JP2002233995A - フィルム打抜き装置およびその付着防止方法 - Google Patents

フィルム打抜き装置およびその付着防止方法

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JP2002233995A
JP2002233995A JP2001027124A JP2001027124A JP2002233995A JP 2002233995 A JP2002233995 A JP 2002233995A JP 2001027124 A JP2001027124 A JP 2001027124A JP 2001027124 A JP2001027124 A JP 2001027124A JP 2002233995 A JP2002233995 A JP 2002233995A
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Takuo Nasu
拓郎 那須
Shin Oikawa
伸 及川
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムを打抜いても静電的に当て板に付着
しにくくする。 【解決手段】 打抜き刃13は、クッションゴム15中
に埋められた状態で、刃板14上に配置される。打抜き
の対象となるフィルム12は、刃板14上に載置され、
当て板16で挟まれる。当て板16は、打抜き刃13の
刃先を保護しつつ、フィルム12を打抜くために用いら
れる。当て板16は合成樹脂製であり、打抜く際に、静
電気が発生する可能性がある。当て板16がフィルム1
2に接する表面は、粗面であり、静電気が発生しにく
く、静電気が発生してもフィルム12を打抜いた部分が
付着しにくくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定尺状あるいは帯
状などのフィルムから所定の形状を打抜くフィルム打抜
き装置およびその付着防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種フィルム製品、たとえば
光学機能性フィルムなどは、長い帯状の合成樹脂フィル
ムを製造し、帯状の状態で各種加工を施した後、製品と
して要求される形状に成形されている。現在、光学機能
性フィルムの製造工程においては、工業刃物を用いた押
切りや打抜きによる切断工程が広く行われている。特
に、元の帯状フィルムの幅方向や、定尺状フィルムに対
して複数の製品を切断する中型から小型品については、
プレスによる打抜きを行うトリミング装置がフィルム打
抜き装置として使用されている。
【0003】図4は、従来からのフィルム打抜き装置1
の概略的な構成を示す。打抜きの対象となるフィルム2
は、トムソン組み刃と呼ばれる打抜き刃3によって打抜
かれる。打抜き刃3は、刃板4の表面に刃先が突出する
ように配置される。ただし、打抜き刃3の周囲にはクッ
ションゴム5が配置され、クッションゴム5の厚さは、
打抜き刃3の刃の高さより大きい。このため、打抜き刃
3の刃先は、クッションゴム5に埋れた状態になってい
る。クッションゴム5としては、たとえばオレンジゴム
等が用いられる。フィルム2を打抜き刃3で打抜く際に
は、クッションゴム5が圧縮され、打抜き刃3の刃先
は、クッションゴム5の表面から突出し、フィルム2の
下面から上面を突抜け、フィルム2の上面に突出る。打
抜き刃3の刃先でフィルム2を下方から打抜くために
は、フィルム2の上面を押えておく必要があり、当て板
6が用いられる。フィルム2の打抜きは、フィルム2を
刃板4と当て板6とで挟む状態で、プレス7が当て板6
を加圧して行う。
【0004】当て板6が金属など、打抜き刃3の刃先に
近い硬度を有する材料であれば、刃先が磨耗したり損傷
を受けやすくなったりするので、当て板6としては、打
抜き刃3の刃先を保護することができる材料を用いる。
当て板6の材料には、フィルム2よりも硬質である合成
樹脂が用いられる。たとえば、PMMAと略称されるメ
タクリル樹脂や、PVCと略称される塩化ビニル樹脂、
PETPと略称されるポリエチレンテレフタレート樹
脂、PPと略称されるポリプロピレンなどが用いられ
る。フィルム2の厚さは1mmよりも薄く、当て板6の
厚さは3〜5mm程度である。
【0005】図5は、図4のフィルム打抜き装置1を用
いるフィルム2の打抜き工程の概要を示す。プレス7
は、当て板6を押圧可能なラム8と、表面上を刃板4、
フィルム2および当て板6の積層物が摺動変位可能なベ
ース9とを有する。図5(1)は、刃板4をラム8の直
下から引出して、フィルム2を載置し、さらに当て板6
を重ねた状態を示す。図5(2)は、刃板4、フィルム
2および当て板6の積層物を、ラム8の直下に移動させ
た状態を示す。図5(3)は、プレス7を作動させて、
ラム8で当て板6を加圧し、フィルム2の打抜きを行っ
ている状態を示す。図5(4)は、ラム8の加圧を停止
して、ラム8を上昇させ、刃板4、フィルム2および当
て板6の積層物を、ラム8の直下から引出した状態を示
す。図5(5)は、当て板6を除去し、フィルム2を取
出して、打抜かれた部分を回収する状態を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5(3)に示すよう
なフィルム2の打抜きの際には、静電気が発生するた
め、打抜かれたフィルム2が当て板6に付着して離れに
くくなる。このため、図5(5)に示すような打抜かれ
た部分を回収する際には、毎回、当て板6から剥がす作
業が必要となる。静電的な付着力の影響は、打抜かれた
部分が小さくなるほど大きくなる。小型の製品は、数が
多くなるので、当て板6に付着すると、作業性や生産性
が著しく阻害されている。
【0007】さらに、当て板6への付着がなければ、刃
板4をプレス7のラム8の下面に装着しておいて、刃板
4とフィルム2とをラム8の直下の位置へ挿入したり、
打抜き後に引出したりすればよくなり、作業性や生産性
の改善を図ることができる。打抜き後のフィルム2が当
て板6に付着して剥がす必要があるときには、当て板6
をラム8に装着したままでは、ベース9との間の隙間で
作業をして、付着したフィルム2の打抜き部分を回収し
なければならず、作業性が一層困難になってしまうから
である。この隙間を大きくするために、プレス7のラム
8が昇降変位するストロークを大きくすることは、プレ
ス7のコスト上昇を招いてしまう。
【0008】当て板6として金属などの導電性材料を使
用すれば、静電気の影響を回避することはできるけれど
も、前述のように、打抜き刃3の耐久性に問題が生じ
る。現状では、静電気が原因で付着が生じても、合成樹
脂製の当て板6を使用する必要がある。そこで、静電気
の問題を解決するために、合成樹脂製の当て板6の表面
に帯電防止剤や静電気除去剤等を塗布しているけれど
も、効果は小さい。また、1回の塗布による効果の有効
な期間も短く、抜本的な解決には至っていない。
【0009】本発明の目的は、フィルムを打抜いても静
電的に当て板に付着しにくくすることができるフィルム
打抜き装置およびその付着防止方法を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、打抜き刃を表
面で支持する刃板とあて板とでフィルムを挟み、プレス
で加圧するフィルム打抜き装置において、プレスは、あ
て板の下面を刃板上に載置されるフィルムに押し当てて
打抜きを行うように配置され、あて板は、合成樹脂製で
あり、少なくとも下面に、所定の表面粗度を有する粗面
が形成されていることを特徴とするフィルム打抜き装置
である。
【0011】本発明に従えば、合成樹脂製の当て板の少
なくとも下面には、所定の表面粗度を有する粗面が形成
されているので、あて板の下面を刃板上に載置されるフ
ィルムに押し当てて打抜きを行う際に、当て板の下面と
フィルムの上面との間の実質的な接触面積を減少させ、
静電気の発生を押えることができる。また静電気が発生
しても、当て板の下面の表面粗度が所定の範囲粗くして
あるので、静電的な付着力も大きくならず、当て板の下
面には付着しにくくすることができる。静電的にフィル
ムの打抜き部分が当て板に付着しにくくなるので、当て
板から付着したフィルムの打抜き部分を剥がす作業が不
要となり、作業性や生産性を向上させることができる。
【0012】さらに本発明は、打抜き刃を表面で支持す
る刃板とあて板とでフィルムを挟み、プレスで加圧する
フィルム打抜き装置で、打抜き後のフィルムがあて板の
表面に付着することを防止する方法であって、あて板と
して、少なくともフィルムに当る面が、所定の表面粗度
を有する粗面である合成樹脂板を用いることを特徴とす
るフィルム打抜き装置の付着防止方法である。
【0013】本発明に従えば、フィルム打抜き装置でプ
レスがフィルムを打抜く際に、当て板の表面が粗面にな
っているので、合成樹脂板を用いても、静電気が発生し
にくくなり、静電気が発生しても付着しにくくすること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、(a)で本発明の実施の
一形態としてのフィルム打抜き装置11の概略的な構成
を示し、(b)で打抜きの対象となるフィルム12から
打抜く形状の例を示す。図1(a)に示すように、打抜
きの対象となるフィルム12、トムソン組み刃と呼ばれ
る打抜き刃13、刃板14、クッションゴム15、当て
板16およびプレス17を含む基本的な形態は、図4に
示す従来のフィルム打抜き装置1と同等である。ただ
し、本実施形態では、当て板16として、一方の表面が
粗面となるように製造している「MMAざら目板」を、
粗面でフィルム12に接するように使用している。
【0015】「MMAざら目板」は、ポリメタクリル酸
メチルを主体とする重合体であり、前述のようにPMM
Aと略称されるメタクリル樹脂の板を、標準的な生産品
よりも、一方側の表面が粗くなるようにしてある。この
ような「MMAざら目板」は、本来、照明器具のフード
などを用途として製造されている。照明器具のフードと
して使用する場合は、乳白色などを呈して、光源の光を
和らげるように働き、いわば、ガラスの場合のすりガラ
スに相当する。生産されている「MMAざら目板」の表
面粗度に関する仕様は、平均で Rz= 19μm Sm=160μm 程度である。
【0016】なお、表面粗度は、JIS−B0601−
1982に準拠しており、Rzは十点平均粗さ、Smは
平均山間隔をそれぞれ示す。実際に試験した「MMAざ
ら目板」による当て板16の表面粗さを、表面粗さ形状
測定機(東京精密製サーフコム550A)を用いて測定
すると、 Rz=5〜20μm Sm=50〜200μm であった。
【0017】当て板16としては、フィルム12よりは
硬質で、かつ打抜き刃13の刃先を保護することができ
る材料を用いる。当て板16の材料には、PMMAばか
りではなく、前述の当て板16と同様に、塩化ビニル樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレン
樹脂などを用いることができる。フィルム12の厚さが
1mmよりも薄く、当て板16の厚さが3〜5mm程度
であることは、図4と同様である。一般に合成樹脂板の
表面は、光沢を有する程度に平滑に仕上げられている。
当て板16の少なくともフィルム12に接する表面は、
合成樹脂板としての標準的な平滑表面よりも粗くなるよ
うにしている。本実施形態では表面を粗くして生産して
いる「MMAざら目板」を使用しているけれども、平滑
な表面に対して粗い研磨などの加工を施して、粗面を得
ることも可能である。当て板16の表面粗さとしては、
前述のRz=5〜20μmおよびSm=50〜200μ
mの範囲が好ましいけれども、他の材料についての確認
試験などの結果、Rz=1〜30μmおよびSm=10
〜300μmの範囲でも、付着防止の効果が得られるこ
とが判明している。
【0018】本実施形態のフィルム打抜き装置11は、
打抜き刃13を表面で支持する刃板14とあて板16と
でフィルム12を挟み、プレス17で加圧する。プレス
17は、昇降変位可能なラム18と刃板14を載置する
ベース19とを有する。当て板16は、ラム18の下面
に装着され、ラム18の昇降変位に伴って上下する。ラ
ム18を上昇させた状態で、ベース19上の刃板14に
フィルム12を載置し、ラム18を下降させて、当て板
16の下面を刃板14上に載置されるフィルム12に押
し当てて打抜きが行われる。
【0019】図1(b)に示すように、フィルム12を
打抜く形状は、複数の平行線や平行線をクロスさせた格
子状などがある。複数の平行線は、フィルム12を分割
し、格子状の打抜きであれば、さらに小さく、さらに多
数に分割する。打抜くサイズは、面積で20cm2以下
の超小型、20〜100cm2の小型、100〜250
cm2の中型、および250cm2を超える大型に分けら
れる。図4に示すような従来のフィルム打抜き装置1で
は、250cm2以下の小物品に付着の問題が生じてい
る。
【0020】本実施形態では、合成樹脂製の当て板16
の少なくとも下面には、所定の表面粗度を有する粗面が
形成されているので、当て板16の下面を刃板14上に
載置されるフィルム12に押し当てて打抜きを行う際
に、当て板16の下面とフィルム12の上面との間の実
質的な接触面積を減少させ、静電気の発生を押えること
ができる。また静電気が発生しても、当て板16の下面
の表面粗度が所定の範囲で粗くしてあるので、静電的な
付着力も大きくならず、当て板の下面にはフィルム12
の切断片などが付着しにくくなるようにすることができ
る。静電的にフィルム12の打抜き部分が当て板16に
付着しにくくなるので、当て板16から付着したフィル
ム12の打抜き部分を剥がす作業が不要となり、作業性
や生産性を向上させることができる。
【0021】図2は、図1の実施形態のフィルム打抜き
装置11で、フィルム12を打抜く原理を示す。図2
(a)は、刃板14上にフィルム12を載置して、打抜
きの準備が完了した状態を示す。図2(b)は、当て板
16をプレス17で押圧し、フィルム12を介してクッ
ションゴム15を圧縮し、打抜き刃13の刃先を突出さ
せて、フィルム12を打抜いている状態を示す。本実施
形態では、当て板16をプレス17のラム18下面に固
定装着しておくことができる。打抜き刃13を表面で支
持する刃板14と当て板16とでフィルム12を挟み、
プレス17で加圧するフィルム打抜き装置11で、打抜
き後のフィルム12が当て板16の表面に付着すること
を防止することができるので、当て板16をプレス17
のラム18に固定装着しておいても、付着したフィルム
12を除去する作業を行う必要が無いからである。
【0022】図3は、図1のフィルム打抜き装置11を
用いるフィルム12の打抜き工程の概要を示す。プレス
17は、表面上を刃板14およびフィルム12の積層物
が摺動変位可能なベース19と、当て板16を下面に装
着するラム18とを有する。図3(1)は、刃板14を
ラム18の直下から引出して、フィルム12を載置した
状態を示す。図3(2)は、刃板14およびフィルム1
2の積層物を、ラム18に装着されている当て板16の
直下に移動させた状態を示す。図3(3)は、プレス1
7を作動させて、ラム18で当て板16を加圧し、フィ
ルム12の打抜きを行っている状態を示す。図3(4)
は、ラム18の加圧を停止して、ラム18によって当て
板16を上昇させ、刃板14およびフィルム12の積層
物を、当て板16の直下から引出した状態を示す。フィ
ルム12を打抜いた部分は、刃板14上に載置されてい
るだけであり、容易に回収することができる。
【0023】本実施形態でも、図4のフィルム打抜き装
置1と同様に、図5に示すように、当て板16をプレス
17のラム18に固定しないで、刃板14およびフィル
ム12とともに移動させることもできる。フィルム12
を打抜いた部分が当て板16に付着しないので、図4の
フィルム打抜き装置1のような、当て板6からの剥がし
作業は不要であり、作業性や生産性を向上させることが
できる。また、付着したフィルム打抜き部分を剥がす作
業で、フィルム打抜き部分を傷つけるおそれもなくな
り、不良率の低減をはかることもできる。
【0024】本実施形態のように、当て板16をプレス
17のラム18に固定すれば、図5(1)や図5(5)
でのように、当て板16を着脱する作業自体を回避する
ことができ、作業性や生産性を顕著に改善することがで
きる。たとえば、図5に示すような従来のフィルム打抜
き装置1による作業では、1日当り500ショット程度
の作業が可能であるとして、図3に示すような作業で
は、1日当り800ショット程度の作業が可能になって
いる。
【0025】なお、当て板16の表面に、従来と同様な
帯電防止剤や静電気除去剤等を塗布すれば、さらに安定
して、フィルム打抜き部分の付着防止を図ることができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、合成樹脂
製の当て板の少なくとも下面を粗くしておくので、あて
板の下面を刃板上に載置されるフィルムに押し当てて打
抜きを行う際に、当て板の下面とフィルムの上面との間
の実質的な接触面積を減少させ、静電気の発生を押える
ことができる。また静電気が発生しても、静電的な付着
力が大きくならず、フィルムの打抜き部分が当て板の下
面に付着しにくくすることができる。当て板から付着し
たフィルムの打抜き部分を剥がす作業が不要となり、フ
ィルム打抜き工程での作業性や生産性を向上させること
ができる。
【0027】特に、フィルムの打抜かれた部分が当て板
に全く付着しないので、当て板をプレスに固定装着し
て、当て板を刃板に対して着脱する作業を回避すること
ができ、作業性および生産性を格段に向上させることが
できる。また、当て板に付着するフィルム打抜き部分の
取外し作業に伴う傷つき等の不良も低減することができ
る。
【0028】さらに本発明によれば、フィルム打抜き装
置でプレスがフィルムを打抜く際に、合成樹脂製の当て
板の表面が粗面になっているので、静電気が発生しにく
くなり、また静電気が発生してもフィルムの打抜いた部
分が付着しにくくなるので、静電的な付着を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態としてのフィルム打抜き
装置11の概略的な構成を示す簡略化した斜視図と、フ
ィルム12を打抜く形状の例を示す図である。
【図2】図1のフィルム打抜き装置11の動作原理を示
す簡略化した正面断面図である。
【図3】図1のフィルム打抜き装置11を用いる打抜き
工程の概要を示す図である。
【図4】従来からのフィルム打抜き装置1の概略的な構
成を示す正面断面図である。
【図5】図4のフィルム打抜き装置1を用いる打抜き工
程の概要を示す図である。
【符号の説明】
11 フィルム打抜き装置 12 フィルム 13 打抜き刃 14 刃板 15 クッションゴム 16 当て板 17 プレス 18 ラム 19 ベース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打抜き刃を表面で支持する刃板とあて板
    とでフィルムを挟み、プレスで加圧するフィルム打抜き
    装置において、 プレスは、あて板の下面を刃板上に載置されるフィルム
    に押し当てて打抜きを行うように配置され、 あて板は、合成樹脂製であり、少なくとも下面に、所定
    の表面粗度を有する粗面が形成されていることを特徴と
    するフィルム打抜き装置。
  2. 【請求項2】 打抜き刃を表面で支持する刃板とあて板
    とでフィルムを挟み、プレスで加圧するフィルム打抜き
    装置で、打抜き後のフィルムがあて板の表面に付着する
    ことを防止する方法であって、 あて板として、少なくともフィルムに当る面が、所定の
    表面粗度を有する粗面である合成樹脂板を用いることを
    特徴とするフィルム打抜き装置の付着防止方法。
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