JP2002232343A - 移動体搭載通信ネットワークシステムと情報記録媒体発行装置 - Google Patents

移動体搭載通信ネットワークシステムと情報記録媒体発行装置

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JP2002232343A JP2001028384A JP2001028384A JP2002232343A JP 2002232343 A JP2002232343 A JP 2002232343A JP 2001028384 A JP2001028384 A JP 2001028384A JP 2001028384 A JP2001028384 A JP 2001028384A JP 2002232343 A JP2002232343 A JP 2002232343A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体内において地上における通信ネットワ
ークと同様の情報通信環境を提供することのできる移動
体搭載通信ネットワークシステムと情報記録媒体発行装
置を提供する。 【解決手段】 移動体51の内部に移動体ユーザ端末
1、移動体共用サーバ2を設置し、通信ネットワークシ
ステムを形成する。通信ネットワーク利用者は、乗車席
52から、移動体共用サーバ2を介して、地上と同様の
情報通信を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信ネットワークシ
ステムにおいて、特に移動体に搭載する移動体搭載通信
ネットワークシステム及び情報記録媒体発行装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体内で利用できる通信サービ
スは、種類が少なく、例えば、飛行機内あるいは列車内
における電話、FAXのような通信サービスが存在する
にすぎなかった。また、情報通信端末を利用する通信サ
ービスについても同様であった。従来存在していた通信
サービスとしては、例えば、列車内の無線電話装置に列
車案内情報を表示させる列車内案内システムが存在して
いた(特開平10−190595号公報、特開平10−
294702号公報)。しかしながら、このような通信
システムにおいては、利用可能な通信サービスが限定さ
れ、利用者に希望する通信サービスを提供するものでは
なかった。
【0003】一定の場所において共用できる通信サービ
スとしては、例えば、コンビニエンスストアに設置して
あるプリンタ等がある。しかしながら、時間の制約等に
より、一定の場所に滞在できない場合には、利用が困難
となる場合がある。また、利用する装置を持ち運び可能
な大きさとすれば、構成を簡略化せざるを得ず、メモリ
容量を十分に確保できなくなる等の問題が存在してい
た。
【0004】一方、移動体通信の分野においては、移動
体が高速に移動している場合であっても、通信を中断す
ることなく継続できる移動体通信システムが提案されて
いる(特開平10−164640号公報)。したがっ
て、移動体外における情報通信を継続して移動体内で行
うことができれば、その有用性は大きい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
移動体内部で情報通信するための通信ネットワークシス
テムが十分構築されていなかったため、移動体内におい
て情報通信する場合には、制約が多く、移動体外に比べ
て、情報通信を行う環境が十分整備されていないという
問題が存在していた。
【0006】そこで、本発明は、移動体内で情報通信す
る場合に、移動体外における情報通信環境と同等の情報
通信環境を提供することのできる移動体搭載通信ネット
ワークシステムを提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、利用条件を満たす移動体
利用者にのみ通信ネットワークを利用させることのでき
る移動体搭載通信ネットワークシステムを提供すること
を目的とする。
【0008】また、本発明は、移動体内から移動体外の
通信ネットワークシステムと情報通信することのできる
移動体搭載通信ネットワークシステムを提供することを
目的とする。
【0009】また、本発明は、移動体利用者が移動体搭
載通信ネットワークシステム利用開始時に移動体外の通
信ネットワークシステムのデータを利用できる移動体搭
載通信ネットワークシステムを提供することを目的とす
る。
【0010】また、本発明は、移動体利用者が移動体搭
載通信ネットワークシステムの利用終了後、外部の通信
ネットワークシステムにデータを転送することのできる
移動体搭載通信ネットワークシステムを提供することを
目的とする。
【0011】また、本発明は、移動体利用者が移動体搭
載通信ネットワークシステムの利用開始後、移動体外の
通信ネットワークからデータを受け取ることのできる移
動体搭載通信ネットワークシステムを提供することを目
的とする。
【0012】また、本発明は、移動体利用者が移動体搭
載通信ネットワークシステムを利用する際の利用条件を
記録した情報記録媒体を発行する情報記録媒体発行装置
を提供することを目的とする。
【0013】また、本発明は、移動体利用者が移動体搭
載通信ネットワークシステムを利用する際の利用条件及
び移動体を利用する際の利用条件を一体として記録した
情報記録媒体を発行する情報記録媒体発行装置を提供す
ることを目的とする。
【0014】また、本発明は、移動体利用者が情報通信
端末利用終了後、次の利用者に当該情報通信端末を利用
できる状態を提供できる移動体搭載通信ネットワークシ
ステムを提供することを目的とする。
【0015】また、本発明は、移動体利用者が情報通信
端末利用終了後、次の利用者に当該情報通信端末を利用
できる状態を提供でき、かつ移動体利用者が移動体外の
情報通信装置で処理を継続できる移動体搭載通信ネット
ワークシステムを提供することを目的とする。
【0016】また、本発明は、携帯通信端末を利用して
移動体内で情報通信後、携帯通信端末間で情報通信する
ことのできる移動体搭載通信ネットワークシステムを提
供することを目的とする。
【0017】また、本発明は、移動体利用者が情報通信
の開始時間を設定することのできる移動体塔載通信ネッ
トワークシステムを提供することを目的とする。
【0018】また、本発明は、移動体利用者が移動体搭
載通信ネットワークシステム利用終了後、移動体搭載通
信ネットワークシステム利用の際の利用条件に関するデ
ータが消去される移動体搭載通信ネットワークシステム
を提供することを目的とする。
【0019】また、本発明は、移動体搭載通信ネットワ
ークシステム利用の際の環境を設定することのできる移
動体搭載通信ネットワークシステムを提供することを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、移動体に搭載されたサーバと情報通信端
末との間で情報通信する移動体搭載通信ネットワークシ
ステムにおいて、前記情報通信端末は、本システムを利
用するための利用条件が記録された情報記録媒体から前
記利用条件を読み取る読取手段と、前記読取手段により
読み取った利用条件を前記サーバに送信する送信手段と
を備え、前記サーバは、本システムを利用する際の利用
条件を記憶する記憶手段と、前記送信手段より送信され
た利用条件と前記記憶手段の記憶する利用条件とを照合
する照合手段と、前記照合手段における照合により両条
件が一致する場合にのみ前記情報通信端末との間で情報
通信を可能とする通信制御手段とを備えている。
【0021】これにより、情報記録媒体に記録された利
用条件が、設定された利用条件と一致する場合に限り、
移動体搭載通信ネットワークにおいてサーバと情報通信
端末との間の情報通信が可能となる。
【0022】また、本発明は、動体に搭載されたサーバ
と情報通信端末との間で情報通信する移動体搭載通信ネ
ットワークシステムにおいて、前記サーバは、移動体外
の情報通信装置と情報通信する外部通信手段と、前記情
報通信端末に接続される携帯通信端末の識別情報を記憶
する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている識別情
報の携帯通信端末に対する前記情報通信装置からの通信
を前記外部通信手段で受信した場合には、前記情報通信
装置から前記携帯通信端末への通信を仲介または代行受
信する手段を備えている。
【0023】これにより、情報記録媒体に記録された利
用条件が設定された利用条件と一致する場合に、サーバ
が携帯通信端末と移動体外の情報通信装置との情報通信
を仲介する。
【0024】また、本発明は、前記サーバは、移動体外
の情報通信装置と情報通信する外部通信手段と、前記情
報通信端末との間で情報通信を開始する前または前記情
報通信端末との間で情報通信を開始した後、前記外部通
信手段を介して前記情報通信装置から受信したデータを
保持する保持手段とをさらに備え、前記情報通信端末
は、前記サーバとの間で情報通信を開始した後、前記保
持手段に保持されているデータを利用する。
【0025】これにより、移動体外から受信したデータ
を移動体搭載通信ネットワークシステム利用前に外部通
信手段が受信し、保持手段が前記データを保持する。
【0026】また、本発明は、前記サーバは、移動体外
の情報通信装置と情報通信を行う外部通信手段と、前記
情報通信端末との間の情報通信の終了後に、前記情報通
信端末が処理したデータを前記外部通信手段を通じて移
動体外の情報通信装置に転送する手段とをさらに備えて
いる。
【0027】これにより、移動体搭載通信ネットワーク
システム利用終了後、外部通信手段がデータを移動体外
の情報通信装置へ転送する。
【0028】また、本発明は、前記サーバは、データを
指定する指定データを登録するデータ登録手段を備え、
前記サーバと前記情報通信端末との間の情報通信開始
後、前記外部通信手段を通じて、前記指定データの指定
するデータを移動体外の情報通信装置から取得する。
【0029】これにより、移動体搭載通信ネットワーク
システム利用開始後、移動体外からデータを受信し、受
信したデータを保持手段が保持する。
【0030】また、本発明は、サーバと情報通信端末と
の間で情報通信する移動体搭載通信ネットワークシステ
ム利用の際の利用条件が記録された情報記録媒体を発行
する情報記録媒体発行装置であって、前記移動体搭載通
信ネットワークシステム利用の際の第1の利用条件と移
動体利用の際の第2の利用条件とが予め設定されている
場合において、移動体利用の際の第3の利用条件の記録
された情報記録媒体から前記第3の利用条件を読み取る
第3の読取手段と、設定された第2の利用条件を読み出
す第2の読出手段と、前記第2の読出手段の読み出す第
2の利用条件と前記第3の読取手段の読み取る前記第3
の利用条件とを照合する照合手段と、設定された第1の
利用条件を読み出す第1の読出手段と、前記第1の利用
条件を情報記録媒体に記録する記録手段とを備え、前記
照合手段において前記第2の利用条件と前記第3の利用
条件とが一致すれば、前記記録手段が前記第1の利用条
件を情報記録媒体に記録する。
【0031】これにより、前記情報記録媒体発行装置
は、情報記録媒体に記録された利用条件が設定された利
用条件と一致する場合に、移動体搭載通信ネットワーク
システム利用の際の利用条件を記録した情報記録媒体を
発行する。
【0032】また、本発明は、サーバと情報通信端末と
の間で情報通信する移動体搭載通信ネットワークシステ
ム利用の際の利用条件と移動体利用の際の利用条件とが
記録された情報記録媒体を発行する情報記録媒体発行装
置であって、前記移動体搭載通信ネットワークシステム
利用の際の第1の利用条件と移動体利用の際の第2の利
用条件とが予め設定されている場合において、移動体利
用の際の第3の利用条件を出力する第3の出力手段と、
設定された第2の利用条件を読み出す第2の読出手段
と、前記第2の読出手段の読み出す第2の利用条件と前
記第3の出力手段の出力する第3の利用条件とを照合す
る照合手段と、設定された第1の利用条件を読み出す第
1の読出手段と、前記第1の利用条件と前記第2の利用
条件とを情報記録媒体に記録する記録手段とを備え、前
記照合手段において前記第2の利用条件と前記第3の利
用条件とが一致すれば、前記記録手段が前記第1の利用
条件と前記第2の利用条件とを情報記録媒体に記録す
る。
【0033】これにより、前記情報記録媒体発行装置
は、出力された利用条件が設定された利用条件と一致す
る場合に、移動体利用の際の利用条件と移動体搭載通信
ネットワークシステム利用の際の利用条件の記録された
情報記録媒体を発行する。
【0034】また、本発明は、前記請求項1記載の移動
体搭載通信ネットワークシステムにおいて、前記サーバ
はデータを消去する消去手段を備え、前記サーバと前記
情報通信端末との間の情報通信が終了すると前記消去手
段が前記情報通信端末の処理していたデータを消去す
る。
【0035】また、本発明は、前記請求項8記載の移動
体搭載通信ネットワークシステムにおいて、前記サーバ
は移動体外の情報通信装置と情報通信する外部通信手段
を備え、前記消去手段がデータを消去する前に、前記外
部通信手段が前記情報通信端末が処理していたデータを
移動体外の情報通信装置に転送する。
【0036】また、本発明は、前記請求項2記載の移動
体搭載通信ネットワークシステムは、さらに、前記携帯
通信端末とサーバとの接続を遮断し前記携帯通信端末と
他の携帯通信端末との接続を回復させる切替手段を備
え、前記サーバと前記携帯通信端末との間の情報通信が
終了すると前記切替手段が前記携帯通信端末とサーバと
の接続を遮断し前記携帯通信端末と他の携帯通信端末と
の接続を回復させる。
【0037】また、本発明は、前記請求項2記載の移動
体搭載通信ネットワークシステムは、さらに、仲介を開
始する開始時間を設定する開始設定手段を備え、開始設
定手段が設定した開始時間に前記サーバが移動体外の情
報通信装置と携帯通信端末との通信の仲介を開始する。
【0038】また、本発明は、前記請求項1または前記
請求項2記載の移動体搭載通信ネットワークシステム
は、さらに、前記記憶手段の記憶する利用条件または識
別情報を消去する消去手段を備え、前記情報記録媒体に
はさらに前記情報記録媒体を使用できる有効期限に関す
る情報が記録されており、前記有効期限経過後は前記消
去手段が前記記憶手段の記憶する利用条件または識別情
報を消去する。
【0039】これにより、情報記録媒体の試用期間経過
後、消去手段がサーバが保持していた移動体搭載通信ネ
ットワークシステム利用の際の利用条件または識別情報
を消去する。
【0040】また、本発明は、前記請求項1または前記
請求項2記載の移動体搭載通信ネットワークシステム
は、さらに、情報通信環境を設定する環境設定手段を備
え、前記環境設定手段が複数の移動体利用者に同じ情報
通信環境を設定することまたは前記情報記録媒体に記録
された情報により同じ情報通信環境を設定する。
【0041】
【発明の実施の形態】まず、本発明の第1の実施の形態
について図を参照して説明する。
【0042】図1は、第1の実施の形態に係る移動体搭
載通信ネットワークシステムに使用する装置を航空機や
車両等の移動体51内に配置した一例を示している。た
だし、図1は、移動体51内の乗車席52、移動体ユー
ザ端末1及び移動体共用サーバ2の配置を、移動体51
の水平断面で示した図である。なお、図中には、同一の
役割を果たす構成要素が多数存在するが、説明を簡略化
するため、その一部についてのみ説明する。
【0043】移動体ユーザ端末1は、移動体51の利用
者が移動体搭載通信ネットワークシステムを利用する際
に使用する情報通信端末である。
【0044】移動体共用サーバ2は、移動体搭載通信ネ
ットワークシステムの利用者が各乗車席52から共同し
て利用できるサーバである。
【0045】移動体51の内部においては、乗車席52
が適当な間隔で配置されており、この乗車席52の前面
に移動体ユーザ端末1が配置されている。そして、乗車
席52から前面に配置された移動体ユーザ端末1を使用
することで移動体共用サーバ2との情報通信が可能とな
っている。移動体共用サーバ2は、他の乗車席の前面に
配置された移動体ユーザ端末とも接続されているため、
各乗車席から移動体共用サーバ2を利用できる。
【0046】図2は、乗車席52の前面に配置された移
動体ユーザ端末1の一構成例を示している。
【0047】移動体ユーザ端末1は、主要構成要素とし
て、表示装置21と、チケット読み取り部5と、携帯用
端末65と接続するためのコネクタ64とを備えてい
る。
【0048】チケット読み取り部5は、移動体ネットチ
ケット19を差し込むための差込口を備え、差し込まれ
た移動体ネットチケット19に記録された情報を読み取
る。なお、チケット読み取り部5は、移動体ユーザ端末
1と一体とせず、電線等で移動体ユーザ端末1に接続す
る構成であってもよい。なお、電線で移動体ユーザ端末
1に接続されたチケット読み取り部5Aの構成を図3に
示す。
【0049】携帯用端末65は、コネクタ64を通じて
移動体ユーザ端末1に接続され、携帯用端末65は、移
動体ユーザ端末1を通して移動体共用サーバ2と情報通
信する一方、情報通信しない場合、他の携帯用端末との
間で情報通信する端末である。なお、図2において、携
帯用端末65は、電線を用いてコネクタ64に接続され
ているが、無線を用いて接続する構成であってもよい。
【0050】次に、上記移動体ユーザ端末1使用時にお
ける動作について説明する。
【0051】移動体ネットチケット19がチケット読み
取り部5の差込口に差し込まれると、チケット読み取り
部5は移動体ネットチケット19に記録された情報を読
み取り、移動体共用サーバ2に送信する。移動体共用サ
ーバ2は、受信した情報を移動体共用サーバ2の保持す
る情報と照合し、一致すれば移動体ユーザ端末1との間
で情報通信を開始する。携帯用端末65を用いる場合に
は、移動体共用サーバ2と携帯用端末65との間で情報
通信を開始する。
【0052】図4は、本発明の移動体搭載通信ネットワ
ークシステムの一構成例を示すブロック図である。図
中、本移動体搭載通信ネットワークシステムの主要構成
要素をブロックで示す。
【0053】本移動体搭載通信ネットワークシステムに
おいては、移動体ユーザ端末1と移動体共用サーバ2と
の間で情報通信を行う。情報通信に際しては、他に、例
えば、周辺機器17、ユーザ外部通信部18、移動体ネ
ットチケット19、キーボード20、表示装置21が用
いられる。
【0054】移動体ユーザ端末1は、移動体搭載通信ネ
ットワークシステムの利用者(以下、「利用者」とい
う。)が使用する端末である。移動体ユーザ端末1は、
表示部3と、入力部4と、チケット読み取り部5と、制
御部6と、乗り物内通信部7と、経路情報判定部8と、
外部通信部9とから構成される。
【0055】表示部3は、表示装置21の表示動作を制
御する部分である。
【0056】入力部4は、利用者がキーボード20から
入力した情報を受信する部分である。
【0057】チケット読み取り部5は、利用者が移動体
搭載通信ネットワークシステムを利用する際の利用条件
が記録された移動体ネットチケット19から利用条件を
読み取る部分である。
【0058】制御部6は、移動体ユーザ端末1各部にお
ける情報処理を制御する部分である。
【0059】乗り物内通信部7は、移動体共用サーバ2
との間で情報を送受信する部分である。
【0060】経路情報判定部8は、移動体共用サーバ2
との間で送受信される情報がどの経路で情報を送受信す
るのかを判定する部分である。
【0061】外部通信部9は、移動体51外の情報通信
装置との間で情報を送受信する部分である。
【0062】移動体共用サーバ2は、乗り物内通信部1
0と、アカウント確認部11と、制御部12と、ユーザ
情報管理部13と、記憶装置14と、仮想経路情報判定
部15と、外部通信部16とから構成され、移動体51
内で共用するネットワーク環境を提供する。
【0063】乗り物内通信部10は、移動体ユーザ端末
1との間で情報を送受信する部分である。
【0064】アカウント確認部11は、移動体ネットチ
ケット19に記録された利用条件が予め設定された利用
条件と一致するか否かを確認する部分である。
【0065】制御部12は、移動体共用サーバ2の各部
における情報処理を制御する部分である。
【0066】ユーザ情報管理部13は、移動体搭載通信
ネットワークシステムの利用環境に関する情報を保持す
る部分である。
【0067】記憶装置14は、利用者が移動体搭載通信
ネットワークシステムを利用する際の利用条件を記憶す
る装置である。
【0068】仮想経路情報判定部15は、移動体共用サ
ーバ2利用中、利用者への外部からの通信があった場合
に備えて設定された仮想経路情報を判別する部分であ
る。
【0069】外部通信部16は、外部の通信ネットワー
クに接続する端末または周辺機器17と移動体共用サー
バ2との間で情報の送受信を行う部分である。
【0070】次に、本発明の移動体搭載通信ネットワー
クシステムの動作を図5を参照して説明する。図5は、
この移動体搭載通信ネットワークシステムの動作を示す
フローチャートである。
【0071】利用者が、移動体ユーザ端末1のチケット
読み取り部5に、移動体搭載通信ネットワークシステム
を利用する際の利用条件が記録された移動体ネットチケ
ット19を入れると、前記利用条件をチケット読み取り
部5が読み取る(S1)。
【0072】経路情報判定部8は、チケット読み取り部
5が読み取った利用条件から、情報処理経路に関する経
路情報を確認する(S2)。この経路情報により、乗り
物内通信部7は、移動体共用サーバ2の乗り物内通信部
10と通信する(S3)。
【0073】制御部12は、チケット読み取り部5から
送信された利用条件を乗り物内通信部10から受信する
と、アカウント確認部11に本移動体搭載通信ネットワ
ークシステム利用の際の利用条件(アカウント情報)を
確認させる。アカウント確認部11は、制御部12を通
じて記憶装置14の内容を検索し、対応するアカウント
情報の有無を確認する(S4)。
【0074】その結果、アカウント情報が存在すれば
(S5でYESと判断された場合)、制御部12は、ユ
ーザ情報管理部13から利用環境に関する情報を読み取
り、利用者の利用環境を設定する(S6)。一方、表示
部3は、表示装置21に利用環境を表示させて(S
7)、移動体搭載通信ネットワークシステム利用開始の
際の動作を終了する。これにより、利用者は情報通信可
能となる。
【0075】一方、アカウント情報が存在しない場合
(S5でNOと判断された場合)には、制御部12から
の指示により、表示部3は表示装置21に通信ネットワ
ークシステムを利用できない旨を表示させて(S8)、
動作を終了する。すなわち、この場合には、利用者は情
報通信をすることができない。
【0076】次に、本発明の第2の実施の形態について
図を参照して説明する。図6は本発明の移動体搭載通信
ネットワークシステムの一構成例を示すブロック図であ
る。図中、本発明の第2の実施の形態に係る移動体搭載
通信ネットワークシステムの主要構成要素をブロックで
示す。
【0077】移動体51は、内部に、移動体ユーザ端末
1と、携帯用端末65と、移動体共用サーバ2と、記憶
装置34とを備えている。移動体搭載通信ネットワーク
システム利用者41(以下、「利用者41」という。)
は、これらの機器を用いて情報通信をすることができ
る。
【0078】移動体共用サーバ2は、受信した情報を宛
先へ転送できないときには、受信した情報を記憶装置3
4に記憶させることができる。この機能を利用できる端
末は移動体共用サーバ2に登録されており、携帯用端末
65がこの機能を利用できる端末として登録されてい
る。これにより、移動体共用サーバ2は、携帯用端末6
5宛ての情報を携帯用端末65に転送できない場合、受
信した情報を記憶装置34に記憶させる。この際、移動
体共用サーバ2は受信した携帯用端末65宛ての情報を
記憶装置34に記憶させた旨を移動体ユーザ端末1に表
示させる。
【0079】これら以外に、利用者41が移動体51の
外部のインターネットN1の利用者42(以下、「利用
者42」という。)と情報通信するための機器として、
移動体51の外部に、携帯メールサーバ35と、端末3
6と、サーバ37と、端末38と、携帯用端末39とが
存在する。
【0080】携帯メールサーバ35は、携帯用端末39
を用いて情報通信する際に使用するサーバである。
【0081】端末38は、移動体51の外部に設けられ
た通信ネットワークN1を利用する者である利用者42
が情報通信に使用する端末である。
【0082】携帯用端末39は、利用者42が使用する
携帯用端末である。
【0083】次に、上記構成の移動体搭載通信ネットワ
ークシステムの動作について説明する。
【0084】移動体51の中で移動体共用サーバ2を使
用している利用者41に、移動体外の利用者42が端末
38や携帯用端末39から利用者41のもつ携帯用端末
65にメール送信する場合、携帯メールサーバ35から
無線ネットワークN2を介して移動体共用サーバ2にメ
ール情報が送信される。
【0085】このとき、移動体共用サーバ2を利用者4
1が他の利用者との通信に利用している場合、移動体共
用サーバ2は、携帯用端末65宛てのメール情報を記憶
装置34に記憶させる。この際、移動体共用サーバ2
は、メール情報が記憶装置34に記憶されていることを
移動体ユーザ端末1に表示させる。
【0086】また、利用者41が携帯用端末65を通じ
て端末36のファイルデータを取得する場合には、移動
体共用サーバ2が、携帯メールサーバ35を通じて当該
ファイルデータを受信し、記憶装置34に記憶させる。
その後、移動体共用サーバ2が記憶装置34からファイ
ルデータを読み出し、携帯用端末65にファイルデータ
を転送する。これにより、携帯用端末65の記憶容量に
影響されることなくデータを転送することができる。
【0087】なお、上記動作は、利用者41が、移動体
51を利用する前であってもよい。
【0088】また、利用者41が、移動体ユーザ端末1
を利用後、利用者42の使用する端末38にデータを転
送する場合、移動体共用サーバ2は移動体ユーザ端末1
との情報通信終了後、データを記憶装置34に記憶させ
る。外部の端末38と情報通信可能となると、移動体共
用サーバ2は、転送すべきデータを記憶装置34から読
み出し、サーバ37を通じて端末38に転送する。
【0089】図7は、移動体ネットチケット発券端末1
11の一構成例を示すブロック図である。図中、移動体
ネットチケット発券端末111の主要構成要素をブロッ
クで示す。
【0090】移動体ネットチケット発券端末111は、
乗車券読み取り部112と、移動体ネットチケット設定
部113と、チケット格納部114と、制御部115
と、乗車券判定部116と、通信部117とから構成さ
れる。
【0091】また、移動体ネットチケット発券端末11
1の動作時には、上記主要構成要素に加えて、乗車券1
18、移動体ネットチケット19、乗車券管理サーバ1
20、移動体共用サーバ2が用いられる。
【0092】乗車券読み取り部112は、乗車券118
に記録された情報を読み取る部分である。
【0093】移動体ネットチケット設定部113は、移
動体ネットチケット19に情報を記録する部分である。
【0094】チケット格納部114は、移動体ネットチ
ケット設定部113において情報を記録される前の移動
体ネットチケットを格納する部分である。
【0095】制御部115は、移動体ネットチケット発
券端末111の各部を制御する部分である。
【0096】乗車券判定部116は、乗車券118に記
録された情報の内容確認を行う部分である。
【0097】通信部117は、移動体内に設けられた通
信ネットワークである移動体共用サーバネットワークN
3と通信し、移動体共用サーバネットワークN3利用の
際の利用条件(アカウント情報)について、移動体共用
サーバネットワークN3と通信する部分である。
【0098】乗車券118は、移動体51利用の際の利
用条件(請求項6においては第3の利用条件に対応す
る。)が記録された情報記録媒体である。
【0099】移動体ネットチケット19は、移動体共用
サーバネットワークN3利用の際の利用条件が記録され
た情報記録媒体(チケット)である。
【0100】乗車券管理サーバ120は、乗車券118
に記録された利用条件を照合するために予め設定された
利用条件に関する情報を保持するサーバである。
【0101】次に、上記移動体ネットチケット発券端末
111の動作について説明する。
【0102】まず、乗車券読み取り部112が乗車券1
18に記録された利用条件(請求項6においては第3の
利用条件に対応する。)を読み取る。制御部115は、
乗車券判定部116に乗車券管理サーバ120の保持す
る利用条件(請求項6においては第2の利用条件に対応
する。)と乗車券118に記録された利用条件とを照合
させる。一致すれば、制御部115は、通信部117を
通じて移動体共用サーバ2にアカウント情報の設定を依
頼する。また、制御部115は、移動体ネットチケット
設定部113にチケット格納部114から取り出した移
動体ネットチケットにアカウント情報(請求項6におい
ては第1の利用条件に対応する。)を記録させ、移動体
ネットチケット19を発券する。
【0103】図8は、アカウント情報を記録した乗車券
(移動体ネット対応乗車チケット)を発券する移動体ネ
ットチケット発券端末111Aの他の構成例を示すブロ
ック図である。図中、移動体ネットチケット発券端末1
11Aの主要構成要素をブロックで示す。
【0104】移動体ネットチケット発券端末111A
は、入力部122と、移動体ネット対応乗車券設定部1
23と、チケット格納部114と、制御部125と、乗
車券判定部116と、通信部117とから構成される。
【0105】入力部122は、移動体利用者が入力する
移動体利用の際の利用条件を受信する部分である。
【0106】移動体ネット対応乗車券設定部123は、
移動体ネット対応乗車チケット128を作成する部分で
ある。
【0107】制御部125は、移動体ネットチケット発
券端末111Aの各部を制御する部分である。
【0108】これらの主要構成要素に加えて、移動体ネ
ットチケット発券端末111Aが実際に動作する場合に
は、移動体ネット対応乗車チケット128、乗車券管理
サーバ120、移動体共用サーバ2が用いられる。
【0109】移動体対応乗車チケット128は、移動体
を利用するための情報及びアカウント情報が記録された
情報記録媒体である。
【0110】次に、上記移動体ネットチケット発券端末
111Aの動作について説明する。
【0111】移動体利用者が入力部122より移動体利
用の際の利用条件(請求項7においては第3の利用条件
に対応する。)を入力する。制御部125は乗車券判定
部116に入力された利用条件の照合を指示する。乗車
券判定部116は、移動体利用者が入力した利用条件と
乗車券管理サーバ120から読み出された利用条件(請
求項6においては第2の利用条件に対応する。)とを照
合する。照合の結果、一致すれば、制御部125は、通
信部117を通じて移動体共用サーバ2にアカウント情
報の設定を依頼する。設定されたアカウント情報は通信
部117を通じて移動体ネット対応乗車券設定部123
に送られる。
【0112】そして、制御部125は、乗車券に記録さ
れた利用条件とアカウント情報(請求項6においては第
1の利用条件に対応する。)とから移動体ネット対応乗
車券設定部123に移動体ネット対応乗車チケット12
8を作成させる。
【0113】図9は、移動体共用サーバ2が保持する情
報の内容の一例を示す構成図である。図示した情報は、
列車の乗車券118に関する情報の一例(移動体共用サ
ーバアカウント情報71)である。移動体共用サーバア
カウント情報71は、移動体ネットID情報72と、物
理識別番号情報73と、乗車番号情報74と、開始日時
情報75と、終了日時情報76と、携帯端末ID情報7
7とから構成される。なお、移動体共用サーバアカウン
ト情報71は、移動体である列車の乗車券118に記録
されている。
【0114】移動体ネットID情報72は、移動体51
に搭載された移動体搭載通信ネットワークシステムを識
別するための識別情報である。
【0115】物理識別番号情報73は、移動体ネットチ
ケット19を識別するための識別情報である。
【0116】乗車番号情報74は、乗車する列車及び座
席に関する識別情報である。
【0117】開始日時情報75は、移動体共用サーバ2
を利用できる有効期間の開始日時に関する識別情報であ
る。
【0118】終了日時情報76は、移動体共用サーバ2
を利用できる有効期間の終了日時に関する識別情報であ
る。
【0119】携帯端末ID情報77は、携帯電話等の携
帯用端末65を使用する場合に携帯用端末65を識別す
るための識別情報である。
【0120】乗車券には、上記の各識別情報が1レコー
ドで記録されている。例えば、「移動体ネットID」と
して「2−654−0523−1」、「物理識別番号」
として「abcde10203」、「乗車番号」として
「HIKARI1654_5−23A」、「開始日時」
として「2000/09/07,19:15」、「終了
日時」として「2000/09/08,19:15」、
「携帯端末ID」として「Nick@address.
com」の各識別情報(図中の符号71aで示す移動体
共用サーバアカウント情報)が乗車券に記録されてい
る。
【0121】次に、上記識別情報の処理工程について、
図10に示す処理工程のフローチャートを参照して説明
する。
【0122】S21において、乗車券読み取り部112
が乗車券118より移動体共用サーバアカウント情報
(ユーザ情報)71aを読み取る。例えば、新幹線を例
に考える。「ひかり654号の5号車23A席」の「2
000/09/07の19:15」分の乗車指定券を購
入した人が、新たな移動体ネットチケットを購入し、移
動体共用サーバ2のアカウントを発行してもらうときに
は、乗車情報「ひかり654号の5号車23A席」と、
移動体共用サーバ2を利用可能な期間である開始日時7
5から終了日時76までの情報を取得するため、例えば
「2000/09/07の19:15」から「2000
/09/08の19:15」を読み取る。
【0123】S22において、乗車券判定部116が、
乗車券118の物理識別番号情報73を確認し、乗車券
118が存在することを確認する。図9の移動体共用サ
ーバアカウント情報(ユーザ情報)71aでは、移動体
ネットチケット物理識別番号情報73は「abcde1
0203」である。
【0124】S23において、乗車券判定部116は、
乗車券管理サーバ120に問い合わせ、移動体共用サー
バアカウント情報(ユーザ情報)71aを確認する。
【0125】S24において、乗車券118に記録され
たユーザ情報71aが乗車券管理サーバ120の管理す
る情報と照合される。ユーザ情報71aが正しい場合、
S25において、携帯用端末65のアドレスを登録する
か否かを確認する。ユーザは必要に応じて携帯用端末6
5のアドレスを登録することができる。また、携帯用端
末65使用時に携帯用端末65のアドレスを登録するこ
ともできる。
【0126】S25において、携帯用端末65のアドレ
スを登録する場合、S26において、ユーザが使用する
携帯用端末65の携帯用端末ID情報77、例えば「N
ick@address.com」の登録を行い、S2
7において、移動体共用サーバ2を利用するための移動
体ネットID情報72、例えば「2−654−0523
−1」を割り当て、移動体共用サーバアカウント情報7
1の新規リストを作成する。
【0127】S25において、携帯用端末65のアドレ
スを登録しない場合、携帯用端末65のアドレスを設定
しないでS27の処理を行う。次に、S28において、
S27で作成した新規アカウント情報を移動体ネットチ
ケット19に記録する。S29において、移動体共用サ
ーバアカウント情報71に新たに作成したアカウント情
報を記録し、S30において正常に新規アカウントが作
成されたことをユーザに通知し、新規アカウント作成処
理を終了する。
【0128】S24において、ユーザ情報71aが正し
くない場合は、S31において、作成に失敗したことを
ユーザに通知し、新規アカウント作成処理を終了する。
【0129】図11は、移動用共用サーバ2を利用する
前に、移動体51内で使用するファイルを移動体共用サ
ーバ2に予め登録しておく場合の登録情報の一例を示す
説明図である。
【0130】移動体共用サーバアカウント情報71は予
め記憶されているデータである先置データ92、先置デ
ータ92の格納された先置ファイル93、移動体共用サ
ーバ2にデータを登録するためのデータである登録デー
タ94、登録データ94がある場合にその登録データ9
4を取得するための取得用データ95等から構成され
る。
【0131】先置データ92には、移動体の通信ネット
ワークの識別情報である「移動体ネットID」とそれに
対応する「個人情報」とが含まれる。
【0132】先置ファイル93には、先置データ92の
データに対応するデータが格納されている。
【0133】登録データ94は先置ファイル93に格納
されるデータである。
【0134】取得用データ95は、「サーバ」、「ユー
ザID」、「パスワード」及びデータを特定するための
「指定データ」からなる。
【0135】次に、上記情報の登録方法について説明す
る。
【0136】例えば、移動体ネットID「2−654−
0523−1」を取得した利用者が、データを予め移動
体共用サーバ2に登録する場合、移動体51外の無線ネ
ットワークN2から移動体共用サーバ2にアクセスす
る。そこで、前記利用者が、移動体ネットID「2−6
54−0523−1」を指定すると、データは先置デー
タの格納場所である「/pre−set/2−654−
0523−1/」の場所に格納される。
【0137】格納されたデータは、移動体利用者が移動
体51の利用後、格納場所から読み出されることによっ
て、移動体51内で利用可能となる。
【0138】また、移動体共用サーバ2を利用する前に
データを登録する場合、外部ネットワークから移動体共
用サーバ2にアクセスし、移動体ネットID「2−65
4−0523−1」を入れ、登録しておくデータのある
サーバ「ftp.some.com」と、そのユーザI
D「nick」、パスワード「******」を入力す
る。そして、データ「/usr/local/home
/nick/pre−set/hoge.txt」や複
数のデータの集合「ftp.some.com/nic
k/pre−set/」を指定して、登録する。登録さ
れたデータは移動体搭載通信ネットワークシステム利用
開始前または開始後、移動体共用サーバ2を通じて移動
体51外の情報通信装置から移動体51内に転送される
ことによって、移動体51内で利用可能となる。
【0139】登録される情報としては、この他にも、目
覚まし設定96やフレンド設定97などがある。
【0140】目覚まし設定96は、乗車時間に応じてメ
ールの送信を受けることのできるサービスを利用するか
否かに関する情報についての設定である。例えば、「T
RUE」と設定されていれば、乗車時間に応じたメール
の送信を受けることができ、「FALSE」と設定され
ていれば、メールの送信を受けることができない。
【0141】フレンド設定97は、同じ環境を複数の利
用者で共有する場合の情報設定である。例えば、移動体
ネットID「2−654−0523−1」の人が、移動
体ネットID「2−654−0523−2」の人と同じ
環境を利用する場合、フレンド設定97に「2−654
−0523−2」と登録することにより、同じ環境を利
用できることとなる。
【0142】次に、移動体共用サーバ2利用終了時にお
ける移動体共用サーバ2の動作を図12を参照して説明
する。図12は、動作を示すフローチャートである。こ
こで、予約保存場所とは、利用者が予めデータを保存し
ようとする場所をいう。
【0143】まず、移動体共用サーバ2の利用を止める
かどうかを確認する(S51)。移動体共用サーバ2の
利用を止める場合、使用していたデータを利用者が指定
するサーバに戻すかどうか確認する(S52)。戻す場
合には、サーバにアクセスして、使用していたファイル
を戻す(S53)。その後、移動体共用サーバ2で使用
していたデータ及び個人アカウント設定情報を消去する
(S54、S55)。
【0144】一方、移動体共用サーバ2の利用を止めな
い場合(S51でNOと判断された場合)には、データ
が有効期限内であるか否かを確認し(S56)、有効期
間内である場合(S57でYESと判断された場合)に
は、利用者が使用していたデータを予約保存場所に置く
(S57)。その後、移動体共用サーバ2で使用してい
たデータ及び個人アカウント設定情報を消去する(S5
4、S55)。データが有効期限外の場合(S57でN
Oと判断された場合)には、移動体共用サーバ2で使用
していたデータ及び個人アカウント設定情報を消去する
(S54、S55)。
【0145】次に、利用者が有効期限を設定する工程を
図13を参照して説明する。図13は、利用者が有効期
限を設定する工程を示すフローチャートである。本フロ
ーチャートにおいては、有効期限の変更、携帯用端末I
Dの変更、データの先置き、データの登録について説明
する。
【0146】まず、移動体ネットIDよりユーザ情報を
読み取り(S71)、まず、携帯用アドレスを変更する
かを確認する(S72)。携帯用アドレスを変更する場
合には、携帯用アドレスを入力する(S73)。
【0147】携帯用アドレスを変更しない場合(S72
でNOと判断された場合)には、有効期限を変更するか
否かを確認する(S74)。有効期限を変更する場合に
は、利用者が入力した有効期限に有効期限を変更する
(S75)。
【0148】有効期限を変更しない場合(S74でNO
と判断された場合)には、使用するデータあるいは戻す
データを登録するか否かを確認する(S76)。データ
を登録する場合、サーバ、ユーザアカウント、パスワー
ドを入力する(S77)。これらの工程の後、あるいは
データを登録しない場合には、設定を終了するか否かを
確認し(S78)、終了しない場合には、再度設定を再
開し(S72)、終了する場合には、設定を終了する。
【0149】
【発明の効果】本発明によれば、移動体利用者は情報記
録媒体に記録された情報に基づいて、移動体通信ネット
ワークシステムを利用することができる。
【0150】また、本発明によれば、情報記録媒体に記
録された情報に基づいて移動体内の携帯通信端末と移動
体外の通信ネットワークシステムとの間で情報通信を開
始することができる。
【0151】また、本発明によれば、移動体搭載通信ネ
ットワークシステム利用者が利用開始前に、外部の通信
ネットワークシステムのデータを移動体搭載通信ネット
ワークシステムに転送することができる。
【0152】また、本発明によれば、移動体搭載通信ネ
ットワークシステム利用者が利用開始後に、情報通信端
末で処理していたデータを外部の通信ネットワークシス
テムに転送することができる。
【0153】また、本発明によれば、移動体搭載通信ネ
ットワークシステム利用者が利用開始の際に、外部の通
信ネットワークシステムのデータを移動体搭載通信ネッ
トワークシステムに転送することができる。
【0154】また、本発明によれば、移動体搭載通信ネ
ットワークシステム利用の際の利用条件を記録した情報
記録媒体を発行する情報記録媒体発行装置により、移動
体搭載通信ネットワークシステム利用の際の利用条件を
記録した情報記録媒体を発行することができる。
【0155】また、本発明によれば、移動体搭載通信ネ
ットワークシステム利用の際の利用条件を記録した情報
記録媒体を発行する情報記録媒体発行装置により、移動
体利用の際の利用条件と移動体搭載通信ネットワークシ
ステム利用の際の利用条件とを記録した情報記録媒体を
発行することができる。
【0156】また、本発明によれば、移動体搭載通信ネ
ットワークシステムの利用終了後、サーバの保持する利
用者の利用条件についての情報が消去される。
【0157】また、本発明によれば、サーバと情報通信
端末との間の情報通信が終了すると、サーバにおいて記
憶されているデータが消去される。不要なデータを消去
し、記憶するデータ量を制限できる。
【0158】また、本発明によれば、サーバにおいて記
憶されているデータが消去される前に、データが移動体
外の情報通信装置に転送される。これにより、データを
記憶するデータ記憶媒体を運搬する等のデータの移動に
要する労力が軽減される。
【0159】また、本発明によれば、携帯情報端末使用
後に、携帯情報端末間の情報通信が可能となる。
【0160】また、本発明によれば、情報通信を開始す
る時間を設定することができる。これにより、移動体内
で希望する時間に情報通信を開始させることができる。
【0161】また、本発明によれば、情報記録媒体の使
用に関し、有効期限を設けることができる。これによ
り、情報記録媒体の有効期限後における使用を防止でき
る。
【0162】また、本発明によれば、移動体搭載ネット
ワークシステムを利用する際の環境に関する情報を設け
ている。これにより、複数の人が同一の環境を利用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る移動体搭載通
信ネットワークシステムに使用する装置の移動体内にお
ける配置の一例を示す図である。
【図2】乗車席の前面に配置された移動体ユーザ端末の
一構成例を示す図である。
【図3】電線で移動体ユーザ端末に接続されたチケット
読み取り部の構成を示す図である。
【図4】本発明の一構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の一構成例の動作を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の一構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明の一構成例を示すブロック図である。
【図8】本発明の一構成例を示すブロック図である。
【図9】移動体共用サーバが保持する情報の内容の一例
を示す構成図である。
【図10】識別情報の処理工程を示すフローチャートで
ある。
【図11】移動用共用サーバを利用する前に、移動体内
で使用するファイルを移動体共用サーバに予め登録して
おく場合の登録情報の一例を示す説明図である。
【図12】移動体共用サーバ利用終了時における移動体
共用サーバの動作を説明するフローチャートである。
【図13】利用者が有効期限を設定する工程を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 移動体ユーザ端末 2 移動体共用サーバ 3 表示部 4 入力部 5 チケット読み取り部 5A チケット読み取り部 6 制御部 7 乗り物内通信部 8 経路情報判定部 9 外部通信部 10 乗り物内通信部 11 アカウント確認部 12 制御部 13 ユーザ情報管理部 14 記憶装置 15 仮想経路情報判定部 16 外部通信部 17 周辺機器 19 移動体ネットチケット 20 キーボード 21 表示装置 34 記憶装置 35 携帯メールサーバ 36 端末 37 サーバ 38 端末 39 携帯用端末 41 利用者 42 利用者 51 移動体 52 乗車席 64 コネクタ 65 携帯用端末 71 移動体共用サーバアカウント情報 71a 移動体共用サーバアカウント情報 72 移動体ネットID 73 物理識別情報 74 乗車番号 75 開始日時 76 終了日時 77 携帯用端末ID 92 先置データ 93 先置ファイル 94 登録データ 95 取得用データ 96 目覚まし設定 97 フレンド設定 111 移動体ネットチケット発券端末 111A 移動体ネットチケット発券端末 112 乗車券読み取り部 113 移動体ネットチケット設定部 114 チケット格納部 115 制御部 116 乗車券判定部 117 通信部 118 乗車券 119 移動体ネットチケット 120 乗車券管理サーバ 122 入力部 123 移動体ネット対応乗車券設定部 125 制御部 128 移動体ネット対応乗車チケット N1 インターネット N2 無線ネットワーク N3 移動体共用サーバネットワーク

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体に搭載されたサーバと情報通信端末
    との間で情報通信する移動体搭載通信ネットワークシス
    テムにおいて、 前記情報通信端末は、 本システムを利用するための利用条件が記録された情報
    記録媒体から前記利用条件を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取った利用条件を前記サーバに
    送信する送信手段とを備え、 前記サーバは、 本システムを利用する際の利用条件を記憶する記憶手段
    と、 前記送信手段より送信された利用条件と前記記憶手段の
    記憶する利用条件とを照合する照合手段と、 前記照合手段における照合により両利用条件が一致する
    場合にのみ前記情報通信端末との間で情報通信を可能と
    する通信制御手段とを備えたことを特徴とする移動体搭
    載通信ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】移動体に搭載されたサーバと情報通信端末
    との間で情報通信する移動体搭載通信ネットワークシス
    テムにおいて、 前記サーバは、 移動体外の情報通信装置と情報通信する外部通信手段
    と、 前記情報通信端末に接続される携帯通信端末の識別情報
    を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている識別情報の携帯通信端末
    に対する前記情報通信装置からの通信を前記外部通信手
    段で受信した場合には、前記情報通信装置から前記携帯
    通信端末への通信を仲介または代行受信する手段を備え
    たことを特徴とする移動体搭載通信ネットワークシステ
    ム。
  3. 【請求項3】前記サーバは、 移動体外の情報通信装置と情報通信する外部通信手段
    と、 前記情報通信端末との間で情報通信を開始する前または
    前記情報通信端末との間で情報通信を開始した後、前記
    外部通信手段を介して前記情報通信装置から受信したデ
    ータを保持する保持手段とをさらに備え、 前記情報通信端末は、前記サーバとの間で情報通信を開
    始した後、前記保持手段に保持されているデータを利用
    することを特徴とする請求項1記載の移動体搭載通信ネ
    ットワークシステム。
  4. 【請求項4】前記サーバは、 移動体外の情報通信装置と情報通信を行う外部通信手段
    と、 前記情報通信端末との間の情報通信の終了後に、前記情
    報通信端末が処理したデータを前記外部通信手段を通じ
    て移動体外の情報通信装置に転送する手段とをさらに備
    えたことを特徴とする請求項1または請求項3記載の移
    動体搭載通信ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】前記サーバは、 データを指定する指定データを登録する指定データ登録
    手段を備え、前記サーバと前記情報通信端末との間の情
    報通信開始後、前記外部通信手段を通じて、前記指定デ
    ータの指定するデータを移動体外の情報通信装置から取
    得することを特徴とする請求項3または請求項4記載の
    移動体搭載通信ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】サーバと情報通信端末との間で情報通信す
    る移動体搭載通信ネットワークシステム利用の際の利用
    条件が記録された情報記録媒体を発行する情報記録媒体
    発行装置であって、前記移動体搭載通信ネットワークシ
    ステム利用の際の第1の利用条件と移動体利用の際の第
    2の利用条件とが予め設定されている場合において、 移動体利用の際の第3の利用条件の記録された情報記録
    媒体から前記第3の利用条件を読み取る第3の読取手段
    と、 設定された第2の利用条件を読み出す第2の読出手段
    と、 前記第2の読出手段の読み出す第2の利用条件と前記第
    3の読取手段の読み取る前記第3の利用条件とを照合す
    る照合手段と、 設定された第1の利用条件を読み出す第1の読出手段
    と、 前記第1の利用条件を情報記録媒体に記録する記録手段
    とを備え、 前記照合手段において前記第2の利用条件と前記第3の
    利用条件とが一致すれば、前記記録手段が前記第1の利
    用条件を情報記録媒体に記録することを特徴とする情報
    記録媒体発行装置。
  7. 【請求項7】サーバと情報通信端末との間で情報通信す
    る移動体搭載通信ネットワークシステム利用の際の利用
    条件と移動体利用の際の利用条件とが記録された情報記
    録媒体を発行する情報記録媒体発行装置であって、前記
    移動体搭載通信ネットワークシステム利用の際の第1の
    利用条件と移動体利用の際の第2の利用条件とが予め設
    定されている場合において、 移動体利用の際の第3の利用条件を出力する第3の出力
    手段と、 設定された第2の利用条件を読み出す第2の読出手段
    と、 前記第2の読出手段の読み出す第2の利用条件と前記第
    3の出力手段の出力する第3の利用条件とを照合する照
    合手段と、 設定された第1の利用条件を読み出す第1の読出手段
    と、 前記第1の利用条件と前記第2の利用条件とを情報記録
    媒体に記録する記録手段とを備え、 前記照合手段において前記第2の利用条件と前記第3の
    利用条件とが一致すれば、前記記録手段が前記第1の利
    用条件と前記第2の利用条件とを情報記録媒体に記録す
    ることを特徴とする情報記録媒体発行装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の移動体搭載通信ネットワー
    クシステムにおいて、前記サーバはデータを消去する消
    去手段を備え、前記サーバと前記情報通信端末との間の
    情報通信が終了すると前記消去手段が前記情報通信端末
    の処理していたデータを消去することを特徴とする移動
    体搭載通信ネットワークシステム。
  9. 【請求項9】請求項8記載の移動体搭載通信ネットワー
    クシステムにおいて、前記サーバは移動体外の情報通信
    装置と情報通信する外部通信手段を備え、前記消去手段
    がデータを消去する前に、前記外部通信手段が前記情報
    通信端末が処理していたデータを移動体外の情報通信装
    置に転送することを特徴とする移動体搭載通信ネットワ
    ークシステム。
  10. 【請求項10】請求項2記載の移動体搭載通信ネットワ
    ークシステムは、さらに、前記携帯通信端末とサーバと
    の接続を遮断し前記携帯通信端末と他の携帯通信端末と
    の接続を回復させる切替手段を備え、前記サーバと前記
    携帯通信端末との間の情報通信が終了すると前記切替手
    段が前記携帯通信端末とサーバとの接続を遮断し前記携
    帯通信端末と他の携帯通信端末との接続を回復させるこ
    とを特徴とする移動体搭載通信ネットワークシステム。
  11. 【請求項11】請求項2記載の移動体搭載通信ネットワ
    ークシステムは、さらに、仲介を開始する開始時間を設
    定する開始設定手段を備え、開始設定手段が設定した開
    始時間に前記サーバが移動体外の情報通信装置と携帯通
    信端末との通信の仲介を開始することを特徴とする移動
    体搭載通信ネットワークシステム。
  12. 【請求項12】請求項1または請求項2記載の移動体搭
    載通信ネットワークシステムは、さらに、前記記憶手段
    の記憶する利用条件または識別情報を消去する消去手段
    を備え、前記情報記録媒体にはさらに前記情報記録媒体
    を使用できる有効期限に関する情報が記録されており、
    前記有効期限経過後は前記消去手段が前記記憶手段の記
    憶する利用条件または識別情報を消去することを特徴と
    する移動体搭載通信ネットワークシステム。
  13. 【請求項13】請求項1または請求項2記載の移動体搭
    載通信ネットワークシステムは、さらに、情報通信環境
    を設定する環境設定手段を備え、前記環境設定手段が複
    数の移動体利用者に同じ情報通信環境を設定することま
    たは前記情報記録媒体に記録された情報により同じ情報
    通信環境を設定することを特徴とする移動体搭載通信ネ
    ットワークシステム。
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