JP2002230726A - ヘッドクリーナおよびヘッドクリーニング装置 - Google Patents

ヘッドクリーナおよびヘッドクリーニング装置

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JP2002230726A
JP2002230726A JP2001020854A JP2001020854A JP2002230726A JP 2002230726 A JP2002230726 A JP 2002230726A JP 2001020854 A JP2001020854 A JP 2001020854A JP 2001020854 A JP2001020854 A JP 2001020854A JP 2002230726 A JP2002230726 A JP 2002230726A
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JP
Japan
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head
cleaning
outer peripheral
peripheral surface
cleaner
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JP2001020854A
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English (en)
Inventor
Koji Sumitomo
宏次 住友
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気回転ヘッドに対して安定したクリーニン
グ効果を発揮するヘッドクリーナおよびヘッドクリーニ
ング装置を提供する。 【解決手段】 磁気ヘッド2を外周面に有した回転ドラ
ム4の近傍に立設されたクリーニングシャフト6に回転
自在に装着され、このクリーニングシャフト6が回転ド
ラム4の軸心に沿う方向に近接配置された時に、磁気ヘ
ッド2の表面に接触し清掃を行う円筒形のヘッドクリー
ナ5を構成するに際し、クリーニングシャフト6に装着
される中心穴8aをその軸心方向の中央に向かうにした
がって縮径する鼓形状に形成し、中央の小径部8bを支点
として、円筒形の外周面が回転ドラム4の外周面に沿う
ように揺動自在とする。これにより、ヘッドクリーナ5
の外周面がその円筒度、平行度に関係なく均一な圧力で
回転ドラム4の外周面に接触し、わずかに突き出した磁
気ヘッド2に対しても安定して接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置
の回転磁気ヘッドを清掃するヘッドクリーナおよびヘッ
ドクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置では、磁気テープの磁
性粉や外部からの埃等によって磁気ヘッドの表面が汚
れ、ヘッド出力が低下して、記録再生の品質が低下して
くる。このため近年は、磁気回転ヘッドを有した磁気記
録再生装置には、クリーニング機構が装備されていて、
テープローディング毎に、又はシステムがヘッド汚れを
認識した時に、磁気ヘッドの表面が清掃されるようにな
っている。
【0003】図2および図3に示す磁気記録再生装置で
は、磁気ヘッド11を備えた回転ドラム12の周辺に、
円筒形のヘッドクリーナ13を装着したクリーニングシ
ャフト14が、回転ドラム12の外周面に沿う方向にク
リーニングアーム15の一端に取り付けられ、このクリ
ーニングアーム15がクリーニングアームシャフト16
にその軸心廻りに回転自在に取り付けられている。そし
てこの構成において、クリーニングアーム15が回転さ
れ、クリーニングシャフト14が回転ドラム12に近接
配置された時に、ヘッドクリーナ13の円筒形の外周面
が回転ドラム12の外周面に接触し、磁気ヘッド11の
表面の汚れを清掃する。
【0004】ヘッドクリーナ13は通常、円筒形のスポ
ンジや、化学繊維からなるフェルトまたは不織布を重ね
て円筒形状にしたものなど、円筒形のクリーニング材1
7が、円筒形のクリーナハウジング18の外周に固定さ
れたものであって、クリーニングシャフト14に回転自
在に外挿されていて、回転ドラム12の外周面への接触
時に回転する。このときのヘッドクリーナ13の接触圧
は、クリーニングアーム15の他端に取り付けられたバ
ネ19(ヘッドクリーナ13とクリーニングシャフト1
4との間でもよい)によって一定に保たれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようなヘッドクリーナ13の円筒度が悪い場合や、回
転ドラム12に対するクリーニングシャフト14の平行
度が悪い場合に、ドラム表面からわずかに突き出した磁
気ヘッド11の表面にヘッドクリーナ13がうまく接触
せず、ヘッドクリーナ13が回転しなかったり、回転し
ても安定したクリーニング効果が得られないことがあっ
た。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、磁気
回転ヘッドに対して安定したクリーニング効果を発揮す
るヘッドクリーナおよびヘッドクリーニング装置を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明のヘッドクリーナは、回転軸となるクリーニ
ングシャフトが挿入される中心穴を鼓形状にすること
で、自動調芯効果を発揮させるようにしたものであり、
これにより、回転ドラムに対してヘッドクリーナの外周
面を全体にわたって、その円筒度や平行度に関係なく均
一な圧力で接触させることが可能になり、磁気ヘッド表
面を安定して清掃可能となる。
【0008】すなわち請求項1記載の発明は、磁気ヘッ
ドを外周面に有した回転ドラムの近傍に立設されたシャ
フトに回転自在に装着され、前記シャフトが前記回転ド
ラムの軸心に沿う方向に近接配置された時に前記磁気ヘ
ッドの表面に接触し清掃を行う円筒形のヘッドクリーナ
であって、前記シャフトに装着される中心穴をその軸心
方向の中央に向かうにしたがって縮径する鼓形状に形成
し、中央の小径部を支点として、円筒形の外周面が前記
回転ドラムの外周面に沿うように揺動自在に構成したも
のである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のヘ
ッドクリーナにおいて、鼓形状の中心穴を形成した円筒
状のハウジングの外周にクリーニング材を固定してなる
構成としたものである。この構成によれば、ハウジング
に剛性を持たせることでシャフトへの装着確実性を確保
できるので、クリーニング材は独立して形状を保つ必要
はなく、柔軟なもの、洗浄剤を保持可能なものを適宜に
選択して、接着、圧入などによって取り付けることがで
きる。よって、ハウジングを設けない場合に比べて、装
着確実性、清掃効果、交換に要するコストの点で有利で
ある。
【0010】請求項3記載の発明は、磁気ヘッドを外周
面に有した回転ドラムの近傍に設置され磁気ヘッドの表
面を清掃するヘッドクリーニング装置であって、請求項
1または請求項2のいずれかに記載のヘッドクリーナ、
およびそれを装着したシャフトと、磁気記録媒体がロー
ディングあるいはアンローディングされる毎に、または
予め決めたレベルのヘッド汚れが認識された時に、前記
シャフトを、ヘッドクリーナが回転ドラムの外周面に接
触する清掃位置に配置し、清掃終了後に、ヘッドクリー
ナが回転ドラムの外周面より離間した待機位置に配置す
るシャフト移動手段とを有した構成としたものである。
この構成によれば、磁気ヘッドの汚れがひどくならない
うちに清掃を行うことになるので、磁気ヘッドの出力低
下を防止することができ、安定した記録/再生が可能に
なる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は、本発明の一実施形態におけ
るヘッドクリーナを備えたヘッドクリーニング装置を、
回転磁気ヘッドの近傍に設置した磁気記録再生装置の側
面図である。
【0012】回転磁気ヘッド1は、磁気記録媒体に対し
て記録再生を行う磁気ヘッド2を、シャーシ3に対して
所定の角度で傾斜した回転ドラム4の外周に配置したも
のである。
【0013】ヘッドクリーナ5は、回転ドラム4の近傍
に回転ドラム4の軸心方向に沿って配置されたクリーニ
ングシャフト6に回転自在に装着されていて、クリーニ
ングシャフト6が移動されるに伴われて移動する。
【0014】このヘッドクリーナ5は、フェルト(合成
樹脂からなるスポンジ、不織布等の柔軟な弾性材料でも
よい)にて円筒形に形成したクリーニング材7を、円筒
形のクリーナハウジング8の外周に接着(圧入でもよ
い)により固定して構成されている。クリーナハウジン
グ8の中心穴8aはその軸心方向の中央に向かうにしたが
って縮径する鼓形状に形成されていて、クリーナハウジ
ング8(したがってヘッドクリーナ5)は、クリーニン
グシャフト6に外挿され、中央の小径部8bを支点として
揺動自在である。
【0015】クリーニングシャフト6の移動を駆動する
シャフト移動機構は、クリーニングシャフト6を一端に
取り付けたクリーニングアーム9を、シャーシ3表面と
平行な方向に、シャーシ3上に立設したクリーニングア
ームシャフト10にその軸心廻りに回転自在に取り付け
ていて、クリーニングシャフト6を、回転ドラム4に近
接した所定の清掃位置と回転ドラム4より離間した待機
位置とにわたって平行移動させる。
【0016】このシャフト移動機構は、予め決めた清掃
条件が検出手段を通して制御装置(図示せず)に認識さ
れた時に、制御装置によって駆動されるようになってい
る。たとえば、磁気記録媒体たる磁気テープがローディ
ングあるいはアンローディングされる毎に、または予め
決めたレベルの磁気ヘッド2の表面汚れが検出された時
に、クリーニングシャフト6を上記清掃位置に配置し、
それにより回転ドラム4に接触したヘッドクリーナ5が
所定時間(あるいは所定回数)だけ回転した後に、クリ
ーニングシャフト6を上記待機位置に配置する。
【0017】一方、このようなシャフト移動機構によっ
て回転ドラム4に接触したヘッドクリーナ5は、回転し
つつ、接触圧が均等になるように中央の小径部8bを支点
として揺動し、円筒形の外周面が回転ドラム4の外周面
に沿う方向に配置される。
【0018】その結果、ヘッドクリーナ5の円筒形の外
周面が全体にわたって、円筒度や平行度に関係なく均一
な圧力で回転ドラム4の外周面に接触することになり、
この外周面よりわずかに突き出した磁気ヘッド2に対し
ても安定して接触し、ヘッド表面を効果的に清掃する。
よって、磁気ヘッド2の出力低下は防止され、安定した
記録/再生が可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シャフト
に装着されるヘッドクリーナの中心穴を鼓形状とするこ
とにより、ヘッドクリーナの外周面を全体にわたって均
一な圧力で回転ドラムの外周面に接触させることがで
き、磁気ヘッドの表面を効果的に清掃可能である。
【0020】また、予め決めた清掃条件に達したときに
シャフトを回転ドラムに近接配置するシャフト移動手段
を設けることにより、磁気ヘッドを常にクリーンな状態
に保つことができ、安定した記録/再生が可能になる。
よって、クリーニングテープを使用する等の、定期的な
メンテナンス作業を省略できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるヘッドクリーナを
備えたヘッドクリーニング装置で磁気ヘッドを清掃する
状態を示す側面図
【図2】従来のヘッドクリーナを備えたヘッドクリーニ
ング装置で磁気ヘッドを清掃する状態を示す上面図
【図3】図3の清掃状態を示す側面図
【符号の説明】
2 磁気ヘッド 4 回転ドラム 5 ヘッドクリーナ 6 クリーニングシャフト 7 クリーニング材 8 クリーナハウジング 8a 中心穴 8b 小径部 9 クリーニングアーム 10 クリーニングアームシャフト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを外周面に有した回転ドラム
    の近傍に立設されたシャフトに回転自在に装着され、前
    記シャフトが前記回転ドラムの軸心に沿う方向に近接配
    置された時に前記磁気ヘッドの表面に接触し清掃を行う
    円筒形のヘッドクリーナであって、 前記シャフトに装着される中心穴をその軸心方向の中央
    に向かうにしたがって縮径する鼓形状に形成し、中央の
    小径部を支点として、円筒形の外周面が前記回転ドラム
    の外周面に沿うように揺動自在に構成したヘッドクリー
    ナ。
  2. 【請求項2】 鼓形状の中心穴を形成した円筒状のハウ
    ジングの外周にクリーニング材を固定してなる請求項1
    記載のヘッドクリーナ。
  3. 【請求項3】 磁気ヘッドを外周面に有した回転ドラム
    の近傍に設置され磁気ヘッドの表面を清掃するヘッドク
    リーニング装置であって、 請求項1または請求項2のいずれかに記載のヘッドクリ
    ーナ、およびそれを装着したシャフトと、 磁気記録媒体がローディングあるいはアンローディング
    される毎に、または予め決めたレベルのヘッド汚れが認
    識された時に、前記シャフトを、ヘッドクリーナが回転
    ドラムの外周面に接触する清掃位置に配置し、清掃終了
    後に、ヘッドクリーナが回転ドラムの外周面より離間し
    た待機位置に配置するシャフト移動手段とを有したヘッ
    ドクリーニング装置。
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