JP2002230182A - リスク管理支援システム - Google Patents

リスク管理支援システム

Info

Publication number
JP2002230182A
JP2002230182A JP2001037916A JP2001037916A JP2002230182A JP 2002230182 A JP2002230182 A JP 2002230182A JP 2001037916 A JP2001037916 A JP 2001037916A JP 2001037916 A JP2001037916 A JP 2001037916A JP 2002230182 A JP2002230182 A JP 2002230182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
patient
information
terminal device
read
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001037916A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuichi Uejima
督一 上嶋
Katsushi Kondo
克司 近藤
Juichi Sato
壽一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASTEC CORP KK
Astec Corp Co Ltd
Original Assignee
ASTEC CORP KK
Astec Corp Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASTEC CORP KK, Astec Corp Co Ltd filed Critical ASTEC CORP KK
Priority to JP2001037916A priority Critical patent/JP2002230182A/ja
Publication of JP2002230182A publication Critical patent/JP2002230182A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】患者や医用材料の取り違えがないように、これ
を正確に確認した上で患者へ適用することのできるリス
ク管理支援システムを提供する。 【解決手段】データベース1に接続された端末装置2と
の間で情報を送受信できると共にバーコードリーダ機能
及び/又はRFタグ(ICチップ等)のリーダライタ機
能とを有する携帯情報端末装置7を有し、患者のIDを
表示するリストバンド8のバーコード又はRFタグから
読み込んだ情報と、医用材料9のバーコード又はRFタ
グから読み込んだ情報と、データベース1から読み込ん
だ当該患者に関する情報とを照合し、患者10及び医用
材料9の取り違えの有無を確認した上で処置を行う。処
置後の情報は、データベース1へ送信又はRFタグへ書
き込みされ、更新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコードリーダ
機能及び/又は非接触式の無線通信機能を有する携帯情
報端末装置(以下は、PDAという。)を利用して、患
者及び医用材料のバーコード情報及び/又はデータキャ
リア(タグ)に書き込まれた情報を読取り、データベー
スから入力した情報と照合して患者及び/又は医用材料
の取り違えが起こらないようにしたリスク管理支援シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】入院病棟では、データベースから各医師
が保有するコンピュータ(端末装置)やナースステーシ
ョンの端末装置、検査室の端末装置等へその日の医師や
看護婦及び検査技師等(病院側スタッフ)の予定(巡回
時間、診察時間、患者に対する処置内容及び処置時間等
の情報)等が送られ、病院側スタッフはその端末装置を
見ながらこれを確認すると共に、当該端末装置からプリ
ントアウトされた指示書等に基づいてその準備を行うよ
うにしている。
【0003】ところで、医師や看護婦等の病院側スタッ
フが入院患者に対して処置を行う場合には、前記指示書
に基づいて対象となる患者の医用材料を準備し、これを
端末装置の画面に表示された処置時間が到来したときに
病室へ持って行き、該当する患者であるかどうかを確認
した上で指示書の指示内容に基づいた処置を行うように
している。そして、処置後には処置を行った病院側スタ
ッフが端末装置のキーボード等からデータベースへ処置
後の情報を送り、データベースへ登録するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
入院患者に対する処置において、患者の照合は、患者が
受け答えをできる状態であれば本人から直接聞いてこれ
を確認し、受け答えできない場合にはベッドに記載され
た患者名等を病院側スタッフが確認して行っている。し
かし、このような確認方法では、病院側スタッフの思い
込みや見過ごし等に起因する間違い又は病室の変更等に
より患者の移動があったにも拘らずベッドの患者名がそ
のままであったりする場合も考えられ、正確性に欠け、
患者の取り違えが発生する虞れがあった。また医用材料
の場合は、その材料名と処置量とを病院側スタッフが指
示書を確認しながら準備し、患者へ適用するだけであ
り、やはり病院側スタッフの思い込みや見過ごし等に起
因する取り出し間違い等が発生することも考えられる。
医用材料が間違って準備された場合は、そのまま患者へ
適用されることもあり、重大な医療ミスとなる欠点があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、患者や医用
材料の取り違えがないように、これを正確に確認した上
で患者へ適用することのできるリスク管理支援システム
を提供せんとするものである。
【0006】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した請求項1の手段は、データベースに接続され
た端末装置との間で情報を送受信できると共にバーコー
ドリーダ機能を有する携帯情報端末装置を有し、患者の
IDを表示するリストバンドのバーコードから読み込ん
だ情報と、医用材料のバーコードから読み込んだ情報
と、データベースから読み込んだ当該患者に関する情報
とを照合し、患者及び医用材料の取り違えの有無を確認
した上で処置を行うようにしたことを特徴とするリスク
管理支援システムである。この発明によれば、病院側ス
タッフは、携帯情報端末(PDA)によって該当する患
者に関する情報をデータベースからダウンロードしてこ
れを取り込み、医用材料の準備に際し、医用材料のバー
コードをPDAで読み込んでダウンロードした情報と照
合することで、医用材料の取り違えや量を間違うことが
ない。またこれを患者へ適用するに際し、PDAで患者
のリストバンドのバーコードを読み込んでダウンロード
した患者のIDと照合するので、患者の取り違えが発生
することもない。
【0007】本発明が採用した請求項2の手段は、非接
触式の無線通信機能を備えた携帯情報端末装置と、患者
側に取り付けたデータキャリアとから成り、携帯情報端
末装置を通じて前記データキャリアの内容を読み取って
表示すると共に、処置情報等をデータキャリアへ書き込
むようにし、これらのデータキャリアの情報を携帯情報
端末装置で参照確認できるようにしたことを特徴とする
リスク管理支援システムである。この発明では、病院側
スタッフが患者のところへ赴き、携帯情報端末装置を通
じて各患者に装着されたデータキャリア(無線通信方式
でデータを書き込み及び読み込むことのできるRFID
タグ、ICチップ等)の内容を読み取って参照確認した
り、また処置後の情報を書き込み、各患者のデータキャ
リアへ処置履歴等のデータを保存することも可能であ
る。
【0008】本発明が採用した請求項3の手段は、デー
タベースに接続された端末装置との間で情報を送受信で
きると共に、非接触式の無線通信機能を備えた携帯情報
端末装置を有し、患者のIDを表示するデータキャリア
から無線通信方式により読み込んだ情報と、医用材料の
情報及び/又はデータベースから読み込んだ当該患者に
関する情報とを照合し、患者及び/又は医用材料の取り
違えの有無を確認した上で処置を行うようにしたことを
特徴とするリスク管理支援システムである。この発明に
よれば、患者のリストバンドや衣服等にデータキャリア
を付けておき、これを携帯情報端末装置で読み込んでダ
ウンロードした情報と照合することにより、患者の取り
違えを防止できる。また同様にして医用材料の取り違え
や量を間違うことも防止できる。
【0009】本発明が採用した請求項4の手段は、携帯
情報端末装置が、請求項1に記載のバーコードリーダ機
能と、請求項2及び3に記載の非接触式の無線通信機能
とを備え、患者からのIDと医用材料からの情報とを、
バーコード及び/又はデータキャリアから読み込むよう
にした請求項2又は3に記載のリスク管理支援システム
である。患者から読み込むIDと医用材料から読み込む
情報とを、バーコード若しくはデータキャリアから又は
両方式が混在した方式によって読み込むことができるの
で、読取方式に制限を受けることなく、患者及び/又は
医用材料の照合を行うことが可能である。
【0010】本発明が採用した請求項5の手段は、処置
後の情報をデータベースへ送信するようにした請求項
1、3、4のいずれかに記載のリスク管理支援システム
である。処置後に処置した情報がデータベースへ送信さ
れるため、患者に対する管理を一括して行うことがで
き、適正な治療の確保等が可能である。
【0011】本発明が採用した請求項6の手段は、デー
タベースに接続された端末装置との間で情報を送受信で
きると共に、非接触式の無線通信機能を備えた携帯情報
端末装置を有し、患者からのID情報を読み込んだとき
に、データベースから読み込んだ当該患者に関する情報
とを照合し、携帯情報端末装置の画面にデータベースか
ら取り込んだ患者のグラフィックスデータを表示するよ
うにしたことを特徴とするリスク管理支援システムであ
る。この発明によれば、患者から読み込んだID情報
(データキャリアに書き込んである顔写真,患者の指紋
又は目の光彩)と、予めデータベースに登録してある患
者に関する情報とを照合することができる。また患者か
ら読み込んだ情報を携帯情報端末装置の画面に表示する
ことができ、ID情報が顔写真であれば、直接にこれを
比較して確認することが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。図1及び図2は本発明の第1の実施の形態に係るも
のであり、図1はシステム全体のブロック図、図2はフ
ローチャート図である。同図に示す如く、この第1の実
施の形態にあっては、データベース1にネットワークを
介して接続された複数の端末装置(パーソナルコンピュ
ータ)2〜5を有している。これらの端末装置2〜5
は、例えば、ナースセンター、医師、受付、検査センタ
ー等に配置されたものである。医師が診察した看者の情
報(診察結果や処置内容等)は、医師の端末装置3を介
してデータベース1に登録されている。
【0013】ナースセンターの端末装置2には、前記デ
ータベース1からその日のスケジュール(医師や看護婦
等の病院側スタッフの巡回時間、診察時間、患者のI
D、患者に対する処置内容及び処置時間等の情報)等が
送られる。またナースセンターの端末装置2には、リス
トバンド発行機6と、バーコードリーダ7aを備えた携
帯情報端末装置(PDA)7とが接続されている。リス
トバンド発行機6は、前記データベース1から送信され
てきた患者のID情報に基づいてバーコードの付された
リストバンド8を発行する。リストバンド8は、通常、
患者が入院すると同時に発行され、ただちに患者の腕に
はめられる。またPDA7には、図2のフローチャート
に示す如く、前記スケジュールに基づくその日の対象と
なる患者のIDや処置内容等の情報がダウンロードされ
る。
【0014】病院側スタッフは、ナースセンターの端末
装置2又はPDA7を見ながら、該当する患者に対する
医用材料9を準備し、前記PDA7と共に該当する患者
10の病室へ持参する。そして、PDA7のバーコード
リーダ7aによって、患者のリストバンド8からバーコ
ード情報を読み取り、ダウンロードした患者のIDと一
致するかどうかを確認する。また患者に対する処置を行
う直前に、バーコードリーダ7aによって準備した医用
材料9のバーコード情報を読み取り、ダウンロードした
情報(医師が指示した医用材料)と一致するかどうかを
確認する。両者が、一致した場合は、適正な処置であ
り、医用材料9を適用して医師が指示した内容の通りの
処置を行う。また患者のIDの不一致又は医用材料9の
不一致があれば、処置を取り止め、その原因を探究し、
正常に戻した後、所定の処置を行うようにすればよい。
処置が完了した後は、PDA7を通じて処置が完了した
事をナースセンターの端末装置2を通じてデータベース
1へ送信し、その内容を更新登録し、必要に応じて登録
後に確認信号を受信する等すればよい。
【0015】図3及び図4は本発明の第2の実施の形態
に係るものであり、図3はシステムの全体を示すブロッ
ク図、図4はフローチャートを示すものである。この第
2の実施の形態は、携帯情報端末装置7がバーコードリ
ーダ機能と、非接触式の無線通信機能とを兼ね備えてい
る。バーコードリーダ7aについては、前記第1の実施
の形態の場合と同じである。非接触式の無線通信機能
は、RFID(Radio Freqency−IDe
ntification)と呼ばれるものであって、無
線通信方式によってデータの書き込み及び読み出しが可
能なデータキャリア(RFIDタグ)11と、平面アン
テナ等を介してデータの送受信が可能なリーダライタ1
2とから成り、データキャリア11の表面が汚れていて
も、見えなくてもアクセスが可能であり、またデータの
読み出しと書き込みが行え、幾つかのデータキャリアが
存在していても一度にアクセスできるという特徴を有し
ている。図3に示す実施の形態では、RF付きリストバ
ンド発行機13でRF付きリストバンド14を発行する
ようにしている。なお、データキャリアとしては、IC
チップ等であってもよい。
【0016】RFIDは、伝送方式の相違により、静電
結合方式,電磁結合方式,電磁誘導方式,マイクロ波方
式,光方式等があり、いずれの方式によってもよい。ま
たRFIDタグ11は、ラベル形,円筒形,カード形,
箱形,コイン形,ステック形等の形状がある。図3に示
す実施の形態では、ラベル形のものをリストバンド14
に貼り付けたり、一体成形したり、縫い付けたりして取
り付けている。
【0017】RF付きリストバンド発行機13は、デー
タベース1から送信されてきた患者のID情報(基本情
報)に基づいてRFIDタグ11が取り付けられたRF
付きリストバンド14を発行する。リストバンド14
は、通常、患者が入院すると同時に発行され、ただちに
患者の腕にはめられる。またPDA7には、データベー
ス1からその日のスケジュールに基づく対象となる患者
のIDや処置内容等の情報がダウンロードされる。
【0018】病院側スタッフは、ナースセンターの端末
装置2又はPDA7を見ながら、該当する患者に対する
医用材料9を準備し、前記PDA7と共に該当する患者
10の病室へ持参する。そして、PDA7のリーダライ
タ12によって、患者のRF付きリストバンド14のR
FIDタグ11から非接触の無線通信方式により、患者
の基本情報(ID)を読み取り、ダウンロードした患者
のIDと一致するかどうかを確認する。また患者に対す
る処置を行う直前に、リーダライタ12によって準備し
た医用材料9のRFIDタグ11に書き込まれた情報を
読み取るか、バーコードリーダによってバーコードの情
報を読み取り、ダウンロードした情報(医師が指示した
医用材料)と一致するかどうかを確認する。両者が、一
致した場合は、適正な処置であり、医用材料9を適用し
て医師が指示した内容の通りの処置を行う。また患者の
IDの不一致又は医用材料9の不一致があれば、処置を
取り止め、その原因を探究し、正常に戻した後、所定の
処置を行うようにすればよい。処置が完了した後は、P
DA7を通じて処置が完了した事をナースセンターの端
末装置2を通じてデータベース1へ送信し、その内容を
更新登録し、必要に応じて登録後に確認信号を受信する
等すればよい。
【0019】なお、データキャリアとしてのRF付きリ
ストバンド14のRFIDタグ11へは、随時、PDA
7を通じて必要情報を書き込み及び読み込むことが可能
であり、各処置が完了した後は、データベース1へ処置
済の情報を送信すると共に、当該RFタグ11へも処置
情報を書き込み、当該患者の処置履歴として保存してお
くことも可能である。従って、RFIDタグ11へPD
A7を通じて処置履歴を書き込んで残しておけば、病院
側スタッフは、図4に示すように、処置後の数時間が経
過した後においても、データベース側へアクセスせず
に、PDA7により、患者のRFIDタグ11を非接触
の無線通信方式で読み取り、当該患者の処置履歴を参照
及び確認することが可能である。
【0020】すなわち、通常の医療システムであれば、
携帯情報端末PDA7側には必ず何らかの参照すべき情
報(当該患者の基本情報及び当日の処置情報等)が入力
されており、これらの情報と、RFIDタグ11に予め
入力されている患者の基本情報及び蓄積されている処置
履歴の情報とをPDA7に読み込んで参照及び確認する
ような使用方法が普通である。ところが、携帯情報端末
PDA7に参照すべき情報が入力されていない場合で
も、RFIDタグ11に予め入力されている患者の基本
情報及び蓄積された処置履歴の情報等をPDA7に読み
込んで参照及び確認するような使用方法も可能である。
【0021】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。この第3の実施形態においては、非接触式の
無線通信機能を有する形態情報端末7でグラフィックス
データを読み書きできるようにし、患者本人の顔写真や
指紋や目の光彩等をグラフィックスデータ化することに
より、顔写真,指紋,目の光彩等によって本人であるこ
とを確認するようにしている。例えば、グラフィックス
データが顔写真である場合は、新規の患者が入院する時
にデジタルカメラ等で患者の顔写真をデータ化してデー
タベース1へ登録しておけばよい。実際の現場におい
て、本人であることを照合する場合は、PDA7で患者
のRFIDタグ11を読み込み、当該患者の顔写真をデ
ータベース1からダウンロードしてPDA7の画面へ表
示し、患者本人の顔と直接比較すれば、患者の取り違え
が発生することはない。
【0022】なお、指紋や目の光彩等の場合は、現場に
おいて照合することは困難であるので、専門の装置によ
り照合させ、その結果をPDA7に画面表示するように
すればよい。またPDA7にデジタルカメラ機能を設
け、顔写真を直接撮ったり、目の光彩を撮ったり、指紋
を読み取ったりしてデータベース1へ送信することも可
能である。
【0023】ところで、本発明は上述した実施の形態に
限定されるものではなく、適宜の変更が可能である。例
えば、PDA7でダウンロードした情報と、データベー
ス1に登録されている情報との照合を、確認することも
可能である。その確認は、異なったプロトコルによる複
数のデータ転送後の受信データ照合等の方法によればよ
い。またPDA7へ入力される情報は、医師の端末装置
3から直接ダウンロードされるようにすることも可能で
ある。またPDA7がバーコード機能及び無線通信機能
とを有する場合は、患者から読み込むIDと医用材料9
から読み込む情報とは、バーコードであってもRFID
タグからの情報であってもよく、またこれらの両方式が
混在したものであってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
データベースに接続された端末装置との間で情報を送受
信できると共にバーコードリーダ機能を有する携帯情報
端末装置を有し、患者のIDを表示するリストバンドの
バーコードから読み込んだ情報と、医用材料のバーコー
ドから読み込んだ情報と、データベースから読み込んだ
当該患者に関する情報とを照合し、患者及び医用材料の
取り違えの有無を確認した上で処置を行うようにしたか
ら、患者及び医用材料(処置する量を含む)の取り違え
へや間違いが発生することはない。
【0025】また本発明にあっては、非接触式の無線通
信機能を備えた携帯情報端末装置と、患者側に取り付け
たデータキャリアとから成り、携帯情報端末装置を通じ
て前記データキャリアの内容を読み取って表示すると共
に、処置情報等をデータキャリアへ書き込むようにし、
これらのデータキャリアの情報を携帯情報端末装置で参
照確認できるようにしたから、病院側スタッフが患者の
ところへ赴き、携帯情報端末装置を通じて各患者に装着
されたデータキャリア(無線通信方式でデータを書き込
み及び読み込むことのできるRFIDタグ、ICチップ
等)の内容を読み取って参照確認したり、また処置後の
情報を書き込み、各患者のデータキャリアへ処置履歴等
のデータを保存することも可能である。
【0026】更に、本発明にあっては、データベースに
接続された端末装置との間で情報を送受信できると共
に、非接触式の無線通信機能を備えた携帯情報端末装置
を有し、患者のIDを表示するデータキャリアから無線
通信方式により読み込んだ情報と、医用材料の情報及び
/又はデータベースから読み込んだ当該患者に関する情
報とを照合し、患者及び/又は医用材料の取り違えの有
無を確認した上で処置を行うようにしたから、患者のリ
ストバンドや衣服等に無線通信方式でデータを書き込み
及び読み出しができるデータキャリア(RFIDタグ、
ICチップ等を含む)を付けておき、これを携帯情報端
末装置で読み込んでダウンロードした情報と照合するこ
とにより、患者の取り違えを防止することが可能であ
る。また同様にして医用材料の取り違えや量を間違うこ
とも防止できる。それに加えて、本発明にあっては、処
置後の情報を簡単にデータベースへ送信することが可能
である。
【0027】更にまた、本発明にあっては、データベー
スに接続された端末装置との間で情報を送受信できると
共に、非接触式の無線通信機能を備えた携帯情報端末装
置を有し、患者からのID情報を読み込んだときに、デ
ータベースから読み込んだ当該患者に関する情報とを照
合し、携帯情報端末装置の画面にデータベースから取り
込んだ患者のグラフィックスデータを表示するようにし
たから、患者から読み込んだID情報と、予めデータベ
ースに登録してある当該患者に関するグラフィックスデ
ータ(顔写真,患者の指紋又は目の光彩等)とを照合す
ることができ、患者の取り違えが発生することはない。
また患者から読み込んだ情報を携帯情報端末装置の画面
に表示することができ、ID情報が顔写真であれば、直
接にこれを比較して確認することができるので、便利で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシステムの全
体を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るシステムのフ
ローチャート図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るシステムの全
体を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るシステムのフ
ローチャート図である。
【符号の説明】
1…データベース、2〜5…端末装置、6…リストバン
ド発行機、7…携帯情報端末装置(PDA)、7a…バ
ーコードリーダ、8…リストバンド、9…医用材料、1
0…患者、11…RFIDタグ(データキャリア)、1
2…リーダライタ、13…RF付きリストバンド発行
機、14…RF付きリストバンド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データベースに接続された端末装置との間
    で情報を送受信できると共にバーコードリーダ機能を有
    する携帯情報端末装置を有し、患者のIDを表示するリ
    ストバンドのバーコードから読み込んだ情報と、医用材
    料のバーコードから読み込んだ情報と、データベースか
    ら読み込んだ当該患者に関する情報とを照合し、患者及
    び医用材料の取り違えの有無を確認した上で処置を行う
    ようにしたことを特徴とするリスク管理支援システム。
  2. 【請求項2】非接触式の無線通信機能を備えた携帯情報
    端末装置と、患者側に取り付けたデータキャリアとから
    成り、携帯情報端末装置を通じて前記データキャリアの
    内容を読み取って表示すると共に、処置情報等をデータ
    キャリアへ書き込むようにし、これらのデータキャリア
    の情報を携帯情報端末装置で参照確認できるようにした
    ことを特徴とするリスク管理支援システム。
  3. 【請求項3】データベースに接続された端末装置との間
    で情報を送受信できると共に、非接触式の無線通信機能
    を備えた携帯情報端末装置を有し、患者のIDを表示す
    るデータキャリアから無線通信方式により読み込んだ情
    報と、医用材料の情報及び/又はデータベースから読み
    込んだ当該患者に関する情報とを照合し、患者及び/又
    は医用材料の取り違えの有無を確認した上で処置を行う
    ようにしたことを特徴とするリスク管理支援システム。
  4. 【請求項4】携帯情報端末装置が、請求項1に記載のバ
    ーコードリーダ機能と、請求項2及び3に記載の非接触
    式の無線通信機能とを備え、患者からのID及び/又は
    医用材料からの情報を、バーコード及び/又はデータキ
    ャリアから読み込むようにした請求項2又は3に記載の
    リスク管理支援システム。
  5. 【請求項5】処置後の情報をデータベースへ送信するよ
    うにした請求項1、3、4のいずれかに記載のリスク管
    理支援システム。
  6. 【請求項6】データベースに接続された端末装置との間
    で情報を送受信できると共に、非接触式の無線通信機能
    を備えた携帯情報端末装置を有し、患者からのID情報
    を読み込んだときに、データベースから読み込んだ当該
    患者に関する情報とを照合し、携帯情報端末装置の画面
    にデータベースから取り込んだ患者のグラフィックスデ
    ータを表示するようにしたことを特徴とするリスク管理
    支援システム。
JP2001037916A 2000-05-26 2001-02-15 リスク管理支援システム Pending JP2002230182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037916A JP2002230182A (ja) 2000-05-26 2001-02-15 リスク管理支援システム

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000155652 2000-05-26
JP2000366707 2000-12-01
JP2000-155652 2000-12-01
JP2000-366707 2000-12-01
JP2001037916A JP2002230182A (ja) 2000-05-26 2001-02-15 リスク管理支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002230182A true JP2002230182A (ja) 2002-08-16

Family

ID=27343517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001037916A Pending JP2002230182A (ja) 2000-05-26 2001-02-15 リスク管理支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002230182A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004348717A (ja) * 2003-04-28 2004-12-09 Olympus Corp 病院情報システム
JP2005056395A (ja) * 2003-07-08 2005-03-03 Becton Dickinson & Co ポイントオブケア情報管理システム
WO2006038434A1 (ja) * 2004-10-05 2006-04-13 Takaharu Sekine 作業状態検知装置
JP2007015115A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Sato Corp 携帯情報記録担体発行装置
JP2010205221A (ja) * 2009-03-06 2010-09-16 Yahoo Japan Corp 認証装置、認証方法及びプログラム、並びに受験システム
US9913698B2 (en) 2003-09-02 2018-03-13 Fujitsu Limited Medicine ingestion state management method, medicine and medicine ingestion state management device
US11165964B2 (en) 2018-02-20 2021-11-02 Canon Kabushiki Kaisha Image capture apparatus and method for controlling the same

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004348717A (ja) * 2003-04-28 2004-12-09 Olympus Corp 病院情報システム
JP2005056395A (ja) * 2003-07-08 2005-03-03 Becton Dickinson & Co ポイントオブケア情報管理システム
US10492887B2 (en) 2003-09-02 2019-12-03 Fujitsu Limited Medicine ingestion state management method, medicine and medicine ingestion state management device
US10265139B2 (en) 2003-09-02 2019-04-23 Fujitsu Limited Medicine ingestion state management method, medicine and medicine ingestion state management device
US9913698B2 (en) 2003-09-02 2018-03-13 Fujitsu Limited Medicine ingestion state management method, medicine and medicine ingestion state management device
JP4733203B2 (ja) * 2004-10-05 2011-07-27 高陽 関根 通信装置
JP2010093840A (ja) * 2004-10-05 2010-04-22 Koyo Sekine 作業状態検知装置
JP4527174B2 (ja) * 2004-10-05 2010-08-18 高陽 関根 通信装置
JP2010259123A (ja) * 2004-10-05 2010-11-11 Koyo Sekine 作業状態検知装置
US7911342B2 (en) 2004-10-05 2011-03-22 Takaharu Sekine Operation state detection device
JP4665049B2 (ja) * 2004-10-05 2011-04-06 高陽 関根 作業状態検知装置
JP2010033584A (ja) * 2004-10-05 2010-02-12 Koyo Sekine 作業状態検知装置
JP2009153159A (ja) * 2004-10-05 2009-07-09 Koyo Sekine 作業状態検知装置
WO2006038434A1 (ja) * 2004-10-05 2006-04-13 Takaharu Sekine 作業状態検知装置
JP2007015115A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Sato Corp 携帯情報記録担体発行装置
JP2010205221A (ja) * 2009-03-06 2010-09-16 Yahoo Japan Corp 認証装置、認証方法及びプログラム、並びに受験システム
US11165964B2 (en) 2018-02-20 2021-11-02 Canon Kabushiki Kaisha Image capture apparatus and method for controlling the same
US11523062B2 (en) 2018-02-20 2022-12-06 Canon Kabushiki Kaisha Image capture apparatus and method for controlling the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2004250970B2 (en) Electronic security system for monitoring and recording activity and data relating to institutions and clients thereof
US8284024B2 (en) System and method of issuing patient identification devices
US20040257224A1 (en) Electronic security system for monitoring and recording activity and data relating to institutions and clients thereof
CN102799783A (zh) 一种基于非接触ic/id卡的患者身份识别系统和方法
US20060213981A1 (en) Portable information processing terminal apparatus
US20060218626A1 (en) Patient identification and information protection system and method
JP2004348717A (ja) 病院情報システム
JP2004046582A (ja) 医療情報管理システム及び管理方法
JP2003225305A (ja) 点滴システム及び点滴装置の使用方法
US7885826B2 (en) Medical service support system, medical service support server, and medical service support terminal for supporting medical service
CN105787533A (zh) 一种基于nfc的病人身份识别系统
WO2000043941A1 (en) Method, device and system for facilitating entry and update of multi-source medical information
WO2001069510A1 (fr) Systeme de gestion d'informations medicales
JP2002230182A (ja) リスク管理支援システム
Razmi et al. The use of NFC technology to record medical information in order to improve the quality of medical and treatment services
JP2002366665A (ja) 医療情報管理システム及び医療情報管理方法
JP2004094363A (ja) 携帯型患者オーダ情報確認装置
EP1077415A1 (en) System and method for remotely accessing user data records
JP2002123603A (ja) 患者案内システム
JP2003067488A (ja) 医療情報管理システムと患者識別用携帯端末
JP2002041656A (ja) 医療情報管理システム
WO2002041237A1 (en) A system for non-contact identification and retrieval of an individuals personal information
JP2002366650A (ja) 病院総合管理システムおよび方法
JP2000311194A (ja) 個人認証システム
US20190287671A1 (en) System, method and apparatus for managing surgical procedures

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060912