JP2002230581A - 線形近似化法を用いたアニメーション軌跡の圧縮方法及び復元方法並びにその装置 - Google Patents

線形近似化法を用いたアニメーション軌跡の圧縮方法及び復元方法並びにその装置

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JP2002230581A JP2001357514A JP2001357514A JP2002230581A JP 2002230581 A JP2002230581 A JP 2002230581A JP 2001357514 A JP2001357514 A JP 2001357514A JP 2001357514 A JP2001357514 A JP 2001357514A JP 2002230581 A JP2002230581 A JP 2002230581A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インターポレータ形式のアニメーションデー
タを効率よく圧縮して、迅速なデータの伝送及び記憶を
可能にする、線形近似化の手法を用いたアニメーション
軌跡の圧縮装置及びその方法を提供する。 【解決手段】 アニメーション軌跡から所定数のブレー
クポイントを抽出し、前記抽出されたブレークポイント
に対応するキー及びキー値を出力する補間分析部80
と、補間分析部80から出力されるキーを符号化するキ
ー符号化部82と、補間分析部82から出力されるキー
値を符号化するキー値符号化部84と、キー符号化部8
2及びキー値符号化部84で符号化されたキー及びキー
値を、エントロピー符号化して符号化されたビットスト
リームとして出力するエントロピーエンコーダ86とを
具備してアニメーション軌跡の圧縮装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元グラフィッ
クスモデルのアニメーションに係り、特にアニメーショ
ンに使用されるアニメーション軌跡(path)を、線
形近似化の手法を用いて圧縮及び復元する装置、この装
置で行われる圧縮及び復元方法、並びにこのためのデー
タのフォーマットに関する。
【0002】
【従来の技術】グラフィックスに基づいた3次元アニメ
ーション(animation;動画)の場合、3次元
モデルで表現されたオブジェクト(客体)のアニメーシ
ョンに対する空間上の動き、回転、モデル自体のモルフ
ィング(morphing)、色の変移などを表現する
ためにインターポレータ(interpolator)
が使用される。
【0003】図1は、一般の3次元アニメーションにお
けるアニメーション軌跡を説明するための図であって、
縦軸はキー値(KEY_VALUE)を、横軸はキー
(KEY)を各々示す。図1に示すアニメーション軌跡
20は3次元モデル10のアニメーションの痕跡を表現
したものである。このアニメーション情報の軌跡(アニ
メーション軌跡)20は、図1に示すように経時的に変
化する2次元曲線の形態を有する。アニメーション軌跡
20を表現する方式は種々あり、このような様々な方式
は1989年に、Prentice Hall社から出
版された「Fundamentals of Digi
tal Image Processing」の第9章
に開示されている。
【0004】インターポレータによる表現では図1に示
すような曲線状のアニメーション軌跡20を複数個のセ
グメント(分節)を用いて直線状に分けて表現すること
ができる。このような表現において必要な情報は、各直
線のブレークポイント(break point;分節
点)または頂点である。ここで、前記「ブレークポイン
ト」または「頂点」は、図1に示すアニメーション軌跡
20において黒色の点「●」で表されている。線形補間
(または挿入)(Linear Interpolat
ion)の手法を用いると、これらの各ブレークポイン
トから元の曲線を復元することができる。
【0005】図2は、仮想現実モデリング言語(VRM
L:Vertual Reality Modelin
g Language)、またはMPEG(Movin
gPicture Expert Group)−4で
使用されるアニメーション軌跡の表現例(Scalar
Interpolator)を示す図である。ここで
処理されるべき情報はキー及びキー値を含み、与えられ
た情報から前記線形補間作業が行われる。
【0006】インターポレータの種類には大別して6
種、すなわち、スカラーインターポレータ、位置インタ
ーポレータ、回転インターポレータ、座標インターポレ
ータ、法線インターポレータ及び色インターポレータが
ある。ここで、スカラーインターポレータは、図2に示
すように表現することができる。各インターポレータの
種類、特徴及び機能を次の表1に示す。表1に示すよう
に、与えられたキーとこれらのキーによるキー値の集合
という点において、これらのインターポレータは相等し
い。
【0007】
【表1】
【0008】図3は、3次元アニメーションのデータ形
式を説明するための図面であって、エンコーダ30、デ
コーダ40及び3次元アニメーションファイルフォーマ
ット50を示す。ここで、エンコーダ30からデコーダ
40に出力される3次元アニメーションファイルフォー
マット50は、モデルデータ、アニメーションデータ、
属性、ビデオ/テクスチャー及びサウンドで構成されて
いる。
【0009】図3を参照すると、インターポレータは3
次元アニメーション軌跡を効率よく表現するアニメーシ
ョンデータに該当する。VRML/MPEG−4で表現
される3次元アニメーションデータは、図3に示すよう
な情報で構成される。従来のオーディオ、ビデオ、3次
元モデルに対しては、標準化された圧縮技術が提供され
ていたが、アニメーション軌跡を決定するインターポレ
ータの場合には、表現中心の汎用圧縮技術のみが提供さ
れている。オーディオ/ビデオを除いたアニメーション
の場合、アニメーション軌跡のデータ量は、3次元モデ
ルと共にデータの大部分を占めることになる。したがっ
て、3次元モデルの圧縮技術と共にアニメーション軌跡
に対する圧縮技術が必須である。MPEG−4BIFS
(Binary Format for Scene)
でアニメーションに対する基本的な量子化/圧縮方法を
提供するが、これはインターポレータのための専用圧縮
機術ではない汎用圧縮技術であって、圧縮性能が脆弱と
いう問題点がある。これについては、2000年にニュ
ーヨークで開催されたマルチメディア及びエキスポに関
する国際会議(International Conf
erence onmultimedia and E
xpo)の会報に記載されている、Euee S.Ja
ngによって発表された「3D Animation
Coding:its History and Fr
amework」で開示されている。
【0010】図4(A)及び図4(B)は各々、前記ア
ニメーション軌跡に対する従来の圧縮装置及び復元装置
のブロック図であって、図4(A)に示す従来の圧縮装
置はスカラー量子化部60を有して構成され、図4
(B)に示す従来の復元装置はスカラー逆量子化部70
を有して構成されている。
【0011】図4(A)に示すスカラー量子化部60
は、元のアニメーション軌跡がkey、key_val
ue(ここで、keyはキーを、key_valueは
キー値を各々示す。)の形で入力端子IN1を通して入
力されてスカラー量子化され、このようにスカラー量子
化された結果である符号化されたビットストリームは、
出力端子OUT1を通して出力される。また、図4
(B)に示すスカラー逆量子化部70は、符号化された
ビットストリームを、入力端子IN2を通して入力さ
れ、復元されたアニメーション軌跡(key、key_
value)の形のデータとして出力端子OUT2を通
して出力する。
【0012】従来のMPEG−4BIFSでのインター
ポレータの圧縮は、図4(A)に示すようにスカラー量
子化を経て実行される。図4(A)に示す従来の圧縮過
程は、インターポレータのみならず、BIFSでの圧縮
が要求されるあらゆる要素にも共通して提供される方式
である。図4(B)に示す従来の復元装置に入力された
符号化されたビットストリームは、圧縮の順序を逆に実
行することによりスカラー逆量子化部70を経てアニメ
ーション軌跡が復元される。図4(A)及び図4(B)
では、インターポレータから提供されるキー及びキー値
等が各種類ごとの特性を考慮することなく同じ方式で圧
縮されるので、充分な圧縮効果を発揮することができな
いという問題点がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記問題点を解決する
ために、本発明の第1の目的は、インターポレータ形式
のアニメーションデータを効率よく圧縮して、迅速なデ
ータの伝送及び記憶を可能にする、線形近似化の手法を
用いたアニメーション軌跡の圧縮装置及びその方法を提
供することにある。
【0014】また、本発明の第2の目的は、圧縮された
アニメーション軌跡のデータを効率的に復元することが
できるアニメーション軌跡の復元装置及びその方法を提
供することにある。
【0015】更に、本発明の第3の目的は、アニメーシ
ョン軌跡データの圧縮に用いられるアニメーション軌跡
に対する圧縮用データフォーマットを提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、本発明に係る第1の態様は、アニメーション
軌跡から所定数のブレークポイントを抽出し、前記抽出
されたブレークポイントに対応するキー及びキー値を出
力する補間分析部と、前記補間分析部から出力されるキ
ーを符号化するキー符号化部と、前記補間分析部から出
力されるキー値を符号化するキー値符号化部と、前記キ
ー符号化部、及びキー値符号化部で符号化されたキー、
及びキー値を、エントロピー符号化して符号化されたビ
ットストリームとして出力するエントロピーエンコーダ
とを具備することを特徴とするアニメーション軌跡の圧
縮装置を提供する。
【0017】本発明に係る第2の態様は、前記第1の態
様において、補間分析部が、元のアニメーション軌跡の
ブレークポイントの中から抽出された所定数のブレーク
ポイントによって得られるアニメーション軌跡と、元の
アニメーション軌跡との差を最小化させる方向に、前記
ブレークポイントの個数を決定することを特徴とするア
ニメーション軌跡の圧縮装置を提供する。また、本発明
に係る第3の態様は、前記第1の態様において、キー符
号化部が、補間分析部から入力されたキーを、差分パル
ス符号変調(DPCM:Differential P
ulse Coding Modulation)量子
化方式によって符号化することを特徴とするアニメーシ
ョン軌跡の圧縮装置を提供する。更に、本発明に係る第
4の態様は、前記第1の態様において、キー値符号化部
が、補間分析部から入力されたキー値を、差分パルス符
号変調(DPCM)量子化方式によって符号化すること
を特徴とするアニメーション軌跡の圧縮装置を提供す
る。
【0018】また、本発明に係る第5の態様は、前記第
1の態様において、補間分析部が、元のアニメーション
軌跡の両端の点を出発点として、各ブレークポイントの
中から元のアニメーション軌跡との差が最小となるよう
に近似化された軌跡を示すブレークポイントを探し出
し、近似化されたアニメーション軌跡が前記元のアニメ
ーション軌跡と近づくまでこのような過程を繰り返すこ
とを特徴とするアニメーション軌跡の圧縮装置を提供す
る。更に、本発明に係る第6の態様は、前記第5の態様
において、前記ブレークポイントが、元のアニメーショ
ン軌跡と、近似化されたアニメーション軌跡との面積の
差を最小化させるように決定されることを特徴とするア
ニメーション軌跡の圧縮装置を提供する。そして、本発
明に係る第7の態様は、前記第3または第4の態様にお
いて、前記差分パルス符号変調(DPCM)量子化方式
が、現在値と直前値との差を符号化する、あるいは、直
前値と更にその直前値との差に直前値を足した近似値
と、現在値との差を符号化することを特徴とするアニメ
ーション軌跡の圧縮装置を提供する。
【0019】前記第2の目的を達成するために、本発明
に係る第8の態様は、符号化されたビットストリームが
入力されると、このビットストリームをエントロピーデ
コーディングするエントロピーデコーダと、前記エント
ロピーデコーディングされた結果が入力されると、その
キーを復号化するキー復号化部と、前記エントロピーデ
コーディングされた結果が入力されると、そのキー値を
復号化するキー値復号化部と、前記キー復号化部、及び
キー値復号化部によって復号化されたキー、及びキー値
に基づく線形補間の手法によって、空のキー値を求めて
元のアニメーション軌跡に復元する補間復元部とを具備
することを特徴とするアニメーション軌跡の復元装置を
提供する。
【0020】本発明に係る第9の態様は、前記第8の態
様において、キー復号化部が、エントロピーデコーダか
ら入力されたデコーディングされた結果を、差分パルス
符号変調(DPCM)逆量子化方式によって復号化する
ことを特徴とするアニメーション軌跡の復元装置を提供
する。また、本発明に係る第10の態様は、前記第8の
態様において、キー値復号化部が、エントロピーデコー
ダから入力されたデコーディングされた結果を、差分パ
ルス符号変調(DPCM)逆量子化方式で復号化するこ
とを特徴とする請求項8に記載のアニメーション軌跡の
復元装置を提供する。
【0021】前記第1の目的を達成するために、本発明
に係る第11の態様は、元のアニメーション軌跡から所
定数のブレークポイントを抽出する段階と、前記抽出さ
れたブレークポイントを用いてキー及びキー値を抽出
し、これらを符号化する段階と、前記符号化されたキー
及びキー値をエントロピー符号化し、これらを符号化し
てビットストリームを求める段階とを具備することを特
徴とするアニメーション軌跡の圧縮方法を提供する。
【0022】前記第2の目的を達成するために、本発明
に係る第12の態様は、符号化されたビットストリーム
が入力されると、これをエントロピーデコーディングす
る段階と、前記エントロピーデコーディングされた結果
から、キー及びキー値を復号化する段階と、前記復号化
されたキー及びキー値に基づく線形補間の手法によって
空のキー値を求め、元のアニメーション軌跡を復元する
段階とを具備することを特徴とするアニメーション軌跡
の復元方法を提供する。
【0023】前記第3の目的を達成するために、本発明
に係る第13の態様は、アニメーション軌跡の各ブレー
クポイントのx、y、z座標に対応するキー値の中で、
どの座標軸のキー値が選択されたかを示すアレイ型キー
フラグと、各ブレークポイントでx、y、z座標に対応
するキー値の中から少なくとも1つのキー値が選択され
ることを示すアレイ型キーと、各ブレークポイントで選
択されたキー値を示すアレイ型キー値とを具備すること
を特徴とするアニメーション軌跡が符号化されたビット
ストリームのデータフォーマットを提供する。
【0024】本発明に係る第14の態様は、前記第12
の態様において、X、Y、Z座標軸に対応するキー値の
最小値と、X、Y、Z座標軸に対応する、キー値の最大
値とを更に含んで構成されることを特徴とするアニメー
ション軌跡が符号化されたビットストリームのデータフ
ォーマットを提供する。また、本発明に係る第15の態
様は、前記第12の態様において、アレイ型キーフラグ
が、M(M≦n、nは元のキーの個数)個のデータを含
むことを特徴とするアニメーション軌跡が符号化された
ビットストリームのデータフォーマットを提供する。更
に、本発明に係る第16の態様は、前記第12の態様に
おいて、前記アレイ型キーが、M(M≦n、nは元のキ
ーの個数)個のデータを含むことを特徴とするアニメー
ション軌跡が符号化されたビットストリームのデータフ
ォーマットを提供する。そして、本発明に係る第17の
態様は、前記第12の態様において、前記キー値は、x
軸に対するp(p≦n、nはキーの個数)個の第1キー
値、y軸に対するq(q≦n、nはキーの個数)個の第
2キー値及びz軸に対するr(r≦n、nはキーの個
数)個の第3キー値を具備することを特徴とするアニメ
ーション軌跡が符号化されたビットストリームのデータ
フォーマットを提供する。
【0025】前記第3の目的を達成するために、本発明
に係る第18の態様は、(a)元のアニメーション軌跡
の上にあるブレークポイントの中から両端の2個のブレ
ークポイントを選択する段階と、(b)前記選択された
両端のブレークポイントを除いた残りのブレークポイン
トの中から1個のブレークポイントを選択する段階と、
(c)前記選択されたブレークポイントを用いて、前記
選択されたブレークポイントを除いた残りのブレークポ
イントのキー値を補間する段階と、(d)前記選択され
たキー値、及び前記補間されたキー値に基づいて近似化
された軌跡を形成し、元のアニメーション軌跡と前記近
似化されたアニメーション軌跡との差が最小であるアニ
メーション軌跡を選択し、前記選択されたアニメーショ
ン軌跡に対応するブレークポイントを選択する段階と、
(e)前記選択されたブレークポイントを除いた残りの
ブレークポイントの中から1個のブレークポイントを選
択した後、前記(c)段階を再び繰り返し、前記元のア
ニメーション軌跡と前記近似化されたアニメーション軌
跡との差が許容差よりも小さくなるまで繰り返す段階と
を含むことを特徴とするアニメーション軌跡のブレーク
ポイント抽出方法を提供する。
【0026】本発明に係る第19の態様は、前記第18
の態様において、元のアニメーション軌跡と前記近似化
されたアニメーション軌跡との差が、元のアニメーショ
ン軌跡、及び近似化された軌跡によって形成される台
形、またはネジレ台形の面積の和で表現されることを特
徴とするアニメーション軌跡のブレークポイント抽出方
法を提供する。本発明に係る第20の態様は、前記第1
8の態様において、元のアニメーション軌跡と前記近似
化されたアニメーション軌跡との差が、回転インターポ
レータの場合に、元のアニメーション軌跡に対する回転
変換と前記近似化された軌跡に対する回転変換との差で
ある差分回転変換における差分回転角として定義される
ことを特徴とするアニメーション軌跡のブレークポイン
ト抽出方法を提供する。
【0027】なお、本発明では、VRML/MPEG−
4で一般に使用されているインターポレータ表現を用い
ることができる。このインターポレータが使用される分
野は、主にオンラインコンピューターゲーム、アニメー
ション広告である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明を詳細に説明する。図5(A)は本発明に係るアニメ
ーション軌跡の圧縮装置のブロック図である。図5
(A)に示すように、本発明に係るアニメーション軌跡
の圧縮装置は、補間分析部80、キー符号化部82、キ
ー値符号化部84及びエントロピーエンコーダ86を含
んで構成される。また、図5(B)は本発明に係るアニ
メーション軌跡の復元装置のブロック図である。図5
(B)に示すように、本発明に係るアニメーション軌跡
の復元装置は、エントロピーデコーダ90、キー復号化
部92、キー値復号化部94及び補間復元部96を含ん
で構成される。
【0029】図5(A)に示す本発明に係るアニメーシ
ョン軌跡の圧縮装置に含まれる補間分析部80は、符号
化するキーとキー値とを選定するものであり、各種イン
ターポレータの特性を考慮して設計することができる。
詳細な説明は後述する。図6は、図5(A)に示す本発
明に係るアニメーション軌跡の圧縮装置において、本発
明に係る望ましい1実施形態のブロック図である。本発
明に係る1実施形態のアニメーション軌跡の圧縮装置
は、図6に示すように、正規化部100及びブレークポ
イント最小化部102を含む補間分析部80、差分パル
ス符号変調(DPCM:Differential P
ulse Coding Modulation)量子
化部104を含むキー符号化部82、DPCM量子化部
106を含むキー値符号化部84及びエントロピーエン
コーダ86を含んで構成されている。
【0030】図7は、図5(B)に示す本発明に係るア
ニメーション軌跡の復元装置において、本発明に係る望
ましい1実施形態のブロック図である。本発明に係る1
実施形態のアニメーション軌跡の復元装置は、図7に示
すように、エントロピーデコーダ90、DPCM逆量子
化部126を含むキー復号化部92、DPCM逆量子化
部128を含むキー値復号化部94及びキー及びキー値
復元部95を含む補間復元部96を有して構成されてい
る。
【0031】補間分析部80(図5(A)、図6)の入
力として提供されるインターポレータ表現は、キー
(K)とキー値(KV)とを含む。図6に示す本発明に
係る1実施形態のアニメーション軌跡の圧縮装置におい
て、補間分析部80は、入力端子IN3を通して入力さ
れたアニメーション軌跡が最小のブレークポイントで表
示されるようにブレークポイントの個数を調節するよう
になっている。アニメーション軌跡に対する元のブレー
クポイントの個数がN個であれば、補間分析部80を経
て出るブレークポイントの個数はM(M≦N)個に調整
される。すなわち、補間分析部80は、入力端子IN3
を通して入力された元のアニメーション軌跡からブレー
クポイントを抽出する役割を果たす。
【0032】インターポレータでは、キーとキー値は各
々正規化して使用される。このため、正規化部100
(図6)は、入力端子IN3を通して入力した元のアニ
メーション軌跡で、キー及びキー値を各々正規化してブ
レークポイント最小化部102に出力する。VRMLに
よって支持されるkeyは0以上1以下の値を有する。
【0033】補間分析部80(図6)がブレークポイン
トの個数を調整する方式としては、調整されたブレーク
ポイントによって形成されるアニメーション軌跡と元の
アニメーション軌跡との差を最小化させる方向でブレー
クポイントの個数を決定する方式を採用することができ
る。このとき、ブレークポイント最小化部102は、正
規化部100から出力される、正規化されたキー及びキ
ー値から最小限のブレークポイントが抽出されるように
する。例えば、位置インターポレータの場合、実際の軌
跡と、補間分析部80を通して決定される量子化された
軌跡との間に最小の面積誤差が生じるようにブレークポ
イントを決定することができる。
【0034】一方、図6に示すブレークポイント最小化
部102で実行される線形近似化法を用いたブレークポ
イントの抽出方法について説明すると次の通りである。
図8から図15は、線形近似化の手法を用いたブレーク
ポイント抽出の本発明に係る望ましい1実施形態を説明
するための図面であって、アニメーション軌跡の上に表
示された各点はブレークポイントを示す。図8は元のア
ニメーションの軌跡を表し、図9は軌跡の両端の点A、
Bを探す状態を表し、図10は元の軌跡と最も近いブレ
ークポイントを選択する過程を表し、図11は1次抽出
されたブレークポイントA、B、C(図中、白抜きの点
「○」で示す)を表し、図12は元の軌跡と近い2次ブ
レークポイントを抽出する過程を表し、図13は2次抽
出されたブレークポイントA、B、C、D(図中、白抜
きの点「○」で示す)を表し、図14は3次抽出された
ブレークポイントA、B、C、D、Eを表し、図15は
4次抽出されたブレークポイントA、B、C、D、E、
F(図中、白抜きの点「○」で示す)を表す。
【0035】与えられた元のアニメーション軌跡が図8
に示すような軌跡である場合、元のアニメーション軌跡
のブレークポイント(N個)の中で、元の軌跡との間の
差が最小化となるような近似化された軌跡を示すブレー
クポイント(M個、2≦M≦N)を探し出す過程が、両
端の点A、Bを出発点として繰り返される。このような
過程を、図9から図15に示す。その際、前記ブレーク
ポイントの抽出は、前記のように近似化された軌跡が元
の軌跡に充分に近い状態であると判断されるまで反復さ
れる。
【0036】以下、元のアニメーション軌跡と、近似化
されたアニメーション軌跡との面積の差を用いて、近似
化された軌跡と実際の軌跡との間の差を求める方法につ
いて、添付した図面を参照しながらに説明する。図16
は、実際のアニメーション軌跡200と近似化されたア
ニメーション軌跡210との差を求める方法を説明する
ための図面である。図16を参照すると、前記両者の軌
跡の差は、台形またはネジレ台形で表現されている。下
記式(1)は図16に示す台形(D TRAPEZOI
D:台形D)の面積を求める公式であり、下記式(2)
は図16に示すネジレ台形(TWISTED_TRAP
EZOID)の面積を求める公式である。したがって、
実際のアニメーション軌跡200と近似化されたアニメ
ーション軌跡210との差は、台形とネジレ台形の面積
の和で表現され、これらの台形の面積の和(図16中、
破線で囲んだ範囲内の台形またはネジレ台形の和)が下
記式(3)で表される前記両者の軌跡の面積差DAとな
る。
【0037】
【数1】
【0038】
【数2】
【0039】
【数3】
【0040】本発明にあっては、前記式(3)で表され
る面積差DAを最小化させる方向にブレークポイントを
抽出するものである。前述したように、ブレークポイン
ト最小化部102が、前記ブレークポイントを抽出する
ようになっている。すなわち、図6に示す補間分析部8
0を経由して、アニメーション軌跡の基本的ブレークポ
イントが抽出される。なお、無損失処理が必要な場合に
は、前記抽出されたブレークポイントの個数(M)は元
のブレークポイントの個数と同一であってもよい。
【0041】また、位置インターポレータの場合、キー
値がX、Y、Z座標軸の3次元空間上の位置を表示する
ために、アニメーション軌跡は、X、Y、Z座標軸上の
3つの曲線で表される。図6の補間分析部80は、前記
座標軸の各軸で独立してブレークポイントの抽出を行な
うことができる。その際、前記座標軸の各軸ごとにブレ
ークポイントは異なる。以下に示す表2は、8つのブレ
ークポイントP0、P1、P2、P3、P4、P5、P
6、P7を有する実際の軌跡を、補間分析部80を経由
させることによって、新たなブレークポイントを抽出し
た結果を示す。
【0042】
【表2】
【0043】表2において、key_flagはキーフ
ラグを、kvx、kvy及びkvzは各々、座標軸X、
Y、Zに対応するキー値を示す。ここで、「0」は各ブ
レークポイントで当該軸に対応するキー値が選択された
こと(例えば、ブレークポイントP0に対してX軸キー
値kvxが選択されたこと)を意味し、「X」は各ブレ
ークポイントで当該軸に該当するキー値が選択されなか
ったことを意味する。キーフラグは各ブレークポイント
でx、y、z座標に対応するキー値の中で、どの軸のキ
ー値が選択されたかを示し、例えば、「7」はあらゆる
軸のキー値が選択されたことを意味し、「6」はx軸の
キー値kv xが選択されず、残りは選択されたことを意
味する。
【0044】表2に示すように、ブレークポイントP
1、P3、P6は、X、Y、Zの座標軸に対応するキー
値の中からいずれのキー値も選択されず(kvx、k
y、kv zが「X」で示されている)、不要なブレーク
ポイントであると判定されたものである(キーフラグに
おいて、「−」と表示されている)。
【0045】また、表2のP0、P7は、軌跡の両端の
点であり、あらゆる軸でブレークポイントとして抽出さ
れた場合を示し、P2はX軸ではブレークポイントとし
て選択されなかったが、他の軸ではブレークポイントと
して選択されたものである。したがって、図6の補間分
析部80では、元の8つのブレークポイントの代わり
に、5つのブレークポイントに対応するキーが選定さ
れ、この選定されたブレークポイントに対応して各軸の
キー値が決定される。表2ではキーが5つ、キー値が1
1個必要な場合が示されている。このようなキーとキー
値との対応関係は、付加的に伝送されるキーフラグ(k
ey_flag)によって表現される。このような表現
によって、キーとキー値の個数は、実際の軌跡に対応す
る4×8=32から、16個のキーとキー値、更に1つ
の付加的なキーフラグ(key_flag)に減少する
ことになる。本発明にあっては、このような過程を通し
て表現の簡素化が実行される。
【0046】図24から図29は、球面の線形近似化法
を用いたブレークポイント抽出の、本発明に係る望まし
い更に他の実施形態を説明するための図面であって、回
転インターポレータでブレークポイント(または「キー
フレーム」とも言う。)を減少させる方法に関するもの
である。
【0047】図24は元のアニメーション軌跡の上で、
各時間でのn+1個の各ブレークポイントにおけるキー
値(Q0、Q1、Q2、…、Qn)を示しており、これらの
キー値に対応する点を黒色の点(図中「●」)で示す。
図25に示すように、まずアニメーション軌跡の上にあ
る各ブレークポイントの中から両端の2個のブレークポ
イント(Q0、Qn)を選択する。このように選択された
点を白抜きの点(図中「○」)で示す。
【0048】図26は、前記のように選択された両端の
ブレークポイントを除いた残りのブレークポイントの中
から1個のブレークポイント(3番目のブレークポイン
ト)を選択する過程を示す図である。この際、3番目の
ブレークポイント候補を選択する方法は全部でn−1種
ある。図26は、2種の候補(Q1、Qk)選択した例を
示している。そして、前記n−1種の候補の各々に対し
て選択された合計で3つのブレークポイントを用いて、
選択されなかったブレークポイントのキー値を、球面の
線形補間法によって補間する。元のアニメーション軌跡
を、この補間法によって求めたn−1種のアニメーショ
ン軌跡の候補と各々比較してアニメーション軌跡の誤差
が最小となるアニメーション軌跡を選択し、このアニメ
ーション軌跡の選択によって、n−1種のブレークポイ
ント候補の中から選択されたアニメーション軌跡の候補
に対応したブレークポイントを選択する。図27では、
その1例として候補2の軌跡が選択されたことを示して
いる。軌跡間の誤差は平均誤差Emを用いて求められ
る。
【0049】そして、図28に示すように、図27で選
択された3つのブレークポイントを除いた残りのブレー
クポイントの中から1個のブレークポイントを選択した
後、前述した図26、図27に示すような過程を実行し
て4番目のブレークポイントを選択する。一例として図
29は候補1の軌跡が選択されたことを示す。そして、
図28と関連したブレークポイント選択過程を、平均誤
差が許容誤差より小さくなるまで反復して元の軌跡のブ
レークポイントの個数と同一、あるいは元の軌跡のブレ
ークポイントの個数よりも少ない数のブレークポイント
を抽出する。
【0050】また、前述した平均誤差Emは、次のよう
にして求めることができる。まず、量子化誤差を、元の
アニメーション軌跡に対する回転変換と、復元されたア
ニメーション軌跡に対する回転変換との差の差分回転変
換での差分回転角として定義する。すなわち、下記記号
(S1)は回転インターポレータのノードに属した1つ
のキー値を示し、これを復号化器で復元したキー値を下
記記号(S2)で表す場合(但し、下記ベクトル(S
3)は回転軸を示し、下記記号(S4)は回転量を示
し、その範囲は下記記号(S5)を満たす。)、下記記
号(S1)と下記記号(S2)とにより、3次元空間上
の任意の位置ベクトル(S6)からベクトル(S7)及
びベクトル(S8)への回転変換が行われるとき、生じ
る量子化誤差は下記ベクトル(S7)と下記ベクトル
(S8)との差から求められる。この量子化誤差は下記
式(E)で表される関係を成立させる。ここで、下記ベ
クトル(S6)、ベクトル(S7)、ベクトル(S8)
を四元数(quaternion)で表すと下記式
(5)、(5´)で定義される。
【0051】
【数4】
【0052】
【数5】
【0053】
【数6】
【0054】
【数7】
【0055】
【数8】
【0056】
【数9】
【0057】
【数10】
【0058】
【数11】
【0059】
【数12】
【0060】
【数13】
【0061】回転変換を示す前記(S1)と(S2)と
を四元数で表現したものを、各々QとQ’とする場合、
下記式(5)、(5´)が導出される。
【0062】
【数14】
【0063】前記式(5)、(5´)において、A*B
の形はAとBとの四元数乗算を表し、A*はAのコンジ
ュゲートを意味する。前記式(5)、(5´)によって
下記式(6)が導出される。
【0064】
【数15】
【0065】前記式(6)中、Q″は前記ベクトル(S
7)とベクトル(S8)との回転変換関係を示す値であ
って下記式(7)で定義される。
【0066】
【数16】
【0067】前記式(7)より、前記ベクトル(S7)
とベクトル(S8)との差分回転角をθ″とすれば、四
元数変換式と前記式(7)とから、差分回転角θ″は下
記式(8)より求められる。
【0068】
【数17】
【0069】前記式(10)中、「・」は内積の演算を
意味する。前記式(8)はアニメーションの全てのブレ
ークポイントの中で、ある特定時間に現れる瞬時量子化
誤差を表す。アニメーションの全区間の量子化誤差を求
める式を導出するために特定時間tにおける瞬時量子化
誤差を表すと下記式(9)の通りである。
【0070】
【数18】
【0071】前記式(9)を、回転インターポレータが
アニメーションを行なう全てのブレークポイントの区間
に拡張し、この全体区間[t0、…、tL]に対する平均
エラーEm及び最大エラーEpを導出すると下記式(1
0)の通りである。
【数19】
【0072】ここで、平均エラーEmを求めるために区
間[ti-1、ti]で、下記式(11)で表される部分和
をまず求める。
【0073】
【数20】
【0074】一方、下記式(12)が成り立ち、これよ
り、下記式(13)が導出される。
【0075】
【数21】
【0076】
【数22】
【0077】前記式(13)において、下記記号(S1
0)の関数の積分区間[0、1]における定積分を算出
するのが比較的難しいため、前記式(13)を下記式
(14)に近似する。
【0078】
【数23】
【0079】
【数24】
【0080】また、下記式(15)が成り立つ。
【0081】
【数25】
【0082】前記式(14)に示すように近似化された
関数を用いて、部分和(下記記号(S11))を求める
と下記式(16)の通りである。
【0083】
【数26】
【0084】
【数27】
【0085】前記式(16)を整理すると、下記式(1
7)の通りである。
【0086】
【数28】
【0087】前記式(17)で表される部分和(前記記
号(S11))を全体区間[t0、tL]で積算して平均
エラーEmを求めると下記式(18)の通りである。
【0088】
【数29】
【0089】このとき、最大エラーEpは、各区間[t
i-1、ti]における最大エラー(下記記号(S12))
を下記式(19)で求めたうちの最大値である。
【0090】
【数30】
【0091】
【数31】
【0092】以上説明した近似化された関数より、下記
式(20)が導出される。
【0093】
【数32】
【0094】前記式(20)より、全体区間[t0
L]の最大値は、下記式(21)の通りである。
【0095】
【数33】
【0096】図6に示す補間分析部80は、キーの個
数、正規化されたキー値の最小値と最大値、キーの解像
度、キー値の解像度及びキーフラグの情報114を、エ
ントロピーエンコーダ86に送る。その際、補間分析部
80は、キー110をキー符号化部82に送り、正規化
されたキー値の最小値と最大値、及びキー値に関する情
報112をキー値符号化部84に送る。
【0097】次に、キー符号化部82、及びキー値符号
化部84で実行されるキー符号化、及びキー値符号化に
ついて説明する。キー及びキー値は、各々キー符号化部
82及びキー値符号化部84を通してDPCM方式によ
り量子化圧縮が実行される。このように量子化された情
報は、その他の情報と共にエントロピーエンコーダ86
を経て最終圧縮されて符号化されたビットストリームと
して出力端子OUT3を通じ出力される。例えば、キー
符号化部82のDPCM量子化部104は、補間分析部
80から入力されたキーをDPCM量子化方式で符号化
(すなわち、直前値と現在値との差を符号化)し、符号
化された結果をエントロピーエンコーダ86に出力す
る。その際、キー値符号化部84のDPCM量子化部1
06は、補間分析部80から入力されたキー値及びキー
値の最小値及び最大値を、DPCM量子化方式で符号化
(すなわち、直前値と現在値との差を符号化)し、この
ように符号化された結果をエントロピーエンコーダ86
に出力する。
【0098】図17は、量子化過程を示す図面であっ
て、一般に使われるDPCM符号化方式を示す。図17
を参照すると、キーの場合、下記式(22)で表される
ように最終誤差eを量子化して圧縮する。また、図10
は下記式(22)を説明するための図面である。
【0099】
【数34】
【0100】前記式(22)より、直前値Ki-1と、更
にその直前値Ki-2との差d1を求めた後、その差d1
直前値Ki-1を加算した近似値(下記記号(S13))
と現在値Kiとの差を最終誤差eとする。一方、簡単に
は直前値Ki-1と現在値Kiとの差を最終誤差eと見なし
てもよい。
【0101】
【数35】
【0102】図18(A)〜(E)は、本発明に係る符
号化されたビットストリームのフォーマットを示す図面
である。図18(A)は、本発明に係る符号化されたビ
ットストリームのフォーマットであって、キーの個数n
_key、キーの解像度k_res、キー値の解像度k
v_res、キー値の最小値及び最大値[min/ma
x](ここで、[ ]内はminとmaxの配列を意味
する。)230、キーフラグ[key_flag]23
2、キー[key]234及びキー値[kv]236で
構成される。図18(B)は、図18(A)に示すキー
値の最小値及び最大値230のフォーマットを示し、図
18(C)はキーフラグ232のフォーマットを示し、
図18(D)はキー234のフォーマットを示し、図1
8(E)はキー値236のフォーマットを示す。
【0103】図18(A)に示すアレイ型キー値の最大
値及び最小値230は、図18(B)に示すように、
X、Y、Zの各座標軸に対応する最小値minx、mi
y、minz及びX、Y、Zの各座標軸に対応する最大
値maxx、maxy、maxzで構成される。アレイ型
キーフラグ232は、図18(C))に示すようにn個
(nはキーの個数を示す。)のキーフラグkey_fl
ag0、key_flag1k、key_flag2、…、
key_flagn-1で構成される。
【0104】ここで、前記の表2に示すブレークポイン
トP1、P3、P6のように不要であると分類されたブ
レークポイントの値(分節値)に対するキー及びキーフ
ラグに関するデータは省略される。したがって、前記ア
レイ型キー及びキーフラグは、元のキーの個数nよりも
少ないデータより構成することができる。このようなア
レイ型キー234は、図18(D)に示すように、n個
のキーkey0、key1、key2、…、keyn-1で構
成される。また、このようなアレイ型キー値236は、
図18(E)に示すようにp(p≦n、nはキーの個
数)個の第1キー値kv_X0、…、kv_Xp、q(q
≦n、nはキーの個数)の第2キー値kv_Y0、…、
kv_Yq及びz(z≦n、nはキーの個数)の第3キ
ー値kv_Z0、…、kv_Zrで構成される。
【0105】一方、本発明に係るアニメーション復元装
置及びその方法は、前記圧縮過程とは逆の順序で実行さ
れる。図7に示すエントロピーデコーダ90は、入力端
子IN4を通して入力された符号化されたビットストリ
ームを入力してエントロピーデコーディングし、このよ
うにエントロピーデコーディングされた結果をキー復号
化部92及びキー値復号化部94に各々出力する。
【0106】また、キー復号化部92及びキー値復号化
部94(図5(B)、図7)は各々、エントロピーデコ
ーディングされた結果の量子化されたキー及びキー値が
入力されると、キーフラグのような付加情報を用いて、
前記キー及びキー値を量子化される前のデータに復元さ
せる。すなわち、キー復号化部92はエントロピーデコ
ーディングされた結果が入力されるとキーを復号化し、
キー値復号化部94はこのようにエントロピーデコーデ
ィングされた結果が入力されるとキー値を復号化する。
このため、キー復号化部92は、DPCM逆量子化部1
26として具現することができる。また、キー値復号化
部94は、DPCM逆量子化部128として具現するこ
とができる。各DPCM逆量子化部126、128は、
エントロピーデコーダ90から入力されたデコーディン
グされたデータをDPCM逆量子化方式で復号化する。
【0107】また、補間復元部96は、キー復号化部9
2及びキー値復号化部94で復号化されたデータが入力
されると、これらを元のアニメーション軌跡に復元させ
る。補間復元部96は、エントロピーデコーダ90から
キーの個数、正規化されたキー値の最小値と最大値、キ
ーの解像度、キー値の解像度及びキーフラグなどの情報
124が入力され、キー復号化部92からキー120が
入力され、キー値復号化部94から正規化されたキー値
の最小値と最大値、及びキー値に関する情報122が入
力される。
【0108】更に、補間復元部96は、入力された情報
に基づいて、空のキー値を線形補間法によって復元させ
る。例えば、前記の表2で、ブレークポイントP2のX
軸キー値は、ブレークポイントP0、P4のキー値に基
づいて線形補間法の過程を通して復元される。このた
め、補間復元部96はキー及びキー値復元部95として
具現され、このように復元されたアニメーション軌跡と
してキー、キー値の形で出力端子OUT4を通して出力
する。
【0109】図19は、プログラム言語として表現した
本発明に係る復号化処理過程を説明するための図面であ
る。図19に示す表は、いわゆるビットストリームシン
タックス(syntax)である。本発明に係る線形近
似化法を用いたアニメーション軌跡の圧縮方法、及び従
来のMPEG−4BIFSを用いたインターポレータ圧
縮方法を添付図面に基づき、比較して説明する。
【0110】図20〜図23は、本発明に係る圧縮方法
と従来の圧縮方法とを比較するために行なった実験アニ
メーションシーケンスのグラフであって、縦軸は歪曲度
を、横軸はビット数を各々示し、本発明に係るアニメー
ション軌跡の圧縮方法は太線で、従来の圧縮方法は点線
で示されている。図20〜図23は互いに異なるアニメ
ーション軌跡を適用したときのシミュレーション結果を
示している。図21−図20−図23−図22の順に優
れた結果が得られることがわかる。同じビット率であれ
ば、本発明に係る圧縮方法は従来のBIFSの方法より
も優れた画質を得ることができ、また、同じ画質であれ
ば、本発明に係る圧縮方法は従来のBIFSの方法に比
べて優れた圧縮率を実現できることがわかる。
【0111】
【発明の効果】以上説明した通りに構成される本発明に
よれば以下の効果を奏する。すなわち、アニメーション
軌跡に対するインターポレータ表現の核心は、ブレーク
ポイントを通じた軌跡の単純化であるにもかかわらず、
従来のアニメーション軌跡の表現においてはキーの間隔
が一定に形成されるため、ブレークポイントがオーバー
サンプリングされるのに対し、本発明によればブレーク
ポイントの分析を通して、最小のブレークポイントで単
純化され、符号化されたビットストリームを得ることが
できるので、DPCM方式の圧縮を実行することによっ
てブレークポイントの間にも線形相関性を高く維持する
ことができ、このような高い相関性によって効率的に圧
縮することが可能な線形近似化法を用いたアニメーショ
ン軌跡の圧縮及び復元方法、並びにその装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般の3次元アニメーションにおいてアニメー
ション軌跡を説明するための図面である。
【図2】仮想現実モデリング言語またはMPEG−4で
使われるアニメーション軌跡の表現例を示す。
【図3】3次元アニメーションのデータ形式を説明する
ための図面である。
【図4】図4(A)はアニメーション軌跡に対する従来
の圧縮装置のブロック図、図4(B)はアニメーション
軌跡に対する従来の復元装置のブロック図である。
【図5】図5(A)は本発明に係るアニメーション軌跡
の圧縮装置のブロック図、図5(B)は本発明に係るア
ニメーション軌跡の復元装置のブロック図である。
【図6】図5(A)に示す本発明に係るアニメーション
軌跡の圧縮装置において、本発明の望ましい1実施形態
のブロック図である。
【図7】図5(B)に示す本発明に係るアニメーション
軌跡の復元装置において、本発明の望ましい1実施形態
のブロック図である。
【図8】線形近似化法を用いたブレークポイント抽出の
本発明に係る望ましい1実施形態を説明するための図面
であって、元のアニメーションの軌跡を示す図である。
【図9】線形近似化法を用いたブレークポイント抽出の
本発明に係る望ましい1実施形態を説明するための図面
であって、軌跡の両端の点A、Bを探す状態を示す図で
ある。
【図10】線形近似化法を用いたブレークポイント抽出
の本発明に係る望ましい1実施形態を説明するための図
面であって、元の軌跡と最も近いブレークポイントを選
択する過程を示す図である。
【図11】線形近似化法を用いたブレークポイント抽出
の本発明に係る望ましい1実施形態を説明するための図
面であって、1次抽出されたブレークポイントA、B、
Cを示す図である。
【図12】線形近似化法を用いたブレークポイント抽出
の本発明に係る望ましい1実施形態を説明するための図
面であって、元の軌跡と近い2次ブレークポイントを抽
出する過程を示す図である。
【図13】線形近似化法を用いたブレークポイント抽出
の本発明に係る望ましい1実施形態を説明するための図
面であって、2次抽出されたブレークポイントA、B、
C、Dを示す図である。
【図14】線形近似化法を用いたブレークポイント抽出
の本発明に係る望ましい1実施形態を説明するための図
面であって、3次抽出されたブレークポイントA、B、
C、D、Eを示す図である。
【図15】線形近似化法を用いたブレークポイント抽出
の本発明に係る望ましい1実施形態を説明するための図
面であって、4次抽出されたブレークポイントA、B、
C、D、E、Fを示す図である。
【図16】実際のアニメーション軌跡と近似されたアニ
メーション軌跡との差を求める方法を説明するための図
面である。
【図17】量子化過程を示す図面であって、一般に使わ
れるDPCM符号化方式を示す。
【図18】(A)〜(E)は、本発明に係る符号化され
たビットストリームのフォーマットを示す図面である。
【図19】文法表現に変えて表現した本発明に係る復号
化処理過程を説明するための図面である。
【図20】本発明に係る圧縮方法と従来の圧縮方法とを
比較するために行なった実験のアニメーションシーケン
スに関するグラフであって、1例のアニメーション軌跡
に適用したときのシミュレーション結果を示す図であ
る。
【図21】本発明に係る圧縮方法と従来の圧縮方法とを
比較するために行なった実験のアニメーションシーケン
スに関するグラフであって、1例のアニメーション軌跡
に適用したときのシミュレーション結果を示す図であ
る。
【図22】本発明に係る圧縮方法と従来の圧縮方法とを
比較するために行なった実験のアニメーションシーケン
スに関するグラフであって、1例のアニメーション軌跡
に適用したときのシミュレーション結果を示す図であ
る。
【図23】本発明に係る圧縮方法と従来の圧縮方法とを
比較するために行なった実験のアニメーションシーケン
スに関するグラフであって、1例のアニメーション軌跡
に適用したときのシミュレーション結果を示す図であ
る。
【図24】元のアニメーション軌跡の上で、各時間での
n+1個の各ブレークポイントにおけるキー値(Q0
1、Q2、…、Qn)を示す図である。
【図25】アニメーション軌跡の上にある各ブレークポ
イントの中から両端に該当する2個のブレークポイント
(Q0、Qn)を選択する様子を示す図である。
【図26】選択された両端のブレークポイントを除いた
残りのブレークポイントの中から1個のブレークポイン
ト(3番目のブレークポイント)を選択する過程を示す
図である。
【図27】候補2の軌跡が選択されたことを示す図であ
る。
【図28】図27で選択された3つのブレークポイント
を除いた残りのブレークポイントの中から1個のブレー
クポイントを選択した後、前述した図26、図27のよ
うな過程を実行して4番目のブレークポイントを選択す
る様子を示す図である。
【図29】図27において、候補1の軌跡が選択された
ことを示す図である。
【符号の説明】
80 補間分析部 82 キー符号化部 84 キー値符号化部 86 エントロピーエンコーダ 90エントロピーデコーダ 92 キー復号化部 94 キー値復号化部 96 補間復元部 100 正規化部 102 ブレークポイント最小化部 104、106 DPCM量子化部 110 キー 112 正規化されたキー値の最小値と最大値、及びキ
ー値に関する情報 114 キーフラグの情報 122 正規化されたキー値の最小値と最大値、及びキ
ー値に関する情報 124 キーの個数、正規化されたキー値の最小値と最
大値、キーの解像度、キー値の解像度及びキーフラグな
どの情報 126 DPCM逆量子化部 128 DPCM逆量子化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 禹 相 玉 大韓民国 漢城市 麻浦区 桃花1洞 357番地 現代アパート 111棟 302号 Fターム(参考) 5B050 AA00 BA08 BA09 EA10 EA28

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アニメーション軌跡から所定数のブレー
    クポイントを抽出し、前記抽出されたブレークポイント
    に対応するキー及びキー値を出力する補間分析部と、 前記補間分析部から出力されるキーを符号化するキー符
    号化部と、 前記補間分析部から出力されるキー値を符号化するキー
    値符号化部と、 前記キー符号化部、及びキー値符号化部で符号化された
    キー、及びキー値を、エントロピー符号化して符号化さ
    れたビットストリームとして出力するエントロピーエン
    コーダと、を具備することを特徴とするアニメーション
    軌跡の圧縮装置。
  2. 【請求項2】 前記補間分析部は、元のアニメーション
    軌跡のブレークポイントの中から抽出された所定数のブ
    レークポイントによって得られるアニメーション軌跡
    と、元のアニメーション軌跡との差を最小化させる方向
    に、前記ブレークポイントの個数を決定することを特徴
    とする請求項1に記載のアニメーション軌跡の圧縮装
    置。
  3. 【請求項3】 前記キー符号化部は、前記補間分析部か
    ら入力されたキーを、差分パルス符号変調(DPCM)
    量子化方式によって符号化することを特徴とする請求項
    1に記載のアニメーション軌跡の圧縮装置。
  4. 【請求項4】 前記キー値符号化部は、前記補間分析部
    から入力されたキー値を、差分パルス符号変調(DPC
    M)量子化方式によって符号化することを特徴とする請
    求項1に記載のアニメーション軌跡の圧縮装置。
  5. 【請求項5】 前記補間分析部は、元のアニメーション
    軌跡の両端の点を出発点として各ブレークポイントの中
    から元のアニメーション軌跡との差が最小となるように
    近似化された軌跡を示すブレークポイントを探し出し、
    近似化されたアニメーション軌跡が前記元のアニメーシ
    ョン軌跡と近づくまでこのような過程を繰り返すことを
    特徴とする請求項1に記載のアニメーション軌跡の圧縮
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ブレークポイントは、元のアニメー
    ション軌跡と、近似化されたアニメーション軌跡との面
    積の差を最小化させるように決定されることを特徴とす
    る請求項5に記載のアニメーション軌跡の圧縮装置。
  7. 【請求項7】 前記差分パルス符号変調(DPCM)量
    子化方式は、現在値と直前値との差を符号化する、ある
    いは、直前値と更にその直前値との差に直前値を足した
    近似値と、現在値との差を符号化することを特徴とする
    請求項3または4に記載のアニメーション軌跡の圧縮装
    置。
  8. 【請求項8】 符号化されたビットストリームが入力さ
    れると、このビットストリームをエントロピーデコーデ
    ィングするエントロピーデコーダと、 前記エントロピーデコーディングされた結果が入力され
    ると、そのキーを復号化するキー復号化部と、 前記エントロピーデコーディングされた結果が入力され
    ると、そのキー値を復号化するキー値復号化部と、 前記キー復号化部、及びキー値復号化部によって復号化
    されたキー、及びキー値に基づく線形補間法によって、
    空のキー値を求めて元のアニメーション軌跡に復元する
    補間復元部と、を具備することを特徴とするアニメーシ
    ョン軌跡の復元装置。
  9. 【請求項9】 前記キー復号化部は、前記エントロピー
    デコーダから入力されたデコーディングされた結果を、
    差分パルス符号変調(DPCM)逆量子化方式によって
    復号化することを特徴とする請求項8に記載のアニメー
    ション軌跡の復元装置。
  10. 【請求項10】 前記キー値復号化部は、前記エントロ
    ピーデコーダから入力されたデコーディングされた結果
    を、差分パルス符号変調(DPCM)逆量子化方式で復
    号化することを特徴とする請求項8に記載のアニメーシ
    ョン軌跡の復元装置。
  11. 【請求項11】 元のアニメーション軌跡から所定数の
    ブレークポイントを抽出する段階と、 前記抽出されたブレークポイントを用いてキー及びキー
    値を抽出し、これらを符号化する段階と、 前記符号化されたキー及びキー値をエントロピー符号化
    し、これらを符号化してビットストリームを求める段階
    と、を具備することを特徴とするアニメーション軌跡の
    圧縮方法。
  12. 【請求項12】 符号化されたビットストリームが入力
    されると、これをエントロピーデコーディングする段階
    と、 前記エントロピーデコーディングされた結果から、キー
    及びキー値を復号化する段階と、 前記復号化されたキー及びキー値に基づく線形補間法に
    よって空のキー値を求め、元のアニメーション軌跡を復
    元する段階と、を具備することを特徴とするアニメーシ
    ョン軌跡の復元方法。
  13. 【請求項13】 アニメーション軌跡の各ブレークポイ
    ントのx、y、z座標に対応するキー値の中で、どの座
    標軸のキー値が選択されたかを示すアレイ型キーフラグ
    と、 各ブレークポイントでx、y、z座標に対応するキー値
    の中から少なくとも1つのキー値が選択されることを示
    すアレイ型キーと、 各ブレークポイントで選択されたキー値を示すアレイ型
    キー値と、を具備することを特徴とするアニメーション
    軌跡が符号化されたビットストリームのデータフォーマ
    ット。
  14. 【請求項14】 X、Y、Z座標軸に対応する、キー値
    の最小値と、 X、Y、Z座標軸に対応する、キー値の最大値とを更に
    含んで構成されることを特徴とする請求項12に記載の
    アニメーション軌跡が符号化されたビットストリームの
    データフォーマット。
  15. 【請求項15】 前記アレイ型キーフラグは、M(M≦
    n、nは元のキーの個数)個のデータを含むことを特徴
    とする請求項12に記載のアニメーション軌跡が符号化
    されたビットストリームのデータフォーマット。
  16. 【請求項16】 前記アレイ型キーは、M(M≦n、n
    は元のキーの個数)個のデータを含むことを特徴とする
    請求項12に記載のアニメーション軌跡が符号化された
    ビットストリームのデータフォーマット。
  17. 【請求項17】 前記キー値は、x軸に対するp(p≦
    n、nはキーの個数)個の第1キー値、y軸に対するq
    (q≦n、nはキーの個数)個の第2キー値及びz軸に
    対するr(r≦n、nはキーの個数)個の第3キー値を
    具備することを特徴とする請求項12に記載のアニメー
    ション軌跡が符号化されたビットストリームのデータフ
    ォーマット。
  18. 【請求項18】 (a)元のアニメーション軌跡の上に
    あるブレークポイントの中から両端の2個のブレークポ
    イントを選択する段階と、 (b)前記選択された両端のブレークポイントを除いた
    残りのブレークポイントの中から1個のブレークポイン
    トを選択する段階と、 (c)前記選択されたブレークポイントを用いて、前記
    選択されたブレークポイントを除いた残りのブレークポ
    イントのキー値を補間する段階と、 (d)前記選択されたキー値及び前記補間されたキー値
    に基づいて近似化された軌跡を形成し、元のアニメーシ
    ョン軌跡と前記近似化されたアニメーション軌跡との差
    が最小であるアニメーション軌跡を選択し、前記選択さ
    れたアニメーション軌跡に対応するブレークポイントを
    選択する段階と、 (e)前記選択されたブレークポイントを除いた残りの
    ブレークポイントの中から1個のブレークポイントを選
    択した後、前記(c)段階を再び繰り返し、前記元のア
    ニメーション軌跡と前記近似化されたアニメーション軌
    跡との差が許容差よりも小さくなるまで繰り返す段階
    と、を含むことを特徴とするアニメーション軌跡のブレ
    ークポイント抽出方法。
  19. 【請求項19】 前記元のアニメーション軌跡と前記近
    似化されたアニメーション軌跡との差は、元のアニメー
    ション軌跡及び近似化された軌跡によって形成される台
    形およびネジレ台形の面積の和で表現されることを特徴
    とする請求項18に記載のアニメーション軌跡のブレー
    クポイント抽出方法。
  20. 【請求項20】 前記元のアニメーション軌跡と前記近
    似化されたアニメーション軌跡との差は、回転インター
    ポレータの場合に、元のアニメーション軌跡に対する回
    転変換と前記近似化された軌跡に対する回転変換との差
    である差分回転変換における差分回転角として定義され
    ることを特徴とする請求項18に記載のアニメーション
    軌跡のブレークポイント抽出方法。
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