JP2002232115A - 配線基板及びその配線基板における短絡不良検出方法 - Google Patents

配線基板及びその配線基板における短絡不良検出方法

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JP2002232115A
JP2002232115A JP2001027060A JP2001027060A JP2002232115A JP 2002232115 A JP2002232115 A JP 2002232115A JP 2001027060 A JP2001027060 A JP 2001027060A JP 2001027060 A JP2001027060 A JP 2001027060A JP 2002232115 A JP2002232115 A JP 2002232115A
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wiring
short
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measurement
wiring board
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Takayuki Tomita
孝之 冨田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配線基板の短絡不良の測定において、安価で測
定の安定性が高い直流測定を用いることができる配線基
板及び配線基板における短絡不良検出方法を提供する。 【解決手段】基板上に、複数の素子、および素子間を接
続する配線基板において、隣接する素子と素子との間、
隣接する素子と配線との間、隣接する配線と配線との間
の少なくとも一箇所に、素子および配線と接続されてい
ない独立の検出配線を形成し、素子および配線と独立の
検出配線との直流導通を測定することにより短絡不良を
検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線基板に集積化
された素子ならび配線の短絡不良を検出することができ
る配線基板及びその配線基板における短絡不良検出方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】基板上にFET、キャパシタ素子、イン
ダクタンス素子などの複数の素子を配線パターンにより
接続してなる配線基板において、集積度をあげるため
に、隣接する素子や配線のピッチを狭くすることによ
り、配線基板の小型化を図っている。
【0003】また、このような配線基板の導通測定また
は短絡測定には、安価で測定の安定性が高い直流測定が
行なわれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、隣接す
る素子どうしなどが、インダクタンス素子やマイクロス
トリップラインなどの直流的に導通している素子や配線
によって接続されているときに、直流的な短絡測定で
は、すでに隣接する素子どうしが直流的に接続されてい
るので、隣接する素子と素子の間が短絡して短絡不良が
発生しても、短絡不良を判定することができなかった。
また、このような場合に短絡不良の検出を行うために
は、検査精度が低く検査時間のかかる目視検査等しか検
出する方法がなかった。
【0005】また、インダクタンス素子の検査は、図3
に示すように、スパイラル状の配線21とエアブリッジ
配線22とで配線基板の中にインダクタンス素子23を
形成し、インダクタンス素子23の両端に接続されてい
る測定電極パッド24と測定電極パッド25との間を直
流的に測定することで、断線による導通不良を検出する
ことが行なわれている。しかし、例えば、インダクタン
ス素子23のスパイラル状の配線21の配線間におい
て、配線どうしがと接触するなどして短絡不良が発生し
ている場合には、インダクタンス素子23が直流的に導
通しているため、このような測定だけではインダクタン
ス素子23の短絡不良の検出することはできなかった。
【0006】本発明は、上述の問題を鑑みてなされたも
のであり、これらの問題を解決し、配線基板の短絡不良
の検出において、安価で測定の安定性が高い直流測定を
用いることができる配線基板及びその配線基板における
短絡不良検出方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の配線基板は、基板上に、複数の素子、および素
子間を接続する配線を形成した配線基板において、素子
と素子との間、素子と配線との間、配線と配線との間の
少なくとも一箇所に、素子および配線と接続されていな
い独立の検出配線を形成したことを特徴とする。
【0008】また、本発明の配線基板における短絡検出
方法は、基板上に、複数の素子、および素子間を接続す
る配線を形成した配線基板における短絡不良検出方法で
あって、素子と素子との間、素子と配線との間、配線と
配線との間の少なくとも一箇所に、素子および配線と接
続されていない独立の検出配線を形成し、素子または配
線と検出配線との間の直流的な導通を測定することによ
り、短絡不良の有無を判定することを特徴とする。
【0009】これにより、配線基板の短絡不良の検出に
おいて、配線基板の中に素子および配線と接続されてい
ない独立の検出配線を形成し、この検出配線と素子また
は配線との直流測定を行うことにより短絡不良を検出で
きるので、安価で測定の安定性が高く短絡不良を検出で
きる配線基板及びその配線基板における短絡不良検出方
法を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】[第1実施例、図1]以下、本発
明の第1実施例である配線基板及びその配線基板におけ
る短絡不良検出方法について、図1に基づいて説明す
る。
【0011】図1に示す配線基板の拡大図は、半導体基
板上に複数の素子おとび素子間を接続する配線を形成し
た配線基板において、配線基板の中の隣接しているキャ
パシタ素子1とキャパシタ素子2の部分を示したもので
ある。図1に示すように、キャパシタ素子1とキャパシ
タ素子2との間には、キャパシタ素子1、2と直流的に
導通していない独立の検出配線3が形成され、検出配線
3の両端に測定電極パッド4、5が接続されている。
【0012】ここで、キャパシタ素子1、2と直流的に
導通していない検出配線3と、キャパシタ素子1または
キャパシタ素子2との間で直流測定を行ない、検出配線
3とキャパシタ素子1またはキャパシタ素子2との直流
的な導通があった場合に、キャパシタ素子1とキャパシ
タ素子2との間で短絡不良が発生していることが判定で
きる。また、例えば、キャパシタ素子1とキャパシタ素
子2とがマイクロストリップラインによって接続されて
いるために、キャパシタ素子1とキャパシタ素子2とが
直流的に導通している場合においても、検出配線3とキ
ャパシタ素子1またはキャパシタ素子2との間の直流的
な導通を測定することで短絡不良を判定することができ
る。
【0013】次に、短絡不良検出方法について述べる。
まず、直流測定器を用いて、検出配線3の両端の測定電
極パッド4または測定電極パッド5とキャパシタ素子1
またはキャパシタ素子2とに直流測定器の測定端子を接
続して、オープン/ショート測定を行なう。キャパシタ
素子1とキャパシタ素子2との間に短絡不良がなけれ
ば、検出配線3とキャパシタ素子1、2とが直流的にオ
ープン状態になるので、キャパシタ素子1、2の間に短
絡不良がない正常な状態であることが判定できる。ま
た、キャパシタ素子1とキャパシタ素子2との間に短絡
不良があれば、検出配線3とキャパシタ素子1、2とが
直流的にショートしているので、短絡不良を検出するこ
とができる。
【0014】また、検出配線3の測定電極パッドは1箇
所のみでも、オープン/ショート測定に問題ないが、図
1に示すように検出配線3の両端に接続されていると、
検出配線3が一箇所断線している場合でも、測定電極パ
ッド4、5の両方のパッドとキャパシタ素子1、2との
オープン/ショート測定を行うことにより短絡不良を検
出することができる。
【0015】また、キャパシタ素子1、2がグランドに
接続されていない場合には、検出配線3を配線基板のグ
ランドに接続した状態でもキャパシタ素子1またはキャ
パシタ素子2と検出配線3との間のオープン/ショート
測定することができ、さらに、検出配線3がグランドに
接続されているため、キャパシタ素子1とキャパシタ素
子2とのアイソレーションを向上することができる。ま
た、この場合には、配線基板のグランド端子とキャパシ
タ素子1またはキャパシタ素子2との間でオープン/シ
ョート測定ができるため、検出配線3に接続している測
定電極パッド4、5を省くことができるので配線基板の
小型化を図ることができる。
【0016】また、第1実施例においては、隣接するキ
ャパシタ素子1とキャパシタ素子2との間の短絡不良の
検出について述べたが、隣接するFETやインダクタ素
子などの素子との間の短絡不良の検出、隣接する素子や
配線との短絡不良の検出、隣接する配線や配線の検出な
どの様々な隣接するものの短絡不良の検出に用いること
ができる。これにより、隣接する素子または配線が直流
的に接続しているために目視検査等で検査していた短絡
不良の検出について、安価で測定の安定性が高い直流測
定器を用いたオープン/ショート測定で短絡不良を検出
することができる。
【0017】[第2実施例、図2]以下、本発明の第2
実施例である配線基板及びその配線基板における短絡不
良検出方法について、図2に基づいて説明する。
【0018】図2に示す配線基板の拡大図は、半導体基
板上に複数の素子と配線によって形成されている配線基
板において、配線基板の中の半導体基板上に形成したイ
ンダクタンス素子13の部分を示したものである。図2
に示すように、インダクタンス素子13は、スパイラル
状の線路11とエアブリッジ線路12とで構成され、ス
パイラル状の線路11の外側端は測定電極パッド14に
接続され、スパイラル状の線路11の内側端はスパイラ
ル状の線路11に接触しないようにエアブリッジ線路1
2を介して測定電極パッド15に接続されている。そし
て、スパイラル状の線路11の間にインダクタンス素子
13と直流的に接続されていない独立の検出配線16が
設けられ、さらに、検出配線16の一端には測定電極パ
ッド17が接続されている。
【0019】ここで、インダクタンス素子13と直流的
に導通していない検出配線16と、インダクタンス素子
13との間で直流測定を行ない、検出配線16とインダ
クタンス素子13との直流的な導通があった場合に、イ
ンダクタンス素子13のスパイラル状の線路11の間で
短絡不良が発生していることが判定できる。
【0020】次に、短絡不良検出方法について述べる。
まず、直流測定器を用いて、検出配線16の一端に接続
されている測定電極パッド17とインダクタンス素子1
3の両端に接続されている測定電極パッド14または測
定電極パッド15とに直流測定器の測定端子を接続し
て、オープン/ショート測定を行なう。スパイラル状の
線路11の間に短絡不良がなければ、検出配線16とイ
ンダクタンス素子13とが直流的にオープン状態になる
ので、スパイラル状の線路11の間に短絡不良がない正
常な状態であることが判定できる。また、スパイラル状
の線路11の間に短絡不良があれば、検出配線16とイ
ンダクタンス素子13とが直流的にショートしているの
で、短絡不良を検出することができる。これにより、イ
ンダクタンス素子13が直流的に接続しているために目
視検査等で検査していた短絡不良の検出について、安価
で測定の安定性が高い直流測定器を用いたオープン/シ
ョート測定で短絡不良を検出することができる。
【0021】また、インダクタンス素子13がグランド
に接続されていない場合には、検出配線16を配線基板
のグランドに接続した状態でもインダクタンス素子13
と検出配線16との間のオープン/ショート測定するこ
とができる。また、この場合には、配線基板のグランド
端子とインダクタンス素子13との間でオープン/ショ
ート測定ができるため、検出配線16に接続している測
定電極パッド17を省くことができるので配線基板の小
型化を図ることができる。
【0022】なお、本発明の構造及び測定方法は、あら
ゆる配線基板に用いることができ、セラミック多層基板
やプリント基板などに用いてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、隣接する
素子または配線やインダクタンス素子が直流的に接続し
ているために目視検査等で検査していた短絡不良の検出
について、安価で測定の安定性が高い直流測定器を用い
たオープン/ショート測定で短絡不良を検出することが
できる。
【0024】また、検出配線を配線基板のグランドに接
続することにより、素子間のアイソレーションの向上す
ることができる。また、この場合には、検出配線の測定
電極パッドを省くことができるので、配線基板の小型化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の配線基板の拡大図。
【図2】第2実施例の配線基板の拡大図。
【図3】従来の短絡不良を検出できないインダクタンス
素子。
【符号の説明】
1,2 ----- キ
ャパシタ素子 3,16 ----- 検
出配線 4,5,14,15,17,24,25 ----- 測
定電極パッド 11,21 ----- ス
パイラル状の線路 12,22 ----- エ
アブリッジ線路 13,23 ----- イ
ンダクタンス素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に、複数の素子、および素子間を接
    続する配線を形成した配線基板において、 素子と素子との間、素子と配線との間、配線と配線との
    間の少なくとも一箇所に、素子および配線と接続されて
    いない独立の検出配線を形成したことを特徴とする配線
    基板。
  2. 【請求項2】前記検出配線がグランドと接続しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 【請求項3】基板上に、複数の素子、および素子間を接
    続する配線を形成した配線基板における短絡不良検出方
    法であって、 素子と素子との間、素子と配線との間、配線と配線との
    間の少なくとも一箇所に、素子および配線と接続されて
    いない独立の検出配線を形成し、素子または配線と検出
    配線との間の直流的な導通を測定することにより、短絡
    不良の有無を判定することを特徴とする配線基板におけ
    る短絡不良検出方法。
JP2001027060A 2001-02-02 2001-02-02 配線基板及びその配線基板における短絡不良検出方法 Pending JP2002232115A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8420945B2 (en) 2009-11-04 2013-04-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Package substrate, semiconductor package having the package substrate
WO2013145080A1 (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 パイオニア株式会社 短絡検査装置及び短絡検査方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8420945B2 (en) 2009-11-04 2013-04-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Package substrate, semiconductor package having the package substrate
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