JP2002232435A - 無線処理端末、無線情報端末、管理端末、及び無線通信システム - Google Patents

無線処理端末、無線情報端末、管理端末、及び無線通信システム

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JP2002232435A
JP2002232435A JP2001026759A JP2001026759A JP2002232435A JP 2002232435 A JP2002232435 A JP 2002232435A JP 2001026759 A JP2001026759 A JP 2001026759A JP 2001026759 A JP2001026759 A JP 2001026759A JP 2002232435 A JP2002232435 A JP 2002232435A
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Akifumi Kimura
聡文 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不特定多数のユーザが接続を希望する装置を
容易に特定することができる無線処理端末、無線情報端
末、管理端末及び無線通信システムを提供する。 【解決手段】 無線通信システム10は複数の無線受信
端末12及び複数の無線送信端末14で構成され、無線
受信端末12は処理装置16、表示装置18、操作装置
20、入出力装置22、無線通信装置24、報知装置2
6、不揮発性メモリ28、及び一時記憶メモリ30で構
成されている。不揮発性メモリ28には無線受信端末1
2の処理機能等の情報を含む端末情報が予め記憶されて
いる。無線送信端末14は、処理装置40、無線通信装
置42、表示装置44、操作装置46、不揮発性メモリ
48、及び一時記憶メモリ50で構成され、端末情報を
要求するための信号をブロードキャストで送信すると、
各無線受信端末12は不揮発性メモリ28に記憶された
端末情報を無線送信端末14に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線処理端末、無
線情報端末、管理端末、及び無線通信システムに係り、
より詳しくは、容易に目的の相手を特定して接続するこ
とができる無線処理端末、無線情報端末、管理端末、及
び無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線LANや短距離用の無線通信
技術であるBlueTooth等、無線で装置間のデー
タ伝送を行う無線技術を使用した製品が登場してきてい
る。これらの無線技術では、IrDA等のように指向性
が極めて高いために発信側の装置を受信側の装置が存在
する方向へ向けなければならない、といった問題がな
く、また、通信距離が長いといった利点がある。
【0003】従来では、例えば各装置のアドレス格納R
OMに記録された装置固有のアドレス番号や、又はこれ
に関連付けられたニックネームにより各装置の識別を行
っており、接続したい装置のアドレス番号やニックネー
ムをユーザが知っているか又はユーザが使用する端末に
予め登録されている必要があり、さらに、接続したい装
置の持っている機能や設置場所を予め知っているのが前
提であった。すなわち、各装置の設置場所や機能等につ
いて知っている特定のユーザのみを対象としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、例えばどのような装置があるか把握してい
ない外出先等においては、接続したい装置を特定するの
が困難になる、という問題があった。
【0005】また、例えば外出先で不特定多数のユーザ
がプリンターや複写機、ファックス装置等の装置を使用
するような場合、特定のユーザが使用する携帯電話等に
ように、個人名称を登録しておくことで接続先を特定で
きるものとは異なり、上記のような装置に誰もがわかる
識別名を付与するのは現実的でない。
【0006】本発明は、上記問題を解決すべく成された
ものであり、不特定多数のユーザが接続を希望する装置
を容易に特定することができる無線処理端末、無線情報
端末、管理端末、及び無線通信システムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無線処理端末は、端末情報を記憶する記憶
手段と、前記端末情報を無線送信する端末情報送信手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、無線処理端末は、端末
情報を記憶する記憶手段が設けられており、この端末情
報が端末情報送信手段により無線送信されるため、受信
手段を備えた無線情報端末でこの端末情報を受信し、例
えば表示手段により表示することができる。端末情報に
は、例えば処理機能に関する情報が含まれる。このた
め、無線情報端末側において、どこにどのような処理機
能を有する無線処理端末があるかを知らなくても、処理
させたい無線処理端末を容易に特定することができる。
【0009】なお、端末情報送信手段は、定期的に端末
情報を送信するようにしてもよいし、他の無線端末、例
えば送信手段を備えた無線情報端末からの端末情報要求
信号を受信した場合に端末情報を送信するようにしても
よい。
【0010】また、処理条件に応じた処理を行う処理手
段を備えるようにすることで、処理手段が、該処理手段
に処理させるべき処理条件を送信する送信手段を備えた
無線情報端末からの処理条件を受信した場合、受信した
処理条件に応じた処理を行うことができる。
【0011】また、無線処理端末は、処理条件を設定す
る設定手段をさらに備え、かつ送信手段が処理条件を送
信する無線情報端末からの処理条件を受信した場合、受
信した処理条件による処理が可能な場合に、端末情報送
信手段により端末情報を送信するようにしてもよい。こ
れにより、無線情報端末では、必要な処理条件を満たす
無線処理端末のみの端末情報を取得することができる。
【0012】また、無線処理端末は、自己を特定するた
めの識別コードを送信する無線情報端末からの識別コー
ドを受信した場合、受信した識別コード及び処理条件に
応じた処理の内容を記憶手段に記憶するようにしてもよ
い。これにより、例えば識別コードをユーザのクレジッ
ト番号等にすることで処理内容に応じた決済を行うこと
が可能となる。
【0013】また、無線処理端末は、他の無線端末、例
えば無線情報端末から送信された接続要求信号を受信し
た場合に、報知する報知手段をさらに備えるようにして
もよい。これにより、無線情報端末側では、容易に接続
を希望した無線処理端末の存在を知ることができる。
【0014】また、報知手段による報知は、接続を要求
する無線端末、例えば無線情報端末に対して固有として
もよい。これにより、複数の無線情報端末が同じ無線処
理端末にアクセスした場合でも、それぞれの無線情報端
末側で、接続を希望した無線処理端末を確実に把握する
ことができる。
【0015】また、端末情報は、自己の位置情報、例え
ば無線処理端末の設置位置を示す情報をさらに含むよう
にしてもよい。これにより、無線情報端末側において接
続を希望した無線処理端末の位置を容易に把握すること
ができる。
【0016】また、複数の前記無線処理端末から送信さ
れた端末情報を受信して記憶する記憶手段と、前記無線
情報端末からの端末情報要求信号を受信した場合に、対
応する前記端末情報を前記無線情報端末へ送信する送信
手段と、を備えた管理端末によれば、無線情報端末は管
理端末とのみ通信するだけで容易に最適な無線処理端末
を特定することができる。
【0017】また、端末情報を記憶する記憶手段と前記
端末情報を無線送信する端末情報送信手段を備えた第1
の無線端末と、前記端末情報を受信する受信手段を備え
た第2の無線端末と、を備えた無線通信システムによれ
ば、第2の無線端末側において、例えばどこにどのよう
な処理機能を有する第1の無線端末があるかを知らなく
ても、処理させたい第1の無線端末を容易に特定するこ
とができる。
【0018】また、前記第1の無線端末を複数備え、各
々の前記第1の無線端末から送信された端末情報を受信
して記憶する記憶手段及び前記第2の無線端末からの端
末情報要求信号を受信した場合に前記端末情報を前記第
2の無線端末へ送信する送信手段を備えた管理端末をさ
らに備え無線通信システムによれば、第2の無線端末は
管理端末とのみ通信するだけで容易に最適な第1の無線
端末を特定することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、図面を参
照して本発明の第1実施形態について説明する。図1に
は、本発明を適用した無線通信システム10の概略構成
が示されている。
【0020】図1に示すように、無線通信システム10
は、複数の無線受信端末12及び複数の無線送信端末1
4で構成されている。
【0021】無線受信端末12は、処理装置16、表示
装置18、操作装置20、入出力装置22、無線通信装
置24、報知装置26、不揮発性メモリ28、及び一時
記憶メモリ30で構成されている。また、無線受信端末
12は、外部の地図情報データベース32から地図情報
を取得することが可能となっている。
【0022】無線送信端末14は、処理装置40、無線
通信装置42、表示装置44、操作装置46、不揮発性
メモリ48、及び一時記憶メモリ50で構成されてい
る。また、無線送信端末14は、外部の位置測定システ
ム52から現在位置情報を取得することができると共
に、外部の地図情報データベース54から地図情報を取
得することが可能となっている。
【0023】入出力装置22は、例えば音声や画像、文
書等の各種データをスキャン等により入力したりプリン
トすることにより出力したりする機能を有するものであ
る。すなわち、無線受信端末12は、例えばプリンタや
スキャナ、ファクス、コピー機として機能する。
【0024】また、無線送信端末14は、例えば携帯電
話やPDA等の携帯情報端末を用いることができる。ま
た、ノート型パソコン、デジタルカメラ等の携帯型の情
報機器でもよい。
【0025】本実施形態では、例えば無線受信端末12
が印刷物の取り出しをロックすることができるロック機
構を備えたプリンタ、無線送信端末14がノート型パソ
コンの場合について説明する。
【0026】報知装置26は、五感のうち視覚、聴覚、
触覚、臭覚により知覚できるように報知するものであ
る。例えば、表示灯、ディスプレイ、可動装置、スモー
ク発生装置等の視覚により知覚できるものや、音声やブ
ザー音、音楽等を出力する音声出力装置等の聴覚で知覚
できるものや、振動装置等の触覚で知覚できるものや、
芳香物質噴出装置等の嗅覚で知覚できるものがあるが、
認識性に優れる表示灯や音声出力装置等の視覚や聴覚で
知覚できるものが好ましい。
【0027】不揮発性メモリ28、48には、例えばフ
ラッシュROMやハードディスク等を用いることがで
き、一時記憶メモリ30、50には、例えばDRAMや
SRAM等を用いることができる。
【0028】無線通信装置24、42は、例えば比較的
短距離の無線通信を行うことができる。
【0029】位置測定システム52は、例えばGPS
(Global Positioning Syste
m)装置等を用いることができる。
【0030】なお、無線受信端末12の不揮発性メモリ
28には、その無線受信端末12の種別情報(プリン
タ、コピー機、ファクス、パソコン等の装置の種別を示
す情報)、通信媒体情報(サポートしている通信プロト
コルを示す情報、BlueTooth、無線LAN
等)、データフォーマット(処理可能なデータフォーマ
ットの情報、例えばPDF、ポストスクリプト等)、処
理機能(変換機能等)、出力形態情報(カラー印刷、両
面印刷等)、アドレス、設置位置を示す位置情報等の情
報を含む端末情報が予め記憶されている。位置情報は、
例えば緯度経度やメッシュコードを用いることができ
る。また、地図情報データベース32から取得した地図
データ上に設置位置が記録したものを位置情報としても
よい。
【0031】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0032】図2には、無線送信端末14の処理装置4
0で実行される制御ルーチンのフローチャートが、図3
には無線受信端末12の処理装置16で実行される制御
ルーチンのフローチャートがぞれぞれ示されている。な
お、ここでは、無線送信端末14の不揮発性メモリ48
に記録された例えば文書ファイルを無線受信端末12に
印刷させる場合について説明する。
【0033】まず、ユーザが無線送信端末14の操作装
置46により、近くに存在する無線受信端末の端末情報
を要求するための操作が成されると、図2のステップ1
00において端末情報要求操作有りの判断が肯定され、
次のステップ101において、所定のデバイスサーチプ
ロトコルにより無線接続可能な端末を検索する。そし
て、次のステップ102において、ユーザの操作により
処理条件が設定されたか否かを判断する。この処理条件
は、例えば処理機能や出力形態等、無線受信端末に処理
させるべき処理に必要な機能等の条件である。このよう
な処理条件が設定された場合には、ステップ102で処
理条件設定の判断が肯定され、次のステップ104にお
いて、端末情報要求信号及び設定された処理条件を無線
通信装置42によりブロードキャストで送信する。すな
わち宛先を指定せずに送信する。
【0034】一方、ユーザにより処理条件の設定をしな
い旨を示す操作が成された場合、ステップ106で処理
条件設定無しの判断が肯定され、次のステップ108で
端末情報要求信号をブロードキャストで送信する。
【0035】なお、端末情報要求信号に自身のアドレス
や識別コードを含めてもよい。識別コードは、例えばユ
ーザの所持しているクレジットカード番号、電話番号、
身分証明書の番号等を用いることができる。識別コード
をクレジット番号とした場合には、処理内容に応じて直
接決済を行うことが可能となる。
【0036】無線送信端末14により端末情報要求信
号、又は端末情報要求信号及び処理条件が送信される
と、無線受信端末12では、図3のステップ200にお
いて端末情報要求信号受信の判断が肯定され、次のステ
ップ202へ進む。
【0037】ステップ202では、処理条件を受信して
いるか否かが判断され、処理条件を受信している場合に
は、ステップ204で、受信した処理条件で処理可能か
否かを端末情報を参照することにより判断する。
【0038】そして、処理可能の場合には、ステップ2
04で肯定され、ステップ206で、不揮発性メモリ2
8に記憶された端末情報を読み出して無線通信装置24
により無線送信端末14へ送信する。一方、処理条件を
受信していない場合は、ステップ204で否定され、ス
テップ206で端末情報を送信する。
【0039】なお、送信先の無線送信端末14は、受信
した端末情報に含まれるアドレスにより特定することが
できる。また、端末情報をブロードキャストで送信して
もよい。
【0040】無線受信端末12から端末情報が送信され
ると、無線送信端末14では、図2のステップ110に
おいて、端末情報受信の判断が肯定され、次のステップ
112で、受信した端末情報の一覧を表示装置44へ表
示する。これにより、ユーザは利用可能な無線受信端末
の存在を知ることができる。また、処理条件を設定した
場合には、処理可能な端末情報のみ表示されるため、利
便性が向上する。
【0041】なお、端末情報に含まれる位置情報及び地
図情報データベース54から取得した地図データから、
無線受信端末12の設置位置を地図上で表示させてもよ
い。このとき、位置測定システム52から取得した無線
送信端末14の現在位置を同時に表示するようにしても
よい。
【0042】そして、ユーザが表示装置44に表示され
た端末情報の一覧から処理させる端末を選択する操作を
行うと、ステップ114で端末選択の判断が肯定され、
次のステップ116で、接続要求信号を送信する。この
接続要求信号には、端末情報に含まれるアドレスが含ま
れる。これにより接続する無線受信端末12を特定する
ことができる。なお、端末情報の一覧からさらに条件を
設定して所望の機能を有する無線受信端末を絞り込める
ようにしてもよい。
【0043】無線送信端末14から接続要求信号が送信
されると、無線受信端末12では、図3に示すステップ
208において、接続要求信号受信の判断が肯定され、
次のステップ210で接続許可信号を送信する。これに
より、無線送信端末14と無線受信端末12との間のリ
ンクが確立される。
【0044】なお、このとき、接続要求信号を受信した
旨を報知装置26により報知するようにしてもよい。例
えば、表示灯を点灯させたり、ブザーを鳴らしたり、音
声を出力させたりする。これにより、ユーザは接続を要
求した無線受信端末がどこにあるのかを知ることができ
る。また、無線送信端末14の操作装置46で所定の操
作を行ったときに、操作信号を無線受信端末12に送信
し、無線受信端末12において、この操作信号に同期し
て報知するようにしてもよい。これにより、複数の無線
送信端末14が同じ無線受信端末にアクセスした場合で
も、自分がアクセスした無線受信端末を容易に特定する
ことができる。さらに、無線送信端末固有の情報、例え
ば識別コードやアドレス等に応じて報知方法を異ならせ
るようにしてもよい。また、無線送信端末14から音声
データや音楽データ、画像、ロゴマーク等を送信し、無
線受信端末12でこれを出力するようにしてもよい。
【0045】無線受信端末12から接続許可信号が送信
されると、無線送信端末14では、図2のステップ11
8において、接続許可信号受信の判断が肯定され、次の
ステップ120でステータス情報要求信号を送信する。
【0046】ステータス要求信号が送信されると、無線
受信端末12では、図3のステップ212において、ス
テータス情報要求信号受信の判断が肯定され、次のステ
ップ214で現在のステータスを調べて送信する。ステ
ータスとしては、例えば処理可能、故障中、処理中、処
理完了等がある。なお、ステータスを定期的に調べて不
揮発性メモリ28に記憶しておき、無線送信端末14か
ら要求があった場合には、これを読み出して送信するよ
うにしてもよい。
【0047】また、ステータス情報を送信すると共に、
ステータスに応じて、報知装置26によりステータスを
報知するようにしてもよい。例えば、報知装置26を表
示灯とした場合には、処理可能の場合は青、故障中の場
合は赤、処理中の場合は黄色、処理完了の場合は白で点
灯させる。これにより、現在のステータスを容易に把握
することができる。なお、無線送信端末14の操作装置
46で所定の操作を行ったときに、操作信号を無線受信
端末12に送信し、無線受信端末12において、この操
作信号に同期してステータスを報知するようにしてもよ
い。
【0048】さらに、無線送信端末固有の情報、例えば
識別コードやアドレス等に応じて報知方法を異ならせる
ようにしてもよい。また、無線送信端末14から音声デ
ータや音楽データ、画像、ロゴマーク等を送信し、無線
受信端末12でこれを出力するようにしてもよい。これ
により、複数の無線送信端末が同時に無線受信端末にア
クセスした場合でもステータスを誤って認識してしまう
のを防ぐことができる。
【0049】無線受信端末12によりステータス情報が
送信されると、無線送信端末14は、図2のステップ1
22において、ステータス情報受信の判断が肯定され、
次のステップ124で、受信したステータス情報を表示
装置44へ表示する。これにより、ユーザは接続した無
線受信端末の状態を知ることができる。
【0050】そして、ユーザが処理内容を指示する操作
をすると、すなわち不揮発性メモリ48に記憶された文
書ファイルの印刷を指示する操作をすると、ステップ1
26の判断が肯定され、次のステップ128で指示され
た処理内容に関する情報及び文書ファイルを含む処理内
容情報を送信する。
【0051】これにより、無線受信端末12では、図3
のステップ216において、処理内容情報受信の判断が
肯定され、次のステップ218で、受信した処理内容に
応じた処理を行う。すなわち、受信した文書ファイルを
入出力装置22により印刷する。このとき、処理内容を
不揮発性メモリ28に、無線送信端末14から送信され
た識別コードと共に記憶しておいてもよい。これによ
り、どのユーザがどのような処理をしたかを確認するこ
とができるため、無線送信端末14のユーザに対して処
理内容に応じて、例えば印刷枚数等に応じて決済(課
金)することができる。決済は、一定期間毎にまとめて
行うようにしてもよい。
【0052】なお、この状態では印刷物を取り出すため
のロックが解除されておらず、ユーザは印刷物を取り出
すことはできない。
【0053】そして、処理が終了すると、ステップ22
0において、処理が完了したことを示す完了信号を送信
する。
【0054】これにより、無線送信端末14では、図2
のステップ130において、完了信号受信の判断が肯定
され、次のステップ132でロックを解除するための暗
号を送信する。この暗号は、識別コードやアドレスでも
よいし、無線受信端末から、処理内容情報固有の処理番
号等を完了信号と共に無線送信端末に送信するようにし
ておき、この処理番号を用いるようにしてもよい。な
お、暗号には通常の記号の他、音声や画像を用いてもよ
い。
【0055】無線送信端末14から暗号が送信される
と、無線受信端末12では、図3のステップ222にお
いて、暗号受信の判断が肯定され、次のステップ224
で、受信した暗号がステップ218での処理に対応する
か否かが判断される。そして、暗号がステップ218で
の処理に対応する場合には、ステップ222で肯定さ
れ、次のステップ224でロック解除信号を送信する。
【0056】無線受信端末12からロック解除信号が送
信されると、無線送信端末14では、図2のステップ1
34において、ロック解除信号受信の判断が肯定され、
次のステップ136で処理が完了したことを表示装置4
4に表示する。これにより、ユーザは印刷物を受け取り
可能になったことを知ることができる。
【0057】このように、無線受信端末側に端末情報が
予め記憶されており、無線送信端末から要求があった場
合に、処理機能やアドレス、設置位置等の情報を含む端
末情報が無線送信端末へ送信されるため、無線送信端末
側で接続したい端末の機能やアドレス、設置位置を知ら
なくても、容易に処理させたい端末を特定することがで
きる。
【0058】また、複数の発信送信端末がある場合、そ
れぞれに応じた固有の方法で応答することができるた
め、接続したい端末を誤って認識してしまうのを防ぐこ
とができる。
【0059】[第2実施形態]以下、本発明の第2実施
形態について説明する。第2実施形態では、無線受信端
末12からの端末情報を統括するための無線受信端末統
括サーバを備えたシステムについて説明する。なお、上
記実施形態と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明
は省略する。
【0060】図4に示すように、無線通信システム1
0’は、複数の無線受信端末12を統括するための無線
受信端末統括サーバ60を複数備えている。無線受信端
末統括サーバ60は、外部の地図データベース62と接
続して地図情報を取得することができる。
【0061】また、無線受信統括サーバ60間は、無線
又は有線により接続され、情報の授受が可能となってい
る。
【0062】無線受信端末統括サーバ60は、図5に示
すように、処理装置64、無線通信装置66、不揮発性
メモリ68、一時記憶メモリ70で構成されている。
【0063】このような無線受信端末統括サーバ60
は、無線通信装置66により無線受信端末12と定期的
に通信し、無線受信端末12から端末情報及びステータ
ス等の情報を取得して不揮発性メモリ68に記憶してお
く。
【0064】そして、無線受信端末統括サーバ60は、
無線送信端末14からの要求に応じて各無線受信端末の
端末情報やステータス情報を無線送信端末14へ提供す
る。このとき、端末情報に含まれる位置情報と地図デー
タベース62から取得した地図データとを関連付けた地
図情報を無線送信端末14に送信するようにしてもよ
い。そして、無線送信端末14は、無線受信端末統括サ
ーバ60を介して所望の無線受信端末12と通信する。
このとき、無線送信端末14の要求により処理した処理
内容を無線送信端末14を特定するための情報(識別コ
ード)等と共に不揮発性メモリ68に記憶しておく。
【0065】このように、無線送信端末14は無線受信
端末統括サーバ60とのみ通信するだけで容易に最適な
無線受信端末を特定することができる。また、各無線受
信端末に対する処理内容と無線送信端末14を特定する
ための情報とが不揮発性メモリ68に記憶されるため、
一括して決算することが可能となる。
【0066】また、無線受信端末統括サーバ60は、接
続可能な無線受信端末12の端末情報を記憶していると
共に、他の無線受信端末統括サーバ60と情報の授受が
可能なため、ある無線受信端末12にない処理機能が他
の無線受信端末にある場合、又は他の無線受信端末統括
サーバ60に接続可能な無線受信端末12にある場合に
は、その無線受信端末から処理機能をダウンロードする
ことも可能となる。このダウンロードする処理機能とし
ては、例えばOCR機能、翻訳機能、メディア及びフォ
ーマット変換機能、通信プロトコル機能等がある。
【0067】このように、他の無線受信端末から足らな
い処理機能をダウンロードすることができるため、低機
能の無線受信端末の機能を向上させることができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
接続したい端末の情報を知らなくても、容易に処理させ
たい端末を特定することができる、という効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る無線通信システ
ムの概略構成図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係る無線送信端末で
実行される制御ルーチンのフローチャートである。
【図3】 本発明の第1実施形態に係る無線受信端末で
実行される制御ルーチンのフローチャートである。
【図4】 本発明の第2実施形態に係る無線通信システ
ムの概略構成図である。
【図5】 本発明の第2実施形態に係る無線受信端末統
括サーバの概略構成図である。
【符号の説明】
10 無線通信システム 12 無線受信端末(無線処理端末、第1の無線端末) 14 無線送信端末(無線情報端末、第2の無線端末) 16 処理装置(処理手段) 40 処理装置 18 表示装置 44 表示装置(表示手段) 20 操作装置 46 操作装置(設定手段) 22 入出力装置 24 無線通信装置(端末情報送信手段) 42 無線通信装置(送信手段、受信手段) 26 報知装置(報知手段) 28 不揮発性メモリ(記憶手段) 48 不揮発性メモリ 30,50 一時記憶メモリ 32,54 地図情報データベース 52 位置測定システム 60 無線受信端末統括サーバ(管理端末)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末情報を記憶する記憶手段と、 前記端末情報を無線送信する端末情報送信手段と、 を備えた無線処理端末。
  2. 【請求項2】 前記端末情報送信手段は、他の無線端末
    から端末情報要求信号を受信した場合に前記端末情報を
    送信することを特徴とする請求項1記載の無線処理端
    末。
  3. 【請求項3】 処理条件に応じた処理を行う処理手段を
    さらに備え、前記処理手段は、該処理手段で処理すべき
    処理条件を受信した場合は、前記処理条件に応じた処理
    を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無
    線処理端末。
  4. 【請求項4】 他の無線端末で設定された処理条件を受
    信し、該処理条件による処理が可能な場合に、前記端末
    情報送信手段は、前記端末情報を送信することを特徴と
    する請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の無線処
    理端末。
  5. 【請求項5】 他の無線端末から送信された無線端末を
    識別するための識別コードをさらに受信し、前記識別コ
    ード及び前記処理条件に応じた処理の内容を前記記憶手
    段に記憶することを特徴とする請求項3又は請求項4記
    載の無線処理端末。
  6. 【請求項6】 他の無線端末から接続要求信号を受信し
    た場合に、報知する報知手段をさらに備えたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の無線
    処理端末。
  7. 【請求項7】 前記報知手段による報知は、接続を要求
    する無線端末に対して固有であることを特徴とする請求
    項6記載の無線処理端末。
  8. 【請求項8】 前記端末情報は、自己の位置情報をさら
    に含むことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか
    1項に記載の無線処理端末。
  9. 【請求項9】 他の無線端末から送信された、端末情報
    を受信する受信手段を備えたことを特徴とする無線情報
    端末。
  10. 【請求項10】 端末情報要求信号を送信する送信手段
    をさらに備えたことを特徴とする請求項9記載の無線情
    報端末。
  11. 【請求項11】 前記送信手段は、他の無線端末に処理
    させるべき処理条件をさらに送信することを特徴とする
    請求項10記載の無線情報端末。
  12. 【請求項12】 処理条件を設定する設定手段をさらに
    備え、かつ前記送信手段は前記処理条件を送信すること
    を特徴とする請求項10又は請求項11記載の無線情報
    端末。
  13. 【請求項13】 前記送信手段は、自己を特定するため
    の識別コードをさらに送信することを特徴とする請求項
    10乃至請求項12の何れか1項に記載の無線情報端
    末。
  14. 【請求項14】 受信した前記端末情報を表示する表示
    手段をさらに備えたことを特徴とする請求項9乃至請求
    項13の何れか1項に記載の無線情報端末。
  15. 【請求項15】 複数の前記無線処理端末から送信され
    た端末情報を受信して記憶する記憶手段と、 前記無線情報端末からの端末情報要求信号を受信した場
    合に、対応する前記端末情報を前記無線情報端末へ送信
    する送信手段と、 を備えた管理端末。
  16. 【請求項16】 端末情報を記憶する記憶手段と、 前記端末情報を無線送信する端末情報送信手段を備えた
    第1の無線端末と、 前記端末情報を受信する受信手段を備えた第2の無線端
    末と、 を備えた無線通信システム。
  17. 【請求項17】 前記第1の無線端末を複数備え、 各々の前記第1の無線端末から送信された端末情報を受
    信して記憶する記憶手段及び前記第2の無線端末からの
    端末情報要求信号を受信した場合に前記端末情報を前記
    第2の無線端末へ送信する送信手段を備えた管理端末を
    さらに備えたことを特徴とする請求項16記載の無線通
    信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7724712B2 (en) 2004-04-14 2010-05-25 Canon Kabushiki Kaisha Communication control method and wireless communication apparatus
US7787423B2 (en) 2003-09-10 2010-08-31 Panasonic Corporation Device and program product for the same
US8520234B2 (en) 2005-10-03 2013-08-27 Sony Corporation Communication system, communication apparatus, communication method, and program

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