JP2002230299A - オンライン情報システム - Google Patents

オンライン情報システム

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JP2002230299A
JP2002230299A JP2001024361A JP2001024361A JP2002230299A JP 2002230299 A JP2002230299 A JP 2002230299A JP 2001024361 A JP2001024361 A JP 2001024361A JP 2001024361 A JP2001024361 A JP 2001024361A JP 2002230299 A JP2002230299 A JP 2002230299A
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JP2001024361A
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English (en)
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Yoneo Watanabe
米雄 渡邊
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 即時性を要求されるオンライントレードにお
いて、柔軟性があり、且つ端未の負荷を低減することの
できるオンライン情報システムを構築する。 【解決手段】 端末1の要求に応じて、移動先で処理す
る内容を予めエージェント13のプログラムに記述して
おけば、エージェント13は、インターネット2のネッ
トワークを移動して、センタ3内の各サーバ4〜11で
所望の処理を行うことができる。そして、処理結果をエ
ージェント13内のデータとして取り込んで、送信元の
端末1に戻せば、端末1にて所望の情報の取引を行うこ
とができる。例えば、株取引を行う場合、認証サーバ6
によって顧客の認証プログラムを実行し、売買サーバ1
1によって株売買を実行するなど、エージェント13が
順次に各サーバでの作業を行い、これらの作業結果を持
って端末1に戻ることにより、端末1はエージェント1
3から所望の株情報を取得し、株取引を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンラインを通じ
て様々な取引を行うオンライン情報システムに関し、特
に、インターネットで株取引を行うオンライントレード
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインターネットを用いたオンライ
ントレードシステムでは、クライアント/サーバ型シス
テムが主流となっている。このシステムは、サービスを
受けるクライアントとサービスを提供するサーバとに処
理を分散している。例えば、ネットワーク上に、株価を
蓄積しているサーバや企業ニュースを蓄積して配信する
サーバなど、様々なサーバを構築することによって、ク
ライアントは株取引などに必要な情報を各種のサーバか
ら取得することができる。
【0003】図10は、従来技術におけるオンライント
レードシステムの構成図の一例である。従来のオンライ
ントレードシステムにおいて、クライアント71が各サ
ーバ72、73、74を用いて一連の情報収集作業を行
う場合は、次のような手順によって処理を行う。すなわ
ち、クライアント71の端末が、例えばサーバA72と
の間で処理Aのやり取りするときに、処理Aを行うよう
に処理要求を出し、処理Aによる判定結果の通知を受け
取る。次に、クライアント71の端末は、サーバB73
に対して処理Bを行うように処理要求を出して、処理B
による判定結果の通知を受け取る。同様にして、クライ
アント71の端末は、サーバC74に対して処理Cを行
うように処理要求を出して、処理Cによる判定結果の通
知を受け取る。このようにして、次のサーバに作業を依
頼するといったように、クライアント71の端未は、一
連の作業が完了するまで、各サーバ72、73、74に
対して次々にやり取りを行うためのプログラムを制御し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のオンライントレードシステムでは各サーバ毎にサー
ビス内容が決まっていて、作業手順が静的で固定化され
ているため、クライアントの好みに合わせた株取引の応
用や他のシステムとの連動などを行うことができず、開
発したシステムの柔軟性が低下してしまうことがある。
また、クライアント(すなわち端末)で各サーバ毎のプロ
グラムの実行を制御しなければならないなど、使い勝手
の悪さがある。
【0005】例えば、図10に示す従来のシステムで
は、各サーバを用いて一連の作業を行う場合、クライア
ント71の端末が、あるサーバ(例えばサーバA72)
とやり取りした結果を判定し、次のサーバ(例えばサー
バB73)に作業を依頼するといったように、端未は一
連の作業が完了するまで各サーバと次々にやり取りを行
うためのプログラムを端末自身で制御しなければならな
い。このような従来のシステムでは、サーバと端未間で
やり取りされるデータが多くなり、WAN(WideArea N
etwork)などの低速な回線を利用する場合は処理時間が
増大するなどの不具合が生じる。特に、即時性が重要視
される株取引などにおいては、情報の取得に遅延が生じ
ると、場合によっては多大な損失につながる恐れがあ
る。また、クライアントの端末側の負荷も著しく増大す
ることがある。
【0006】本発明は上述したような事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、即時性を要求されるオン
ライントレードにおいて、端未によって生成されたエー
ジェントが複数のサーバから情報を取り込み、端未の要
求に応じて処理を行うことにより、柔軟性があり、且つ
端未の負荷を低減することのできるオンライン情報シス
テムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決する手段】上記の課題を解決するために、
本発明は、オンラインで情報の取引を行うオンライン情
報システムにおいて、取引する情報を表示する端未と、
顧客の希望する情報を有する複数のサーバから構成され
るセンタと、端未とセンタとを通信接続するネットワー
クと、端未により生成され、ネットワークを介して端末
とセンタとの間を移動するエージェントとによって構成
され、センタにおいて、エージェントが複数のサーバよ
り顧客の希望する情報を取り込み、端未が、センタから
端未へ移動したエージェントより所望の情報を取得する
ことを特徴とする。
【0008】本発明のオンライン情報システムによれ
ば、端末の要求に応じて、移動先で処理する内容を予め
エージェントのプログラムに記述しておけば、エージェ
ントはネットワークを移動してセンタ内の各サーバで所
望の処理を行うことができる。そして、処理結果をエー
ジェント内のデータとして取り込んで、送信元の端末に
戻し、所望の情報を取得することができる。このため、
エージェントに記述するプログラムを変更するだけで、
情報の取引に関する機能を柔軟に変更することができ
る。さらに、端末を常時センタに接続しておく必要がな
いため、低速回線での通信の経済効果を充分に発揮する
ことができる。また、移動するエージェントに作業を任
せているため、端未側の負荷を軽減することができる。
【0009】本発明の具体的なシステムとしては、イン
ターネットで株取引を行うオンライントレードシステム
において、センタにインターネットを制御するアクセス
サーバや、顧客の認証を行う認証サーバや、情報ベンダ
の情報を蓄積する情報ベンダサーバや、投資情報を提供
する投資情報サーバや、株売買を行う売買サーバや、顧
客の情報を管理する顧客管理サーバや、顧客の取引状況
を管理する履歴サーバや、エージェントを管理するエー
ジェントサーバなどの各サーバ群を配備し、各サーバに
は、エージェントが動作する環境を用意し、端末により
生成したエージェントがインターネット等の回線を通じ
て、アクセスサーバよりセンタに移動し、端末の要求に
応じて、順次各サーバで情報収集作業を行い、作業結果
を持ってエージェントが端末に戻る機能を有するように
構成することができる。
【0010】すなわち、端未によって生成したエージェ
ントが複数のサーバから情報を取り込み、端未の要求に
応じて処理を行うようにすることができ、これによっ
て、エージェントに記述するプログラムを変更するだけ
で、株取引に関する機能を柔軟に変更することができ
る。また、エージェントを利用して、顧客を一元的に管
理することができるのでセキュリテイの強化にもつなが
る。
【0011】また、本発明のオンライントレードシステ
ムでは、エージェントサーバは、端末からの要求を分析
し、複数サーバに独立している作業であれば、エージェ
ントを複数生成し、同時に複数のサーバへ生成したエー
ジェントを移動させて並列作業を行い、作業結果をまと
めデータ加工するようにすることもできる。さらに、端
末は、予め登録した画面フォーマットに対応する情報を
得る要求や株取引に関する要求を代理で実行するエージ
ェントを生成し、インターネットヘエージェントを送り
出す機能を有し、戻ってきたエージェントの情報をもと
に、端末の画面に所望の情報を出力することもできる。
つまり、エージェントを複数生成することによって、独
立した企業情報や株価情報などの情報検索を同時に行う
ことができ、効率的な情報検索を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
けるオンライン情報システムについて、オンライン上で
株取引を行うオンライントレードシステムを例に挙げて
説明する。図1は、本発明におけるオンライントレード
システムの一構成例を示す図である。同図において、オ
ンライントレードシステムは、端未1がインターネット
2などの回線を利用してセンタ3にアクセスするネット
ワーク構成となっている。また、端末1においては、こ
の端末1からの要求を代理で実行するプログラムである
エージェント13が生成される。
【0013】また、センタ3は、各種サーバ6〜11へ
のアクセスを行うアクセスサーバ4と、エージェント1
3を管理するエージェントサーバ5と、各種サーバ6〜
11とによって構成されている。各種サーバ6〜11
は、デジタル指紋の認証等を行う認証サーバ6と、企業
のニュースなどを配信する情報ベンダサーバ7と、銘柄
毎の株価情報を配信する投資情報サーバ8と、顧客情報
を管理する顧客管理サーバ9と、顧客の取引履歴を管理
する履歴サーバ10と、株の売買を実行する売買サーバ
11とによって構成されている。そして、これらの各種
サーバ6〜11は、LAN(Local Area Network)12に
よって接続されている。
【0014】図2は、図1に示すエージェント13の構
成例を示す図である。同図において、エージェント13
は、端末1の要求を実行するプログラム14と、このプ
ログラム14に必要なデータ15とによって構成されて
いる。エージェント13は、インターネット2を介して
センタ3へ移動し、各種サーバ6〜11で作業を実行
し、その結果をエージェント13内のデータ15に取り
込む。そして、エージェント13は、最終的には端未1
に戻り、この端末1からの要求に対する応答を行う。
【0015】また、図3は、図1に示すエージェント1
3が生成するスレーブエージェント20の構成例を示す
図である。図3において、スレーブエージェント20
は、各種サーバ6〜11で実行されるプログラム21
と、そのプログラム21に関連したデータ22とからな
っている。
【0016】アクセスサーバ4は、センタ3における外
部と内部の接点として機能し、外部においてはインター
ネット2と接続され、内部においてはLAN12と接続
されている。そして、アクセスサーバ4は、センタ3へ
のアクセスの許可などのユーザ認証を行う。また、エー
ジェントサーバ5は、端未1より移動してきたエージェ
ント13を管理するサーバである。
【0017】また、情報ベンダサーバ7は、株に関する
情報や、企業のニュースなどを提供する情報ベンダの情
報を蓄積して、これらを配信するサーバである。したが
って、情報ベンダ毎に個別のサーバを持ち、複数の情報
ベンダの情報を提供する場合は、複数の情報ベンダサー
バが存在することになる。
【0018】また、投資情報サーバ8は、銘柄毎の株価
情報を蓄積し、これらを配信するサーバである。さら
に、顧客管理サーバ9は、オンライントレードを行う顧
客の管理情報を蓄積したサーバであり、顧客毎の表示画
面情報や、各種サーバヘのアクセス権などの管理を行っ
ている。また、履歴サーバ10は、オンライントレード
を行った顧客の取引履歴を蓄積したサーバであり、この
サーバは残高などの顧客の口座の管理をも行う。さら
に、売買サーバ11は株の売買を実行するサーバであ
る。
【0019】センタ3内の各サーバ4〜11は、エージ
ェント13のプログラムを実行できる環境を持ってお
り、各サーバ4〜11にエージェント13が移動してき
た場合、そのエージェント13のプログラムの処理手順
に従って処理を実行する。
【0020】図4は、図2に示すエージェント13のプ
ログラム14に記述されている、各サーバに順次に作業
を行わせる場合の実行手順を示す図である。また、図5
は、図2に示すエージェント13のプログラム14に記
述されている、各サーバに同時に作業を行わせる場合の
実行手順を示す図である。さらに、図6は、図2に示す
エージェント13、及びエージェント13が生成するス
レーブエージェント20が、ネットワーク内の各サーバ
へ移動するステップの一例を示す図である。さらに、図
7は、図2に示すエージェント13、及び図3に示すエ
ージェント13が生成するスレーブエージェント20
が、ネットワーク内の各サーバへ移動するステップの他
の例を示す図である。
【0021】次に、本発明におけるオンライントレード
システムの動作について説明する。先ず、端末1におい
て、銘柄や企業などの情報を集めて端末1の画面に表示
する場合について、図1、図2、図3、図4、図6を用
いて説明する。図1において、端末1は、端末1に株価
やそのグラフなどを表示する要求を代理で実行するエー
ジェント13を生成する。このエージェント13は、図
2に示すように、画面に関するデータ15と、そのデー
タ15を基に各サーバ4〜11で実行されるプログラム
14とからなっている。また、プログラム14には、各
サーバ4〜11の実行順序や、各種サーバ6〜11での
実行手順などが記述されている。つまり、プログラム1
4には、図4に示すような実行手順の一例として、認証
サーバ用実行手順a1、顧客管理サーバ用実行手順a
2、情報ベンダサーバA用実行手順a3、情報ベンダサ
ーバB用実行手順a4、情報ベンダサーバC用実行手順
a5、投資情報サーバ用実行手順a6などを順次に行う
実行手順が記述されている。
【0022】先ず、端末1は、センタ3にアクセスする
ためアクセスサーバ4との間でユーザ認証などのやり取
りを行う。そして、ユーザ認証がなされた後、端末1か
らの要求情報を代理するエージェント13は、インター
ネット2とアクセスサーバ4とを介して、エージェント
サーバ5に伝送されて移動する。
【0023】図6に示すステップにおいてエージェント
13の移動を説明すると、先ずステップS1において、
端末1から移動したエージェント13は、エージェント
サーバ5に常駐し、ここでエージェント13のスレーブ
エージェント20が生成される。そして、このスレーブ
エージェント20も、図2に示したエージェント13と
同様に、図3に示すように、各種サーバ6〜11で実行
されるプログラム21と、そのプログラム21に関連し
たデータ22とからなっている。このスレーブエージェ
ント20が、エージェント13の代りにセンタ3内の各
種サーバ6〜11に順次移動し、プログラム21を実行
してその結果をデータ22に加える。
【0024】次に、このスレーブエージェント20が、
端未要求の表示画面に関するデータを取得する場合につ
いて説明する。ステップS2において、エージェントサ
ーバ5で生成されたスレーブエージェント20は認証サ
ーバ6に移動する。そして、認証サーバ6は、スレーブ
エージェント20がネットワーク中の各種サーバ6〜1
1を移動中に、サーバの情報が改ざんされたり、情報が
漏洩したりするのを防ぐために、デジタル指紋や秘密鍵
による認証を行うためのユーザの認証プログラムを実行
する。
【0025】認証サーバ6の実行結果において認証がう
まく行かなければ、スレーブエージェント20はエージ
ェントサーバ5に戻り、エージェント13にその旨を知
らせて情報を消滅させる。一方、認証サーバ6の実行結
果において認証が成功すれば、次のステップS3に進
む。
【0026】ステップS3において、各種サーバ7〜1
1にアクセスしてよいか否かを問い合わせるために顧客
管理サーバ9へ移動する。ここで、アクセスしたいサー
バへのアクセス権が許可されているか否かを確認するた
めに、スレーブエージェント20のプログラム21を実
行させて、その結果を取得する。このとき、スレーブエ
ージェント20は、取得した結果において、アクセス権
が許可されていれば、顧客固有の画面フォーマットなど
の情報を取得してステップS4へ進む。
【0027】尚、アクセス権が許可されていなければ、
エージェントサーバ5に戻り、エージェント13に対し
てアクセス権が許可されていない旨を知らせる。する
と、エージェント13は、アクセス権許可無しの結果を
持って、アクセスサーバ4とインターネット2とを経由
して端末1に移動し、アクセス権許可無しの結果を端末
1に通知する。
【0028】一方、アクセス権の許可を得てステップS
4に進むと、スレーブエージェント20は、図4に示し
たプログラム21の実行手順に従って、次に端末1の表
示画面に必要な情報がある情報ベンダAサーバ7aへ移
動し、必要な情報を得るためのプログラムを実行して結
果を得る。さらに、他の情報ベンダの情報が必要な場合
は、ステップS5に進んで、情報ベンダBサーバ7bへ
移動して、必要な情報を得るためのプログラムを実行し
て結果を得る。同様にして、さらに他の情報ベンダの情
報が必要な場合は、ステップS6に進んで、情報ベンダ
Cサーバ7cへ移動して、必要な情報を得るためのプロ
グラムを実行して結果を得る。このようにして、次々に
各情報ベンダサーバを移動することによって端末画面に
必要な情報を取得する。さらにステップS7に進み、投
資情報サーバ8へ移動して、銘柄の株価情報についての
必要な情報を得るためのプログラムを実行して結果を得
る。
【0029】このようにして必要な情報を取得すると、
ステップS8において、スレーブエージェント20はエ
ージェントサーバ5に戻り、さらにステツプS9におい
て、スレーブエージェント20が取得した結果はエージ
ェント13に渡され、スレーブエージェント20は消滅
する。そして、エージェント13は、スレーブエージェ
ント20から引き継いだデータに基づいて、端末画面フ
ォーマットに応じて、各サーバから取得したデータを加
工してまとめる。さらに、その結果情報を持って、エー
ジェント13は、アクセスサーバ4とインターネット2
とを経由して端末1に戻る。これによって、端末1は、
エージェント13の結果を表示する。一方、エージェン
ト13は、結果情報を端末100に渡すと同時に消滅す
る。
【0030】これにより、端末1を使用している顧客固
有の株情報を表示することができる。また、エージェン
ト13が端末1を飛び出して、宛先のサーバで端未1の
代理の作業を行うため、端末1の負荷が軽減される。さ
らに、エージェント13が宛先サーバに移動して結果情
報をもって戻ってくるまでは、回線を常時接統すること
なく、切断しておくことができる。また、各サーバ4〜
11のアクセス権を一元的に管理しているため、従来技
術のように各サーバ毎にアクセス権許可の判定を行って
いる場合よりも、セキュリティ機能が一段と向上する。
【0031】以上、スレーブエージェント20のプログ
ラム21に、順次に、各サーバを移動して作業する手順
が記述してある図4の実行手順の場合を説明したが、各
サーバが相互に独立した作業を実行する場合は、各サー
バを順次移動する必要性は生じない。このような場合
は、図5に示すように各サーバに同時に作業を行わせる
ことができる。つまり、エージェント13のプログラム
14には、図5に示すような実行手順の一例として、認
証サーバ用実行手順b1と顧客管理サーバ用実行手順b
2を順次に行った後に、情報ベンダサーバA用実行手順
b3と情報ベンダサーバB用実行手順b4と情報ベンダ
サーバC用実行手順b5と投資情報サーバ用実行手順b
6とを同時に実行する手順が記述されている。
【0032】以下、図5の場合の実行手順について、図
7に示す処理ステップの流れ図を用いて説明する。図7
のステップは、前述の図4の場合について説明した図6
のステップS3の部分よりも前のステップは同じであ
り、ここでの説明は省略する。
【0033】すなわち、アクセス権の許可を得てステッ
プS3より先に進むと、ステップS11において、スレ
ーブエージェント20は、プログラム21の実行手順に
従って一旦エージェントサーバ5に戻る。さらに、ステ
ップS12において、スレーブエージェント20は、認
証サーバ6と顧客管理サーバ9の結果をエージェント1
3に報告して消滅する。
【0034】ここで、エージェント13は、各種情報ベ
ンダサーバ7a〜7c、及び投資情報サーバ8における
プログラムがお互いに関連性がな<、独立していると判断
すると、サーバの数だけスレーブエージェントを生成す
る。図7の例では、各種情報ベンダサーバ7a〜7c及
び投資情報サーバ8に対応して、4つのスレーブエージ
ェント30、40、50、60が生成される。つまり、
それぞれのスレーブエージェント30、40、50、6
0には、該当するサーバで実行するプログラムとデータ
が生成(つまり複製)される。
【0035】ステップS13において、各スレーブエー
ジェント30、40、50、60は、同時にエージェン
トサーバ5を出発して各サーバ7a、7b、7c、8に
移動し、端末の表示画面に必要な情報を得るためのプロ
グラムを実行して結果を得る。そして、ステップS14
において、結果を得たスレーブエージェント30、4
0、50、60は、エージェントサーバ5に戻り、結果
情報をエージェント13に報告する。尚、エージェント
13が端末1に戻って通知する手順は図4の場合と同様
である。
【0036】このように、エージェント13のプログラ
ムを変更するだけで、処理の順番や機能や要求事項を変
更することができ、柔軟なシステムを構築することがで
きる。また、常駐エージェントが複数のスレーブエージ
ェントを制御することによって、処理時間の短縮化を図
ることができる。さらに、各スレーブエージェントに異
なる処理を行わせることもできるし、同一サーバに複数
エージェントを移動させることも可能である。
【0037】次に、端未1に表示している情報の更新に
ついて、図1、図2、図3、図4、図7、図8を用いて
説明する。端未1は、図2に示すように、端末1の画面
更新に関するデータ15と、そのデータ15を基に各サ
ーバで実行されるプログラム14からなるエージェント
13を生成する。このとき、プログラム14には各種サ
ーバ6〜11で実行される図4に示すような実行手順が
記述されている。
【0038】端未1は、センタ3にアクセスするため、
アクセスサーバ4との間でユーザ認証などのやり取りを
行い、認証された後、エージェント13は、インターネ
ット2とアクセスサーバ4とを介して、エージェントサ
ーバ5に伝送されて移動する。移動したエージェント1
3はエージェントサーバ5に常駐し、図3に示すよう
な、エージェント13のスレーブエージェント20を生
成する。
【0039】次に、このスレーブエージェント20が端
未要求の表示画面に関するデータを取得する場合につい
て説明する。但し、認証サーバ6の部分は、前述の説明
と同じであるので省略する。各種の情報ベンダサーバ7
及び投資情報サーバ8におけるプログラムが相互に関連
がなく、独立していると判断されると、サーバの数だけ
スレーブエージェント20を生成する。
【0040】図8は、エージェント13がサーバの数だ
け生成するスレーブエージェントの構成例を示す図であ
る。同図において、スレーブエージェント30は、対応
したサーバで実行されるプログラム31と、そのプログ
ラム31に関連したデータ32とからなっている。同様
にして、スレーブエージェント40、50、60も、そ
れぞれ対応したサーバで実行されるプログラムと、その
プログラムに関連したデータとからなっている。
【0041】つまり、図8の例では、4つのそれぞれの
スレーブエージェント30、40、50、60には、該
当するサーバで実行するプログラムとデータとが生成
(複製)される。各スレーブエージェント30、40、5
0、60は、図7に示すように、同時にエージェントサ
ーバ5を出発して、各種サーバ7a、7b、7c、8に
移動し、端末1の画面更新の情報を得るためのプログラ
ムを実行して結果を取得する。そして、結果を取得した
スレーブエージェント30、40、50、60は、エー
ジェントサーバ5に戻り、結果をエージェント13に報
告してスレーブエージェント30、40、50、60は
消滅する。
【0042】さらに、エージェント13は、スレーブエ
ージェント30、40、50、60から引き継いだデー
タを基に、端末画面フォーマットに応じて各種サーバ7
a、7b、7c、8から取得したデータを加工してまと
める。さらに、エージェント13は、その結果を持っ
て、アクセスサーバ4とインターネット2とを経由して
端末1に戻る。すると、端末1は、エージェント13の
結果を表示することによって情報の更新を行う。一方、
エージェント13は結果情報を端末1に渡すと同時に消
滅する。
【0043】尚、前述の更新は、端未1より更新要求を
行ったときのみ更新する場合を例に挙げて説明したが、
常時更新する場合についても同様に行うことができる。
つまり、端末1で生成されたエージェント13が更新デ
ータを持って戻ってきたときに消滅させずに、エージェ
ント13を再度センタ3側に送り出し、更新結果を得る
ことを繰り返すことによって、常時更新されることは明
らかである。
【0044】次に、株の売買取引に関して図1、図2、
図3及び図9を用いて説明する。図9は、株の売買時に
おいて、エージェント13及びエージェント13の生成
するスレーブエージェント20が、ネットワーク内の各
サーバを移動する例を示した図である。端未1は、図2
に示すような、端末1の売買に関するデータ15とその
データ15を基に各サーバで実行されるプログラム14
からなるエージェント13を生成する。
【0045】このプログラム14には、各種サーバ6〜
11における実行手順などが記述されている。端未1
は、センタ3にアクセスするためにアクセスサーバ4と
の間でユーザ認証などのやり取りを行い、認証された後
に、エージェント13は、インターネット2とアクセス
サーバ4とを介して、エージェントサーバ5に伝送され
て移動する。
【0046】そして、エージェントサーバ5に移動した
エージェント13はエージェントサーバ5に常駐し、図
3に示すようなエージェント13のスレーブエージェン
ト20を生成する。次に、このスレーブエージェント2
0が、端未の要求する株の売買取引を実行する手順につ
いて、図9を用いて説明する。ただし、エージェント1
3とスレーブエージェント20が行う認証部分の処理の
ステップS1〜S3については、前述の図6、図7のス
テップS1〜S3の場合と同様であるので、その説明は
省略する。
【0047】アクセス権の許可を得たスレーブエージェ
ント20は、ステップS21において、顧客管理サーバ
9より履歴サーバ10へ移動し、顧客の口座の残高と株
売買金額等を比較し、要求のあった株の売買が可能か否
かの判断を行い、残高が不足していれば、エージェント
サーバ5に戻り、その旨をエージェント13に伝える。
すると、エージェント13は、端未1に戻り、株取引が
できない旨を伝える。
【0048】一方、判断結果において株売買が可能であ
れば、ステップS22において、スレーブエージェント
20は売買サーバ11に移動し、要求のあった株の売買
を実行し、実行結果をもって再び履歴サーバ10ヘ移
り、取引履歴を更新する。さらに、ステップS23にお
いて、スレーブエージェント20はエージェントサーバ
5に戻る。そして、ステップS24において、スレーブ
エージェント20よりエージェント13に売買取引の結
果を渡す。すると、エージェント13は、売買取引の結
果を持って端末1に戻り、端末1に売買取引の結果を知
らせて消滅する。これによって、端末1は画面に売買取
引の結果情報を表示する。
【0049】次に、株銘柄の条件検索に関して説明す
る。株銘柄の条件検索は、端末1の要求時において、銘
柄検索の条件、例えば、株価の上限及び下限、あるいは
月間の騰落率の上限及び下限などのデータをエージェン
ト13に持たせて、該当するサーバに移動して検索結果
を持ってくることにより実現可能である。また、買い
時、売り時を判断するため、端末1の要求時において、
銘柄の売買の上限及び下限データをエージェント13に
持たせて、該当するサーバに移動して、株価が上限ある
いは下限に達成したときにエージェント13が戻ってく
るようにすことにより実現することが可能である。
【0050】このように、本発明のオンライントレード
システムでは、顧客が所望する結果が出るまで回線を接
続しておく必要がなく、エージェントの移動先のサーバ
で処理を終えた時点に再接続すればよいので、通信費を
節約することができる。このため、WANなどの低速な
回線を利用する場合においても有効である。また、エー
ジェントに持たせるプログラムを変更することによっ
て、様々なサービスを行うような柔軟なシステムを構築
することもできる。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のオンライト
レードシステムによれば、端末の要求に応じて、移動先
で処理する内容を予めエージェントのプログラムに記述
しておけば、エージェントはネットワークを移動してセ
ンタの各サーバで処理を行う。そして、処理結果をエー
ジェント内のデータとして取り込んで送信元の端末に戻
る。このため、エージェントに記述するプログラムを変
更するだけで、株取引に関する機能を柔軟に変更するこ
とができる。
【0052】また、エージェントを利用して、顧客を一
元的に管理することができるのでセキュリテイの強化に
もつながる。さらに、端末を常時センタに接続しておく
必要がないため、低速回線での通信上の経済効果を充分
に発揮することができる。また、エージェントを複数生
成することによって、独立した企業情報や株価情報など
の情報検索を同時行うことができ、効率的な情報検索を
行うことができる。また、移動するエージェントに作業
を任せているため、端未側の負荷が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるオンライントレードシステムの
一構成例を示す図である。
【図2】図1に示すエージェントの構成例を示す図であ
る。
【図3】図1に示すエージェントが生成するスレーブエ
ージェントの構成例を示す図である。
【図4】図2に示すエージェントのプログラムに記述さ
れている、各サーバに順次に作業を行わせる場合の実行
手順を示す図である。
【図5】図2に示すエージェントのプログラムに記述さ
れている、各サーバに同時に作業を行わせる場合の実行
手順を示す図である。
【図6】本発明のエージェント及びエージェントが生成
するスレーブエージェントがネットワーク内の各サーバ
へ移動するステップの一例を示す図である。
【図7】本発明のエージェント及びエージェントが生成
するスレーブエージェントが、ネットワーク内の各サー
バへ移動するステップの他の例を示す図である。
【図8】本発明のエージェントがサーバの数だけ生成す
るスレーブエージェントの構成例を示す図である。
【図9】株の売買時において、エージェント及びエージ
ェントの生成するスレーブエージェントが、ネットワー
ク内の各サーバを移動する例を示す図である。
【図10】従来のオンライントレードシステムの構成例
を示す図である。
【符号の説明】
1 端末、2 インターネット、3 センタ、4 アク
セスサーバ、5 エージェントサーバ、6 認証サー
バ、7 情報ベンダサーバ、7a 情報ベンダAサー
バ、7b 情報ベンダBサーバ、7c 情報ベンダCサ
ーバ、8 投資情報サーバ、9 顧客管理サーバ、10
履歴サーバ、11 売買サーバ、12 LAN、13
エージェント、14、21、31 プログラム、1
5、22、32データ、20、30、40、50、60
スレーブエージェント、71 クライアント、72
サーバA、73 サーバB、74 サーバC。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 506 506

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンラインで情報の取引を行うオンライ
    ン情報システムにおいて、 取引する情報を表示する端未と、顧客の希望する情報を
    有する複数のサーバから構成されるセンタと、 前記端未と前記センタとを通信接続するネットワーク
    と、 前記端未により生成され、前記ネットワークを介して該
    端末と前記センタとの間を移動するエージェントとによ
    って構成され、 前記センタにおいて、前記エージェントは、前記複数の
    サーバより前記顧客の希望する情報を取り込み、前記端
    未は、前記センタから該端未に移動した前記エージェン
    トより所望の情報を取得することを特徴とするオンライ
    ン情報システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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