JP2002231023A - 室内照明装置 - Google Patents

室内照明装置

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JP2002231023A JP2001022188A JP2001022188A JP2002231023A JP 2002231023 A JP2002231023 A JP 2002231023A JP 2001022188 A JP2001022188 A JP 2001022188A JP 2001022188 A JP2001022188 A JP 2001022188A JP 2002231023 A JP2002231023 A JP 2002231023A
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな消費電力で明るい照明光が得られる室
内照明装置を提供する。 【解決手段】 発光ダイオードDはプリント板36に多
数配置され、1個或いは複数個の発光ダイオードDを覆
ってバルク型レンズ34が取り付けられている。プリン
ト板36には、発光ダイオードDを駆動する駆動部や電
源部及び駆動部を制御する制御部が搭載されている。こ
れにより、発光ダイオードDの光束はほとんど全て収束
され、少ない消費電力で明るい照明が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飛行機やバス、電
車などの乗り物の室内に設置される室内照明装置に関す
る。詳しくは、小さな消費電力で大きな光量が得られる
室内照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、飛行機の室内には、室内全体を
照明する照明装置や、局所的な狭い領域を照明するも
の、所謂、スポット照明装置が設置されている。従来、
これらの照明装置の光源としては、蛍光灯や白熱電球な
どが用いられている。
【0003】しかしながら、飛行機は、自家発電機、或
いはバッテリを照明器具や各種機器の電源としており、
より低消費電力が求められている。さらに、室内には、
様々な機能を用意しなければならない必要から、照明装
置はより単純で、小型で、かつ、交換も容易なものが必
要とされる。
【0004】飛行機に搭載された各種機器類は技術の進
歩により消費電力が低減されてきているが、従来の照明
器具に用いられている蛍光灯、或いは発熱電球などの光
源は電気から光への変換効率が低いことから、消費電力
が大きいだけでなく、発熱量も大きく、また、振動や衝
撃にも弱い。
【0005】発熱量が大きいということは光源は高い温
度に達するということを意味する。このことから、それ
に触れた人に火傷を負わせてしまうという危険性もあ
る。例えば、座席毎のスポット照明装置には、スポット
位置を変更する際に触れる箇所が設けられているが、そ
の箇所が火傷を負わせるほど熱くなることもある。それ
ゆえ、スポット照明位置の調整も行い難いといった問題
もある。これらのスポット照明装置では、光源の発熱の
ため光の集光用レンズにはガラス製のレンズが使われて
いる。そのため、飛行機の重量増をもたらしている。
【0006】蛍光灯は、周知のように、安定器やインバ
ーターにより点灯させるようになっている。このため、
大きなノイズの発生源となり、他の機器に多大な悪影響
を与えることがあり、飛行機のように、信頼性が求めら
れる乗り物には使用しない方がよい。また、蛍光灯には
蛍光塗料や水銀が使われているので、環境に悪影響を与
えるという一面もある。
【0007】このように、乗り物等の室内に設置される
従来の照明装置には、上述したような種々の問題点があ
ったことから、小さな消費電力で大きな光量が得られる
振動や衝撃に強い頑健な照明装置が強く望まれている。
【0008】このような装置として、LEDやLDとい
った半導体発光素子を光源として用いることは従来から
試みられている。しかしながら、LEDやLDといった
半導体発光素子は小さな発光体であり、必要な照度を満
たす照明光源とするには膨大な数の半導体発光素子を配
列しなければならない。また、これらの小さな光源から
発する発散角の大きな光束を収束することが必要であ
る。LEDやLDといった半導体発光素子は、蛍光灯に
較べればコストが高く、光束を収束するレンズ系の光損
失が大きく、また、コストが高いことから、普及してい
ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、少ない半導体発光素子で明るい照明が得られる、従
って、低コスト、低消費電力の室内照明装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を鑑み、本発明
の室内照明装置は、光源の光束を収束し又は発散するの
にバルク型レンズを用いる。バルク型レンズは、頂部
と、底部と、外周部と、底部から頂部に向かって形成さ
れた天井部と内周部とからなる凹部とを有している光学
媒体からなり、凹部が光源の収納部であり、天井部及び
頂部がレンズ面として、内周部が光入射面として、外周
部が全反射面として、そして底部が反射面として機能す
る。凹部の内部に光源を収納した場合は、天井部がレン
ズの入射面として、頂部がレンズの出射面として機能す
る。内周部から光学媒体に入射した光は、全反射して又
は底部で反射されて頂部に伝送される。「バルク型」と
は、砲弾型、卵型、繭型、蒲鉾型等、ある程度の厚み又
は膨らみを有する固形体を意味する。光軸方向に垂直な
断面の形状は、真円、楕円、三角形、四角形、多角形等
が可能である。バルク型のレンズ本体の外周部は、円
柱、角柱の円周部のような光軸に平行な面でも良く、光
軸に対してテーパを有していてもかまわない。また、天
井部及び頂部のレンズ面は、凸面、凹面、平面、フレネ
ルレンズ面のいずれかを適宜選択できる。
【0011】本発明の室内照明装置に用いるバルク型レ
ンズは、レンズ作用及び入射面と出射面とを接続する光
伝送作用を有するので、光の波長に対して透明な材料で
あり、かつ、屈折率が空気の屈折率とは異なる必要があ
る。このような材料としては、アクリル樹脂等の透明樹
脂(透明プラスチック材料)、石英ガラス、ソーダ石灰
ガラス、ホウケイ酸ガラス、鉛ガラス等の種々のガラス
材料等が使用可能である。或いは、酸化亜鉛(Zn
O)、硫化亜鉛(ZnS)、炭化珪素(SiC)等の結
晶性材料を用いてもよい。又、可とう性、屈曲性や伸縮
性のある透明ゴムのような材料でもかまわない。なお、
光源として、ハロゲンランプ等の白熱球を用いる場合
は、これによる発熱を考慮し、耐熱性光学材料を用いる
べきである。耐熱性光学材料としては、石英ガラス、サ
ファイアガラス等の耐熱ガラスが好ましい。或いは、ポ
リサルホン樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、ポリカー
ボネイト樹脂、ポリエーテルエステルアミド樹脂、メタ
クリル樹脂、非晶性ポリオレフィン樹脂、パーフルオロ
アルキル基を有する高分子材料等の耐熱性樹脂等の耐熱
性光学材料が使用可能である。SiC等の結晶性材料も
耐熱性に優れている。
【0012】光源としては、LEDや半導体レーザ等の
ように、発光に際して顕著な発熱作用を伴わない光源が
好ましい。LED等を用いれば、バルク型レンズの凹部
(収納部)の内部に、「光源」を収納した場合におい
て、その発熱作用によって、バルク型レンズに熱的影響
を与えることがない。
【0013】本発明の室内照明装置に上記のバルク型レ
ンズを使用すれば、光源の数を多数必要とすることな
く、所望の照度を簡単に得ることが出来る。この照度
は、光源の数を同一として較べれば、従来公知のレンズ
等の光学系では達成不可能な照度である。本発明の室内
照明装置は、従来の技術では達成出来ない照度を、簡単
且つ小型な構成で実現している。
【0014】LEDには内部量子効率と外部量子効率が
あるが、通常、外部量子効率は内部量子効率よりも低
い。本発明の室内照明装置に使用するバルク型レンズ
は、LEDを収納部(凹部)に収納することにより、内
部量子効率とほぼ等しい効率で、潜在的なLEDの光エ
ネルギを有効に取り出すことが可能となる。その原理
は、(a)バルク型レンズの頂部及び天井部であるレン
ズ面、及び外周部での反射光(迷光)が外周部で全反射
することによりバルク型レンズ外にほとんど散逸しな
い、(b)上記反射光(迷光)の一部が頂部及び天井部
であるレンズ面にもどる、(c)上記反射光(迷光)の
一部が底部で反射されて頂部及び天井部であるレンズ面
にもどる、(d)上記反射光(迷光)の一部がLED光
源に吸収され再発光する、さらに、(e)内側面に入射
する光も全反射により導光し有効利用している、ことな
どが考えられる。
【0015】また、本発明の室内照明装置に用いるバル
ク型レンズによれば、LED等の光源それ自身は、何ら
手を加えることなく、容易に、光の発散、収束等の光路
の変更や焦点の変更が可能である。すなわち、本発明の
第1の特徴である光源の発散角が既知であれば、第1及
び第2の湾曲面の曲率半径等の選定が簡単に出来る。な
お、第1及び第2の湾曲面のいずれか一方は、曲率半径
が無限大、若しくは無限大に近い平坦な面であっても良
い。第1及び第2の湾曲面のいずれか一方が、無限大で
はない所定の(有限の)曲率半径を有していれば、光の
収束、発散の制御が可能である。又、「所定の発散角」
は0°、即ち平行光線であっても良い。又、発散角が9
0°であっても、収納部が光源の発光部を完全に光学的
に覆っているため、有効にその光を集光することが可能
である。これは、従来のレンズ等の光学系では不可能な
作用である。即ち、天井部以外の収納部の内周部も、有
効な光の入射部として機能し得る。
【0016】具体的には、本発明の室内照明装置に用い
る光源は、チップ状の半導体発光素子、透明材料でモー
ルドされた半導体発光素子又は他の光源から光を導く光
ファイバの出射端面である。これらの光源を光学媒質を
介して収納部に収納しても良い。屈折率によって光学媒
質を適宜選択することによっても、光の発散、収束等の
光路の変更や焦点の変更が可能であり、また、内周面か
ら凹部に入射する光の屈折角を変えることができ、凹部
の全反射をより効果的にすることもできる。ここで、光
学媒質には、固体、液体、気体、のみならず、ゾル状、
コロイド状若しくはゲル状の光の波長に対して透明な物
質も含まれる。
【0017】またさらに、本発明の室内照明装置に用い
るバルク型レンズは、内周部の光入射面が所定の傾きを
有する少なくとも光波長以上の大きさの凹凸面で構成さ
れていることを特徴とする。また所定の傾きφは、凹部
の屈折率をn1 、光学媒体の屈折率をn2 、光学媒体内
の外周部面における全反射角をθt 、光源の発散角をθ
d として、 sin-1{n1 /n2 cos(θd +φ)}=θt から定まる角度であることを特徴としている。この構成
によれば、例えば、端面発光LEDのようにほとんどの
出射光がチップの側面から出射するようなLEDを使用
する場合においても、全ての出射光を集光できる。
【0018】本発明の室内照明装置は、飛行機や電車、
或いは自動車などの乗り物の室内に設置されることを前
提とし、以下の構成を具備する。
【0019】複数の発光ダイオード又はレーザーダイオ
ード等の半導体発光素子を光源として備え、光源の光束
を収束又は発散する複数のバルク型レンズを備え、複数
の半導体発光素子を駆動し発光させる駆動手段と、を備
えている。この構成によれば、光源が半導体発光素子で
あるから、消費電力が少なく、又ほとんど発熱しない。
更に、バルク型レンズで光源の光束を収束又は発散する
ので、極めて照度が高い。複数の半導体発光素子を駆動
し発光させる駆動手段を有するので、広い面積の室内照
明としても使用可能である。このように、消費電力が少
ないことが要求される乗り物用の室内照明として適して
いる。さらに、駆動手段による前記半導体発光素子の駆
動を制御する制御手段を、更に具備しており、この制御
手段は、複数の半導体発光素子として発光色が異なる複
数の種類の半導体発光素子を使用する場合に、駆動手段
が駆動を行う条件を半導体発光素子の種類別に設定する
ことができ、照明の色を変化させることができる。この
構成によれば、人の好みに応じて、又、必要に応じて照
明色を変更できる。
【0020】また、バルク型レンズは、前記光源の回り
に回転可能に支持されており、さらに、バルク型レンズ
前面に装着した光透過率を変化させた、すなわち、光透
過部、非透過部のパターンを有する拡散部材を備え、バ
ルク型レンズを回転させて光照射パターンを変更するこ
とができる。この構成によれば、上記したように、本発
明の室内照明装置は発熱することが少ないので、素手で
バルク型レンズを回転させることができ、手軽に照明パ
ターンを変えることができる。
【0021】本発明では、室内照明装置として必要な光
量を達成させるために、エネルギー変換効率が高く、す
なわち、発熱量が小さく、比較的に小さな消費電力で大
きな光量が得られる発光ダイオード、或いは半導体レー
ザなどの半導体発光素子を光源として採用し、さらに、
これらの光源の光束を収束又は発散させるレンズ系とし
て、極めて光損失の少ない、かつ、低コストのバルク型
レンズを使用しているから極めて明るく、低コストで製
造できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。以下の図面の記
載において、同一または類似の部分には同一の符号また
は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なも
のであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率
等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従
って、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断
すべきものである。また図面相互間においても互いの寸
法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論
である。
【0023】図1は、本発明の室内照明装置に用いるバ
ルク型レンズを用いた発光体の模式的な断面図である。
図1に示すように、この発光体は、所定の波長帯域の光
を発するLED等の光源1と、この光源1を完全に囲む
バルク型レンズ20とから少なくとも構成されている。
そして、このバルク型レンズ20は、頂部3と底部7と
外周部9と、底部7から頂部3に向かって形成された天
井部2と内周部5とから成る凹部6とから成る光学媒体
であり、この凹部6にスペーサ8を介して光源1がバル
ク型レンズ20と同心的に且つ完全に収納、固定され、
上記天井部2がレンズの光入射面として、上記頂部3が
レンズの出射面として機能するように構成されている。
【0024】図1の光源1は、LEDチップ13と、こ
のLEDチップ13を載置する電極を兼ねた支持ピン1
1と、LEDチップ13のもう一方の電極に電力を供給
する電極ピン12と、チップ13、支持ピン11及び電
極ピン12を覆う透明な樹脂モールド14で構成されて
いる。樹脂モールド14は、側部が円筒形を成してお
り、バルク型レンズ20の凹部6の円筒形を成す内周部
5とスペーサ8を介して嵌合している。
【0025】樹脂モールド14の側面は、例えば、直径
(2r)が2〜3mmφの円柱形状であり、バルク型レ
ンズ20の凹部6の内周部5は、例えば直径が2.5〜
4mmφの円柱形状となっている。LED1とバルク型
レンズ20とを固定するために、LED1とバルク型レ
ンズ20の凹部6との間には、厚さ0.25〜0.5m
m程度のスペーサ8が挿入されている。スペーサ8は、
LED1の発光部を除く位置、即ち図1においてLED
チップ13の底面より底部7側に配置する。
【0026】バルク型レンズ20は、例えば頂部3が凸
形状球面を有し、外周部9が円柱形状を成している。こ
の外周部9の直径(2R0 )は、例えば、10〜30m
mφであるが、使用目的に応じて任意に選択できる。し
かしながら、より集光効率を高くするためには、 10r>R0 >3r (1) の関係を満足することが好ましい。バルク型レンズ20
の外周部9の直径(2R 0 )は、凹部6の内周部5の内
径(2r)の10倍以上でも、本発明のバルク型レンズ
は機能するが、必要以上に大きくなり、小型化を目的と
する場合は好ましくない。
【0027】上記構成の本発明のバルク型レンズは、以
下に説明する理由により、従来の凸型形状の球面レンズ
を使用した光学系よりも極めて低損失で収束できる。L
EDは発散角の大きな光源であるため、従来の凸型形状
の球面レンズによって、LEDから発する全ての光を平
行光線とすると光損失が避けられない。図2は、従来の
凸型形状球面レンズによる集光作用を示す図で、図2
(A)は凸型片球面レンズを使用して、LED光源から
の光を平行光とする状態を示している。図において、レ
ンズは曲率半径rを有し、光源から焦点距離fに配置し
ている。片球面レンズの焦点距離は、レンズの屈折率を
nとして、f=r/(n−1)であるから、屈折率n=
1.5とした場合、f=2rとなる。従って、図から明
らかなようにレンズが受光できる発散角の最大は30°
となり、図2(B)に示す光線は平行光とすることがで
きない。すなわち、従来のレンズを使用したのでは、焦
点距離と曲率半径の関係から定まる開口角以上の光は取
り込むことができないので、損失が大きい。LED光源
は30°以上の発散角を有するものが多く、この場合に
は、上記理由により大きな損失が生じる。従来はこのよ
うな場合、高屈折率レンズを使用して改善しているが、
コストが高くなる。あるいは、レンズを複雑に組み合わ
せて対処している例もあるが、この場合には、下記に説
明するフレネル反射損が増大してしまう。
【0028】図2(B)は、従来の凸型片球面レンズ入
射面における反射の状況を示す図である。図において、
矢印のついた線は、LED1から出射し凸型形状球面レ
ンズの光入射面で反射される光線を表す。θ(θ1 、θ
2 )はLEDから出射角、すなわち発散角を表し、φ
(φ1 、φ2 )はそれぞれの光線のレンズ面での入射角
を表す。
【0029】図3はフレネルの反射の法則を表した図で
ある。図において、横軸は光線の入射角であり、縦軸は
光強度の反射率であり、レンズの屈折率を1.5とし、
空気中から光線がレンズ面に入射する場合を表してい
る。図から明らかなように、入射角が50°あたりまで
は反射率が低く一定であるが、50°を越えたあたりか
ら急激に反射率が増加するのがわかる。図2(B)に示
した入射角が大きい光線は、図3のフレネルの反射の法
則から明らかなように反射される割合が高い。例えば、
屈折率1.5の片凸型球面レンズを使用し、このレンズ
の焦点距離に、発散角30°の光源をおいて平行光を作
る場合には、上記の反射光による損失は全光量の30%
近くに達する。従って、従来の光学系におけるように、
レンズを多段に接続したのでは、フレネル反射が多段に
生ずることになり、損失が増えてしまう。これらの反射
光は空間に散逸してしまい、収束光として利用すること
はできない。
【0030】一方、本発明の室内照明装置に用いるバル
ク型レンズにおいては、発散角が大きい光束であって
も、全ての光束をレンズ面に入射させることができ、バ
ルク型レンズの幾何学構造の設計により、全ての光束を
平行光線にできるから、極めて損失の少ないレンズであ
る。また、フレネルの反射を起こす反射面は、天井部2
及び頂部3であるから、これらの面で反射した反射光
(迷光)はバルク型レンズ内に反射される。これらの反
射光(迷光)は、外周部9で全反射することによりバル
ク型レンズ外に散逸せず、一部が頂部3及び天井部2で
あるレンズ面にもどり収束光となる。また、他の一部
は、底部7で反射されて頂部3又は天井部2にもどり、
収束光となる。また、他の一部はLED光源で吸収され
て再発光し、収束光となる。
【0031】図4は、LED光源1にもどった光が再発
光する過程を示す図である。図において、もどってきた
光はPN接合で吸収されてホールと電子を生じ、このホ
ールと電子が再結合して再発光する。特にこの効果は、
ヘテロ構造を有するLEDの場合に大きい。ヘテロ構造
のLEDは、発光部であるPN接合部のバンドギャップ
・エネルギーが、P及びN領域のバンドギャップ・エネ
ルギーよりも小さく形成されているので、反射光(迷
光)はP又はN領域では吸収されずに、PN接合部のみ
で吸収され、再発光する。さらにまた、本発明の室内照
明装置に用いるバルク型レンズにおいては、内周部5に
入射する光も外周面9における全反射によって頂部3に
導かれ、収束光となって出射する。この効果は、LED
光源1を、バルク型レンズの光学媒質よりも屈折率の高
い光学媒質を介して収納部に収納するとさらに効果が高
まる。本発明のバルク型レンズにおいては上記に説明し
た相乗効果により、内部量子効率とほぼ等しい効率で、
LED光源の光を有効に収束光として取り出しているた
め、従来の凸型形状の球面レンズに較べ極めて低損失に
なると考えられる。
【0032】図5は本発明の室内照明装置に用いるバル
ク型レンズと従来の凸形状の球面レンズとで平行光を作
成した場合の特性を比較するための測定系を示す図であ
る。図5(A)は、本発明の室内照明装置に用いるバル
ク型レンズ20を用いた場合の、光軸方向に対して垂直
方向に光強度(照度)分布を測るための測定系を示す模
式図である。バルク型レンズ20の出射面からの出力光
の強度(照度)を、LED1からの測定距離x=一定と
し、照度計102をy軸方向に移動して測定する。測定
距離(x)は、光軸方向に測る。一方、図5(B)は、
同様な測定を従来の両凸レンズを用いて行うことを示す
図である。
【0033】図5(A)及び(B)に示す測定において
は、本発明の室内照明装置に用いるバルク型レンズ20
の外径は30mmφとし、比較に用いた両凸レンズ10
1の外径は、この2倍強の63mmφとした。両凸レン
ズ101は、焦点距離150mmのものを用い、LED
1からx方向に150mmの位置に配置した。また、L
ED光源1の発散角は約12度のものを使用した。
【0034】図6は、本発明の室内照明装置に用いるバ
ルク型レンズと従来の凸形状の球面レンズとで平行光を
作成した場合の特性を比較した図であり、本発明のバル
ク型レンズ20、従来の薄型レンズ(両凸レンズ)10
1、及びバルク型レンズを用いない裸のLEDのそれぞ
れの出力光のy方向に沿った強度(照度)分布を、測定
距離x=1mにおいて測定した場合の結果を示す。本発
明の第1の実施の形態に係るバルク型レンズ20では、
従来の薄型レンズ(両凸レンズ)101の2倍の照度が
得られている。この結果は、本発明の室内照明装置に用
いるバルク型レンズが従来の光学系では実現できない効
果を有することを示している。
【0035】図7は、本発明の室内照明装置に用いるバ
ルク型レンズと従来の凸形状の球面レンズとで作成した
平行光の平行度を評価した図である。図5と同様にy方
向に沿った強度(照度)分布を、測定距離xを変化させ
て測定したデータをまとめたものである。図の横軸は、
測定距離xの逆数の2乗、即ち1/x2 を示し、縦軸は
測定距離xにおける最大強度(ピーク強度)を示す。図
から明らかなように、本発明の室内照明装置に用いるバ
ルク型レンズの場合は、逆2乗則、即ち1/x2 を示す
線上にきれいに測定点がプロットされる。一方、従来の
薄型レンズ(両凸レンズ)101の場合は、逆2乗則か
らずれていることがわかる。この結果は、本発明の室内
照明装置に用いるバルク型レンズ20は、平行度におい
ても十分であり、従来のレンズ系に較べ、勝るとも劣ら
ない性能を実現できることを示している。
【0036】図8は本発明の室内照明装置に用いるバル
ク型レンズの幾何学的構造と集光率の関係を示す図であ
る。ここで「集光率」とは、「バルク型レンズからの±
1°以内の発散角における出力光の光量」を、「光源
(LED)からの±12°以内の発散角における光量」
で除した量で定義している。すなわち光線ビーム径に対
応する量である。頂部3の曲率半径R、バルク型レンズ
の全長L、媒体長(頂部と天井部のレンズ間距離)D、
収納部内径(凹部の内周部系)r、天井部2の曲率部分
長さΔをパラメータとして、集光率を測定した。尚ここ
で、Δの符号は図1に示すように、天井部2が凹である
場合を負とし、凸の場合を正と定義する。図9は、作製
した本発明のバルク型レンズの幾何学的構造を示す図で
ある。図8から、集光率を向上するためには、 0.93 < k(R/L) < 1.06 ・・・・・ (2) k = 1/(0.35・ n −0.168) ・・・・・ (3) を満足することが好ましいことが実験的にわかる。ここ
で、nは、バルク型レンズの材料である光学媒質の屈折
率である。なお、バルク型レンズ20の円柱形状部分の
半径Roと、頂部3の曲率半径をRとは、必ずしも等し
い必要はない。
【0037】次に、本発明の室内照明装置に用いる他の
形態のバルク型レンズを説明する。図10は、天井部2
を凸形状にした本発明の室内照明装置に用いるバルク型
レンズの構造を示す図である。図10において、バルク
型レンズ22は、天井部2の形状が異なる外は、図1に
示したバルクレンズ20と同等である。測定に用いたバ
ルク型レンズ22の円柱形状部分の外径2Roは15m
mφ、バルク型レンズの全長Lは、25mm、頂部と天
井部のレンズ間距離Dは16mm、収納部6の内径rは
5.2mm、バルク型レンズの屈折率nは1.54であ
る。このバルク型レンズの頂部3の曲率半径Rは8.2
5mmである。又、測定に用いた樹脂モールドされたL
ED1の外径は5mmφである。
【0038】図11(A)〜(C)及び図12(A)〜
(C)は、天井部2の凸部の高さΔと、ビーム強度プロ
ファイルとの関係を示す図である。光源からの距離x=
1mで照度を測定した。図から明らかなように、天井部
2を凸形状のレンズとしても集光特性が得られることが
わかる。
【0039】このようにして、本発明の室内照明装置に
用いるバルク型レンズによれば、樹脂モールドされたL
ED1の数を多数必要とすることなく、照明に寄与する
光ビームとして所望の照射面積の光束を確保し、且つ所
望の照度を簡単に得ることが出来る。この照度は従来公
知のレンズ等の光学系では達成不可能な照度である。驚
くことに、現在市販されているハロゲンランプを用いた
細身の懐中電灯と同程度の照度がたった1個のLEDで
実現出来たのである。このように、本発明の第1の実施
例に係る発光体によれば、従来の技術では実現できない
照度を、図1に示すような簡単な構造で実現できる。
【0040】なお、樹脂モールドされたLED1として
は、種々の色(波長)のLEDが使用可能である。但
し、懐中電灯のような照明目的のためには、白色LED
が人間の目には自然であろう。白色LEDは種々の構造
のものが使用出来る。例えば、赤(R)、緑(G)及び
青(B)の3個のLEDチップを縦に積層して構成して
も良い。この場合、樹脂モールド14から、それぞれの
色のLEDチップに対応し、合計6本のピンが導出され
ても良く、樹脂モールド14の内部配線として、6本の
ピンを2本にまとめ、外部ピンとしては2本設けられた
構造としてもかまわない。又、一方の電極(接地電極)
を共通とすれば、外部ピンは4本でよい。又、赤(R)
色、緑(G)色及び青(B)色の3枚のLEDチップの
駆動電圧を互いに独立に制御出来るようにしておけば、
あらゆる色の混合が可能であるので、色合いの変化を楽
しむことが可能である。
【0041】本発明の室内照明装置に用いるバルク型レ
ンズ20としては、アクリル樹脂等の透明プラスチック
材料、石英ガラス、ソーダ石灰ガラス、ホウケイ酸ガラ
ス、鉛ガラス等の種々のガラス材料等が使用可能であ
る。或いは、ZnO、ZnS、SiC等の結晶性材料を
用いてもかまわない。又、可とう性、屈曲性や伸縮性の
あるゾル、ゲル、ゾル・ゲル混合物、或いは透明ゴムの
ような材料でもかまわない。また、ゾル、ゲル、ゾル・
ゲル混合物等を、透明ゴムやフレキシブルな透明プラス
チック材料等に格納して用いても良い。アクリル樹脂等
の透明プラスチック材料等は、バルク型レンズ20を大
量生産するのに好適な材料である。即ち、一度金型を作
り、この金型により成形加工すればバルク型レンズ20
が簡単に大量生産出来る。
【0042】次に、本発明の室内照明装置に用いるバル
ク型レンズの変形例について説明する。上記に説明した
本発明の室内照明装置に用いるバルク型レンズは、端面
放射型LEDのように、LEDチップの側面から発光す
る光源を使用する場合にも使用できるものである。端面
放射型LEDはLEDチップの側面から発光するもので
あり、そのため、上記のバルク型レンズにこのLEDチ
ップを装着した場合には、バルク型レンズの内周部5に
垂直に入射する成分が多くなるため、全反射されずにバ
ルク型レンズの外部に散逸する光が多くなる。変形例の
バルク型レンズはこのような光源に対しても、極めて低
損失で収束光を得ることができる。
【0043】図13は、本発明の室内照明装置に用いる
バルク型レンズの内周部5と外周部9とが傾きを有する
場合の光線の光路を示す図である。図において、光源の
発散角をθd 、内周部5と外周部9との傾き角をφ、外
周部9の全反射角をθt 、内周部5における光線の入射
角、屈折角をθ1 及びθ2、そしてバルク型レンズの光
学媒質の屈折率、収納部(凹部)6の屈折率をn2及び
1 とする。図は、光源の最大出射角、すなわち、発散
角の光線が傾き角をφにより、全反射条件を満たし、全
反射されている状態を表している。内周部5において、
スネルの屈折の法則より、θ1 とθ2 の間には、 sinθ1 /sinθ2 =n2 /n1 (4) が成り立ち、また、図から明らかなように、θt 、φ、
θ2 の間には、 θt =φ+θ2 (5) が成り立つ。また、図から明らかなように、θd
θ1 、φの間には、 θd =90°−(θ1 +φ) (6) の関係が成り立つ。上記(4)、(5)、(6)式より
θ1 とθ2 を消去すると、バルク型レンズが全反射角θ
t を有し、光源の発散角がθd である場合の、全反射す
るために必要な傾き角φを与える関係式として、 sin-1{n1 /n2 cos(θd +φ)}=θt (7) が得られる。すなわち、(7)式を満たす傾き角φ以上
で内周部5と外周部9が傾いていれば、たとえ、内周部
5に垂直に光が入射する場合(θd =90°)でも全反
射され、頂部3へ、あるいは底面7で反射して頂部3へ
導かれるから、収束光を得ることができる。
【0044】図14は上記室内照明装置に用いるバルク
型レンズの構成を示す図である。図14(A)は、バル
ク型レンズ20の内周部5の表面に微細な凹凸を設けた
例を示している。この凹凸は少なくとも(7)式を満足
するφ以上の傾き角を有しており、また、この凹凸の大
きさは光波長程度でよい。また、この凹凸は、内周部5
の光源近傍に設けるだけでよい。このような凹凸は、適
切な粒径の研磨剤を用いて、内周部5の表面を磨くこと
によって簡単に形成できる。図14(B)は、ほぼ真横
方向に出射した光線がバルク型レンズ内を全反射して、
又は底面7で反射してかつ側壁で全反射して、頂部3に
導かれる様子を示している。このように、例えば、端面
発光LEDのようにほとんどの出射光がチップの側面か
ら出射するようなLEDを使用する場合においても、全
ての出射光を収束できる。さらにまた、レンズ部と光源
を収納する収納部とが一体で形成されているため、従来
のレンズ系では必要であったレンズと光源を光学的位置
合わせをして保持する保持部を必要とせず、また、光学
的位置合わせ工程を必要とせず、ただ光源にかぶせるだ
けでよいので、極めて低コストである。
【0045】図15は、第1の実施例による室内照明装
置の構成を説明する図であり、同図(A)は外観図、同
図(B)は断面図である。図15に示す室内照明装置
は、飛行機や電車或いは自動車、例えば、バスなどの乗
り物の室内に設置されて全体的な照明に用いられるもの
である。図15に示すように、この室内照明装置は、筐
体31と、室内に照明装置を取り付けるための取付板3
2と、外部の電源と接続される電力供給用の信号線33
と、バルク型レンズ34と、所用に応じて取り付けられ
る拡散版35と、信号線33が接続されたプリント板3
6と、プリント板36を覆うように取り付けられた板状
部材37と、光源として採用された発光ダイオードD
と、から構成される。
【0046】光源として採用された発光ダイオードD
は、電気を光に変える変換効率が高く、乗り物につきも
のの振動や衝撃にも強い。変換効率が高いということ
は、発熱量が小さく、小さな電力でも大きな光量が得ら
れるということを意味する。第1の実施の形態では、こ
のような特性を有する発光ダイオードDを光源として採
用することにより、小さな消費電力で大きな光量が得ら
れる頑健な室内照明装置を実現させている。なお、光源
としては、発光ダイオードDではなく、半導体レーザな
どの他の半導体発光素子であっても良い。発光ダイオー
ドD自体については、市販されているものであっても良
く、そうでなくても良い。
【0047】発光ダイオードDを覆うように取り付けら
れたバルク型レンズ34は、そのダイオードDから出射
された光を特定の箇所に集光、或いは広範囲に拡散させ
るためのものである。バルク型レンズ34により、照明
装置として適切に機能するようにしている。なお、1個
のバルク型レンズ34で覆う発光ダイオードDは1個で
はなく複数個であっても良い。
【0048】発光ダイオードDでは発熱を考慮しなくて
も良い。このため、それを覆うようにバルク型レンズ3
4を取り付けるとしても、その材質としてプラスチック
やアクリルなどの合成樹脂を採用することができる。こ
のことから、採用する材質を選ぶ上での設計自由度が高
くなる。この発光ダイオードDは、複数、プリント板3
6上に配置、例えば、各列に、それぞれ複数の発光ダイ
オードDを並べる形で配置しているが、その配置につい
ての設計自由度も高い。配置は必要に応じて様々に変更
させることができる。発光ダイオードDを直流で駆動さ
せた場合には、ノイズの発生を回避させることもでき
る。
【0049】図16はこの室内照明装置の回路構成図で
ある。図に示すように、この室内照明装置は、外部電
源、例えば、乗り物から信号線3を介して供給される電
流から所定の電圧を発生させる電源部41と、発光ダイ
オードDを駆動する駆動部42と、駆動部42の制御を
行う制御部43と、から構成されている。これら電源部
41、駆動部42、制御部43は、図15(B)に示す
プリント板36上に搭載されている。
【0050】例えば、上記電源部41は、信号線33か
ら電流が供給されている間、制御部43及び駆動部42
の電源として機能する。制御部43はその間、各発光ダ
イオードDが予め定められた輝度で発光するように駆動
部42を制御する。これにより、求められている光量で
室内を照らすように室内照明装置は動作するようになっ
ている。
【0051】上記の第1の実施例による照明装置は、室
内全体を照らすためのものである。これに対し、以下に
説明する第2の実施例は、特定箇所を照らすためのスポ
ットライトである。この例においても上記の例と同じ効
果を得ることができる。
【0052】図17は、第2の実施例による室内照明装
置の構成を説明する図であり、同図(A)は外観図、同
図(B)は断面図である。図に示すように、この室内照
明装置は、照明装置を室内に固定・設置するための固定
部材51と、固定部材51によって支持される回転支持
固定部52と、固定部52に取り付けられた制御部53
と、図示しない電源部(図16における電源部41に対
応)から制御部53に電流を供給するための電源線54
と、制御部53が発光ダイオードDの駆動制御用である
制御信号を出力するための制御線55と、内部に発光ダ
イオードDを収納し、そのダイオードDから出射された
光を特定箇所に集めるためのバルク型レンズ56と、バ
ルク型レンズ56を回転させるために設けられた回転用
取手部57と、所用に応じて取り付けられる拡散部材5
8と、バルク型レンズ56内部に収納された1個或いは
複数個の発光ダイオードDを駆動する駆動部59と、か
ら構成されている。
【0053】上記回転支持固定部52の端部には、図1
7(B)に示すような内側に向かって突出したと凸部5
2aが数カ所或いはその端部全体に渡って形成されてい
る。他方のバルク型レンズ56には、その凸部52aの
形状に合わせて凹部56aが全体的に形成されている。
このため、凹部56aと凸部52aが噛み合わさってい
るような状態でバルク型レンズ56を360度、自由に
回転させることができるようになっている。これによ
り、照らされる特定箇所の微調整を行えるようにしてい
る。発光ダイオードDを発光させても取手部57は熱く
ならないことから、バルク型レンズ56は常に安全に回
転させることができる。
【0054】例えば、電源線54を介しての電流の供給
は、発光ダイオードDを駆動すべき間だけ行われるよう
になっている。制御部53はその間、制御線55を介し
て各発光ダイオードDを所定の輝度で発光させるための
信号を駆動部59に送る。それにより、求められている
光量で特定箇所を照らすように室内照明装置は動作する
ようになっている。
【0055】なお、第1及び第2の実施例では、室内照
明装置の回路について具体的に言及していないが、その
回路は、例えば、以下のように実現させても良い。図1
8〜図20を参照して、その回路の実現例について詳細
に説明する。
【0056】図18に示す回路は、例えば、第1の実施
の形態による室内照明装置用のものである。IC41は
図16の制御部43に対応し、複数の例えばMOS−F
ETであるトランジスタTからなる駆動部42は図16
の駆動部42に対応する。端子a〜cには、それぞれ、
図16の電源部41に対応するものから予め定められた
電圧が印加される。端子bとトランジスタTの、例え
ば、ドレインの間には1個の抵抗R、及び複数個の発光
ダイオードDが直列に接続され、端子cとトランジスタ
Tの、例えば、ドレインの間には、1個の抵抗R、及び
複数個の発光ダイオードDが直列に接続されたものが複
数、並列に接続されている。
【0057】IC61は、トランジスタTのゲートに流
れる電流の大きさを制御するか、或いはそれに間欠的に
電流を流す、すなわち、パルス駆動を行うことで発光ダ
イオードDの明るさの調整を行う。パルス駆動を行うの
であれば、そのIC61として、ワンチップマイクロコ
ンピュータ、ロジックICの組み合わせ或いは抵抗、コ
ンデンサの時定数を利用したアナログ回路を使用するこ
とができる。そのパルス駆動を行う方法としては、パル
ス幅、すなわち、ゲートに電流を流している時間幅が一
定で繰り返し周波数を変える方法や、周波数は一定でパ
ルス幅を変える方法などがある。
【0058】図19に示す回路は、例えば、発光ダイオ
ードDを単に直流駆動する場合のものである。図19中
の62は電源部であり、63は電源部62と発光ダイオ
ードDの間に挿入されたスイッチである。
【0059】図19に示す回路では、電源部62、抵抗
R、複数個の発光ダイオードD及びスイッチ63が直列
に接続されている。これにより、発光ダイオードDのオ
ン/オフは、スイッチ63への操作により行うようにな
っている。その抵抗Rの値は発光ダイオードDの数によ
り変更する必要がある。
【0060】図20に示す回路は、例えば、様々な色の
照明を行えるようにする場合のものである。図20中の
64は制御回路からなる制御部、65は複数の例えばM
OS−FETであるトランジスタTからなる駆動部、6
6はセンサー、Rは抵抗、DR、DG、DB、DWはそ
れぞれ、赤色、緑色、青色、白色の光を発する発光ダイ
オードである。端子d、eにはそれぞれ、図16の電源
部41に対応する電源から電力が印加される。
【0061】制御部64は、センサー66からの信号、
或いは装置に組み込んである調整器の状態に応じて、ゲ
ートに電流を流すトランジスタT、或いは各トランジス
タTに流す電流の大きさを決定し、その決定した内容に
従ってトランジスタTを駆動する。それにより、照明の
色を様々に変化できるようになっている。照明の色を様
々に変化させられるようにすることで、用途の幅を広げ
ることができる。
【0062】上述した図18〜図20の回路の実現例は
一例であり、本発明を適用した室内照明装置用の回路は
それらのうちの一つに限定されるものではない。それら
以外の構成であっても良い。例えば電源部については、
それを乗り物側に用意することで、それを不要とするこ
ともできる。搭載させる機能についても同様に、上述し
たものに限定されるわけではなく、用途などに合わせて
様々な機能を搭載させても良い。それら以外のことにつ
いても、本発明の技術思想を越えない範囲で様々な変形
を行うことができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、室内照
明装置として必要な光量を達成させるために、変換効率
が高く、すなわち発熱量が小さく、比較的に小さな消費
電力で大きな光量が得られる発光ダイオード或いは半導
体レーザなどの半導体発光素子を光源として採用し、更
に、これらの光源の光束を収束又は発散する光学系に極
めて効率の高いバルク型レンズを使用しているので、極
めて明るく、消費電力の少ない、かつ、低コストの室内
照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の室内照明装置に使用するバルク型レン
ズの構成を示す断面図である。
【図2】従来技術のレンズ系による損失の状況を示す図
である。
【図3】フレネル反射を示す図である。
【図4】LEDのPN接合において反射光(迷光)が再
発光する過程を示す図である。
【図5】本発明の室内照明装置に使用するバルク型レン
ズと従来のレンズとの特性比較に用いた測定系を示す図
である。
【図6】本発明の室内照明装置に使用するバルク型レン
ズと従来のレンズの集光特性を比較した図である。
【図7】本発明の室内照明装置に使用するバルク型レン
ズと従来のレンズの集光特性を比較した図である。
【図8】本発明の室内照明装置に使用するバルク型レン
ズの幾何学形状の違いによる特性変化の実測値を示す図
である。
【図9】図8の測定に用いた本発明の室内照明装置に使
用するバルク型レンズの幾何学形状を示す図である。
【図10】本発明の室内照明装置に使用する他のバルク
型レンズの構成を示す断面図である。
【図11】本発明の室内照明装置に使用する他のバルク
型レンズの幾何学形状の違いによる特性変化の実測値を
示す図である。
【図12】本発明の室内照明装置に使用する他のバルク
型レンズの幾何学形状の違いによる特性変化の実測値を
示す図である。
【図13】本発明の室内照明装置に使用するバルク型レ
ンズの変形例に係るバルク型レンズの原理を説明する模
式図である。
【図14】本発明の室内照明装置に使用するバルク型レ
ンズの変形例に係るバルク型レンズの構成を示す図であ
る。
【図15】第1の実施例による室内照明装置の構成を説
明する図である。
【図16】第1の実施例による室内照明装置の回路構成
図である。
【図17】第2の実施例による室内照明装置の構成を説
明する図である。
【図18】本発明を適用した室内照明装置用の回路の実
現例を説明する図である。
【図19】本発明を適用した室内照明装置用の回路の実
現例を説明する図である。
【図20】本発明を適用した室内照明装置用の回路の実
現例を説明する図である。
【符号の説明】
1 光源 2 天井部 3 頂部 4 光学媒体 5 内周部 6 凹部 7 底部 8 スペーサ 9 外周部 20 バルク型レンズ 31 筐体 32 取付板 34、56 バルク型レンズ 36 プリント板 41、62 電源部 42、59、60、65 駆動部 43、64 制御部 52a、56a 回転支持固定部 61 IC 66 センサー D、DR、DG、DB、DW 発光ダイオード R 抵抗 T トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21Y 101:02 F21P 3/00 Z Fターム(参考) 3K060 AA00 AA01 AA06 BB01 BB02 BD04 BD10 EA01 3K073 AA16 AA41 AA83 CF13 CG11 CG13 CG42 CJ00 CJ11 CJ17 CJ22 5F041 AA06 DA57 DB01 DC23 DC83 EE16 EE17 FF11

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂部と、底部と、外周部と、前記底部か
    ら前記頂部に向かって形成された天井部と内周部とから
    なる凹部とを有している光学媒体からなり、 前記凹部が光源の収納部であり、前記天井部が第1のレ
    ンズ面として、前記内周部が光入射面として、前記外周
    部が全反射面として、前記底部が反射面として、また、
    前記頂部が第2のレンズ面として機能するように構成し
    たバルク型レンズを備え、室内照明装置の光源の光束
    を、上記バルク型レンズを使用して収束又は発散するこ
    とを特徴とする、室内照明装置。
  2. 【請求項2】 前記室内照明装置のバルク型レンズは、
    前記光学媒体の外周部の外径が、前記内周部の内径の3
    倍以上10倍以下であることを特徴とする、請求項1に
    記載の室内照明装置。
  3. 【請求項3】 前記室内照明装置のバルク型レンズは、
    第1のレンズ面を凸面に形成したことを特徴とする、請
    求項1に記載の室内照明装置。
  4. 【請求項4】 前記室内照明装置のバルク型レンズは、
    前記第1のレンズ面を凹面に形成したことを特徴とす
    る、請求項1に記載の室内照明装置。
  5. 【請求項5】 前記室内照明装置のバルク型レンズは、
    前記第1のレンズ面を平面に形成したことを特徴とす
    る、請求項1に記載の室内照明装置。
  6. 【請求項6】 前記室内照明装置のバルク型レンズは、
    前記第1のレンズ面を平フレネルレンズ面に形成したこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の室内照明装置。
  7. 【請求項7】 前記室内照明装置のバルク型レンズは、
    前記第2のレンズ面の曲率半径をR、前記バルク型レン
    ズの光軸方向に測った全長をL、バルク型レンズの屈折
    率をnとして、 0.93 < k(R/L) < 1.06 k = 1/(0.35・ n − 0.168) の関係を満足することを特徴とする、請求項1に記載の
    室内照明装置。
  8. 【請求項8】 前記室内照明装置のバルク型レンズは、
    前記第1のレンズ面の突き出し量をΔ、前記光学媒体の
    外周部の外径を2Roとして、 0.025 < Δ/Ro < 0.075 の関係を満足することを特徴とする、請求項1に記載の
    室内照明装置。
  9. 【請求項9】 前記室内照明装置のバルク型レンズは、
    前記光学媒体の底部に、更に背面鏡を備えたことを特徴
    とする、請求項1に記載の室内照明装置。
  10. 【請求項10】 前記室内照明装置のバルク型レンズ
    は、前記光学媒体の内部に、更に他の凹部を並列配置し
    たことを特徴とする、請求項1に記載の室内照明装置。
  11. 【請求項11】 前記室内照明装置のバルク型レンズ
    は、前記光学媒体が可とう性、若しくは屈曲性を有する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の室内照明装置。
  12. 【請求項12】 前記室内照明装置のバルク型レンズ
    は、前記内周部の光入射面が所定の傾きを有する少なく
    とも光波長以上の大きさの凹凸面で構成されていること
    を特徴とする、請求項1に記載の室内照明装置。
  13. 【請求項13】 前記所定の傾きφは、前記凹部の屈折
    率をn1 、前記光学媒体の屈折率をn2 、前記光学媒体
    内の外周部面における全反射角をθt 、前記光源の発散
    角をθd として、 sin-1{n1 /n2 cos(θd +φ)}=θt から定まる角度であることを特徴とする、請求項12に
    記載の室内照明装置。
  14. 【請求項14】 前記室内照明装置は、複数の発光ダイ
    オード又はレーザーダイオード等の半導体発光素子を光
    源として備え、 前記光源の光束を収束又は発散する複数の前記バルク型
    レンズを備え、 前記複数の半導体発光素子を駆動し発光させる駆動手段
    とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の室内照
    明装置。
  15. 【請求項15】 前記室内照明装置は、さらに、前記半
    導体発光素子の駆動を制御する制御手段を備えることを
    特徴とする、請求項1記載の室内照明装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記複数の半導体発
    光素子として複数の種類の半導体発光素子を使用する場
    合に、前記駆動手段が駆動を行う条件を該半導体発光素
    子の種類別に設定することにより、照明の色を変化させ
    る制御を行うことを特徴とする、請求項15に記載の室
    内照明装置。
  17. 【請求項17】 前記バルク型レンズは、前記光源の回
    りに回転可能に支持されており、さらに、上記バルク型
    レンズは該前面に光照明パターンを有する拡散部材を備
    えており、 上記バルク型レンズを回転させて、光照明パターンを変
    更することを特徴とする、請求項1に記載の室内照明装
    置。
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