JP2002235190A - 給水給湯用Sn被覆銅合金溶接管及びその製造方法 - Google Patents
給水給湯用Sn被覆銅合金溶接管及びその製造方法Info
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- JP2002235190A JP2002235190A JP2001031041A JP2001031041A JP2002235190A JP 2002235190 A JP2002235190 A JP 2002235190A JP 2001031041 A JP2001031041 A JP 2001031041A JP 2001031041 A JP2001031041 A JP 2001031041A JP 2002235190 A JP2002235190 A JP 2002235190A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 銅又は銅合金からなり、内面に均一でピンホ
ール欠陥がないSn皮膜が形成され、耐食性が優れた給
水給湯用Sn被覆銅合金溶接管を提供する。 【解決手段】 銅又は銅合金からなる条材の少なくとも
一方の面に、電気めっき法、溶射法又は浸漬法等により
厚さが0.5乃至20μmのSn皮膜を形成し、この条
材をSn皮膜が形成されている面が内側になるようにし
て湾曲させ、幅方向の両端縁を突き合わせて溶接して溶
接管を形成し、この溶接管にリフロー処理を施し、Sn
被覆銅合金溶接管を製造する。
ール欠陥がないSn皮膜が形成され、耐食性が優れた給
水給湯用Sn被覆銅合金溶接管を提供する。 【解決手段】 銅又は銅合金からなる条材の少なくとも
一方の面に、電気めっき法、溶射法又は浸漬法等により
厚さが0.5乃至20μmのSn皮膜を形成し、この条
材をSn皮膜が形成されている面が内側になるようにし
て湾曲させ、幅方向の両端縁を突き合わせて溶接して溶
接管を形成し、この溶接管にリフロー処理を施し、Sn
被覆銅合金溶接管を製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水及び給湯用に
使用される銅合金管及びその製造方法に関し、特に、内
面に錫がめっきされ耐食性の向上を図った給水給湯用S
n被覆銅合金溶接管及びその製造方法に関する。
使用される銅合金管及びその製造方法に関し、特に、内
面に錫がめっきされ耐食性の向上を図った給水給湯用S
n被覆銅合金溶接管及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、給水及び給湯用の管として銅
管が使用されている。しかしながら、通水される水の水
質によっては、管の内面に孔食が発生し、漏水等のトラ
ブルを生じる場合がある。孔食を発生しやすい配管に
は、例えば、ヨーロッパ等の地域で産出される硬水、軟
水でマトソン比が高い給湯配管、pHが低く遊離炭酸濃
度が高い井戸水及びFe、Zn等の浮遊物が多い循環水
を通水するファンコイルユニット等の配管がある。
管が使用されている。しかしながら、通水される水の水
質によっては、管の内面に孔食が発生し、漏水等のトラ
ブルを生じる場合がある。孔食を発生しやすい配管に
は、例えば、ヨーロッパ等の地域で産出される硬水、軟
水でマトソン比が高い給湯配管、pHが低く遊離炭酸濃
度が高い井戸水及びFe、Zn等の浮遊物が多い循環水
を通水するファンコイルユニット等の配管がある。
【0003】また、通水される水のpH値が低い場合
は、銅管の内面に銅の酸化皮膜が生成しにくくなり、銅
管の内面から銅イオンが溶出し、青水と呼ばれる現象が
発生することがある。青水とは、銅管から溶出した銅イ
オンが数ppmの濃度で管内を流通する水に混入し、石
鹸等の脂肪酸と化合して金属石鹸が生成し、浴槽及び洗
面台等が青く着色される現象のことである。水自体が青
いと勘違いされ、青水と呼ばれている。
は、銅管の内面に銅の酸化皮膜が生成しにくくなり、銅
管の内面から銅イオンが溶出し、青水と呼ばれる現象が
発生することがある。青水とは、銅管から溶出した銅イ
オンが数ppmの濃度で管内を流通する水に混入し、石
鹸等の脂肪酸と化合して金属石鹸が生成し、浴槽及び洗
面台等が青く着色される現象のことである。水自体が青
いと勘違いされ、青水と呼ばれている。
【0004】孔食を防止する技術として、特開平6−1
84669号公報には、銅管を構成する銅にZrを添加
し、更に必要に応じてSn、Ag、Ti及びR等を添加
し、銅を合金化する技術が開示されている。
84669号公報には、銅管を構成する銅にZrを添加
し、更に必要に応じてSn、Ag、Ti及びR等を添加
し、銅を合金化する技術が開示されている。
【0005】また、特許第2544678号公報には、
銅管の孔食及び銅イオンの溶出を防止するために、無電
解めっき法、即ち、置換めっき法又は化学還元めっき法
により、銅管の内面にSnめっき皮膜を形成する技術が
開示されている。
銅管の孔食及び銅イオンの溶出を防止するために、無電
解めっき法、即ち、置換めっき法又は化学還元めっき法
により、銅管の内面にSnめっき皮膜を形成する技術が
開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術には以下に示すような問題点がある。特開平
6−184669号公報に記載されているように、銅管
の素材となる銅にZrを添加して合金化すると、銅合金
の加工性が低下し、造管性が損なわれるという問題点が
ある。また、銅にZrを添加して合金化すると銅合金の
表面に形成される酸化皮膜が厚くなり、硬ろう及びはん
だ等のろう付け性が低下するという問題点もある。
従来の技術には以下に示すような問題点がある。特開平
6−184669号公報に記載されているように、銅管
の素材となる銅にZrを添加して合金化すると、銅合金
の加工性が低下し、造管性が損なわれるという問題点が
ある。また、銅にZrを添加して合金化すると銅合金の
表面に形成される酸化皮膜が厚くなり、硬ろう及びはん
だ等のろう付け性が低下するという問題点もある。
【0007】一方、特許第2544678号公報に開示
されている技術については、無電解めっき法により形成
されたSn皮膜には、ピンホール欠陥が発生しやすいと
いう問題点がある。ピンホール欠陥が発生すると孔食が
発生し、良好な耐食性を維持できなくなる。
されている技術については、無電解めっき法により形成
されたSn皮膜には、ピンホール欠陥が発生しやすいと
いう問題点がある。ピンホール欠陥が発生すると孔食が
発生し、良好な耐食性を維持できなくなる。
【0008】また、長尺の銅管の内面にSnめっきを施
す場合、めっき液の液抜き、乾燥時間のばらつき等によ
り、不均一なめっき皮膜になりやすいという問題点があ
る。Snめっき皮膜が不均一になると、Snめっき皮膜
が薄い部分又はSnめっき皮膜が形成されていない部分
が発生し、このような部分において孔食が発生してしま
う。
す場合、めっき液の液抜き、乾燥時間のばらつき等によ
り、不均一なめっき皮膜になりやすいという問題点があ
る。Snめっき皮膜が不均一になると、Snめっき皮膜
が薄い部分又はSnめっき皮膜が形成されていない部分
が発生し、このような部分において孔食が発生してしま
う。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、銅又は銅合金(以下、銅合金という)から
なり、内面に均一でピンホール欠陥がないSn又はSn
酸化物からなる皮膜が形成され、耐食性が優れた給水給
湯用Sn被覆銅合金溶接管を提供することを目的とす
る。
のであって、銅又は銅合金(以下、銅合金という)から
なり、内面に均一でピンホール欠陥がないSn又はSn
酸化物からなる皮膜が形成され、耐食性が優れた給水給
湯用Sn被覆銅合金溶接管を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る給水給湯用
Sn被覆銅合金溶接管は、銅又は銅合金からなる溶接管
と、この溶接管の内面に形成されたSn又はSn酸化物
からなる皮膜と、を有し、前記溶接管は少なくとも一方
の面にSn又はSn酸化物からなる皮膜が形成された条
材をその皮膜形成面を内側にして湾曲させて端縁を溶接
して形成されていることを特徴とする。
Sn被覆銅合金溶接管は、銅又は銅合金からなる溶接管
と、この溶接管の内面に形成されたSn又はSn酸化物
からなる皮膜と、を有し、前記溶接管は少なくとも一方
の面にSn又はSn酸化物からなる皮膜が形成された条
材をその皮膜形成面を内側にして湾曲させて端縁を溶接
して形成されていることを特徴とする。
【0011】本発明においては、溶接管の内面にSn又
はSn酸化物からなる皮膜(以下、総称してSn皮膜と
いう)を形成することにより、溶接管の内部を流通する
水が溶接管を構成する銅又は銅合金に接触することを防
止し、孔食の発生を抑制することができる。なお、本発
明において銅合金溶接管といった場合は、銅合金からな
る溶接管の他に、純銅からなる溶接管も含むものであ
る。
はSn酸化物からなる皮膜(以下、総称してSn皮膜と
いう)を形成することにより、溶接管の内部を流通する
水が溶接管を構成する銅又は銅合金に接触することを防
止し、孔食の発生を抑制することができる。なお、本発
明において銅合金溶接管といった場合は、銅合金からな
る溶接管の他に、純銅からなる溶接管も含むものであ
る。
【0012】また、前記銅合金はZnを0.05質量%
以上含有することができる。これにより、銅合金とSn
皮膜の間におけるCu−Sn化合物のε相の形成を抑制
し、被覆されたSn皮膜の密着性を長時間安定に保つこ
とができる。
以上含有することができる。これにより、銅合金とSn
皮膜の間におけるCu−Sn化合物のε相の形成を抑制
し、被覆されたSn皮膜の密着性を長時間安定に保つこ
とができる。
【0013】更に、Snからなる皮膜の厚さは、0.5
乃至20μmであることが好ましい。これにより、Sn
皮膜におけるピンホール欠陥の発生及び膜厚の不均一の
発生をより確実に防止することができると共に、溶接後
においては溶接部をSn皮膜により被覆することがで
き、溶接部における接合不良及び皮膜欠陥の発生を確実
に防止できる。
乃至20μmであることが好ましい。これにより、Sn
皮膜におけるピンホール欠陥の発生及び膜厚の不均一の
発生をより確実に防止することができると共に、溶接後
においては溶接部をSn皮膜により被覆することがで
き、溶接部における接合不良及び皮膜欠陥の発生を確実
に防止できる。
【0014】本発明に係る給水給湯用Sn被覆銅合金溶
接管の製造方法は、銅又は銅合金からなる条材の少なく
とも一方の面にSn又はSn酸化物からなる皮膜を形成
する工程と、前記条材を前記皮膜が形成された面が内側
になるように湾曲させ前記条材の幅方向の端縁を突き合
せる工程と、前記突き合せた端縁を溶接して溶接管を形
成する工程と、を有することを特徴とする。
接管の製造方法は、銅又は銅合金からなる条材の少なく
とも一方の面にSn又はSn酸化物からなる皮膜を形成
する工程と、前記条材を前記皮膜が形成された面が内側
になるように湾曲させ前記条材の幅方向の端縁を突き合
せる工程と、前記突き合せた端縁を溶接して溶接管を形
成する工程と、を有することを特徴とする。
【0015】本発明においては、条材にSn皮膜を形成
した後、この条材を溶接して溶接管を形成することによ
り、管を製管後その内面にSn皮膜を形成する場合のよ
うにめっき液の液抜き、乾燥時間のばらつき等によるS
n皮膜の不均一が発生せず、均一なSn皮膜を形成する
ことができる。これにより、給水給湯用Sn被覆銅合金
溶接管の耐食性(耐孔食性)を向上させることができ
る。
した後、この条材を溶接して溶接管を形成することによ
り、管を製管後その内面にSn皮膜を形成する場合のよ
うにめっき液の液抜き、乾燥時間のばらつき等によるS
n皮膜の不均一が発生せず、均一なSn皮膜を形成する
ことができる。これにより、給水給湯用Sn被覆銅合金
溶接管の耐食性(耐孔食性)を向上させることができ
る。
【0016】また、前記突き合せた端縁を溶接して溶接
管を形成する工程の後に、前記溶接管にリフロー処理を
施す工程を有することができる。
管を形成する工程の後に、前記溶接管にリフロー処理を
施す工程を有することができる。
【0017】これにより、Sn皮膜の均一性をより向上
させることができ、めっき部分のピンホール欠陥の発生
をより確実に防止することができる。
させることができ、めっき部分のピンホール欠陥の発生
をより確実に防止することができる。
【0018】更に、前記Sn皮膜を被覆する方法は、電
気めっき法、溶射法又は浸漬処理法のいずれかであるこ
とが好ましい。
気めっき法、溶射法又は浸漬処理法のいずれかであるこ
とが好ましい。
【0019】これにより、無電解めっき法と比較して、
Sn皮膜を厚く形成することが容易になる。Sn皮膜を
厚く形成することにより、Sn皮膜におけるピンホール
欠陥の発生及び膜厚の不均一をより確実に防止すること
ができる。また、溶接管の溶接時にSn皮膜を溶解さ
せ、この溶解したSnにより溶接部を被覆することが容
易になり、溶接部における接合不良及び皮膜欠陥の発生
を確実に防止することができる。なお、製管後にリフロ
ー処理を行う場合は、無電解めっき法によりSn皮膜を
形成してもよい。
Sn皮膜を厚く形成することが容易になる。Sn皮膜を
厚く形成することにより、Sn皮膜におけるピンホール
欠陥の発生及び膜厚の不均一をより確実に防止すること
ができる。また、溶接管の溶接時にSn皮膜を溶解さ
せ、この溶解したSnにより溶接部を被覆することが容
易になり、溶接部における接合不良及び皮膜欠陥の発生
を確実に防止することができる。なお、製管後にリフロ
ー処理を行う場合は、無電解めっき法によりSn皮膜を
形成してもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について具
体的に説明する。先ず、本実施例に係る給水給湯用Sn
被覆銅合金溶接管の構成について説明する。本実施例の
Sn被覆銅合金溶接管は、りん脱酸銅、又はCu−Zn
合金、OFC(Oxygen Free Copper:無酸素銅)、Cu
−Fe−P合金、Cu−Sn−P合金、Cu−Cr合
金、Cu−Zr合金等の銅合金からなる溶接管の内面
に、厚さが0.5乃至20μmのSn皮膜が形成されて
いる。このSn皮膜の組成は、Fe、Ni、Cu、Z
n、C、Co及びSの含有量が合計で1質量%以下であ
り、また、Pb、Bi、As、Sb、Se及びTeの含
有量が合計で0.1質量%以下である。
体的に説明する。先ず、本実施例に係る給水給湯用Sn
被覆銅合金溶接管の構成について説明する。本実施例の
Sn被覆銅合金溶接管は、りん脱酸銅、又はCu−Zn
合金、OFC(Oxygen Free Copper:無酸素銅)、Cu
−Fe−P合金、Cu−Sn−P合金、Cu−Cr合
金、Cu−Zr合金等の銅合金からなる溶接管の内面
に、厚さが0.5乃至20μmのSn皮膜が形成されて
いる。このSn皮膜の組成は、Fe、Ni、Cu、Z
n、C、Co及びSの含有量が合計で1質量%以下であ
り、また、Pb、Bi、As、Sb、Se及びTeの含
有量が合計で0.1質量%以下である。
【0021】以下、本発明の各構成要件の数値限定理由
について説明する。
について説明する。
【0022】銅合金におけるZn含有量:0.05質量
%以上 銅合金にZnを0.05質量%以上含有させることによ
って、条材と皮膜との間におけるCu−Sn化合物のε
相の形成が抑制され、被覆されたSn皮膜の密着性を長
時間安定に保つことができる。従って、銅合金にはZn
を0.05質量%以上含有させることが好ましい。
%以上 銅合金にZnを0.05質量%以上含有させることによ
って、条材と皮膜との間におけるCu−Sn化合物のε
相の形成が抑制され、被覆されたSn皮膜の密着性を長
時間安定に保つことができる。従って、銅合金にはZn
を0.05質量%以上含有させることが好ましい。
【0023】Sn皮膜の厚さ:0.5乃至20μm Sn皮膜の厚さを0.5μm以上とすることにより、ピ
ンホール欠陥の発生及び膜厚の不均一の発生をより確実
に防止することができ、耐食性をより向上させることが
できる。また、溶接管を製造する際の溶接時においてS
n皮膜が溶融し、このSn溶融液の表面張力により溶接
部がSnで被覆され、溶接部の皮膜欠陥及び接合不良が
なくなる。Sn皮膜の厚さを0.5μm以上とすること
によりこの効果が確実になり、1μm以上とすることに
より前記効果がより確実になる。一方、Sn皮膜の厚さ
が20μmを超えると前記効果が飽和すると共に、Sn
被覆銅合金溶接管の製造コストが高くなる。従って、S
n皮膜の厚さの好適範囲は0.5乃至20μmであり、
より好ましくは1乃至20μmである。
ンホール欠陥の発生及び膜厚の不均一の発生をより確実
に防止することができ、耐食性をより向上させることが
できる。また、溶接管を製造する際の溶接時においてS
n皮膜が溶融し、このSn溶融液の表面張力により溶接
部がSnで被覆され、溶接部の皮膜欠陥及び接合不良が
なくなる。Sn皮膜の厚さを0.5μm以上とすること
によりこの効果が確実になり、1μm以上とすることに
より前記効果がより確実になる。一方、Sn皮膜の厚さ
が20μmを超えると前記効果が飽和すると共に、Sn
被覆銅合金溶接管の製造コストが高くなる。従って、S
n皮膜の厚さの好適範囲は0.5乃至20μmであり、
より好ましくは1乃至20μmである。
【0024】Sn皮膜におけるFe、Ni、Cu、Z
n、C、Co及びSの含有量の合計:1質量%以下 上記元素はSnの精製過程において不可避的に混入する
ものであるが、これらの元素の含有量が多すぎるとSn
皮膜の耐食性が低下する。上記元素の含有量が合計で1
質量%以下であれば、Sn皮膜の耐食性に影響を与えな
いため、これらの元素の含有量は合計で1質量%以下で
あることが好ましい。
n、C、Co及びSの含有量の合計:1質量%以下 上記元素はSnの精製過程において不可避的に混入する
ものであるが、これらの元素の含有量が多すぎるとSn
皮膜の耐食性が低下する。上記元素の含有量が合計で1
質量%以下であれば、Sn皮膜の耐食性に影響を与えな
いため、これらの元素の含有量は合計で1質量%以下で
あることが好ましい。
【0025】Sn皮膜におけるPb、Bi、As、S
b、Se及びTeの含有量の合計:0.1質量%以下 これらの元素もSnの精製過程において不可避的に混入
するものであるが、これらの元素は人体に有害であるた
め、その含有量は可及的に少ない方が好ましい。これら
の元素の含有量が合計で0.1質量%以下であれば、人
体への影響は認められないため、これらの元素の含有量
は合計で0.1質量%以下であることが好ましい。
b、Se及びTeの含有量の合計:0.1質量%以下 これらの元素もSnの精製過程において不可避的に混入
するものであるが、これらの元素は人体に有害であるた
め、その含有量は可及的に少ない方が好ましい。これら
の元素の含有量が合計で0.1質量%以下であれば、人
体への影響は認められないため、これらの元素の含有量
は合計で0.1質量%以下であることが好ましい。
【0026】次に、本実施例に係る給水給湯用Sn被覆
銅合金溶接管の製造方法について説明する。溶接管の素
材となる条材を構成する材料には、りん脱酸銅、OF
C、又はCu−Zn合金、Cu−Fe−P合金、Cu−
Sn−P合金、Cu−Cr合金等の高周波溶接が可能な
銅合金が使用できる。また、Cu−Zr合金も高周波溶
接が可能であるため、造管性及び造管後のろう付け性を
害しない限りにおいて使用することができる。
銅合金溶接管の製造方法について説明する。溶接管の素
材となる条材を構成する材料には、りん脱酸銅、OF
C、又はCu−Zn合金、Cu−Fe−P合金、Cu−
Sn−P合金、Cu−Cr合金等の高周波溶接が可能な
銅合金が使用できる。また、Cu−Zr合金も高周波溶
接が可能であるため、造管性及び造管後のろう付け性を
害しない限りにおいて使用することができる。
【0027】先ず、前記成分の材料を溶解して鋳塊を作
製し、この鋳塊を熱間圧延し、冷間圧延後、JISH3
100に記載されているO、H又は1/2Hに相当する
機械的性質を持つように調質し、条材を製造する。
製し、この鋳塊を熱間圧延し、冷間圧延後、JISH3
100に記載されているO、H又は1/2Hに相当する
機械的性質を持つように調質し、条材を製造する。
【0028】次に、このようにして製造された条材の片
面又は両面に、Sn皮膜を形成する。Sn皮膜の形成方
法は、電気めっき法、溶射法又は溶融Sn中に条材を連
続的に通過させてSn皮膜を形成する浸漬法等が好適で
ある。このとき、Sn皮膜が所定の組成になるようにめ
っき浴、溶射原料又は溶融Snの成分を調整する。
面又は両面に、Sn皮膜を形成する。Sn皮膜の形成方
法は、電気めっき法、溶射法又は溶融Sn中に条材を連
続的に通過させてSn皮膜を形成する浸漬法等が好適で
ある。このとき、Sn皮膜が所定の組成になるようにめ
っき浴、溶射原料又は溶融Snの成分を調整する。
【0029】次に、この条材を、Sn皮膜が形成されて
いる面が内側になるようにして湾曲させ、幅方向の両端
縁を突き合わせて溶接し、溶接管を形成する。溶接方法
は、例えば、高周波溶接法が好適である。このとき、溶
接方向は管の軸方向に平行とする。溶接管の外径は例え
ば4乃至25mm、管肉厚は例えば0.1乃至1.2m
mとする。
いる面が内側になるようにして湾曲させ、幅方向の両端
縁を突き合わせて溶接し、溶接管を形成する。溶接方法
は、例えば、高周波溶接法が好適である。このとき、溶
接方向は管の軸方向に平行とする。溶接管の外径は例え
ば4乃至25mm、管肉厚は例えば0.1乃至1.2m
mとする。
【0030】その後、必要に応じてこの溶接管にリフロ
ー処理を施し、直管状又はコイル状のSn被覆銅合金溶
接管を製造する。
ー処理を施し、直管状又はコイル状のSn被覆銅合金溶
接管を製造する。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例の効果について、その
特許請求の範囲から外れる比較例と比較して具体的に説
明する。
特許請求の範囲から外れる比較例と比較して具体的に説
明する。
【0032】第1試験例 先ず、本試験例におけるSn被覆銅合金溶接管の製造方
法について説明する。先ず、りん脱酸銅からなる素材を
溶解して鋳塊を作製し、この鋳塊を熱間圧延し、冷間圧
延後、調質して条材を製造した。
法について説明する。先ず、りん脱酸銅からなる素材を
溶解して鋳塊を作製し、この鋳塊を熱間圧延し、冷間圧
延後、調質して条材を製造した。
【0033】次に、この条材の表面に電気めっき法によ
り、Snからなるめっき皮膜を形成した。このとき、比
較のため、一部の条材にはSn皮膜を形成しなかった。
Snめっき液の組成を表1に示す。また、電気めっき条
件を表2に示し、Sn皮膜の厚さを表3に示す。なお、
Sn皮膜の厚さは、断面観察により測定した。
り、Snからなるめっき皮膜を形成した。このとき、比
較のため、一部の条材にはSn皮膜を形成しなかった。
Snめっき液の組成を表1に示す。また、電気めっき条
件を表2に示し、Sn皮膜の厚さを表3に示す。なお、
Sn皮膜の厚さは、断面観察により測定した。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】次に、この条材を、幅方向に湾曲させ、幅
方向の両端縁を突き合わせて高周波溶接し、外径が1
2.7mm、管肉厚が0.7mmのSn被覆りん脱酸銅
製溶接管を製造した。
方向の両端縁を突き合わせて高周波溶接し、外径が1
2.7mm、管肉厚が0.7mmのSn被覆りん脱酸銅
製溶接管を製造した。
【0037】このようにして製造したSn被覆銅合金溶
接管を使用し、孔食発生地域において12ヶ月間の流水
試験を実施した。流水試験終了後、この溶接管を軸方向
に沿って半割し、管の内面における孔食の発生の有無及
び最大孔食深さを調査した。耐食性の評価は、最大孔食
深さが0.02mm以下の溶接管を良好(○)、0.0
2mmを超える溶接管を不良(×)とした。評価結果を
表3に示す。
接管を使用し、孔食発生地域において12ヶ月間の流水
試験を実施した。流水試験終了後、この溶接管を軸方向
に沿って半割し、管の内面における孔食の発生の有無及
び最大孔食深さを調査した。耐食性の評価は、最大孔食
深さが0.02mm以下の溶接管を良好(○)、0.0
2mmを超える溶接管を不良(×)とした。評価結果を
表3に示す。
【0038】
【表3】
【0039】表3において、No.1乃至5は本発明の
実施例である。実施例No.1乃至5においては、条材
の表面にSn皮膜を形成し、その条材を溶接して内面に
Sn皮膜が形成された溶接管を製造したため、耐食性が
優れていた。
実施例である。実施例No.1乃至5においては、条材
の表面にSn皮膜を形成し、その条材を溶接して内面に
Sn皮膜が形成された溶接管を製造したため、耐食性が
優れていた。
【0040】これに対して、No.6は比較例である。
比較例No.6は内面にSn皮膜が形成されていないた
め耐食性が劣り、最大孔食深さは0.65mmにも達し
ていた。
比較例No.6は内面にSn皮膜が形成されていないた
め耐食性が劣り、最大孔食深さは0.65mmにも達し
ていた。
【0041】第2試験例 前記第1試験例と同様な方法により、りん脱酸銅からな
る条材を製造した。次に、この条材の片面に溶射により
Sn皮膜を形成した。このとき、比較のため、一部の条
材にはSn皮膜を形成しなかった。
る条材を製造した。次に、この条材の片面に溶射により
Sn皮膜を形成した。このとき、比較のため、一部の条
材にはSn皮膜を形成しなかった。
【0042】次に、この条材を、Sn皮膜形成面が内側
になるように幅方向に湾曲させ、幅方向の両端縁を突き
合わせて高周波溶接し、外径が12.7mm、管肉厚が
0.7mmのSn被覆りん脱酸銅製溶接管を製造した。
になるように幅方向に湾曲させ、幅方向の両端縁を突き
合わせて高周波溶接し、外径が12.7mm、管肉厚が
0.7mmのSn被覆りん脱酸銅製溶接管を製造した。
【0043】その後、一部のSn被覆りん脱酸銅製溶接
管にリフロー処理を施した。リフロー処理の条件は、加
熱温度を600℃、加熱時間を30秒とした。
管にリフロー処理を施した。リフロー処理の条件は、加
熱温度を600℃、加熱時間を30秒とした。
【0044】また、比較のため、表面にSn皮膜をめっ
きしていない条材を使用して溶接管を製造した後、管の
状態で無電解Snめっきを行い、膜厚1μmに成膜した
例を加えた(表4のNo.13参照)。
きしていない条材を使用して溶接管を製造した後、管の
状態で無電解Snめっきを行い、膜厚1μmに成膜した
例を加えた(表4のNo.13参照)。
【0045】このようにして製造したSn被覆銅合金溶
接管を、孔食発生地域において12ヶ月間の流水試験を
実施した。流水試験終了後、この溶接管を軸方向に沿っ
て半割し、管の内面における孔食発生の有無及び最大孔
食深さを調査した。耐食性の評価は、最大孔食深さが
0.02mm以下の溶接管を良好(○)、0.02mm
を超える溶接管を不良(×)とした。更に、最大孔食深
さが0.01μmに達していない溶接管を最良(◎)と
した。評価結果を表4に示す。
接管を、孔食発生地域において12ヶ月間の流水試験を
実施した。流水試験終了後、この溶接管を軸方向に沿っ
て半割し、管の内面における孔食発生の有無及び最大孔
食深さを調査した。耐食性の評価は、最大孔食深さが
0.02mm以下の溶接管を良好(○)、0.02mm
を超える溶接管を不良(×)とした。更に、最大孔食深
さが0.01μmに達していない溶接管を最良(◎)と
した。評価結果を表4に示す。
【0046】
【表4】
【0047】表4におけるNo.7乃至11は本発明の
実施例である。実施例No.7乃11は、条材の表面に
Sn皮膜を形成し、その条材を溶接して内面にSn皮膜
が形成された溶接管を製造したため、耐食性が優れてい
た。特に、実施例No.8及び9は、リフロー処理が施
されているため皮膜の欠陥が全くなく、最大孔食深さが
0.01mmに達しないほど耐食性が優れていた。
実施例である。実施例No.7乃11は、条材の表面に
Sn皮膜を形成し、その条材を溶接して内面にSn皮膜
が形成された溶接管を製造したため、耐食性が優れてい
た。特に、実施例No.8及び9は、リフロー処理が施
されているため皮膜の欠陥が全くなく、最大孔食深さが
0.01mmに達しないほど耐食性が優れていた。
【0048】これに対して、No.12及び13は比較
例である。比較例No.12は内面にSn皮膜が形成さ
れていないため、耐食性が劣っていた。また、比較例N
o.13は、表面にSn皮膜が形成されていない条材を
使用して溶接管を製造後、無電解めっき法によりSn皮
膜を形成したため、皮膜にピンホールが生成しており、
耐食性が劣っていた。
例である。比較例No.12は内面にSn皮膜が形成さ
れていないため、耐食性が劣っていた。また、比較例N
o.13は、表面にSn皮膜が形成されていない条材を
使用して溶接管を製造後、無電解めっき法によりSn皮
膜を形成したため、皮膜にピンホールが生成しており、
耐食性が劣っていた。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
銅合金管の内面に均一でピンホール欠陥がないSn皮膜
を形成することができる。これにより、耐食性が優れた
給水給湯用Sn被覆銅合金溶接管を得ることができる。
銅合金管の内面に均一でピンホール欠陥がないSn皮膜
を形成することができる。これにより、耐食性が優れた
給水給湯用Sn被覆銅合金溶接管を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23C 2/40 C23C 2/40 4/08 4/08 4/18 4/18 C25D 5/50 C25D 5/50 F16L 9/02 F16L 9/02 Fターム(参考) 3H111 AA01 BA04 BA05 CA07 CB14 CB22 DA08 DB03 EA01 EA02 EA16 4K024 AA07 AB01 BA09 BB15 BC01 BC05 DB02 DB10 GA04 4K027 AA02 AA05 AA25 AB05 AB46 AC72 AC86 AE03 AE21 4K031 AA01 AA05 AB02 CB31 FA01 FA13
Claims (9)
- 【請求項1】 銅又は銅合金からなる溶接管と、この溶
接管の内面に形成されたSn又はSn酸化物からなる皮
膜と、を有し、前記溶接管は少なくとも一方の面にSn
又はSn酸化物からなる皮膜が形成された条材をその皮
膜形成面を内側にして湾曲させて端縁を溶接して形成さ
れていることを特徴とする給水給湯用Sn被覆銅合金溶
接管。 - 【請求項2】 前記銅合金はZnを0.05質量%以上
含有することを特徴とする請求項1に記載の給水給湯用
Sn被覆銅合金溶接管。 - 【請求項3】 前記Sn又はSn酸化物からなる皮膜の
厚さが0.5乃至20μmであることを特徴とする請求
項1又は2に記載の給水給湯用Sn被覆銅合金溶接管。 - 【請求項4】 前記Sn又はSn酸化物からなる皮膜
は、Fe、Ni、Cu、Zn、C、Co及びSの含有量
が合計で1質量%以下である組成を有することを特徴と
する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の給水給湯用
Sn被覆銅合金溶接管。 - 【請求項5】 前記Sn又はSn酸化物からなる皮膜
は、Pb、Bi、As、Sb、Se及びTeの含有量が
合計で0.1質量%以下である組成を有することを特徴
とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の給水給湯
用Sn被覆銅合金溶接管。 - 【請求項6】 銅又は銅合金からなる条材の少なくとも
一方の面にSn又はSn酸化物からなる皮膜を形成する
工程と、前記条材を前記皮膜が形成された面が内側にな
るように湾曲させ前記条材の幅方向の端縁を突き合せる
工程と、前記突き合せた端縁を溶接して溶接管を形成す
る工程と、を有することを特徴とする給水給湯用Sn被
覆銅合金溶接管の製造方法。 - 【請求項7】 前記突き合せた端縁を溶接して溶接管を
形成する工程の後に、前記溶接管にリフロー処理を施す
工程を有することを特徴とする請求項6に記載の給水給
湯用Sn被覆銅合金溶接管の製造方法。 - 【請求項8】 前記Sn又はSn酸化物からなる皮膜を
被覆する方法は、電気めっき法、溶射法又は浸漬処理法
のいずれかであることを特徴とする請求項6又は7に記
載の給水給湯用Sn被覆銅合金溶接管の製造方法。 - 【請求項9】 前記溶接は高周波溶接であることを特徴
とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の給水給湯
用Sn被覆銅合金溶接管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001031041A JP2002235190A (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | 給水給湯用Sn被覆銅合金溶接管及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001031041A JP2002235190A (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | 給水給湯用Sn被覆銅合金溶接管及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002235190A true JP2002235190A (ja) | 2002-08-23 |
Family
ID=18895176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001031041A Pending JP2002235190A (ja) | 2001-02-07 | 2001-02-07 | 給水給湯用Sn被覆銅合金溶接管及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002235190A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005350730A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry Science & Technology | 耐食性に優れたマグネシウム材 |
CN109576703A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-04-05 | 烟台南山学院 | 一种非标铜管的手工镀锡方法 |
-
2001
- 2001-02-07 JP JP2001031041A patent/JP2002235190A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005350730A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry Science & Technology | 耐食性に優れたマグネシウム材 |
JP4625944B2 (ja) * | 2004-06-10 | 2011-02-02 | 国立大学法人九州工業大学 | 耐食性に優れたマグネシウム材 |
CN109576703A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-04-05 | 烟台南山学院 | 一种非标铜管的手工镀锡方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050525 |