JP2004139410A - 車載情報端末装置、車載情報制御システムおよび車載情報制御方法 - Google Patents

車載情報端末装置、車載情報制御システムおよび車載情報制御方法 Download PDF

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石川 大輔
Kenji Mori
森 健司
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Abstract

【課題】ユーザーが契約情報の削除操作を行っても、車載情報端末装置とセンター装置との間で情報の同一性を保つことができる車載情報端末、車載情報制御システムおよび車載情報制御方法を提供すること。
【解決手段】車載情報端末装置100から登録ユーザー情報の削除命令を入力すると、契約情報が記憶されたセンター装置200に接続し、前記契約情報の解除命令を送信し、センター装置200では、前記契約情報の解除命令を受信し、前記記憶された契約情報の解約処理を行うので、ユーザーが意識してセンター装置200に接続しなくても、車載情報端末装置100とセンター装置200との間で情報の同一性を保つことができる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザーが意識せずにセンター装置と端末装置に記憶された情報の整合をとることができる車載情報端末装置、車載情報制御システムおよび車載情報制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車載情報制御システムとして、車両等でユーザーが使用して情報提供を受ける車載情報端末装置から、ユーザーが情報提供を行う情報提供者のセンター装置と接続して、ユーザーがリクエストを行うと、前記センター装置から前記車載情報端末装置に各種のコンテンツを提供するシステムがある。
【0003】
このような場合、コンテンツを提供するセンター装置(情報提供者)は、そのコンテンツの維持管理や利益授受のため、情報提供を行うユーザーと契約を締結し、このユーザーに課金を行っている。この際、センター装置には、ユーザーとの契約情報を記憶して、ユーザーからコンテンツの要求があった場合には、契約情報を確認し、契約にしたがって提供している。
【0004】
さらに、上記のように契約情報がセンター装置にしかない場合、ユーザーがコンテンツを使用したいとおもった場合、このコンテンツ使用の契約が済んでいるか否かを確認するために、一旦端末装置からセンター装置にアクセスしなければ確認できないため、端末装置側にも、上記契約情報を記憶し、端末装置側のみでコンテンツ使用の契約の有無を確認できるようにすることもできる。
【0005】
ところが、このような同一の契約情報を、車載情報端末装置と、センター装置との双方で保持していると、双方の情報の同一性が崩れてしまう可能性がある。そこで、このような端末装置上のデータと、センター装置上のデータとの一致を保証させる必要がある。
【0006】
ユーザー端末で保持する共有データをセンター装置で保持する共有データと一致させるシステムには、図5に示すように、ユーザーが端末装置からセンター装置をアクセスすると、センター装置10がデータ配信プログラム11を端末装置20に返信し、端末装置20で起動されたデータ配信プログラム11が共有データAの最終更新日時Aをデータ群21から取得して送り、センター装置10が基データ群13から取得した共有データBの最終更新日時Bと最終更新日時Aを比較して更新が必要な共有データAに対する更新データを端末装置20に返信することにより、自動的に端末装置に保持するデータを、センター装置に保持するデータに更新するシステムが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−189622号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車載情報制御システムでは、ユーザーがセンター装置に接続せずに車載情報端末装置のみで、上記契約情報の削除や変更を加えてしまうと、車載情報端末装置とセンター装置との間で契約情報の同一性がとれないという問題があった。
【0009】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、ユーザーが契約情報の削除操作を行っても、車載情報端末装置とセンター装置との間で情報の同一性を保つことができる車載情報端末、車載情報制御システムおよび車載情報制御方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の車載情報制御システムは、車載情報端末装置からユーザー登録を行うことにより、情報提供者が前記登録ユーザーに対して情報の提供を許可する契約を締結し、この契約情報をセンター装置で記憶する車載情報制御システムにおいて、前記車載情報端末装置は、前記センター装置と通信を行う端末通信手段と、前記登録ユーザー情報とともに、前記センター装置に記憶された契約情報と同期した端末契約情報を記憶する端末記憶手段と、前記登録ユーザー情報の削除命令を入力する情報削除命令入力手段と、前記登録ユーザー情報の削除命令が入力されたとき、前記通信手段により前記センター装置に前記契約情報の解除命令を送信させる契約解除制御手段とを備え、前記センター装置は、前記契約情報を記憶するセンター記憶手段と、前記車載情報端末装置と通信を行い、前記契約情報の解除命令を受信する端末通信手段と、前記契約情報の解除命令を受信したとき、前記記憶された契約情報の解約処理を行うセンター解約制御手段とを備えたことを特徴とした構成を有している。
【0011】
この構成により、車載情報端末装置から登録ユーザー情報の削除命令を入力すると、契約情報が記憶されたセンター装置に接続し、前記契約情報の解除命令を送信し、前記センター装置では、前記契約情報の解除命令を受信し、前記記憶された契約情報の解約処理を行うので、ユーザーが意識してセンター装置に接続しなくても、自動的にセンター装置に接続し契約情報を削除することができ、ユーザー登録情報だけが削除された契約情報が残ることを防止することができるとともに、車載情報端末装置に記憶された端末契約情報とセンター装置に記憶された契約情報との整合性を常に保つことができることとなる。
【0012】
また、本発明の車載情報制御方法は、車載情報端末装置からユーザー登録を行うことにより、情報提供者が前記登録ユーザーに対して情報の提供を許可する契約を締結した契約情報をセンター装置に記憶するセンター記憶ステップと、車載情報端末装置に、前記登録ユーザー情報とともに、前記センター装置に記憶された契約情報と同期した端末契約情報を記憶する端末記憶ステップと、前記車載情報端末装置で前記登録ユーザー情報の削除命令を入力する情報削除命令入力ステップと、前記登録ユーザー情報の削除命令が入力されたとき、前記センター装置に前記契約情報の解除命令を送信する解除命令送信ステップと、前記センター装置で前記契約情報の解除命令を受信する解除命令受信ステップと、前記契約情報の解除命令を受信したとき、前記センター装置に記憶された契約情報の解約処理を行うセンター解約制御ステップと、前記センター装置から前記車載情報端末装置に前記端末契約情報の解除促進命令を送信する解除促進送信ステップとを備えたことを特徴としている。
【0013】
この方法により、車載情報端末装置から登録ユーザー情報の削除命令を入力すると、契約情報が記憶されたセンター装置に接続し、前記契約情報の解除命令を送信し、前記センター装置では、前記契約情報の解除命令を受信し、前記記憶された契約情報の解約処理を行い、前記センター装置から前記車載情報端末装置に端末契約情報の解除促進命令を送信するので、ユーザーが意識してセンター装置に接続しなくても、自動的にセンター装置に接続し契約情報を削除し、端末契約情報の解除促進命令も受信することができ、ユーザー登録情報だけが削除された契約情報が残ることを防止することができるとともに、端末契約情報の解除促進命令により、車載情報端末装置の契約情報も忘れずに削除することができ、確実に車載情報端末装置に記憶された端末契約情報とセンター装置に記憶された契約情報との整合性を保つことができることとなる。
【0014】
さらに、本発明の車載情報端末装置は、ユーザー登録を行うことにより、情報提供者が前記登録ユーザーに対して情報の提供を許可する契約を締結した契約情報を記憶するセンター装置と通信を行う端末通信手段と、前記登録ユーザー情報とともに、前記センター装置に記憶された契約情報と同期した端末契約情報を記憶する端末記憶手段と、前記登録ユーザー情報の削除命令を入力する情報削除命令入力手段と、前記登録ユーザー情報の削除命令が入力されたとき、前記通信手段により前記センター装置に前記契約情報の解除命令を送信させる契約解除制御手段とを備えたことを特徴とした構成を有している。
【0015】
この構成により、登録ユーザー情報の削除命令を入力すると、契約情報が記憶されたセンター装置に接続し、前記契約情報の解除命令を送信するので、ユーザーが意識してセンター装置に接続しなくても、自動的にセンター装置に接続し、センター装置に契約情報の削除命令を送信することができ、ユーザー登録情報だけが削除された契約情報が残ることを防止することができるとともに、車載情報端末装置に記憶された端末契約情報とセンター装置に記憶された契約情報との整合性を常に保つことができることとなる。
【0016】
また、本発明の車載情報端末装置は、1契約につき複数のユーザーが登録でき、最初のユーザー登録を行うことにより、情報提供者が前記複数の登録ユーザーに対して情報の提供を許可する契約を締結した契約情報を記憶するセンター装置と通信を行う端末通信手段と、前記登録ユーザー情報とともに、前記センター装置に記憶された契約情報と同期した端末契約情報を記憶する端末記憶手段と、登録された全ての前記登録ユーザー情報の削除命令を入力する情報削除命令入力手段と、前記全ての登録ユーザー情報の削除命令が入力されたとき、前記通信手段により前記センター装置に前記契約情報の解除命令を送信させる契約解除制御手段とを備えたことを特徴とした構成を有している。
【0017】
この構成により、登録された全ての登録ユーザー情報の削除命令を入力すると、契約情報が記憶されたセンター装置に接続し、前記契約情報の解除命令を送信するので、ユーザーが意識してセンター装置に接続しなくても、自動的にセンター装置に接続し、センター装置に契約情報の削除命令を送信することができ、ユーザー登録情報だけが削除された契約情報が残ることを防止することができるとともに、ユーザーが削除する登録ユーザーの数を意識することなく削除することができ、車載情報端末装置に記憶された端末契約情報とセンター装置に記憶された契約情報との整合性を常に保つことができることとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0019】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態における車載情報制御システムの構成図を、図1に示す。図1に示すように、本実施の形態の車載情報制御システムは、ユーザーとの契約情報を記憶するセンター装置200と、センター装置200に記憶された契約情報と同期した端末契約情報を記憶する車載情報端末装置100とを備え、センター装置200と車載情報端末装置100とは、ネットワーク300で接続されている。車載情報端末装置100は、複数接続されるが、図1では1つのみ示している。
【0020】
車載情報端末装置100は、車両等に搭載されてユーザーが使用するものであり、ユーザーの操作情報を入力する操作入力部110と、前記端末契約情報を記憶する端末記憶部120と、センター装置200と通信を行い、センター装置200と契約情報や提供情報の送受信を行う端末通信部130と、ユーザーへの操作案内や提供する情報の表示を行う端末表示部140と、この車載情報端末装置100の各部を制御する端末制御部190とを備えている。
【0021】
センター装置200は、例えば、車載情報端末装置100に比べてより高度な機能、性能を持ったサーバーと呼ばれるような情報処理装置で実現され、道路地図等の経路案内情報(以下、カーナビゲーション情報という)やゲーム等(以下、まとめてコンテンツという)の情報提供を行う情報提供者のサーバーである。また、センター装置200は、車載情報端末装置100と通信を行い、車載情報端末装置100から前記契約情報の解除命令やコンテンツの送受信を行うセンター通信部210と、前記契約情報やコンテンツを記憶するセンター記憶部220と、このセンター装置200の各部を制御するセンター制御部290とを備えている。
【0022】
ここで、前記契約情報とは、ユーザーが情報提供者から各種のコンテンツの提供を受けるために、情報提供者とユーザーとが結んだ契約内容の情報であり、この契約情報が検索されることにより、ユーザーは情報提供者から各種のコンテンツの提供が許可されるものである。上記契約を結ぶことにより、センター記憶部220に契約情報が作成され、例えば、この契約情報があるユーザーのみがカーナビゲーション情報等のコンテンツの提供を受けることができる。
【0023】
また、端末契約情報とは、前記契約締結時に、センター装置200側の契約情報作成と同期して車載情報端末装置100側に作成される情報であり、この端末契約情報により、車載情報端末装置100がセーター装置200と接続されていなくても、契約内容を確認したり、使用可能なコンテンツを把握したりすることができる。
【0024】
ユーザーの操作情報とは、ユーザーが車載情報端末装置100の操作入力部110から入力した操作指示の情報をいう。
【0025】
また、車載情報端末装置100の操作入力部110は、例えば、キーボード、タッチパネル、タブレット等の入力装置により構成され、数字、文字および記号等によりユーザーの操作情報を入力するようになっている。なお、本実施の形態において、操作入力部110は、キーボードで構成されているものとし、ユーザーごとに情報を削除する個別削除キー、登録されている全ユーザーの情報を削除する全ユーザー削除キー、本システムを使用するユーザー等を選択する選択キー、情報提供者との契約締結を行う契約実行キー、ユーザー自身が作成する情報等を入力するための文字キーを備えている。
【0026】
また、端末記憶部120は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク、磁気光ディスク等で構成され、端末通信部130を介してセンター装置200から受信した契約情報による端末契約情報、操作入力部110により入力されたユーザーが入力したユーザー作成情報を記録するようになっている。
【0027】
また、端末表示部140は、例えば、画像処理回路、液晶ディスプレイ等で構成され、コンテンツの表示、ユーザーの操作案内や入力操作の表示を行うようになっている。
【0028】
また、端末制御部190は、例えば、CPU、ROM、RAM等により構成され、操作入力部110から前記端末契約情報の解除命令が入力されたとき、端末通信部130を介してセンター装置200に前記契約情報の解除命令を送信させる等、この車載情報端末装置100の各部を制御する。
【0029】
さらに、センター装置200のセンター記憶部220は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク、磁気光ディスク等で構成され、前記契約情報およびユーザーに提供するコンテンツ等を記録するようになっている。
【0030】
また、センター制御部290は、例えば、CPU、ROM、RAM等により構成され、センター通信部210を介して前記契約情報の解除命令を受信したとき、センター記憶部220に記憶された契約情報の解約処理を行う等、このセンター装置200の各部を制御する。
【0031】
次に、本実施の形態における車載情報制御システムの動作について、図2、図3にフローチャートを示し、説明する。本実施の形態において、車載情報端末装置100は、1契約につき2つのユーザー登録ができるようになっている。
【0032】
最初に、図2を参照して、本実施の形態の車載情報制御システムにおけるユーザー登録処理について簡単に説明する。
【0033】
図2において、まず、車載情報制御システムが起動されると、本システムを使用するユーザーの選択画面が表示され、ユーザーにより車載情報端末装置100の操作入力部110から使用ユーザーが選択される(ステップs101)。使用ユーザーが選択されると、車載情報端末装置100が情報提供者と契約済みか否かが判断される(ステップs102)。ここで、契約済みであれば、選択されたユーザーが登録済みか否かが判断され(ステップs109)、契約済みでなければ、契約締結画面を表示する(ステップs103)。
【0034】
次に、ユーザーにより車載情報端末装置100の操作入力部110から情報提供者との契約締結を行う契約実行キーの入力を待ち(ステップs104)、契約実行キーが受け付けられないときは本処理を終了し、契約実行キーを押下されたときには、センター装置との接続を行う(ステップs305)。センター装置200と正常に接続ができたら、センター装置200で契約情報の作成を行い、センター記憶部220に記憶するとともに、車載情報端末装置100の端末記憶部120にも上記契約情報と同期した端末契約情報を記憶する(ステップs106)。
【0035】
次いで、センター装置200の契約情報、車載情報端末装置100の端末契約情報が、正常に作成されたら、ユーザー登録を行う(ステップs107)。ここでは、上記選択されたユーザーでユーザー登録処理が行われる。
【0036】
ユーザー登録が、正常に行われたら、センター装置200からコンテンツのサービス提供画面を車載情報端末装置100に送信し、車載情報端末装置100の端末表示部140に表示する(ステップs108)。
【0037】
上記車載情報端末装置100の契約済み判断処理(ステップs102)で、契約済みであった場合には、選択されたユーザーが登録済みか否かが判断される(ステップs109)。ここで、選択されたユーザーが登録済みでない場合には、上記ユーザー登録処理(ステップs107)を行い、選択されたユーザーが登録済みならば、上記サービス画面表示処理(ステップs108)を行って、本ユーザー登録処理を終了する。
【0038】
したがって、初めて本システムを使用するときには、情報提供者との契約が締結されてから、指定されたユーザーでユーザー登録が行われ、本システムが使用可能となり、1ユーザー登録済みで他のユーザー使用時には、自動的に他のユーザー登録が行われて、本システムを使用することができる。
【0039】
次に、図3を参照して、本実施の形態の車載情報制御システムにおけるユーザーごとの情報削除処理について説明する。ここでは既に、車載情報端末値100からセンター装置200に対して、1ユーザーの登録処理が完了しているものとする。
【0040】
図3において、まず、ユーザーにより車載情報端末装置100の操作入力部110からユーザー消去操作が入力される(ステップs301)と、当該ユーザーが契約中であるか否かを、車載情報端末装置100側で端末記憶部120に記憶されている端末契約情報を検索して、確認する(ステップs302)。ここで、当該ユーザーが契約中でなければ、車載情報端末装置100内の情報消去処理を行い(ステップs308)、処理を終了する。契約中の場合には、ブラウザを起動して、センター装置200と接続する(ステップs303)。
【0041】
次に、センター装置200と正常に接続できたか否かを確認する(ステップs304)。センター装置200と正常に接続ができなければ、本処理を終了し、正常に接続できた場合には、当該ユーザーの解約処理を行う(ステップs305)。ここでのユーザー解約処理は、センター装置100側で、センター記憶部220に記憶されている契約情報の解約処理を行う。
【0042】
次いで、センター装置200においてユーザーの解約処理が正常に完了したか否かを確認する(ステップs306)。解約処理が正常にできなければ、本処理を終了し、正常に解約処理ができた場合には、車載情報端末装置100内の情報の消去を促す案内を、センター装置200から車載情報端末装置100に送信する(ステップs307)。ここで、車載情報端末装置100の端末記憶部120に記憶された端末契約情報にセンター側契約解除のフラグをたてておくと、ユーザー情報消去処理のたびにセンター装置200と通信を行わずにユーザー消去処理を行うことができる。また、この情報消去案内およびセンター解約処理フラグ更新後、センター装置200から車載情報端末装置100との通信を切断するようにしてもよい。
【0043】
車載情報端末装置100内の情報の消去案内を受信したら、ユーザーは、車載情報端末装置100内の情報の消去処理を行い(ステップs308)、本処理を終了する。
【0044】
以上の処理により、車載情報端末装置100でユーザー情報の削除を行う場合に、意識してセンター装置200に接続しなくても、センター装置200側に契約情報が残っている場合には、センター装置200と接続して、センター装置200側の契約情報を削除するので、車載情報端末装置100側の契約情報が削除され、センター装置200側の契約情報だけが残ることが無くなり、センター側と端末側との契約情報を常に一致させておくことができ、契約情報不整合による問題を回避することができる。
【0045】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態の車載情報制御システムについて説明する。本実施の形態における車載情報制御システムの構成は、上記実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0046】
次に、本実施の形態の車載情報制御システムの動作について、図4にフローチャートを示し、説明する。
【0047】
以下、図4を参照して、本実施の形態の車載情報制御システムにおける全ユーザー情報の削除処理について説明する。ここでは既に、車載情報端末値100からセンター装置200に対して、2ユーザーの登録処理が完了しているものとする。
【0048】
図4において、まず、ユーザーにより車載情報端末装置100の操作入力部110から全ユーザー消去操作が入力される(ステップs401)と、登録されているユーザーで契約中のユーザーがあるか否かを、車載情報端末装置100側で端末記憶部120に記憶されている端末契約情報を検索して、確認する(ステップs402)。ここで、契約中のユーザーがなければ、車載情報端末装置100内の情報消去処理を行い(ステップs409)、処理を終了する。登録されているユーザーの内いずれかが契約中の場合には、ブラウザを起動して、センター装置200と接続する(ステップs403)。
【0049】
次に、センター装置200と正常に接続できたか否かを確認する(ステップs404)。センター装置200と正常に接続ができなければ、本処理を終了し、正常に接続できた場合には、当該ユーザーの解約処理を行う(ステップs405)。ここでのユーザー解約処理は、センター装置100側で、センター記憶部220に記憶されている契約情報の解約処理を行う。
【0050】
次いで、センター装置200においてユーザーの解約処理が正常に完了したか否かを確認する(ステップs406)。解約処理が正常にできなければ、本処理を終了し、正常に解約処理ができた場合には、車載情報端末装置100内の情報の消去を促す案内を、センター装置200から車載情報端末装置100に送信する(ステップs408)。ここでも、上記実施の形態と同様に、車載情報端末装置100の端末記憶部120に記憶された端末契約情報にセンター側契約解除のフラグをたてておくと、ユーザー情報消去処理のたびにセンター装置200と通信を行わずにユーザー消去処理を行うことができる。また、この情報消去案内およびセンター解約処理フラグ更新後、センター装置200から車載情報端末装置100との通信を切断するようにしてもよい。
【0051】
車載情報端末装置100内の情報の消去案内を受信したら、ユーザーは、車載情報端末装置100内の情報の消去処理を行い(ステップs409)、本処理を終了する。
【0052】
以上の処理により、車載情報端末装置100で全てのユーザー情報の削除を行う場合に、意識してセンター装置200に接続しなくても、センター装置200側に契約情報が残っている場合には、センター装置200と接続して、センター装置200側に残っている契約情報を削除するので、車載情報端末装置100側の契約情報が削除され、センター装置200側の契約情報だけが残ることが無くなり、センター側と端末側との契約情報を常に一致させておくことができ、契約情報不整合による問題を回避することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、車載情報端末装置から登録ユーザー情報の削除命令を入力すると、契約情報が記憶されたセンター装置に接続し、前記契約情報の解除命令を送信し、前記センター装置では、前記契約情報の解除命令を受信し、前記記憶された契約情報の解約処理を行うことにより、ユーザーが意識してセンター装置に接続しなくても、自動的にセンター装置に接続し契約情報を削除することができ、ユーザー登録情報だけが削除された契約情報が残ることを防止することができるとともに、車載情報端末装置に記憶された端末契約情報とセンター装置に記憶された契約情報との整合性を常に保つことができるというすぐれた効果を有する車載情報制御システムを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における車載情報制御システムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるユーザー登録処理を示すフローチャート
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるユーザーごとの情報削除処理を示すフローチャート
【図4】本発明の第2の実施の形態における全ユーザー情報の削除処理を示すフローチャート
【図5】従来のユーザー端末で保持する共有データと、センター装置で保持する共有データとを一致させるシステムの一例を示すブロック図
【符号の説明】
10 センター装置
11 データ配信プログラム
12 配信データ収集プログラム
13 基データ群
19 記録媒体
20 端末装置
21 データ群
22 データ配信プログラム域
29 ネットワーク
100 車載情報端末装置
110 操作入力部
120 端末記憶部
130 端末通信部
140 端末表示部
190 端末制御部
200 センター装置
210 センター通信部
220 センター記憶部
290 センター制御部
300 ネットワーク

Claims (4)

  1. 車載情報端末装置からユーザー登録を行うことにより、情報提供者が前記登録ユーザーに対して情報の提供を許可する契約を締結し、この契約情報をセンター装置で記憶する車載情報制御システムにおいて、
    前記車載情報端末装置は、前記センター装置と通信を行う端末通信手段と、
    前記登録ユーザー情報とともに、前記センター装置に記憶された契約情報と同期した端末契約情報を記憶する端末記憶手段と、
    前記登録ユーザー情報の削除命令を入力する情報削除命令入力手段と、
    前記登録ユーザー情報の削除命令が入力されたとき、前記通信手段により前記センター装置に前記契約情報の解除命令を送信させる契約解除制御手段とを備え、
    前記センター装置は、前記契約情報を記憶するセンター記憶手段と、
    前記車載情報端末装置と通信を行い、前記契約情報の解除命令を受信する端末通信手段と、
    前記契約情報の解除命令を受信したとき、前記記憶された契約情報の解約処理を行うセンター解約制御手段とを備えたことを特徴とする車載情報制御システム。
  2. 車載情報端末装置からユーザー登録を行うことにより、情報提供者が前記登録ユーザーに対して情報の提供を許可する契約を締結した契約情報をセンター装置に記憶するセンター記憶ステップと、
    車載情報端末装置に、前記登録ユーザー情報とともに、前記センター装置に記憶された契約情報と同期した端末契約情報を記憶する端末記憶ステップと、
    前記車載情報端末装置で前記登録ユーザー情報の削除命令を入力する情報削除命令入力ステップと、
    前記登録ユーザー情報の削除命令が入力されたとき、前記センター装置に前記契約情報の解除命令を送信する解除命令送信ステップと、
    前記センター装置で前記契約情報の解除命令を受信する解除命令受信ステップと、
    前記契約情報の解除命令を受信したとき、前記センター装置に記憶された契約情報の解約処理を行うセンター解約制御ステップと、
    前記センター装置から前記車載情報端末装置に前記端末契約情報の解除促進命令を送信する解除促進送信ステップとを備えたことを特徴とする車載情報制御方法。
  3. ユーザー登録を行うことにより、情報提供者が前記登録ユーザーに対して情報の提供を許可する契約を締結した契約情報を記憶するセンター装置と通信を行う端末通信手段と、
    前記登録ユーザー情報とともに、前記センター装置に記憶された契約情報と同期した端末契約情報を記憶する端末記憶手段と、
    前記登録ユーザー情報の削除命令を入力する情報削除命令入力手段と、
    前記登録ユーザー情報の削除命令が入力されたとき、前記通信手段により前記センター装置に前記契約情報の解除命令を送信させる契約解除制御手段とを備えたことを特徴とする車載情報端末装置。
  4. 1契約につき複数のユーザーが登録でき、最初のユーザー登録を行うことにより、情報提供者が前記複数の登録ユーザーに対して情報の提供を許可する契約を締結した契約情報を記憶するセンター装置と通信を行う端末通信手段と、
    前記登録ユーザー情報とともに、前記センター装置に記憶された契約情報と同期した端末契約情報を記憶する端末記憶手段と、
    登録された全ての前記登録ユーザー情報の削除命令を入力する情報削除命令入力手段と、
    前記全ての登録ユーザー情報の削除命令が入力されたとき、前記通信手段により前記センター装置に前記契約情報の解除命令を送信させる契約解除制御手段とを備えたことを特徴とする車載情報端末装置。
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