JP2004094363A - 携帯型患者オーダ情報確認装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】実施担当者にオーダ情報を的確に確認させる携帯型確認装置の提供。
【解決手段】ホストコンピュータDから送信された、医師からの実施対象患者A−2に対する医療行為の指示内容を表わすオーダ情報を受信すると、オーダ情報を表示部に表示させて、オーダ情報を本携帯型患者オーダ情報確認装置を携帯している実施担当者A−1に確認させると共に、オーダ情報をメモリに、記憶されたオーダ情報として記憶させる第1のステップと、実施担当者によって、オーダ情報中の実施対象患者と実施する医療行為と該医療行為をいつ実施するかを表わす実施時間とが確認され、実施対象患者に医療行為が実施された時に、実施担当者によって入力された、実施対象患者に医療行為をいつ実施したかを表わす実施結果情報を受けると、実施結果情報をホストコンピュータに送信する第2のステップとを実行する携帯型患者オーダ情報確認装置。
【選択図】 図1
【解決手段】ホストコンピュータDから送信された、医師からの実施対象患者A−2に対する医療行為の指示内容を表わすオーダ情報を受信すると、オーダ情報を表示部に表示させて、オーダ情報を本携帯型患者オーダ情報確認装置を携帯している実施担当者A−1に確認させると共に、オーダ情報をメモリに、記憶されたオーダ情報として記憶させる第1のステップと、実施担当者によって、オーダ情報中の実施対象患者と実施する医療行為と該医療行為をいつ実施するかを表わす実施時間とが確認され、実施対象患者に医療行為が実施された時に、実施担当者によって入力された、実施対象患者に医療行為をいつ実施したかを表わす実施結果情報を受けると、実施結果情報をホストコンピュータに送信する第2のステップとを実行する携帯型患者オーダ情報確認装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、オーダリング、電子カルテ、看護支援、医療過誤防止、患者認証等のシステムに係わり、医師からのオーダに対して該オーダが実施されたか否かを管理する医療業務管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、医療施設にあるシステムとしては、医師がオーダ(患者に対して医師が治療などを目的として行う医療行為の指示)を入力するオーダリングシステム、患者個人を確認する患者認証システム、患者とその患者に与える薬に間違いがないかを確認する医療過誤防止システムなどが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記オーダリングシステムにおけるオーダ情報は、専用端末の画面表示、帳票出力などの方法で確認できる。従って、オーダを基に医療行為を患者に実施する実施担当者(入院患者の看護を行う医療従事者または看護者)は、操作のできる専用端末を操作して、オーダー情報を画面表示するか、オーダー情報を表示させた帳票を発行させることにより、オーダー情報を確認する。また、実施担当者は、指示されたオーダに対する医療行為の実施を表わす実施入力または該医療行為の実施完了を表わす実施完了入力は、入力しないか、または医療行為が終了した後に、専用端末のある場所まで移動して入力を行っている。
【0004】
上記患者認証システムや上記医療過誤防止システムでは、患者個人につけられたリストバンド上にあるバーコード等を専用の携帯端末に読込ませて、患者の確認を行っている。が、この携帯端末でオーダの内容を見る事や、オーダリングシステム側でオーダが入力されたかどうかは判明できない。また、各患者個人の情報はコードと患者名などの文字であり、絶対的に患者を特定できるものではない。
【0005】
本発明の課題は、オーダ内容を的確に実施担当者に伝え、実施対象となる患者と実施内容とを確認した後に指示されたオーダを実施でき、その場において実施したことを報告する為の実施入力を行える携帯型患者オーダ情報確認装置、その携帯型患者オーダ情報確認装置を含む患者オーダ情報確認システム、及び前記携帯型患者オーダ情報確認装置用のプログラムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様によれば、プロセッサと、当該プロセッサにより制御される表示部と、前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納すると共に前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するメモリとを備えた携帯型患者オーダ情報確認装置であって、
前記所定の処理は、
ホストコンピュータから送信された、医師からの実施対象患者に対する医療行為の指示内容を表わすオーダ情報を受信すると、該オーダ情報を前記表示部に表示させて、前記オーダ情報を前記携帯型患者オーダ情報確認装置を携帯している実施担当者に確認させると共に、前記オーダ情報を前記メモリに、記憶されたオーダ情報として記憶させる第1のステップと、
前記実施担当者によって、前記オーダ情報中の実施対象患者と実施する医療行為と該医療行為をいつ実施するかを表わす実施時間とが確認され、前記実施対象患者に前記医療行為が実施された時に、前記実施担当者によって入力された、前記実施対象患者に前記医療行為をいつ実施したかを表わす実施結果情報を受けると、該実施結果情報を前記ホストコンピュータに送信する第2のステップとを含むことを特徴とする携帯型患者オーダ情報確認装置が得られる。
【0007】
本発明の第2の態様によれば、ホストコンピュータと、該ホストコンピュータに接続された携帯型患者オーダ情報確認装置とを含む患者オーダ情報確認システムにおいて、
前記携帯型患者オーダ情報確認装置は、プロセッサと、当該プロセッサにより制御される表示部と、前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納すると共に前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するメモリとを備え、
前記所定の処理は、
ホストコンピュータから送信された、医師からの実施対象患者に対する医療行為の指示内容を表わすオーダ情報を受信すると、該オーダ情報を前記表示部に表示させて、前記オーダ情報を前記携帯型患者オーダ情報確認装置を携帯している実施担当者に確認させると共に、前記オーダ情報を前記メモリに、記憶されたオーダ情報として記憶させる第1のステップと、
前記実施担当者によって、前記オーダ情報中の実施対象患者と実施する医療行為と該医療行為をいつ実施するかを表わす実施時間とが確認され、前記実施対象患者に前記医療行為が実施された時に、前記実施担当者によって入力された、前記実施対象患者に前記医療行為をいつ実施したかを表わす実施結果情報を受けると、該実施結果情報を前記ホストコンピュータに送信する第2のステップとを含むことを特徴とする患者オーダ情報確認システムが得られる。
【0008】
本発明の第3の態様によれば、プロセッサと、当該プロセッサにより制御される表示部と、前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納すると共に前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するメモリとを備えた携帯型患者オーダ情報確認装置における前記プログラムであって、
前記所定の処理は、
ホストコンピュータから送信された、医師からの実施対象患者に対する医療行為の指示内容を表わすオーダ情報を受信すると、該オーダ情報を前記表示部に表示させて、前記オーダ情報を前記携帯型患者オーダ情報確認装置を携帯している実施担当者に確認させると共に、前記オーダ情報を前記メモリに、記憶されたオーダ情報として記憶させる第1のステップと、
前記実施担当者によって、前記オーダ情報中の実施対象患者と実施する医療行為と該医療行為をいつ実施するかを表わす実施時間とが確認され、前記実施対象患者に前記医療行為が実施された時に、前記実施担当者によって入力された、前記実施対象患者に前記医療行為をいつ実施したかを表わす実施結果情報を受けると、該実施結果情報を前記ホストコンピュータに送信する第2のステップとを含むことを特徴とする携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラムが得られる。
【0009】
なお、上記第1の態様による携帯型患者オーダ情報確認装置、上記第2の態様による患者オーダ情報確認システム、及び上記第3の態様による携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラムのいずれかにおいて、
前記所定の処理は、更に、
前記第1及び前記第2のステップとの間に行われ、前記記憶されたオーダ情報の中にある実施時間を基に、前記実施時間より所定時間前、前記実施時間のその時点、及び前記実施時間より一定時間経過しても前記実施結果情報を受けなかった場合に、アラームを鳴らして予告及び警告するステップを含んでも良い。
【0010】
また、上記第1の態様による携帯型患者オーダ情報確認装置、上記第2の態様による患者オーダ情報確認システム、及び上記第3の態様による携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラムのいずれかにおいて、
前記第1のステップは、前記ホストコンピュータから、前記実施対象患者の認証のために前記オーダ情報に含ませて、送信された、患者の顔写真を含む患者情報を受信すると、該オーダ情報に含まれている、患者の顔写真を含む患者情報をも前記表示部に表示させて、前記患者の顔写真を含む患者情報をも前記実施担当者に確認させると共に、前記患者の顔写真を含む患者情報を含む前記オーダ情報を前記メモリに、前記記憶されたオーダ情報として記憶させるステップであっても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】
[実施例]
次に本発明の実施例について説明する。
【0012】
図1を参照すると、本発明の一実施例による患者オーダ情報確認システムは、ホストコンピュータDと、ホストコンピュータDに接続インターフェイスCを介して接続された携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)Bとを含んでいる。
【0013】
図2を参照すると、携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)Bは、プロセッサ10と、プロセッサ10により制御される、例えば液晶ディスプレイからなる表示部30と、プロセッサ10に所定の処理を実行させるためのプログラム(携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラム)60を格納すると共にプロセッサ10がプログラム60を実行する際に一時記憶としても動作するメモリ20とを備えている。携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)Bは、更に、キー入力部50と、ホストコンピュータDと接続インターフェイスCを介して通信するための通信手段40とを備えている。
【0014】
プロセッサ10は、メモリ20に格納されたプログラム(携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラム)60に従って、以下のステップを前記所定の処理として実行する。
【0015】
すなわち、図2に図1をも加えて参照して、プロセッサ10は、ホストコンピュータDから送信された、医師からの実施対象患者A−2に対する医療行為の指示内容を表わすオーダ情報を通信手段(すなわち送受信手段)40により受信すると、オーダ情報を表示部30に表示させて、オーダ情報を携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)Bを携帯している実施担当者A−1に確認させると共に、オーダ情報をメモリ20に、記憶されたオーダ情報として記憶させる第1のステップを実行する。
【0016】
なお、ホストコンピュータDから送信されるオーダ情報は、医師オーダ入力EとしてホストコンピュータDに入力されたものである。
【0017】
図2に図3をも加えて参照して、プロセッサ10は、実施担当者A−1によって、オーダ情報中の実施対象患者A−2と、実施する医療行為(例えば、○○注射)と、該医療行為をいつ実施するかを表わす実施時間とが確認され、実施対象患者A−2に前記医療行為が実施された時に、実施担当者A−1によって入力された、実施対象患者A−2に前記医療行為をいつ実施したかを表わす実施結果情報を受けると、該実施結果情報を通信手段(すなわち送受信手段)40によりホストコンピュータDに送信する第2のステップを実行する。
【0018】
また、プロセッサ10は、前記第1及び前記第2のステップとの間において、メモリ20に記憶されたオーダ情報の中にある実施時間を基に、前記実施時間より所定時間前(例えば、30分前)、前記実施時間のその時点、及び前記実施時間より一定時間経過しても前記実施結果情報を受けなかった場合に、アラームを鳴らして予告及び警告するステップを実行する。
【0019】
また、プロセッサ10は、ホストコンピュータDから、実施対象患者A−2の認証のために前記オーダ情報に含ませて、送信された、患者の顔写真を含む患者情報を受信した場合、該オーダ情報に含まれている、患者の顔写真を含む患者情報をも表示部30に表示させて、患者の顔写真を含む患者情報をも実施担当者A−1に確認させると共に、患者の顔写真を含む患者情報を含む前記オーダ情報をメモリ20に、前記記憶されたオーダ情報として記憶させる。
【0020】
携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)Bの表示部30に患者の顔写真を含む患者情報を表示させた状態を図4に示す。
【0021】
このように、表示部30に表示させた、患者の顔写真を含む患者情報を基に、実施対象患者A−2を認証することにより、同姓同名の患者がいても誤って認証することがない。
【0022】
ここで、図1及び図3を参照して、上述した実施例による患者オーダ情報確認システムを要約する。
【0023】
この患者オーダ情報確認システムは、医師の患者に対するオーダが発生した場合に、このオーダを患者に実施するにあたっては、▲1▼誰に、何を、いつするのか。▲2▼誰が、何を、いつ実施したのかの情報が必要になることに基づく。
【0024】
そして、携帯型患者オーダ情報確認装置Bをオーダの実施担当者A−1に持たせ、装置Bにより患者の担当者または実施担当者個人であることを認証する操作を行う。
【0025】
▲1▼に対する解決手段として医師が入院患者に対するオーダを行った時点でホストコンピュータDより携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)Bに接続インターフェイスCを通してオーダ情報を送信する。Bはオーダ情報の受信を携帯者に伝え、オーダ情報の中にある実施時間を基に実施“(例えば30分前)”、及び実施時間、実施時間が経過しても実施されなかった場合等にBよりアラームを鳴らして予告及び警告する。
【0026】
▲2▼に対する解決手段として、実施担当者A−1、患者A−2、医師のオーダにより準備された実施材料(医療材料)A−3及びA−4のそれぞれを認証することのできる指標を、携帯端末Bに付属するバーコードリーダ、ICカードリーダ、無線タグリーダ等によりこれを読込み、Bに付属する表示部に表示、実施担当者A−1が目視等で確認を行った後に、オーダを患者に実施したことをBを操作することで、接続インターフェイスCを通して情報を管理するホストコンピュータDに送信する。
【0027】
[実施例の特徴の説明]
次に、図1及び図3を参照して、上述した実施例による患者オーダ情報確認システムの特徴を項目別に説明する。
【0028】
・オーダ情報の受信と確認
医師がホストコンピュータDまたはオーダリングシステム等でオーダを入力した情報Eを、有線/無線などで構築するインターフェイスCを介して接続される携帯端末Bに送信する。医療施設内にいる実施担当者A−1の持つ携帯端末Bにオーダ情報の一部または全部を転送することで、特定の処理端末、帳票装置に頼らずにオーダ情報を得る事ができる。また、医療施設内の任意な場所でオーダ情報の入力があったことが携帯端末Bにより確認できる。
【0029】
・オーダ実施の準備、実施、未実施の予告と警告
オーダ情報のある患者A−2に対して指示の実施を行う時間を示した実施時間を基に、そのオーダの実施をするに必要な材料A−3や用具A−4の準備を始める時間、実際に患者A−2に指示を実施する時間、指示された実施時間を過ぎても実施が行われなかった場合などに携帯端末Bより予告、警告を出す事で、確実に指示をされたオーダ内容を指示された実施時間に患者A−2に対して実施ができる。
【0030】
・患者個人の特定
患者個人やオーダにより準備される材料については、患者個人を特定するために、図5〜図7のように,患者の患者番号、患者名などの文字情報と共に顔写真(入院時等に撮影)を添付(リストバンド上に印刷、タックシール上に印字した物を貼付する)することで同姓同名であっても顔写真で認証が可能となる。また、上述したように、図4に示したように、携帯端末Bにより患者認証をする場合にも携帯端末Bの画面上に患者情報と共に顔写真E−4を表示することで、容易に認証が可能となる。
【0031】
なお、図5は、リストバンド上に印字された患者情報と顔写真E−1を示し、図6は、注射器に貼付した患者情報と顔写真E−2を示し、図7は、投薬材に貼付した患者情報と顔写真E−3を示す。
【0032】
・未実施オーダの実施警告
過去のオーダされたオーダ情報の中で実施されなかったオーダ情報に対して、実施者A−1がこの指示による実施を患者A−2に行う場合には、携帯端末Bより警告を発生する。また、実施の順番をオーダ情報の前後の情報により確認し、実施順の違うことについて携帯端末Bより警告を発生する。
【0033】
・実施情報の送信
図3のように、医師のオーダに対して実施の準備、患者への実施を行った後、携帯端末Bにより時間、場所、実施者、患者実施内容等実施した事の情報をホストコンピュータDに送信することで、オーダされた医療行為の終了を示す。また、専用端末の設置してある場所まで戻らず発生源で実施を入力でき、患者本人の確認、オーダの確認、実施準備品の確認など医療過誤防止としての利点を持つ。ホストコンピュータDはこの情報を受け、情報の関連する電子カルテ、医療会計、在庫管理システム等のシステムに情報を反映させる。
【0034】
[実施例の動作]
次に、図1、図3、図4〜図7を参照して、上述した実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を説明する。
【0035】
図1において、入院患者を対象とした患者への処置等を含む治療等を目的とした医師からのオーダ(指示)は、ホストコンピュータDに接続された端末Eにより行われる。この情報は患者A−2の医療行為の実施を担当する医療従事者や介護担当者A−1の持つ携帯端末Bに送られる。携帯端末BにはホストコンピュータDから有線/無線などで接続を可能とするインターフェイスCを介して送られる。携帯端末Bは医療従事者や介護担当者A−1が病棟内の巡回時にバイタルサインや患者の観察結果入力するなどの目的で携帯する携帯式データ端末、医療施設内で許可された携帯電話及びPHSなど無線端末、及び携帯型ナースコール等の通信装置、表示装置、外部認証リーダ(バーコードなど)とキー等の入力装置、アラーム機能の一体または組合せた携帯端末を示し、携帯端末装置により医療行為実施の担当者を判別する(例えば全職員に持たせて電話番号などで判別する、使用者に職員ID、パスワードなどを入力し、端末と使用者の関連付けを予め実施しておくなど)。
【0036】
携帯端末Bは、ホストコンピュータDからのオーダ情報を患者単位、時間単位に並べ替えると共に、オーダを受信したことを携帯端末Bに内蔵されているアラーム、画面に表示等で通知する。通知されたオーダ情報の実施時間を基に実施するに必要な材料の準備時間、実施時間に予告として携帯端末Bのアラーム及び画面に表示等にて予告する。上述のアラーム等を無視して、実施時間が経過したにも関わらず実施が入力されないオーダ情報については、オーダ情報の削除またはアラームの警告期間を過ぎること以外の状況においては携帯端末Bのアラーム及び画面に表示等にて警告する。
【0037】
医療行為を始める前に携帯端末Bにより、医療行為をする者A−1を携帯端末自体又はA−1個人を認証するネームプレート上に予め印刷された認証できるバーコード、ICカード、無線タグなどにより携帯端末Bに認証させる。次に医療行為を受ける患者A−2を本人と認証する目的で患者自身につけられたリストバンドやネームプレート上にあるバーコード、ICカード、無線タグなどを携帯端末Bのリーダで読込ませる事により、携帯端末上に患者の属性情報及び顔写真などを表示して患者を認証する。さらに医療行為により使用される材料などA−3,A−4を認証するために材料に貼付等されたバーコード、無線タグなどを携帯端末Bのリーダで読込ませることにより患者のための材料であることを認証させる。(バーコード等の情報は携帯端末Bが容易に情報を得られる手段として行っているもので、人が行う場合には患者本人からの名前等の確認他、患者の顔とリストバンド上、材料上の顔写真を合わせて確認することで容易に、又確実に認証が実施できる。)加えて携帯端末Bに内蔵されたカレンダー機能の情報などを合せ指示された医療行為であることを携帯端末Bの画面上に“適合”や“OK”などの文字により表示する。これにより医療行為をする者が、医療行為を受ける患者本人であることの確認と、その患者のための医療行為を行う為の材料であることを確認することができる。A−1からA−4までの認証を行っている場合にその対象患者以外情報が扱われる情報不一致や、その患者に対して過去に実施されていないオーダに対して医療行為を実施しようとしている場合など未実施がある場合には携帯端末Bによりアラームにて警告する。
【0038】
入院患者A−2に対するオーダについて、担当者A−1が実施を行う前に、今回行うオーダを基にその前後のオーダ情報を確認し、オーダの禁忌(Zの薬を飲む前にXの注射は不可などの禁忌情報)を携帯端末Bを介して確認する。
【0039】
入院患者A−2に対するオーダについて、担当者A−1が実施を行った後に実施した日時、場所、実施者、患者、オーダ、実施材料などの情報を携帯端末Bを介してホストコンピュータ等に送信する。
【0040】
上記の実施例による患者オーダ情報確認システムによれば、医師からのオーダが、携帯端末を介して直接実施者に届く為、オーダのやり忘れがない。
【0041】
また、実施情報を実施者が入力する為、未実施オーダの把握ができる。また、前後の未実施オーダをチェックすることで、禁忌情報を提供できる。
【0042】
更に、患者個人及び患者用に用意された材料等について、文字と写真で認証できる。また、携帯端末に同等の内容を表示することでも容易に認証できる。
【0043】
また、実施準備開始時間、実施時間について実施者が容易に確認できる。
【0044】
[実施例の更に詳細な説明]
次に、図1、図3、図4〜図7を参照して、上述した実施例による患者オーダ情報確認システムを更に詳細に説明する。
【0045】
−1. 入院患者A−2は、患者本人を特定する為に患者の身体等にリストハンド(患者の顔写真を含む患者清報を印字してあり、さらに携帯端末等に接続または付属する光学的(バーコード)、機械的(凸凹、点字等)、電磁的(RFID)等に読み取れる手段があるもの)や患者用名札をつける。または、ベッドサイドに患者の顔写真を含む患者情報を掲示する。
【0046】
−1.1. 入院時に、患者氏名等の患者属性のほか、患者の顔写真や身体の特長等、個人を特定できる情報をホストコンピュータに登録する。この後−1.で示すリストバンドや患者用名札等を発行すると共に、携帯端末を介して読み込む事が可能な光学的(バーコード)、機械的(凸凹、点宇等)、電磁的(RFID)等の処理を行う。
【0047】
−2. 入院患者に医療行為を行う実施者A−1についての特定は、従業員証上に携帯端末等に接続または付属する光学的、機械的、電磁的等に読み取れる手段があるものや、携帯端末より実施者を特定できるコード(従業員番号)とパスワードの入力、または携帯端末固有の端末番号や電話番号により行う。
【0048】
−2.1. 携帯端末は、病院ホストコンピュータと無線LANまたは、PHSなど医療機器に影響のでにくい微弱電波を利用したインフラにより接続する。無線LANについては直接ホストコンピュータのLANに接続できるが、PHSの場合では、構内電話交換機よりディジタル情報をやり取りする為の通信制御装置(PIAF)を介して、ホストコンピュータのLANに接続する。
【0049】
−3. 病院においてはひとりの患者に対する看護はチームで実施する事があるため、医師からの指示は複数の実施者に通知する必要がある。
【0050】
−4. 医師が患者に対する医療行為に対して予めオーダ(実施指示)をホストコンピュータDの端未Eより予約入力する。例えば朝9時に、OO注射をする。昼食後、△△薬を飲むなど。
【0051】
−4.1 予約オーダ入力より実施に必要な医療材料を準備する為の材料一覧票や誰の為の実施材料を特定する為の材料確認票E−2、E−3を発行する。材料確認票は実施患者の顔写真や情報が印字され、携帯端末等により光学的、機械的、電磁的等に読み取れる手段が付属している。
【0052】
−5. 予約オーダ情報はホストコンピュータに蓄積される。
【0053】
−6. 医師の入力した才―ダ情報の内容を携帯端末から見る場合。
【0054】
−6.1. 携帯端末のiモード(登録商標)やWeb接続機能により病院のインフラを介して、ホストコンピュータの情報が検索できるWebサーバに接続する。
【0055】
−6.2. オーダ表示サイトのアクセスすることで特定の患者情報(顔写真を含む)や予約オーダを確認する事ができる。
【0056】
−7. 医師の入力したオーダ情報を実施者に通知する場合。
【0057】
−7.1. 入力した医師、入力した日時、入力されたオーダの対象となる患者、実施日時、入力情報の区分(新規人力・内容の変更・オーダの削除等)等は直ちにオーダ対象となる患者担当の実施チームA−1の集まりが持つ携帯端末に電話呼び出し、メール機能、画面表示などの形で接続インターフェイスCを通して行う。
【0058】
−7.2. PDA(Personal Digital Assistants)など常時電源を入れていない携帯端末については、携帯端末の通信手段として用いる通信モジュールのみの電源を常時つけておき、電話等を通信モジュールが受信した場合には電気的または機械的にPDAの電源を投入し、受信したデータを処理する。
【0059】
−7.3. 携帯端末側の処理はPDAなどメモリーを持つ場合には実施日時、患者コード、患者顔写真、オーダ情報をメモリー上に実施日時順にソートし、未実施として記億する。ただし、オーダ情報などは変更する場合や守秘などの関係から携帯端末には記憶せず整理番号としてホストコンピュータ側で採番されたオーダ整理番号を記億する。
【0060】
−7.4. オーダ内容を確認したい場合にはメモリー上にある情報をキーにWebによりホストコンピュータに情報を問合せる。
【0061】
−7.5. 看護チームのメンバーは常時病院など医療施設内にいるとは限らず、勤務時間帯や休日の処理として、オーダ情報を送信する方としない方が発生する。勤務時間帯を予め把握することで病院内にいない方への情報を送らず、出勤した時に、休日分の実施済み情報やその日以降の予約オーダを一括して受信して処理することで情報効率を上げることができる。
【0062】
−8. オーダに対して準備が必要な項目(例えば注射の準備で、注射器、針、アルコール綿、注射薬の準備が必要)については、予約オーダ時に入力された実施時間または、昼食後などでは病院の配膳時間から推定するなどして、予約オーダ実施前に材料を準備する為のアラームを携帯端末より発生させると共にオーダの主旨を携帯端末の画面上に表示する。実施前の準備時間は各項目により異なる為、任意となる。
【0063】
−8.1. メモリーを持たない携帯端末や常時電源が投入されていない携帯端末では、ホストコンピュータより接続インターフェイスを介して携帯端末に前記の方法で通知する。
【0064】
−8.2. メモリーを持ち常時電源が投入されいてる携帯端末では、タイマー機能によりアラームを発生させる。
【0065】
−8.3. アラームは実施者が携帯端末を確認後、操作をして止める。
【0066】
−8.4. 予約オーダの内容により医療材料を準備し、−4.1.で発行した材料確認票を準備材料に貼付などをして、患者と材料を特定する。
【0067】
−9. オーダに対する実施時間が来たことを−8.の方法で通知する。
【0068】
−9.1. −9.の処理ではアラームを止めただけであり予約オーダを実施していない。
【0069】
−10. 実施者チーム内の実施者が予約オーダを実施する場合には、携帯端末をブラウザなどのWeb処理画面にし、実施オーダ確認サイトを表示させる。実施者(携帯端末、従業員コード、従業員証により特定)、患者(リストハンド、ベッドサイドの入院票により特定)、準備材料(オーダ時に発行された準備材料確認票により特定)を携帯端末機内または接続のバーコードリーダ等により読み込ませ、患者と準備材料の情報がオーダ情報と一致する事を確認する為に、読み込んだ情報を接続インターフェイスを介してホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータ側で患者の予約されたオーダに対する準備材料であることを確認し、これを承認して携帯端末側に適合の回答を帰す。
【0070】
−10.1. ホストコンピュータによる患者と準備材料か一致しなかった場合には、携帯端末側には不適合の回答を掃す。
【0071】
−10.2. 不適合の場合は、患者に対する準備材料での実施を行わない。
【0072】
−10.3. 情報が一致していても不適合の回答を帰す場合がある。
【0073】
−10.4. ホストコンピュータには既に入力されたオーダの他に実施を記憶している。オーダの順番と実施の順番は必ずしも一致しない。オーダを入力する際に注意をした実施順番が逆転する事や、時間を開けた行為に対しても実施時期が一致する事もある。これらオーダ上の意志を反映させる為に、これから実施する内容の前後と今回の実施内容を禁忌情報や患者アレルギー情報と比較して、これに一致した場合には禁忌または患者アレルギーなどとして実施不適合を回答として帰す。
【0074】
−11. ホストコンピュータからの回答が適合の場合には、オーダを実施する。実施した事は、−10.の処理延長として携帯端末より接続インターフェイスを通じてホストコンピュータに送られ、実施日時と実施者が記憶され未実施を実施に変更する。
【0075】
−12. オーダが実施されると状況変更となる為、−7.の処理同様に実施者チームに実施済みとしてホストコンピュータより情報を携帯端末に送信する。
【0076】
−12.1. 実施済みの情報を受けた携帯端末は、メモリー機能を持たない場合は無応答、メモリー機能を持つものは未実施項目を実施済みに変更または消去する。
【0077】
−12.2. 実施については、実施時に使った医療材料を管理するコンピュータシステムにも実施済み情報を送信することで、使用した材料の使用量を減らす処理を行う。
【0078】
−13. 実施時間を過ぎたにも関わらず未実施の予約オーダは、所定の時間経過後にオーダの実施を催促するアラームを−8.の方法で通知する。
【0079】
−13.1. 未実施については、オーダ実施の有効期限を項目単位に設定し、この時間内において実施された場合には、−10.に従い処理する。
【0080】
−13.2. オーダ実施有効期限外については、携帯端末側は期限切れ未実施として実施領域に移動するか消去する。また、ホストコンピュータ側では未実施として、一覧表等掲載するほか、会計処理を行わない処理を行う。
【0081】
−13.3. オーダ実施有効期限外に携帯端末により、患者と材料を確認した場合には、−13.2.の処理により情報は存在しない為、オーダ実施有効期限外としてアラームを発生させる。実施者はアラームを止め、内容を確認する。
【0082】
上述の実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を、図8〜図25に示す。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、オーダ内容を的確に実施担当者に伝え、実施対象となる患者と実施内容とを確認した後に指示されたオーダを実施でき、その場において実施したことを報告する為の実施入力を行える携帯型患者オーダ情報確認装置、その携帯型患者オーダ情報確認装置を含む患者オーダ情報確認システム、及び前記携帯型患者オーダ情報確認装置用のプログラムを得れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による患者オーダ情報確認システム(オーダ入力から携帯端末への配信、及び実施担当者・患者・材料の認証について)を説明するための図である。
【図2】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)のブロック図である。
【図3】上記実施例による患者オーダ情報確認システム(患者へのオーダ実施及び携帯端末からの実施入力について)を説明するための図である。
【図4】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)を、それに顔写真を含む患者情報が表示された状態にて示した図である。
【図5】上記実施例による患者オーダ情報確認システムにおいて用いられる、顔写真を含む患者情報が表示されたリストバンドを示した図である。
【図6】上記実施例による患者オーダ情報確認システムにおいて用いられる、顔写真を含む患者情報が貼付された注射器を示した図である。
【図7】上記実施例による患者オーダ情報確認システムにおいて用いられる、顔写真を含む患者情報が貼付された投薬材を示した図である。
【図8】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図9】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図10】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図11】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図12】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図13】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図14】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図15】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図16】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図17】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図18】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図19】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図20】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図21】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図22】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図23】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図24】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図25】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【符号の説明】
A−1 実施担当者
A−2 患者
B 携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)
C 接続インターフェイス
D ホストコンピュータ
10 プロセッサ
20 メモリ
30 表示部
40 通信手段
50 キー入力部
60 プログラム(携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラム)
【発明の属する技術分野】
この発明は、オーダリング、電子カルテ、看護支援、医療過誤防止、患者認証等のシステムに係わり、医師からのオーダに対して該オーダが実施されたか否かを管理する医療業務管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、医療施設にあるシステムとしては、医師がオーダ(患者に対して医師が治療などを目的として行う医療行為の指示)を入力するオーダリングシステム、患者個人を確認する患者認証システム、患者とその患者に与える薬に間違いがないかを確認する医療過誤防止システムなどが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記オーダリングシステムにおけるオーダ情報は、専用端末の画面表示、帳票出力などの方法で確認できる。従って、オーダを基に医療行為を患者に実施する実施担当者(入院患者の看護を行う医療従事者または看護者)は、操作のできる専用端末を操作して、オーダー情報を画面表示するか、オーダー情報を表示させた帳票を発行させることにより、オーダー情報を確認する。また、実施担当者は、指示されたオーダに対する医療行為の実施を表わす実施入力または該医療行為の実施完了を表わす実施完了入力は、入力しないか、または医療行為が終了した後に、専用端末のある場所まで移動して入力を行っている。
【0004】
上記患者認証システムや上記医療過誤防止システムでは、患者個人につけられたリストバンド上にあるバーコード等を専用の携帯端末に読込ませて、患者の確認を行っている。が、この携帯端末でオーダの内容を見る事や、オーダリングシステム側でオーダが入力されたかどうかは判明できない。また、各患者個人の情報はコードと患者名などの文字であり、絶対的に患者を特定できるものではない。
【0005】
本発明の課題は、オーダ内容を的確に実施担当者に伝え、実施対象となる患者と実施内容とを確認した後に指示されたオーダを実施でき、その場において実施したことを報告する為の実施入力を行える携帯型患者オーダ情報確認装置、その携帯型患者オーダ情報確認装置を含む患者オーダ情報確認システム、及び前記携帯型患者オーダ情報確認装置用のプログラムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様によれば、プロセッサと、当該プロセッサにより制御される表示部と、前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納すると共に前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するメモリとを備えた携帯型患者オーダ情報確認装置であって、
前記所定の処理は、
ホストコンピュータから送信された、医師からの実施対象患者に対する医療行為の指示内容を表わすオーダ情報を受信すると、該オーダ情報を前記表示部に表示させて、前記オーダ情報を前記携帯型患者オーダ情報確認装置を携帯している実施担当者に確認させると共に、前記オーダ情報を前記メモリに、記憶されたオーダ情報として記憶させる第1のステップと、
前記実施担当者によって、前記オーダ情報中の実施対象患者と実施する医療行為と該医療行為をいつ実施するかを表わす実施時間とが確認され、前記実施対象患者に前記医療行為が実施された時に、前記実施担当者によって入力された、前記実施対象患者に前記医療行為をいつ実施したかを表わす実施結果情報を受けると、該実施結果情報を前記ホストコンピュータに送信する第2のステップとを含むことを特徴とする携帯型患者オーダ情報確認装置が得られる。
【0007】
本発明の第2の態様によれば、ホストコンピュータと、該ホストコンピュータに接続された携帯型患者オーダ情報確認装置とを含む患者オーダ情報確認システムにおいて、
前記携帯型患者オーダ情報確認装置は、プロセッサと、当該プロセッサにより制御される表示部と、前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納すると共に前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するメモリとを備え、
前記所定の処理は、
ホストコンピュータから送信された、医師からの実施対象患者に対する医療行為の指示内容を表わすオーダ情報を受信すると、該オーダ情報を前記表示部に表示させて、前記オーダ情報を前記携帯型患者オーダ情報確認装置を携帯している実施担当者に確認させると共に、前記オーダ情報を前記メモリに、記憶されたオーダ情報として記憶させる第1のステップと、
前記実施担当者によって、前記オーダ情報中の実施対象患者と実施する医療行為と該医療行為をいつ実施するかを表わす実施時間とが確認され、前記実施対象患者に前記医療行為が実施された時に、前記実施担当者によって入力された、前記実施対象患者に前記医療行為をいつ実施したかを表わす実施結果情報を受けると、該実施結果情報を前記ホストコンピュータに送信する第2のステップとを含むことを特徴とする患者オーダ情報確認システムが得られる。
【0008】
本発明の第3の態様によれば、プロセッサと、当該プロセッサにより制御される表示部と、前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納すると共に前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するメモリとを備えた携帯型患者オーダ情報確認装置における前記プログラムであって、
前記所定の処理は、
ホストコンピュータから送信された、医師からの実施対象患者に対する医療行為の指示内容を表わすオーダ情報を受信すると、該オーダ情報を前記表示部に表示させて、前記オーダ情報を前記携帯型患者オーダ情報確認装置を携帯している実施担当者に確認させると共に、前記オーダ情報を前記メモリに、記憶されたオーダ情報として記憶させる第1のステップと、
前記実施担当者によって、前記オーダ情報中の実施対象患者と実施する医療行為と該医療行為をいつ実施するかを表わす実施時間とが確認され、前記実施対象患者に前記医療行為が実施された時に、前記実施担当者によって入力された、前記実施対象患者に前記医療行為をいつ実施したかを表わす実施結果情報を受けると、該実施結果情報を前記ホストコンピュータに送信する第2のステップとを含むことを特徴とする携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラムが得られる。
【0009】
なお、上記第1の態様による携帯型患者オーダ情報確認装置、上記第2の態様による患者オーダ情報確認システム、及び上記第3の態様による携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラムのいずれかにおいて、
前記所定の処理は、更に、
前記第1及び前記第2のステップとの間に行われ、前記記憶されたオーダ情報の中にある実施時間を基に、前記実施時間より所定時間前、前記実施時間のその時点、及び前記実施時間より一定時間経過しても前記実施結果情報を受けなかった場合に、アラームを鳴らして予告及び警告するステップを含んでも良い。
【0010】
また、上記第1の態様による携帯型患者オーダ情報確認装置、上記第2の態様による患者オーダ情報確認システム、及び上記第3の態様による携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラムのいずれかにおいて、
前記第1のステップは、前記ホストコンピュータから、前記実施対象患者の認証のために前記オーダ情報に含ませて、送信された、患者の顔写真を含む患者情報を受信すると、該オーダ情報に含まれている、患者の顔写真を含む患者情報をも前記表示部に表示させて、前記患者の顔写真を含む患者情報をも前記実施担当者に確認させると共に、前記患者の顔写真を含む患者情報を含む前記オーダ情報を前記メモリに、前記記憶されたオーダ情報として記憶させるステップであっても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】
[実施例]
次に本発明の実施例について説明する。
【0012】
図1を参照すると、本発明の一実施例による患者オーダ情報確認システムは、ホストコンピュータDと、ホストコンピュータDに接続インターフェイスCを介して接続された携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)Bとを含んでいる。
【0013】
図2を参照すると、携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)Bは、プロセッサ10と、プロセッサ10により制御される、例えば液晶ディスプレイからなる表示部30と、プロセッサ10に所定の処理を実行させるためのプログラム(携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラム)60を格納すると共にプロセッサ10がプログラム60を実行する際に一時記憶としても動作するメモリ20とを備えている。携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)Bは、更に、キー入力部50と、ホストコンピュータDと接続インターフェイスCを介して通信するための通信手段40とを備えている。
【0014】
プロセッサ10は、メモリ20に格納されたプログラム(携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラム)60に従って、以下のステップを前記所定の処理として実行する。
【0015】
すなわち、図2に図1をも加えて参照して、プロセッサ10は、ホストコンピュータDから送信された、医師からの実施対象患者A−2に対する医療行為の指示内容を表わすオーダ情報を通信手段(すなわち送受信手段)40により受信すると、オーダ情報を表示部30に表示させて、オーダ情報を携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)Bを携帯している実施担当者A−1に確認させると共に、オーダ情報をメモリ20に、記憶されたオーダ情報として記憶させる第1のステップを実行する。
【0016】
なお、ホストコンピュータDから送信されるオーダ情報は、医師オーダ入力EとしてホストコンピュータDに入力されたものである。
【0017】
図2に図3をも加えて参照して、プロセッサ10は、実施担当者A−1によって、オーダ情報中の実施対象患者A−2と、実施する医療行為(例えば、○○注射)と、該医療行為をいつ実施するかを表わす実施時間とが確認され、実施対象患者A−2に前記医療行為が実施された時に、実施担当者A−1によって入力された、実施対象患者A−2に前記医療行為をいつ実施したかを表わす実施結果情報を受けると、該実施結果情報を通信手段(すなわち送受信手段)40によりホストコンピュータDに送信する第2のステップを実行する。
【0018】
また、プロセッサ10は、前記第1及び前記第2のステップとの間において、メモリ20に記憶されたオーダ情報の中にある実施時間を基に、前記実施時間より所定時間前(例えば、30分前)、前記実施時間のその時点、及び前記実施時間より一定時間経過しても前記実施結果情報を受けなかった場合に、アラームを鳴らして予告及び警告するステップを実行する。
【0019】
また、プロセッサ10は、ホストコンピュータDから、実施対象患者A−2の認証のために前記オーダ情報に含ませて、送信された、患者の顔写真を含む患者情報を受信した場合、該オーダ情報に含まれている、患者の顔写真を含む患者情報をも表示部30に表示させて、患者の顔写真を含む患者情報をも実施担当者A−1に確認させると共に、患者の顔写真を含む患者情報を含む前記オーダ情報をメモリ20に、前記記憶されたオーダ情報として記憶させる。
【0020】
携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)Bの表示部30に患者の顔写真を含む患者情報を表示させた状態を図4に示す。
【0021】
このように、表示部30に表示させた、患者の顔写真を含む患者情報を基に、実施対象患者A−2を認証することにより、同姓同名の患者がいても誤って認証することがない。
【0022】
ここで、図1及び図3を参照して、上述した実施例による患者オーダ情報確認システムを要約する。
【0023】
この患者オーダ情報確認システムは、医師の患者に対するオーダが発生した場合に、このオーダを患者に実施するにあたっては、▲1▼誰に、何を、いつするのか。▲2▼誰が、何を、いつ実施したのかの情報が必要になることに基づく。
【0024】
そして、携帯型患者オーダ情報確認装置Bをオーダの実施担当者A−1に持たせ、装置Bにより患者の担当者または実施担当者個人であることを認証する操作を行う。
【0025】
▲1▼に対する解決手段として医師が入院患者に対するオーダを行った時点でホストコンピュータDより携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)Bに接続インターフェイスCを通してオーダ情報を送信する。Bはオーダ情報の受信を携帯者に伝え、オーダ情報の中にある実施時間を基に実施“(例えば30分前)”、及び実施時間、実施時間が経過しても実施されなかった場合等にBよりアラームを鳴らして予告及び警告する。
【0026】
▲2▼に対する解決手段として、実施担当者A−1、患者A−2、医師のオーダにより準備された実施材料(医療材料)A−3及びA−4のそれぞれを認証することのできる指標を、携帯端末Bに付属するバーコードリーダ、ICカードリーダ、無線タグリーダ等によりこれを読込み、Bに付属する表示部に表示、実施担当者A−1が目視等で確認を行った後に、オーダを患者に実施したことをBを操作することで、接続インターフェイスCを通して情報を管理するホストコンピュータDに送信する。
【0027】
[実施例の特徴の説明]
次に、図1及び図3を参照して、上述した実施例による患者オーダ情報確認システムの特徴を項目別に説明する。
【0028】
・オーダ情報の受信と確認
医師がホストコンピュータDまたはオーダリングシステム等でオーダを入力した情報Eを、有線/無線などで構築するインターフェイスCを介して接続される携帯端末Bに送信する。医療施設内にいる実施担当者A−1の持つ携帯端末Bにオーダ情報の一部または全部を転送することで、特定の処理端末、帳票装置に頼らずにオーダ情報を得る事ができる。また、医療施設内の任意な場所でオーダ情報の入力があったことが携帯端末Bにより確認できる。
【0029】
・オーダ実施の準備、実施、未実施の予告と警告
オーダ情報のある患者A−2に対して指示の実施を行う時間を示した実施時間を基に、そのオーダの実施をするに必要な材料A−3や用具A−4の準備を始める時間、実際に患者A−2に指示を実施する時間、指示された実施時間を過ぎても実施が行われなかった場合などに携帯端末Bより予告、警告を出す事で、確実に指示をされたオーダ内容を指示された実施時間に患者A−2に対して実施ができる。
【0030】
・患者個人の特定
患者個人やオーダにより準備される材料については、患者個人を特定するために、図5〜図7のように,患者の患者番号、患者名などの文字情報と共に顔写真(入院時等に撮影)を添付(リストバンド上に印刷、タックシール上に印字した物を貼付する)することで同姓同名であっても顔写真で認証が可能となる。また、上述したように、図4に示したように、携帯端末Bにより患者認証をする場合にも携帯端末Bの画面上に患者情報と共に顔写真E−4を表示することで、容易に認証が可能となる。
【0031】
なお、図5は、リストバンド上に印字された患者情報と顔写真E−1を示し、図6は、注射器に貼付した患者情報と顔写真E−2を示し、図7は、投薬材に貼付した患者情報と顔写真E−3を示す。
【0032】
・未実施オーダの実施警告
過去のオーダされたオーダ情報の中で実施されなかったオーダ情報に対して、実施者A−1がこの指示による実施を患者A−2に行う場合には、携帯端末Bより警告を発生する。また、実施の順番をオーダ情報の前後の情報により確認し、実施順の違うことについて携帯端末Bより警告を発生する。
【0033】
・実施情報の送信
図3のように、医師のオーダに対して実施の準備、患者への実施を行った後、携帯端末Bにより時間、場所、実施者、患者実施内容等実施した事の情報をホストコンピュータDに送信することで、オーダされた医療行為の終了を示す。また、専用端末の設置してある場所まで戻らず発生源で実施を入力でき、患者本人の確認、オーダの確認、実施準備品の確認など医療過誤防止としての利点を持つ。ホストコンピュータDはこの情報を受け、情報の関連する電子カルテ、医療会計、在庫管理システム等のシステムに情報を反映させる。
【0034】
[実施例の動作]
次に、図1、図3、図4〜図7を参照して、上述した実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を説明する。
【0035】
図1において、入院患者を対象とした患者への処置等を含む治療等を目的とした医師からのオーダ(指示)は、ホストコンピュータDに接続された端末Eにより行われる。この情報は患者A−2の医療行為の実施を担当する医療従事者や介護担当者A−1の持つ携帯端末Bに送られる。携帯端末BにはホストコンピュータDから有線/無線などで接続を可能とするインターフェイスCを介して送られる。携帯端末Bは医療従事者や介護担当者A−1が病棟内の巡回時にバイタルサインや患者の観察結果入力するなどの目的で携帯する携帯式データ端末、医療施設内で許可された携帯電話及びPHSなど無線端末、及び携帯型ナースコール等の通信装置、表示装置、外部認証リーダ(バーコードなど)とキー等の入力装置、アラーム機能の一体または組合せた携帯端末を示し、携帯端末装置により医療行為実施の担当者を判別する(例えば全職員に持たせて電話番号などで判別する、使用者に職員ID、パスワードなどを入力し、端末と使用者の関連付けを予め実施しておくなど)。
【0036】
携帯端末Bは、ホストコンピュータDからのオーダ情報を患者単位、時間単位に並べ替えると共に、オーダを受信したことを携帯端末Bに内蔵されているアラーム、画面に表示等で通知する。通知されたオーダ情報の実施時間を基に実施するに必要な材料の準備時間、実施時間に予告として携帯端末Bのアラーム及び画面に表示等にて予告する。上述のアラーム等を無視して、実施時間が経過したにも関わらず実施が入力されないオーダ情報については、オーダ情報の削除またはアラームの警告期間を過ぎること以外の状況においては携帯端末Bのアラーム及び画面に表示等にて警告する。
【0037】
医療行為を始める前に携帯端末Bにより、医療行為をする者A−1を携帯端末自体又はA−1個人を認証するネームプレート上に予め印刷された認証できるバーコード、ICカード、無線タグなどにより携帯端末Bに認証させる。次に医療行為を受ける患者A−2を本人と認証する目的で患者自身につけられたリストバンドやネームプレート上にあるバーコード、ICカード、無線タグなどを携帯端末Bのリーダで読込ませる事により、携帯端末上に患者の属性情報及び顔写真などを表示して患者を認証する。さらに医療行為により使用される材料などA−3,A−4を認証するために材料に貼付等されたバーコード、無線タグなどを携帯端末Bのリーダで読込ませることにより患者のための材料であることを認証させる。(バーコード等の情報は携帯端末Bが容易に情報を得られる手段として行っているもので、人が行う場合には患者本人からの名前等の確認他、患者の顔とリストバンド上、材料上の顔写真を合わせて確認することで容易に、又確実に認証が実施できる。)加えて携帯端末Bに内蔵されたカレンダー機能の情報などを合せ指示された医療行為であることを携帯端末Bの画面上に“適合”や“OK”などの文字により表示する。これにより医療行為をする者が、医療行為を受ける患者本人であることの確認と、その患者のための医療行為を行う為の材料であることを確認することができる。A−1からA−4までの認証を行っている場合にその対象患者以外情報が扱われる情報不一致や、その患者に対して過去に実施されていないオーダに対して医療行為を実施しようとしている場合など未実施がある場合には携帯端末Bによりアラームにて警告する。
【0038】
入院患者A−2に対するオーダについて、担当者A−1が実施を行う前に、今回行うオーダを基にその前後のオーダ情報を確認し、オーダの禁忌(Zの薬を飲む前にXの注射は不可などの禁忌情報)を携帯端末Bを介して確認する。
【0039】
入院患者A−2に対するオーダについて、担当者A−1が実施を行った後に実施した日時、場所、実施者、患者、オーダ、実施材料などの情報を携帯端末Bを介してホストコンピュータ等に送信する。
【0040】
上記の実施例による患者オーダ情報確認システムによれば、医師からのオーダが、携帯端末を介して直接実施者に届く為、オーダのやり忘れがない。
【0041】
また、実施情報を実施者が入力する為、未実施オーダの把握ができる。また、前後の未実施オーダをチェックすることで、禁忌情報を提供できる。
【0042】
更に、患者個人及び患者用に用意された材料等について、文字と写真で認証できる。また、携帯端末に同等の内容を表示することでも容易に認証できる。
【0043】
また、実施準備開始時間、実施時間について実施者が容易に確認できる。
【0044】
[実施例の更に詳細な説明]
次に、図1、図3、図4〜図7を参照して、上述した実施例による患者オーダ情報確認システムを更に詳細に説明する。
【0045】
−1. 入院患者A−2は、患者本人を特定する為に患者の身体等にリストハンド(患者の顔写真を含む患者清報を印字してあり、さらに携帯端末等に接続または付属する光学的(バーコード)、機械的(凸凹、点字等)、電磁的(RFID)等に読み取れる手段があるもの)や患者用名札をつける。または、ベッドサイドに患者の顔写真を含む患者情報を掲示する。
【0046】
−1.1. 入院時に、患者氏名等の患者属性のほか、患者の顔写真や身体の特長等、個人を特定できる情報をホストコンピュータに登録する。この後−1.で示すリストバンドや患者用名札等を発行すると共に、携帯端末を介して読み込む事が可能な光学的(バーコード)、機械的(凸凹、点宇等)、電磁的(RFID)等の処理を行う。
【0047】
−2. 入院患者に医療行為を行う実施者A−1についての特定は、従業員証上に携帯端末等に接続または付属する光学的、機械的、電磁的等に読み取れる手段があるものや、携帯端末より実施者を特定できるコード(従業員番号)とパスワードの入力、または携帯端末固有の端末番号や電話番号により行う。
【0048】
−2.1. 携帯端末は、病院ホストコンピュータと無線LANまたは、PHSなど医療機器に影響のでにくい微弱電波を利用したインフラにより接続する。無線LANについては直接ホストコンピュータのLANに接続できるが、PHSの場合では、構内電話交換機よりディジタル情報をやり取りする為の通信制御装置(PIAF)を介して、ホストコンピュータのLANに接続する。
【0049】
−3. 病院においてはひとりの患者に対する看護はチームで実施する事があるため、医師からの指示は複数の実施者に通知する必要がある。
【0050】
−4. 医師が患者に対する医療行為に対して予めオーダ(実施指示)をホストコンピュータDの端未Eより予約入力する。例えば朝9時に、OO注射をする。昼食後、△△薬を飲むなど。
【0051】
−4.1 予約オーダ入力より実施に必要な医療材料を準備する為の材料一覧票や誰の為の実施材料を特定する為の材料確認票E−2、E−3を発行する。材料確認票は実施患者の顔写真や情報が印字され、携帯端末等により光学的、機械的、電磁的等に読み取れる手段が付属している。
【0052】
−5. 予約オーダ情報はホストコンピュータに蓄積される。
【0053】
−6. 医師の入力した才―ダ情報の内容を携帯端末から見る場合。
【0054】
−6.1. 携帯端末のiモード(登録商標)やWeb接続機能により病院のインフラを介して、ホストコンピュータの情報が検索できるWebサーバに接続する。
【0055】
−6.2. オーダ表示サイトのアクセスすることで特定の患者情報(顔写真を含む)や予約オーダを確認する事ができる。
【0056】
−7. 医師の入力したオーダ情報を実施者に通知する場合。
【0057】
−7.1. 入力した医師、入力した日時、入力されたオーダの対象となる患者、実施日時、入力情報の区分(新規人力・内容の変更・オーダの削除等)等は直ちにオーダ対象となる患者担当の実施チームA−1の集まりが持つ携帯端末に電話呼び出し、メール機能、画面表示などの形で接続インターフェイスCを通して行う。
【0058】
−7.2. PDA(Personal Digital Assistants)など常時電源を入れていない携帯端末については、携帯端末の通信手段として用いる通信モジュールのみの電源を常時つけておき、電話等を通信モジュールが受信した場合には電気的または機械的にPDAの電源を投入し、受信したデータを処理する。
【0059】
−7.3. 携帯端末側の処理はPDAなどメモリーを持つ場合には実施日時、患者コード、患者顔写真、オーダ情報をメモリー上に実施日時順にソートし、未実施として記億する。ただし、オーダ情報などは変更する場合や守秘などの関係から携帯端末には記憶せず整理番号としてホストコンピュータ側で採番されたオーダ整理番号を記億する。
【0060】
−7.4. オーダ内容を確認したい場合にはメモリー上にある情報をキーにWebによりホストコンピュータに情報を問合せる。
【0061】
−7.5. 看護チームのメンバーは常時病院など医療施設内にいるとは限らず、勤務時間帯や休日の処理として、オーダ情報を送信する方としない方が発生する。勤務時間帯を予め把握することで病院内にいない方への情報を送らず、出勤した時に、休日分の実施済み情報やその日以降の予約オーダを一括して受信して処理することで情報効率を上げることができる。
【0062】
−8. オーダに対して準備が必要な項目(例えば注射の準備で、注射器、針、アルコール綿、注射薬の準備が必要)については、予約オーダ時に入力された実施時間または、昼食後などでは病院の配膳時間から推定するなどして、予約オーダ実施前に材料を準備する為のアラームを携帯端末より発生させると共にオーダの主旨を携帯端末の画面上に表示する。実施前の準備時間は各項目により異なる為、任意となる。
【0063】
−8.1. メモリーを持たない携帯端末や常時電源が投入されていない携帯端末では、ホストコンピュータより接続インターフェイスを介して携帯端末に前記の方法で通知する。
【0064】
−8.2. メモリーを持ち常時電源が投入されいてる携帯端末では、タイマー機能によりアラームを発生させる。
【0065】
−8.3. アラームは実施者が携帯端末を確認後、操作をして止める。
【0066】
−8.4. 予約オーダの内容により医療材料を準備し、−4.1.で発行した材料確認票を準備材料に貼付などをして、患者と材料を特定する。
【0067】
−9. オーダに対する実施時間が来たことを−8.の方法で通知する。
【0068】
−9.1. −9.の処理ではアラームを止めただけであり予約オーダを実施していない。
【0069】
−10. 実施者チーム内の実施者が予約オーダを実施する場合には、携帯端末をブラウザなどのWeb処理画面にし、実施オーダ確認サイトを表示させる。実施者(携帯端末、従業員コード、従業員証により特定)、患者(リストハンド、ベッドサイドの入院票により特定)、準備材料(オーダ時に発行された準備材料確認票により特定)を携帯端末機内または接続のバーコードリーダ等により読み込ませ、患者と準備材料の情報がオーダ情報と一致する事を確認する為に、読み込んだ情報を接続インターフェイスを介してホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータ側で患者の予約されたオーダに対する準備材料であることを確認し、これを承認して携帯端末側に適合の回答を帰す。
【0070】
−10.1. ホストコンピュータによる患者と準備材料か一致しなかった場合には、携帯端末側には不適合の回答を掃す。
【0071】
−10.2. 不適合の場合は、患者に対する準備材料での実施を行わない。
【0072】
−10.3. 情報が一致していても不適合の回答を帰す場合がある。
【0073】
−10.4. ホストコンピュータには既に入力されたオーダの他に実施を記憶している。オーダの順番と実施の順番は必ずしも一致しない。オーダを入力する際に注意をした実施順番が逆転する事や、時間を開けた行為に対しても実施時期が一致する事もある。これらオーダ上の意志を反映させる為に、これから実施する内容の前後と今回の実施内容を禁忌情報や患者アレルギー情報と比較して、これに一致した場合には禁忌または患者アレルギーなどとして実施不適合を回答として帰す。
【0074】
−11. ホストコンピュータからの回答が適合の場合には、オーダを実施する。実施した事は、−10.の処理延長として携帯端末より接続インターフェイスを通じてホストコンピュータに送られ、実施日時と実施者が記憶され未実施を実施に変更する。
【0075】
−12. オーダが実施されると状況変更となる為、−7.の処理同様に実施者チームに実施済みとしてホストコンピュータより情報を携帯端末に送信する。
【0076】
−12.1. 実施済みの情報を受けた携帯端末は、メモリー機能を持たない場合は無応答、メモリー機能を持つものは未実施項目を実施済みに変更または消去する。
【0077】
−12.2. 実施については、実施時に使った医療材料を管理するコンピュータシステムにも実施済み情報を送信することで、使用した材料の使用量を減らす処理を行う。
【0078】
−13. 実施時間を過ぎたにも関わらず未実施の予約オーダは、所定の時間経過後にオーダの実施を催促するアラームを−8.の方法で通知する。
【0079】
−13.1. 未実施については、オーダ実施の有効期限を項目単位に設定し、この時間内において実施された場合には、−10.に従い処理する。
【0080】
−13.2. オーダ実施有効期限外については、携帯端末側は期限切れ未実施として実施領域に移動するか消去する。また、ホストコンピュータ側では未実施として、一覧表等掲載するほか、会計処理を行わない処理を行う。
【0081】
−13.3. オーダ実施有効期限外に携帯端末により、患者と材料を確認した場合には、−13.2.の処理により情報は存在しない為、オーダ実施有効期限外としてアラームを発生させる。実施者はアラームを止め、内容を確認する。
【0082】
上述の実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を、図8〜図25に示す。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、オーダ内容を的確に実施担当者に伝え、実施対象となる患者と実施内容とを確認した後に指示されたオーダを実施でき、その場において実施したことを報告する為の実施入力を行える携帯型患者オーダ情報確認装置、その携帯型患者オーダ情報確認装置を含む患者オーダ情報確認システム、及び前記携帯型患者オーダ情報確認装置用のプログラムを得れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による患者オーダ情報確認システム(オーダ入力から携帯端末への配信、及び実施担当者・患者・材料の認証について)を説明するための図である。
【図2】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)のブロック図である。
【図3】上記実施例による患者オーダ情報確認システム(患者へのオーダ実施及び携帯端末からの実施入力について)を説明するための図である。
【図4】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)を、それに顔写真を含む患者情報が表示された状態にて示した図である。
【図5】上記実施例による患者オーダ情報確認システムにおいて用いられる、顔写真を含む患者情報が表示されたリストバンドを示した図である。
【図6】上記実施例による患者オーダ情報確認システムにおいて用いられる、顔写真を含む患者情報が貼付された注射器を示した図である。
【図7】上記実施例による患者オーダ情報確認システムにおいて用いられる、顔写真を含む患者情報が貼付された投薬材を示した図である。
【図8】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図9】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図10】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図11】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図12】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図13】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図14】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図15】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図16】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図17】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図18】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図19】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図20】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図21】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図22】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図23】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図24】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【図25】上記実施例による患者オーダ情報確認システムの動作を示した図である。
【符号の説明】
A−1 実施担当者
A−2 患者
B 携帯端末(携帯型患者オーダ情報確認装置)
C 接続インターフェイス
D ホストコンピュータ
10 プロセッサ
20 メモリ
30 表示部
40 通信手段
50 キー入力部
60 プログラム(携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラム)
Claims (9)
- プロセッサと、当該プロセッサにより制御される表示部と、前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納すると共に前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するメモリとを備えた携帯型患者オーダ情報確認装置であって、
前記所定の処理は、
ホストコンピュータから送信された、医師からの実施対象患者に対する医療行為の指示内容を表わすオーダ情報を受信すると、該オーダ情報を前記表示部に表示させて、前記オーダ情報を前記携帯型患者オーダ情報確認装置を携帯している実施担当者に確認させると共に、前記オーダ情報を前記メモリに、記憶されたオーダ情報として記憶させる第1のステップと、
前記実施担当者によって、前記オーダ情報中の実施対象患者と実施する医療行為と該医療行為をいつ実施するかを表わす実施時間とが確認され、前記実施対象患者に前記医療行為が実施された時に、前記実施担当者によって入力された、前記実施対象患者に前記医療行為をいつ実施したかを表わす実施結果情報を受けると、該実施結果情報を前記ホストコンピュータに送信する第2のステップとを含むことを特徴とする携帯型患者オーダ情報確認装置。 - 請求項1に記載の携帯型患者オーダ情報確認装置において、
前記所定の処理は、更に、
前記第1及び前記第2のステップとの間に行われ、前記記憶されたオーダ情報の中にある実施時間を基に、前記実施時間より所定時間前、前記実施時間のその時点、及び前記実施時間より一定時間経過しても前記実施結果情報を受けなかった場合に、アラームを鳴らして予告及び警告するステップを含むことを特徴とする携帯型患者オーダ情報確認装置。 - 請求項1に記載の携帯型患者オーダ情報確認装置において、
前記第1のステップは、前記ホストコンピュータから、前記実施対象患者の認証のために前記オーダ情報に含ませて、送信された、患者の顔写真を含む患者情報を受信すると、該オーダ情報に含まれている、患者の顔写真を含む患者情報をも前記表示部に表示させて、前記患者の顔写真を含む患者情報をも前記実施担当者に確認させると共に、前記患者の顔写真を含む患者情報を含む前記オーダ情報を前記メモリに、前記記憶されたオーダ情報として記憶させるステップであることを特徴とする携帯型患者オーダ情報確認装置。 - ホストコンピュータと、該ホストコンピュータに接続された携帯型患者オーダ情報確認装置とを含む患者オーダ情報確認システムにおいて、
前記携帯型患者オーダ情報確認装置は、プロセッサと、当該プロセッサにより制御される表示部と、前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納すると共に前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するメモリとを備え、
前記所定の処理は、
ホストコンピュータから送信された、医師からの実施対象患者に対する医療行為の指示内容を表わすオーダ情報を受信すると、該オーダ情報を前記表示部に表示させて、前記オーダ情報を前記携帯型患者オーダ情報確認装置を携帯している実施担当者に確認させると共に、前記オーダ情報を前記メモリに、記憶されたオーダ情報として記憶させる第1のステップと、
前記実施担当者によって、前記オーダ情報中の実施対象患者と実施する医療行為と該医療行為をいつ実施するかを表わす実施時間とが確認され、前記実施対象患者に前記医療行為が実施された時に、前記実施担当者によって入力された、前記実施対象患者に前記医療行為をいつ実施したかを表わす実施結果情報を受けると、該実施結果情報を前記ホストコンピュータに送信する第2のステップとを含むことを特徴とする患者オーダ情報確認システム。 - 請求項4に記載の患者オーダ情報確認システムにおいて、
前記所定の処理は、更に、
前記第1及び前記第2のステップとの間に行われ、前記記憶されたオーダ情報の中にある実施時間を基に、前記実施時間より所定時間前、前記実施時間のその時点、及び前記実施時間より一定時間経過しても前記実施結果情報を受けなかった場合に、アラームを鳴らして予告及び警告するステップを含むことを特徴とする患者オーダ情報確認システム。 - 請求項4に記載の患者オーダ情報確認システムにおいて、
前記第1のステップは、前記ホストコンピュータから、前記実施対象患者の認証のために前記オーダ情報に含ませて、送信された、患者の顔写真を含む患者情報を受信すると、該オーダ情報に含まれている、患者の顔写真を含む患者情報をも前記表示部に表示させて、前記患者の顔写真を含む患者情報をも前記実施担当者に確認させると共に、前記患者の顔写真を含む患者情報を含む前記オーダ情報を前記メモリに、前記記憶されたオーダ情報として記憶させるステップであることを特徴とする患者オーダ情報確認システム。 - プロセッサと、当該プロセッサにより制御される表示部と、前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納すると共に前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するメモリとを備えた携帯型患者オーダ情報確認装置における前記プログラムであって、
前記所定の処理は、
ホストコンピュータから送信された、医師からの実施対象患者に対する医療行為の指示内容を表わすオーダ情報を受信すると、該オーダ情報を前記表示部に表示させて、前記オーダ情報を前記携帯型患者オーダ情報確認装置を携帯している実施担当者に確認させると共に、前記オーダ情報を前記メモリに、記憶されたオーダ情報として記憶させる第1のステップと、
前記実施担当者によって、前記オーダ情報中の実施対象患者と実施する医療行為と該医療行為をいつ実施するかを表わす実施時間とが確認され、前記実施対象患者に前記医療行為が実施された時に、前記実施担当者によって入力された、前記実施対象患者に前記医療行為をいつ実施したかを表わす実施結果情報を受けると、該実施結果情報を前記ホストコンピュータに送信する第2のステップとを含むことを特徴とする携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラム。 - 請求項7に記載の携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラムにおいて、
前記所定の処理は、更に、
前記第1及び前記第2のステップとの間に行われ、前記記憶されたオーダ情報の中にある実施時間を基に、前記実施時間より所定時間前、前記実施時間のその時点、及び前記実施時間より一定時間経過しても前記実施結果情報を受けなかった場合に、アラームを鳴らして予告及び警告するステップを含むことを特徴とする携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラム。 - 請求項7に記載の携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラムにおいて、
前記第1のステップは、前記ホストコンピュータから、前記実施対象患者の認証のために前記オーダ情報に含ませて、送信された、患者の顔写真を含む患者情報を受信すると、該オーダ情報に含まれている、患者の顔写真を含む患者情報をも前記表示部に表示させて、前記患者の顔写真を含む患者情報をも前記実施担当者に確認させると共に、前記患者の顔写真を含む患者情報を含む前記オーダ情報を前記メモリに、前記記憶されたオーダ情報として記憶させるステップであることを特徴とする携帯型患者オーダ情報確認装置用プログラム。
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- 2002-08-29 JP JP2002251507A patent/JP2004094363A/ja not_active Withdrawn
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