JP2002232865A - 同一対象についての複数の異なる中継方法を同時に同一の装置で表示する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の対象についての複数の異なる中継を同
時に同一の装置で表示する方法。 【解決手段】 本発明は、テレビ中継映像を含む１以上
の放送を含むテレビ電波を受信装置１に受信するステッ
プ１０４と、受信した該テレビ電波を変換して、該受信
装置１に別個に表示するステップ１０６，１０７とを含
むテレビ中継映像表示ステップと、視聴者が通信回線７
を通じて操作可能な双方向オンデマンドカメラ中継装置
８による中継映像を、該受信装置に受信するステップ２
０４と、受信した該映像を変換して該受信装置に表示す
るステップ２０５と、該カメラを制御する信号を通信回
線を通じて送信するステップ２０７とを含むオンデマン
ドカメラ中継映像表示ステップとを含んでなり、該テレ
ビ中継映像表示ステップと該オンデマンドカメラ中継映
像表示ステップとを独立して同時に同一の受信装置で行
う方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、同一の対象につい
て、複数の異なる中継を同時に、同一の装置において利
用するための方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のテレビ放送において、複数の別個
の放送を一つの表示画面上に同時に表示する装置やこれ
を利用した放送の形態が知られている。とくにデジタル
放送において、テレビ映像と番組情報の電子プログラム
ガイド（ＥＰＧ）が同時に表示される装置やシステムが
知られている。

【０００３】特開平09-083896号公報には、多チャンネ
ル同時表示デジタル映像受信装置が開示されている。こ
れは、複数の多重化データを復号し、縮小サイズの複数
画面を同時表示する装置である。

【０００４】特開2000-069436号公報には、衛星放送、
地上波放送などで送信される複数の文字放送を同時に画
面に表示する受信装置が開示されている。

【０００５】特開2000-152113号公報には、従来、映像
や文字信号と同時に送信されるＥＰＧを、インターネッ
トからも取得することで、放送帯域を圧迫することなく
番組の情報の提供ができるシステムを開示している。

【０００６】しかし、これらのシステムはいずれもコマ
ーシャルや番組情報を文字データで送信するにすぎな
い。また、複数の別個の映像を同時に放送するにして
も、相互に関係のない番組を独立に放送するにすぎなか
った。

【０００７】以上のような様々な放送形態が知られてい
るが、一つの中継対象について、異なる中継方法を用い
て一つの受信装置へと送信する放送形態は知られていな
い。特に、通常のテレビ中継と、視聴者が個別に通信回
線を通じて操作可能なカメラを用いた中継とを組み合わ
せた放送形態は知られていない。

【０００８】

【発明が解決する課題】本発明の目的は、より個人の所
望に合った中継映像を提供するため、同一対象につい
て、複数の中継方法により得られる複数の中継映像を、
同時に同一の受信装置で表示するための方法を提供する
ことである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、テレビ中継映像を含む１以上の放送を含
むテレビ電波を受信装置に受信するステップと、受信し
た核テレビ電波を変換して、テレビ中継を含む１以上の
放送として該受信装置に別個に表示するステップとを含
むテレビ中継映像表示ステップと、視聴者個人が通信回
線を通じて自由に操作可能な双方向オンデマンドカメラ
中継装置による中継映像を、通信回線を通じて該受信装
置に受信するステップと、受信した該映像を変換して該
受信装置に映像として表示するステップと、該オンデマ
ンドカメラ中継装置を遠隔制御し、該カメラを制御する
ための信号を通信回線を通じて送信するステップとを含
むオンデマンドカメラ中継映像表示ステップとを含んで
なり、該テレビ中継映像表示ステップと該オンデマンド
カメラ中継映像表示ステップとは、独立して同時に同一
の受信装置で行うことが可能であることを特徴とする同
一対象についての複数の異なる中継方法を同時に同一の
装置で表示する方法を提供する。前記オンデマンドカメ
ラ中継映像表示ステップに、前記オンデマンドカメラ中
継装置を使用した視聴者から、使用料金を課金するステ
ップをさらに含むことが好ましく、１つの受信装置にお
いて２台以上のカメラを操作できるようにするステップ
をさらに含むことが好ましい。また、本発明は、第１の
カメラの操作に対応して、他の一台以上のカメラを、該
第一のカメラと同一の対象をとらえるように制御するス
テップをさらに含む前記の方法を提供する。さらに、本
発明の方法を実現するためのコンピュータプログラムを
組み込んだテレビ受信装置、および前記受信装置に組み
込まれているか接続されているコンピュータに、本発明
の方法を実現させるためのコンピュータプログラムを提
供する。

【００１０】

【発明の実施の態様】以下、図面を参照して本発明の実
施の態様を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施
の態様は、本発明を限定するものではない。

【００１１】まず、本発明の方法を用いるための前提と
して提供される、同一対象に対する異なる中継形態につ
いて説明する。本発明においては、複数の異なる中継形
態としては、通常のテレビ中継と、文字放送と、視聴者
が個別に遠隔操作可能なカメラによる中継とが考えられ
る。

【００１２】通常のテレビ中継には、視聴者が何の操作
をすることなくとも、カメラが切り変わって多くの最適
なアングルからの映像を得ることができるという利点が
ある。 また、文字放送は、映像と同じ対象について、
文字によるさらなる情報を提供することができるという
利点がある。特に、デジタル化された文字放送は、文字
データとして蓄積することによってさらなる用途に用い
ることができる可能性もある。

【００１３】これらの一方的な中継形態に加えて、より
視聴者個人の所望に合った映像を得るために双方向通信
の手法を用いることが好ましい。つまり、同一対象につ
いて、視聴者が各々別個に操作可能なカメラによる中継
を、同一の装置においてさらに利用することができれ
ば、これまでにはない中継映像を得ることが可能とな
る。そのために、本発明では以下のようなオンデマンド
カメラ中継装置とそれによる中継方法を提案する。

【００１４】図３にオンデマンドカメラ中継装置８全体
の構成を示す。オンデマンドカメラ中継装置８には、カ
メラ本体８０と、カメラ本体８０を任意の方向に向ける
ための指向装置８１と、カメラ本体から送信される電気
信号を処理する信号処理部８２とを含むカメラユニット
８３が複数台含まれている。

【００１５】このオンデマンドカメラ中継装置８のデジ
タル出力は、通信回線７を通じてインターネット６に接
続されている受信装置１に接続する。複数のカメラ本体
８０から入力した映像は信号処理部８２でデジタル化処
理され、インターネット６を経由し、通信回線７を介し
て、複数のカメラ本体８０の各々に１対１で対応する受
信装置１へ送信される。このとき、映像データおよび音
声データは圧縮されて送られる。このときの回線速度は
１２８ｋｂｉｔ／秒以上が望ましく、５１２ｋｂｉｔ／
秒以上がさらに望ましいが、本発明は特定の通信速度に
限定されるものではない。受信装置１はデジタル処理化
された信号を変換し、映像を表示画面上のウィンドウに
表示する。視聴者は表示された映像に応じて、遠隔操作
人カ装置１６に所望のカメラの向き等を入力する。遠隔
操作人カ装置１６は、視聴者の入力した制御信号を、通
信回線７とインターネット６を介してオンデマンドカメ
ラ中継装置８の受信処理部に送信する。この制御信号に
基づいて指向装置８１を遠隔操作し、カメラ本体８０の
向きを変えたり、カメラのレンズがズームレンズであれ
ばレンズの視野を拡大、縮小したりして所望の映像を得
ることができる。

【００１６】オンデマンドカメラ中継装置８の特徴とす
るところは、特定のカメラユニット８３から入力された
信号は、特定の受信装置１のみに送信され、特定の遠隔
操作入力装置１６から送信される信号は、特定の指向装
置８１のみに送信される一対一の接続となっている点で
ある。このように、一つのカメラユニット８３と受信装
置１と遠隔操作入力装置１６との一組が、他のカメラユ
ニット８３と受信装置１と遠隔操作入力装置１６との一
組から完全に独立しているため、一人の視聴者の操作
が、他の視聴者によるカメラユニット８３操作の影響を
受けることがなく、個々の視聴者は常に所望の操作をす
ることが可能となる。また、これらの組が完全に独立し
ているため、カメラユニット８３を多数設けることによ
る接続の弊害はない。このようにして、オンデマンドカ
メラ８を用いると、視聴者白身が、受信装置１と一対一
で接続されたカメラ本体８０を操作することにより所望
の中継映像を得ることができるという利点がある。

【００１７】このような、テレビ中継、文字放送、オン
デマンドカメラ中継による同一対象放送方法を提供する
ために、以下のような放送形態が考えられる。図２は本
発明の方法によって提供される放送形態の構成を示す図
である。例えばスポーツや演劇などの中継対象１３のあ
る場所に、視聴者が個別に遠隔操作可能なオンデマンド
カメラ中継装置８と、一般のテレビカメラ９とが設置さ
れる。テレビカメラ９による映像および音声は、中継所
１２で編集され、文字データサーバ１０からの文字デー
タ情報とともに、地上波、衛星波などによって受信装置
１に送信される。同時に、オンデマンドカメラ中継装置
８による映像および音声は、インターネット６および通
信回線７を介して受信装置１に送信される。

【００１８】同一の中継対象１３を撮影するテレビカメ
ラ９、およびオンデマンドカメラ中継装置８は、中継対
象１３、たとえばスポーツのフィールドや劇場を撮影す
るのに都合の良い場所に、好ましくは複数台設置する。

【００１９】テレビ中継では、従来行われているテレビ
中継と同様に、テレビカメラ９が複数設置され、撮影し
た映像は、ケーブル１１を通じて中継所１２に送信され
る。一方、文字データサーバ１０からケーブル１１等を
通じて文字情報が中継所１２に送信される。文字データ
サーバ１Ｏには、予め中継対象１３の情報に関する文字
データを蓄積しておく。例えば、中継対象１３が野球の
試合であれば各チームの試合のデータが、劇画であれば
歴史的な背景などのデータを蓄積する。それらに加え
て、文字データサーバ１０にリアルタイムでの情報、例
えば野球中継の場合であればスコアなどを書き込んでい
く。

【００２０】中継所１２では、文字データサーバ１０か
らの情報を適宜選択して、テレビ中継映像と文字データ
とを多重化し、衛星波、地上波、ケーブルなどによって
送信する。

【００２１】一方、前述のオンデマンドカメラ中継方法
の技術を用いて、オンデマンドカメラを視聴者が個別に
遠隔操作し、中継を行うことができる。

【００２２】次に本発明の方法について、その作用を挙
げて詳細に説明する。

【００２３】まず、本発明の方法によれば、テレビカメ
ラ９による映像の取り込み１０１と、文字データサーバ
１０への情報蓄積１０２が行われ、これらが中継所１２
で変換・送信１０３される。テレビ中継映像を含む複数
の映像、好ましくは、テレビ中継映像と文字放送とが多
重化された放送は、例えば地上波等により送信され、こ
れを受信装置１で受信する１０４。受信装置１は、この
ような電波を受信できるものであればよい。次に多重化
されて送信されたテレビ中継電波を多重分離回路などに
よって分離し、テレビ中継映像と文字データとが、受信
装置１の別々の領域に保存される。さらに、これらが圧
縮されている場合には、復号化される。復号化は、受信
装置１内に備えられた装置（図示せず）により、既存の
技術を用いて行うことが可能である。このように、適切
な変換方法により、映像として表示できる形式に変換１
０５される。

【００２４】また、一方では、オンデマンドカメラ中継
装置８による映像取り込み２０１が行われ、オンデマン
ドカメラ中継装置８にインターネット６および通信回線
７を通じて接続２０２された受信装置１において、受信
２０４する。ついで、受信装置１の一定の領域に保存さ
れ、さらに、これが映像として表示可能な状態にまで変
換２０５される。

【００２５】一方、オンデマンドカメラ中継装置８は遠
隔制御可能なため、受信装置１内のコントローラ５また
は受信装置１に接続された専用のコントローラ５に、オ
ンデマンドカメラ中継装置８の遠隔制御装置を含んでな
る。本発明においては、オンデマンドカメラ中継装置８
による中継映像が、受信装置１上に表示されると、オン
デマンドカメラ中継装置８の遠隔制御２０７が可能とな
る。この遠隔操作信号を、通信回線７を通じて送信し、
オンデマンドカメラ中継装置８を制御２０８し、カメラ
本体８０を上下左右に操作するステップをさらに含む。
つまり、１台または２台以上のオンデマンドカメラ中継
装置８をある視聴者が独占的に制御して、好みの対象を
選択して視聴できるようになる。

【００２６】視聴可能な状態にまで変換されたテレビ中
継と、文字データと、オンデマンドカメラ中継とはそれ
ぞれ、受信装置１上に、テレビ中継映像表示１０６、文
字放送表示１０７、オンデマンドカメラ中継映像表示２
０６がされ、ウィンドウ２，３，４で表示される。ウィ
ンドウの大きさおよび配置は、視聴者がポインティング
デバイスや専用のコントローラ５で操作することによっ
て、自由に変えることができる。

【００２７】本発明の特徴とする点は、前述のテレビ中
継映像を表示するステップ１０６と、通信回線７を通じ
て送信されたオンデマンドカメラ中継表示ステップ２０
６とは、同一の受信装置１で同時に独立して行う点にあ
る。

【００２８】本発明の一つの実施の形態において、本発
明の方法は、オンデマンドカメラ中継装置８を利用した
視聴者のみから料金を課金２０３するステップをさらに
含んでなる。

【００２９】オンデマンドカメラ中継装置８による中継
は、個々のカメラユニット８３をある視聴者が独占して
用いる必要があるため、カメラユニット８３を利用する
視聴者の数が限定される。したがって、何らかの方法で
カメラユニット８３の利用予約または利用登録をする必
要がある。このような利用予約または登録のシステム
は、例えばインターネットのウェブ上で行うことができ
る。

【００３０】本発明の方法によると、上記のように利用
予約または利用登録をする際に、視聴者から使用料金を
課金する方法を提供する。例えば、利用予約時に課金す
る方法や、オンデマンドカメラ中継装置８との通信回線
７による接続２０２時に課金する方法が可能であるが、
これらの課金の形態に限定されず、いずれかの形態によ
りオンデマンドカメラ中継装置８を使用した視聴者から
課金２０３するステップを含む。さらに、課金２０３す
るステップには、銀行やコンビニエンスストアにおける
現金による支払やカードによる支払、あるいは電子マネ
ーによる支払いなどのために必要な手続をするステップ
を含んでもよい。

【００３１】オンデマンドカメラ中継装置８による中継
システムでは、一つの受信装置１で複数のカメラユニッ
ト８３による映像を受信することも可能である。その場
合は、使用するカメラユニット８３の数に応じた料金を
支払うことが可能である。

【００３２】

【実施例】以下に、実施例を用いて本発明を説明する。
なお、以下の実施例は本発明を限定する目的ではない。

【００３３】本発明のオンデマンドカメラ中継装置８に
よる中継と、テレビ中継および文字放送とを併用した中
継形態は、野球中継に利用することができる。野球場に
は、前述のオンデマンドカメラ中継装置８のカメラユニ
ット８３を球場の一塁側と三塁側にそれぞれ１０００個
ずっとりつけたオンデマンドカメラ中継装置８を設置す
る。また、テレビカメラ９は通常の野球中継と同様に設
置する。

【００３４】視聴者は、予めインターネット６のウェブ
上等でカメラユニット８３使用の予約をしておくか、ま
たはウェブサイト上で登録をすることによって、オンデ
マンドカメラ使用権を得る。これは例えば、上記の１０
００個のカメラユニット８３のうち、一塁側に１個、三
塁側に１個のカメラユニット８３を独占的に使用する権
利である。この使用権を得ることによって、視聴者はこ
れらの２個のカメラユニット８３の方向、ズームを自由
に操作できるようになる。このとき、本発明の方法に含
まれる課金２０３のステップによって、オンデマンドカ
メラ中継装置８の使用料金を徴収するために必要な手続
をすることができる。

【００３５】視聴者は受信装置１の電源を入れ、テレビ
中継の野球中継チャンネルを選択し、また、オンデマン
ドカメラ中継装置８による野球中継を選択する。本発明
の方法によると、視聴者のボタン、またはポインティン
グデバイスによるコントローラ５の簡単な操作を受け
て、インターネット６を通じてオンデマンドカメラ中継
装置８と接続し、オンデマンドカメラ中継装置８による
を表示する。テレビ中継用のウィンドウ３、文字放送用
のウィンドウ４、オンデマンドカメラ中継用のウィンド
ウ２の大きさは、手元のコントローラ５またはポインテ
ィングデバイス等を用いて自由に拡大縮小することがで
きる。

【００３６】また、例えば一塁側のカメラユニット８３
と三塁側のカメラユニット８３を同期する設置を設ける
ことも可能である。一塁側のカメラ本体８０は例えば、
投手を捉えるように操作すると、カメラに一般的に用い
られるオートフォーカス機能により投手と一塁側カメラ
ユニット８３の距離を決めることができる。そして、こ
の距離に、カメラ本体８０の向きに関する情報を加える
ことにより、投手の位置を算出することができる。この
位置情報に基づき、三塁側カメラ本体８０の向きが自動
的に調節されるようにするのである。すると、一塁側中
継装置８と三塁側カメラユニット８３との両方を別個に
制御することなく、片方のカメラユニット８３を操作す
るのみで、同一対象を異なる方向から見ることができる
ようになる。

【００３７】視聴者は、通常のテレビ中継ウィンドウ３
を見ながら、カメラユニット８３を遠隔操作し、気にな
る選手にカメラ本体８０向けてクローズアップしたり、
文字放送ウィンドウ４でその選手のデータを取り出して
見ることが可能である。もちろん、本発明は野球中継に
限定されるものではなく、サッカーやバスケットボール
などのその他のあらゆるスポーツやコンサート、演劇の
中継についても利用できる。

【００３８】

【発明の効果】本発明の方法により、同一の対象につい
て、従来のテレビ中継による映像と、文字放送と、オン
デマンドカメラ中継による映像とを同時に同一の受信装
置上に表示することができ、より視聴者個人の所望にあ
った中継を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の方法に含まれるステップを示
すブロック図である。

【図２】図２は、本発明の方法によって提供される中継
形態を示す図である。

【図３】図３は、従来のオンデマンドカメラ中継のシス
テム全体を示す図である。

【符号の説明】

１ 受信装置 ２ オンデマンドカメラ中継装置による中継ウィンドウ ３ テレビ中継ウィンドウ ４ 文字放送ウィンドウ ５ コントローラ ６ インターネット ７ ケーブル ８ オンデマンドカメラ中継装置 ８０ カメラ本体 ８１ 指向装置 ８２ 信号処理部 ８３ カメラユニット ８４ コンピュータ ９ テレビカメラ １０ 文字データサーバ １１ ケーブル １２ 中継所 １３ 中継対象 １５ サーバ １６ 遠隔操作入力装置 １０１ テレビカメラによる映像取り込み １０２ 文字データサーバヘの情報蓄積 １０３ 変換・送信 １０４ 受信 １０５ 変換 １０６ テレビ中継映像表示 １０７ 文字放送表示 ２０１ オンデマンドカメラによる映像取り込み ２０２ 通信回線の接続 ２０３ 課金 ２０４ 受信 ２０５ 変換 ２０６ オンデマンドカメラ中継映像表示 ２０７ 遠隔制御 ２０８ 制御

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 テレビ中継映像を含む１以上の放送を含
   むテレビ電波を受信装置に受信するステップと、受信し
   た該テレビ電波を変換して、テレビ中継を含む１以上の
   放送として該受信装置に別個に表示するステップとを含
   むテレビ中継映像表示ステップと、視聴者個人が通信回
   線を通じて自由に操作可能な双方向オンデマンドカメラ
   中継装置による中継映像を、通信回線を通じて該受信装
   置に受信するステップと、受信した該映像を変換して該
   受信装置に映像として表示するステップと、該オンデマ
   ンドカメラ中継装置を遠隔制御し、該カメラを制御する
   ための信号を通信回線を通じて送信するステップとを含
   むオンデマンドカメラ中継映像表示ステップとを含んで
   なり、該テレビ中継映像表示ステップと該オンデマンド
   カメラ中継映像表示ステップとは、独立して同時に同一
   の受信装置で行うことが可能であることを特徴とする同
   一対象についての複数の異なる中継方法を同時に同一の
   装置で表示する方法。
2. 【請求項２】 前記オンデマンドカメラ中継映像表示ス
   テップに、前記オンデマンドカメラ中継装置を使用した
   視聴者から、使用料金を課金するステップをさらに含む
   ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 【請求項３】 １つの受信装置において２台以上のカメ
   ラを操作できるようにするステップをさらに含むことを
   特徴とする請求項１または２に記載の方法。
4. 【請求項４】 第１のカメラの操作に対応して、他の一
   台以上のカメラを、該第１のカメラと同一の対象をとら
   えるように制御するステップをさらに含むことを特徴と
   する請求項１〜３のに記載の方法。
5. 【請求項５】 請求項１〜４のいずれかに記載の方法を
   実現するためのコンピュータプログラムを組み込んだテ
   レビ受信装置。
6. 【請求項６】 前記受信装置に組み込まれているか接続
   されているコンピュータに、請求項１〜４のいずれかに
   記載の方法を実現させるためのコンピュータプログラ
   ム。