JP2002231354A - プレスイン端子及びそれを用いたコネクタ - Google Patents

プレスイン端子及びそれを用いたコネクタ

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JP2002231354A
JP2002231354A JP2001029216A JP2001029216A JP2002231354A JP 2002231354 A JP2002231354 A JP 2002231354A JP 2001029216 A JP2001029216 A JP 2001029216A JP 2001029216 A JP2001029216 A JP 2001029216A JP 2002231354 A JP2002231354 A JP 2002231354A
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JP
Japan
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terminal
press
connector
hole
board
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Pending
Application number
JP2001029216A
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English (en)
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Masahiro Isaki
雅宏 伊崎
Hironori Ishizuka
宏則 石塚
Hideji Kajizuka
秀治 梶塚
Masami Harada
正巳 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Cable Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Cable Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、主として交換機や伝送機器等の基板
に搭載されるヘッダーコネクタのプレスイン端子及びそ
れを用いたコネクタに関し、プレスイン端子1′の梁1
0′が、均等に変形し、端子先端部3′は曲がらず、基
板のスルーホールを傷付けないが、保持力が弱かった
り、或いは、梁10′が不均等に変形し、端子先端部3′
が曲がってしまうという欠点があった。 【解決手段】本発明は、第1に、端子先端部3とほぼ楕
円型形状を有し、長手方向の中央部分でくびれた端子孔
部4と端子係合部5からなるプレスイン端子で、第2
に、前記プレスイン端子1の複数本をハウジング8の両
側に平行に突き出させて保持一体化したヘッダーコネク
タ9のプレスイン端子1の先端部3側から基板6のスル
ーホール7に挿入して嵌合したコネクタである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、主として交換機や
伝送機器等の基板に搭載されるヘッダーコネクタのプレ
スイン端子及びそれを用いたコネクタに関し、基板6の
スルーホール7を傷付けずに、強くて安定した保持力を
有するので、長期信頼性に優れたプレスイン端子及びそ
れを用いたコネクタである。
【0002】
【従来の技術】従来のプレスイン端子1′が、基板6′
のスルーホール7′に挿入する前の端子孔部4′の形状
は、ほぼ楕円型形状を有し、長手方向の中央部分で太さ
が最大になる形状であった。この楕円型形状の端子孔部
4′を基板6′のスルーホール7′に挿入すると図3か
ら明らかなように、スルーホール7′の孔は、プレスイ
ン端子よりやや小さくしてあるので、端子孔部4′の形
状は、弾性変形をして中央部分が圧迫されスリムな楕円
形に変形して保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のプレ
スイン端子1′に対して、解決しようとする問題点は、
図3に示すように、プレスイン端子1′の梁10′が、均
等に変形し、端子先端部3′は曲がらず、基板のスルー
ホールを傷付けないが、保持力が弱かったり、或いは、
梁10′が不均等に変形し、端子先端部3′が曲がってし
まうという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの問題
を解決する為に、鋭意検討した結果、第1に、端子先端
部3とほぼ楕円型形状を有し、長手方向の中央部分でく
びれた端子孔部4と端子係合部5からなるプレスイン端
子で、第2に、前記プレスイン端子1の複数本をハウジ
ング8の両側に平行に突き出させて保持一体化したヘッ
ダーコネクタ9のプレスイン端子1の先端部3側から基
板6のスルーホール7に挿入して嵌合したコネクタであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプレスイン端子及
びそれを用いたコネクタの実施形態について添付図面を
参照して詳細に説明する。
【0006】
【実施例】図1(イ)は、本発明のプレスイン端子1
が、基板6のスルーホール7に挿入する前と挿入した後
における端子孔部4の形状状態を示す拡大断面図であ
る。図から明らかなように、始めに、端子先端部3とほ
ぼ楕円型形状を有し、長手方向の中央部分でくびれた端
子孔部4と端子係合部5からなるプレスイン端子であ
る。本発明のプレスイン端子1の端子孔部4の形状は、
ほぼ楕円型形状を有し、長手方向の中央部分でくびれた
形状にしてある。これを基板6のスルーホール7に挿入
するとほぼ8の字状に変形して保持される。次に、図1
(ロ)は、本発明のプレスイン端子1が、基板6のスル
ーホール7に挿入した後の本発明のコネクタ2の代表的
な実施例の全体断面図である。図に示すように、前記プ
レスイン端子1の複数本をハウジング8の両側に平行に
突き出させて保持一体化したヘッダーコネクタ9のプレ
スイン端子1の先端部3側から基板6のスルーホール7
に挿入して嵌合したコネクタである。ハウジング8の絶
縁体としては、代表的なPBT(ポリブチレンテレフタ
レート)樹脂やLCP(液晶ポリマー)樹脂を使用し、
プレスイン端子としては、代表的な銅合金(処理:部分
金めっき)を使用した。
【0007】以上のような構造であるため、本発明のプ
レスイン端子1と従来プレスイン端子1′が基板のスル
ーホールに挿入した後の状態について、応力状態をみる
為の有限要素解析を行った結果をそれぞれ、図2と図4
に示す。図から明らかなように、従来のプレスイン端子
1′は、長手方向の中央部分に応力が集中してしまうの
に対して、本発明のプレスイン端子1は、長手方向の梁
10の中央部が太くなっている為、長手方向の梁10の中央
部分にかかる応力を分散させ、弾性変形により外に対し
て強いバネ力が働く。従って、本発明のプレスイン端子
1は、基板6のスルーホール7で安定した強い保持力が
得られる。また、それ以外の信頼性試験(高温放置試
験、温湿度サイクル試験、熱衝撃試験、SO2ガス試
験)後の接触抵抗変化量を確認した結果、全ての項目
で、良好な結果を示した。
【0008】
【表1】
【0009】本発明の実施例では、基板6のスルーホー
ル7に嵌合するプレスイン端子及びそれを用いたコネク
タ1を代表例にとり、端子孔部の形状が長手方向の中央
部分がくびれた形状で説明したが、プレスイン端子の形
状が、類似の形状であれば構わない。また、これ以外の
変形例でも構わず、設計上本発明の範囲内であることは
いうまでもない。
【0010】
【発明の効果】以上説明のように、本発明のプレスイン
端子1によれば、 1.強い保持力を有するので、長期安定性に富む。 2.基板のスルーホールに損傷を与えない。 という優れた効果があるので、その工業的価値は大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)本発明のプレスイン端子1が、基板6の
スルーホール7に挿入する前と挿入した後における端子
孔部4の形状状態を示す拡大断面図である。 (ロ)本発明のプレスイン端子1が、基板6のスルーホ
ール7に挿入した後の本発明のコネクタ2の代表的な実
施例の全体断面図である。
【図2】本発明のプレスイン端子1が、基板6のスルー
ホール7に挿入した後の状態について、応力状態をみる
為の有限要素の解析結果である。
【図3】従来のプレスイン端子1′が、基板6′のスル
ーホール7′に挿入する前と挿入した後における端子孔
部4′の形状状態を示す拡大断面図である。
【図4】従来のプレスイン端子1′が、基板6′のスル
ーホール7′に挿入した後の状態について、応力状態を
みる為の有限要素の解析結果である。
【符号の説明】
1 本発明のプレスイン端子 2 本発明のコネクタ 3 端子先端部 4 端子孔部 5 端子係合部 6 基板 7 スルーホール 8 ハウジング 9 ヘッダーコネクタ 10 梁 1′ 従来のプレスイン端子 3′ 端子先端部 4′ 端子孔部 5′ 端子係合部 6′ 基板 7′ スルーホール 8′ ハウジング 10′ 梁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 正巳 神奈川県川崎市中原区下小田中2丁目12番 8号 沖電線株式会社内 Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 BB26 CC16 CC22 CC27 EE29 FF13 HH21 HH22 HH24 5E077 BB11 BB31 CC22 CC27 DD12 EE05 FF13 FF18 GG05 JJ11 JJ20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子先端部3とほぼ楕円型形状を有し、長
    手方向の中央部分でくびれた端子孔部4と端子係合部5
    からなることを特徴とするプレスイン端子。
  2. 【請求項2】請求項1のプレスイン端子1の複数本をハ
    ウジング8の両側に平行に突き出させて保持一体化した
    ヘッダーコネクタ9のプレスイン端子1の先端部3側か
    ら基板6のスルーホール7に挿入して嵌合したことを特
    徴とするコネクタ。
JP2001029216A 2001-02-06 2001-02-06 プレスイン端子及びそれを用いたコネクタ Pending JP2002231354A (ja)

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