で製作
された底面パネル2、側面パネル3、奥面パネル4、天
井パネル5、中棚パネル6、及び襖等を取り付けるため
の敷居の設けられた枠体7とから構成されている。
【0023】底面パネル2は、収納部(押入れ設置部)
の床面の形状に応じたパネル枠体8と、パネル枠体8の
内側に沿って穿設された溝9と、パネル枠体8の内側各
角部分で該当角の角度に応じて形成され、前記溝9に嵌
入された角度調整板10と、パネル枠体8上に載置され
た表面床板11aと、パネル枠体8の形状に沿ってパネ
ル枠体8の下面にビス等で取り付けられた板状の設置体
11bとから構成されている。このため、例えば、収納
部の形状が変形した矩形状であっても収納部の各角の角
度に応じてパネル枠体8、及び角度調整板10を形成す
ることで容易に底面パネル2を形成することができる。
【0024】側面パネル3は、内側に化粧板等用いた
(フラッシュ構造)の所望の厚さの長方形状の側板12
と、該側板12の外周及び水平方向に複数設けられた補
強部材(図示せず)とから構成されている。尚、側面が
上部側が狭くなっている収納部の場合は、当然、その形
状に応じて変形した側面パネル3を形成するものであ
る。
【0025】奥面パネル4は、側面パネル3と同様に内
側に化粧板等用いた(フラッシュ構造)の所望の厚さの
長方形状の側板14と、該側板14の外周及び水平方向
に複数設けられた補強部材15…とから構成されてい
る。奥面パネル4の内側の中棚パネル6を設置する部分
(所定の高さの位置の水平方向)には、水平方向に沿っ
て係合溝16が形成されている。尚、底面パネル2が五
角形の場合、奥面パネル4は2枚として形成される場合
もある。さらに、収納部の開口が6尺の場合は、奥面パ
ネル4は2枚として形成されるものである。
【0026】天井パネル5は、側面パネル3、及び奥面
パネル4の上端側より嵌入して取り付けるべく側面パネ
ル3の上端の長さ、及び奥面パネル4の上端の長さより
短形に形成されている。
【0027】中棚パネル6一端側には、前記奥面パネル
4の溝16に沿って係合すべく同様の係合溝18が形成
され、他端側には前框19が設けられている。
【0028】枠体7は、垂直枠に形成された円弧状の切
欠部(図示せず)に水平枠の突起部(図示せず)を嵌入
することで組立られるべく構成されている。このように
して押入れユニット1が構成されている。次に、上記押
入れユニット1を施工する場合について説明する。
【0029】先ず、コンクリート集合住宅用の押入れ設
置部分の床面に底面パネル2の角度調整板10の設けら
れたパネル枠体8を設置する。この際、床面に直接パネ
ル枠体8を設置するが、例えば、床面にとの距離がある
場合は、パネル枠体8に使用する木材を所望の厚さに変
更したり、一般的に公知な調整体をもちいることも可能
である。
【0030】次に、パネル枠体8に沿って設置体11b
に左右の側面パネル3、及び奥面パネル4を立設してビ
ス等で取り付け、さらに天井パネル5を側面パネル3、
奥面パネル4の内側へ落とし込んでビス等で取り付け
る。これらの作業は全てパネル枠体8のパネル枠体8を
中心に取り付けることで少ない大工の人数で容易に取り
付けできる。
【0031】その後、奥面パネル4の係合溝16に沿っ
て、水平案内部材30を介して中棚パネル6をビス等で
取り付ける。そして、枠体7を取り付けるとともに、パ
ネル枠体8に表面床板11aを取り付けることにより底
面パネル2を形成することで、容易にユニット化された
押入れを施工することが可能となる。
【0032】尚、上記実施例では、押入れのユニットに
対して説明したが、本発明はこれに限定するものでな
く、例えばクローゼット用のユニットでも施工すること
ができる。
【0033】このクローゼット用ユニットの一実施例
は、図3に示す。即ち、図3(イ)はクローゼット用ユ
ニットの概略側面図であり、(ロ)はクローゼット用ユ
ニットの概略平面図を示し、図4(イ)は分割された奥
面パネルの結合部を示す拡大概略断面説明図、(ロ)は
図3(ロ)に使用するパネル枠体、角度調整板、及び設
置体を示す概略平面図である。
【0034】クローゼット用ユニットを施工する場合に
ついて説明する。
【0035】先ず、変形した床面に応じてパネル枠体8
aを形成し、パネル枠体8aの各内側角にそれぞれ角度
調整板10aをそれぞれ取り付ける(この際、1つの角
が鈍角となるために、パネル枠体8aを基準に施工する
ことが重要となる)。
【0036】次に、パネル枠体8aの側面に沿って下面
に取り付けられた設置面11bbに沿って左右の側面パ
ネル3a、及び3枚の奥面パネル4aを取り付け(パネ
ル枠体8aの鈍角部分に沿って)、さらに天井パネル5
aを側面パネル3a、奥面パネル4aの内側へ落とし込
んで取り付ける。これらの作業は全てパネル枠体8aを
中心にして容易に取り付けることができる。
【0037】そして、奥面パネル4aの溝に沿って、水
平案内部材30aを介して中棚パネル6aを取り付け
る。そして、枠体7aを取り付けるとともに、パネル枠
体8aに表面材11aaを取り付けることによりユニッ
ト化されたクローゼットを短時間で施工することができ
る。
【0038】尚、上記実施例のパネル枠体8(8a)
は、斜め状の変形の収納用として形成したが、例えば、
柱等がある場合は、パネル枠体8(8a)を図5、図6
に示すような矩形状の変形として形成することができ
る。即ち、柱部分等の変形部分の収納床の形状に応じて
パネル枠体8aを予め形成することにより、パネル枠体
8(8a)に沿って他のパネル(側面パネル3(3
a)、奥面パネル4(4a)等)の設置を容易に行うこ
とが可能となる。
【0039】又、上記押入れユニット1の実施例では、
天井側に梁がない場合について説明したが、例えば図7
に示すように天井側に梁がある場合は、予め側面パネル
3、奥面パネル4、天井パネル5の形状を梁部分を削っ
て形成しておくことで、上記実施例と同様にスムーズに
押入れユニット1を設置することができる。このように
本発明は、変形した場所であっても予め各パネルを形成
しておくことで自在に設置することができることとな
る。
【0040】又、上記実施例では、設置体11b(11
bb)をパネル枠体8(8a)に沿って板状に下面に取
り付けたが、例えば、図5に示すように、矩形状の板を
必要部分のみパネル枠体8(8a)の下面に取り付ける
ことも可能であり、さらに、一枚の板としてパネル枠体
8(8a)の下面に取り付けることも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の収納ユニ
ット(押入れユニット、又はクローゼットユニット)と
その施工方法によれば、床面に設置する底面パネルに沿
って各パネルを施工することができるのでその施工に時
間(特に、施工時の人数の削減)、及び熟練を要しない
という顕著な効果がある。
【0042】また、柱により変形した床面、又は梁によ
り変形した天井部分の場合等、自在に収納ユニットが形
成可能で、且つ収納部を有効に活用できるように、施工
することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の収納ユニットを示す概略側面模式
図。
【図2】(イ)は底面ユニットの部分平面図、(ロ)は
(イ)のA−A線断面図を示す。
【図3】は本発明の収納ユニットの他実施例を示し
(イ)は概略側面図、(ロ)は概略平面図。
【図4】(イ)は分割された奥面パネルの結合部を示す
拡大概略断面説明図、(ロ)は図3(ロ)に使用するパ
ネル枠体、角度調整板、及び設置体を示す概略平面図で
ある。
【図5】は、パネル枠体、設置体の他実施例を示す概略
平面図である。
【図6】は、パネル枠体、設置体の他実施例を示す概略
平面図である。
【図7】(イ)、(ロ)は、本発明の他実施例としての
変形した押入れユニットを示す概略断面図。
【図8】は、従来の押入れユニットを示す概略断面図。
【符号の説明】
1…押入れユニット
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月25日(2002.1.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は上記のよ
うな課題を解決するために、請求項1に記載のように、
底面パネル、左右側面パネル、奥面パネル、及び天井パ
ネルとからなる収納ユニットにおいて、底面パネルは、
床面に設けられたパネル枠体と、該パネル枠体の各内側
角部分で該内側角の角度に応じて形成された角度決定板
とから形成されていることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、その施工方法としては、請求項2に
記載のように、パネル枠体に沿って左右等の側面パネル
を立設する工程と、パネル枠体の奥面側に沿ってに奥面
パネルを立設する工程と、立設した左右等の側面パネ
ル、及び奥面パネルの上方より天井パネルを設ける工程
と、該奥面パネルの水平方向に設けられた溝に沿って中
棚パネルを取り付ける工程とからなる収納ユニットの施
工方法において、前記パネル枠体を設置する際、予め収
納空間床面の各角度に応じた角度決定板をパネル枠体の
各内側角部分に設けてパネル枠体を形成した後、各パネ
ルを設置することを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【作用】即ち、本発明は、コンクリート集合住宅等の押
入れ、及びクローゼット等の収納部のユニット化に関
し、(特に、底面パネル、両側面パネル、及び天井パネ
ルとからなる押入れユニットに関し)底面パネルを床面
の形状に応じて角度決定板を取り付けた型枠と、床表面
パネルから構成することにより、収納部に応じた底面パ
ネルを自在に設置することが可能となる。特に、パネル
枠体の少なくとも1つの角が鈍角状に形成することによ
り、多角形状の変形収納部であっても容易に設置するこ
とができる。即ち、柱により収納部の形状が変形してい
る場合であっても、予め底面パネルを形成しておくこと
で自在に設置することができ、また、梁等がある場合
は、両側面パネル、奥面パネル及び天井パネルを予め形
成しておくことでより自在に設置しておくことができ
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】底面パネル2は、収納部(押入れ設置部)
の床面の形状に応じたパネル枠体8と、パネル枠体8の
内側に沿って穿設された溝9と、パネル枠体8の内側各
角部分で該当角の角度に応じて形成され、前記溝9に嵌
入された角度決定板10と、パネル枠体8上に載置され
た表面床板11aと、パネル枠体8の形状に沿ってパネ
ル枠体8の下面にビス等で取り付けられた板状の設置体
11bとから構成されている。このため、例えば、収納
部の形状が変形した矩形状であっても収納部の各角の角
度に応じてパネル枠体8、及び角度決定板10を形成す
ることで容易に底面パネル2を形成することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】先ず、コンクリート集合住宅用の押入れ設
置部分の床面に底面パネル2の角度決定板10の設けら
れたパネル枠体8を設置する。この際、床面に直接パネ
ル枠体8を設置するが、例えば、床面にとの距離がある
場合は、パネル枠体8に使用する木材を所望の厚さに変
更したり、一般的に公知な調整体をもちいることも可能
である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】このクローゼット用ユニットの一実施例
は、図3に示す。即ち、図3(イ)はクローゼット用ユ
ニットの概略側面図であり、(ロ)はクローゼット用ユ
ニットの概略平面図を示し、図4(イ)は分割された奥
面パネルの結合部を示す拡大概略断面説明図、(ロ)は
図3(ロ)に使用するパネル枠体、角度決定板、及び設
置体を示す概略平面図である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】先ず、変形した床面に応じてパネル枠体8
aを形成し、パネル枠体8aの各内側角にそれぞれ角度
決定板10aをそれぞれ取り付ける(この際、1つの角
が鈍角となるために、パネル枠体8aを基準に施工する
ことが重要となる)。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の収納ユニットを示す概略側面模式
図。
【図2】(イ)は底面ユニットの部分平面図、(ロ)は
(イ)のA−A線断面図を示す。
【図3】は本発明の収納ユニットの他実施例を示し
(イ)は概略側面図、(ロ)は概略平面図。
【図4】(イ)は分割された奥面パネルの結合部を示す
拡大概略断面説明図、(ロ)は図3(ロ)に使用するパ
ネル枠体、角度決定板、及び設置体を示す概略平面図で
ある。
【図5】は、パネル枠体、設置体の他実施例を示す概略
平面図である。
【図6】は、パネル枠体、設置体の他実施例を示す概略
平面図である。
【図7】(イ)、(ロ)は、本発明の他実施例としての
変形した押入れユニットを示す概略断面図。
【図8】は、従来の押入れユニットを示す概略断面図。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面パネル、左右側面パネル、奥面パネ
    ル、及び天井パネルとからなる収納ユニットにおいて、
    底面パネルは、床面に設けられたパネル枠体と、該パネ
    ル枠体の各内側角に設けられた角度決定板とから構成さ
    れていることを特徴とする収納ユニット。
  2. 【請求項2】 パネル枠体の下面側には、パネル枠体の
    側面に沿って左右側面パネル、奥面パネル、及び枠体を
    立設するための設置体が設けられている請求項1記載の
    収納ユニット。
  3. 【請求項3】 奥面パネルの各中棚パネル取り付け位
    置、及び中棚パネルには、それぞれ同様な溝が形成さ
    れ、且つ奥面パネル、及び中棚パネルのそれぞれの溝の
    形状に応じて形成された水平案内部材を介して連結され
    ている請求項1又は2に記載の収納ユニット。
  4. 【請求項4】 奥面パネルが、複数のパネル体より構成
    され、且つ各パネル体は隣り合う縦方向の側面にそれぞ
    れ同様な溝が形成され、しかも溝に応じた形状に形成さ
    れた垂直案内部材を介して連結されている請求項1乃至
    3いずれかに記載の収納ユニット。
  5. 【請求項5】 底面パネルは設置収納部分の床面の形状
    に応じて、自在に形成され、また左右側面パネル、奥面
    パネル、及び天井パネルは、設置収納部分の形状に応じ
    て形成されている請求項1乃至4いずれかに記載の収納
    ユニット。
  6. 【請求項6】 予め収納空間床面の各角度に応じた角度
    決定板の設けられたパネル枠体を床面に載置する工程
    と、 該パネル枠体の側面側に沿って左右等の側面パネルをパ
    ネル枠体の下面の設置体に立設する工程と、 パネル枠体の奥面側に沿ってに奥面パネルをパネル枠体
    の下面の設置体に立設する工程と、 立設した左右等の側面パネル、及び奥面パネルの上方よ
    り天井パネルを設ける工程と、 該奥面パネルの水平方向に設けられた溝に沿って水平案
    内部材を介して中棚パネルを取り付ける工程と、 該設置体、側面パネル、及び天井パネルに枠体を取り付
    ける工程と、 前記パネル枠体に床表面板を設ける工程とからなること
    を特徴とする収納ユニットの施工方法。
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