JP2002230804A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2002230804A
JP2002230804A JP2001020430A JP2001020430A JP2002230804A JP 2002230804 A JP2002230804 A JP 2002230804A JP 2001020430 A JP2001020430 A JP 2001020430A JP 2001020430 A JP2001020430 A JP 2001020430A JP 2002230804 A JP2002230804 A JP 2002230804A
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offset signal
light receiving
recording medium
photodetector
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JP2001020430A
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English (en)
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Osamu Nakano
治 中野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストアップや重量増加を招くことなく、対
物レンズのトラッキング方向への不所望なシフトを有効
に防止できる光ピックアップ装置を提供する。 【解決手段】 記録媒体1からの戻り光に基づいて、対
物レンズ5の移動部材3に対する所定位置からのトラッ
キング方向におけるシフトに対応するオフセット信号成
分を含むトラッキングエラー信号を検出する第1の検出
手段12と、記録媒体1からの戻り光に基づいて、オフ
セット信号のみを検出する第2の検出手段15とを有
し、第1,第2の検出手段12,15の出力を差動演算
してオフセット信号成分を除去したトラッキングエラー
信号を検出し、第2の検出手段15の出力に基づいて対
物レンズ5が移動部材3に対して所定位置に位置するよ
うに、駆動手段31による移動部材3の駆動を制御する
よう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体に対
して情報の記録および/または再生を行なう光ピックア
ップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ピックアップ装置として、記録
媒体のトラックを横切るシーク方向に移動可能なキャリ
ッジに、記録または再生用の光ビームを記録媒体に照射
する対物レンズを弾性支持部材を介してトラッキング方
向に変位可能に設けると共に、この対物レンズをトラッ
キング方向に駆動するためのアクチュエータを設けたも
のが種々提案されている。
【0003】この種の光ピックアップ装置では、キャリ
ッジをシーク方向に高速に移動させることによって、対
物レンズを所望のトラックの近傍に位置させるようにし
ている。ところが、この高速アクセス動作においては、
キャリッジの加減速時に対物レンズにキャリッジの駆動
方向と平行な方向に力が作用して、対物レンズが弾性支
持部材を介して変位することになる。このため、アクセ
ス直後には、対物レンズがキャリッジの所定位置(弾性
支持部材による中立位置)からシフトした状態となっ
て、アクチュエータによるトラッキングサーボが不安定
となり、記録/再生特性が劣化するおそれがある。
【0004】このアクセス直後の対物レンズのシフトを
防止するものとして、本出願人は、例えば特開平8−2
63852号公報において、対物レンズを保持するレン
ズホルダの近傍にトラッキング方向と直交する方向に対
向させて発光素子および受光素子を設け、レンズホルダ
には上記発光素子および受光素子による位置検出用光路
に侵入するように突状の位置検出用部材を設けて、上記
受光素子から対物レンズの所定位置からのシフト量に応
じたオフセット信号を検出し、そのオフセット信号に基
づいて対物レンズを所定位置に位置させるように、アク
チュエータを介して対物レンズをトラッキング方向に駆
動するようにしたものを提案している。
【0005】かかる光ピックアップ装置によると、高速
アクセス動作によるキャリッジの加減速時においても、
対物レンズを不所望にシフトさせることなく所定位置に
維持することができるので、アクセス直後でもトラッキ
ングサーボを安定して行なうことができ、記録/再生特
性の劣化を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の本出
願人の提案に係る光ピックアップ装置では、記録媒体に
対する情報の記録または再生光学系とは別に、対物レン
ズを保持するレンズホルダの近傍に発光素子および受光
素子を取り付けて対物レンズ位置検出専用の検出光学系
を形成し、その検出光路に侵入するようにレンズホルダ
に位置検出用部材を取り付ける必要があるため、構成が
複雑となり、コストアップを招くことが懸念される。ま
た、特に高速アクセスを実現するために、対物レンズお
よびアクチュエータはシーク方向に移動可能な可動部に
設け、光源や信号検出用の光検出器を含む他の光学系は
固定部に設けるいわゆる分離光学系を採用する光ピック
アップ装置では、可動部側の重量が増してアクセス速度
の高速化が充分達成できなることが懸念される。
【0007】したがって、かかる点に鑑みてなされた本
発明の目的は、コストアップや重量増加を招くことな
く、対物レンズのトラッキング方向への不所望なシフト
を有効に防止できる光ピックアップ装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に係る発明は、記録媒体のトラックを横切るシーク
方向に移動可能な移動部材と、該移動部材を駆動する駆
動手段と、上記移動部材に弾性支持部材を介して少なく
ともトラッキング方向に変位可能に支持された対物レン
ズとを有し、上記対物レンズを経て記録媒体に光ビーム
を照射して、情報の記録または再生を行う光ピックアッ
プ装置において、上記記録媒体からの戻り光に基づい
て、上記対物レンズの上記移動部材に対する所定位置か
らのトラッキング方向におけるシフトに対応するオフセ
ット信号成分を含むトラッキングエラー信号を検出する
第1の検出手段と、上記記録媒体からの戻り光に基づい
て、上記オフセット信号のみを検出する第2の検出手段
とを有し、上記第1および第2の検出手段の出力を差動
演算して上記オフセット信号成分を除去したトラッキン
グエラー信号を検出し、上記第2の検出手段の出力に基
づいて上記対物レンズが上記移動部材に対して所定位置
に位置するように、上記駆動手段による上記移動部材の
駆動を制御するよう構成したことを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
光ピックアップ装置において、上記第2の検出手段は、
上記戻り光を少なくとも3本の光ビームに分離する光ビ
ーム分離手段と、該光ビーム分離手段で分離された上記
少なくとも3本の光ビームを受光するように、ビーム直
径のほぼ1/4の幅をもって上記記録媒体のトラックの
方向と平行な分割線で分割された少なくとも2つの受光
領域を有する光検出器とを有し、上記少なくとも3本の
光ビームを、上記トラックの方向と直交する方向にほぼ
半ビームずつずれ、かつ上記分割線に対して交差して並
ぶように上記光検出器に入射させるよう構成したことを
特徴とするものである。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1に記載の
光ピックアップ装置において、上記第2の検出手段は、
上記戻り光を受光するように、上記記録媒体のトラック
の方向と平行な分割線でトラックの方向と直交する方向
に分割された6個の受光領域を有し、その少なくとも中
央の4個の受光領域はそれぞれビーム直径のほぼ1/4
幅を有しており、上記シフトがない状態で、上記戻り光
をその外形線が上記中央の4個の受光領域の両側の分割
線にほぼ接するように入射させるようにして、上記6個
の受光領域の奇数番目どうしの出力の和と、偶数番目ど
うしの出力の和との差に基づいて上記オフセット信号の
みを検出するよう構成したことを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項1に記載の
光ピックアップ装置において、上記第2の検出手段は、
上記記録媒体のトラックの方向と平行な分割線でトラッ
クの方向と直交する方向に、上記戻り光の直径のほぼ1
/4幅をもって分割された4個の受光領域を有してお
り、上記シフトがない状態で、上記戻り光をその外径線
が上記4個の受光領域の両側の分割線にほぼ接するよう
に入射させるようにして、上記4個の受光領域の奇数番
目どうしの出力の和と、偶数番目どうしの出力の和との
差に基づいて上記オフセット信号のみを検出するよう構
成したことを特徴とするものである。
【0012】請求項5に係る発明は、請求項1に記載の
光ピックアップ装置において、上記記録媒体には所定の
位置関係で3本の光ビームを照射し、上記第2の検出手
段には、上記3本の光ビームのうちの少なくとも2本の
光ビームの戻り光をそれぞれ受光する光検出器を設け、
上記各光検出器を、トラックの方向と平行な分割線で分
割した2分割受光領域をもって構成して、各光検出器の
2分割受光領域の出力差の和に基づいて上記オフセット
信号のみを検出するよう構成したことを特徴とするもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による光ピックアッ
プ装置の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】図1は第1実施の形態としての光ピックア
ップ装置の全体の概略構成を示す図である。この光ピッ
クアップ装置は分離光学系を採用するもので、スピンド
ルモータ2によって回転駆動されるディスク(記録媒
体)1の下方側には、ボイスコイルモータ(VCM)3
1によってディスク1のラジアル方向に広範囲に亘って
移動可能に可動部3を配置する。可動部3には、後述す
る固定部からの光を反射する反射部材4と、この反射部
材4で反射された光をディスク1に集光する対物レンズ
5と、対物レンズ5をラジアル方向に微小範囲に亘って
駆動するトラッキングアクチュエータ(TrACT)3
2とを設け、可動部3全体および/または対物レンズ5
をディスク1のラジアル方向に移動させることによって
トラッキング制御を行うようにする。なお、対物レンズ
5は、可動部3において図示しない公知の弾性支持手段
を介してトラッキング方向に変位可能に支持する。
【0015】一方、可動部3とともに分離光学系を構成
する固定部6には、光源としてのレーザダイオード7、
コリメータレンズ8、第1のビームスプリッタ9、第2
のビームスプリッタ10、臨界角プリズム11、第1の
光検出器12、グレーティング13、集光レンズ14、
および第2の光検出器15を設ける。
【0016】図1に示す光ピックアップ装置において、
レーザダイオード7から出射した光ビームは、コリメー
タレンズ8により平行光束に変換した後、第1のビーム
スプリッタ9を通過して可動部3に入射させ、該可動部
3において反射部材4で反射させて対物レンズ5により
ディスク1の記録層に集光させる。
【0017】また、ディスク1での反射光は、対物レン
ズ5および反射部材4を経て固定部6の第1のビームス
プリッタ9に入射し、ここでその一部を反射して往路と
分離する。
【0018】第1のビームスプリッタ9で往路と分離さ
れたディスク1からの戻り光は、第2のビームスプリッ
タ10に入射させて2方向に分離し、その分離された一
方の光ビームを臨界角プリズム11のプリズム面で反射
させて第1の光検出器12で受光する。第1の光検出器
12は、4分割した受光領域をもって構成し、それらの
出力に基づいて公知の方法によりフォーカスエラ−信号
およびトラッキングエラー信号を検出する。
【0019】一方、第2のビームスプリッタ10で分離
された他方の光ビームは、グレーティング13で回折さ
せた後、集光レンズ14で集光して第2の光検出器15
で受光する。グレーティング13は、第2の光検出器1
5上で±1次光が0次光に対してディスク1のラジアル
方向に半スポットだけずれるように配置する。なお、こ
のグレーティング13は、第2のビームスプリッタ10
に直接形成してもよいし、独立して形成して第2のビー
ムスプリッタ10に貼り付けてもよい。
【0020】ここで、グレーティング13での0次光お
よび±1次光は、ディスク1に入射する光ビームがディ
スク1に形成されたグルーブを横切ることにより、ラジ
アル方向に非対称に強度変化を起こしている。したがっ
て、0次光および±1次光の各スポット強度をほぼ等し
くして、第2の光検出器15において、0次光に対して
±1次光をラジアル方向に半スポットずらせて受光すれ
ば、後述するようにトラッキングエラー信号のAC成分
をほぼキャンセルすることができる。
【0021】図2は、図1に示す第2の光検出器15の
構成を示す図である。図2に示すように、第2の光検出
器15はスポット径の約1/4の幅をもってディスク1
のトラック方向と平行な分割線でラジアル方向に2分割
した受光領域15a,15bをもって構成し、グレーテ
ィング13(図1参照)からの0次光のスポット、+1
次光のスポット、−1次光のスポットを、ラジアル方向
に半スポットずらせて受光領域15a,15bの分割線
に対して交差して並ぶように入射させる。したがって、
受光領域15a,15bの出力の差信号を検出すれば、
対物レンズ5が所定位置からシフトして受光領域15
a,15b上でスポットが移動したときに生じるオフセ
ット信号のみを検出することができる。
【0022】すなわち、第1の光検出器12では、オフ
セット信号成分を含むトラッキングエラー信号を検出
し、第2の光検出器15ではトラッキングエラー信号は
検出せずに、対物レンズ5のシフトによるオフセット信
号のみを検出し、これらの光検出器の出力の差信号を取
ることによって、オフセット信号成分を除去したトラッ
キングエラー信号を得る。なお、集光レンズ14は必ず
しも必要ではない。
【0023】図3は、信号処理回路の構成を示すブロッ
ク図である。上述したように、第1の光検出器12は4
分割受光領域から構成されているので、タンジェンシャ
ル方向に平行な分割線を境とする一方の側の2個の受光
領域の出力の和Aと、他方の側の2個の受光領域の出力
の和Bとの差を差動増幅器33で演算して、対物レンズ
5のシフトによるオフセット信号成分を含むトラッキン
グエラー信号を得、その信号を差動増幅器34の一方の
入力端子に供給する。
【0024】また、第2の光検出器15の2分割受光領
域15a,15bのそれぞれの出力A′,B′は、差動
増幅器35で差動演算して対物レンズ5のシフトによる
オフセット信号のみを検出し、このオフセット信号をA
GC回路36でゲイン調整して差動増幅器34の他方の
入力端子に供給する。
【0025】差動増幅器34では、差動増幅器33から
のオフセット信号を含んだトラッキングエラー信号と、
AGC回路36でゲイン調整された差動増幅器35から
のオフセット信号とを差動演算することで、オフセット
信号を除去したトラッキングエラー信号を得る。
【0026】差動増幅器34から得られるトラッキング
エラー信号は、TrACTドライバ37に供給してTr
ACT32を駆動し、これによりトラッキング制御を行
なう。また、AGC回路36でゲイン調整された差動増
幅器35からのオフセット信号は、VCMドライバ38
に供給してVCM31を駆動し、これにより対物レンズ
5が可動部3に対して常に所定位置に位置するように制
御する。
【0027】本実施の形態によると、ディスク1からの
戻り光を利用して対物レンズ5のシフトによるオフセッ
ト信号を検出し、そのオフセット信号に基づいて対物レ
ンズ5が可動部3に対して常に所定位置に位置するよう
にVCMドライバ38を介してVCM31の駆動を制御
するようにしたので、従来のように記録媒体に対する情
報の記録または再生光学系とは別に、対物レンズを保持
するレンズホルダの近傍に発光素子および受光素子を有
する対物レンズ位置検出専用の検出光学系を設け、その
検出光路に侵入するようにレンズホルダに位置検出用部
材を設ける場合に比べて、構成を簡単にでき、コストダ
ウンを図ることができる。また、オフセット信号を検出
するための光学系は固定部6に設け、可動部3には何ら
の細工を施す必要がないので、アクセス速度の高速化を
充分達成することができる。
【0028】図4(a)および(b)は、図1に示す第
1実施の形態に使用する第2の光検出器15の二つの変
形例を示す図である。図1に示した第1実施の形態で
は、第1の光検出器12の出力からオフセット信号成分
を含むトラッキングエラー信号を得るようにしている
が、図4(a)に示すように、第2の光検出器15上の
±1次光のスポットのそれぞれ左半分、右半分を受光す
るように、受光領域15a,15bの横に受光領域15
c,15dを配置し、これら受光領域15c,15dの
出力の差を演算することによってオフセット信号成分を
含むトラッキングエラー信号を得ることもできる。
【0029】また、図4(b)に示すように、第2の光
検出器15の受光領域15a,15bの0次光のスポッ
トが形成される中央部の横に受光領域15e,15fを
配置して0次光のスポットの左端と右端とを受光し、こ
れら受光領域15e,15fの出力の差を演算してオフ
セット信号成分を含むトラッキングエラー信号を得るよ
うにしてもよい。
【0030】図5は、本発明による光ピックアップ装置
の第2実施の形態を説明するための図である。第2の実
施の形態では、図1に示した第1実施の形態においてグ
レーティング13に代えて第2のビームスプリッタ10
にホログラムを形成する。
【0031】第2の光検出器15は、図5に示すように
6分割受光領域15g〜15lをもって構成し、±1次
光が受光領域15i,15l上に並べて入射し、0次光
は受光領域15g,15h,15j,15kにかかって
入射するように配置する。
【0032】この実施の形態によると、対物レンズ5の
トラッキング方向のオフセット信号は、 (g+h+i)−(j+k+l) を演算することにより得られるので、このオフセット信
号を第1実施の形態と同様にVCMドライバ38に供給
して、対物レンズ5が可動部3に対して常に所定位置に
位置するようにVCM31の駆動を制御すると共に、こ
のオフセット信号を第1の光検出器12の出力に基づい
て得られるオフセット信号成分を含むトラッキングエラ
ー信号から減算してオフセット信号成分を除去したトラ
ッキングエラー信号を得、これによりTrACTドライ
バ37を介してTrACT32を駆動してトラッキング
制御を行なう。
【0033】なお、ホログラムは、第2のビームスプリ
ッタ10に形成する代わりに、集光レンズ14に同様の
ホログラム効果を持たせるようにしてもよい。
【0034】図6は、本発明による光ピックアップ装置
の第3実施の形態を説明するための図である。本実施の
形態では、図1に示すグレーティング13を取り除き、
第2の光検出器として図6(a)に示すように、ディス
クのトラックの方向と平行な分割線でラジアル方向に6
分割した受光領域a〜fを有する光検出器16を用い、
対物レンズにシフトがない状態で戻り光をその外形線が
中央部の4個の受光領域a,b,d,eの両側の分割
線、すなわち受光領域b,cの分割線および受光領域
e,fの分割線にほぼ接するように入射させる。
【0035】本実施の形態におけるトラッキングエラー
信号の検出原理は以下の通りである。図4(a)に示す
第2の光検出器の受光領域15a,15bをそれぞれト
ラック方向に3分割した構成を図6(b)に示す。すな
わち、図4(a)に示す第2の光検出器15の受光領域
15a,15bは6つの受光領域a,b,c,d,e,
fに分割され、これらの領域は図6(a)に示す光検出
器16の6個の受光領域a,b,c,d,e,fにそれ
ぞれ対応する。
【0036】図6(b)に示す光検出器では、受光領域
15aすなわち受光領域b,d,fの出力の和から、受
光領域15bすなわち受光領域a,c,eの出力の和を
減算することによりオフセット信号が得られる。図6
(a)に示す光検出器16でも同様の演算、すなわち6
個の受光領域の奇数番目どうしの出力の和と、偶数番目
どうしの出力の和との差 (b+d+f)−(a+c+e) を演算することによりオフセット信号を得ることができ
る。したがって、図6(a)に示す光検出器16と図6
(b)、あるいは図4(a)に示す光検出器とは機能上
等価である。
【0037】ここで、オフセット信号成分を含むトラッ
キングエラー信号は、 (a+b+c)−(d+e+f) を演算することにより得られるので、この信号から上述
のオフセット信号をゲイン調整して減算することによ
り、オフセット信号を除去したトラッキングエラー信号
を得ることができる。
【0038】第3実施の形態によれば、グレーティング
13等のビーム回折手段を用いることなく、1つの戻り
光スポットからオフセット信号とこれを除去したトラッ
キングエラー信号とを得ることができる。したがって、
部品点数および調整工数を削減でき、コストダウンを図
ることができると共に、小型化を図ることができる。ま
た、構成が簡単になるのでフォーカスエラー信号の検出
系との組合せも簡単に行うことができる。
【0039】図7は、本発明による光ピックアップ装置
の第4実施の形態を説明するための図である。本実施の
形態では、第3実施の形態で使用する図6(a)の光検
出器16に代えて、その両外側の受光領域cおよびfを
除いた図7に示すような4分割光検出器17を用い、 (b+d)−(a+e) を演算してオフセット信号を得る。また、オフセット信
号成分を含むトラッキングエラー信号は、第1実施の形
態と同様に、図1に示す第1の光検出器12の出力に基
づいて検出する。なお、図6に示す光検出器16あるい
は図7に示す光検出器17の各受光領域の分割幅はビー
ムスポットの直径のほぼ1/4程度でよく、厳密に規定
されるものではない。
【0040】図8は、本発明による光ピックアップ装置
の第5実施の形態を説明するための図である。本実施の
形態では、第3実施の形態における光検出器16を、受
光領域b,d,fを有するパターン18aと、受光領域
a,c,eを有するパターン18bとをもって構成し、
これらパターン18a,18bの出力の差を演算してオ
フセット信号を検出するようにしたものである。なお、
オフセット信号成分を含むトラッキングエラー信号は、
第1実施の形態と同様に、図1に示す第1の光検出器1
2の出力に基づいて検出する。
【0041】本実施の形態によると、オフセット信号
は、パターン18a,18bの出力の差を演算すること
により得ることができ、第3実施の形態におけるように
各受光領域の加算演算を行う必要がなくなるので、迅速
な制御が可能となる。
【0042】図9は、本発明による光ピックアップ装置
の第6実施の形態を説明するための図である。本実施の
形態は、ディスクからの戻り光に非点収差を与えて図9
に示す光検出器19で受光し、その出力に基づいてオフ
セット信号、オフセット信号を除去したトラッキングエ
ラー信号、およびフォーカスエラー信号を検出するよう
にしたものである。
【0043】光検出器19は、上側半分を受光領域a〜
fに6分割し、下側半分を受光領域g,hに2分割して
構成する。このようにして、 (g−h)/(g+h) もしくは {(a+b+c+g)−(d+e+f+h)}/(a+
b+c+d+e+f+g+h) を演算してオフセット信号成分を含むトラッキングエラ
ー信号を検出すると共に、 {(b+d+f)−(a+c+e)}/(a+b+c+
d+e+f+g+h) を演算してオフセット信号を検出し、このオフセット信
号を上記のオフセット信号成分を含むトラッキングエラ
ー信号から減算することで、オフセット信号を除去した
トラッキングエラー信号を得る。また、フォーカスエラ
ー信号は、非点収差法により {(a+b+c+h)−(d+e+f+g)}/(a+
b+c+d+e+f+g+h) を演算して検出する。
【0044】図10は、本発明による光ピックアップ装
置の第7実施の形態を説明するための図である。本実施
の形態は、ディスクからの戻り光を収束して2分割し、
一方の収束光を焦点面の前方で、他方の収束光を焦点面
の後方でそれぞれ図10に示す光検出器20−1,20
−2で受光し、それらの出力に基づいてオフセット信
号、オフセット信号成分を除去したトラッキングエラー
信号、およびフォーカスエラー信号を検出するようにし
たものである。
【0045】光検出器20−1,20−2は、それぞれ
トラック方向に直交する分割線で3分割し、さらに光検
出器20−2の中央の受光領域はトラック方向に平行な
分割線で受光領域a〜fに6分割する。ここで、光検出
器20−2の上下の受光領域をg,h、光検出器20−
1の3分割受光領域をi,j,kとする。
【0046】このようにして、 {(a+b+c)−(d+e+f)}/(a+b+c+
d+e+f) を演算してオフセット信号成分を含むトラッキングエラ
ー信号を検出すると共に、 {(b+d+f)−(a+c+e)}/(a+b+c+
d+e+f) を演算してオフセット信号を検出し、このオフセット信
号を上記のオフセット信号成分を含むトラッキングエラ
ー信号から減算することで、オフセット信号を除去した
トラッキングエラー信号を得る。また、フォーカスエラ
ー信号は、ビームサイズ法により {(j+g+h)−(i+k+a+b+c+d+e+
f)}/(a+b+c+d+e+f+g+h+i+j+
k) を演算して検出する。
【0047】図11は、本発明による光ピックアップ装
置の第8実施の形態を説明するための図である。本実施
の形態は、ディスクからの戻り光を収束し、その収束光
の半分をナイフエッジで遮光して図11に示す光検出器
21で受光し、その出力に基づいてオフセット信号、オ
フセット信号成分を除去したトラッキングエラー信号、
およびフォーカスエラー信号を検出するようにしたもの
である。
【0048】光検出器21は、入射する収束光のスポッ
トの弦に平行な分割線で2分割し、さらに上側半分は受
光領域a〜fに6分割して構成する。
【0049】このようにして、 {(a+b+c)−(d+e+f)}/(a+b+c+
d+e+f) を演算してオフセット信号成分を含むトラッキングエラ
ー信号を検出すると共に、 {(b+d+f)−(a+c+e)}/(a+b+c+
d+e+f) を演算してオフセット信号を検出し、このオフセット信
号を上記のオフセット信号成分を含むトラッキングエラ
ー信号から減算することで、オフセット信号を除去した
トラッキングエラー信号を得る。また、フォーカスエラ
ー信号は、ナイフエッジ法により {(a+b+c+d+e+f)−g}/(a+b+c+
d+e+f+g) を演算して検出する。
【0050】図9〜図11で説明した第6〜第8実施の
形態によると、図1に示した第1の光検出器12が不要
となるので、部品点数および調整工数をさらに削減する
ことができ、簡単かつ安価にできる。
【0051】なお、本発明は上述した分離型の光ピック
アップ装置に限らず、一体型の光ピックアップ装置にも
有効に適用することができる。この一体型の場合には、
例えば特開昭61−94246号公報に開示されている
ように、記録媒体に1本のメインビームと2本のサブビ
ームとを有する3ビームを、サブビームどうしがトラッ
クピッチ間隔を持ち、メインビームとサブビームとの間
隔が1/2トラックピッチを持つように照射する場合に
も、本発明を有効に適用することができる。この場合に
は、各ビームの戻り光をトラックの方向と平行な分割線
で2分割した受光領域を有する光検出器で受光し、少な
くとも一方のサブビームを受光する光検出器の2分割受
光領域の出力差をゲイン調整した信号と、メインビーム
を受光する光検出器の2分割受光領域の出力差信号とを
加算してオフセット信号のみを検出し、このオフセット
信号に基づいて対物レンズが常にキャリッジの所定位置
に位置するようにキャリッジの駆動を制御すると共に、
オフセット信号を、3ビーム法によって得られるオフセ
ット信号成分を含むトラッキングエラー信号から減算し
て、オフセット信号成分を除去したトラッキングエラー
信号を得、これによりトラッキング制御を行なう。
【0052】また、特開平7−320287号公報に開
示されているように、記録媒体に1本のメインビームと
2本のサブビームとを有する3ビームを、サブビームど
うしが1/2トラックピッチ間隔を持って照射する場合
にも、本発明を有効に適用することができる。この場合
には、各サブビームの戻り光を上記と同様に2分割した
受光領域を有する光検出器で受光して、各光検出器の2
分割受光領域の出力差を加算することによりオフセット
信号のみを検出し、このオフセット信号を用いて上記の
場合と同様にキャリッジの駆動を制御すると共に、トラ
ッキング制御を行なう。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば記録媒体
からの戻り光を利用して対物レンズのシフトによるオフ
セット信号を検出し、そのオフセット信号に基づいて対
物レンズがシーク用の移動部材に対して所定位置に位置
するように移動部材の駆動を制御するようにしたので、
コストアップや重量増加を招くことなく、対物レンズの
トラッキング方向への不所望なシフトを有効に防止する
ことができる。したがって、記録/再生特性の劣化を防
止することができると共に、分離型の光ピックアップ装
置においては、可動部の重量増加を招くことがないの
で、アクセス速度の高速化を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による光学ピックアップ装置の第1実
施の形態の全体の概略構成を示す図である。
【図2】 図1に示す第2の光検出器の構成を示す図で
ある。
【図3】 第1実施の形態における信号処理回路の構成
を示すブロック図である。
【図4】 第1実施の形態に使用する第2の光検出器の
二つの変形例を示す図である。
【図5】 本発明による光ピックアップ装置の第2実施
の形態を説明するための図である。
【図6】 同じく、第3実施の形態を説明するための図
である。
【図7】 同じく、第4実施の形態を説明するための図
である。
【図8】 同じく、第5実施の形態を説明するための図
である。
【図9】 同じく、第6実施の形態を説明するための図
である。
【図10】 同じく、第7実施の形態を説明するための
図である。
【図11】 同じく、第8実施の形態を説明するための
図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 スピンドルモータ 3 可動部 4 反射部材 5 対物レンズ 6 固定部 7 レーザダイオード 8 コリメータレンズ 9 第1のビームスプリッタ 10 第2のビームスプリッタ 11 臨界角プリズム 12 第1の光検出器 13 グレーティング 14 集光レンズ 15 第2の光検出器 31 ボイスコイルモータ(VCM) 32 トラッキングアクチュエータ(TrACT) 33,34,35 差動増幅器 36 AGC回路 37 TrACTドライバ 38 VCMドライバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体のトラックを横切るシーク方向
    に移動可能な移動部材と、該移動部材を駆動する駆動手
    段と、上記移動部材に弾性支持部材を介して少なくとも
    トラッキング方向に変位可能に支持された対物レンズと
    を有し、上記対物レンズを経て記録媒体に光ビームを照
    射して、情報の記録または再生を行う光ピックアップ装
    置において、 上記記録媒体からの戻り光に基づいて、上記対物レンズ
    の上記移動部材に対する所定位置からのトラッキング方
    向におけるシフトに対応するオフセット信号成分を含む
    トラッキングエラー信号を検出する第1の検出手段と、 上記記録媒体からの戻り光に基づいて、上記オフセット
    信号のみを検出する第2の検出手段とを有し、 上記第1および第2の検出手段の出力を差動演算して上
    記オフセット信号を除去したトラッキングエラー信号を
    検出し、上記第2の検出手段の出力に基づいて上記対物
    レンズが上記移動部材に対して所定位置に位置するよう
    に、上記駆動手段による上記移動部材の駆動を制御する
    よう構成したことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の検出手段は、 上記戻り光を少なくとも3本の光ビームに分離する光ビ
    ーム分離手段と、 該光ビーム分離手段で分離された上記少なくとも3本の
    光ビームを受光するように、ビーム直径のほぼ1/4の
    幅をもって上記記録媒体のトラックの方向と平行な分割
    線で分割された少なくとも2つの受光領域を有する光検
    出器とを有し、 上記少なくとも3本の光ビームを、上記トラックの方向
    と直交する方向にほぼ半ビームずつずれ、かつ上記分割
    線に対して交差して並ぶように上記光検出器に入射させ
    るよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の光ピ
    ックアップ装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の検出手段は、 上記戻り光を受光するように、上記記録媒体のトラック
    の方向と平行な分割線でトラックの方向と直交する方向
    に分割された6個の受光領域を有し、その少なくとも中
    央の4個の受光領域はそれぞれビーム直径のほぼ1/4
    幅を有しており、 上記シフトがない状態で、上記戻り光をその外形線が上
    記中央の4個の受光領域の両側の分割線にほぼ接するよ
    うに入射させるようにして、上記6個の受光領域の奇数
    番目どうしの出力の和と、偶数番目どうしの出力の和と
    の差に基づいて上記オフセット信号のみを検出するよう
    構成したことを特徴とする請求項1に記載の光ピックア
    ップ装置。
  4. 【請求項4】 上記第2の検出手段は、 上記記録媒体のトラックの方向と平行な分割線でトラッ
    クの方向と直交する方向に、上記戻り光の直径のほぼ1
    /4幅をもって分割された4個の受光領域を有してお
    り、 上記シフトがない状態で、上記戻り光をその外径線が上
    記4個の受光領域の両側の分割線にほぼ接するように入
    射させるようにして、上記4個の受光領域の奇数番目ど
    うしの出力の和と、偶数番目どうしの出力の和との差に
    基づいて上記オフセット信号のみを検出するよう構成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装
    置。
  5. 【請求項5】 上記記録媒体には所定の位置関係で3本
    の光ビームを照射し、 上記第2の検出手段には、上記3本の光ビームのうちの
    少なくとも2本の光ビームの戻り光をそれぞれ受光する
    光検出器を設け、 上記各光検出器を、トラックの方向と平行な分割線で分
    割した2分割受光領域をもって構成して、各光検出器の
    2分割受光領域の出力差の和に基づいて上記オフセット
    信号のみを検出するよう構成したことを特徴とする請求
    項1に記載の光ピックアップ装置。
JP2001020430A 2001-01-29 2001-01-29 光ピックアップ装置 Withdrawn JP2002230804A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010080038A (ja) * 2008-08-25 2010-04-08 Tdk Corp 光学ドライブ装置

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JP2010080038A (ja) * 2008-08-25 2010-04-08 Tdk Corp 光学ドライブ装置

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