JP7082443B2 - 電子カルテシステム、プログラムおよび方法 - Google Patents

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Description

本開示は、電子カルテシステム、プログラムおよび方法に関する。
病院において、電子カルテが広く用いられている。例えば、特許文献1には、患畜の治療状況を適切に管理するための技術が開示されている。
特開2015-69578号
動物の病気や怪我の症状の重さによっては入院することもある。この場合、診療だけではなく、動物に対する処置や動物の生活そのものもケアすることが求められる。
そこで、本開示は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、入院中の動物のケアをより適切に行うことが可能な電子カルテシステム、プログラムおよび動物病院管理方法を提供することである。
本開示によれば、入院中の動物を管理するための電子カルテシステムであって、入院における管理項目ごとに、前記管理項目に係るタスクのスケジュールを表示するための入力領域を表示する入力領域表示制御部と、前記管理項目に関するタスクの実行時間に関する情報を含む入力情報を取得する入力情報取得部と、前記入力領域のうち、前記入力情報に含まれる前記タスクの実行時間に対応する領域の表示態様を制御するスケジュール表示制御部と、を備える電子カルテシステムが提供される。
また、本開示によれば、コンピュータを、入院中の動物を管理するための電子カルテシステムとして機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、入院における管理項目ごとに、前記管理項目に係るタスクのスケジュールを表示するための入力領域を表示する入力領域表示制御部と、前記管理項目に関するタスクの実行時間に関する情報を含む入力情報を取得する入力情報取得部と、前記入力領域のうち、前記入力情報に含まれる前記タスクの実行時間に対応する領域の表示態様を制御するスケジュール表示制御部と、を備える電子カルテシステムとして機能させるプログラムが提供される。
また、本開示によれば、入院中の動物を管理するための動物病院管理方法であって、プロセッサが、入院における管理項目ごとに、前記管理項目に係るタスクのスケジュールを表示するための入力領域を表示することと、前記管理項目に関するタスクの実行時間に関する情報を含む入力情報を取得することと、前記入力領域のうち、前記入力情報に含まれる前記タスクの実行時間に対応する領域の表示態様を制御することと、を含む、方法が提供される。
本開示によれば、入院中の動物のケアをより適切に行うことができる。
本開示の一実施形態に係る電子カルテシステム1の構成例を示す図である。 同実施形態に係るサーバ10を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 同実施形態に係るサーバ10のソフトウェア構成例を示す図である。 同実施形態に係るスタッフ管理DB106の一例を示すテーブルである。 同実施形態に係るスケジュールDB107の一例を示すテーブルである。 同実施形態に係るカルテDB108の一例を示す図である。 同実施形態に係るユーザ端末20のソフトウェア構成例を示す図である。 同実施形態に係る電子カルテシステム1における一連の制御に係るフローチャート図である。 同実施形態に係る入力領域表示制御部101による入力領域の表示例を示す図である。 同実施形態に係るスケジュール表示制御部103による入力領域の表示例を示す図である。 同実施形態に係るスケジュール表示制御部103によるタスク一覧の表示例を示す図である。 同実施形態に係るスケジュール表示制御部103による入力領域の他の表示例を示す図である。 同実施形態に係るタスク内容入力画面の一例を示す図である。 同実施形態に係る動物のカルテ情報の表示画面の一例を示す図である。 同実施形態に係るタスク内容入力画面の他の例を示す図である。 同実施形態に係るタスク内容入力部105による飼主の端末30に対する出力画面の一例を示す図である。 同実施形態に係るスケジュール表示制御部103によるタスク一覧の表示の他の例を示す図である。 同実施形態に係るスケジュール表示制御部103によるタスク一覧の表示の他の例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本開示の一実施形態に係る電子カルテシステム1の構成例を示す図である。図示するように、本実施形態に係る電子カルテシステム1は、動物病院管理サーバ10(以下、サーバ10と称する)と、ユーザ端末20(20a、20b、20c、・・・)とを備える。サーバ10と、ユーザ端末20とは、ネットワークNWを介して通信可能に接続されている。なお、本構成は一例であり、ある構成が他の構成を兼ね備えていたり、他の構成が含まれていたりしてもよい。
本実施形態においてネットワークNWはインターネットを想定している。ネットワークNWは、例えば、公衆電話回線網、携帯電話回線網、無線通信網、イーサネット(登録商標)などにより構築される。
サーバ10は、例えば、動物病院に勤務する、獣医、看護師、理学療法士、医療事務職員等の医療従事者R1、R2、R3(以降区別せず言及する際は、単に医療従事者R1という)が、入院中の動物の電子カルテを利用するためのコンピュータである。かかるサーバ10は、例えば、動物病院により直接的に管理されてもよいし、動物病院を経営する組織や、少なくとも一の動物病院にかかる電子カルテシステム1を提供するサービサーにより管理されてもよい。
また、例えば、サーバ10は、ワークステーションまたはパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウドコンピューティングによって論理的に実現されてもよい。
ユーザ端末20は、例えば、動物病院に勤務する医療従事者R1が所有する、または貸与されている端末である。かかる端末は、医療従事者R1により操作され得る。例えば、ユーザ端末20は、携帯電話、スマートフォン、タブレットコンピュータまたはパーソナルコンピュータ等であり得る。
本実施形態に係る電子カルテシステム1の概要について説明する。動物病院に勤務する医療従事者である獣医R1は、例えば、入院している動物に関する一日のスケジュールを入力する。かかる入力は、例えば獣医R1が所持するユーザ端末20aに対して行われる。かかるスケジュールには複数の作業内容の少なくともいずれかに係るタスクが含まれる。例えば、かかるタスクが登録されると、そのタスクに他の医療従事者(例えば看護師、事務職員等)がアサインされ得る。どの医療従事者にアサインするかは、例えば、獣医R1の指定により定められてもよいし、かかるスケジュールの時間帯に勤務している医療従事者をサーバ10がソートすることで定められてもよい。アサインされたタスクに関する情報は、例えば、アサインされた医療従事者R2等に対して通知され得る。かかる通知は、医療従事者R2の所持するユーザ端末20b等に送信される。これにより、医療従事者R2は、自らに割り当てられたタスクについて認識することができる。また、かかるタスクにおいて実行された結果等は、動物のカルテ情報にそのまま反映され得る。
動物病院の入院患者(患畜)に対する対応においては、動物種による専門性や、複数の動物病院における勤務など、タスクの難易度やタスク発生のタイミングが多様である。本実施形態に係る電子カルテシステム1によれば、動物の入院時におけるタスクの管理が、ユーザ端末20に表示されるUI(ユーザインタフェース)を操作するだけで実現され得る。これにより、入院している動物に関するタスク管理が容易となるため、タスクに係る作業に集中でき、また、タスクに関する情報の共有が容易となる。よって、入院中の動物のケアをより適切に行うことが可能となる。以下、本実施形態の詳細について説明する。
図2は、本実施形態に係るサーバ10を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。コンピュータは、少なくとも、制御部11、メモリ12、ストレージ13、通信部14および入出力部15等を備える。これらはバス16を通じて相互に電気的に接続される。
制御部11は、サーバ10全体の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、及びアプリケーションの実行及び認証処理に必要な情報処理等を行う演算装置である。例えば制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、ストレージ13に格納されメモリ12に展開されたプログラム等を実行して各情報処理を実施する。
メモリ12は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリまたはHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ12は、制御部11のワークエリア等として使用され、また、サーバ10の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、及び各種設定情報等を格納する。
ストレージ13は、アプリケーション・プログラム等の各種プログラムを格納する。各処理に用いられるデータを格納したデータベースがストレージ13に構築されていてもよい。
通信部14は、サーバ10をネットワークに接続する。通信部14は、例えば、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、Wi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、近距離または非接触通信等の方式で、外部機器と直接またはネットワークアクセスポイントを介して通信する。
入出力部15は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等の情報入力機器、及びディスプレイ等の出力機器である。
バス16は、上記各要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号及び各種制御信号を伝達する。
本実施形態に係るユーザ端末20を実現するコンピュータやスマートフォン等の端末のハードウェア構成は、図2に示すサーバ10のハードウェア構成例と同様であるため、説明を省略する。
図3は、本実施形態に係るサーバ10のソフトウェア構成例を示す図である。サーバ10は、入力領域表示制御部101、入力情報取得部102、スケジュール表示制御部103、通知情報生成部104、タスク内容入力部105、スタッフ管理DB(データベース)106、タスクDB107およびカルテDB108を備える。入力領域表示制御部101、入力情報取得部102、スケジュール表示制御部103、通知情報生成部104およびタスク結果内容部105は、制御部11がストレージ13に記憶されているプログラムをメモリ12に読み出して実行することにより実現され得る。また、スタッフ管理DB106、タスクDB107およびカルテDB108は、メモリ12およびストレージ13が提供する記憶領域の一部として実現され得る。なお、スタッフ管理DB106、タスクDB107およびカルテDB108は、サーバ10以外の一または複数のサーバが提供する外部の記憶領域の一部として実現されてもよい。
入力領域表示制御部101は、入院における管理項目ごとに、管理項目に係るタスクのスケジュールを表示するための入力領域を表示する機能を有する。かかる入力領域は、例えば、ユーザ端末の表示入力部201に表示され得る。管理項目とは、例えば、「バイタル(体調の診断)」「ごはん(食欲の診断)」「検査」「処置・処方」など、入院時における動物に対するタスクの項目である。かかる管理項目は動物によらず共通であってもよいし、動物の種類および/または動物の病状に応じて変更されるものであってもよい。例えば、皮膚疾患を有する動物の場合、入力領域表示制御部101は、高頻度で行う処置として「シャンプー」を別途管理項目として入力領域に表示してもよい。また、動物の種類によって特殊な検査や処置等を行う場合、入力領域表示制御部101は、かかるタスクを別途管理項目として入力領域に表示してもよい。入力領域の例については後述する。
入力情報取得部102は、管理項目に関するタスクの実行時間に関する情報を含む入力情報を取得する機能を有する。入力情報は、例えば、ユーザ端末20に表示される入力領域に対する医療従事者の操作により取得され得る。入力情報は、管理項目のそれぞれに関するタスクの実行時間に関する情報の他に、例えば、タスクの割り当てに関する情報や、タスクの詳細な情報を含んでもよい。タスクの割り当てに関する情報は、例えば、獣医がタスクの実行時間を入力する際に、実行時間の時間帯にタスクのアサインが可能な看護師の情報等であり得る。この場合、獣医がアサイン可能な看護師から1人以上の看護師を該タスクに割り当てることができる。かかるタスクの割り当ては、自動的に行われてもよい。この場合、例えば、タスクの実行時間の時間帯にタスクのアサインが可能な看護師の情報を後述するスタッフ管理DB106から取得し、ソートされて得られる看護師から一以上の看護師を抽出することにより割り当てることが可能である。また、タスクの詳細な情報は、例えば、タスク「ごはん」において、食事の種類や量、注意点等の情報であり、例えば、医療従事者である獣医のユーザ端末20に対する入力操作に基づいて、後述するタスク内容入力部105により生成され得る。
スケジュール表示制御部103は、入力領域のうち、入力情報に含まれるタスクの実行時間に対応する領域の表示態様を制御する。例えば、スケジュール表示制御部103は、所定の時間帯にタスクが入力され確定した場合に、かかる時間帯に対応する領域を、空白のマスから黒塗りされたマスに表示態様を変更する。これにより、かかる時間帯にタスクが実行されることを、かかる入力領域が表示される画面を見れば認識することができる。
なお、かかる表示態様の変更は少なくとも2つのケースについて行われ得る。まず、タスクの実行時間が、タスクを行う予定の時間である場合である。この場合、例えば、入力領域表示制御部101により表示される入力領域のうち、上述したように、ある管理項目においてタスクが未確定の時間帯にタスクを登録した場合に、スケジュール表示制御部103は、かかる時間帯に相当するマスの表示態様を変更する。これにより、かかる時間帯においてタスクが実行される予定であることを認識することができる。
他のケースとしては、タスクの実行時間が、既にタスクを実行した時間である場合である。この場合、例えば、入力領域において第1の態様により表示されるマス(例えば黒塗りのマス)のタスクが実行された場合に、タスクが実行された証左として、上記のマスが第2の態様による表示に変更され得る。スケジュール表示制御部103による態様への変更処理は、例えば、タスクを実行したことを示すフラグが立ったり、タスクに関する報告が入力された場合等に行われ得る。これにより、かかる時間帯においてタスクが実行されたことを認識することができる。なお、例えば、スケジュール表示制御部103は、タスクの実行状況(例えば進捗の程度、タスクの重要性等)に基づいて、表示態様を変更してもよい。例えば、タスクを実行したが未完了である場合は、スケジュール表示制御部103は、タスクが未完了であることを示す態様に、該タスクを実行した時間帯のマスを変更してもよい。
スケジュール表示制御部103による具体的な表示態様の制御の例については後述する。
通知情報生成部104は、タスクの実行時間の開始および/または終了のタイミングに基づいて、タスクに関連する動物病院の医療従事者に対するタスクに関する通知をするための通知情報を生成する機能を有する。すなわち通知情報生成部104は、タスクの開始や終了のタイミングにタスクの実行について通知するように、タスクに関連する医療従事者に対してタスクの情報を通知するための通知情報を生成し得る。つまり、通知情報には、通知をするタイミングに関する情報も含まれ得る。例えば、あるタスクが10分後に開始する場合、通知情報生成部104は、該タスクに割り当てられている医療従事者に、タスクが10分後に開始する旨の情報を生成し得る。また、タスクの終了時に該タスクの事後処理等を担当する医療従事者に対して、通知情報生成部104は、タスクが完了する旨の情報を生成し得る。かかる通知情報は、例えば、タスクに関連する医療従事者のユーザ端末20等に送信され得る。タスクに関連する医療従事者は、例えば、タスクに割り当てられている医療従事者の他に、該医療従事者の上長やグループメンバー、タスクのワークフローに関わる他の医療従事者等であってもよい。通知情報生成部104は、例えば、タスクDB107に記憶されるタスク情報に含まれるタスクの実行時間やタスクに関連する医療従事者に関する情報を適宜取得し、通知のタイミングおよび通知対象の医療従事者を適宜選定し、通知情報を生成し得る。
タスク内容入力部105は、カルテ情報における管理項目に関連するカルテ項目に関して、タスクに関する内容をカルテ情報に入力する機能を有する。カルテ情報は、カルテDB108から取得される動物の病状等の情報である。例えば、あるタスクが実行された後に、かかるタスクの結果や動物の様子等を入力するための画面に対する入力された内容(タスクに関する内容)を、タスク内容入力部105がカルテ情報に入力する。これにより、動物の入院時におけるタスク管理の画面から、電子カルテに直接的に検査や処置等の結果を入力することが可能である。
スタッフ管理DB(データベース)106は、動物病院の医療従事者の情報を管理するためのデータベースである。図4は、本実施形態に係るスタッフ管理DB106の一例を示すテーブルである。図4に示すように、スタッフ管理DB104は、医療従事者であるスタッフのID、スタッフ名、職種、専門技能および勤務体系のデータセットにより構成され得る。職種、専門技能および勤務体系は、上述した医療従事者の属性の一例である。また、かかるスタッフ管理DB106には、各医療従事者の勤務シフトに関する情報が含まれ得る。
タスクDB107は、タスク情報を管理するためのデータベースである。図5は、本実施形態に係るタスクDB105の一例を示すテーブルである。図5に示すように、タスクDB107は、タスクの実行の日時と、タスクの内容、対象の患者動物のID、割り当てられた医療従事者の情報、およびタスクが行われる病院(複数の病院を管理する場合)に関する情報を含むタスク情報のデータセットにより構成され得る。かかるタスク情報は、例えば、上述した入力情報取得部102により取得されたタスクの入力情報に基づいてタスクDB107に生成され得る。また、定期的なタスクであれば、タスク情報は自動的にタスクDB107に生成されてもよい。また、タスクが医療従事者に割り当てられていない場合は、かかる医療従事者の情報は「未定」としてもよい。
カルテDB108は、動物病院に通院または入院する動物のカルテ情報を管理するためのデータベースである。図6は、本実施形態に係るカルテDB108の一例を示す図である。カルテ情報は、例えば、動物毎に動物IDと関連づけて管理され、また、動物毎のカルテ情報は、受診日または入院期間毎に管理される。例えば、動物ID10001で識別される動物の、受診日が2020年1月20日に入力されたカルテ情報として、動物の飼主の基本情報(氏名、住所、Eメール等)、動物(ペット)情報(ペット名、性別、種別、体重等)、問診情報(状況、出欠、期間、食欲、体調、嘔吐の有無、下痢の有無等)、身体所見、病歴、検査、診断、処理/投薬、処方、メモ、及び動物(ペット)の動画/画像等の情報が含まれる。かかる情報は、飼主や獣医等の担当者から適宜取得される情報に基づいて構成され得る。また、カルテ情報を、動物が病院の受診時に獣医等が入力した情報とは別に、動物が入院時に獣医等が入力した情報として管理することもできる。この場合、入院時のカルテ情報は受診時の情報と共通するものを含むことができるが、例えば、飲食、排尿、排せつに関する情報、入院中の動物の画像及び/または動画、入院時の排泄を確認するために散歩に出る場合、散歩中の画像及び/または動画、及び各々の画像等に関するコメント等を含むことができる。また、カルテ情報のうち、動物の飼主等のユーザに共有可能な範囲(例えば、入院に関する電子カルテ情報に限る等)を、医療従事者が操作するユーザ端末20からの設定要求等に応じて、設定することができる。
図7は、本実施形態に係るユーザ端末20のソフトウェア構成例を示す図である。ユーザ端末20は、表示入力部201を備える。表示入力部201は、ユーザ端末20のプロセッサがストレージに記憶されているプログラムをメモリに読み出して実行することにより実現され得る。
表示入力部201は、ユーザ端末20のタッチパネルのように、画面を表示させつつ、医療従事者等による入力操作を受け付ける機能を有する。なお、表示部としての機能と入力部としての機能は別々に実現されてもよい。上述したサーバ10の出力に関する機能部から出力される画面は、表示入力部201により表示される。また、表示入力部201に対する操作により入力される情報は、サーバ10に送信され得る。
次に、本実施形態に係る入力領域表示制御部101やスケジュール表示制御部103等による表示制御の具体例について説明する。その際、付随的に他の機能部による機能についても説明する。
図8は、本実施形態に係る電子カルテシステム1における一連の制御に係るフローチャート図である。以下、電子カルテシステム1による入院中の動物のスケジュールの入力処理と、スケジュール表示に関する表示態様制御と、付随する機能部の処理の流れの一例について説明する。
まず、入力領域表示制御部101は、スケジュールの入力領域を表示する(ステップS101)。図9は、本実施形態に係る入力領域表示制御部101による入力領域の表示例を示す図である。図9に示す画面2000は、ユーザ端末20の表示入力部201に表示される。画面2000は、例えば、医療従事者である獣医が、入院している猫の、2020年3月24日のスケジュールを登録するための画面である。画面2000には、患者情報2001、スケジュール入力領域2002および確定ボタン2003が含まれる。
患者情報2001は、例えば、患者である動物の写真、名前、動物種、年齢等の情報を含み得る。また、患者が入院している場合は、患者情報2001は、入院理由(主訴)や、担当の獣医等の情報を含んでもよい。患者情報2001に含まれる情報は、例えばカルテDB108から取得される。
スケジュール入力領域2002は、患者である動物に対して行うタスクを実行する時間帯を登録するための入力領域である。図9に示す例では、「バイタル(体調の診断)」「ごはん」「検査」「処置・処方」がタスクの項目として示されている。かかるタスクをどの時間帯で行うかを、表示入力部201に対するタッチ等の入力等により決定することができる。図9に示す例では、1時間ごとにタスクを実行する時間帯を選択することができる。
獣医は、かかるスケジュール入力領域2002に対して、入院中の動物のスケジュール/タスクを管理項目ごとに入力する(ステップS103)。そうすると、入力されたスケジュールの表示態様を、スケジュール表示制御部103が変更する(ステップS105)。
図10は、本実施形態に係るスケジュール表示制御部103による入力領域の表示例を示す図である。図10は、図9に示した画面2000のスケジュール入力領域2002に対して入力がなされた後の画面を示す。スケジュール入力領域2002に示す時間帯のマスのうち、黒く表示されているマスが、タスクを実行する時間帯である。スケジュール表示制御部103は、選択された時間帯のマスを、黒く塗りつぶした態様に変更させる制御を行う。
かかるタスクを実行する時間帯を入力した後に確定ボタン2003をタッチすると、かかるタスクが登録され、タスクDB105に登録され得る。なお、かかる画面2000には、例えば、どの医療従事者にタスクを割り当てるかを入力するための表示領域が設けられていてもよい。この場合、入力情報には、医療従事者に対するタスクの割り当てに関する情報が含まれていてもよい。
また、スケジュール表示制御部103は、入力情報に基づいて、患者である動物のスケジュールに含まれるタスクの一覧を表示してもよい。図11は、本実施形態に係るスケジュール表示制御部103によるタスク一覧の表示例を示す図である。図11に示す画面2010は、スケジュール表示制御部103によりユーザ端末20に出力される、患者である動物に紐付けられた少なくとも一のタスク情報を、該動物ごとに表示する画面の一例である。具体的には、画面2010は、患者である動物のタスクの一覧を表示し得る。画面2010は、患者情報2011、タスク一覧情報2012およびカルテ閲覧用ボタン2013を含み得る。
患者情報2011は、例えば、患者である動物の写真、名前、動物種、年齢等の情報を含み得る。かかる情報は、カルテDB108から取得される。例えば、タスク一覧情報2012は、入力情報取得部102が取得した入院中の動物の一日のスケジュールに含まれるタスクの一覧を表示し得る。タスク一覧情報2012には、各タスクの実行予定時間、タスクの内容およびタスクを実行する医療従事者の名前が含まれ得る。タスク一覧情報2012に含まれる情報は、例えば、入力情報取得部102が取得した入力情報に基づいて生成されるタスク情報がタスクDB107に記憶され、かかるタスクDB107のタスク情報から取得され得る。なお、図11に示した例では、タスク一覧情報2012として、2020年3月24日のタスクの一覧が示されているが、個々のタスク情報のみが表示されてもよい。また、かかる画面2010では一の動物のタスク一覧情報2012のみが表示されているが、画面2010では、複数の動物のタスク一覧情報2012が表示されてもよい。各タスクは、例えばユーザ端末20の表示入力部201へのタッチ等の操作により、選択することが可能である。各タスクが選択されると、例えば、各タスクの詳細な内容について表示する画面等が表示され得る。また、各タスクが選択された状態でカルテ閲覧用ボタン2013をタッチすると、動物のカルテ情報に含まれるタスクの内容に関連する項目の情報を閲覧することができる。かかるカルテ情報は、カルテDB108から動物情報等をクエリとしてソートすることにより得ることができる。
図8に戻ると、次に、タスクの実行時間の前に、通知情報生成部104が生成した通知情報を、タスクに関連する医療従事者に通知する(ステップS107)。通知情報生成部104による通知情報の生成タイミングは、例えば、タスクが入力された際であってもよい。通知を受け取った医療従事者は、かかるタスクの実行時間になると、タスクを実行する。
次に、医療従事者はタスクが完了すると、完了したスケジュールにタスク内容を入力する(ステップS109)。タスク内容を入力する画面は、スケジュール表示制御部103により生成され、入力された情報は、タスク内容入力部105により、対象の動物のカルテ情報に追加される。
図12は、本実施形態に係るスケジュール表示制御部103による入力領域の他の表示例を示す図である。図12に示す画面2000は、図10に示す画面2000と同様であるが、複数のタスクが完了した後の画面である。ここでは、8時に実行された「ごはん」と9時に実行された「バイタル」のタスクが完了しているため、タスクの実行が完了したスケジュールのマスは、黒塗りのマスで示されているタスクの実行の予定があるスケジュールのマスと異なる態様により示されている。かかる態様の変更は、スケジュール表示制御部103により制御される。
ここでは、11時の「検査」のタスクの実行がちょうど完了したケースについて説明する。医療従事者は、「検査」の管理項目の「11時」の黒塗りのマス2004を選択肢、入力ボタン2005をタッチする。すると、「検査」のタスクの内容を入力するための画面が表示される。かかる画面は、例えば、スケジュール表示制御部103によりユーザ端末20の表示入力部201に出力される。
図13は、本実施形態に係るタスク内容入力画面の一例を示す図である。図13に示すタスク内容入力画面2020は、患者情報2021およびタスク内容入力領域2022を含み得る。タスク内容入力領域2022は、例えば項目「検査」の場合は、公開範囲選択ボックス2023と、患部写真入力領域2024と、検査担当入力領域2025と、検査結果入力領域2026が含まれ得る。公開範囲選択ボックス2023は、タスクに関する内容の公開対象範囲に関する選択を入力するためのボックスであり、タスクに関する内容に係る情報に含まれ得る。例えば、検査結果等を院内のみに公開し、患者の飼主に公開しない場合は、医療従事者は「院内のみ公開」のボックスを選択する。
患部写真入力領域2024には、患者の患部等の写真を入力することができる。検査担当入力領域2025には、検査を担当した担当医等の情報が入力され得る。かかる検査担当入力領域2025には、例えばスケジュール表示制御部103等により、タスクが割り当てられた医療従事者の名前が自動的に入力されていてもよい。検査結果入力領域2026には、医療従事者の入力操作により、動物の検査の結果についてフリーフォームにより記載され得る。
かかるタスク内容入力領域2022への入力が完了すると、タスク内容入力部105は、タスク内容入力領域2022に入力されたタスク内容に関する情報を、対象の動物のカルテ情報に追加する。図14は、本実施形態に係る動物のカルテ情報の表示画面の一例を示す図である。図14に示すカルテ画面2030は、患者情報2031、カルテ項目2032および項目詳細表示領域2033を含み得る。項目詳細表示領域2033には、例えば、項目「検査」の場合は、患部写真表示領域2034、検査担当表示領域2035および検査結果表示領域2036が含まれ得る。かかる表示領域の各々には、図13に示したタスク内容入力画面に入力された情報が反映され得る(患部写真表示領域2034にも、患部写真入力領域2024に入力された画像情報が反映され得る)。これにより、タスクを実行したり管理している医療従事者が、タスクのスケジュール画面から直接的にカルテ情報にタスクの内容を追加することができる。
かかるタスクの内容の入力が完了すると、スケジュール表示制御部103は、完了したスケジュールの表示態様を変更する(ステップS111)。例えば、図12に示す検索のスケジュールを示すマス2004は、タスクの内容の入力が完了すると、「ごはんの」の8時のマスに示すような表示態様に変更される。これにより、タスクが完了したことが示される。かかる画面2000は、スケジュールの登録だけではなく、入院中の動物のスケジュールの履歴を確認する際にも用いられる。例えば、タスクが完了しているスケジュールを示すマスをタッチした場合に、該タスクの内容を確認することができる画面が表示され得る(例えば、図14のカルテ画面2030等)。これにより、動物の入院時において完了したタスクの内容を簡単に確認することができる。
図15は、本実施形態に係るタスク内容入力画面の他の例を示す図である。図15に示すタスク内容入力画面2040は、患者情報2041およびタスク内容入力領域2042を含み得る。タスク内容入力領域2042は、例えば項目「ごはん」の場合は、公開範囲選択ボックス2043と、動物写真入力領域2044と、担当入力領域2045と、タスク内容入力領域2046が含まれ得る。この「ごはん」のタスクのケースにおいては、飼主がペットである動物の入院中の状況を知りたいという要望もある。そのため、例えば、患者の飼主に「ごはん」の様子を公開する場合は、医療従事者は「飼主にも公開」のボックスを選択する。
かかるタスク内容入力領域2042への入力が完了すると、例えば、タスク内容入力部105は、タスク内容入力領域2042に入力されたタスク内容に関する情報を、対象の動物のカルテ情報(例えば食事に関する項目)に追加する。また、タスク内容入力部105は、図示しない飼主の端末30に対して、かかるタスク内容に関する情報を出力してもよい。
図16は、本実施形態に係るタスク内容入力部105による飼主の端末30に対する出力画面の一例を示す図である。ここでは、タスクである食事(ごはん)が実行された後に、食事の様子を飼主に伝えるための情報を、タスク内容入力部105が飼主端末30に出力している。画面3000には、患者情報3001と、動物写真表示領域3002と、担当表示領域3003と、タスク内容表示領域3004が含まれている。これらの領域には、図15に示した各領域に入力された情報が反映される。これにより、入院時の食事の様子等を、飼主に直接的に知らせることができる。
以上、電子カルテシステム1における一連の制御の例について、具体的な画面のUIの例を踏まえて説明した。なお、本実施形態においては、患者である動物のスケジュールに含まれるタスクの一覧を表示する例について説明したが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、スケジュール表示制御部103は、医療従事者に紐付けられた少なくとも一のタスクの一覧を、医療従事者ごとに表示してもよい。
図17は、本実施形態に係るスケジュール表示制御部103によるタスク一覧の表示の他の例を示す図である。図17に示す画面2050は、スケジュール表示制御部103によりユーザ端末20に出力される、医療従事者に紐付けられた少なくとも一のタスクを、該医療従事者ごとに表示する画面の一例である。具体的には、画面2050は、医療従事者情報2051および医療従事者に紐付けられているタスク一覧情報2052を含み得る。
医療従事者情報2051は、タスク一覧情報2052に表示されている各タスクに紐付けられている医療従事者のID、職種および氏名等を含む。医療従事者情報2051に含まれる情報は、例えば、スタッフ管理DB106から取得され得る。タスク一覧情報2052には、各タスクの実行予定時間、タスクの内容、タスクの作業対象である動物、およびタスクを実行する共同医療従事者の名前等が含まれ得る。タスク一覧情報2052に含まれる情報は、例えば、タスクDB107から取得され得る。かかる医療従事者情報2051は、例えば、図示する三角形のボタンをタッチすることにより、他の医療従事者情報に変更することが可能である。すなわち、スケジュール表示制御部103は、かかるタスク一覧情報2052として、医療従事者本人のタスクを表示することも可能であり、また、他の医療従事者のタスクを表示することも可能である。また、図17に示した例では、タスク一覧情報2052として、2020年3月24日の複数のタスクの一覧が示されているが、個々のタスク情報のみが表示されてもよい。また、かかる画面2050では一の医療従事者のタスク一覧情報2052のみが表示されているが、画面2050では、複数の医療従事者のタスク一覧情報2052が表示されてもよい。
なお、画面2050は、例えば、ある医療従事者にかかるタスクが割り当てられた際に、該医療従事者の使用するユーザ端末20にプッシュ通知により表示するものであってもよい。これにより、該医療従事者はタスクを割り当てられたことを知ることができる。また、医療従事者がかかるタスクの開始時間が近づいていたり、タスクの終了が近づいている等、タスクの状況に基づいて、かかる通知がユーザ端末20に行われてもよい。
図18は、本実施形態に係るスケジュール表示制御部103によるタスク一覧の表示の他の例を示す図である。図18に示す画面2050は、図17に示す画面2050と同様であるが、ポップアップ画面2053をさらに含み得る。スケジュール表示制御部103は、11時の数分前に「11:00 検査 田中キャビちゃん 西脇先生」のタスク情報に対応する表示をポップアップ画面2053に含めて表示し得る。かかる表示は、例えば、タスクが割り当てられた医療従事者である看護師に検査室への移動を促すものであり得る。このように、リマインダを医療従事者に対し通知することも可能である。
以上説明したように、本実施形態に係る電子カルテシステム1によれば、医療従事者は入院用の電子カルテとして、入院中の動物のスケジュールを、管理項目ごとにどのタイミングでタスクを実行するかを、簡単に入力することができる。これにより、入院中の動物のケアをより適切に行うことができる。また、タスクが登録されると、タスクに関連する医療従事者は、ユーザ端末20を持ち歩くだけで、自らのタスクを確認でき、また必要なタイミングでタスクの実行のリマインドを得ることができる。これにより、動物病院における多様なタスクに、医療従事者がより正確に対応することができる。
また、タスクの確認の際に患者である動物のカルテ情報を閲覧し、場合によって編集することもできる。これにより、タスクに基づく動物のカルテ情報の管理が可能となり、電子カルテへのアクセシビリティが向上する。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
本明細書において説明した装置は、単独の装置として実現されてもよく、一部または全部がネットワークで接続された複数の装置(例えばクラウドサーバ)等により実現されてもよい。例えば、サーバ10の制御部11およびストレージ13は、互いにネットワークで接続された異なるサーバにより実現されてもよい。
本明細書において説明した装置による一連の処理は、ソフトウェア、ハードウェア、及びソフトウェアとハードウェアとの組合せのいずれを用いて実現されてもよい。本実施形態に係るサーバ10の各機能を実現するためのコンピュータプログラムを作製し、PC等に実装することが可能である。また、このようなコンピュータプログラムが格納された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信されてもよい。
また、本明細書においてフローチャート図を用いて説明した処理は、必ずしも図示された順序で実行されなくてもよい。いくつかの処理ステップは、並列的に実行されてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(項目1)
動物病院に入院中の動物を管理するための電子カルテシステムであって、
入院における管理項目ごとに、前記管理項目に係るタスクのスケジュールを表示するための入力領域を表示する入力領域表示制御部と、
前記管理項目に関するタスクの実行時間に関する情報を含む入力情報を取得する入力情報取得部と、
前記入力領域のうち、前記入力情報に含まれる前記タスクの実行時間に対応する領域の表示態様を制御するスケジュール表示制御部と、
を備える電子カルテシステム。
(項目2)
項目1に記載の電子カルテシステムであって、
前記タスクの実行時間は、前記タスクを行う予定の時間である、
電子カルテシステム。
(項目3)
項目1または2に記載の電子カルテシステムであって、
前記タスクの実行時間は、前記タスクを既に実行した時間である、
電子カルテシステム。
(項目4)
項目3に記載の電子カルテシステムであって、
前記スケジュール表示制御部は、既に実施した前記タスクの状況に基づいて、前記表示態様を変更する、
電子カルテシステム。
(項目5)
項目1~4のいずれか1項に記載の電子カルテシステムであって、
前記タスクの実行時間の開始または終了のタイミングに基づいて、前記タスクに関連する前記動物病院の医療従事者に対する前記タスクに関する通知をするための通知情報を生成する通知情報生成部をさらに備える、
電子カルテシステム。
(項目6)
項目1~5のいずれか1項に記載の電子カルテシステムであって、
前記動物のカルテ情報を記憶するカルテデータベースと、
前記カルテ情報における前記管理項目に関連するカルテ項目に関して、前記タスクに関する内容を前記カルテ情報に入力するタスク内容入力部をさらに備える、
電子カルテシステム。
(項目7)
項目1~6のいずれか1項に記載の電子カルテシステムであって、
前記タスクに関する内容は、前記タスクに関する内容の公開対象範囲に関する選択を含む、
電子カルテシステム。
(項目8)
項目1~7のいずれか1項に記載の電子カルテシステムであって、
前記入力領域表示制御部は、前記動物の種類および/または前記動物の病状に応じて、前記管理項目の表示を変更する、
電子カルテシステム。
(項目9)
コンピュータを、動物病院に入院中の動物を管理するための電子カルテシステムとして機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
入院における管理項目ごとに、前記管理項目に係るタスクのスケジュールを表示するための入力領域を表示する入力領域表示制御部と、
前記管理項目に関するタスクの実行時間に関する情報を含む入力情報を取得する入力情報取得部と、
前記入力領域のうち、前記入力情報に含まれる前記タスクの実行時間に対応する領域の表示態様を制御するスケジュール表示制御部と、
を備える電子カルテシステムとして機能させるプログラム。
(項目10)
動物病院に入院中の動物を管理するための動物病院管理方法であって、
プロセッサが、
入院における管理項目ごとに、前記管理項目に係るタスクのスケジュールを表示するための入力領域を表示することと、
前記管理項目に関するタスクの実行時間に関する情報を含む入力情報を取得することと、
前記入力領域のうち、前記入力情報に含まれる前記タスクの実行時間に対応する領域の表示態様を制御することと、
を含む、方法。
1 電子カルテシステム
10 サーバ
20 ユーザ端末
101 入力領域表示制御部
102 入力情報取得部
103 スケジュール表示制御部
104 通知情報生成部
105 タスク内容入力部

Claims (7)

  1. 動物病院に入院中の動物を管理するための電子カルテシステムであって、
    前記動物に種類及び病状を含むカルテ情報を記憶するカルテデータベースと、
    前記入院中の前記動物に対応する前記カルテ情報に含まれる前記種類及び前記病状に応じて変更した前記入院中の管理項目を画面に表示する表示制御部と、
    獣医師から前記管理項目ごとに前記動物に対するタスクのスケジュールの入力を受け付ける入力部と、
    前記タスクのスケジュールを記憶するタスクデータベースと、
    を備え、
    前記管理項目には、前記動物の種類に応じた検査又は処置が含まれる、
    電子カルテシステム。
  2. 請求項1に記載の電子カルテシステムであって、
    前記入力部は、前記獣医師から前記タスクをアサインする医療従事者の指定を受け付ける、
    電子カルテシステム。
  3. 請求項2に記載の電子カルテシステムであって、
    前記医療従事者についての専門技能及び勤務体系を含む情報を記憶するスタッフデータベースをさらに備え、
    前記入力部は、前記スタッフデータベースから、前記タスクの実行時間のアサイン可能な前記医療従事者の情報を読み出して前記獣医師に対して表示する、
    電子カルテシステム。
  4. 請求項2に記載の電子カルテシステムであって、
    前記医療従事者についての専門技能及び勤務体系を含む情報を記憶するスタッフデータベースをさらに備え、
    前記入力部は、前記スタッフデータベースから前記タスクの実行時間のアサイン可能な前記医療従事者を検索し、検索した前記医療従事者の中から前記タスクにアサインする前記医療従事者を決定する、
    電子カルテシステム。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の電子カルテシステムであって、
    前記タスクの実行時間の開始または終了のタイミングに基づいて、前記タスクに関連する前記動物病院の医療従事者に対する前記タスクに関する通知をするための通知情報を生成する通知情報生成部をさらに備える、
    電子カルテシステム。
  6. 動物病院に入院中の動物を管理するための方法であって、
    前記動物に種類及び病状を含むカルテ情報を記憶するステップと、
    前記入院中の前記動物に対応する前記カルテ情報に含まれる前記種類及び前記病状に応じて変更した前記入院中の管理項目を画面に表示するステップと、
    獣医師から前記管理項目ごとに前記動物に対するタスクのスケジュールの入力を受け付けるステップと、
    前記タスクのスケジュールを記憶するステップと、
    をコンピュータが実行し、
    前記管理項目には、前記動物の種類に応じた検査又は処置が含まれる、
    動物病院管理方法。
  7. 動物病院に入院中の動物を管理するためのプログラムであって、
    前記動物に種類及び病状を含むカルテ情報を記憶するステップと、
    前記入院中の前記動物に対応する前記カルテ情報に含まれる前記種類及び前記病状に応じて変更した前記入院中の管理項目を画面に表示するステップと、
    獣医師から前記管理項目ごとに前記動物に対するタスクのスケジュールの入力を受け付けるステップと、
    前記タスクのスケジュールを記憶するステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記管理項目には、前記動物の種類に応じた検査又は処置が含まれる、
    プログラム。
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